JP4654969B2 - ワイヤレスコールシステム - Google Patents

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Description

本発明は、例えばフードコートなどで使用され、店舗に設置されたワイヤレス送信器と来店客が保持するワイヤレス受信器との間で無線信号を授受して、ワイヤレス受信器を保持した来店客の呼出を行うワイヤレスコールシステム関する。
従来より、例えばフードコートなどの広い客席面積に来店客が自由に客席を選ぶことができ、複数の小店舗を複合した施設において、店舗から来店客を呼び出すためにワイヤレスコールシステムを利用していることが多い。このワイヤレスコールシステムは、下記の特許文献1に示すようなワイヤレス受信器を利用していた。
この特許文献1には、店舗の会計レジで来店客からの注文を受けた後に、ワイヤレス受信器を来店客に渡してテーブルに待機してもらい、注文の品の調理が完了したら、所定のワイヤレス信号を店舗のワイヤレス送信器からワイヤレス受信器に送信する。そして、ワイヤレス信号をワイヤレス受信器で受信した場合に、当該ワイヤレス受信器で報知音を出力することによって、来店客に注文の品の調理が完了したことを通知している。
このようなワイヤレスコールシステムにおけるワイヤレス受信器には、他のワイヤレス受信器と区別するための固有番号が番号シール、番号プレートといった形態で視認可能となっている。そして、ワイヤレス受信器を来店客に渡すときに店舗側で注文の品と固有番号との対応を手書きで記録しておき、注文の品の引き渡し時には、当該注文の品に対応した店舗側で記録しておいた固有番号と、来店客が保有しているワイヤレス受信器の固有番号とを照合していた。
特開2001−197674号公報
しかしながら、ワイヤレス受信器の固有番号は、当該ワイヤレス受信器に表示されていて他のワイヤレス受信器と区別するためには有用であるものの、複数のワイヤレス受信器を店舗側で保持していて任意のワイヤレス受信器を来店客に渡すと、注文の受付順とワイヤレス受信器の固有番号との関連性がないという問題がある。例えば、注文の受付順と固有番号との関連が無いために、厨房において調理の順序が分からなくなるといった不具合が起こる可能性があった。
そこで、本発明は、上述した実情に鑑みて提案されたものであり、ワイヤレス受信器を顧客に引き渡した順序とワイヤレス受信器の番号との関連性を持たせたワイヤレスコールシステム提供することを目的とする。
本発明は、ワイヤレス信号によってワイヤレス受信器を携帯したユーザを呼び出すワイヤレスコールシステムにおいて、上述の課題を解決するために、カウント番号を記憶する記憶手段と、前記ワイヤレス受信器に対する所定の操作を検出した場合に、前記記憶手段に記憶されたカウント番号を繰り上げて新たなカウント番号を生成して前記記憶手段に記憶させるカウンタ手段と、前記カウンタ手段によって生成された新たなカウント番号を、前記ワイヤレス受信器に送信する送信手段とを備えたカウンタ装置と、自己の固有の識別番号又は前記カウンタ装置から送信されたカウント番号を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された自己の識別番号を含むワイヤレス信号を受信する受信手段と、前記受信手段によりワイヤレス信号に含まれる呼出通知信号を受信した場合に呼び出されたことの報知を行う報知手段と、前記カウンタ装置の送信手段からのカウント番号を受信した場合に当該カウント番号を前記記憶手段に記憶させる制御手段とを備えたワイヤレス受信器と、前記ワイヤレス受信器を呼び出す操作がされる操作入力手段と、当該操作入力手段に対する操作によって前記ワイヤレス受信器の識別番号又はカウント番号を含む呼出通知信号を送信する送信手段とを備えたワイヤレス送信器とを備える。
このようなワイヤレスコールシステムは、カウンタ装置によって、それぞれのワイヤレス受信器の記憶手段に記憶させるカウント番号を連続した値とする。
本発明によれば、それぞれのワイヤレス受信器の記憶手段に記憶させるカウント番号を連続した値とすることができるので、ワイヤレス受信器をユーザに引き渡した順序とワイヤレス受信器のカウント番号との関連性を持たせることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
