JP2019161711A - 無線給電装置、無線給電システム - Google Patents

無線給電装置、無線給電システム Download PDF

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Abstract

【課題】位置情報を取得することにより、効率よく送電回路から受電回路に給電する無線給電装置を提供する。【解決手段】受電装置の受電回路19に無線給電する送電回路39と、ブロックチェーンネットワークを介して受電装置の位置を示す位置情報を取得する第1取得部と、前記位置情報に基づいて、送電回路から受電回路に無線給電が可能か否かを判定する給電判定部と、給電判定部において無線給電が可能と判定された場合、受電回路と送電回路との距離を算出する距離算出部と、距離算出部で算出された距離を示す距離情報に基づいて、送電回路が受電回路に無線給電するときの共振周波数を特定するとともに、送電回路が共振周波数を示すように送電回路の第1可変素子39cを調整する送電周波数調整部(制御部39d)と、を備える。【選択図】図10

Description

本発明は、無線給電装置、無線給電システムに関する。
例えば、受電側の識別情報と給電側の識別情報とに基づいて受給電の管理をする技術が知られている。
特許第6234526号
上記の特許文献1には、給電側識別情報、受電側識別情報および給電情報が対応付けられた取引情報を用いて、電力取引の履歴を蓄積することができる装置が開示されている。本装置によれば、電力取引の仲介から精算までを一括して管理することができる。しかし、本装置では、送電装置と受電装置との位置関係を認識できないため、送電のタイミングを把握することや、効率のよい給電を実現できない虞があった。
前述した課題を解決する主たる本発明は、受電装置の受電回路に無線給電する送電回路と、ブロックチェーンネットワークを介して前記受電装置の位置を示す位置情報を取得する第1取得部と、前記位置情報に基づいて、前記送電回路から前記受電回路に無線給電が可能か否かを判定する給電判定部と、前記給電判定部において無線給電が可能と判定された場合、前記受電回路と前記送電回路との距離を算出する距離算出部と、前記距離算出部で算出された距離を示す距離情報に基づいて、前記送電回路が前記受電回路に無線給電するときの共振周波数を特定するとともに、前記送電回路が前記共振周波数を示すように前記送電回路の第1可変素子を調整する送電周波数調整部と、を備える。
本発明の他の特徴については、添付図面及び本明細書の記載により明らかとなる。
本発明によれば、位置情報を取得することによって、効率良く送電回路から受電回路に給電できる。
無線給電システムの一例を示す構成図である。 受電装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 移動計画テーブルの一例を示す表である。 受電装置のソフトウェア構成の一例を示す図である。 承認装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 承認テーブルの一例を示す表である。 承認装置のソフトウェア構成の一例を示す図である。 無線給電装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 周波数テーブルの一例を示す表である。 無線給電装置の送電回路の一例を示構成図である。 無線給電装置のソフトウェア構成の一例を示す図である。 無線給電システムの処理手順の一例を示すフローチャートである。
本明細書および添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。尚、図1〜図12において、同一であるものには同一の引用数字を用いている。
===無線給電システム1の構成===
図1〜図11を参照しつつ、無線給電システム1の構成について説明する。
無線給電システム1は、情報のセキュリティを確保しつつ、受電装置10を所定の時間に所定の場所で遅滞なく適切に充電するためのシステムである。図1は、無線給電システム1の一例を示す構成図である。図1に示すように、無線給電システム1は、例えば、インターネット200を介して互いに接続される、利用者側の受電装置10と、電力会社内の承認装置20と、電力会社が現場に設置する無線給電装置30と、を含んで構成されている。なお、図1においては、受電装置10および無線給電装置30のそれぞれが1台で構成されているように示しているが、受電装置10および無線給電装置30のそれぞれは複数台で構成されていてもよい。また、図1では承認装置20が電力会社内に設置されているように示しているが、承認装置20は無線給電装置30が設置されている場所の近くに設置されていてもよく、その設置場所が限定されるものではない。
