JP4653420B2 - 物品の収容状態検知装置 - Google Patents

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Description

本発明は、物品の収容状態検知装置に関し、さらに詳しくは、ホルダに付されたICタグの記録情報に基づいて、ホルダ内の物品の有無を判定する物品の収容状態検知装置に関するものである。
従来から、会社、役所等のように多量の書類を保管、整理、移動する作業を日常的に行うオフィス環境では、作業を効率化するために、書類を分類して一つのホルダ単位に管理して、そのホルダを収納棚に収納している形態が多く見られる。また、店舗等では一つ以上の物品を箱に入れ、その箱に内容物の品名を表示したシール等を貼付して管理することが行われている。このような場合、利用者がホルダ内の書類や箱内の物品を取り出して棚等の元の位置に戻した場合、次の利用者は外見からホルダ内の書類や箱内の物品が存在するか否かを判断することができない場合がある。
そこでホルダにホルダ内のファイル情報を記録したICタグを付してPCにより管理する方法が提案されている。それによると、ホルダを収容する収容棚にアンテナを備え、ホルダが収容棚に収容されると、ICタグの情報をアンテナを介して受信することにより、ホルダ内のファイルを管理するものである。そして、このホルダ内のファイルを閲覧若しくは貸し出しを希望する者は、予め貸し出し中か否かをPC画面等で確認して収容棚からそのホルダを取り出し、PCから貸し出すファイル名を入力してICタグの情報を書き換えて利用していた。またファイルを返却する場合は、ホルダを再び収容棚から取り出して、ホルダにファイルを入れて収容棚に戻し、その旨をPCに入力して再びICタグの情報を書き換えていた。
また更に進歩したシステムとして、役所、会社等、大量の書類を管理、保管する機関、施設において、書類を整理して収納するためのファイルを人為的なミスなく正確に自動的に管理、収納するために、各ファイル毎にICタグを付し、そのICタグに当該ファイルの管理情報を記録してファイル管理を自動化する試みがなされている。このファイル管理システムにおいては、ファイルの貸し出し、返却の情報が自動的に履歴情報としてシステムに記録される。
しかしながら、従来のホルダ単位で管理するシステムの場合、ホルダ内のファイルを閲覧したり、貸し出したり、返却する際に、ファイルの情報をPCに入力してホルダに付されたICタグ情報を書き換えなければならず、非常に煩雑であり、利用者の利便性の点で問題がある。
また、各ファイル毎にICタグを付したシステムの場合、ファイルの管理が確実に且つ自動的に行われる利点はあるが、システムを構築するためには多くの開発期間と開発コストを必要とし、必ずしも汎用的なシステムとは言いがたい。
本発明は、かかる課題に鑑み、容器単位で物品を管理する場合、各容器に容器内の物品の有無を記録したICタグを付することにより、そのICタグの記録情報に基づいて容器内の物品の有無を判定することが可能な物品の収容状態検知装置を提供することを目的とする。
本発明はかかる課題を解決するために、請求項1は、一括して出し入れされる物品を収容するとともに少なくとも一つのICタグを所定個所に備えた容器と、複数の容器を収容する収容手段と、各容器に付され且つ直近位置にあるICタグだけとの間で電波を授受するために前記収容手段に装備されるアンテナと、該アンテナを介して前記各容器に付されたICタグの記録情報を読取るための読み取り手段と、該読み取り手段による読み取り情報に基づいて各容器内における物品の有無を判定する制御手段と、を備えた物品の収容状態検知装置において、前記アンテナと各容器に付されたICタグとの位置関係は、前記アンテナが各容器に付された少なくとも一つのICタグだけとの間で電波の授受が可能となるように設定され、前記制御手段は、前記収容手段内における容器の向きを変更することによって前記アンテナとの間で電波授受が可能となったICタグの記録情報に基づいて、各容器内の物品の有無を判定することを特徴とする。
本発明では、容器の異なる位置にICタグを備え、ICタグと収容手段に備えたアンテナとの位置関係は複数のICタグを同時に読むことができない配置となっている。従って、各ICタグには異なる情報を記録することが可能となる。例えば、一方ICタグには容器内に物品が有るといった情報を記録し、他方のICタグ容器内に物品が無いといった情報を記録することにより、容器の向きを変更することにより何れかの情報がアンテナから読み取られることになる。
請求項2は、一括して出し入れされる物品を収容するとともに少なくとも一つのICタグを所定個所に備えた容器と、複数の容器を収容する収容手段と、各容器に付され且つ直近位置にあるICタグだけとの間で電波を授受するために前記収容手段に装備されるアンテナと、該アンテナを介して前記各容器に付されたICタグの記録情報を読取るための読み取り手段と、該読み取り手段による読み取り情報に基づいて各容器内における物品の有無を判定する制御手段と、を備えた物品の収容状態検知装置において、前記アンテナと各容器に付されたICタグとの位置関係は、前記アンテナが各容器に付された少なくとも一つのICタグだけとの間で電波の授受が可能となるように設定され、前記制御手段は、前記収容手段内における容器の向きを変更した場合に前記アンテナとの間で電波授受が可能となるか否かの判断結果によって、各容器内の物品の有無を判定することを特徴とする。