本発明は、例えば図1に示すように構成されたワイヤレスコールシステムに適用される。このワイヤレスコールシステムは、例えばフードコートなど、広い客席面積において来店客が自由に客席を選ぶことができる複数の小店舗を複合した施設において、店舗から来店客を呼び出すためのものである。このワイヤレスコールシステムは、店舗のカウンター内にカウンタ装置1及びワイヤレス送信器2が設置され、カウンタ装置1に装着された複数のワイヤレス受信器3A,3B,3C,3D,3E(以下、総称する場合には単に「ワイヤレス受信器3」と呼ぶ。)を注文をした来店客に携帯させる。
このようなワイヤレスコールシステムは、店舗で来店客が料理を注文した場合にワイヤレス受信器3をカウンタ装置1から取り外して来店客に携帯させる。このとき、カウンタ装置1は、取り外されたワイヤレス受信器3に対してカウント番号を含むワイヤレス信号(カウント番号設定信号)を送信して記憶させる。このカウント番号は、カウンタ装置1からワイヤレス受信器3が取り外された時にカウンタ装置1によってインクリメントされた値である。複数のワイヤレス受信器3が順次連続してカウンタ装置1から取り外された場合、それぞれのワイヤレス受信器3のカウント番号は、カウンタ装置1から取り外された順序に従って順次連続した値(1,2,3,・・・)となる。
そして、店舗にて来店客が注文した料理ができた場合に、ワイヤレス送信器2からワイヤレス受信器3に、その旨を通知するワイヤレス信号(呼出通知信号)を送信して、ワイヤレス受信器3によって店舗からの呼び出しを来店客に通知する。
ワイヤレス受信器3は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)10に、自己のID番号(識別番号)を含むワイヤレス信号を受信する受信手段となるワイヤレス信号処理機能(高周波増幅部11,混合部12,バンドパスフィルタ13,IF増幅部14,ローパスフィルタ15,波形整形部16,受信用VCO(Voltage Controlled Oscillator)17,PLL(Phase Locked Loop)制御部18)と、ワイヤレス信号に含まれる呼出通知信号をCPU10で受信した場合に呼び出されたことの報知を行う報知手段、自己に記憶しているカウント番号を表示する表示手段となる報知・表示機能(発音部19,表示部20,振動部21)と、キー入力部22と、自己の固有のID番号及びカウンタ装置1から送信されたカウント番号を記憶する記憶手段となるEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)23とを備える。このワイヤレス受信器3において、CPU10は、受信したワイヤレス信号に含まれるカウント番号を受信した場合に当該カウント番号をEEPROM23に記憶させて、表示させる制御手段となる。なお、この説明においては、ワイヤレス受信器3に表示部20を備えている例を説明するが、カウント番号に応じて来店客に呼出を通知できるものであれば、表示部20を備えていなくても良い。
このワイヤレス受信器3は、アンテナANTから受信したワイヤレス信号を、高周波増幅部11で増幅し、混合部12によって高周波増幅部11で増幅されたワイヤレス信号と所定周波数に制御されている周波数信号とを混合する。次に、バンドパスフィルタ(BPF)13によって特定の物理チャンネルの周波数であるワイヤレス信号を取り出し、IF増幅部14で中間周波を増幅して、更に、ローパスフィルタ(LPF)15で不要な周波数信号を取り除いて特定の物理チャンネルの周波数であるワイヤレス信号を取り出した後、波形整形部16で波形を整形する。このワイヤレス信号は、CPU10に入力され、当該ワイヤレス信号に含まれる信号が解析される。
CPU10は、ワイヤレス信号を受信するための処理として、PLL制御部18に、アンテナANTで受信する特定の物理チャンネルの周波数を指定する制御信号を供給して、受信用VCO17から混合部12に特定の物理チャンネルの周波数信号を混合部12に供給させる。CPU10は、波形整形部16からワイヤレス信号を受信すると、当該ワイヤレス信号に含まれるID番号を取り出して、既にEEPROM23に記憶されている自己のID番号と照合する。そして、ワイヤレス信号に含まれるID番号が自己のID番号と一致した場合に、当該ワイヤレス信号に基づく処理を行う。なお、以下では、ワイヤレス信号の種類によって、当該ワイヤレス信号をカウント番号設定信号又は呼出通知信号と呼び、当該カウント番号設定信号及び呼出通知信号を包括した無線電波及び当該無線電波を各部11〜16で処理してCPU10で取得した信号を「ワイヤレス信号」と呼ぶ。
