JP4652282B2 - シリコン基板の表面処理方法および太陽電池セルの製造方法 - Google Patents

シリコン基板の表面処理方法および太陽電池セルの製造方法 Download PDF

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Description

この発明は、太陽電池セル用途の基板表面に微細な凹凸を形成する、シリコン基板の表面処理方法および太陽電池セルの製造方法に関する。
単結晶あるいは多結晶シリコン(Si)基板を用いた、いわゆる結晶系太陽電池は、光電変換効率を高めるため、シリコン基板表面に無数の微細な凹凸を形成し、シリコン基板表面での光反射率の低減を図っている。このため、従来の太陽電池セルの製造工程では、単結晶あるいは多結晶のシリコン基板をアルカリ水溶液中でウエットエッチングし、シリコン基板表面にピラミッド状の凹凸を形成する方法が広く用いられてきた。
しかしながら、上記ウエットエッチングにおいては、Siのエッチング速度が結晶の面方位に強く依存するため、多結晶シリコンを基板として用いる場合には、基板全面に均一な凹凸を形成することができず、結果としてシリコン基板表面の光反射率が30%程度にしか低下しないという問題があった。
これを解決する方法として、三フッ化塩素(ClF3)ガスを用いてシリコン基板をエッチングすることにより、表面に微細な凹凸を形成する方法が提案されている(例えば、非特許文献1,2、特許文献1および2を参照)。
具体的には、真空排気した石英又はステンレス製の反応容器内にシリコン基板を設置し、この反応容器内に例えばアルゴン(Ar)あるいは窒素(N2)ガスで希釈したClF3ガスを導入する。このとき、反応容器に接続された排気系には圧力調整用の排気バルブと真空ポンプが備えられており、この排気バルブの開度を調整することで反応容器内のガス圧力を一定に保ちながら、所定の時間シリコン基板表面をClF3ガス雰囲気に曝すことができる。上記文献で開示されているガス圧力は0.1〜100Torrの範囲、処理時間は10分〜30分の範囲である。
シリコン基板をClF3ガス雰囲気に曝すと、シリコン基板表面に吸着したClF3の化学作用により、3Si+4ClF3→3SiF4↑+2Cl2↑の反応が起こり、シリコン基板のSi原子が揮発性のSiF4分子に変化し、これがシリコン基板表面から脱離することで、Siのエッチングが進行する。
また、非特許文献2に示されているように、上記処理を施すシリコン基板表面に自然酸化膜が存在している場合には、自然酸化膜の膜厚や膜質のミクロな不均一性のため、基板表面の微小領域においても上記反応は不均一に進行する。こうして、ClF3ガスを用いてエッチングした後、大気に取り出したシリコン基板の表面には無数の凹凸が形成されており、この凹凸の寸法は、処理条件によるが、およそ数10nm〜数100nmであり、その先端部が比較的鋭いことが知られている。以上説明したClF3ガスエッチングにより凹凸を形成したシリコン基板の表面は、光反射率を10%程度まで低減することができ、太陽電池セルの受光面として望ましい。
しかしながら、以上説明した処理によって凹凸を形成したシリコン基板を用いて太陽電池セルを作製すると、受光面側に銀電極を形成・焼成する際に、シリコン基板表面の凹凸部が鋭いため、電極直下のpn接合部が電気的に劣化・破壊されるという問題点が指摘されている。
また、ClF3ガスエッチングでは、ClF3のシリコン表面への解離吸着によりフッ素(F)や塩素(Cl)原子が生じ、これらのFやCl原子、特に原子半径が比較的小さいF原子はSi内部にまで侵入することができるため、シリコン基板内部でも上記エッチング反応が進行する。こうして、シリコン基板表面付近には無数の微細な孔が存在する、いわゆる多孔質層(孔径:数10nm〜数100nm、深さ:数10〜数100nm)が形成され、エッチング時間の増加とともに、この多孔質層の厚みも増加する。
このような多孔質層が受光面に存在していると、光を受けて発生したキャリアが多孔質層の内部で再結合し、作製した太陽電池のセル特性においては、開放電圧、短絡電流、曲線因子、変換効率が低下し、セル特性が劣化するという問題点がある。
