JP4650589B2 - 真贋証明用ラベルの流用防止方法 - Google Patents

真贋証明用ラベルの流用防止方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4650589B2
JP4650589B2 JP2010087174A JP2010087174A JP4650589B2 JP 4650589 B2 JP4650589 B2 JP 4650589B2 JP 2010087174 A JP2010087174 A JP 2010087174A JP 2010087174 A JP2010087174 A JP 2010087174A JP 4650589 B2 JP4650589 B2 JP 4650589B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
label
authentication
hologram
authenticity
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010087174A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010160519A (ja
Inventor
正喜 管野
明 白倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2010087174A priority Critical patent/JP4650589B2/ja
Publication of JP2010160519A publication Critical patent/JP2010160519A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4650589B2 publication Critical patent/JP4650589B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Holo Graphy (AREA)

Description

本発明は、真贋証明用ラベルの模倣及び流用を防止するための真贋証明用ラベルの流用防止方法に関する。
近年、模倣品や海賊品と呼ばれる偽物が多数販売され、大きな問題となっている。このため、本物であることを証明するための真贋証明用ラベルを実装する商品が増えている。真贋証明用ラベルの仕様としては、例えば、エンボス型を用いたホログラムなどが一般的に知られている。エンボス型のホログラムでは、表面に微細な凹凸パターンが形成されており、この凹凸パターンで反射された反射光が干渉することで、立体画像が構成される。
特許文献1には、エンボス型のホログラムを用いたホログラムカードについて記載がある。特許文献1では、クレジットカードやIDカード上に構成されるエンボス型のホログラムを、カード成形における射出工程において同時に形成する工程が記載されている。これによれば、従来、カード表面にホログラムを貼付することで起こっていたホログラム部分の出っ張りや窪みを防ぐことができ、外観的な見栄えを向上させることができる。さらに、ホログラムがカード表面にカードと一体に構成されるので、ホログラムへの改変等の不正行為を防止することができる。
しかしながら、このように、エンボス型のホログラムから構成される真贋証明用ラベルでは、表面の凹凸パターンを転写することにより、容易に偽物を作ることができるという問題があった。そのため、偽造防止用にカード等に貼付される真贋証明用ラベル自体の複製や模倣品を商品に貼付するということが行われるようになった。
そこで、複製がより困難である体積型ホログラム(以下ボリュームホログラム)を真贋証明用ラベルとして用いる提案がなされている。ボリュームホログラムでは、表面の凹凸パターンではなく、ラベル内の屈折率変化を利用して画像を多重することができる。このため、ボリュームホログラムを用いた真贋証明用ラベルの模倣は非常に困難であり、偽造を防止することができる。
しかしながら、上述したような模倣が困難なボリュームホログラムを用いた真贋証明用ラベルでは、模倣が困難であるものの、商品に貼付されている真贋証明用ラベルを剥がして、偽物に貼付するという流用のおそれがある。このように、商品に1度貼付された真贋証明用ラベルが剥がされて流用されることを防ぐ為に、現在では、例えば、真贋証明用ラベルの四隅に切り込みを入れて剥がす時に破れ安くする対策がとられている。
特開平10−86176号公報
このように、真贋証明用ラベルに切り込みを入れることによって、ラベルを剥がすためのノウハウが必要となり、偽造行為に対してある程度の抑止力はあるものの、真贋証明用ラベルの流用を完全に防止することは難しかった。すなわち、ボリュームホログラムを用いた真贋証明用ラベルでは、真贋証明用ラベル自体の模倣は防ぐことができるものの、真贋証明用ラベル自体を剥がして流用するという偽造行為は完全に防ぐことができない。
上述の点に鑑み、本発明は、真贋証明用ラベルの模倣及び流用を防ぐことができる真贋証明用ラベルの流用防止方法を提供するものである。