本発明は容器に備えるICタグを削減する発明である。即ち、容器の何れか一方にのみICタグを備え、他方にはICタグを備えないようにして、コストの削減を図ったものである。これにより容器の向きを変えた場合、何れか一方の向きではアンテナから情報が読み取れない状態が存在することになる。
請求項3は、一括して出し入れされる物品を収容する容器本体、及び該容器本体の開口を開閉する蓋を備えた容器と、容器本体と蓋に夫々少なくとも一つずつ付されたICタグと、複数の容器を収容する収容手段と、各容器に付され且つ直近位置にあるICタグだけとの間で電波を授受するために前記収容手段に装備されるアンテナと、該アンテナを介して前記各容器に付されたICタグの記録情報を読取るための読み取り手段と、該読み取り手段による読み取り情報に基づいて各容器内における物品の有無を判定する制御手段と、を備えた物品の収容状態検知装置において、前記蓋に付されたICタグは該蓋の閉止時には容器本体に付された他のICタグから離間した位置にあると共に、該蓋を開放して折り畳んだ時には他のICタグに近接した位置に保持されるように構成されており、前記アンテナと各容器に付されたICタグとの位置関係は、前記アンテナが各容器に夫々付されたICタグのうちの電波有効距離内にある直近のICタグだけとの間で電波の授受が可能となるように設定され、前記制御手段は、前記収容手段内において容器の蓋を開放することにより蓋に固定されたICタグがアンテナの直近に移動することにより前記アンテナとの間で電波授受が可能となったICタグの記録情報に基づいて、各容器内の物品の有無を判定することを特徴とする。
本発明の容器は、容器本体と、容器本体の開口を開閉するために付された折りたたみ自在の蓋を備え、容器本体と蓋側に夫々ICタグを備えている。そして、ICタグとアンテナとの位置関係は蓋を閉止した時と開放した時とで異なるように構成されている。即ち、蓋の閉止時には容器本体側のICタグと蓋側のICタグは離間した位置にあり、蓋の開放時には両ICタグは接近した位置にありしかもアンテナの直近位置にある。つまり、蓋を開放した状態でアンテナを介して二つのICタグの情報を読み取り可能とする。これにより、一つのICタグの情報だけを得る場合と、二つのICタグの情報が同時に読み取り可能な場合が存在することとなり、この二つの状態から容器内の物品の有無を判定するものである。
請求項4は、一括して出し入れされる物品を収容する容器本体、及び該容器本体の開口を開閉する蓋を備えた容器と、容器本体と蓋に夫々少なくとも一つずつ付されたICタグと、複数の容器を収容する収容手段と、各容器に付され且つ直近位置にあるICタグだけとの間で電波を授受するために前記収容手段に装備されるアンテナと、該アンテナを介して前記各容器に付されたICタグの記録情報を読取るための読み取り手段と、該読み取り手段による読み取り情報に基づいて各容器内における物品の有無を判定する制御手段と、を備えた物品の収容状態検知装置において、前記蓋に付されたICタグは該蓋の閉止時には容器本体に付された他のICタグから離間した位置にあると共に、該蓋を開放して折り畳んだ時には他のICタグに近接した位置に保持されるように構成されており、前記蓋に電磁遮蔽手段を更に備え、前記電磁遮蔽手段は前記蓋の閉止時には容器本体に付された他のICタグから離間した位置にあると共に、前記蓋を開放して折り畳んだ時には前記他のICタグを覆う位置に保持されるように構成され、前記アンテナと各容器に付されたICタグとの位置関係は、前記アンテナが各容器に夫々付されたICタグのうちの電波有効距離内にある直近のICタグだけとの間で電波の授受が可能となるように設定され、前記制御手段は、前記収容手段内において容器の蓋を開放した場合に、前記アンテナとの間で電波授受が可能となったICタグの記録情報に基づいて、各容器内の物品の有無を判定することを特徴とする。
本発明は容器に備えるICタグを削減する発明である。即ち、容器の何れか一方にのみICタグを備え、他方にはICタグを備えないようにして、コストの削減を図ったものである。これにより容器の蓋を開放し、さらに向きを変えた場合、何れか一方の向きではアンテナから情報が読み取れない状態が存在することになる。
また、蓋に取り付けたICタグと同じ面に電磁遮蔽手段(例えばアルミ箔のような金属材料等)を取り付け、しかもその位置が蓋を折りたたんで開放したときに容器本体に取り付けたICタグを覆う位置にする。その結果、蓋を開放したときに電磁遮蔽手段が容器本体に取り付けたICタグを覆うようになり、容器本体に取り付けたICタグとアンテナとの電波授受が不可能となり、アンテナからは蓋に取り付けたICタグからの情報のみが受信可能となる。また、蓋に取り付けたICタグを省略した場合においても、蓋を開放することにより、容器本体に取り付けたICタグとアンテナとの電波授受が不可能となり、アンテナと全てのICタグとの電波授受が不可能となる。
以上記載のごとく請求項1の発明によれば、アンテナと各容器に付されたICタグとの位置関係を、アンテナが各容器に付された一つのICタグだけとの間で電波の授受が可能となるように設定し、容器の向きを変更することによってアンテナとの間で電波授受が可能となったICタグの記録情報に基づいて、夫々の容器内の物品の有無を判定するようにしたので、容器の外部から容器内が確認できなくとも、容器内の物品の有無を容易に確認することができる。
