JP2003292123A - 保管物管理システム - Google Patents

保管物管理システム

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JP2003292123A
JP2003292123A JP2002137798A JP2002137798A JP2003292123A JP 2003292123 A JP2003292123 A JP 2003292123A JP 2002137798 A JP2002137798 A JP 2002137798A JP 2002137798 A JP2002137798 A JP 2002137798A JP 2003292123 A JP2003292123 A JP 2003292123A
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Tsuneo Nishi
常夫 西
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保管と管理とが必要な薬品などを代表とする
保管物の管理方式において、保管庫への保管物ないしそ
のケースの搬入や補充、及び保管庫からの保管物ないし
そのケースの持出しや取り出しを、自動的に管理し得る
実用的なシステムを提供する。 【解決手段】 識別コード情報を発信する無線通信モジ
ュールを、柔軟性があるシート部材に仕込んだ部材であ
る無線タグシール(2a、2b、2c、2d)を、薬品
のケース(1a、1b、1c、1d)にそれぞれ貼り、
薬品保管庫4に無線通信装置5を設け、無線通信装置5
から受け取る情報を参照して、薬品ケースの在庫情報の
管理を行うコンピュータ15を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薬品保管ケース/
棚/ラックなどの保管庫への薬品などの物品の搬入に関
する情報及び薬品保管ケース/棚/ラックなどの保管庫
からの薬品などの物品の取り出しに関する情報を自動的
に管理する保管物管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、劇薬、薬品などの要管理物質の容
器ないしケース(袋、包装部材などもケースに含むもの
とする)に、小型無線発信機、いわゆる無線タグを取り
付けて、薬品の出し入れに関する情報をコンピュータで
自動的に管理する方式が提案されている。しかし、薬品
などの保管と管理が必要な物は、形状、容量、サイズは
多様であり、従って、それらの薬品などの保管物のケー
スの形状、容量、サイズも種々様々である。それゆえ、
無線タグを取り付け可能な薬品のケースは、現実には限
りがあるという問題点があった。例えば、小型の円柱状
の薬品ケースに無線タグを取り付けるのは、現実には困
難であった。従って、従来、薬品などの保管物を、その
保管庫への出し入れ情報を自動的に管理するシステムの
実用化は困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明に係る保管物管
理システムは、上記した従来の技術が有する問題点に鑑
みなされたもので、次の課題を解決することを目的とす
る。保管と管理とが必要な薬品などを代表とする保管物
の管理方式において、保管庫への保管物ないしそのケー
スの搬入や補充、及び保管庫からの保管物ないしそのケ
ースの持出しや取り出しに関する情報を、自動的に管理
し得る実用的なシステムを提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の第1発明は、請求項1に記載されたとおりの
保管物管理システムであり、次のようなものである。識
別コード情報を発信する無線通信モジュールを柔軟性が
あるシート部材に仕込んだシールをそれぞれ貼ってある
物品のケースと、物品保管庫と、前記物品保管庫に具備
させる無線通信装置と、前記無線通信装置から受け取る
情報を参照して、前記ケースの管理を行う情報処理装置
と、を有する構成である。
【0005】上記課題を解決するための本発明の第2発
明は、請求項2に記載されたとおりの保管物管理システ
ムであり、次のようなものである。請求項1記載の保管
