JP2005220559A - 手摺ブラケット - Google Patents

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Abstract

【課題】 棒状の手摺を手摺保持部材に取り付けた状態で、手摺のブラケット本体に対する傾き角度を任意に調節することができるようにすることにより、手摺保持部材の凹面部材に対する位置決めを容易にし、建材部に対する手摺の取り付けを精度の良いものにする。
【解決手段】 ブラケット本体3と、手摺1の端部1aを嵌合するとともに、他端に略半球状の凸面5dが設けられた手摺保持部材5と、手摺保持部材5の凸面5dに接する凹面6aが形成された凹面部材6と、手摺保持部材5を摺動可能に凹面部材6に締結する締結手段7と、凹面部材6に連結され、かつブラケット本体3に固定される連結部材8とを備え、締結手段7は、手摺保持部材5に対する締結力を凹面部材6の連結部材8側から変更可能に構成されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、棒状の手摺を建材部に固定するための手摺ブラケットに関するものである。
一般に棒状の手摺を建材部に固定するための手摺ブラケットとしては、建材部に固定されるブラケット本体と、手摺の端部を嵌合する嵌合部が一端に設けられた手摺保持部材とを備えた形式のものが知られている。
例えば、特許文献1には、ブラケット本体の上端に略円柱形状の連結部材が設けられ、この連結部材の両端に連結部材と手摺とを接続する二個の手摺保持部材が角度変更可能かつ回転可能な状態で配置された手摺用接続具の技術が開示されている。
特開平11−6267号公報
しかしながら、上述の手摺ブラケットの従来技術では、棒状の手摺を手摺保持部材から取り外した状態で、手摺保持部材のブラケット本体に対する傾き角度を調整するように構成されているので、棒状の手摺を手摺保持部材に取り付けた状態では、手摺のブラケット本体に対する傾き角度を任意に調節することができないという問題があった。そのため、手摺保持部材の凹面部材に対する位置決めが容易でなく、建材部に対する手摺の取り付けを精度の良いものにすることができなかった。
本発明は上記不具合に鑑みてなされたものであり、棒状の手摺を手摺保持部材に取り付けた状態で、手摺のブラケット本体に対する傾き角度を任意に調節することができるようにすることにより、手摺保持部材の凹面部材に対する位置決めが容易で、建材部に対する手摺の取り付けを精度の良いものにすることができる手摺ブラケットを提供することを課題としている。
上記課題を解決するための本発明は、棒状の手摺とこの手摺が固定される建材部との間に設けられ、手摺を建材部に固定するための手摺ブラケットであって、建材部に固定されるブラケット本体と、手摺の端部を嵌合する嵌合部が一端に設けられるとともに、他端に略半球状の凸面が設けられた手摺保持部材と、手摺保持部材の凸面に接する凹面が形成された凹面部材と、手摺保持部材を凹面部材の凹面に沿って摺動可能に凹面部材に締結する締結手段と、凹面部材に連結され、かつブラケット本体に固定される連結部材とを備え、上記締結手段は、手摺保持部材に対する締結力を凹面部材の連結部材側から変更可能に構成されていることを特徴とする手摺ブラケットである。
本発明によれば、手摺保持部材に対する締結力を凹面部材の連結部材側から変更することができるように締結手段が構成されているので、棒状の手摺を手摺保持部材に取り付けた状態で、手摺のブラケット本体に対する傾き角度を任意に調節することができ、手摺保持部材の凹面部材に対する位置決めが容易で、建材部に対する手摺の取り付けを精度の良いものにすることができるようになる。このように、締結手段の締結力の調節により、容易にかつ確実に手摺ブラケットを建材部と手摺とに対して取り付けることができるようになる。