また請求項2では、容器に付されたICタグの情報が読めるか否かにより、容器内の物品の有無を確認するので、容器に付するICタグを削減することができ、コストダウンを図ることができる。
また請求項3では、容器に蓋を備え、その蓋にICタグを付すことにより、蓋の開放前と後でICタグの情報を変更することにより容器内の物品の有無を判定するので、容器の向きをその都度変更する必要が無くなり、利便性を高めることができる。
また請求項4では、容器に蓋を備え、且つ容器に付されたICタグの情報が読めるか否かにより、容器内の物品の有無を確認するので、容器に付するICタグを削減することができ、コストダウンを図ることができる。また、蓋に電磁遮蔽手段を備えて、蓋を開放したときに容器本体のICタグとアンテナとの電波授受を不可能とするので、容器の向きを変更することなく、容器内の物品の有無を確実に判定することができる。

以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
図1は、本発明の実施形態のICタグ用リーダライタ(読み取り手段)の構成を示すブロック図である。このICタグ用リーダライタ100は、リーダライタ100との間でデータの授受を行ってシステム全体を制御するコンピュータPC(制御手段)50によって制御される。リーダライタ100は、外部のPC50とのデータの通信プロトコルを司る送受信装置1と、リーダライタ100全体の動作を制御する制御装置2と、制御装置2を動作させる手順を記録したファームウェアと読み取ったデータを格納するメモリ装置3と、制御装置2からのデータを搬送波に乗せて変調する変調器4と、操作コマンドを入力する入力装置5と、制御装置2により制御された情報を表示する表示装置6と、制御装置2からの交流信号である電力供給用信号と変調器4からの書き込みコマンドを電力増幅する電力増幅器7と、ループアンテナ9から受信した搬送波から2値化データに変換する検波復調器8と、図示しないICタグとの電力用搬送波とデータの授受をするループアンテナ9とを備えて構成されている。
次に、本構成によるリーダライタ100の動作を説明する前に、ICタグの構成を先に説明しておく。図2は、本発明の実施形態のICタグの構成を示すブロック図である。本実施形態のICタグ200は、リーダライタ100からの電力用搬送波によりデータの授受をするループアンテナ20と、書き込みコマンド読み出しコマンドを生成する送受信回路21と、ループアンテナ20からの電力用搬送波を受け、それを整流して直流電力に変換する電力生成回路22と、制御用ファームウェアとデータの記憶を司るメモリ装置23と、制御回路26からの送信コマンドに搬送波を乗せて変調する変調器24と、送受信回路21からの搬送波データから2値化データに変換する検波器25と、ICタグ200の全体の動作を制御する制御回路26から構成されている。
次に、図1と図2を併せて参照してそれぞれ単独の動作について説明する。リーダライタ100は、図示しない電源が入れられると制御装置2のイニシャル動作後、メモリ装置3に記憶されたプログラムに従い動作を開始する。まず、初期化が行われる。次に、制御装置2は、ICタグ200に供給する電力供給用信号と、ポーリング信号を交互に電力増幅器7から送信する。その信号は、ループアンテナ9から電磁波として外部に放射される。次に、ICタグ200がリーダライタ100に近接すると、ループアンテナ20が電力供給用信号を受信し、電力生成回路22によりその搬送波を整流して直流電力に変換して、タグ内の全ての回路に供給する。電力を供給されて制御回路26が駆動すると、メモリ装置23に格納されたプログラムに従って、制御を開始する。
次に、制御回路26は、まず送受信回路21からコマンドを検波器25で復調して2値化信号に変換し、そのコマンドを解析する。その結果自分が呼び出されていることを認識すると、レスポンスを変調器24により変調して送受信回路21を介してループアンテナ20から送信する。このレスポンスをリーダライタ100がループアンテナ9で受信して、検波復調器8で2値化コードに変換し、制御回路2により解析してICタグ200が規格に合致したIDカードであると認識する。それにより、以後リーダライタ100とICタグ200の間でポーリングが行われる。
図3は本発明の実施形態に係る物品の収容状態検知装置の構成図である。この物品の収容状態検知装置300は、ホルダ(容器)36に貼付されたICタグ200に記録されている管理情報を読み取るためのアンテナ9を有する収容棚(収容手段)40と、ICタグ200に対して管理情報の読み取りを行うリーダライタ(読み取り手段)100と、このリーダライタ100を制御するPC(制御手段)50とを備えて構成され、収容棚40内に備えられたアンテナ9、9aとリーダライタ100はケーブル44により接続されている。また、この例では複数のホルダ36は収容棚40の上下を区切る棚41の上部に収容され、ホルダ36の背面(正面)に貼付されたICタグ200に記録されている情報を収容棚40の背面に備えられたアンテナ9により読み取る構成となっている。また下部には複数のファイル43が収納されている。そしてファイル43の側面には図示しないICタグが貼付され、アンテナ9aにより情報が読み書きできる構成となっている。また扉45に備えられた鍵46により施開錠が可能な構成としても構わない。尚、読み取り手段としてリーダライタ100を使用したが、ICタグ200との交信が可能でICタグ内部に記録されている情報が読み出せれば読み取り専用のリーダでも構わない。またPC50が収容棚36の鍵46を直接制御しても構わない。