無線給電システム1は、ブロックチェーンネットワークにより、受電装置10、承認装置20および無線給電装置30の間で通信する情報のセキュリティを確保する。これにより、受電装置10に給電するための情報の通信のみならず、受電にかかわる電気料金を仮想通貨により決済することもできる。また、無線給電システム1は、受電装置10の移動計画情報を無線給電装置30に送信することにより、いつ受電するかについて把握することができる。これにより、同時間帯に複数の受電装置10が同一の無線給電装置30に受電に訪れることを回避できる。また、無線給電システム1は、無線給電装置30の送電回路39の可変コンデンサ39cを調整することにより、送電回路39が共振周波数を有するように調整できる。これにより、無線給電装置30から送電装置に効率良く給電できる。以下、無線給電システム1を構成する装置について説明する。
受電装置10は、無線給電装置30から給電される装置である。受電装置10は、例えば、電気自動車、ドローンまたはスマートフォンなどであって、以下に示すハードウェア構成を有する装置であればよい。以下、受電装置10のハードウェア構成とソフトウェア構成について説明する。
図2は、受電装置10のハードウェア構成の一例を示す図である。図2に示すように、受電装置10のハードウェア構成は、プロセッサ11と、メモリ12と、記憶装置13と、入力装置14と、出力装置15と、計時装置16と、第2通信部17と、ビーコン通信部18と、受電回路19と、を含んで構成されている。プロセッサ11は、例えば、MPU、CPUなどである。メモリ12は、例えば、RAM、ROM、NVRAMなどである。記憶装置13は、例えば、RAM、ROM、NVRAMなどである。入力装置14は、ユーザから操作入力を受け付けるユーザインタフェースであり、例えば、操作入力装置(キーボード、マウス、タッチパネル等)、音声入力装置(マイクロフォン等)などである。出力装置15は、各種情報をユーザに提供するユーザインタフェースであり、例えば、表示装置(液晶モニタ等)、音声出力装置(スピーカ等)などである。計時装置16は、時刻情報を受信する装置である。通信部17は、ネットワーク200に接続するためのインタフェースであり、例えば、無線LANアダプタ、NIC(Network Interface Card)などである。ビーコン通信部18は、無線給電装置30のビーコン通信部38との間で、位置情報を生成するためのビーコン信号を通信する装置である。
記憶装置13は、図3に例示する移動計画テーブル10fを格納している。同図に例示するように、移動計画テーブル10fは、給電を予定している予定時刻と、無線給電装置30を識別する送電装置IDと、受電装置10を識別する受電装置IDと、無線給電装置30から受電装置10に給電する給電量を示す電力量と、受電装置10から送信される位置情報を示す現在地と、を対応付けたものである。なお、送電装置IDは、送電装置自体を識別する識別子であってもよく、送電装置に搭載された装置を識別する識別子であってもよい。また、受電装置IDは、受電装置10自体を識別する識別子であってもよく、受電装置10に搭載された装置を識別する識別子であってもよい。
受電回路19は、無線給電装置30の送電回路39から給電される回路である。受電回路19は、図10に示すように、受電コイル19aと可変コンデンサ19bとを含んで形成する。受電コイル19aは、交流電流が印加されて磁界を発生させるコイルである。可変コンデンサ19bは、例えば、送電回路39から受電回路19に効率よく給電するために、静電容量を調整する。これにより、送電回路39の共振周波数と、受電回路19の共振周波数とが同じ周波数で共振する場合、受電回路19において、誘導性リアクタンス(受電コイル19a)と容量性リアクタンス(可変コンデンサ19b)が打消し合い、誘導性リアクタンスが出力電流を抑制しなくなるため、給電の効率が向上する。可変コンデンサ19bは、例えば、回動する電極と固定された電極とに挟まれるように誘電体が設けられて構成されている。可変コンデンサ19bは、例えば、回動する電極と固定された電極との対向する面積によって静電容量値を調整することができる。
