JP4650553B2 - 液晶表示パネル - Google Patents

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    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements

Description

本発明は、タッチセンサ機能を有する液晶表示パネルに関するものである。
米国特許出願公開第2006/0262100号明細書
近年、液晶パネル内にセンサ機能を持たせることにより、タッチパネル操作による入力を可能にしたディスプレイが種々提案されている。
しかしそのほとんどがセンサ出力をアナログ信号としてパネル外に取り出し、外付けのICにてA/D変換して、その後のさまざまなデータ処理を行う方式がとられている。
この場合、例えば各液晶画素回路内にセンサを設け、その各センサの情報を検出しようとすると、センサの数だけパネルから外部ICへの配線が必要となり、パネルの額縁やICのサイズが増加してしまうといった問題が生じる。
具体例を述べる。まず、例えば上記特許文献1のように、画素内に設けたタッチセンサの出力を画素回路に表示データ信号を与える信号線を介して、外付けICで検知する方式が提案されている。
図16にそのような構成例を示す。
液晶表示パネルとして、画素回路101がマトリクス状に配置された画素アレイ100が設けられる。
この画素アレイ100には、列方向に多数の信号線LSが配設され、また行方向に多数のゲート線GLが配設される。
そしてゲート線GLと信号線LSの各交点に画素回路101が形成される。
各画素回路101は、対向する電極間(画素電極とCOM電極(共通電極))間に液晶が封入されて成る液晶セルLCを有する。
また画素回路101は、画素トランジスタTrを有する。画素トランジスタTrは、ゲートノードにゲート線GL、ソースノードに信号線LS、そしてドレインノードに液晶セルLCの画素電極が接続されている。
また各画素回路101にはセンサSが設けられる。センサSは、ユーザの指による押圧等による外部圧力により、画素電極とCOM電極とが電気的に接続する構造とされる。
このような画素アレイ100に対して、各信号線LSが外部IC102と接続される。
外部IC102内には、1つの信号線LSに対して、図示するようにオペアンプ121、A/D変換器122、スイッチ123、容量124が設けられている。
スイッチ123は、信号線LSへの表示データの書込みと、信号線LSからのセンサSの情報の読出しを切替えるために設けられている、
書込時は、スイッチ123がオンとされ、図示しない書込回路系からの信号値がオペアンプ121を介して信号線LSに出力され、その際にゲート線GLによって画素トランジスタTrがオンとなっている画素に信号値の書込が行われる。
読出時は、スイッチ123がオフとなり、オペアンプの出力が信号線LSから切り離される。そして信号線LS上に現れたセンサ出力をオペアンプ121で増幅し、A/D変換器122にてデジタルデータに変換している。
このような構成に対し、液晶パネルから外部IC102への配線を削減する手法が、例えばモバイル機器向けの小型パネルなどで採られている。例えば図17のように、信号線LSの本数を減らしパネルの狭額縁化、外部IC102のチップサイズダウンを実現するためセレクタ方式による信号書込みを行うパネルが主流となりつつある。
この図17の構成例では、B、G、Rの各色に対応する書込スイッチ103,104,105を各信号線LSに設け、3本の信号線を、セレクタとしての書込スイッチ103,104,105を介して1本の信号線LSrgbにまとめ、外部IC102へ導いている。
例えばB用の書込スイッチ103が形成された信号線LSには、B(青)画素回路が接続される。同様にG用の書込スイッチ104が形成された信号線LSには、G(緑)画素回路が接続され、R用の書込スイッチ105が形成された信号線LSには、R(赤)画素回路が接続される。
この場合、ゲート線GLによって信号線に接続される1水平ラインの画素回路101(B、G、R各画素回路)に対して、1水平期間内に、時分割的に順次書込スイッチ103,104,105がオンとされ、B信号値、G信号値、R信号値が、それぞれ対応する画素回路101に書き込まれていくことになる。
このような構成により液晶表示パネルから外部IC102への配線数を削減できる。特にセレクタ数は増やすほど効果が大きく、より大きなコストメリットが生み出せる。