このように、本発明の物品の収容状態検知装置は、一括して出し入れされる書類を収容するとともに少なくとも一つのICタグ200を所定個所に備えたホルダ36と、複数のホルダ36を収容する収容棚40と、各ホルダに付され且つ直近位置(電波有効範囲内)にあるICタグだけとの間で電波を授受するために収容棚40に装備されるアンテナ9と、このアンテナ9を介してホルダ36に付されたICタグ200の記録情報を読取るためのリーダライタ100と、このリーダライタ100による読み取り情報に基づいて各ホルダ内における書類の有無を判定するPC50とを備えている。そしてアンテナ9と各ホルダに付されたICタグ200との位置関係は、アンテナ9が各ホルダに付された少なくとも一つのICタグだけとの間で電波の授受が可能となるように設定され、PC50は、収容棚40内におけるホルダ36の向きを変更することによって、アンテナ9との間で電波授受が可能となったICタグの記録情報に基づいて、各ホルダ内の書類の有無を判定することを特徴としている。
図4は本発明の第1の実施形態に係る物品の収容状態検知装置300の動作を説明するための部分構成図である。この図では、収容棚40はアンテナ9が備えられた背面部分のみを描き他の部分は省略している。また、ホルダ内には物品として書類を例にとり描いているが、他の物でも構わない。本実施形態では、書類35を収容するホルダ36と、ホルダ36の前面37(前)に付されたICタグ200と、ホルダ36の背面38(後)に付されたICタグ200aと、収容棚40の背面に備えられたアンテナ9とを備えて構成されている。
つぎに本発明の実施形態の動作について説明する。以下、本発明の実施形態では読み取り手段としてリーダライタ100を読取専用として使用するものとして説明する。尚、本実施形態では、ホルダ36内の書類35を貸し出すときは一括して貸し出すこととする。図4(a)はホルダ36内に書類35が収容されている場合のホルダ36の収容方向を表す図である。図4(b)はホルダ36内に書類35が収容されていない場合のホルダ36の収容方向を表す図である。即ち、予めICタグ200には、例えば「貸し出し中」の情報を記録しておき、ICタグ200aには「中味有り」の情報を記録しておく。まず利用者はリーダライタ100に認証用のIDカード(社員証等)を近接して収容棚40の鍵46を開錠する。このときホルダ36は図4(a)の向きに収容棚40に収容されているので、アンテナ9からはICタグ200aの情報「中味有り」がリーダライタ100から読取られている。その状態から利用者が収容棚40からホルダ36を取り出す。この状態ではICタグ200aの情報が読み取られなくなるので、PC50はホルダ36を収容棚40から取り出されたと認識する。そして利用者がホルダ36から書類35を一括して取り出し、ホルダ36の向きを反対側(アンテナ9に近いほうにICタグ200を向ける)に向けて収容する。するとアンテナ9からはICタグ200の情報「貸し出し中」がリーダライタ100から読取られる。これにより次の利用者がホルダ36の外部から内部が確認できなくとも、PC50のモニタによりホルダ36内の書類35の有無を容易に確認することができる。
図5は本発明の第2の実施形態に係る物品の収容状態検知装置300の動作を説明するための部分構成図である。同じ構成要素には同じ参照番号を付して説明する。この図では、収容棚40はアンテナ9が備えられた背面部分のみを描き他の部分は省略している。また、ホルダ内には物品として書類を例にとり描いているが、他の物でも構わない。本実施形態では、書類35を収容するホルダ36と、ホルダ36の背面38(後)に付されたICタグ200aと、収容棚40の背面に備えられたアンテナ9とを備えて構成されている。従って、図5が図4と異なる点は、ホルダ36の前面37(前)に付されたICタグ200を省略した点である。
つぎに本発明の実施形態の動作について説明する。以下、本発明の実施形態では読み取り手段としてリーダライタ100を読取専用として使用するものとして説明する。尚、本実施形態では、ホルダ36内の書類35を貸し出すときは一括して貸し出すこととする。図5(a)はホルダ36内に書類35が収容されている場合のホルダ36の収容方向を表す図である。図5(b)はホルダ36内に書類35が収容されていない場合のホルダ36の収容方向を表す図である。即ち、予めICタグ200aには「中味有り」の情報を記録しておく。まず利用者はリーダライタ100に認証用のIDカード(社員証等)を近接して収容棚40の鍵46を開錠する。このときホルダ36は図5(a)の向きに収容棚40に収容されているので、アンテナ9からはICタグ200aの情報「中味有り」がリーダライタ100から読取られている。その状態から利用者が収容棚40からホルダ36を取り出す。この状態ではICタグ200aの情報が読み取られなくなるので、PC50はホルダ36を収容棚40から取り出されたと認識する。そして利用者がホルダ36から書類35を一括して取り出し、ホルダ36の向きを反対側(アンテナ9に近いほうに前面37を向ける)に向けて収容する。するとアンテナ9からは何も読取られないためPC50は例えば、所定の時間経過後、アンテナ9からは何も読取られない状態を検知してホルダ36を「貸し出し中」の状態とする。これによりホルダ36に付するICタグを一つ削減することができ、コストダウンを図ることができる。