ここで、上記連結部材は、ブラケット本体に固定されるとともに、凹面部材を連結するブラケット側連結部材と、このブラケット側連結部材と一体に嵌合され、凹面部材のブラケット側連結部材に対する連結部を覆うカバー部材とを備え、上記ブラケット側連結部材は、凹面部材に設けられた連結ねじ受け座とブラケット側連結部材に設けられた連結ねじ孔とを連結ねじで締結することにより、凹面部材をブラケット側連結部材に連結するものであることが好ましい。
このようにすれば、凹面部材がブラケット側連結部材に連結されるので、棒状の手摺を手摺保持部材に取り付けた状態で手摺保持部材の凹面部材に対する位置決めを行った後、凹面部材をブラケット側連結部材に連結することができるなど、手摺と建材部との状況に応じて、様々な取り付け手順を選択することができる。
また、上記手摺保持部材は、略半球状の凸面の中心から周縁部にかけて設けられたスリットを有し、上記凹面部材は、凹面の略中心に設けられたシャフト挿通孔を有し、上記締結手段は、手摺保持部材のスリットと手摺保持部材のシャフト挿通孔とを挿通するシャフトと、このシャフトの両端に設けられ、手摺保持部材と凹面部材とを挟持するようにして、手摺保持部材を凹面部材とシャフトとに対して角度変更可能に締結する締結ボルトおよび締結ナットとを有しているものであることが好ましい。
このようにすれば、シャフトの両端に設けられた締結ボルトおよび締結ナットが、手摺保持部材と凹面部材とを挟持するようにして締結しているので、締結手段の締結ボルトを緩めるとともに、スリットに沿ってシャフトが変位するように、手摺保持部材を回動させることにより、棒状の手摺を手摺保持部材に取り付けた状態で、手摺のブラケット本体に対する傾き角度を任意に調節することができる。
上記シャフトは、スリットの側壁に沿う状態でスリットに挿通されるように断面が略矩形に形成されるとともに、上記締結ナットと一体に設けられ、上記凹面部材のシャフト挿通孔は、略矩形のシャフトの端部と嵌合することができるように略矩形に形成され、上記締結ボルトは、上記締結ナットと上記シャフトの少なくとも一方と螺合して手摺保持部材と凹面部材とを挟持するように、手摺保持部材を凹面部材とシャフトとに対して角度変更可能に締結するものであることが好ましい。
このようにすれば、シャフトの断面が略矩形に形成され、凹面部材のシャフト挿通孔が、シャフトの端部と嵌合することができるように略矩形に形成されているので、シャフトの姿勢と手摺保持部材の凹面部材に対する回動方向を一義的に定めることができる。特に、略矩形のシャフト挿通孔の内側辺を、正しく垂直方向に設定することにより、手摺保持部材の回動を鉛直面内のみに限定することができるので、鉛直面内における手摺保持部材の凹面部材に対する位置決めが容易で、建材部に対する手摺の取り付けを精度の良いものにすることができる。
また、シャフトが締結ナットと一体に設けられ、締結ボルトは、締結ナットとシャフトの少なくとも一方と螺合して手摺保持部材と凹面部材とを挟持するようになっているので、締結に係る部品が簡素化され、締結に係る取り扱いが容易になる。
上記凹面部材は、キー溝を有し、このキー溝と上記手摺保持部材のスリットとに嵌合可能な嵌合部材により、手摺保持部材の凹面部材に対する位置決めが可能なように構成されていることが好ましい。
このようにすれば、手摺保持部材のシャフト軸回りの回動姿勢を嵌合部材により制限することができる結果、建材部に対する手摺の取り付けをより精度の良いものにすることができる。
また、カバー部材が、締結ボルトと、凹面部材のブラケット側連結部材に対する連結部とを覆いながらブラケット側連結部材と一体に嵌合されるので、手摺ブラケットの外観を損なうことなく手摺保持部材と凹面部材とを締結し、凹面部材と連結部材とを連結することができる。