しかしながら外部IC102のドライバ回路とパネル内の1本の信号線が接続されている時間(書込み時間)はセレクタ数の増加に伴い短くなっていく。
そのため、図16で述べたように信号線LSをセンサーSの情報読出にも共用しようとすると、読出し時間が非常に短くなってしまい、現実的ではない。
以上のように、画素回路にタッチ検出用のセンサを配置した構成では、信号線LSを用いて外部ICによって、各センサ情報の読出を行うことが知られている。
ここで表示パネル外への配線数を削減するには、例えば図17のようなセレクタ方式を採ることが考えられる。しかしその場合、センサ情報読出期間が非常に短くなり、タッチパネル機能を設ける表示パネル構造として現実的ではない。
そこで本発明では、表示パネル内にタッチセンサ機能を持ちながら配線の削減、狭額縁化を実現する液晶表示パネルを実現することを目的とする。
本発明の液晶表示パネルは、行方向ラインとして複数行配設されたゲート線と、列方向ラインとして複数列配設された信号線と、上記ゲート線と上記信号線の各交点に形成される複数の液晶画素部であって、画素電極と対向電極の間に液晶が封入され、かつ上記画素電極と対向電極の接触/非接触で圧力印加を検出する押圧センサが形成されており、上記ゲート線で与えられる制御信号によって上記画素電極が上記信号線と接続された期間内に、上記信号線から液晶駆動信号が与えられ、また上記信号線を介して上記押圧センサの接触/非接触に応じたセンサ信号が読み出されるように構成された液晶画素部と、上記各信号線に接続され、上記各液晶画素部から読み出される上記センサ信号を2値化する複数のチョッパー型コンパレータと、上記各チョッパー型コンパレータの出力をパラレル−シリアル変換して出力するシフトレジスタとを備える。
また上記チョッパー型コンパレータは、一方のノードに、上記センサ信号と第1のリセット電位が選択的に与えられる第1の容量と、 一方のノードに上記センサ信号と上記第1のリセット電位とは異なる電位の第2のリセット電位が選択的に与えられるとともに、他方のノードが上記第1の容量の他方のノードと接続され、かつ上記第1の容量とは容量値が異なる第2の容量と、上記第1,第2の容量の上記他方のノードに接続されるインバータと、上記インバータの出力と入力を断接するスイッチ素子とを備える。
また上記第1、第2のリセット電位とは、対向電極電位の逆相電位と、対向電極電位である。
また上記チョッパー型コンパレータは、リセット状態として、上記スイッチ素子により上記インバータの出力と入力が短絡され、かつ上記第1の容量の一方のノードに上記逆相電位が、また上記第2の容量の一方のノードに上記対向電極電位が与えられ、コンパレート状態として、上記スイッチ素子により上記インバータの出力と入力が切り離され、かつ上記第1の容量の一方のノードと、上記第2の容量の一方のノードに上記センサ信号が与えられることで、上記インバータの出力として上記センサ信号を2値化したデジタルデータを出力する。
また上記チョッパー型コンパレータは、パワーセーブ状態として、上記第1の容量の一方のノード、上記第2の容量の一方のノード、上記第1,第2の容量の他方のノードの各ノードをフローティング状態としたうえで、各ノードをプルダウンもしくはプルアップする構成とされている。
このような本発明では、まず液晶表示パネルにおいて、画素内に形成された押圧センサの情報を、信号線を介して読み出すようにするが、ここでチョッパー型コンパレータを信号線に接続し、パネル内部でセンサ出力をデジタルデータに変換するようにする。
すると、パネル内部で、シフトレジスタにより1ライン分のセンサ出力をパラレル−シリアル変換して、外部に転送することができる。
またセンサ読み出しがチョッパー型コンパレータ及びシフトレジスタによって行われることで、信号線については、セレクタ方式により本数を削減して外部回路と接続できる。
またこの場合、押圧センサの接触/非接触によるセンサ情報は、チョッパー型コンパレータにおいて信号線電位が変化したか維持されているかを検出して2値化を行うことになる。この場合、通常のチョッパー型コンパレータ、つまり電位の上昇/下降に対して応答性よく反応するコンパレータでは、誤検出が生じることが多い。そこで上記構成により、2値化の安定性を確保する。
本発明によれば、パネル内とパネル外との間の配線の削減や、それに伴う狭額縁化を実現できる。
また本発明に係るチョッパー型コンパレータによっては、センサ接触時の高速応答性とセンサ非接触時の安定動作性を実現するコンパレータ回路が実現でき、液晶表示パネルのタッチパネル操作検出を適切に実現できる。