また、本発明の真贋証明用ラベルの流用防止方法は、接着層と、接着層上に形成されたホログラム層と、ホログラム層に形成された保護層とから構成される真贋証明用ラベルを準備する工程、真贋証明用ラベルを所望の基材上に貼付する工程、貼付した真贋証明用ラベルの、保護層表面の領域を2つ以上の部位に分割するように、保護層側から所定の深さまで切り込みを入れる工程とを含むことを特徴とする。
本発明の真贋証明用ラベルの流用防止方法では、基材上に真贋証明用ラベルが貼付された後に、真贋証明用ラベルに切り込みが入れられる。このため、基材上に真贋証明用ラベルが貼付されるときには、真贋証明用ラベルは脆弱性を有さない。しかし、切り込みを入れられることにより脆弱性が付与されるので、基材から剥がすときに破損しやすい。
また、切り込みの深さは、ホログラム層に達する深さであればよく、また、基材上に達する深さであっても良い。
また、本発明の真贋証明用ラベルの流用防止方法では、分割される部位が一部連結されるように、切り込みをいれる構成であってもよい。この場合の「一部」とは、前述した真贋証明用ラベルに付与される脆弱性を保持できる程度の範囲である。
本発明の真贋証明用ラベルの流用防止方法によれば、真贋証明用ラベルを基材上に貼付した後に、切り込みが入れられるため、基材上の真贋証明用ラベルには、脆弱性が付与される。このため、真贋証明用ラベルを基材上から剥がす際に破損しやすくなるので、真贋証明用ラベル自体の流用を防止することができる。
A,B 本発明の第1の実施形態に用いられる真贋証明用ラベルの概略構成図及びその断面構成図である。 A,B,C 本発明の第1の実施形態における真贋証明用ラベルの流用防止方法を示す工程図である。 切り込み部が形成された真贋証明用ラベルの概略構成図である。 A,B,C 真贋証明用ラベルに形成する切り込み部の他の例を示す図である。 A,B 本発明の第2の実施形態における真贋証明用ラベルを示す概略構成図及びその断面構成図である。 A,B,C 真贋証明用ラベルに形成する切り込み部の他の例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1〜図4を用いて、本発明の第1の実施形態を説明する。まず、図1を用いて、本実施形態例に用いられる真贋証明用ラベルの概略構成について説明する。図1Aは、本実施形態例に用いられる真贋証明用ラベル1の概略平面構成であり、図1Bは、概略断面構成である。
本実施形態例に用いられる真贋証明用ラベル1は、アクリル系粘着剤等よりなる接着層2と、接着層2上に、ホログラフィック材料より形成されたホログラム層3と、前記ホログラム層3上に、透明の樹脂フィルム等より形成された保護層4とから構成される。本実施形態例の真贋証明用ラベル1はボリュームホログラムを構成するものであり、ホログラム層3には、物体aが3次元記録されており、図1Aに示すように物体aの画像表示がなされる。
このホログラム層3の3次元記録は、ホログラム層3に対して、所望の物体の情報を持った物体光と、物体光と同一波長からなる参照光とを入射させ、物体光と参照光が干渉してできる干渉縞をホログラム層3の屈折率の変化として記録することによりなされる。
例えば、本実施形態例では、物体aの情報を持った物体光と、その物体光と同一波長を有する参照光をホログラム層3に入射させることにより、その物体光と参照光が干渉してできる干渉縞がホログラム層3に記録され、ホログラム層3に、物体aの情報が記録される。このように、物体aの情報が記録されたホログラム層3からは、物体aの画像表示が再生される。
ボリュームホログラムを形成する場合、接着層2及び保護層4の材料には、例えば、光散乱が少ないこと、複屈折が少ないこと、光透過率が高いこと等の光学特性が要求される。また、ホログラム層3を構成するホログラフィック材料には、解像度の高い材料が用いられ、例えば、デュポン社製の商品名「OMNI−DEX」を用いることができる。このホログラフィック材料は、光重合型フォトポリマからなり、初期状態では、モノマがマトリクスポリマに均一に分散している。この状態の重合型フォトポリマに10〜400mJ/cm2程度のパワーの光を照射すると、照射された光のパワーに応じて、露光された部分のモノマが重合し、その結果、モノマの濃度が場所によって変化し、屈折率の変調が生じる。この後、例えば1000mJ/cm2程度のパワーの紫外線を全面に照射することにより、モノマの重合が完了し、屈折率変調度が増強されるとともに、この屈折率が定着する。
ボリュームホログラムを用いた真贋証明用ラベル1は意匠性に優れ、また、ホログラム層3の屈折率の変化を利用して3次元記録を行っているため、保護層表面は平坦であり、エンボス型のホログラムに比べて、模倣や偽造が困難であるという特徴を有する。
また、本実施形態例で用いられる真贋証明用ラベル1においては、ホログラム層3の一部、例えば、対角線上に位置する2カ所の角部に、後の工程で用いられる位置だし用マーク5が付されている。この位置だし用マーク5は、本実施形態例ではホログラム層3に入れる構成としたが、例えば、保護層4の一部に付す構成としてもよい。ホログラム層3に位置だし用マーク5を入れる場合には、ホログラム層3に画像情報を記録する工程で同時に位置だし用マーク5を入れることができるので、工程数を増やすことがない。