CPU10は、カウンタ装置1からのカウント番号設定信号を受信した場合、当該カウント番号設定信号に含まれるカウント番号をEEPROM23に格納する。また、CPU10は、カウント番号を表示部20に表示させる制御をする。これによって、ワイヤレス受信器3は、来店客に自己のカウント番号を通知する。
CPU10は、ワイヤレス送信器2からの呼出通知信号を受信した場合、発音部19から所定の音響を出力させて店舗からの呼び出しを来店客に通知する。また、CPU10は、振動部21を動作させてワイヤレス受信器3本体を振動させる、又は、表示部20の表示形態を変更して、店舗からの呼び出しを来店客に通知しても良い。なお、キー入力部22は、振動部21よる振動出力モードの切り換え、発音部19による音響出力の仕方などを設定するための操作部であり、店舗の従業員などによって操作される。
また、ワイヤレス受信器3は、来店客に携帯されている時の作動電力をCPU10等に供給する機能として、Ni−Cd電池などの充電池24,充電回路25,充電状態検出部26,定電流回路27,電池切れ検出部28を備える。
ワイヤレス受信器3は、カウンタ装置1に装着されている時には、無接点式で充電回路25がカウンタ装置1からの電力供給を受け、当該電力の電流値を定電流回路27で平滑化して充電池24を充電している。充電回路25は、カウンタ装置1の充電用一次コイル(図3を参照)に対応させて設けた充電用二次コイル(誘導コイル)を備え、当該充電用二次コイルに発生する誘起電圧を定電流回路27に供給する。定電流回路27は、ダイオードやコンデンサなどからなり、誘起電圧を整流、平滑して、定電圧回路、定電流回路を介して充電池24を充電させる。
充電状態検出部26は、充電回路25が充電池24に電力を充電させているか否かの充電状態を監視し、充電回路25から充電池24への充電が停止された時及び開始された時にその旨をCPU10に通知する。すなわち、充電状態検出部26は、ワイヤレス受信器3がカウンタ装置1から取り外された所定の操作及び装着された所定の操作によって変化する充電状態を、CPU10に通知する。
CPU10は、ワイヤレス受信器3がカウンタ装置1から取り外されたことが通知され、その後に受信したカウント番号設定信号によってカウント番号をEEPROM23に記憶させる。また、CPU10は、カウント番号をEEPROM23に記憶させると共に、当該カウント番号を表示部20で表示させる。
カウンタ装置1は、図3に示すように、CPU31に、記憶部32と、複数の接点スイッチ33A,33B,・・・,33E(以下、総称する場合には単に「接点スイッチ33」と呼ぶ。)と、無線通信部34と、ワイヤレス受信器3を充電させるための発振回路35,電源36,電界効果トランジスタ37及び一次コイル38とを備える。
このカウンタ装置1は、記憶部32が、直近に発行したカウント番号を記憶する記憶手段となり、CPU31が、ワイヤレス受信器3に対する所定の操作を検出した場合に、記憶部32に記憶されたカウント番号を繰り上げて新たなカウント番号を生成して記憶部32に記憶させるカウンタ手段となり、無線通信部34が、当該新たなカウント番号を、所定の操作がされたワイヤレス受信器3に送信する送信手段となる。
接点スイッチ33は、図1に示すような形態でワイヤレス受信器3が装着される装着機構に対するワイヤレス受信器3の有無を示す接点信号をCPU31に供給する。この接点スイッチ33は、例えば、図1に示すワイヤレス受信器3A,3B,3C,3D,3Eに対する5個の装着機構に対して、5個の接点スイッチ33A,33B,33C,33D,33Eからなる。接点スイッチ33は、ワイヤレス受信器3が装着機構に装着された時、ワイヤレス受信器3が装着機構から取り外された時に、接点信号をCPU31に供給する。