以下、本発明の実施の形態を次の順序で説明する。
[1.実施の形態の液晶表示パネルの基本構成]
[2.センサ情報読出に一般的なコンパレータを用いた場合]
[3.実施の形態のコンパレータの構成及び動作]
[4.実施の形態の液晶表示パネルの具体的構成例I]
[5.実施の形態の液晶表示パネルの具体的構成例II]
[6.実施の形態のコンパレータの他の構成例]
[7.実施の形態の効果]
[1.実施の形態の液晶表示パネルの基本構成]

図1により本発明の実施の形態の基本的な構成を説明する。なお液晶表示パネルの全体の構成は図9等で後述する。
実施の形態の液晶表示パネルとしては、画素回路2がマトリクス状に配置された画素アレイ1が設けられる。
図1では一部のみしか示していないが、この画素アレイ1には、列方向に多数の信号線LSが配設され、また行方向に多数のゲート線GLが配設される。そしてゲート線GLと信号線LSの各交点に画素回路2が形成される。
各画素回路2は、対向する電極間(画素電極とCOM電極(共通電極))間に液晶が封入されて成る液晶セルLCを有する。
また画素回路2は画素トランジスタTrを有する。画素トランジスタTrは、ゲートノードにゲート線GL、ソースノードに信号線LS、そしてドレインノードに液晶セルLCの画素電極が接続されている。
また各画素回路2にはセンサSが設けられる。センサSは、ユーザの指による押圧等による外部圧力により、液晶セルLCを配設しているガラス基板が変形し、画素電極とCOM電極とが電気的に接続する構造とされる。
このような画素アレイ1に対して、各信号線LSが図示しない外部回路と接続される。この場合、図17で説明したようなセレクタ方式の構成を採り、各信号線LSは3本1組とされセレクタとして、B、G、Rの各色に対応する書込スイッチSwB,SwG,SwRが設けられる。そして、その3本1組の信号線が書込スイッチSwB,SwG,SwRを介して1本の信号線LSrgbにまとめられ、外部回路と接続される。
B用の書込スイッチSwBが形成された信号線LSには、B(青)画素回路が接続される。同様にG用の書込スイッチSwGが形成された信号線LSには、G(緑)画素回路が接続され、R用の書込スイッチSwRが形成された信号線LSには、R(赤)画素回路が接続される。
この場合、ゲート線GLによって信号線に接続される1水平ラインの画素回路2(B、G、R各画素回路)に対して、1水平期間内に、時分割的に順次書込スイッチSwB,SwG,SwRがオンとされ、外部回路から信号線LSrgbに与えられるB信号値、G信号値、R信号値が、それぞれ対応する画素回路2に書き込まれていくことになる。
図17で述べたように、このようなセレクタ方式の構成により液晶表示パネルから外部回路への配線数を削減できるが、その場合、各画素回路2に設けられたセンサSの読み出し動作が困難となる。
すると、センサSの読み出しのために専用の読み出し用の配線を行う必要が生ずるが、その場合、配線数が大幅に増加し、セレクタ方式の利点を無としてしまう。当然狭額縁化の妨げともなる。
ここで、表示パネル内部でセンサ出力をデジタルデータに変換する手段をもてれば、表示パネル内部でデータのパラレル−シリアル変換などのデジタル処理が可能となり、センサ読出し機能追加による配線本数の増加を抑えることができる。
そこで本実施の形態では、図1に示すように構成する。即ち、各信号線LSに対して読出スイッチSrを設け、読出スイッチSrを介してコンパレータ10を接続する。
このセンサSは、対向電極とCOM電極の接触/非接触を行う構造であり、センサSの接触/非接触の情報は、信号線LSの電位変動として表れる。これをコンパレータ10で2値化(デジタル化)する。そして、各コンパレータ10の出力を、複数のラッチ回路3で構成するシフトレジスタによって外部回路に転送するようにする。
図2に動作タイミングを示す。
図2では、水平同期信号HDで規定される1水平期間の各信号波形を示している。各信号波形として、図示しないゲート駆動回路によって或るゲート線GLに与えられるゲート電極パルス(Gate)、書込スイッチSwB,SwG,SwRをオン/オフ制御する書込信号(SelB、SelG、SelR)、全ての読出スイッチSrをオン/オフ制御するセンサー読出信号(RD)を示している。
またCOM電極の電位及び信号線LSの電位Sigも示している。
センサー読出信号RD及び書込信号SelB、SelG、SelRは、それぞれ図示しない制御回路部により、水平期間内の所定タイミングで、読出スイッチSr、書込スイッチSwB,SwG,SwRをオンとするように発生される。