図4は、受電装置10のソフトウェア構成の一例を示す図である。図4に示すように、受電装置10のソフトウェア構成は、取得部10aと、位置情報作成部と、電力量情報送信部10cと、移動計画作成部10dと、受電周波数調整部10eと、の機能を有する。これらの機能は、例えば、受電装置10のプロセッサ11がメモリ12に格納されているプログラムを読み出して実行することで実現される。なお、これらの機能は、例えば、ASICなどのハードウェアにより実現されてもよい。また、該プロセッサ11が外部記憶媒体に格納されているプログラムを読み出して実行することにより実現されてもよい。
取得部10aは、無線給電装置30からの各種情報を取得する機能である。各種情報には、距離情報や移動計画情報などが含まれる。
位置情報送信部10bは、GPS衛星(不図示)と受電装置10のビーコン通信部18とのうち少なくとも一方から出力される情報に基づいて受電装置10の現在地を位置情報として生成する機能である。
電力量情報送信部10cは、ブロックチェーンネットワークを介して、受電装置10が給電される電力量を示す電力量情報を生成する機能である。
移動計画作成部10dは、移動計画テーブル10fを作成する機能である。移動計画作成部10dは、所定の時間間隔で受電装置10の位置情報を移動計画テーブル10fに格納する。これにより、無線給電装置30は、所定の時間間隔で受電装置10の位置を確認できるとともに、給電する予定時刻および給電する電力量を確認できる。移動計画作成部10dは、移動計画テーブル10fに記載されている情報を移動計画情報として生成する。
受電周波数調整部10eは、受電回路19の受電コイル19aと送電回路39の送電コイル39eとの間の距離に基づいて受電回路19の可変コンデンサ19bを調整する機能である。これにより、受電回路19の共振周波数を調整することができるため、効率良く給電される。
承認装置20は、無線給電装置30から受電装置10に所定の時刻において無線給電することを承認する装置である。以下、承認装置20のハードウェア構成とソフトウェア構成について説明する。
図5は、承認装置20のハードウェア構成の一例を示す図である。図5に示すように、承認装置20のハードウェア構成は、プロセッサ21と、メモリ22と、記憶装置23と、入力装置24と、出力装置25と、計時装置26と、通信部27と、を含んで構成されている。それぞれの構成要素は、受電装置10の構成要素と同じであるため、異なるもののみ以下で説明をする。記憶装置23には、図6に示すように、時刻と、送電装置を識別する送電装置IDと、該時刻において無線給電装置30が所定の受電装置10に給電することが確定しているか否かを示す承認状態と、を対応付ける承認テーブル20dが格納されている。承認状態は、例えば、承認している状態を“1”で示され、承認していない状態を“0”で示される。
次に、承認装置20のソフトウェア構成は、図7に示すように、取得部20aと、予約判定部20bと、承認部20cと、の機能を有する。これらの機能は、例えば、承認装置20のプロセッサ21がメモリ22に格納されているプログラムを読み出して実行することで実現される。なお、これらの機能は、例えば、ASICなどのハードウェアにより実現されてもよい。また、該プロセッサ21が外部記憶媒体に格納されているプログラムを読み出して実行することにより実現されてもよい。
取得部20aは、ブロックチェーンネットワークを介して受電装置10から所定の時刻における受電の予約依頼を示す予約情報を取得する機能である。予約情報には、例えば、受電装置ID、送電装置ID、給電する予定時刻を示す時刻情報が含まれる。
予約判定部20bは、予約情報に基づいて、所定の時刻において受電装置10が無線給電装置30から無線受電できる状況であるか否かを判定する機能である。予約判定部20bは、承認テーブル20dを参照して、所定の時刻において、予約情報を送信した受電装置10とは異なる受電装置10に、無線給電装置30が給電する予約があるか否かを判定する。なお、所定の時刻にかえて、所定の時間帯に亘って無線受電できる状況であるか否かを判定してもよい。
承認部20cは、予約判定部20bにおいて受電装置10が所定の時刻に無線受電できる状況であると判定した場合、無線給電装置30から受電装置10に無線給電することを承認する承認信号を送信する機能である。また、承認部20cは、予約判定部20bにおいて受電装置10が所定の時刻に無線受電できない状況であると判定した場合、無線給電装置30から受電装置10に無線給電することを承認しない非承認信号を送信する。これにより、異なる複数の受電装置10が同時刻に所定の無線給電装置30に受電に訪れることを回避できる。