次に、図2を用いて、本実施形態例の真贋証明用ラベル及び真贋証明用ラベルの流用防止方法について説明する。
まず、図1に示した真贋証明用ラベル1を、図2Aに示すように、所望の基材6上に貼付する。基材6の代表例としては、プラスチック素材やビニル素材等が挙げられる。基材6上に真贋証明用ラベル1を貼付する方法としては、機械によって基材6の所定の位置に貼付してもよいし、手作業で行っても良い。
次に、図2Bに示すように、真贋証明用ラベル1に切り込み部を設けて、真贋証明用ラベルの保護層4表面の領域を分割するために、図示しない分割装置に内蔵された切り込み用のカッター7と、真贋証明用ラベル1の相対位置の位置だしを行う。位置だしは、ホログラム層3に設けられた位置出しマーク5を用いてなされ、この位置出し用マーク5によって、分割装置のカッター7の位置が決定される。
本実施形態例においては、保護層4表面の領域を2つの部位に分割するように切り込み部を形成する例とし、また、2つの部位の境界となる切り込み部は、波目状を為す例とする。
そして、図2Cに示すように、カッター7の位置だし後、位置出しされたカッター7を真贋証明用ラベル1の保護層4側から真贋証明用ラベル1の所定の深さまで押下し、保護層4表面の領域を2つの部位に分割する。本実施形態例では、カッターを、真贋証明用ラベルのホログラム層3の深さまで、切り込み部8を設ける例とした。
図3は、本実施形態例において、保護層4表面の領域が2つの部位9,10に分割されるように切り込み部8が設けられた真贋証明用ラベル1を上面から見たときの概略構成である。本実施形態例では、ホログラム層3に記録された物体aの像が、2つに分割されるような位置に切り込み部8が形成されている。すなわち、切り込み部8からなる分割ラインによって、真贋証明用ラベル1の表示情報(物体a)が分割される。また、前述したように、切り込み部8は波目状とされている。
そして、本実施形態例では、分割された物体aの画像表示が、分割される前と同様に、意匠性を有したままの状態であるために、真贋証明用ラベル1は、分割されることが予め想定された真贋証明用ラベルであり、分割される前と分割された後で真贋証明用ラベル1の画像表示が適切になされるものであることが必要である。
すなわち、本願実施形態例で用いられる真贋証明用ラベルには、分割が容易であり、分割による破損が生じない材料、層厚であることが求められ、また、分割面の耐久性が確保できる材料構成であることが求められる。
そして、本実施形態例では、真贋証明用ラベル1が基材6上に貼付された後に切り込み部8が入れられることにより、その時点で、真贋証明用ラベル1に脆弱性が付与される。
このように、基材6上に貼付され、保護層4表面の領域が分割されるように、ホログラム層3まで切り込み部8が設けられた状態の真贋証明用ラベル1を、基材6から剥がそうとする場合、分割された2つの部位9,10の相対位置がずれたり、変形したりしてしまう。すなわち、この切り込み部8により、真贋証明用ラベル1に脆弱性が付与されたため、真贋証明用ラベル1を基材6上から剥がそうとした場合には破損しやすくなっている。
また、保護層4表面の領域に対して、切り込み部8の範囲が小さい場合には、真贋証明用ラベ1ルを剥がす段階で、それほどの脆弱性を付与できないが、本実施形態例では、切り込み部8により、保護層4表面の領域が完全に2つの部位9,10に分割されているので、2つの部位9,10の相対位置をずらさないように剥がすのは困難である。そして、このように本実施形態例の真贋証明用ラベル1を剥がして、別の偽造された基材上に貼る作業をする場合、さらに2つの部位9,10の相対位置がずれる。2つの部位9,10の相対位置がずれた場合、ホログラム層3に記録された画像表示が適切に再生されないため、画像表示が適切でない場合は偽造であることが視覚的にわかる。
本実施形態例では、切り込み部8がホログラム層3を分割する深さまで設けられる例としたが、真贋証明用ラベル1を基材6上から剥がそうとするときに、ホログラム層3が破断されるような脆弱性を付与できる深さであればよい。すなわち、図4Aに示すように、切り込み部8をホログラム層3に達する深さまで設ける例としてもよく、また、図4Bに示すように、接着層2まで切り込み部8を設ける例としてもよい。さらに、図4Cに示すように、基材6上に達するように切り込み部8を設けるようにしてもよい。このように、切り込み部8の深さは、分割装置において設定することができ、その設定値により、切り込み用カッター7の切り込み深さが決まる。
例えば、切り込み部8を基材6に達するまで形成した真贋証明用ラベル1を剥がして再度貼る場合には、基材6の切り込み位置と真贋証明用ラベル1の分割位置を合わせる必要があり、偽造はさらに困難となる。
また、基材6が、プラスチック材料からなる筐体ではなく、例えばフィルム状の柔軟な脆弱性を有する素材であった場合は、基材6自体の破損も加味される。このため、このような脆弱性を有する基材6上から本実施形態例の真贋証明用ラベル1を剥がす場合には、分割された部位9,10の相対位置が、よりずれやすくなる。