記憶部32には、図1に示したようにカウンタ装置1に装着される複数のワイヤレス受信器3A,3B,3C,3D,3Eそれぞれについての固有のID番号と、直近に発行したカウント番号とが記憶されている。固有のID番号は、カウンタ装置1からワイヤレス受信器3A,3B,3C,3D,3Eにワイヤレス信号を送信するに際して読み出され、カウント番号は、CPU31によって新たなカウント番号が発行される度に更新される。
無線通信部34は、アンテナ34aを介してワイヤレス信号をワイヤレス受信器3に送信するための通信回路を含む。無線通信部34は、CPU31からの送信命令に従って、CPU31によって記憶部32から読み出されたID番号及び/又はカウント番号を含むワイヤレス信号を作成する。無線通信部34は、上述のワイヤレス受信器3の通信回路である高周波増幅部11,混合部12,バンドパスフィルタ13,IF増幅部14,ローパスフィルタ15及び波形整形部16で受信可能な特定の物理チャンネルの周波数のワイヤレス信号を生成して、アンテナ34aから送出する。
また、カウンタ装置1は、当該装着機構にワイヤレス受信器3が装着されている場合に、当該ワイヤレス受信器3を充電する充電手段を備える。この充電手段は、無接点式の充電回路であり、CPU31からの制御信号に従って発振回路35を発振させて、電界効果トランジスタ37をオンオフ制御する。これによって、図1における商用電源4からの電力が降圧、整流、平滑されて蓄電した電源36から、一次コイル38に電力が供給され、ワイヤレス受信器3の充電回路25の二次コイルに電圧を誘起させる。なお、図3は、単一の一次コイル38しか図示していないが、カウンタ装置1の装着機構の数だけ一次コイル38を備えている。
このようなカウンタ装置1において、CPU31は、接点スイッチ33ごとに、装着機構に取り付けられたワイヤレス受信器3のID番号を記憶部32に記憶させている。これによって、CPU31は、ワイヤレス受信器3がカウンタ装置1から取り外された時に、どの接点スイッチ33からの接点信号を入力したかを判定することで、当該取り外されたワイヤレス受信器3のID番号を認識する。
また、CPU31は、装着機構からワイヤレス受信器3が取り外された時に、当該装着機構の接点スイッチ33からその旨の接点信号を入力したことに応じて、現在記憶部32に記憶されているカウント番号を1だけ繰り上げた新たなカウント番号を発行する。この新たなカウント番号は、装着機構から取り外されたワイヤレス受信器3のID番号、カウント番号設定信号の送信命令と共に、無線通信部34に供給される。無線通信部34は、装着機構から取り外されたワイヤレス受信器3のID番号と新たなカウント番号とを含むカウント番号設定信号をワイヤレス受信器3に送信する。これによって、カウンタ装置1は、ワイヤレス受信器3が装着機構から取り外されて充電が解除されたという所定の操作を検知した時に、当該所定の操作がなされたワイヤレス受信器3に新たなカウント番号を記憶、表示させることができる。
ワイヤレス送信器2は、図1に示すように、フードコートにおけるカウンタ内であって、店員に操作されて、来店客を呼び出すための動作を行う。ワイヤレス送信器2は、表示部2aと番号操作部2bと呼出操作部2cとを備え、更に図示しないアンテナ、無線通信部を備える。このワイヤレス送信器2は、利用されるワイヤレス受信器3のID番号を記憶しており、カウンタ装置1によって発行した新たなカウント番号及びID番号を含むワイヤレス信号を受信する。これによって、ワイヤレス送信器2は、ID番号とカウント番号との対応関係を記憶する。
そして、ワイヤレス送信器2は、店員によって来店客を呼び出すに際して、カウント番号が番号操作部2bを介して入力操作され、呼出操作部2cが入力操作されると、当該入力されたカウント番号と、当該カウント番号に対応したID番号とを含む呼出通知信号を送出する。なお、店員によるカウント番号の操作入力時に、必要に応じて入力内容を表示部2aに表示させても良い。これにより、呼出通知信号は、当該呼出通知信号に含まれるID番号のワイヤレス受信器3で受信され、店員によって呼び出されていることを通知させる。なお、この説明においては、呼出通知信号にカウント番号及びID番号の双方を含める場合について説明するが、ワイヤレス送信器2は、呼出通知信号にID番号が含まれていれば、カウント番号を含まない呼出通知信号を送信しても良い。