上記ブラケット側連結部材と、カバー部材とは、凹面部材側の端部の内周面に凹面部材の外周面に設けられた係止突起と嵌め合う係止溝を備え、凹面部材が、ブラケット側連結部材に連結され、ブラケット側連結部材およびカバー部材の係止溝と凹面部材の係止突起とが嵌め合った状態で、凹面部材が連結部材に連結されることが好ましい。
このようにすれば、凹面部材が、ブラケット側連結部材に連結され、ブラケット側連結部材およびカバー部材の係止溝と凹面部材の係止突起とが嵌め合った状態で、凹面部材が連結部材に連結されるので、凹面部材と連結部材との連結をより精度の良いものにすることができる。
以上説明したように、本発明によれば、棒状の手摺を手摺保持部材に取り付けた状態で、手摺のブラケット本体に対する傾き角度を任意に調節することができるようにすることにより、手摺保持部材の凹面部材に対する位置決めが容易で、建材部に対する手摺の取り付けが精度の良いものになるという顕著な効果を奏する。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好ましい実施の一形態について詳述する。図1は、本発明の実施の形態に係る手摺ブラケット10が、平坦な形状を有する建材部2に取り付けられた状態を示す斜視図である。図2は、図1の第一の分解斜視図であり、主要部分の構成を示している。また、図3は、図1の第二の分解斜視図であり、ブラケット本体3の構成を示している。
また、図4は、本発明の実施の形態に係る手摺ブラケット10が、出隅の形状を有する建材部2に取り付けられた状態を示す斜視図である。図5は、図4の第一の分解斜視図であり、主要部分の構成を示している。また、図6は、図4の第二の分解斜視図であり、ブラケット本体3の構成を示している。
また、図7は、本発明の実施の形態に係る手摺ブラケット10が、入隅の形状を有する建材部2に取り付けられた状態を示す分解斜視図である。
図1〜図7に示すように、本発明の実施の形態に係る手摺ブラケット10は、棒状の手摺1とこの手摺1が固定される建材部2との間に設けられ、手摺1を建材部2に固定するためのものであって、ブラケット本体3と、スペーサ4(図3、図6、図7)と、手摺1の端部1aを嵌合する手摺保持部材5と、凹面部材6(図2、図5)と、締結手段7(図2、図5)と、連結部材8とを備えている。
上記手摺1は、廊下、階段等の側方に歩行者の補助のために用いられるものであり、本実施形態においては、表面処理された断面円形の金属製パイプが採用されている。
上記建材部2は、廊下、階段等の側方に設けられた壁を構成する部材であり、建物内装用の化粧合板等が採用される。
上記ブラケット本体3は、図3と、図6と、図7とに示すように、手摺ブラケット10を建材部2に固定するために設けられたベース部3aと、連結部材8を連結するために設けられた連結部材受け3bと、枠状の形状に形成され、ベース部3aから連結部材受け3bへと斜め上方に延びるブラケット部3cと、ブラケット部3cの内部を覆うカバー3dとを備えたものである。ベース部3aと、連結部材受け3bと、ブラケット部3cとは一体に形成され、硬質のプラスチックもしくは硬質のプラスチックと金属補強板との合成材で形成されている。また、カバー3dは硬質のプラスチックで形成されている。
ここで、ベース部3aは、略方形状に形成され、ベース固定ねじ3eを受けるベース固定ねじ受け座3fを有している。ベース部3aの建材部2に向き合う側の面には、スペーサ4を嵌合する凹部が形成されている。
また、連結部材受け3bは、連結部材固定ねじ3gを挿通させる連結部材固定ねじ挿通孔3h(図2、図5)が形成されている。
また、カバー3dは、ブラケット部3cに嵌め合わされることにより、ベース固定ねじ3eおよび連結部材固定ねじ3gの締結部を覆うように構成されている。
上記スペーサ4は、硬質プラスチック製の部材であり、建材部2への当接部分の形状が異なる複数種類のスペーサ4の中から選択的に用い得るように、ブラケット本体3に対して交換可能に構成されている。