以上のように、本実施形態では、PC50が、収容棚40内におけるホルダ36の向きを変更した場合に、アンテナ9との間で電波授受が可能となるか否かの判断結果によって、各ホルダ内の書類の有無を判定することを特徴としている。
図6は本発明の第3の実施形態に係る物品の収容状態検知装置300の動作を説明するための部分構成図である。同じ構成要素には同じ参照番号を付して説明する。この図では、収容棚40はアンテナ9が備えられた背面部分のみを描き他の部分は省略している。また、ホルダ内には物品として書類を例にとり描いているが、他の物でも構わない。本実施形態では、一括して出し入れされる書類(物品)35を収容するホルダ本体(容器本体)36a、及びホルダ本体36aの開口を開閉する蓋36bを備えたホルダ36と、ホルダ本体36aと蓋36bに夫々少なくとも一つずつ付されたICタグ200a,200と、複数のホルダ(容器)36を収容する収容棚(収容手段)40と、各ホルダに付され且つ直近位置(電波有効範囲内)にあるICタグだけとの間で電波を授受するために収容棚40に装備されるアンテナ9と、このアンテナ9を介してICタグ200a,200の記録情報を読取るためのリーダライタ(読み取り手段)100と、リーダライタ100による読み取り情報に基づいて各ホルダ内における書類35の有無を判定するPC(制御手段)50と、を備えて構成されている。
次に、本発明の実施形態の動作について説明する。以下、本発明の実施形態では読み取り手段としてリーダライタ100を読取専用として使用するものとして説明する。尚、本実施形態では、ホルダ36内の書類35を貸し出すときは一括して全てを貸し出す場合を前提としている。図6(a)はホルダ本体36a内に書類35が収容され、蓋36bが閉められている場合のホルダ36の収容方向を表す図である。図6(b)はホルダ36内に書類35が収容されていない場合で、且つ蓋36bが折りたたみ線50から折りたたまれた状態のホルダ36の収容方向を表す図である。即ち、予めICタグ200には、例えば「貸し出し中」の情報を記録しておき、ICタグ200aには「中味有り」の情報を記録しておく。まず利用者はリーダライタ100に認証用のIDカード(社員証等)を近接して収容棚40の鍵46を開錠する。このときホルダ36は図6(a)の向きに収容棚40に収容されているので、アンテナ9からはICタグ200aの情報「中味有り」がリーダライタ100から読取られている。その状態から利用者が収容棚40からホルダ36を取り出す。この状態ではICタグ200aの情報が読み取られなくなるので、PC50はホルダ36を収容棚40から取り出されたと認識する。そして利用者が蓋36bを開けてICタグ200がICタグ200aと同じ方向になるようにする。そしてホルダ本体36aから書類35を一括して取り出し、ホルダ36の向きを取り出した向きと同じ向きで収容する。するとアンテナ9からはICタグ200の情報「貸し出し中」とICタグ200aの情報「中味有り」が読取られる。PC50はこの二つの情報が読み取られたことにより、ホルダ36内の書類が「貸し出し中」であることを認識する。これによりホルダ36の向きをその都度変更する必要が無くなり、利便性を高めることができる。
尚、本実施形態ではホルダ36を一旦収容棚40から取り出してから再び収容棚40に戻すようにしているが、収容棚40から取り出さずに蓋36bだけを開けて書類35を取り出すようにしても良い。
このように本実施形態では、蓋36bに付されたICタグ200は蓋36bの閉止時にはホルダ本体36aに付された他のICタグ200aから離間した位置にあると共に、蓋36bを開放して折り畳んだ時には他のICタグ200aに近接した位置に保持されるように構成されており、アンテナ9と各ホルダに付されたICタグとの位置関係は、アンテナ9が各ホルダに夫々付されたICタグのうちの電波有効距離内にある直近のICタグだけとの間で電波の授受が可能となるように設定され、PC50は、収容棚40内においてホルダ36の蓋36bを開放することにより蓋36bに固定されたICタグ200がアンテナ9の直近に移動することにより、アンテナ9との間で電波授受が可能となったICタグの記録情報に基づいて、各ホルダ内の書類の有無を判定することを特徴としている。
図7は本発明の第4の実施形態に係る物品の収容状態検知装置300の動作を説明するための部分構成図である。同じ構成要素には同じ参照番号を付して説明する。この図では、収容棚40はアンテナ9が備えられた背面部分のみを描き他の部分は省略している。また、ホルダ内には物品として書類を例にとり描いているが、他の物でも構わない。本実施形態では、一括して出し入れされる書類(物品)35を収容するホルダ本体(容器本体)36a、及びホルダ本体36aの開口を開閉する蓋36bを備えたホルダ36と、ホルダ本体36aに付されたICタグ200aと、複数のホルダ(容器)36を収容する収容棚(収容手段)40と、各ホルダに付され且つ直近位置にあるICタグだけとの間で電波を授受するために収容棚40に装備されるアンテナ9と、このアンテナ9を介してICタグ200aの記録情報を読取るためのリーダライタ(読み取り手段)100と、リーダライタ100による読み取り情報に基づいて各ホルダ内における書類35の有無を判定するPC(制御手段)50と、を備えて構成されている。図7が図6と異なる点は、蓋36bに付したICタグ200を省略した点である。