基本駆動タイミングとしては、まずCOM電極が反転する。液晶駆動で通常行われるいわゆる1H反転である。図2ではL(Low)レベルからH(High)レベルに変化する場合を示している。
次に書込信号SelB、SelG、SelRのすべてがHレベルとなり、すべての書込スイッチSwB,SwG,SwRがオンとなる。このとき、全ての信号線LSがCOM電極の逆相にプリチャージされる。
その後、書込信号SelB、SelG、SelRがLレベルとなり、全ての書込スイッチSwB,SwG,SwRがオフとなる。
続いてゲート電極パルスGateがHレベルとされ、当該ゲート線GLに接続された水平方向の各画素回路2における画素トランジスタTrがオンとなる。これによって画素電極と信号線LSが接続される。
次にセンサー読込信号RDがHレベルとされ、全ての読出スイッチSrがオンとなる。このときに、現在ゲート電極パルスGateにより画素トランジスタTrがオンとされている或る水平ラインの画素回路2についてのセンサSの情報(センサ接触/非接触の情報)が、コンパレータ10に入力されることになる。
例えば、パネル外部からの入力(圧力)がない部分の画素回路2におけるセンサSでは、COM電極と画素電極は電気的に分離された状態(センサSはオフ状態)にあり、このセンサSからのコンパレータ10への入力、つまり信号線LSの電位はプリチャージレベルから変化しない(実線「非接触」で示す)。
一方、パネル外部からの入力(圧力)があった部分の画素回路2におけるセンサSでは、COM電極と画素電極が電気的に接続され(センサSはオン状態)、このセンサSからのコンパレータ10への入力、つまり信号線LSのレベルはプリチャージレベルからCOM電極レベルへと上昇して行くことになる(破線「接触」で示す)。
コンパレータ10は、このCOM電極と画素電極の接触/非接触状態に伴う信号線レベルの変化を、読出期間中(センサ読出信号RDのHレベル期間)に1/0のデジタルデータに2値化して検出する。
各コンパレータ10によっては、以上のように1水平期間内の読出期間に、1水平ライン分の各画素回路2のセンサ情報のデジタルデータ化が行われ、この各デジタルデータが各ラッチ回路3に供給される。そして、各ラッチ回路3で構成されるシフトレジスタによってパラレル−シリアル変換され、外部回路に転送出力されることになる。
各コンパレータ10及び各ラッチ回路3が、各水平期間毎に、1ラインの画素回路2について、このようなセンサ読出を行っていくことで、1フレーム期間において表示パネルにおける全画素回路2についてのセンサSの情報を外部回路に転送出力できることになる。
そして外部回路では、転送されてくる1画面分の画素回路2の各センサ情報の結果から、画面上でのタッチ操作位置を判定する。
1水平期間内において、センサSの情報の読出期間を終え、センサ読込信号RDがLレベルとなると、続いて画素回路2への信号値の書込が行われる。
即ち書込信号SelB、SelG、SelRが順次Hレベルとなり、書込スイッチSwB,SwG,SwRがそれぞれオンとなる毎に、外部回路から信号線LSrgbに与えられるB信号値、G信号値、R信号値が、それぞれ青色画素、緑色画素、赤色画素のそれぞれの画素回路2に書込が行われる。
本実施の形態では、基本的には、以上のような構成及び動作により、パネル内外間の配線数の削減や、各画素回路2に設けられたセンサSの適切な読出によるタッチパネル操作入力の正確な検知が可能となる。
[2.センサ情報読出に一般的なコンパレータを用いた場合]

ここで、図1に示したコンパレータ10として、一般的なチョッパー型コンパレータを用いた場合について説明する。
上記のシステムを実現させるには、接触時には高速応答が要求される一方で非接触時にはノイズなどの影響による誤動作を防ぐ必要がある。
チョッパー型コンパレータは低素子数にて温度やトランジスタバラツキの影響をキャンセルすることができるため、さまざまなシステムで使用されている。
図3に回路図及び本実施の形態に適用した場合の信号接続を示す。
図3(a)に示すようにチョッパー型コンパレータは、スイッチ51,52,54、容量53、PチャネルFET55及びNチャネルFET56によるインバータ50を備えて構成される。
容量53の一方のノードには、スイッチ51がオンとされた場合に、COM電極の反転電位xCOMが供給される。スイッチ51は図示しない制御回路からのリセット信号RSTによってオン/オフされる。