すなわち、スペーサ4は、平坦な形状を有する建材部2の形状に適合する平坦な形状を有するスペーサ4a(図3)と、出隅の形状を有する建材部2の形状に適合する入隅の形状を有するスペーサ4b(図6)と、入隅の形状を有する建材部2の形状に適合する出隅の形状を有するスペーサ4c(図7)との中から、選択的に用い得るように、ブラケット本体3に対して交換可能となっている。
このスペーサ4は、ベース固定ねじ3eを挿通させるベース固定ねじ挿通孔4fを有している。また、連結部材固定ねじ3gを挿通させる連結部材固定ねじ挿通孔3h(図2、図5)が形成されている。そして、スペーサ4は、ボルト4dとボルト受け座4eとボルト孔3jとナット4gとによりブラケット本体3に着脱可能に取り付けられるようになっている。
なお、出隅の形状を有する建材部2の形状に適合する入隅の形状を有するスペーサ4b(図6)と、入隅の形状を有する建材部2の形状に適合する出隅の形状を有するスペーサ4c(図7)とについては、スペーサ4b、4cがスペーサ4a(図3)よりも厚みが増加してスペーサ4b、4cが露出し、建材部2に貼られた壁紙の端部が外部から見えることから、スペーサ4b、4cと壁紙の端部を覆うためのスペーサーカバー4h、4jが別途設けられる。
上記手摺保持部材5は、手摺1の端部1aを嵌合する嵌合部5aが一端に設けられ、この嵌合部5aには、手摺1を手摺保持部材5に固定するための手摺固定ねじ5bを挿通させる手摺固定ねじ挿通孔5cが設けられている。
また、この手摺保持部材5には、他端に略半球状の凸面5dが設けられており、この凸面5dの中心から周縁部にかけては、後述する締結手段7のシャフト7aを挿通させるスリット5eが設けられている。
上記凹面部材6は、手摺保持部材5の凸面5dに接する凹面6aを備えており、この凹面6aの略中心には、略矩形のシャフト7aの端部と嵌合することができるように略矩形に形成されたシャフト挿通孔6bが設けられている。
この凹面部材6は、また凹面6aの周縁部にキー溝6cを有し、このキー溝6cと手摺保持部材5のスリット5eとに嵌合可能な嵌合部材6dにより、手摺保持部材5の凹面部材6に対する位置決めが可能なように構成されている。
また、この凹面部材6の外周面には、後述する連結部材8の係止溝8eと嵌め合う係止突起6eが設けられている。
上記締結手段7は、手摺保持部材5を凹面部材6に締結するためのものであり、この締結手段7は、手摺保持部材5のスリット5eと手摺保持部材5のシャフト挿通孔6bとを挿通するシャフト7aと、このシャフト7aの両端に設けられた締結ボルト7bおよび締結ナット7cとにより、凹面部材6の凹面6aに沿って摺動可能に手摺保持部材5を凹面部材6に締結するようになっている。
詳細に説明すると、締結手段7は、シャフト7aと、締結ボルト7bおよび締結ナット7cと、ワッシャ7d、7e、7fとにより、手摺保持部材5と凹面部材6とを挟持するようにして、手摺保持部材5を凹面部材6とシャフト7aとに対して角度変更可能に締結している。そのため、締結手段7は、棒状の手摺を手摺保持部材に取り付けた状態であっても、凹面部材6の背面にある締結ボルト7bを操作することにより、手摺のブラケット本体に対する傾き角度を任意に調節することができるようになっている。
ここで、シャフト7aは、スリット5eの側壁5f(図5)に沿う状態でスリット5eに挿通されるように断面が略矩形に形成されるとともに、締結ナット7cと一体に設けられている。
また、締結ボルト7bは、締結ナット7cとシャフト7aの少なくとも一方と螺合して手摺保持部材5と凹面部材6とを挟持するように構成されており、これにより手摺保持部材5を凹面部材6とシャフト7aとに対して角度変更可能に締結することができるようになっている。そして、締結ボルト7bの頂部には棒スパナ等の工具を係合し得る六角穴が形成されている。また、締結ナット7cはシャフト7aに溶接されている。