物管理システムにおいて、前記無線通信モジュールは、
送信機能を有し受信機能を有せず、前記無線通信装置
は、受信機能を有し送信機能を有しない、構成である。
【0006】上記課題を解決するための本発明の第3発
明は、請求項3に記載されたとおりの保管物管理システ
ムであり、次のようなものである。請求項1の保管物管
理システムにおいて、前記無線通信モジュールは、受信
機能及び送信機能を有し、前記無線通信装置は、送信機
能及び受信機能を有する、構成である。
【0007】上記課題を解決するための本発明の第4発
明は、請求項4に記載されたとおりの保管物管理システ
ムであり、次のようなものである。請求項1記載、請求
項2記載または請求項3記載の保管物管理システムにお
いて、前記無線通信モジュールは、一定時間以上静止状
態にあるとき通信動作を停止する、構成である。ここ
に、通信動作というのは、無線送信のみに係る動作、も
しくは無線受信及び無線送信の双方に係る動作、という
意味である。また、上記一定時間というのは、0秒も含
むものとする。
【0008】上記課題を解決するための本発明の第5発
明は、請求項5に記載されたとおりの保管物管理システ
ムであり、次のようなものである。請求項1記載、請求
項2記載または請求項3記載の保管物管理システムにお
いて、前記無線通信モジュールは、一定時間(0秒も含
む)以上静止状態にあるとき通信動作を停止するとも
に、移動状態にあるとき通信動作を実行する、構成であ
る。
【0009】上記課題を解決するための本発明の第6発
明は、請求項6に記載されたとおりの保管物管理システ
ムであり、次のようなものである。請求項1記載、請求
項2記載、請求項3記載、請求項4記載または請求項5
記載の保管物管理システムにおいて、前記物品保管庫に
入れるケース、もしくは前記物品保管庫から取り出すケ
ースを指定するため、前記情報処理装置に入力して記憶
させる、登録情報と、前記無線送信装置から前記情報記
憶装置が受取る情報と、を前記情報処理装置が照合し
て、前記登録情報と前記無線送信装置から受取る情報と
が不一致であるとき、警報を発する、構成である。な
お、前記登録情報と前記無線送信装置から受取る情報と
が不一致である、というのは、次の意味である。無線送
信装置から受取る識別コード情報の中に、登録情報には
存しないケース指定のための情報が、含まれているとい
うこと、または、登録情報には存するケース指定のため
の情報が、無線送信装置から受取る識別コード情報には
含まれていないということ、である。
【0010】上記課題を解決するための本発明の第7発
明は、請求項7に記載されたとおりの保管物管理システ
ムであり、次のようなものである。請求項6記載の保管
物管理システムにおいて、前記情報処理装置は、ネット
ワークに接続され、前記ネットワークには、少なくとも
1台以上端末装置が接続されるとともに、前記登録情報
は、前記端末装置から入力して、前記ネットワークを介
して前記情報処理装置に伝送される、構成である。
【0011】上記課題を解決するための本発明の第8発
明は、請求項8に記載されたとおりの保管物管理システ
ムであり、次のようなものである。請求項1記載、請求
項2記載、請求項3記載、請求項4記載、請求項5記
載、請求項6記載または請求項7記載の保管物管理シス
テムにおいて、前記物品は、薬品もしくは医薬品であ
る、ものである。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る保管物管理
システムのブロック図である。本発明の必須の構成要素
の一つである物品保管庫の例として、薬品ケースを保管
するための薬品保管庫4を使って実施の形態を説明して
いく。薬品保管庫4には、薬品Aのケース1a、薬品B
のケース1b、薬品Cのケース1cなどが収納してあ
る。そして、薬品Dのケース1dが、今まさに、この薬
品保管庫4に収められたところである。各薬品ケースの
中にはそれぞれ薬品が入っている。また、各薬品ケース
には、それぞれ無線タグシール(2a、2b、2c、2
d)が貼ってある。
【0013】無線タグシール2aは、薬品Aもしくは薬
品Aのケース1aを特定し得る識別コード情報(いわゆ
るID情報)を記憶しているとともに、該コード情報を