以上の問題点を解決する手段として、ClF3ガスエッチングを行った後、シリコン基板をアルカリ水溶液、例えば水酸化ナトリウム(NaOH)や水酸化カリウム(KOH)水溶液、あるいはフッ酸と硝酸から成る混酸(HF/HNO3/H2O)を用いてウエットエッチングし、表面に形成されている凹凸部の先端を滑らかにし、かつ多孔質層を除去する方法が提案されている(例えば、特許文献1あるいは2を参照)。
そして、エッチング液の組成比、希釈率、温度、処理時間などを最適にすることで、良好な凹凸形状が形成できることが示されている。実際、このような方法により表面処理されたシリコン基板を用いて太陽電池セルを作製し、セル特性を計測・評価した結果、ClF3ガスエッチングのみの場合に比べ、リーク電流の低減、開放電圧、短絡電流、曲線因子、変換効率がともに増加し、セル特性が向上することが報告されている。
門馬正、石崎芳宣、斉藤洋司「三フッ化塩素を用いたシリコンのテクスチャ化と光学的評価」電子情報通信学会論文誌 C−11 vol.J80−C−11、No.11、pp.412−413(1997) S.Saitou、O.Yamaoka、A.Yoshida"Plasmaless Cleaning Process of Silicon Surface Using Chlorine Trifluoride"Appl.Phys.Lett.、vol.56、pp.1119−1121(1990). 特開2000−101111号公報 特開2005−150614号公報
しかしながら、これらのウエットエッチングを施したシリコン基板では、表面の凹凸部がエッチングされるにつれ、光反射率が増加するといった問題点がある。すなわち、シリコン基板表面の低反射を維持することと、基板表面の凹凸を滑らかにすることや多孔質層を除去することは、相矛盾する関係であり、両方を実現することは極めて困難である。また、ウエットエッチングとの併用では、酸・アルカリ性薬液を大量に使用・廃棄することになり、コストの増加のみならず環境への負荷増加を引き起こし好ましくはない。
本発明は、上記問題点に鑑みて為されたものであり、シリコン基板内部のエッチングにより生じる多孔質層の発生を防ぎつつ、太陽電池セルに適した反射率の低い表面が実現できるシリコン基板の表面処理方法、および太陽電池セルの製造方法を提供する。
請求項1に記載のシリコン基板の表面処理方法は、(a)真空排気した反応容器内にシリコン基板を設置する工程と、(b)前記反応容器内にClF3を含むエッチングガスを供給することにより、前記シリコン基板表面をエッチングして凹凸を形成する工程と、(c)前記反応容器内にパージガスを供給することにより、前記シリコン基板表面に吸着した未反応の前記エッチングガスの成分を除去する工程と、を備え、前記工程(b)と前記工程(c)とを交互に繰り返すことを特徴とする。
また、請求項5に記載の太陽電池セルの製造方法は、請求項1ないし請求項4の何れかのシリコン基板の表面処理方法を施すことを特徴とする。
請求項1に記載のシリコン基板の表面処理方法および請求項5に記載の太陽電池の製造方法によれば、ClF3を含むエッチングガスを用いてシリコン基板表面に微細な凹凸を形成したのち、シリコン基板表面に吸着した未反応のエッチングガスの成分を除去しているので、シリコン基板内部のエッチングにより生じる多孔質層の発生を防ぎつつ、太陽電池セルに適した反射率の低い表面が実現できる。
<実施の形態1>
<A.構成>
図1は、本実施の形態1に係るシリコン基板の表面処理装置の構成を模式的に示す図である。図1に示すように、実施の形態1に係るシリコン基板の表面処理装置は、シリコン基板2を収容して、その表面に所定の処理を施すための石英、アルミニウム、あるいはステンレス製の反応容器1を有している。
この反応容器1内にはシリコン基板2を保持するための基板ステージ3が備えられている。また、反応容器1にはArで希釈されたClF3ガス(エッチングガス)を供給するエッチングガス供給管4、N2ガス(パージガス)を供給するパージガス供給管5、および反応容器1内のガスを排気するためのガス排気管6が接続されている。