上記連結部材8は、凹面部材6をブラケット本体3に連結するための概ね円筒状の部材であり、ブラケット側連結部材8aと、カバー部材8bとを備えている。
ブラケット側連結部材8aは、ブラケット本体3に固定されるとともに、凹面部材6を連結する部材であり、凹面部材6に設けられた連結ねじ受け座6fとブラケット側連結部材8aに設けられた連結ねじ孔8cとを連結ねじ8dで締結することにより、凹面部材6をブラケット側連結部材8aに連結する。
また、カバー部材8bは、このブラケット側連結部材8aと一体に嵌合される部材であり、凹面部材6のブラケット側連結部材8aに対する連結部を覆うように構成されている。
これらブラケット側連結部材8aと、カバー部材8bとは、凹面部材6側の端部の内周面に凹面部材6の外周面に設けられた係止突起6eと嵌め合う係止溝8eを備え、凹面部材6が、ブラケット側連結部材8aに連結され、ブラケット側連結部材8aおよびカバー部材8bの係止溝8eと凹面部材6の係止突起6eとが嵌め合った状態で、凹面部材6が連結部材8に連結されるように構成されている。
なお、この連結部材8は、必ずしも図1〜図3に示すような直線的な円筒の形状に限定されず、手摺ブラケット10が取り付けられる場所に応じて図4〜図7に示すような曲がりを有する円筒の形状に形成された連結部材8を採用することも可能である。
次に図1〜図7を参照して、本発明の実施の形態に係る手摺ブラケット10の組み立て方法と作用とについて説明する。
まず、本発明の実施の形態に係る手摺ブラケット10の工場における組み立て手順は以下の通りである。
まず、シャフト7aが、手摺保持部材5のスリット5eと手摺保持部材5のシャフト挿通孔6bとに挿通され、次に、シャフト7aの両端に設けられた締結ボルト7bおよび締結ナット7cとにより、手摺保持部材5が凹面部材6に緩やかに締結される。
この時、シャフト7aは、スリット5eの側壁5fに沿う状態でスリット5eに挿通されるとともに、シャフト7aの略矩形の端部が、凹面6aの略中心に設けられた略矩形に形成されたシャフト挿通孔6bに嵌合される。
また、シャフト7aの両端に設けられた締結ボルト7bおよび締結ナット7cが、ワッシャ7d、7e、7fを介して手摺保持部材5と凹面部材6とを挟持するようにして、手摺保持部材5を凹面部材6とシャフト7aとに対して角度変更可能に緩やかに締結される。
これにより、手摺保持部材5の他端に設けられた略半球状の凸面5dと、連結部材8に連結される凹面部材6に形成された凹面6aとが接した状態で、締結手段7により摺動可能に締結される。
この時、略矩形のシャフト挿通孔6bの内側辺は、通常、垂直方向になるように設定される。これにより、手摺保持部材5の回動を鉛直面内のみに限定することができるようになる。
この状態で、ブラケット側連結部材8aの端部の内周面に設けられた係止溝8eと、凹面部材6の外周面に設けられた係止突起6eとを嵌め合わせ、凹面部材6に設けられた連結ねじ受け座6fとブラケット側連結部材8aに設けられた連結ねじ孔8cとを連結ねじ8dで締結することにより、凹面部材6をブラケット側連結部材8aに連結する。
また、連結部材固定ねじ3gにより、ブラケット側連結部材8aが、ブラケット本体3に固定される。
また、凹面部材6のブラケット側連結部材8aに対する連結部を覆うために、カバー部材8bの係止溝8eと凹面部材6の係止突起6eとを嵌め合わせた状態で、カバー部材8bを、ブラケット側連結部材8aに一体に嵌合する。
なお、この段階では、カバー部材8bはブラケット側連結部材8aから外しておいてもよい。
次に、本発明の実施の形態に係る手摺ブラケット10を、建材部2に取り付ける手順は以下の通りである。