ところで、真贋証明用ラベルを真性の商品となる基材上に貼付する前に、真贋証明用ラベルに、真贋証明用ラベルが2つの部位に分割されるような切り込み部を入れた場合には、真贋証明用ラベルが基材に貼付される前に脆弱性を有することになる。そうすると、真性の商品である基材上に、真贋証明用ラベルを貼付する段階で、分割された部位の相対位置にずれが生じることとなる。すなわち、真贋証明用ラベルを基材に貼付する前に切り込み部を入れてしまうと、真性の商品である基材上に貼付した場合であっても、真贋証明用ラベルが適正に貼付されなくなってしまう。このような予め切り込み部が入れられた真贋証明用ラベルを、基材上に適正に貼付するためには、専用の貼り付け機器等にかかるコストや、ノウハウが必要となり、実用的ではない。
それに対し、本実施形態例の真贋証明用ラベルの流用防止方法では、真贋証明用ラベル1を基材6上に貼付した後に、切り込み部8を設ける構成とした。これにより、真贋証明用ラベル1を真性の商品である基材6上に貼付された段階では、分割された部位9,10の相対位置にずれが生じない。すなわち、従来のラベル貼付と何ら変わることなく、容易に貼り付けることができる。そして、貼付した後に切り込み部8を設けることにより、その真性の商品である基材6上から、真贋証明用ラベル1を剥がす段階において、ずれが生じるように構成されている。このため、本実施形態例の真贋証明用ラベル1は、真性の商品である基材6上には、精度良く貼付することができ、1度用いられた真贋証明用ラベル1の流用は防止されるという効果を有する。
本実施形態例の真贋証明用ラベルの流用防止方法によれば、基材6上に貼付された真贋証明用ラベル1に、基材6上に貼付されてから脆弱性が付与されるので、真贋証明用ラベル1を剥がして流用し、貼り付ける場合、分割された2つの部位9,10の相対位置にずれが生じる。これにより、真贋証明用ラベル1の流用、すなわち2次使用を防ぐことができる。
さらに、本実施形態例では、切り込み部8を波目状としたが、これに限定されるものではなく、種々の形状が可能である。本実施形態例では切り込み部8を波目状にすることにより、真贋証明用ラベルが基材からより剥がしにくくなり、流用防止効果を高めることができる。また、本実施形態例では、2つの部位9,10に分割する例としたが、これに限られるものではなく、2以上の複数の部位に分割するような構成も可能である。分割数が多くなればそれだけ流用が困難となる。
次に、図5及び図6を用いて、本発明の第2の実施形態を説明する。本実施形態例は、第1の実施形態とは、切り込み部の構成が一部、異なるものである。
図5及び図6において、図1〜図4に対応する部分には同一符号を付し重複説明を省略する。
図5に、本実施形態例の真贋証明用ラベルの概略構成とその断面構成を示す。本実施形態例の真贋証明用ラベル1は、図2で示した工程と同一の工程により切り込み部11が設けられた例であるが、本実施形態例で形成された切り込み部11は、保護層4表面の領域が、部位9,10に完全に分割される構成ではない。すなわち、図5Aに示すように、分割された部位9,10の一部が連結される連結部12が設けられている。
また、本実施形態例においても、切り込み部11は、図5Bに示すように、ホログラム層3の深さまで形成されている。
本実施形態例の真贋証明用ラベル1に設けられる切り込み部11は、保護層4表面の領域を完全に分割するものではないが、基材6上から真贋証明用ラベルを剥がそうとする場合には、真贋証明用ラベルの分割された部位9,10の相対位置にずれが生じるような脆弱性を十分に与えることができるものである。また、本実施形態例においても、切り込み部11の深さは、図6Aに示すように、ホログラム層3に達する深さであってもよいし、図6Bに示すように、接着層2までの深さであってもよいし、図6Cに示すように、基材6上に達する深さであってもよい。
このように、真贋証明用ラベル1に切り込み部11が与える脆弱性を保持できる範囲であれば、分割される部位9,10が一部連結されているような連結部12が構成されてあってもよい。すなわち、基材6上から真贋証明用ラベル1を剥がすときの外力や、流用時に貼付するときの外力で破損するか、または、破損はしないまでも、分割された部位の相対位置が保持できず変形される目的を維持できるだけの切り込みが入っていればよい。連結部には、その連結方向と直交する幅が、切り込み部11の切り込み長さより十分に小さくすることができる。
以上のように、本発明では、真性の商品からなる基材上に真贋証明用ラベルを貼付する際には、真贋証明用ラベルは脆弱性が付与されていないため、基材上に適正に貼付される。そして、その後、所定の切り込み部を形成されることにより、基材上から剥がすときに真贋証明用ラベルは破損、変形等の脆弱性が付与される。これにより、真贋証明用ラベルの2次使用の防止が為される。
1・・真贋証明用ラベル、2・・接着層、3・・ホログラム層、4・・保護層、5・・位置だし用マーク、6・・基材、7・・カッター、8,11・・切り込み部、9,10・・部位、12・・連結部