無線発信可能なシール状の部材である。無線タグシール
2bは、薬品Bもしくは薬品Bのケース1bを特定し得
る識別コード情報を記憶しているとともに、該コード情
報を無線発信可能なシール状の部材である。無線タグシ
ール2cは、薬品Cもしくは薬品Cのケース1cを特定
し得る識別コード情報を記憶しているとともに、該コー
ド情報を無線発信可能なシール状の部材である。同様
に、無線タグシール2dは、薬品Dもしくは薬品Dのケ
ース1dを特定し得る識別コード情報を記憶していると
ともに、該コード情報を無線発信可能なシール状の部材
である。
【0014】各無線タグシールは、例えば図4のような
構成とする。図4は、無線タグシールのブロック図であ
る。無線タグシール2は、無線通信モジュール3と電源
生成部11とを持っている。無線通信モジュール3は、
少なくとも発信機能ないし送信機能を有している。もち
ろん、無線通信モジュール3は、送信機能と受信機能の
両方を有していてもよい。無線通信モジュール3が受信
機能を持っている場合、外部から受信した信号を電源生
成部11にて電力として取り出し、無線タグシール2の
各部に供給するような構成としてもよい。もちろん、電
源生成部11は単なる電池でもよい。また、無線タグシ
ール2は、識別コード情報記憶部10を具備している。
識別コード情報記憶部10は、例えばフラッシュメモ
リ、ROMなどを使用する。識別コード情報記憶部10
には、無線タグシール2毎の固有のID情報が記憶され
ている。無線通信モジュール3は、この識別コード情報
を識別コード情報記憶部10から間欠的に読み出して、
外部へ間欠的に送信する。あるいは、無線通信モジュー
ル3は、外部からの通信要求に応じて、この識別コード
情報を識別コード情報記憶部10から読み出して、外部
に送信する。
【0015】図1において、薬品保管庫4は、少なくと
も1個の無線通信装置5を具備している。無線通信装置
5は、無線通信の信頼性を確保するべく、アンテナ6を
具備する構成としてもよい。無線通信装置5は、少なく
とも受信機能は有しており、各無線タグシール(2a、
2b、2c、2d)が発信する薬品もしくは薬品のケー
スについての識別コード情報(ID情報)を受信し、コ
ンピュータ15へそれらの情報を伝送する。コンピュー
タ15は、薬品ケースの在庫状況を管理するための情報
処理装置のことであり、例えば、パーソナルコンピュー
タ(システム)である。コンピュータ15は、無線通信
装置5が受信する識別コード情報を記憶するための記憶
装置9を具備しており、無線通信装置5が受信し得る識
別コード情報の記憶を記憶装置9において維持し、無線
通信装置5が受信し得ない識別コード情報の記憶を記憶
装置9から抹消する。図1では、無線タグシール2a、
無線タグシール2b及び無線タグシール2cが発する識
別コード情報を、無線通信装置5は、受信することがで
きる。従って、記憶装置9には、それらの識別コード情
報が記憶され、薬品Aのケース1a、薬品Bのケース1
b及び薬品Cのケース1cが薬品保管庫4に存すること
をコンピュータ15(実質そのCPU8)は、把握ない
し認識している。そこへ、薬品Dのケース1dが薬品保
管庫4に持ち込まれると、無線通信装置5は、今まで受
信していなかった、無線タグシール2dが発する識別コ
ード情報を受信し、コンピュータ9へその受信情報を伝
送する。コンピュータ15のCPU8は、該識別コード
情報を記憶装置9に格納(ID記録)する。すなわち、
コンピュータ15は、薬品Dもしくは薬品Dのケースを
特定するためのいわゆるID情報を記憶装置9に記録し
たことになる。このように、コンピュータ15は、薬品
保管庫4に入っている薬品もしくは薬品ケースの在庫状
況を、無線通信装置5からの受信情報に基づいて、把握
・管理することができる。
【0016】次に、薬品保管庫4から薬品ケースを取り
出す場合の情報管理について説明する。図2は、本発明
に係る保管物管理システムの実施の一形態を示すブロッ
ク図である。薬品保管庫4には、薬品Aのケース1a、
薬品Bのケース1b、薬品Cのケース1c及び薬品Eの
ケース1eなどが入っていたものとする。コンピュータ
15の記憶装置9には、これらの薬品ケースに貼られた
無線タグシール(2a、2b、2c、2e)が間欠的に