つぎに本発明の実施形態の動作について説明する。以下、本発明の実施形態では読み取り手段としてリーダライタ100を読取専用として使用するものとして説明する。尚、本実施形態では、ホルダ36内の書類35を貸し出すときは一括して貸し出すこととする。図7(a)はホルダ本体36a内に書類35が収容され、蓋36bが閉められている場合のホルダ36の収容方向を表す図である。図7(b)はホルダ本体36a内に書類35が収容されていない場合で、且つ蓋36bが折りたたみ線50から折りたたまれた状態のホルダ36の収容方向を表す図である。即ち、予めICタグ200aには「中味有り」の情報を記録しておく。まず利用者はリーダライタ100に認証用のIDカード(社員証等)を近接して収容棚40の鍵46を開錠する。このときホルダ36は図7(a)の向きに収容棚40に収容されているので、アンテナ9からはICタグ200aの情報「中味有り」がリーダライタ100から読取られている。その状態から利用者が収容棚40からホルダ36を取り出す。この状態ではICタグ200aの情報が読み取られなくなるので、PC50はホルダ36を収容棚40から取り出されたと認識する。そして利用者が蓋36bを開け、ホルダ本体36aから書類35を一括して取り出し、ホルダ36の向きを取り出した向きと反対側(アンテナ9に近いほうに前面37を向ける)に向けて収容する。するとアンテナ9からは何も読取られないためPC50は例えば、所定の時間経過後、アンテナ9からは何も読取られない状態を検知してホルダ36を「貸し出し中」の状態とする。これによりホルダ36に付するICタグを一つ削減することができ、コストダウンを図ることができる。
このように本実施形態では、PC50は、収容棚40内においてホルダ36の蓋36bを開放し且つアンテナ9に対するホルダ36の向きを変更した場合に、アンテナ9との間で電波授受が可能となるか否かの判断結果によって、各ホルダ内の書類の有無を判定することを特徴としている。
図8は本発明の第5の実施形態に係る物品の収容状態検知装置300の動作を説明するための部分構成図である。同じ構成要素には同じ参照番号を付して説明する。この図では、収容棚40はアンテナ9が備えられた背面部分のみを描き他の部分は省略している。また、ホルダ内には物品として書類を例にとり描いているが、他の物でも構わない。図8が図6と異なる点は、蓋36bにアルミ箔(電磁遮蔽手段)39を備えた点である。本実施形態では、蓋36bに付されたICタグ200とアルミ箔39は蓋36bの閉止時にはホルダ本体36aに付された他のICタグ200aから離間した位置にあると共に、蓋36bを開放して折り畳んだ時にはアルミ箔39が他のICタグ200a覆うように保持され、ICタグ200はICタグ200aに近接した位置に保持されるように構成されている。また、アンテナ9と各ホルダに付されたICタグとの位置関係は、アンテナ9が各ホルダに夫々付されたICタグのうちの電波有効距離内にある直近のICタグだけとの間で電波の授受が可能となるように設定され、PC50は、収容棚40内においてホルダ36の蓋36bを開放することにより、蓋36bに固定されたICタグ200がアンテナ9の直近に移動することにより、アンテナ9との間で電波授受が可能となったICタグ200の記録情報に基づいて、各ホルダ内の書類の有無を判定することを特徴としている。
図9は本発明の第6の実施形態に係る物品の収容状態検知装置300の動作を説明するための部分構成図である。同じ構成要素には同じ参照番号を付して説明する。この図では、収容棚40はアンテナ9が備えられた背面部分のみを描き他の部分は省略している。また、ホルダ内には物品として書類を例にとり描いているが、他の物でも構わない。図9が図7と異なる点は、蓋36bにアルミ箔(電磁遮蔽手段)39を備え、ICタグ200を省略した点である。本実施形態では、蓋36bに付されたアルミ箔39は蓋36bの閉止時にはホルダ本体36aに付された他のICタグ200aから離間した位置にあると共に、蓋36bを開放して折り畳んだ時にはアルミ箔39が他のICタグ200aを覆うように保持されるように構成されている。また、アンテナ9と各ホルダに付されたICタグとの位置関係は、アンテナ9が各ホルダに夫々付されたICタグのうちの電波有効距離内にある直近のICタグだけとの間で電波の授受が可能となるように設定され、PC50は、収容棚40内においてホルダ36の蓋36bを開放することにより、蓋36bに固定されたアルミ箔39がICタグ200aを覆うことにより、アンテナ9との間でICタグ200aと電波授受が不可能となり、これにより各ホルダ内の書類の有無を判定することを特徴としている。