無線給電装置30は、受電装置10に無線給電する装置である。以下、無線給電装置30のハードウェア構成とソフトウェア構成について説明する。
図8は、無線給電装置30のハードウェア構成の一例を示す図である。図8に示すように、無線給電装置30のハードウェア構成は、プロセッサ31と、メモリ32と、記憶装置33と、入力装置34と、出力装置35と、計時装置36と、通信部37と、ビーコン通信部38と、送電回路39と、を含んで構成されている。それぞれの構成要素は、受電装置10の構成要素と同じであるため、異なるもののみ以下で説明する。
記憶装置33には、移動計画テーブル30f(図3に例示する移動計画テーブル10fと同じ)と、周波数テーブル30gと、を格納している。周波数テーブル30gは、受電装置IDと、送電装置IDと、受電回路19と送電回路39との距離と、給電の効率が最もよい周波数を示す共振周波数と、を対応付けたものである。
ビーコン通信部38は、受電装置10のビーコン通信部18との間でビーコン信号を通信する装置である。
送電回路39は、受電回路19に給電する回路である。送電回路39は、図10に示すように、電源39aと、コンバータ39bと、可変コンデンサ39cと、制御部39dと、送電コイル39eと、を含んで構成されている。
電源39aは、例えば、送電回路39に電力を供給する装置である。電源39aは、後述するコンバータ39bと電気的に接続され、交流電力を供給する装置である。
コンバータ39bは、例えば、交流電力を直流電力に変換する装置である。コンバータ39bは、例えば、電源39aと電気的に接続され、電源39aとは反対側で送電コイル39eと電気的に接続されている。
可変コンデンサ39cは、例えば、送電回路39の共振周波数を調整するために、静電容量を任意に調整できるコンデンサである。可変コンデンサ39cは、例えば、回動する電極と固定された電極とに挟まれるように誘電体が設けられて構成されている。可変コンデンサ39cは、例えば、回動する電極と固定された電極との対向する面積によって静電容量を調整することができる。
制御部39dは、例えば、距離情報に基づいて可変コンデンサ39cの静電容量を調整する装置である。なお、該制御部39dと同様のものが、受電回路19にも設けられていることが好ましい。
上述した送電回路39における共振周波数(f1)は、以下の式(1)で表される。
Figure 2019161711
式(1)において、f0は、周波数を示し、送電コイル39eのインダクタンス値と可変コンデンサ39cの静電容量とに依存する。つまり、共振周波数は、可変コンデンサ39cの静電容量を調整することにより変更される。又、kは、結合係数を示す。結合係数は、送電コイル39eで発生する磁界が受電コイル19aに影響を及ぼす度合いを示す係数である。結合係数は、送電コイル39eと受電コイル19aとの間の距離に依存する。つまり、距離情報に基づいて、可変コンデンサ39cの静電容量を調整することにより、最も効率的な給電が可能となる。
図11は、無線給電装置30のソフトウェア構成の一例を示す図である。図11に示すように、無線給電装置30のソフトウェア構成は、取得部30aと、予約登録部30bと、給電判定部30cと、距離算出部30dと、送電周波数調整部30eと、の機能を有する。これらの機能は、例えば、無線給電装置30のプロセッサ31がメモリ32に格納されているプログラムを読み出して実行することで実現される。なお、これらの機能は、例えば、ASICなどのハードウェアにより実現されてもよい。また、該プロセッサ31が外部記憶媒体に格納されているプログラムを読み出して実行することにより実現されてもよい。
なお、図11において、無線給電装置30が1台の情報処理装置(コンピュータ)で各機能を実現しているように示しているがこれに限定されない。例えば、上述した各機能を2台以上の情報処理装置で分散して実現するように構成されていてもよい。以下においては、一例として1台の情報処理装置で各機能を実現することとして説明する。
取得部30aは、ブロックチェーンネットワークを介して受電装置10から送信される移動計画情報を取得する機能である。また、取得部30aは、受電装置10または承認装置20から予約情報を取得する。
予約登録部30bは、承認装置20において所定の時刻において受電装置10が無線給電装置30から無線受電できる状況であると判定されたとき、予約情報を登録する機能である。予約情報は、例えば記憶装置やメモリに一時的に記憶される。