発する識別コード情報がそれぞれ記憶されている。この
状態において、薬品Eのケース1eを薬品保管庫4から
取り出したものとする。すると、無線通信装置5は、無
線タグシール2eが無線発信する識別コード情報を受信
できなくなる。コンピュータ15のCPU8は、一定時
間、無線タグシール2eが発する識別コード情報が無線
通信装置5から伝送されて来ないことを認めると、記憶
装置9に記憶されている無線タグシール2e由来の識別
コード情報の記憶を抹消する。従って、コンピュータ1
5は、薬品保管庫4に入っていた、薬品Aのケース1
a、薬品Bのケース1b、薬品Cのケース1c、及び薬
品Eのケース1eのうち、薬品Eのケース1eのみが薬
品保管庫4からその外へ持ち出されたのであることを認
識できる。なお、図1及び図2では、無線タグシール
(1a、1b、1c、1d、1e)から無線通信装置5
へ片方向で情報を送信する様を示しているが、無線タグ
シールと無線通信装置5との通信は、双方向であっても
よい。例えば、無線通信装置5が各無線タグシール(1
a、1b、1c、1d、1e)に識別コード情報の送信
要求信号を出し、各無線タグシール(1a、1b、1
c、1d、1e)は、その識別コード情報の送信要求信
号を受けてから、自分の識別コード情報を無線送信する
構成であってもよい。
【0017】図3は、本発明に係る保管物管理システム
の別の実施の形態を示すブロック図である。薬品保管庫
4に設ける無線通信装置は、2個以上であってもよい。
図3では、薬品Aのケース1aの無線タグシール2a、
薬品Bのケース1bの無線タグシール2b、及び薬品C
のケース1cの無線タグシール2cが発信する情報は、
主として無線通信装置5aで受信し、また、薬品Eのケ
ース1eの無線タグシール2e、及び薬品Fのケース1
fの無線タグシール2fが発信する情報は、主として無
線通信装置5bで受信する、構成を示している。
【0018】図5は、無線タグシールの実施の一形態を
示すブロック図である。無線タグシール2は、無線通信
モジュール3を必ず具備している。この無線通信モジュ
ール3は、例えばタイマ19からの信号で電源供給ライ
ンのゲート13の開閉を制御する構成とするなどして、
一定時間以上静止状態にあるとき、すなわち、一定時間
以上移動しないとき、識別コード情報記憶部10から識
別コード情報を読み出すことをせず、かつ、無線送信も
しない構成としてもよい。こうすると、無線タグシール
2を貼った薬品ケースが薬品保管庫4に置かれていると
きは、無線通信モジュール3は、無線送信を行わないし
行えないので、消費電力の節約となり、電源生成部11
の電力供給可能期間が延び、無線タグシール2が長期間
使用可能となる。また、無線通信モジュール3は、一定
時間以上静止状態にあるとき通信動作を停止する場合で
も、当然、無線通信モジュール3が移動状態にあるとき
は、通信動作を実行する。例えば、無線タグシール2
は、自身の移動を振動センサ12で検出し、静止時には
閉じているゲート13(線路開閉手段)を開放状態とす
る。従って、無線タグシール2が移動しているときは、
識別コード情報記憶部10及び無線通信モジュール3に
電力が供給され、無線タグシール2(無線通信モジュー
ル3)は、自分に付されている識別コード情報を無線送
信することができる。そして、無線タグシール2が静止
してから一定時間(0秒を含む)が経過すると、無線タ
グシール2は、無線送信及び無線受信が不能の状態とな
る。よって、コンピュータ15は、無線タグシールを貼
った薬品ケースの薬品保管庫4への出し入れに関する情
報を自動的に管理できる。なお、タイマ19は、本発明
の必須の構成ではないので、一点鎖線で示している。ま
た、タイマ19を設ける位置は、当業者の設計上の選択
事項である。例えば、無線通信モジュール3の内部に設
けてもよい。
【0019】図6は、情報処理装置をネットワーク接続
する保管物管理システムの実施の形態を示すブロック図
である。コンピュータ15の記憶装置9には、例えばキ
ーボード18のような入力手段から、薬品ケース(無線
タグシール)に個別に付す識別コード情報を登録するこ
とができる。つまり、薬品保管庫4から取り出したい薬
品ケースを指定するための情報をコンピュータ15に打