エッチングガス供給管4には、エッチングガスの供給をオン/オフするためのガス供給バルブ7が設置されている。また、パージガス供給管5には、パージガスの供給をオン/オフするためのガス供給バルブ8が設置されている。さらに、ガス排気管6にはガス排気をオン/オフさせるためのガス排気バルブ9が設置されている。そして、これらのガス供給バルブ7,8およびガス排気バルブ9を駆動・制御するための制御部10が備えられている。
なお、シリコン基板2は、多結晶若しくは単結晶のシリコンのみからなる基板だけではなく、例えば、ガラス基板上にシリコン膜を成膜したものも含んでいる。
<B.シリコン基板表面の処理方法>
<B−1.シリコン基板表面の処理方法>
次に、図2を参照して、本実施の形態1に係る表面処理装置を用いたシリコン基板表面の処理方法の一例について説明する。図2は、本実施の形態1に係る表面処理装置の処理方法を説明するための図である。ここで、図2は、処理時間に対する、反応容器1に供給されるエッチングガスの流量であるエッチングガス流量、反応容器1に供給されるパージガスの流量であるパージガス流量、反応容器1からガスを排気する排気速度、および反応容器1内のガス圧力を示している。
まず、ガス排気管6を通じて真空排気した反応容器1内の基板ステージ3上に、表面処理を施すシリコン基板2を設置する。ここで、処理開始から完了するまで、ガス排気バルブ9は、オン状態となっており、一定の排気速度で反応容器1内を排気している。
次に、時間T1<t<T2の工程では、反応容器1内にClF3を含むエッチングガスを供給することにより、シリコン基板表面をエッチングして凹凸を形成する。具体的には、まず、ガス排気バルブ9をオンにした状態で、エッチングガス供給管4に設けられたガス供給バルブ7をオン状態にし、反応容器1内に、Arで希釈されたClF3ガス(すなわちClF3/Ar混合ガス)を供給する。このとき、エッチングガスの導入により、反応容器1内のガス圧力は上昇する。以下、この工程を「エッチングガス供給工程」と称する場合がある。
このエッチングガス供給工程では、シリコン基板2の表面に入射・付着したClF3によりシリコン基板表面のエッチングが起こり、シリコン基板表面に凹凸が形成され始める。このとき、ガスの供給時間(T2−T1)を充分に短く設定すると、シリコン基板表面に吸着したClF3(なおこの他に、F,Cl等)がシリコン基板2の内部に侵入せず、多孔質層の形成が始まらないようにできる。
次に、時間T3<t<T4の工程では、反応容器1内にパージガスを供給することにより、シリコン基板表面に吸着した未反応のエッチングガスの成分を除去する。具体的には、パージガス供給管5に設けられたガス供給バルブ8をオンにし、N2ガスを反応容器1内に供給する。このとき、パージガスの導入により、反応容器1内のガス圧力は上昇する。以下、この工程を「パージガス供給工程」と称する場合がある。
このパージガス供給工程では、N2分子がシリコン基板2の表面に多数入射することで、シリコン基板2の表面に吸着している未反応のClF3(なおこの他に、F,Cl等)の脱離が促進され、速やかに除去される。こうして、パージガス供給工程により、シリコン基板2のエッチング(すなわち表面の凹凸や多孔質層の形成)をほぼ完全に停止できる。
次に、時間T5<t<T6の工程では、再びエッチングガスであるClF3/Ar混合ガスを容器内に供給する。すると、シリコン基板2表面へのClF3の吸着が再び起こり、シリコン基板表面のエッチングが再開する。そのため、シリコン基板表面の凹凸形状はより大きくなる。
次に、時間T7<t<T8の工程では、N2ガスを反応容器1内に供給する。すると、シリコン基板表面に付着したClF3(なおこの他に、F,Cl等)は、シリコン基板2の内部に侵入する前に除去される。その結果、シリコン基板表面のClF3等の残留による多孔質層の形成は起こらない。この後、時間T9<t<T10にはエッチングガス供給工程、時間T11<t<T12には、パージガス供給工程を行う。
以上説明したように、エッチングガス供給工程とパージガス供給工程を交互に複数回繰り返し、多孔質層の形成を抑えながら、シリコン基板2の表面の凹凸を選択的に成長させて処理を終了する。