給電判定部30cは、位置情報に基づいて送電回路39から受電回路19に無線給電が可能か否かを判定する機能である。具体的に述べると、給電判定部30cは、予め定められた無線給電装置30の設置位置における所定の範囲内に、移動計画情報に含まれる位置情報に基づいて受電装置10が入ったことを判定したときに、無線給電が可能であると判定する。
距離算出部30dは、給電判定部30cにおいて給電可能と判定された場合、受電回路19と送電回路39との距離を算出する機能である。距離算出部30dは、受電装置10のビーコン通信部18とやりとりするビーコン信号に基づいて所定のデータベースを参照することにより、受電回路19と送電回路39との間の距離を算出する。なお、受電装置10のビーコン通信部18が、無線給電装置30のビーコン通信部38から送信されるビーコン信号を受信して、受信したビーコン信号に基づいてデータベースを参照することにより、受電回路19と送電回路39との間の距離を算出してもよい。この場合、受電装置10は、距離情報を無線給電装置30に送信する。なお,受電回路19と送電回路39との距離を示す距離情報は1次元情報に限定されず、例えば、X,Y,Z等の3次元情報やθ,φ等の傾きを含めた多次元情報であってもよい。
送電周波数調整部30eは、距離算出部30dで算出された距離を示す距離情報に基づいて、周波数テーブル30gを参照して、送電回路39が受電回路19に無線給電するときの最適な周波数を特定する機能である。そして、送電周波数調整部30eは、送電回路39の可変コンデンサ39cを調整するための制御信号を制御部39dに出力する。制御部39dは、制御信号に基づいて可変コンデンサ39cのインダクタンス値を所定の値に調整する。これにより、送電回路39の共振周波数を、受電回路19の共振周波数に一致させることができる。
なお、無線給電システム1で取り扱う各種データをブロックチェーンネットワーク上の仮想通貨に付加してもよい。これにより、各種データを各装置の間で送受信するとともに、決済装置100が給電した電力量に応じた電気料金を該仮想通貨で決済できる。決済装置100は、イントラネット300を介して承認装置20に接続されている。
また、上記において、無線給電システム1には、承認装置20が含まれているように説明したが、承認装置20を含んでいる必要はない。この場合、無線給電装置30が承認装置20の機能を備えていればよい。
===無線給電システム1の処理手順===
図12を参照しつつ、無線給電システム1の処理手順について説明する。
まず、受電装置10が開始信号を取得したことをトリガとして処理を開始する。受電装置10の操作者は、ブロックチェーンネットワークを介して、承認装置20に予約情報を送信させるように、受電装置10を操作する(S10)。
次に、ブロックチェーンネットワークに参加している承認装置20は、予約情報を受信する。承認装置20は、予約情報を受信すると、承認テーブル20dを参照して、給電の予定時刻に無線給電装置30に予約が入っているか否かを判定する(S11)。
予約が入っていると判定された場合(S11:NO)、承認装置20は、予約を受け付けられないことを示す非承認信号を受電装置10に送信する(S12)。受電装置10は、必要に応じて給電の予定時刻または受電対象の無線給電装置30をかえて、再度処理を繰り返す。
予約が入っていないと判定された場合(S11:YES)、承認装置20は、ブロックチェーンネットワークを介して、無線給電装置30に予約情報を送信する。ブロックチェーンネットワークに参加している無線給電装置30は、予約情報をメモリに登録する(S13)。無線給電装置30は、予約が完了したことを示す予約完了信号を承認装置20に送信する(S14)。
次に、承認装置20は、予約完了信号を受信すると、給電が可能であることを示す承認信号を受電装置10に送信する(S15)。
次に、受電装置10は、承認信号を受信すると、現在地を示す位置情報および給電量を示す電力量情報を含む移動計画情報を生成する(S16)。受電装置10は、ブロックチェーンネットワークを介して、移動計画情報を無線給電装置30に送信する。