Claims (3)

  1. 接着層と、前記接着層上に形成されたホログラム層と、前記ホログラム層上に形成された保護層とから構成される真贋証明用ラベルを準備する工程、
    前記真贋証明用ラベルを所望の基材上に貼付する工程、
    前記貼付した前記真贋証明用ラベルの、前記保護層表面の領域を、2つ以上の部位に分割するように、前記保護層側から所定の深さまで切り込みを入れる工程とを含む
    真贋証明用ラベルの流用防止方法。
  2. 前記ホログラム層は、体積型ホログラム層である
    請求項1記載の真贋証明用ラベルの流用防止方法。
  3. 前記切り込みを入れる工程の前に、前記ホログラム層又は前記保護層に形成された位置だし用マークにより、前記切り込みを入れる位置を決定する工程を含む
    請求項1又は2に記載の真贋証明用ラベルの流用防止方法。
JP2010087174A 2010-04-05 2010-04-05 真贋証明用ラベルの流用防止方法 Expired - Fee Related JP4650589B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010087174A JP4650589B2 (ja) 2010-04-05 2010-04-05 真贋証明用ラベルの流用防止方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010087174A JP4650589B2 (ja) 2010-04-05 2010-04-05 真贋証明用ラベルの流用防止方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008032177A Division JP2009192738A (ja) 2008-02-13 2008-02-13 真贋証明用ラベル及び真贋証明用ラベルの流用防止方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010160519A JP2010160519A (ja) 2010-07-22
JP4650589B2 true JP4650589B2 (ja) 2011-03-16

