JP4653110B2 - 地中障害物の撤去装置及び掘削ユニット並びにこれを用いた地中障害物の撤去方法 - Google Patents
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Description
前記ケーシング下端部の掘削歯と、前記ケーシング下端部に設けられた孔と、この孔に挿入されケーシング内側に突出するチャック爪と、このチャック爪をケーシング内側に突出させる爪駆動装置とを有し、地中に埋設された障害物の外周を前記掘削歯で掘削して当該障害物をケーシングにより覆うと共に前記チャック爪で障害物を掴んだ状態でケーシングを引き上げることにより障害物を地中から撤去するものであり、前記チャック爪が前記爪駆動装置により前記孔に沿ってケーシング内側に突出するように湾曲しており、前記孔を形成する部材が厚みを有し、前記チャック爪に下方向きの荷重が掛かった際に前記孔の下部でケーシング内側部分と前記孔の上部でケーシング外面側部分を前記チャック爪に接当させて前記下方向きの荷重を支持することにある。
図1に示すように、本発明に係る撤去装置1は第一クローラ2を備える。第一クローラ2において、クローラ本体3の前方にリーダーマスト4を角度自在に取り付け、リーダーマスト4の頂部にトップシーブ5を取り付けると共に、リーダーマスト4の中間部にトップシーブ5によって上下昇降自在にケーシング7を回転させるケーシング駆動装置6を取り付けている。ケーシング7の下端には掘削ユニット8が設けられ、上端にはスイベル9が設けられている。ケーシング7は、図16、17に示すように複数の単体が適宜連結・取り外しされ、ケーシング駆動装置6により掘削ユニット8が駆動回転させられて地中Eを掘削する。
図18に示すように、本発明に係る撤去装置1では、第一クローラ2のクローラ本体3の前方にリーダーマスト4を角度自在に取り付け、リーダーマスト4の頂部にトップシーブ5を取り付けてある。そして、リーダーマスト4の中間部にトップシーブ5によって上下昇降自在にケーシング7を回転させるケーシング駆動装置6を取り付けてなる。ケーシング7の下端には堀削ユニット8が設けられている。ケーシング7は、複数の単体が適宜連結・取り外しされ、ケーシング駆動装置6により堀削ユニット8が駆動回転させられて地中Eを掘削する。
まず、図28は、杭100の引抜き作業に相当する。この際、伝達機構50におけるロッド54を上第一ホルダー51に固定すると共にコマ25を第一部31aに符合させる。当初において、コマ25は図26に示す左抜部31におけるP1に位置してコマ25に対し中環23を方向C2側へ回転させる。図19,20に示すように、内環22と中環23とは伸びきった関係となる。
図30(a)に示すように、ケーシング駆動装置6に掘削ユニット8を接続し、地表から掘削を開始して、杭100の地表から数メートルの部分で掘削ユニット8の押し込みを停止させる。切欠30におけるコマ25を、図26で示す切断部33のQ2に位置させることでチャック爪41を突出させ(図29(b)の状態と同一)、掘削ユニット8を回転させてチャック爪41で杭100の上部表面に切り込み溝102(図30(c)参照)を入れる。
Claims (11)
- 円筒状のケーシングと、このケーシング下端部の掘削歯と、前記ケーシング下端部に設けられた孔と、この孔に挿入されケーシング内側に突出するチャック爪と、このチャック爪をケーシング内側に突出させる爪駆動装置とを有し、地中に埋設された障害物の外周を前記掘削歯で掘削して当該障害物をケーシングにより覆うと共に前記チャック爪で障害物を掴んだ状態でケーシングを引き上げることにより障害物を地中から撤去する地中障害物の撤去装置であって、前記チャック爪が前記爪駆動装置により前記孔に沿ってケーシング内側に突出するように湾曲しており、前記孔を形成する部材が厚みを有し、前記チャック爪に下方向きの荷重が掛かった際に前記孔の下部でケーシング内側部分と前記孔の上部でケーシング外面側部分を前記チャック爪に接当させて前記下方向きの荷重を支持することを特徴とする地中障害物の撤去装置。