<B−2.エッチングガスの供給時間の設定>
次に、例えば、図2のT2−T1の時間に対応するエッチングガスの供給時間を適切に設定するため、エッチングガスの供給時間と多孔質層の形成について調べた実験結果を説明する。
本実験では、p型半導体の多結晶のシリコン基板2(150mm角)を用い、ClF3ガス流量を10sccm、希釈用Arガス流量を490sccmに設定し、反応容器1内のClF3/Ar混合ガスの全圧力が10Torrになるように排気速度を調整した。そして、ClF3/Ar混合ガスからなるエッチングガスの供給を始めてから一定時間後に、エッチングガスの供給をオフにしてシリコン基板2を大気に取り出した。なお、処理中のシリコン基板2の温度は、室温である。
図3は、エッチングガス供給時間(秒)に対するシリコン基板表面に形成された多孔質層の厚み(nm)を示す図である。図3に示すように、エッチングガス供給時間が30秒以内であればシリコン基板表面には、多孔質層がほとんど形成されない。しかし、30秒以上になると多孔質層が形成され始め、ガス供給時間の増加に伴い多孔質層の厚みがほぼ直線的に増加することが分かった。図3から、エッチングガスの供給時間としては、30秒以下にすることが適切であることが分かった。
<B−3.具体的な処理条件>
次に、本実施の形態1に係るシリコン基板表面の処理方法の具体的な処理条件について説明する。エッチングガス供給工程では、ClF3ガス流量:10sccm、Arガス流量:490sccm、ClF3/Arガス圧力:10Torr、エッチングガス供給時間:15秒に処理条件を設定した。そして、パージガス供給工程では、N2ガス流量:5000sccm、N2ガス圧力:10Torr、パージガス供給時間:30秒に処理条件を設定した。
以上のような処理条件でエッチングガス供給工程とパージガス供給工程をそれぞれ20回交互に繰り返した後、シリコン基板2を大気に取り出した。この場合、エッチングガスの全供給時間は5分(=15秒×20回)、パージガスの全供給時間は10分(=30秒×20回)である。
図4は、以上説明したエッチング条件によりエッチングを行った多結晶のシリコン基板2の光反射率を示す図である。図4に示すように、処理前に比べて、処理後は、可視光域にておよそ光反射率を10%程度にまで大きく低減することができた。さらに、シリコン基板2の表面を観察した結果、シリコン基板2の表面には、直径が数100nm程度の凹凸が無数に形成されているものの、内部には多孔質層の形成は認められなかった。このシリコン基板2を用いて太陽電池セルを試作した結果、図5の「実施例1」に示すように、開放電圧Voc、短絡電流Jsc、曲線因子F.F.、変換効率Effi.が、比較例1や比較例2に比べ大きく、良好なセル特性を得ることができた。
ここで、図5は、異なる処理方法で表面処理したシリコン基板を用いた太陽電池セルの特性を示す図である。そして、図5中の「比較例1」は、従来から広く用いられてきたウエットエッチング法(エッチング液:イソプロピルアルコールを添加した10%のKOH水溶液、液温:90℃、浸漬時間:20分)により、表面に凹凸を形成した多結晶シリコン基板を用いて作製した太陽電池セルの特性である。
また、図5中の「比較例2」は、次の表面処理を行ったシリコン基板を用いて製造された太陽電池セルの特性である。まず、ClF3/Ar混合ガス(ガスの流量および圧力は、本実施の形態1と同一である。)により、多結晶のシリコン基板表面に5分間連続してエッチングを施した。ここで、エッチング後のシリコン基板表面を観察すると、厚み250nm程度の多孔質層が形成されていた。次に、10%のNaOH水溶液に約5分間浸漬して、シリコン基板表面に形成された多孔質層をエッチングする処理を行った。その後、通常の製造工程に従って、比較例2の太陽電池セルを作製した。
そして、図5中の「実施例3」は、後述する実施の形態3の表面処理方法により処理されたシリコン基板2を用いた太陽電池セルの特性である。
<C.効果>