つぎに、上述したように構成されたワイヤレスコールシステムにおいて、カウンタ装置1からワイヤレス受信器3が取り外されてから、再度ワイヤレス受信器3がカウンタ装置1に取り付けられるまでの動作について、図4を参照して説明する。なお、図4においては、カウンタ装置1及びワイヤレス送信器2が設けられたカウンタ側の動作と、ワイヤレス受信器3の動作である客席側の動作との関係を示している。
先ず、カウンタ装置1は、ステップST1において、装着機構からワイヤレス受信器3が取り外されたか否かを検出し、接点スイッチ33から、ワイヤレス受信器3が取り外されたことを示す接点信号をCPU31で入力した場合にはステップST2に処理を進め、ワイヤレス受信器3が取り外されていない場合にはこの判定を所定時間ごとに繰り返す。
カウンタ装置1は、ワイヤレス受信器3が装着機構から取り外された場合に、当該ワイヤレス受信器3のID番号を認識する。この取り外されたワイヤレス受信器3のID番号を認識する処理は、例えば、ワイヤレス受信器3がカウンタ装置1に装着された時に、当該ワイヤレス受信器3から自己のID番号を通知するワイヤレス信号を受信することによって、装着時に接点信号を出力した接点スイッチ33とID番号との対応関係を取得しておき、ワイヤレス受信器3が取り外された接点スイッチ33の接点信号から当該取り外されたワイヤレス受信器3のID番号を認識できる。また、ワイヤレス受信器3がカウンタ装置1から取り外された時に、当該ワイヤレス受信器3から自己のID番号を通知するワイヤレス信号を受信することによって、当該ワイヤレス受信器3のID番号を取得しても良い。更に、カウンタ装置1から取り外された時にのみワイヤレス信号の授受を行うようなワイヤレス受信器3である場合、カウンタ装置1から複数のワイヤレス受信器3にワイヤレス信号をブロードキャストして、取り外されたワイヤレス受信器3からのACKを受け取ることによって、取り外されたワイヤレス受信器3のID番号を取得しても良い。
ステップST2において、カウンタ装置1のCPU31は、記憶部32に記憶された現在のカウント番号をインクリメントすることによって、直近に発行したカウント番号から1だけ繰り上げた新たなカウント番号を発行して、記憶部32のカウント番号を更新する。例えば、直近に発行したカウント番号が「15」であった場合に、当該「15」から1だけ繰り上げたカウント番号「16」を新たなカウント番号とする。
次のステップST3において、カウンタ装置1のCPU31は、ステップST2で更新した新たなカウント番号「16」と、ステップST1で認識したカウンタ装置1から取り外されたワイヤレス受信器3のID番号とを含むカウント番号設定信号S1を無線通信部34から送出させる。なお、カウント番号設定信号S1は、ワイヤレス送信器2でも受信されて、ワイヤレス送信器2によってID番号とカウント番号「16」との対応関係が記憶される。
ワイヤレス受信器3のCPU10は、ステップST11において、カウント番号設定信号S1を受信すると、当該カウント番号設定信号S1に含まれるID番号が、EEPROM23に記憶されている自己のID番号である場合に、当該カウント番号設定信号S1に含まれるカウント番号「16」を取り出して、EEPROM23に記憶する。また、このステップST11において、CPU10は、カウント番号「16」を表示部20に表示させる。
このように、カウンタ装置1で新たなカウント番号「16」が発行されて、ワイヤレス受信器3でカウント番号「16」が表示されると、店舗側で当該カウント番号「16」を確認して、ワイヤレス受信器3が来店客に渡される。これによって、カウント番号「16」と注文の品との対応付けなどを行うことができ、カウント番号の順序、すなわち注文を受けた順序に従って注文の品を用意することができる。
次のステップST4において、例えば注文の品をカウント番号「16」のワイヤレス受信器3を保持した来店客に渡すために、カウンタ側においてワイヤレス送信器2の番号操作部2bが操作されて、カウント番号「16」が入力され、呼出操作部2cが操作されると、ワイヤレス送信器2は、当該入力されたカウント番号「16」に対応したID番号を取得し、当該ID番号及びカウント番号「16」を含む呼出通知信号S2を送出する。なお、この呼出通知信号S2には、ID番号及びカウント番号を含めるとしたが、カウント番号順にワイヤレス受信器3に呼出操作をさせることができるのであればID番号のみであっても良い。