また容量53の一方のノードには、スイッチ52がオンとされた場合に、信号線LSの電位Sigが供給される。スイッチ52は図示しない制御回路からセンサ読出信号RDによってオン/オフされる。なお、このスイッチ52は、図1に示した読出スイッチSrに相当する。
容量53の他方のノード(ノードIN)は、インバータ50の入力としてFET55,56の各ゲートに接続される。
またスイッチ54は、リセット信号RSTによってオン/オフされるものとされ、オンとなることで、インバータ50の入出力を短絡する。
図3(a)はリセット状態の場合、図3(b)は上記の読出期間として信号線電位Sigの2値化を行うコンパレート状態を示している。
このチョッパー型コンパレータは、図3(a)に示すように、リセット時はリセット信号RSTによりスイッチ51がオン状態となっており、容量53の一方のノードがプリチャージレベルである反転電位xCOMのレベルにセットされる。
同時にスイッチ54もon状態となっておりインバータ50の入出力がショートされ、インバータ50の入力レベルは閾値付近にセットされることになる。
上記図2に示した読出期間としてコンパレート動作を行う際には、図3(b)のように、スイッチ51,54はオフ状態となる。一方、センサ読出信号RDによりスイッチ52がオン状態となり、容量53の一方のノードが信号線LSに接続され、xCOM電位からセンサ出力ノードである信号線電位Sigとなる。
このとき、たとえば反転電位xCOMがLレベルであれば、信号線LSもLレベルにプリチャージされている(図2参照)。
そしてもしセンサSがオン(接触)状態であれば、信号線LSの電位SigはプリチャージレベルからCOM電極レベルへと上昇していく。
一方センサSがオフ(非接触)状態であれば、信号線LSの電位Sigはプリチャージレベルから変化しない。
ここで図4(a)に通常のチョッパー型コンパレータの入出力特性を示す。また、図3のインバータ50の入力ノード(IN)と出力ノード(OUT)での特性を図4(b)に示す。
上記のように反転電位xCOMがLレベル(つまりCOM電位=Hの場合)、センサSがオンとなっていれば、信号線電位Sigはプリチャージレベル(この場合Lレベル)からCOM電極レベル(この場合Hレベル)へと上昇していく。
よって図4(b)の実線Aで示すように信号線電位Sigのレベル(横軸)が微小電位上昇しただけで出力レベル(縦軸)は反転することになり、図4(a)の通常のインバータより高速応答が可能となる。
また、反転電位xCOMがHレベル(つまりCOM電位=Lの場合)、センサSがオンとなっていれば、信号線電位Sigはプリチャージレベル(この場合Hレベル)からCOM電極レベル(この場合Lレベル)へと下降していく。
よって図4(b)の破線Bで示すように信号線電位Sigのレベル(横軸)が微小電位下降しただけで出力レベル(縦軸)は反転することになり、高速応答が可能となる。
このようにチョッパー型コンパレータは入力信号の基準電圧からのプラス方向、あるいはマイナス方向の微小変化を読み取り増幅する回路であるため、センス速度の高速化は実現できる。
ところが今回のシステムのように入力にフローティング状態(COM電極−画素電極が非接触時)が存在する場合、その動作保障がなされていないことになってしまう。
これを図5で説明する。
図5(a)はCOM電位=Hの場合、図5(b)はCOM電位=Lの場合のそれぞれにおいて、センサSがオフ(非接触)であるときに起こる誤動作の様子を示している。
実線はインバータ50の出力(OUT)、破線はインバータ50の入力(IN)、一点鎖線は信号線電位Sigである。
プリチャージ期間は、上述した図3(a)のリセット状態となり、インバータ50の入出力は短絡され同電位となる。ゲートオープンとして示すタイミングで、画素回路2の画素トランジスタTrがオンとされ、画素電極(及びセンサS)が信号線LSに接続される。
そして読出期間にスイッチ52がオンとされ、信号線電位Sigがインバータ50の入力ノード(IN)に印加される。
ここで、センサSがオフであるとすると、信号線電位Sigはプリチャージレベルから変化しないはずである。ところが、図5(a)に示すように、ゲートオープン後、信号線電位Sigの若干の変動が発生する。これは、ゲートオープン後に、1垂直期間前に書き込まれた画素電位が信号線LS上に表れることによる。
そして読出期間となると、インバータ50がこの信号線電位Sigの微小な変動に反応して図のように誤動作としての出力(OUT)を行ってしまう。
図5(b)も同様であり、センサSがオフであっても、ゲートオープン後の信号線電位Sigの微小な変動により、インバータ50の出力(OUT)は誤動作としての出力となる。