本実施の形態1に係る表面処理方法は、ClF3を含むエッチングガスを用いてシリコン基板表面に微細な凹凸を少しずつ形成しつつ、その各回ごとに未反応のエッチングガスの成分がシリコン基板内部に侵入する前にパージガスで除去しているので、シリコン基板内部のエッチングにより生じる多孔質層の発生を防ぎつつ、太陽電池セルに適した反射率の低い表面を実現できる。
これにより、入射光の閉じ込めとキャリアの再結合の低減を両立することができ、結果として開放電圧Voc、短絡電流Jsc、曲線因子F.F.、変換効率Effi.が大きい良好な太陽電池セルを実現することができる。
なお、本実施の形態1では、ClF3の希釈ガスとしてArを用いたが、必ずしも希釈する必要は無く、また希釈ガスもArに限定されるものではない。その他の不活性ガス(He、Ne、Kr、・・・)やN2ガスを希釈ガスとして用いることができる。
また、本実施の形態1では、パージガスとしてN2を用いたが、代わりに不活性ガス(He、Ne、Ar、・・・)を用いてもよい。さらに、本実施の形態1のようにClF3ガスを充分に希釈して供給する場合には、パージガスは必ずしも必要ではなく、ClF3ガスの供給のみをオフにし、希釈ガスを供給し続けることで、シリコン基板2の表面のエッチング反応を停止させることができる。この場合には、希釈ガスがパージガスとして兼ねることになる。
また、本実施の形態1では、一回のエッチングガス供給工程の時間を15秒としたが、供給時間を変化させて同様の実験を行った結果、30秒以内であれば同様の効果を得ることができた。
<実施の形態2>
実施の形態1では、エッチングガスとパージガスを交互に反応容器1内に供給し、パージガス供給工程において、シリコン基板表面に吸着した未反応のClF3(なおこの他に、F,Cl等)を脱離している。しかしながら、これら未反応のClF3(なおこの他に、F,Cl等)を完全に除去することが困難な場合がある。この場合、シリコン基板内部でエッチング反応が進行し続け、多孔質層が形成されるおそれがある。
そこで、本実施の形態2に係るシリコン基板の表面処理方法では、図6に示すように、パージガス供給工程において、反応容器1の排気を止めることでシリコン基板表面に吸着した未反応のClF3(なおこの他に、F,Cl等)の除去性を高める。ここで、図6は、本実施の形態2に係るシリコン基板の表面処理方法を説明するための図である。以下図6を参照して、本実施の形態2に係るシリコン基板の表面処理方法について説明する。
<A.構成>
本実施の形態2に係るシリコン基板の表面処理装置の構成は、実施の形態1と同一であるので詳細な説明は省略する。
<B.シリコン基板表面の処理方法>
まず、実施の形態1と同様に、ガス排気管6を通じて真空排気した反応容器1内の基板ステージ3上に、表面処理を施すシリコン基板2を設置する。次に、時間T1<t<T2の工程では、反応容器1内にClF3を含むエッチングガスを供給することにより、シリコン基板表面をエッチングして凹凸を形成する。ここで、ガス排気バルブ9は、オン状態となっており、一定の排気速度で反応容器1内を排気している。
次に、時間T3<t<T4のパージガス供給工程では、反応容器1内にパージガスを供給することにより、シリコン基板内部に侵入する前に未反応のエッチングガスの成分を除去する。このとき、本実施の形態2に係るシリコン基板の表面処理方法では、N2ガスのガス供給バルブ7をオンにするのと同時に、ガス排気管6の途中に設置されたガス排気バルブ9をオフにし、反応容器1内の排気を停止する。その結果、反応容器1内に導入されたN2ガスは排気されず、図6に示すように反応容器1内のN2ガス圧力は大きく上昇する。
そして、N2分子がシリコン基板2の表面に多数入射することで、シリコン基板2の表面に吸着している未反応のClF3(なおこの他に、F,Cl等)は、シリコン基板表面から、脱離が促進され、速やかに除去される。パージガス導入時にガス排気バルブ9をオフにする以外の表面処理方法は、実施の形態1と同様であるので詳細な説明は省略する。
<C.効果>