ワイヤレス受信器3のCPU10は、ステップST12において、呼出通知信号S2を受信すると、ステップST13において、当該呼出通知信号S2に含まれるID番号がEEPROM23に記憶されている自己のID番号か否かを判定し、自己のID番号である場合にはステップST14に処理を進め、自己のID番号ではない場合にはステップST12に処理を戻して、呼出通知信号S2の受信待ち状態となる。
ステップST14において、ワイヤレス受信器3のCPU10は、ステップST12で受信した呼出通知信号S2に含まれるカウント番号が、EEPROM23に記憶されているカウント番号「16」か否かを判定し、EEPROM23に記憶されているカウント番号「16」である場合にはステップST15に処理を進め、EEPROM23に記憶されているカウント番号「16」ではない場合にはステップST12に処理を戻して、呼出通知信号S2の受信待ち状態となる。
ステップST15において、ワイヤレス受信器3のCPU10は、発音部19を制御することにより、店舗からの呼び出しがあった旨を通知する呼出動作を行う。これによって、来店客は、ワイヤレス受信器3を携帯して自己が注文した店舗に赴き、注文の品を受け取ることができる。
その後、カウンタ装置1の装着機構にワイヤレス受信器3が戻されて再装着されると、カウンタ装置1は、ステップST5において、接点スイッチ33からの接点信号をCPU31で検出して、ワイヤレス受信器3が再装着されたことを検出してステップST6に処理を進め、カウント番号「16」をリセットする。このリセット処理は、現在カウント番号「16」とワイヤレス受信器3のID番号との対応関係を削除するものである。
同時に、ワイヤレス受信器3は、ステップST16において、充電回路25がカウンタ装置1からの電力供給を受けて充電を開始したことを充電状態検出部26で検知することにより、CPU10でカウンタ装置1に装着されたことを検出して、ステップST17に処理を進め、EEPROM23に記憶させていたカウント番号「16」をリセットすることで消去する。
以上詳細に説明したように、本発明を適用したワイヤレスコールシステムによれば、カウンタ装置1からワイヤレス受信器3から取り外された時に直近のカウント番号を繰り上げて新たなカウント番号を発行するので、カウンタ装置1から取り外された複数のワイヤレス受信器3に連続したカウント番号を記憶させることができ、ワイヤレス受信器3を来店客に引き渡した順序でワイヤレス受信器3にカウント番号を与えることができるので、例えばフードコートにおける厨房などで注文の品と注文順とワイヤレス受信器3のカウント番号との関連性を持たせることができる。これにより、ワイヤレス受信器3の固有の番号が注文順とは異なる場合のように、注文順序の前後を誤ることを回避できる。
また、このワイヤレスコールシステムによれば、呼出通知信号にカウント番号を含めてワイヤレス送信器2からワイヤレス受信器3に送信するので、カウント番号を使用してワイヤレス送信器2への操作入力などを行うことができ、ワイヤレス受信器3のID番号によって来店客を呼び出す場合と比較して誤動作を回避できる。
更に、このワイヤレスコールシステムによれば、ワイヤレス受信器3がカウンタ装置1に装着されていて充電中である状態から、ワイヤレス受信器3を取り外すという所定の操作と連動してカウント番号のインクリメントを行うことができ、カウント番号をインクリメントするための操作が簡単であり、他の操作のようにカウント番号をインクリメントする操作を忘れるなどの煩雑さを回避できる。
更にまた、このワイヤレスコールシステムによれば、ワイヤレス受信器3がカウンタ装置1に装着されて充電を開始する操作がなされた時、又は、ワイヤレス受信器3がカウンタ装置1から取り外されて充電を解除する操作がなされた時に番号設定信号をワイヤレス受信器3に送信して、ワイヤレス受信器3にカウント番号を付けるので、カウンタ装置1の通信範囲外であるなどの送信ミスが発生することを回避できる。
なお、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