通常のチョッパー型コンパレータは、図4(a)の特性からわかるように、入力電位の正方向又は負方向への変化を判定する動作を行うところ、本例の場合、センサSの接触/非接触は、信号線電位Sigの変化の有無を判定する動作となる。
この場合に、センサSがオフで、信号線電位Sigに変化が生じない場合でも、実際には上記のように微小な電位変動が生じる。これによってセンサSがオフの場合のインバータ50の出力は不安定なものとなってしまう。
[3.実施の形態のコンパレータの構成及び動作]

以上のような事情から、本実施の形態のコンパレータ10として、図6に示すようなチョッパー型コンパレータを用いるようにする。
これは信号線LS上に出力されるセンサSの出力に対し、センサ接触時の高速応答性とセンサ非接触時の安定動作性を実現するコンパレータ回路である。
図6(a)に示すように本例のチョッパー型コンパレータは、スイッチ11,12,14,17,18、容量13,19、PチャネルFET15及びNチャネルFET16によるインバータ20を備えて構成される。
容量13,19は、互いに異なる容量値とされる。以下、区別のため容量13を補助容量13と呼ぶこととする。
補助容量13の一方のノードには、スイッチ12がオンとされた場合に、COM電位が供給される。スイッチ12は図示しない制御回路からのリセット信号RSTによってオン/オフされる。
また、この補助容量13の一方のノードには、スイッチ11がオンとされた場合に、信号線LSの電位Sigが供給される。スイッチ11は図示しない制御回路からセンサ読出信号RDによってオン/オフされる。
容量19の一方のノードには、スイッチ18がオンとされた場合に、COM電極の反転電位xCOMが供給される。スイッチ18は、スイッチ12と共にリセット信号RSTによってオン/オフされる。
また、この容量19の一方のノードには、スイッチ17がオンとされた場合に、信号線LSの電位Sigが供給される。スイッチ17はスイッチ11とともにセンサ読出信号RDによってオン/オフされる。
容量13,19の他方のノード(ノードIN)は、互いに接続され、またインバータ20の入力としてFET1516の各ゲートに接続される。
またスイッチ14は、リセット信号RSTによってオン/オフされるものとされ、オンとなることで、インバータ20の入出力を短絡する。
上記図3のチョッパー型コンパレータと異なる点は、補助容量13が付加されており、その一方のノードを、容量19とは異なる電位、この例ではCOM電位にチャージする手段が新たに付加されている点である。
この付加回路により補助容量13にチャージされた電荷量に応じチョッパー型コンパレータの閾値電圧をシフトさせることが可能となる。
したがって補助容量13の値を調整することのより適切な不感帯領域を設けることが可能となり接触時の高速応答と非接触時の安定動作を実現することが可能となる。
図6(a)はリセット状態の場合、図6(b)は上記の読出期間として信号線電位Sigの2値化を行うコンパレート状態を示している。
このチョッパー型コンパレータは、図6(a)に示すように、リセット時はリセット信号RSTによりスイッチ12,18がオン状態となる。これにより容量19の一方のノードがプリチャージレベルである反転電位xCOMのレベルにセットされ、さらに補助容量13の一方のノードはプリチャージレベルの逆相であるCOM電位のレベルにセットされることになる。
同時にスイッチ14もオン状態となっており、インバータ20の入出力がショートされ、インバータ20の入力レベルは閾値付近にセットされることになる。
次に、上記図2に示した読出期間としてコンパレート動作を行う際には、図6(b)のように、スイッチ12,18はオフ状態となる。またスイッチ14もオフとなる。
そしてセンサ読出信号RDによりスイッチ11,17がオン状態となり、容量19の一方のノードと補助容量13の一方のノードがショートし、かつセンサ出力ノードである信号線LS(信号線電位Sig)へ接続されることになる。
ここで容量19の容量値をC1、補助容量13の容量値をC2、信号線LSの配線負荷容量をCs、リセット時のインバータ入力ノードINのレベルをVt、コンパレート動作時のインバータ入力ノードINをVt’、信号線電位SigをVsとする。
すると、リセット動作時とコンパレート動作時との間での電荷保存則より以下の式が成立する。
C1(xCOM−Vt)+C2(COM−Vt)+Cs・xCOM
=C1(Vs−Vt’)+C2(Vs−Vt’)+Cs・Vs ・・・(式1)