Family

ID=42577665

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010087174A Expired - Fee Related JP4650589B2 (ja) 2010-04-05 2010-04-05 真贋証明用ラベルの流用防止方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4650589B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08166758A (ja) * 1994-10-11 1996-06-25 Dainippon Printing Co Ltd ホログラム記録フィルム及びその複製方法
JPH1015195A (ja) * 1996-07-01 1998-01-20 Sankyo Kk 遊技機の封印構造を有する回路基板収納ボックス
JP2000284673A (ja) * 1999-03-30 2000-10-13 Dainippon Printing Co Ltd 体積型ホログラム積層体および体積型ホログラム積層体作製用ラベル

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08166758A (ja) * 1994-10-11 1996-06-25 Dainippon Printing Co Ltd ホログラム記録フィルム及びその複製方法
JPH1015195A (ja) * 1996-07-01 1998-01-20 Sankyo Kk 遊技機の封印構造を有する回路基板収納ボックス
JP2000284673A (ja) * 1999-03-30 2000-10-13 Dainippon Printing Co Ltd 体積型ホログラム積層体および体積型ホログラム積層体作製用ラベル

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010160519A (ja) 2010-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009192738A (ja) 真贋証明用ラベル及び真贋証明用ラベルの流用防止方法
AU2009231237B2 (en) Holographic security elements and method for producing the same
JP2015132721A (ja) 回折構造体、及びそれを用いた偽造防止媒体
JP2007003673A (ja) 偽造防止媒体とそれに使用する偽造防止体及び偽造防止体転写箔
JP4487521B2 (ja) 偽造防止媒体および偽造防止シール
JP2002032023A (ja) 真正性識別体、これを有する情報記録媒体、および物品
JP4650589B2 (ja) 真贋証明用ラベルの流用防止方法
KR100446106B1 (ko) 바코드가 결합된 홀로그램 라벨 및 그 제조방법.
JP2013020084A (ja) 計算機ホログラムを有する表示体及びラベル付き物品
JP5509843B2 (ja) ホログラムラベル
JP5604860B2 (ja) 偽造防止用紙
JP2011027897A (ja) 貼り替え防止シールおよび貼り替え防止シールの製造方法
JP2005091699A (ja) 偽造防止媒体および偽造防止シール
JP5407922B2 (ja) ホログラムラベル
JP5532911B2 (ja) ホログラムラベル
JP2011203489A (ja) ホログラムラベル
KR102042757B1 (ko) 마이크로 패턴을 가진 필름 및 이의 제조방법
JP5644369B2 (ja) ホログラムラベル
JP2011062876A (ja) 判定セット、判定シート、潜像シート及び可視化シート
KR101942241B1 (ko) 입체이미지 패턴을 가진 필름 및 이의 제조방법
JP5564940B2 (ja) ホログラムラベル
JP4561206B2 (ja) ホログラム記録装置、記録媒体、記録媒体保持部材、及びホログラム記録方法
KR101975925B1 (ko) 입체이미지 패턴을 가진 필름 및 이의 제조방법
JP4319730B2 (ja) 光回折素子シール
JPH0511676A (ja) ホログラム転写箔

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100907

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101026

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101116

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101129

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131224

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees