JP4652922B2 - 手摺用ブラケット - Google Patents

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Description

本発明は、手摺の握り棒を支持固定する手摺用ブラケットに関する。
従来、握り棒Bを挟持する一対の挟持部材a,bに、握り棒Bの外周に沿って湾曲する受止部cと、その基端から下方へ延びる支持部d,eを形成し、両挟持部材a,bの支持部d,e同士を突合面f,gで突き合わせてボルトhで締め付ける手摺用ブラケットが知られている(特許文献1参照)。
特開2005−120592号公報(図4)
しかしながら、このような従来知られている手摺用ブラケットは、両挟持部材a,bの支持部d,e同士を突合面f,gで突き合わせてボルトhで締め付けなければ手摺の握り棒Bを受け止めることができない構成となっている。加えて、受止部cの湾曲形状が一義的に決まる上、ボルトhが緩んで外れると握り棒Bが手摺用ブラケットから落下するおそれもある。
長尺の握り棒を取付け固定する作業を行う場合、手摺用ブラケットを取り付けた複数本の支柱を適当な間隔で用いるが、握り棒の水平や傾斜などをできるだけ正確にとるため、握り棒を手摺用ブラケットに仮置きしておきたいことがある。
そこで、この発明は、手摺の握り棒の仮置きができたり、たとえボルトが外れても握り棒が手摺用ブラケットから不意に落下したりすることのない手摺用ブラケットを提供しようとするものである。
上記課題を解決するため、この発明に係る手摺用ブラケットは、第1挟持部を有する支持部材と、第2挟持部を有する脚部材と、これら支持部材と脚部材を組み付け固定するボルトとからなり、支持部材に形成した凹陥部に脚部材を嵌め入れて第1挟持部と第2挟持部とで手摺の握り棒を受け止める受止部を構成し、この脚部材と支持部材をボルトで締め付けて、この受止部で手摺の握り棒を挟持固定できるようにした。
支持部材に形成した凹陥部に脚部材を単に嵌め入れるだけで、脚部材と支持部材をボルト締めしなくても、第1挟持部と第2挟持部とで手摺の握り棒を受け止める受止部が構成できるため、長尺の握り棒の取付け固定作業を行う場合、受止部に握り棒の仮置きができる。また、たとえボルトが外れても握り棒が手摺用ブラケットから不意に落下したりすることがない。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る手摺用ブラケット20の分解斜視図、図2は、支持部材4の上部に形成した第1挟持部1と、脚部材5の上部に形成した第2挟持部2を組付けて、手摺の握り棒Bを受け止める受止部3を構成した斜視図、図3は、脚部材5と支持部材4をボルト7で締め付けて受止部3を構成した手摺用ブラケット20の側面図である。
手摺用ブラケット20は、手摺の握り棒Bを挟持固定する、第1挟持部1を有する支持部材4と、第2挟持部2を有する脚部材5と、ボルト7とからなり、支持部材4に形成した凹陥部41に脚部材5を嵌め入れて第1挟持部1と第2挟持部2とで手摺の握り棒Bを受け止める受止部3を構成し、この脚部材5と支持部材4をボルト7で締め付けて、受止部3で手摺の握り棒Bを挟持固定するものである。閉じた受止部3の内周形状は、手摺の握り棒Bの外周に沿って湾曲する形状になされている。
上部に第1挟持部1を有する支持部材4内には、上面から凹陥部41を形成するとともに、この凹陥部41の両側部にU字形の軸受け凹部42を同じく上面から形成している。また、支持部材4の前側部にあたる凹陥部41の前壁43には、大きめの長円穴8とこの長円穴8の内側に相似形の小長円穴9が上下に長く形成されている。小長円穴9にボルト7のネジ軸部71が貫入され、この小長円穴9の周囲に形成した座縁44にボルト7の頭部72が受け止められるようになされている。なお、前記前壁43の上面は次のように形成されている。上面の左右方向中ほどには水平面45が形成され、この水平面45の両側部には水平面45を下端とする傾斜面46が形成されている。傾斜面46の上端は支持部材4の前後方向の中ほどに達し、第1挟持部1の面より第2挟持部2の板厚分下方へ落ちたところに位置せしめられている。つまり、水平面45は、両傾斜面46,46からやや下がった位置に形成されていることになる。
第2挟持部2を有する脚部材5は、前記した支持部材4の凹陥部41に嵌め入れられるものである。脚部材5の両側部にはそれぞれ回動軸51が突設され、この脚部材5の前後板厚は下方に行くにしたがってやや薄くなるように形成されている。また、脚部材5には板厚方向にネジ孔52が形成され、このネジ孔52に前記したボルト7のネジ軸部71がねじ込まれるようになされている。第2挟持部2の外面下部の中央部には平面状の肩部53を形成している。この平面状の肩部53と脚部材5の前側面部54とが連続形成されているが、この前側面部54と肩部53がなす角度Aは約110度から120度くらいである。
このように、第1挟持部1を有する支持部材4と、第2挟持部2を有する脚部材5と、ボルト7とからなる本発明の手摺用ブラケット20は、支持部材4に形成した凹陥部41に脚部材5を嵌め入れて第1挟持部1と第2挟持部2とで手摺の握り棒Bを受け止める受止部3を構成し、この脚部材5と支持部材4をボルト7で締め付けて、受止部3で握り棒Bを挟持固定するものである。
支持部材4に形成した凹陥部41に脚部材5を嵌め入れるとともに、脚部材5の両側部に突設した回動軸51を、この凹陥部41の両側部に形成したU字形の軸受け凹部42に嵌め入れる。脚部材5の前後板厚は下方に行くにしたがってやや薄くなるように形成されているため、脚部材5は凹陥部41のなかで回動軸51を中心に前後に揺動できる。つまり、前記した受止部3を構成する第1挟持部1と第2挟持部2は開閉できるのである。
第1挟持部1と第2挟持部2とが開いた状態では、第2挟持部2の外面下部の中央部に形成した平面状の肩部53が、支持部材4の前壁43の上面に形成した水平面45に接触されるとともに、前記した平面状肩部53の両側部に存在する第2挟持部2の湾曲した外面下部が、支持部材4の前壁43の上面に形成した水平面45の両側部に存在する両傾斜面46,46に接触される。第1挟持部1と第2挟持部2とが開いた状態で構成される受止部3には、手摺の握り棒Bを上方から自由に嵌め入れたり、出したりすることができる。
受止部3に嵌めた手摺の握り棒Bを締め付け固定する場合、支持部材4の前壁43に形成した大きめの長円穴8から小長円穴9にボルト7のネジ軸部71を貫入させ、ネジ軸部71を脚部材5に形成したネジ孔52にねじ込む。小長円穴9の周囲に形成した座縁44に、ねじ込まれたボルト7の頭部72が受け止められ、手摺の握り棒Bは第1挟持部1と第2挟持部2によって挟持され、締め付け固定される。
なお、本発明の手摺用ブラケット20は、手摺の握り棒Bを支柱Pで支持するためのものであり、支柱Pの上端に形成した二股状の接続部CにボルトC1を介して左右に揺動可能に取り付けられる。符号47は支持部材4に形成したボルト貫通穴で、C2は支柱Pの接続部Cに形成したネジ穴である。支柱Pの上端に形成した二股状の接続部Cに支持部材4を嵌め入れ、適合させたボルト貫通穴47とネジ穴C2にボルトC1をねじ込むことで、手摺用ブラケット20は支柱Pに対して取り付けられる。
本発明に係る手摺用ブラケット20の特徴の一つが、支持部材4に形成した凹陥部41に脚部材5を単に嵌め入れるだけで、脚部材5と支持部材4をボルト7で締め付け固定しなくても、第1挟持部1と第2挟持部2とで手摺の握り棒Bを受け止める受止部3が構成できることにある。
本発明に係る手摺用ブラケットは、住宅や各種施設の新築やリフォームなどの際に有効に利用できる。
本発明に係る手摺用ブラケットの分解斜視図。 第1挟持部を有する支持部材に形成した凹陥部に、第2挟持部を有する脚部材を嵌め入れて構成した受止部の斜視図。 支柱に取り付けた手摺用ブラケットの側面図。 支持部材と脚部材の縦断面図。 従来の手摺用ブラケットの縦断面図。
符号の説明
1 第1挟持部
2 第2挟持部
20手摺用ブラケット
3 受止部
4 支持部材
41凹陥部
5 脚部材
51回動軸
52ネジ孔
7 ボルト
9 小長円穴
B 手摺の握り棒

Claims (3)

  1. 第1挟持部を有する支持部材と、第2挟持部を有する脚部材と、組み合わせた支持部材と脚部材を締め付け固定するボルトとからなり、支持部材に形成した凹陥部に脚部材を嵌め入れて第1挟持部と第2挟持部とで手摺の握り棒を受け止める受止部を構成し、この脚部材と支持部材をボルトで締め付けて手摺の握り棒を挟持固定することを特徴とする手摺用ブラケット。
  2. 第1挟持部を有する支持部材に形成した凹陥部に、第2挟持部を有する脚部材を嵌め入れて、第1挟持部と第2挟持部とで手摺の握り棒を受け止める受止部を構成し、この受止部に手摺の握り棒を仮置きできるようになした請求項1に記載の手摺用ブラケット。
  3. 第1挟持部を有する支持部材に形成した凹陥部に、第2挟持部を有する脚部材を嵌め入れることができるようになし、脚部材の両側部に突設した回動軸を、この凹陥部の両側部に形成したU字形の軸受け凹部に嵌め入れ、脚部材は凹陥部のなかで回動軸を中心に前後に揺動することにより、受止部を構成する第1挟持部と第2挟持部が開閉できるようになされたことを特徴とする請求項1ないし請求項2に記載の手摺用ブラケット。
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