次に、無線給電装置30は、移動計画情報に基づいて(移動計画テーブル30fの内容を参照して)、無線給電装置30が受電装置10に無線給電できる位置に存在するか否かを判定する(S17)。受電装置10が無線給電できる位置に存在しないと判定された場合(S17:NO)、無線給電装置30は、受電装置10に位置情報を更新した移動計画情報を送信するように要求する。受電装置10が無線給電できる位置に存在すると判定された場合(S17:YES)、無線給電装置30は、送信された受電回路19の位置情報またはビーコン信号に基づいて送電回路39と受電回路19との距離を算出する(S18)。
次に、無線給電装置30は、周波数テーブル30gを参照して、送電回路39と受電回路19との距離に対応する共振周波数を特定する。無線給電装置30は、送電回路39が特定された共振周波数を生じるように可変コンデンサ39cを調整する(S19)。これにより、送電回路39から受電回路19に効率よく給電できる(S20,S21)。
なお、無線給電装置30の送電回路39の可変コンデンサ39cを調整することにより共振周波数を調整することにかえて、受電装置10の受電回路19の可変コンデンサ39cを調整して受電回路19の共振周波数を調整することにより、給電効率を向上させてもよい。
===まとめ===
以上説明したように、本実施形態に係る無線給電装置30は、受電装置10の受電回路19に無線給電する送電回路39と、ブロックチェーンネットワークを介して受電装置10の位置を示す位置情報を取得する取得部30aと、位置情報に基づいて、送電回路39から受電回路19に無線給電が可能か否かを判定する給電判定部30cと、給電判定部30cにおいて無線給電が可能と判定された場合、受電回路19と送電回路39との距離を算出する距離算出部30dと、距離算出部30dで算出された距離を示す距離情報に基づいて、送電回路39が受電回路19に無線給電するときの共振周波数を特定するとともに、送電回路39が共振周波数を示すように送電回路39の可変コンデンサ39cを調整する送電周波数調整部30eと、を備える。本実施形態によれば、位置情報が改ざんされないため正確な位置情報を取得することができ、効率良く送電回路39から受電回路19に給電できる。
また、本実施形態に係る無線給電装置30は、ブロックチェーンネットワークを介して受電装置10が給電される電力量を示す電力量情報を取得し、給電判定部30cにおいて給電可能と判定された場合、電力量情報に基づいて受電装置10に給電する。本実施形態によれば、セキュリティを確保しつつ電力量情報を送信できるとともに、無線給電装置30が給電すべき電力量を把握することができるため、電力事業者による電力量管理を容易にできる。
また、本実施形態に係る無線給電システム1は、無線給電装置30と、所定の時刻において、無線給電装置30が受電装置10に無線給電することを承認する承認装置20と、を備え、承認装置20は、ブロックチェーンネットワークを介して受電装置10から所定の時刻における受電の予約を示す予約情報を取得する取得部20aと、予約情報に基づいて、所定の時刻において受電装置10が無線給電装置30から無線受電できる状況であるか否かを判定する予約判定部20bと、予約判定部20bにおいて受電装置10が所定の時刻に無線受電できる状況であると判定された場合、無線給電装置30から受電装置10に無線給電することを承認する承認信号を、受電装置10に送信する承認部20cと、を有する。本実施形態によれば、受電装置10から承認装置20との間の通信で予約情報が改ざんされないため、無線給電装置30が無線給電できる状態にあるか否かを正確に判定することができ、所定の無線給電装置30における予約の重複を防止できる。
また、本実施形態に係る無線給電システム1は、無線給電装置30から無線給電される受電装置10をさらに備え、受電装置10は、無線給電装置30の送電回路39から無線給電される受電回路19と、ブロックチェーンネットワークを介して、現在の位置を示す位置情報を送信する位置情報送信部10bと、を有する。本実施形態によれば、特定の受電装置10と、特定の無線給電装置30とで無線給電システム1を構成することができるため、システム設計が容易になる。
また、本実施形態に係る無線給電システム1は、受電装置10は、無線給電装置30の距離算出部30dで算出される距離を示す距離情報を取得する取得部10aと、距離情報に基づいて、送電回路39から受電回路19が無線給電されるにあたり、受電回路19が共振周波数を示すように受電回路19の可変コンデンサ19bを調整する受電周波数調整部10eと、を有する。本実施形態によれば、受電装置10でも共振周波数を調整することができるため、より送電効率を向上させることができる。