まず、カバー3dが、ブラケット部3cから分離された状態で、ベース固定ねじ3eにより、ブラケット本体3が、スペーサ4(図3と図7とにおいてはスペーサ4およびスペーサーカバー4h、4j)とともに、建材部2に固定される。
この時、建材部2への当接部分の形状が異なる複数種類のスペーサ4の中から建材部2の形状に適合する形状を有するスペーサ4を選択的に用いる。
すなわち、平坦な形状を有する建材部2に取り付ける場合は、図3に示すように、平坦な形状を有するスペーサ4aを用いる。
また、出隅の形状を有する建材部2に取り付ける場合は、図6に示すように、出隅に適合する形状を有するスペーサ4bを用いる。
そして、入隅の形状を有する建材部2に取り付ける場合は、図7に示すように、入隅に適合する形状を有するスペーサ4cを用いる。
このようにして、ブラケット本体3を変更することなく、さまざまな形状の建材部2に対して手摺ブラケット10を取り付ける。
次に、カバー部材8bが、ブラケット側連結部材8aから分離された状態で、シャフト7aの両端に設けられた締結ボルト7bが緩められ、手摺保持部材5が凹面部材6とシャフト7aとに対して角度変更することができるようになる。
この状態で、手摺保持部材5の一端に設けられた嵌合部5aに手摺1の端部1aを嵌合し、手摺固定ねじ挿通孔5cに手摺固定ねじ5bを挿通させてねじ込むことにより、手摺1が手摺保持部材5に固定される。
また、スリット5eに沿ってシャフト7aが変位するように、手摺保持部材5を回動させることにより、棒状の手摺1をブラケット本体3に対して大きな傾き角度で容易に角度変更することができる。
そして、手摺1と手摺保持部材5との角度を調整した上で、シャフト7aの一端に設けられた締結ボルト7bを工具で固く締め付けることにより、手摺保持部材5が凹面部材6に対して締結される。
この時、必要に応じて、固定側の手摺保持部材5については、凹面部材6のキー溝6cと手摺保持部材5のスリット5eとに嵌合部材6dを嵌合わせることにより、手摺保持部材5の凹面部材6に対する位置決めがなされ、手摺保持部材5のシャフト7a軸回りの回動を嵌合部材6dにより制限することができるようになる。
このようにして、棒状の手摺1が、手摺ブラケット10により建材部2に固定される。
以上説明したように、本発明の実施の形態に係る手摺1のブラケット構造によれば、手摺保持部材5に対する締結力を凹面部材6の連結部材8側から変更することができるように締結手段7が構成されているので、棒状の手摺1を手摺保持部材5に取り付けた状態で、手摺1のブラケット本体3に対する傾き角度を任意に調節することができ、手摺保持部材5の凹面部材6に対する位置決めが容易で、建材部2に対する手摺1の取り付けを精度の良いものにすることができるようになる。このように、締結手段7の締結力の調節により、容易にかつ確実に手摺ブラケット10を建材部2と手摺1とに対して取り付けることができるようになる。
次に、本発明の実施の形態に係る手摺1のブラケット構造によれば、シャフト7aの両端に設けられた締結ボルト7bおよび締結ナット7cが、手摺保持部材5と凹面部材6とを挟持するようにして締結しているので、締結手段7の締結ボルト7bを緩めるとともに、スリット5eに沿ってシャフト7aが変位するように、手摺保持部材5を回動させることにより、棒状の手摺1を手摺保持部材5に取り付けた状態で、手摺1のブラケット本体3に対する傾き角度を任意に調節することができる。
また、本発明の実施の形態に係る手摺1のブラケット構造によれば、シャフト7aの断面が略矩形に形成され、凹面部材6のシャフト挿通孔6bが、シャフト7aの端部と嵌合することができるように略矩形に形成されているので、シャフト7aの姿勢と手摺保持部材5の凹面部材6に対する回動方向を一義的に定めることができる。特に、略矩形のシャフト挿通孔6bの内側辺を、正しく垂直方向に設定することにより、手摺保持部材5の回動を鉛直面内のみに限定することができるので、鉛直面内における手摺保持部材5の凹面部材6に対する位置決めが容易で、建材部2に対する手摺1の取り付けを精度の良いものにすることができる。