図10は本発明の第7の実施形態に係る物品の収容状態検知装置350の動作を説明するための部分構成図である。同じ構成要素には同じ参照番号を付して説明する。この収容状態検知装置350は、一括して出し入れされる書類(物品)35を収容するとともに少なくとも一つのICタグ200を所定個所に備えたホルダ(容器)36と、複数のホルダ36を収容する収容棚(収容手段)40と、各ホルダ36に付され且つ直近位置(電波有効範囲内)にあるICタグだけとの間で電波を授受するために収容棚40に装備されるアンテナ9と、ホルダ36を含む書類35の重量を測定する秤(重量計測手段)51と、各ホルダ36に付されたICタグ200との間で電波を授受するために秤51に装備される計量器アンテナ52と、この計量器アンテナ52を介して各ホルダ36に付されたICタグ200に物品の有無情報を記録するリーダライタ(書き込み手段)100と、秤51による計測結果に基づいて各ホルダ36内における書類35の有無を判定するPC(制御手段)50とを備えて構成される。
次に本実施形態の物品の収容状態検知装置350の動作について説明する。尚、本実施形態では、ホルダ36内の書類35を貸し出すときは一括して貸し出すこととする。図10(a)はホルダ36内に書類35が収容されている場合を表す図である。図10(b)はホルダ36内に書類35が収容されていない場合を表す図である。まず書類35を貸し出す動作から説明する。利用者はリーダライタ100に認証用のIDカード(社員証等)を近接して収容棚40の鍵46を開錠する。このときホルダ36はICタグ200の面を収容棚40のアンテナ9側に向けて収容されているので、アンテナ9からはICタグ200の情報「中味有り」がリーダライタ100から読取られている。その状態から利用者が収容棚40からホルダ36を取り出す。この状態ではICタグ200の情報が読み取られなくなるので、PC50はホルダ36を収容棚40から取り出されたと認識する。そして利用者がホルダ36から書類35を一括して取り出し、図10(b)のように空になったホルダ36を秤51に載せる。すると計量器アンテナ51からケーブル55を介してPC50にホルダ36の重量情報が送られる。PC50はこの情報からホルダ36内の書類が貸出中であると判定して、リーダライタ100に対して「貸し出し中」の情報を送り、計量器アンテナ51を介してICタグ200にこの情報を記録する。そして利用者はホルダ36を収容棚40に収容する。このときホルダ36はICタグ200の面を収容棚40のアンテナ9側に向けて収容されるので、アンテナ9からはICタグ200の情報「貸し出し中」がリーダライタ100から読取られる。
次に書類35を返却する動作について説明する。利用者はリーダライタ100に認証用のIDカード(社員証等)を近接して収容棚40の鍵46を開錠する。このときホルダ36はICタグ200の面を収容棚40のアンテナ9側に向けて収容されているので、アンテナ9からはICタグ200の情報「貸し出し中」がリーダライタ100から読取られている。その状態から利用者が収容棚40からホルダ36を取り出す。この状態ではICタグ200の情報が読み取られなくなるので、PC50はホルダ36を収容棚40から取り出されたと認識する。そして利用者がホルダ36に書類35を一括して返却し、図10(a)のように書類が収容されたホルダ36を秤51に載せる。すると計量器アンテナ51からケーブル55を介してPC50にホルダ36の重量情報が送られる。PC50はこの情報からホルダ36内に書類が収容されていると判定して、リーダライタ100に対して「中味有り」の情報を送り、計量器アンテナ51を介してICタグ200にこの情報を記録する。そして利用者はホルダ36を収容棚40に収容する。このときホルダ36はICタグ200の面を収容棚40のアンテナ9側に向けて収容されるので、アンテナ9からはICタグ200の情報「中味有り」がリーダライタ100から読取られる。
このように本実施形態は、計量器アンテナ51は、秤51にホルダ36を搭載した際に、計量器アンテナ51がホルダ36に付されたICタグ200との間で電波の授受が可能となるように設定され、PC50は、秤51が取得したホルダ36に関する重量情報に基づいてホルダ36内の書類35の有無を判定し、この判定結果に基づいて書類35の有無情報をホルダ36に付されたICタグ200に記録することにより、収容棚40にホルダ36が収容された場合、ICタグ200に記録された書類35の有無情報をアンテナ9を介してリーダライタ100により読取ることでホルダ36内の書類35の有無を判定するものである。
尚、ホルダ36内に書類35が収容されている状態で秤51の情報をICタグ200に記録した後、ホルダ36内の書類35が不正に取り出されても収納棚40はそれを検出することができない。このような不正行為を防止するために、ホルダ36に鍵付の蓋を設け、書類35がホルダ36内にあるときは鍵を施錠するようにすることもできる。
本発明の実施形態のICタグ用リーダライタの構成を示すブロック図である。 本発明のICタグの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る物品の収容状態検知装置の構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る物品の収容状態検知装置300の動作を説明するための部分構成図である。 本発明の第2の実施形態に係る物品の収容状態検知装置300の動作を説明するための部分構成図である。 本発明の第3の実施形態に係る物品の収容状態検知装置300の動作を説明するための部分構成図である。 本発明の第4の実施形態に係る物品の収容状態検知装置300の動作を説明するための部分構成図である。 本発明の第5の実施形態に係る物品の収容状態検知装置300の動作を説明するための部分構成図である。 本発明の第6の実施形態に係る物品の収容状態検知装置300の動作を説明するための部分構成図である。 本発明の第7の実施形態に係る物品の収容状態検知装置350の動作を説明するための部分構成図である。
符号の説明
9 アンテナ、35 書類、36 ホルダ、40 収容棚、50 PC、51 秤、100 リーダライタ、200、200a ICタグ

Claims (4)

  1. 一括して出し入れされる物品を収容するとともに少なくとも一つのICタグを所定個所に備えた容器と、複数の容器を収容する収容手段と、各容器に付され且つ直近位置にあるICタグだけとの間で電波を授受するために前記収容手段に装備されるアンテナと、該アンテナを介して前記各容器に付されたICタグの記録情報を読取るための読み取り手段と、該読み取り手段による読み取り情報に基づいて各容器内における物品の有無を判定する制御手段と、を備えた物品の収容状態検知装置において、
    前記アンテナと各容器に付されたICタグとの位置関係は、前記アンテナが各容器に付された少なくとも一つのICタグだけとの間で電波の授受が可能となるように設定され、
    前記制御手段は、前記収容手段内における容器の向きを変更することによって前記アンテナとの間で電波授受が可能となったICタグの記録情報に基づいて、各容器内の物品の有無を判定することを特徴とする物品の収容状態検知装置。
  2. 一括して出し入れされる物品を収容するとともに少なくとも一つのICタグを所定個所に備えた容器と、複数の容器を収容する収容手段と、各容器に付され且つ直近位置にあるICタグだけとの間で電波を授受するために前記収容手段に装備されるアンテナと、該アンテナを介して前記各容器に付されたICタグの記録情報を読取るための読み取り手段と、該読み取り手段による読み取り情報に基づいて各容器内における物品の有無を判定する制御手段と、を備えた物品の収容状態検知装置において、
    前記アンテナと各容器に付されたICタグとの位置関係は、前記アンテナが各容器に付された少なくとも一つのICタグだけとの間で電波の授受が可能となるように設定され、
    前記制御手段は、前記収容手段内における容器の向きを変更した場合に前記アンテナとの間で電波授受が可能となるか否かの判断結果によって、各容器内の物品の有無を判定することを特徴とする物品の収容状態検知装置。
  3. 一括して出し入れされる物品を収容する容器本体、及び該容器本体の開口を開閉する蓋を備えた容器と、容器本体と蓋に夫々少なくとも一つずつ付されたICタグと、複数の容器を収容する収容手段と、各容器に付され且つ直近位置にあるICタグだけとの間で電波を授受するために前記収容手段に装備されるアンテナと、該アンテナを介して前記各容器に付されたICタグの記録情報を読取るための読み取り手段と、該読み取り手段による読み取り情報に基づいて各容器内における物品の有無を判定する制御手段と、を備えた物品の収容状態検知装置において、
    前記蓋に付されたICタグは該蓋の閉止時には容器本体に付された他のICタグから離間した位置にあると共に、該蓋を開放して折り畳んだ時には他のICタグに近接した位置に保持されるように構成されており、
    前記アンテナと各容器に付されたICタグとの位置関係は、前記アンテナが各容器に夫々付されたICタグのうちの電波有効距離内にある直近のICタグだけとの間で電波の授受が可能となるように設定され、
    前記制御手段は、前記収容手段内において容器の蓋を開放することにより蓋に固定されたICタグがアンテナの直近に移動することにより前記アンテナとの間で電波授受が可能となったICタグの記録情報に基づいて、各容器内の物品の有無を判定することを特徴とする物品の収容状態検知装置。
  4. 一括して出し入れされる物品を収容する容器本体、及び該容器本体の開口を開閉する蓋を備えた容器と、容器本体と蓋に夫々少なくとも一つずつ付されたICタグと、複数の容器を収容する収容手段と、各容器に付され且つ直近位置にあるICタグだけとの間で電波を授受するために前記収容手段に装備されるアンテナと、該アンテナを介して前記各容器に付されたICタグの記録情報を読取るための読み取り手段と、該読み取り手段による読み取り情報に基づいて各容器内における物品の有無を判定する制御手段と、を備えた物品の収容状態検知装置において、
    前記蓋に付されたICタグは該蓋の閉止時には容器本体に付された他のICタグから離間した位置にあると共に、該蓋を開放して折り畳んだ時には他のICタグに近接した位置に保持されるように構成されており、
    前記蓋に電磁遮蔽手段を更に備え、前記電磁遮蔽手段は前記蓋の閉止時には容器本体に付された他のICタグから離間した位置にあると共に、前記蓋を開放して折り畳んだ時には前記他のICタグを覆う位置に保持されるように構成され、
    前記アンテナと各容器に付されたICタグとの位置関係は、前記アンテナが各容器に夫々付されたICタグのうちの電波有効距離内にある直近のICタグだけとの間で電波の授受が可能となるように設定され、
    前記制御手段は、前記収容手段内において容器の蓋を開放した場合に、前記アンテナとの間で電波授受が可能となったICタグの記録情報に基づいて、各容器内の物品の有無を判定することを特徴とする物品の収容状態検知装置。
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