C1(Vt−xCOM)+C2(Vt−COM)
=C1(Vt’−Vs)+C2(Vt’−Vs) ・・・(式2)
式2より
Vt’=Vt−(C1・xCOM+C2・COM)/(C1+C2)+Vs
・・・(式3)
が得られる。
式3を式1に代入すると、
式1右辺=C1(xCOM−Vt)+C2(COM−Vt)+Cs・Vs
・・・(式4)
となりVs=xCOMが得られる。
この式4を式3に代入することにより、リセット動作からコンパレート動作に切替わった際のインバータ入力レベルVt’は以下の式5として求められる。
Vt’=Vt−{(C1・xCOM+C2・COM)/(C1+C2)−xCOM}
・・・(式5)
この式5は、リセット動作からコンパレート動作に切替わった際のインバータ入力ノード(IN)のレベルが、
(C1・xCOM+C2・COM)/(C1+C2)−xCOM ・・・(式6)
だけシフトすることを意味している。
言い換えれば図7に示すように、コンパレータの閾値を式6で表される分(Y)だけシフトさせることが可能であるといえる。つまり実線A’及び破線B’が入出力特性となる。
図8により動作を説明する。
図8(a)はCOM電位=Hの場合、図8(b)はCOM電位=Lの場合のそれぞれにおいて、センサSがオフ(非接触)であるときとオン(接触)であるときのインバータ20の入出力の様子を示している。
実線はインバータ20の出力(OUT)、破線はインバータ20の入力(IN)、一点鎖線は信号線電位Sigである。
プリチャージ期間は、図6(a)のリセット状態となり、インバータ20の入出力は短絡され同電位となる。ゲートオープンとして示すタイミングで、画素回路2の画素トランジスタTrがオンとされ、画素電極(及びセンサS)が信号線LSに接続される。
そして読出期間に図6(b)のようにスイッチ11,17がオンとされ、信号線電位Sigがインバータ20の入力ノード(IN)に印加される。
センサSがオフであるとすると、信号線電位Sigはプリチャージレベルから変化しないはずである。ところが例えば図8(a)のセンサ非接触の場合において示すように、ゲートオープン後、1垂直期間前に書き込まれた画素電位が信号線LS上に表れることで信号線電位Sigの若干の変動が発生することは先に述べた。
ここで本例の場合、図中、オフセットOFSとして示すように、図7のYに相当する分、閾値のオフセットがかけられることになる。そのため読出期間において、入力(IN)における信号線電位Sigの若干の上昇の影響は、オフセットレベルからの上昇として表れ、破線で示すようになる。
そしてこれはインバータ20の閾値に対しては入力が「電位変化有り」の電位とはならず、従って、正しい出力OUT(図8(a)の場合、非接触を示すHレベル出力)が得られる。
なお、センサ接触の場合には、下段に示すように、信号線電位Sigが上昇していくことで、正しい出力OUT(図8(a)の場合、接触を示すLレベル出力)が得られる。
図8(b)のCOM電位=Lの場合も同様である。即ち、センサ非接触の場合の信号線電位Sigの変動に対し、オフセットOFSとして示すように図7のYに相当する分、閾値のオフセットがかけられる。そのため読出期間において、入力(IN)における信号線電位Sigの若干の下降の影響は、オフセットレベルからの下降として表れ、破線で示すようになる。従って、正しい出力OUT(図8(b)の場合、非接触を示すLレベル出力)が得られる。またセンサ接触の場合には、下段に示すように、信号線電位Sigが下降していくことで、正しい出力OUT(図8(b)の場合、接触を示すHレベル出力)が得られる。
このように、図6のチョッパー型コンパレータは、信号線電位Sigの変動の有無をセンサSのオン/オフとして検出する場合に、正確な検出による2値化が可能となる。
なお図7に示したシフト量Yは容量19,13の容量値C1、C2の容量比により調整可能である。
またノイズレベル(非接触であると認識しなくてはいけないレベル)はCOM振幅が高いほど高く、低いほど低くなるが、上記シフト量YもCOM振幅によっても変わり、COMの振幅は高いほど不感帯幅(図7のシフト量Y)は広くなり逆にCOM振幅が低いほど不感帯幅は狭くなる。よってCOM振幅に起因するノイズ量の増減に対し閾値電圧のシフト量は自動的に調整されることになる。
以上のようにコンパレータ10として、図6のチョッパー型コンパレータを用いることが本実施の形態として好適となる。