また、本実施形態に係る無線給電システム1は、受電装置10は、ブロックチェーンネットワークを介して、給電される電力量を示す電力量情報を送信する電力量情報送信部10cをさらに備える。本実施形態によれば、無線給電装置30が給電すべき電力量情報を取得することができるため、電力事業者による電力量管理を容易にできる。
尚、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。
1 無線給電システム
10 受電装置
10a 取得部
10b 位置情報送信部
10c 電力量情報送信部
10e 受電周波数調整部
19 受電回路
20 承認装置
20a 取得部
20b 予約判定部
20c 承認部
30 無線給電装置
30a 取得部
30c 給電判定部
30d 距離算出部
30e 送電周波数調整部
39 送電回路

Claims (8)

  1. 受電装置の受電回路に無線給電する送電回路と、
    ブロックチェーンネットワークを介して前記受電装置の位置を示す位置情報を取得する第1取得部と、
    前記位置情報に基づいて、前記送電回路から前記受電回路に無線給電が可能か否かを判定する給電判定部と、
    前記給電判定部において無線給電が可能と判定された場合、前記受電回路と前記送電回路との距離を算出する距離算出部と、
    前記距離算出部で算出された距離を示す距離情報に基づいて、前記送電回路が前記受電回路に無線給電するときの共振周波数を特定するとともに、前記送電回路が前記共振周波数を示すように前記送電回路の第1可変素子を調整する送電周波数調整部と、
    を備えることを特徴とする無線給電装置。
  2. 前記無線給電装置は、
    前記ブロックチェーンネットワークを介して前記受電装置が給電される電力量を示す電力量情報を取得し、
    前記給電判定部において給電可能と判定された場合、前記電力量情報に基づいて前記受電装置に給電する
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線給電装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の無線給電装置と、
    所定の時刻において、前記無線給電装置が前記受電装置に無線給電することを承認する承認装置と、
    を備え、
    前記承認装置は、
    前記ブロックチェーンネットワークを介して前記受電装置から前記所定の時刻における受電の予約を示す予約情報を取得する第2取得部と、
    前記予約情報に基づいて、前記所定の時刻において前記受電装置が前記無線給電装置から無線受電できる状況であるか否かを判定する予約判定部と、
    前記予約判定部において前記受電装置が前記所定の時刻に無線受電できる状況であると判定された場合、前記無線給電装置から前記受電装置に無線給電することを承認する承認信号を、前記受電装置に送信する承認部と、
    を有する
    ことを特徴とする無線給電システム。
  4. 前記無線給電装置から無線給電される受電装置
    をさらに備え、
    前記受電装置は、
    前記無線給電装置の前記送電回路から無線給電される受電回路と、
    前記ブロックチェーンネットワークを介して、現在の位置を示す位置情報を送信する位置情報送信部と、
    を有する
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の無線給電システム。
  5. 前記受電装置は、
    前記無線給電装置の前記距離算出部で算出される距離を示す前記距離情報を取得する第3取得部と、
    前記距離情報に基づいて、前記送電回路から前記受電回路が無線給電されるにあたり、前記受電回路が共振周波数を示すように前記受電回路の第2可変素子を調整する受電周波数調整部と、
    を有する請求項4に記載の無線給電システム。
  6. 前記受電装置は、
    前記ブロックチェーンネットワークを介して、給電される電力量を示す電力量情報を送信する電力量情報送信部をさらに備える
    ことを特徴とする請求項2乃至請求項5の何れか一項に記載の無線給電システム。
  7. 前記受電装置は、電気自動車である
    ことを特徴とする請求項2乃至請求項6の何れか一項に記載の無線給電システム。
  8. 前記受電装置は、ドローンである
    ことを特徴とする請求項2乃至請求項6の何れか一項に記載の無線給電システム。
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