ち込んで登録することができる。一方、薬品保管庫4が
具備している少なくとも一つの無線通信装置、例えば無
線通信装置5bには、警報手段としてブザー7bを具備
させる。今、薬品A及び薬品Bを指定する情報をコンピ
ュータ15に登録し、その薬品Aのケース1a及び薬品
Bのケース1bを薬品保管庫4から取り出したいとす
る。ところが、誤まって、薬品Aのケース1a及び薬品
Cのケース1cを取り出したとする。無線通信装置5a
は、無線タグシール2a及ぶ無線タグシール2cからそ
れぞれ、識別コード情報(ID情報)を受け取り、コン
ピュータ15に伝送する。コンピュータ15では、無線
通信装置5aから受信したこの二つの識別コード情報
(ID情報)と、薬品A及び薬品Bを指定する登録情報
とを照合する。すると、無線タグシール2cが発した薬
品Cの識別コード情報(ID情報)は、未登録の情報で
あるので、警報を発するべく無線通信装置に指令を出
す。無線通信装置5aのブザー7aもしくは無線通信装
置6bのブザー7bいずれか一方または両方が鳴って、
間違った薬品(ケース)を薬品保管庫4取り出そうとし
ていることを警告する。薬品ケースを薬品保管庫4に搬
入するときも、同様にして、コンピュータ15に登録し
てない(搬入する旨の指示を入力していない)、薬品ケ
ースの識別コード情報(ID情報)をコンピュータ15
がいずれかの無線通信装置から受取ったときは、本発明
に係る保管物管理システムは、記憶装置9から読み出す
登録情報と該識別コード情報(ID情報)を比較して、
照合不一致なら、警報を発することができる。また、コ
ンピュータ15の記憶装置9に記録させる、薬品ないし
薬品ケースの指定登録情報は、LAN17のようなネッ
トワークを介してコンピュータ15に与えてもよい。L
ANには、例えばパソコンのような端末装置(16b、
16c)を少なくとも一つ以上接続する。また、LAN
17に接続する端末装置は、有線接続だけに限るもので
はなく、PHS機や携帯電話機や短距離携帯無線通信端
末のような無線でネットワーク(LAN17)に接続す
る方式の携帯端末16aであってもよい。コンピュータ
15は、通信ポート14のような通信インタフェースを
介して、LAN17に接続することは容易であるので、
各所に設置する端末装置(16b、16c)や関係者が
持ち歩く携帯端末16aから、無線通信装置(5a、5
b)とデータ伝送するコンピュータ15へ、薬品ケース
指定のための情報を登録することができ、薬品保管庫4
への搬入または取り出しの薬品ケースを指定するたび
に、一々、コンピュータ15のあるところまで出向かな
くてもよく、便利である。なお、ブザー(7a、7b)
のような警報手段は、無線通信装置(5a、5b)にそ
れぞれ設けてもよいし、コンピュータ15に設けてもよ
いし、端末装置(16b、16c)や携帯端末16aに
設けてもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明に係る保管物管理システムは、以
上説明してきたような構成であるので、以下に記載する
効果を奏する。無線通信モジュールを仕込んだ無線タグ
シールをケースに貼り、パーソナルコンピュータなどの
情報処理装置で、それらのケースが保管庫に入れられた
り、取り出されたり、を管理するシステムである。無線
通信モジュールをシール部材に仕込むことで、そのシー
ルは、大抵のケースに貼ることができるので、この管理
システムは、種々の薬品などの保管物の自動管理が可能
であるから、実際に、薬品の管理に使用可能であって、
実用的である。そして、そのケースに貼る無線タグシー
ルが発する識別コード情報を、無線通信装置を介して情
報処理装置が受け取り、保管庫の在庫状況を常に把握で
きる。人間がケースを手にとって、所定の読み取り装置
でケースの情報を読み取る必要がなく、保管庫へのケー
スの搬入、及び保管庫からのケースの搬出を、無線送受
信により自動で管理することが可能である。また、一定
時間以上無線通信モジュールが静止している状態では、
無線通信モジュールの通信動作を停止することにより、
消費電力を節減して、無線タグシールを長期間使えるの
で、より実用的である。また、本発明に係るシステムで
は、情報処理装置に指定入力する薬品ケース情報と、無