本実施の形態2に係るシリコン基板の表面処理方法によれば、パージガス供給工程において、排気バルブ9をオフにしている。その結果、パージガス供給工程において、シリコン基板2の表面に入射するN2分子のフラックスを実施の形態1の場合より大きくすることが可能となり、表面に吸着しているClF3(なおこの他に、F,Cl等)の脱離・除去性を高めることができる。その結果、実施の形態1で説明した反応容器1を常時排気する場合に比べ、パージガス供給時間を短縮できる。
なお、実施の形態1と同様に、エッチングガス供給時間は30秒以下であれば、同一の効果を得ることができる。
<実施の形態3>
本実施の形態3では、パージガス供給工程において、パージガスの一部を放電よりプラズマ化し、プラズマ化したパージガスを用いることで、シリコン基板表面に吸着した未反応のエッチングガスの成分であるClF3(なおこの他に、F,Cl等)をより高効率に脱離・除去できるシリコン基板の表面処理方法について説明する。
<A.シリコン基板の表面処理装置の構成>
図7は、本実施の形態3に係るシリコン基板の表面処理装置の構成を模式的に示す図である。図7に示すように、本実施の形態3に係るシリコン基板の表面処理装置では、実施の形態1の構成に比べて、誘導結合方式のRFプラズマを発生できる構成が付加されている。
具体的には、反応容器1の上部に、アルミナ等の誘電体11が配置されている。そして、反応容器1の上方には、誘電体11を介してアンテナ12が配置されている。アンテナ12には、整合器13が接続されている。そして、整合器13には、例えば周波数13.56MHzのRF電源14が接続されている。制御部10は、RF電源14に接続され、RF電源14の動作も制御するように構成されている。その他の構成は実施の形態1と同様であり、同一の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施の形態3に係るシリコン基板の表面処理装置では、例えば、周波数13.56MHzのRF電源14から発生した高周波電流が整合器13を介してアンテナ12に供給され、アンテナ12から放射されるRF電力が石英あるいはアルミナ等の誘電体11を介して反応容器1内に導入される。
反応容器1内のガス圧力が適当な範囲内(1mTorr〜100Torr)であれば、容易にRF放電によりガスプラズマが発生する。また、RF電源14は制御部10と電気的に接続されており、エッチングガスやパージガスの供給あるいは排気のタイミングに同期して、RF電源14のオン/オフ、すなわちプラズマのオン/オフが可能となっている。
<B.シリコン基板表面の処理方法>
次に、上述したシリコン基板の表面処理装置を用いた処理方法の一例について図8を参照して説明する。図8は、本実施の形態3に係るシリコン基板の表面処理方法を説明するための図である。例えば、t=T3、T7、T11において、パージガス供給工程がスタートすると、制御部10は、N2ガスの供給バルブ7をオンにするのと同時にRF電源14もオンになるように制御する。
RF電源14がオンになることにより、反応容器1内には窒素プラズマが生成され、反応容器1内には、パージガス供給管5から供給されるN2ガス粒子のみならず、化学的に活性な窒素原子(N)やイオン(N2 +、N+)も存在するようになる。また、プラズマ中に置かれたシリコン基板2の表面にはイオンシースと呼ばれる電界領域が発生し、プラズマ中のN2 +やN+イオンは加速されて基板表面に入射するようになる。これらの粒子がシリコン基板2の表面に入射することにより、吸着している未反応のエッチングガスの成分であるClF3(なおこの他に、F,Cl等)が効率よく脱離・除去される。
次に、本発明の具体的な処理条件について説明する。エッチングガス供給工程では、実施の形態1と同一(ClF3ガス流量:10sccm、Arガス流量:490sccm、ClF3/Arガス圧力:10Torr、エッチングガス供給時間:15秒)の処理条件に設定した。またパージガス供給工程は、N2ガス流量:500sccm、N2ガス圧力:10Torr、RF電力:300W、パージガスおよびRF電力供給時間:10秒、に処理条件を設定した。
このエッチングガス供給工程とパージガス供給工程をそれぞれ20回繰り返した後、シリコン基板2を反応容器1から大気に取り出した。ここで、エッチングガスの全供給時間は5分(=15秒×20回)、パージガスの全供給時間は3分20秒(=10秒×20回)である。