本発明を適用したワイヤレスコールシステムの構成を示す概略図である。 本発明を適用したワイヤレスコールシステムにおけるワイヤレス受信器の構成を示すブロック図である。 本発明を適用したワイヤレスコールシステムにおけるカウンタ装置の構成を示すブロック図である。 本発明を適用したワイヤレスコールシステムの動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 カウンタ装置
2 ワイヤレス送信器
2a 表示部
2b 番号操作部
2c 呼出操作部
3 ワイヤレス受信器
4 商用電源
10 CPU
11 高周波増幅部
12 混合部
13 バンドパスフィルタ
14 IF増幅部
15 ローパスフィルタ
16 波形整形部
17 受信用VCO
18 PLL制御部
19 発音部
20 表示部
21 振動部
22 キー入力部
23 EEPROM
24 充電池
25 充電回路
26 充電状態検出部
27 定電流回路
28 電池切れ検出部
31 CPU
32 記憶部
33 接点スイッチ
34 無線通信部
35 発振回路
36 電源
37 電界効果トランジスタ
38 一次コイル

Claims (3)

  1. ワイヤレス信号によってワイヤレス受信器を携帯したユーザを呼び出すワイヤレスコールシステムにおいて、
    カウント番号を記憶する記憶手段と、前記ワイヤレス受信器に対する所定の操作を検出した場合に、前記記憶手段に記憶されたカウント番号を繰り上げて新たなカウント番号を生成して前記記憶手段に記憶させるカウンタ手段と、前記カウンタ手段によって生成された新たなカウント番号を、前記ワイヤレス受信器に送信する送信手段とを備えたカウンタ装置と、
    自己の固有の識別番号又は前記カウンタ装置から送信されたカウント番号を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された自己の識別番号を含むワイヤレス信号を受信する受信手段と、前記受信手段によりワイヤレス信号に含まれる呼出通知信号を受信した場合に呼び出されたことの報知を行う報知手段と、前記カウンタ装置の送信手段からのカウント番号を受信した場合に当該カウント番号を前記記憶手段に記憶させる制御手段とを備えたワイヤレス受信器と、
    前記ワイヤレス受信器を呼び出す操作がされる操作入力手段と、当該操作入力手段に対する操作によって前記ワイヤレス受信器の識別番号又はカウント番号を含む呼出通知信号を送信する送信手段とを備えたワイヤレス送信器とを備え、
    前記カウンタ装置は、前記ワイヤレス受信器が装着される装着機構と、当該装着機構に前記ワイヤレス受信器が装着されている場合に、当該ワイヤレス受信器を充電する充電手段とを更に備え、
    前記カウンタ手段は、前記所定の操作として、前記ワイヤレス受信器が装着機構から取り外されて前記充電手段による充電が解除される操作を検出し
    前記カウンタ装置のカウンタ手段は、前記装着機構に前記ワイヤレス受信器が装着されて前記充電手段によって充電を開始した時にカウント番号をリセットし、前記カウンタ装置の送信手段は、前記装着機構から前記ワイヤレス受信器が取り外されて前記充電手段による充電が解除された時に当該ワイヤレス受信器にカウント番号を送信する
    ことを特徴とするワイヤレスコールシステム。
  2. 前記ワイヤレス受信器は、前記記憶手段にカウント番号を記憶している場合に、当該カウント番号を表示する表示手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のワイヤレスコールシステム。
  3. 前記ワイヤレス送信器の送信手段は、前記操作入力手段によって入力されたカウント番号が記憶されたワイヤレス受信器の識別番号及び当該入力されたカウント番号を含む呼出通知信号を送信し、
    前記ワイヤレス受信器は、前記呼出通知信号に含まれる識別番号が自己の記憶手段に記憶されている識別番号であり、且つ前記呼出通知信号に含まれるカウント番号が自己の記憶手段に記憶されているカウント番号である場合に、前記報知手段によって報知を行うこと
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載のワイヤレスコールシステム。
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