また、シャフト7aが締結ナット7cと一体に設けられ、締結ボルト7bは、締結ナット7cとシャフト7aの少なくとも一方と螺合して手摺保持部材5と凹面部材6とを挟持するようになっているので、締結に係る部品が簡素化され、締結に係る取り扱いが容易になる。
さらに、本発明の実施の形態に係る手摺1のブラケット構造によれば、手摺保持部材5のシャフト7a軸回りの回動姿勢を嵌合部材6dにより制限することができる結果、建材部2に対する手摺1の取り付けをより精度の良いものにすることができる。
そして、本発明の実施の形態に係る手摺1のブラケット構造によれば、凹面部材6がブラケット側連結部材8aに連結されるので、棒状の手摺1を手摺保持部材5に取り付けた状態で手摺保持部材5の凹面部材6に対する位置決めを行った後、凹面部材6をブラケット側連結部材8aに連結することができるなど、手摺1と建材部2との状況に応じて、様々な取り付け手順を選択することができる。
また、カバー部材8bが凹面部材6のブラケット側連結部材8aに対する連結部を覆いながらブラケット側連結部材8aと一体に嵌合されるので、手摺ブラケット10の外観を損なうことなく手摺保持部材5と凹面部材6とを締結し、凹面部材6と連結部材8とを連結することができる。
また、本発明の実施の形態に係る手摺1のブラケット構造によれば、凹面部材6が、ブラケット側連結部材8aに連結され、ブラケット側連結部材8aおよびカバー部材8bの係止溝8eと凹面部材6の係止突起6eとが嵌め合った状態で、凹面部材6が連結部材8に連結されるので、凹面部材6と連結部材8との連結をより精度の良いものにすることができる。
上述した実施の形態は、本発明の好ましい具体例を例示したものに過ぎず、本発明は上述した実施の形態に限定されない。
例えば、手摺1は、必ずしも廊下,階段等の側方に歩行者の補助のために用いられるものに限定されず、また、形状、材質も図示のような断面円形の表面処理された金属パイプで構成されたものに限定されない。建材部に設けられるものであれば、どのような手摺でも適用可能であり、また、木製の棒状部材などで構成されたものでも採用可能である。
建材部2も、建物内装用の化粧合板に限らず、種々のものに変更可能である。
ブラケット本体3、スペーサ4、手摺保持部材5、凹面部材6、連結部材8は、必ずしも硬質プラスチックの成形品や硬質プラスチックと金属補強板との合成材である必要はなく、アルミダイカストなどの鋳物成形品も採用可能であるなど、種々の設計変更が可能である。
締結手段7も、手摺保持部材5を凹面部材6に摺動可能に締結することができれば、必ずしも図示の形状に限定されない。締結ボルト7bと締結ナット7cとだけで手摺保持部材5と凹面部材6とを挟持するようにして締結するものであっても、手摺保持部材5を凹面部材6に対して角度変更可能に締結することができるなど、種々の設計変更が可能である。
その他、本発明の特許請求の範囲内で種々の設計変更が可能であることはいうまでもない。
本発明の実施の形態に係る手摺ブラケットが、平坦な形状を有する建材部に取り付けられた状態を示す斜視図である。 図1の第一の分解斜視図であり、主要部分の構成を示している。 図1の第二の分解斜視図であり、ブラケット本体の構成を示している。 本発明の実施の形態に係る手摺ブラケットが、出隅の形状を有する建材部に取り付けられた状態を示す斜視図である。 図4の第一の分解斜視図であり、主要部分の構成を示している。 図4の第二の分解斜視図であり、ブラケット本体の構成を示している。 本発明の実施の形態に係る手摺ブラケットが、入隅の形状を有する建材部に取り付けられた状態を示す分解斜視図である。
符号の説明
1 手摺
1a 手摺の端部
2 建材部
3 ブラケット本体