- 前記ケーシングを回転させることにより前記チャック爪に反回転方向の荷重が掛かった際に前記孔の前記回転方向上手側でケーシング内側部分と前記孔の前記回転方向下手側でケーシング外面側部分を前記チャック爪に接当させて前記反回転方向の荷重を支持することを特徴とする請求項1記載の地中障害物の撤去装置。
- 前記ケーシングが前記掘削歯及びチャック爪を有する下分割体とさらに上部のケーシングに連結させるための上部分割体とを有し、前記上下分割体は相対回転及び相対伸縮可能であり、前記上下分割体の間に各分割体に設けられた係合部が互いに係合してこれら上下分割体の相対伸縮の可否を上下分割体の相対回転位置で選択可能な係合機構を有し、前記爪駆動装置が前記上下分割体の相対縮小により前記チャック爪を前記ケーシングの内側に突出させるものであることを特徴とする請求項1記載の地中障害物の撤去装置。
- 前記係合機構が、チャック爪の突出量を前記上下分割体の相対回転及び相対縮小により調整する圧抜き部と、さらに前記上下分割体の相対縮小を許容した後上下分割体の相対伸長を防ぐ第一チャック部とを備え、前記相対回転で爪の突出及び固定を回転で切替であることを特徴とする請求項3記載の地中障害物の撤去装置。
- 前記係合機構が、縮小規制を段階的に行い、チャック爪の突出量規制を段階的に行うことを特徴とする請求項4記載の地中障害物の撤去装置。
- 前記爪駆動装置が伸縮装置とこの伸縮装置により前記チャック爪を駆動させるロッドよりなることを特徴とする請求項1記載の地中障害物の撤去装置。
- 前記地中障害物が既設杭であり、前記ケーシングを回転させるケーシング駆動装置を昇降させるトップシーブを備え、ケーシング駆動装置とトップシーブにはそれぞれケーシング設置位置を挟んで少なくとも一対のプーリー群が設けられており、前記プーリー群の間を掛けわたすワイヤーをケーシング設置位置を迂回させるプーリーを介して配置することにより、一対のプーリー群間にケーシングの通過を許容する貫通部を設けたことを特徴とする請求項1記載の地中障害物の撤去装置。
- 前記地中障害物が杭であることを特徴とする請求項1記載の地中障害物の撤去装置。
- 前記地中障害物が転石であることを特徴とする請求項1記載の地中障害物の撤去装置。
- 前記ケーシングの最下端に位置し請求項1〜9のいずれかに記載の地中障害物の撤去装置に用いる掘削ユニットであって、前記ケーシング下端部の掘削歯と、前記ケーシング下端部に設けられた孔と、この孔に挿入されケーシング内側に突出するチャック爪と、このチャック爪をケーシング内側に突出させる爪駆動装置とを有し、地中に埋設された障害物の外周を前記掘削歯で掘削して当該障害物をケーシングにより覆うと共に前記チャック爪で障害物を掴んだ状態でケーシングを引き上げることにより障害物を地中から撤去するものであり、前記チャック爪が前記爪駆動装置により前記孔に沿ってケーシング内側に突出するように湾曲しており、前記孔を形成する部材が厚みを有し、前記チャック爪に下方向きの荷重が掛かった際に前記孔の下部でケーシング内側部分と前記孔の上部でケーシング外面側部分を前記チャック爪に接当させて前記下方向きの荷重を支持することを特徴とする掘削ユニット。
- 請求項1〜9のいずれかに記載の地中障害物の撤去装置を用いた地中障害物の撤去方法であって、円筒状のケーシングと、このケーシング下端部の掘削歯と、前記ケーシング下端部に設けられた孔と、この孔に挿入されケーシング内側に突出するチャック爪と、このチャック爪をケーシング内側に突出させる爪駆動装置とを有し、地中に埋設された障害物の外周を前記掘削歯で掘削して当該障害物をケーシングにより覆うと共に前記チャック爪で障害物を掴んだ状態でケーシングを引き上げることにより障害物を地中から撤去する地中障害物の撤去装置を備え、前記チャック爪が前記爪駆動装置により前記孔に沿ってケーシング内側に突出するように湾曲しており、前記孔を形成する部材が厚みを有し、前記チャック爪に下方向きの荷重が掛かった際に前記孔の下部でケーシング内側部分と前記孔の上部でケーシング外面側部分を前記チャック爪に接当させて前記下方向きの荷重を支持することを特徴とする地中障害物の撤去方法。
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