本条件にてClF3ガスエッチングを施した多結晶のシリコン基板2を用いて太陽電池セルを試作した結果、シリコン基板表面には多孔質層の発生も無く、図5中の「実施例3」に示されるような良好なセル特性を得た。このように、パージガスをプラズマ化することにより、シリコン表面に吸着しているClF3(なおこの他に、F,Cl等)をより効率よく脱離・除去することができ、パージガス供給時間を30秒から10秒にまで短くすることが可能となった。
<C.効果>
本実施の形態3に係るシリコン基板の表面処理方法は、実施の形態1と同様に、ClF3を含むエッチングガスの供給とパージガスの供給工程とを交互に行っているので、多孔質層の発生が無い良好な低反射シリコン面を形成することができる。そして、良好な特性の太陽電池セルを実現することができる。
さらに、本実施の形態3に係るシリコン基板の表面処理方法は、パージガスをプラズマ化しているので、パージガス供給時間を短縮できる。
なお、実施の形態1と同様に、エッチングガス供給時間は30秒以下であれば、同一の効果を得ることができる。
また、実施の形態2において説明したように、パージガス導入中に排気バルブ9をオフにするようにしてもよい。排気バルブ9をオフにすることで、シリコン基板2の表面に入射するN2分子のフラックスを大きくすることができ、シリコン基板2の表面に吸着しているClF3等の除去性をさらに高めることができる。その結果、パージガス供給時間をさらに短縮できる。
実施の形態1に係るシリコン基板の表面処理装置の構成を示す模式図である。 実施の形態1に係るシリコン基板の表面処理方法を説明するための図である。 実施の形態1に係るエッチングガス供給時間と多孔質層の厚みとの関係を示す図である。 実施の形態1に係るシリコン基板表面の光反射率を示す図である。 実施の形態1に係る太陽電池セルのセル特性の表を示す図である。 実施の形態2に係るシリコン基板の表面処理方法を説明するための図である。 実施の形態3に係るシリコン基板の表面処理装置の構成を示す模式図である。 実施の形態3に係るシリコン基板の表面処理方法を説明するための図である。
符号の説明
1 反応容器、2 シリコン基板、3 基板ステージ、4 エッチングガス供給管、5 パージガス供給管、6 ガス排気管、7 エッチングガス供給バルブ、8 パージガス供給バルブ、9 ガス排気バルブ、10 制御部、11 誘電体、12 アンテナ、13 整合器、14 RF電源。

Claims (5)

  1. (a)真空排気した反応容器内にシリコン基板を設置する工程と、
    (b)前記反応容器内にClF3を含むエッチングガスを供給することにより、前記シリコン基板表面をエッチングして凹凸を形成する工程と、
    (c)前記反応容器内にパージガスを供給することにより、前記シリコン基板表面に吸着した未反応の前記エッチングガスの成分を除去する工程と、
    を備え、
    前記工程(b)と前記工程(c)とを交互に繰り返すことを特徴とするシリコン基板の表面処理方法。
  2. 前記工程(c)は、前記パージガスを供給中に、前記反応容器内の排気を停止する工程を含むことを特徴とする請求項1に記載のシリコン基板の表面処理方法。
  3. 前記工程(c)は、前記パージガスの一部をプラズマ化し、プラズマ化した前記パージガスにより、前記未反応のエッチングガスの成分を除去する工程を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載のシリコン基板の表面処理方法。
  4. 一回の前記工程(b)は、前記反応容器内に30秒以内の期間前記エッチングガスを供給する工程を含むことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載のシリコン基板の表面処理方法。
  5. 請求項1ないし請求項4の何れかのシリコン基板の表面処理方法を施すことを特徴とする太陽電池セルの製造方法。
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