5a 嵌合部
5d 凸面
5e スリット
5f スリットの側壁
6 凹面部材
6a 凹面
6b シャフト挿通孔
6c キー溝
6d 嵌合部材
6e 係止突起
6f 連結ねじ受け座
7 締結手段
7a シャフト
7b 締結ボルト
7c 締結ナット
8 連結部材
8a ブラケット側連結部材
8b カバー部材
8c 連結ねじ孔
8d 連結ねじ
8e 係止溝
10 手摺ブラケット

Claims (6)

  1. 棒状の手摺とこの手摺が固定される建材部との間に設けられ、手摺を建材部に固定するための手摺ブラケットであって、
    建材部に固定されるブラケット本体と、
    手摺の端部を嵌合する嵌合部が一端に設けられるとともに、他端に略半球状の凸面が設けられた手摺保持部材と、
    手摺保持部材の凸面に接する凹面が形成された凹面部材と、
    手摺保持部材を凹面部材の凹面に沿って摺動可能に凹面部材に締結する締結手段と、
    凹面部材に連結され、かつブラケット本体に固定される連結部材と
    を備え、
    上記締結手段は、手摺保持部材に対する締結力を凹面部材の連結部材側から変更可能に構成されていることを特徴とする手摺ブラケット。
  2. 上記連結部材は、ブラケット本体に固定されるとともに、凹面部材を連結するブラケット側連結部材と、このブラケット側連結部材と一体に嵌合され、凹面部材のブラケット側連結部材に対する連結部を覆うカバー部材とを備え、
    上記ブラケット側連結部材は、凹面部材に設けられた連結ねじ受け座とブラケット側連結部材に設けられた連結ねじ孔とを連結ねじで締結することにより、凹面部材をブラケット側連結部材に連結することを特徴とする請求項1に記載の手摺ブラケット。
  3. 上記手摺保持部材は、略半球状の凸面の中心から周縁部にかけて設けられたスリットを有し、
    上記凹面部材は、凹面の略中心に設けられたシャフト挿通孔を有し、
    上記締結手段は、
    手摺保持部材のスリットと手摺保持部材のシャフト挿通孔とを挿通するシャフトと、
    このシャフトの両端に設けられ、手摺保持部材と凹面部材とを挟持するようにして、手摺保持部材を凹面部材とシャフトとに対して角度変更可能に締結する締結ボルトおよび締結ナットと
    を有していることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の手摺ブラケット。
  4. 上記シャフトは、スリットの側壁に沿う状態でスリットに挿通されるように断面が略矩形に形成されるとともに、上記締結ナットと一体に設けられ、
    上記凹面部材のシャフト挿通孔は、略矩形のシャフトの端部と嵌合することができるように略矩形に形成され、
    上記締結ボルトは、上記締結ナットと上記シャフトの少なくとも一方と螺合して手摺保持部材と凹面部材とを挟持するように、手摺保持部材を凹面部材とシャフトとに対して角度変更可能に締結することを特徴とする請求項3に記載の手摺ブラケット。
  5. 上記凹面部材は、キー溝を有し、
    このキー溝と上記手摺保持部材のスリットとに嵌合可能な嵌合部材により、手摺保持部材の凹面部材に対する位置決めが可能なように構成されていることを特徴とする請求項3または請求項4のいずれかに記載の手摺ブラケット。
  6. 上記ブラケット側連結部材と、カバー部材とは、凹面部材側の端部の内周面に凹面部材の外周面に設けられた係止突起と嵌め合う係止溝を備え、
    凹面部材が、ブラケット側連結部材に連結され、ブラケット側連結部材およびカバー部材の係止溝と凹面部材の係止突起とが嵌め合った状態で、
    凹面部材が連結部材に連結されることを特徴とする請求項2ないし請求項5のいずれかに記載の手摺ブラケット。
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