線通信装置から受取る薬品ケース(無線タグシール)の
識別コード情報と、を照合して、誤まった(薬品)ケー
スの搬入と取り出しに対して、警報を発するシステムと
することも可能であり、実用上、便利、安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る薬品管理システムのブロック図で
ある。
【図2】本発明に係る保管物管理システムの実施の一形
態を示すブロック図である。
【図3】本発明に係る保管物管理システムの別の実施の
形態を示すブロック図である。
【図4】無線タグシールのブロック図である。
【図5】無線タグシールの実施の一形態を示すブロック
図である。
【図6】情報処理装置をネットワーク接続する保管物管
理システムの実施の形態を示すブロック図である。
【符号の説明】
1a 薬品Aのケース 1b 薬品Bのケース 1c 薬品Cのケース 1d 薬品Dのケース 1e 薬品Eのケース 1f 薬品Fのケース 2、2a、2b、2c、2d、2e、2f 無線タグシ
ール 3 無線通信モジュール 4 薬品保管庫 5、5a、5b 無線通信装置 6 アンテナ 7a、7b ブザー 8 CPU 9 記憶装置 10 識別コード情報記憶部 11 電源生成部 12 振動センサ 13 ゲート 14 通信ポート 15 コンピュータ 16a 携帯端末 16b、16c 端末装置 17 LAN 18 キーボード 19 タイマ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 識別コード情報を発信する無線通信モジ
    ュールを柔軟性があるシート部材に仕込んだシールをそ
    れぞれ貼ってある物品のケースと、 物品保管庫と、 前記物品保管庫に具備させる無線通信装置と、 前記無線通信装置から受け取る情報を参照して、前記ケ
    ースの管理を行う情報処理装置と、 を有する保管物管理システム。
  2. 【請求項2】 前記無線通信モジュールは、送信機能を
    有し受信機能を有せず、 前記無線通信装置は、受信機能を有し送信機能を有しな
    い、請求項1記載の保管物管理システム。
  3. 【請求項3】 前記無線通信モジュールは、受信機能及
    び送信機能を有し、 前記無線通信装置は、送信機能及び受信機能を有する、
    請求項1記載の保管物管理システム。
  4. 【請求項4】 前記無線通信モジュールは、一定時間以
    上静止状態にあるとき通信動作を停止する、請求項1記
    載、請求項2記載または請求項3記載の保管物管理シス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記無線通信モジュールは、一定時間以
    上静止状態にあるとき通信動作を停止するともに、 移動状態にあるとき通信動作を実行する、請求項1記
    載、請求項2記載または請求項3記載の保管物管理シス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記物品保管庫に入れるケース、もしく
    は前記物品保管庫から取り出すケースを指定するため、
    前記情報処理装置に入力して記憶させる、登録情報と、 前記無線送信装置から前記情報処理装置が受取る情報
    と、を前記情報処理装置が照合して、 前記登録情報と前記無線送信装置から受取る情報とが不
    一致であるとき、警報を発する、請求項1記載、請求項
    2記載、請求項3記載、請求項4記載または請求項5記
    載の保管物管理システム。
  7. 【請求項7】 前記情報処理装置は、ネットワークに接
    続され、 前記ネットワークには、少なくとも1台以上端末装置が
    接続されるとともに、 前記登録情報は、前記端末装置から入力して、前記ネッ
    トワークを介して前記情報処理装置に伝送される、請求
    項6記載の保管物管理システム。
  8. 【請求項8】 前記物品は、薬品もしくは医薬品であ
    る、請求項1記載、請求項2記載、請求項3記載、請求
    項4記載、請求項5記載、請求項6記載または請求項7
    記載の保管物管理システム。
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