即ち、補助容量13およびスイッチ11,12を付加し、補助容量13の一方の電極を容量19とは異なる電位(図6の例ではCOM電位)に接続する手段を新たに付加する。これにより、容量19と補助容量13の容量比、およびCOM振幅に応じチョッパー型コンパレータの閾値電圧をシフトさせ、適切な不感帯領域を設けることが可能となり接触時の高速応答と非接触時の安定動作を実現することが可能となる。
[4.実施の形態の液晶表示パネルの具体的構成例I]

図9に実施の形態の液晶表示パネルの具体的な構成例Iを示す。
図1で基本的な構成として説明したように、実施の形態の液晶表示パネルとしては、画素回路2がマトリクス状に配置された画素アレイ1が設けられる。各画素回路2は、ゲート線GLと信号線LSの各交点に画素回路2が形成される。
このような画素アレイ1に対して、各信号線LSが外部IC90と接続される。この場合、セレクタ方式により3本1組の信号線が書込スイッチSwB,SwG,SwRを介して1本の信号線LSrgbにまとめられ、外部IC90と接続されることになる。
また、各信号線LSは、読出スイッチSrを介して読出回路30に接続される。
外部IC90は、各信号線LSrgbに対して1水平期間内に時分割的にB信号値、G信号値、R信号値を供給する。
また書込スイッチSwB,SwG,SwRをオン/オフ制御する書込信号(SelB、SelG、SelR)、全ての読出スイッチSrをオン/オフ制御するセンサ読出信号(RD)を出力する。
また図示しないゲート駆動回路によって、各ゲート線GLにゲート電極パルス(Gate)が印加され、1水平ライン毎に画素回路2が信号線LSに接続される。
1水平期間内のこれらの信号波形を図11に示すが、ゲート電極パルス(Gate)、書込信号(SelB、SelG、SelR)、センサ読出信号(RD)については図2で説明したとおりである。また、COM電位、信号線電位Sigも図2で説明したとおりであり、プリチャージ、センサ読出、B、G、R信号値書込が、それぞれ所定のタイミングで行われる。
図10に読出回路30の構成を示す。読出回路30は、各信号線LSにそれぞれ対応するコンパレータ10、10・・・と、各コンパレータ10、10・・・の2値化出力をラッチするラッチ回路3,3・・・から成るシフトレジスタ(パラレル−シリアル変換部)31から成る。
各コンパレータ10、10・・・としては、図6に示したチョッパー型コンパレータが設けられる。
またラッチ回路3、3・・・としては、D型フリップフロップ、例えばTGFF(Transmission-Gate Flip-Flop)などを用いることができる。
コンパレータ10には、入力inとして、信号線LSの電位Sigがセンサ読出スイッチSrを介して供給される。
また入力ref1として、反転電位xCOMが供給される。この反転電位xCOMは図6のスイッチ18を介して容量19の一方のノードに印加されることになる。
また入力ref2として、COM電位が供給される。このCOM電位は図6のスイッチ12を介して補助容量13の一方のノードに印加されることになる。
またセンサ読出信号RDが図6のスイッチ11,17に供給され、リセット信号RSTがスイッチ12,14,18に供給される。
そしてこのコンパレータ10は、図11のプリチャージ期間に図6(a)のリセット動作を行い、また読出期間に図6(b)のコンパレート動作を行うことになる。
各コンパレータ10の2値化出力は、各ラッチ回路3のD2入力となる。
各ラッチ回路3は、先頭のラッチ回路3のD1入力がCOM電位とされ、後続のラッチ回路3のD1入力は、前段のQ出力とされる。そして各コンパレータ10の2値化出力を、パラレル−シリアル変換して転送し、出力DOとする。この出力DOが、外部IC90に供給され、外部IC90は、これによって各センサSの情報を検出することになる。なお各ラッチ回路3,3・・・に与えられるクロックSCKは外部IC90から供給される。
ここでセンサSの情報の読出及び転送のタイミングについて述べておく。
図11(及び上述した図2の説明)からわかるように、センサ情報の読出は読出期間における信号線電位Sigの変動をコンパレータ10で検出することで行われる。
そして図11の転送出力DOとして示すように、1水平ライン分の各画素回路2からのセンサ情報の転送出力は書込期間に行われることになる。
信号線LSの充電速度を考えてみる。低温ポリシリコンTFTの場合、画素トランジスタTrのオン抵抗は数百KΩ程度である。また数インチ程度のモバイル機器向け小型ディスプレイであれば信号線の寄生容量は数10pF程度である。従って10μsec程度であれば十分インバータ20をターンオンさせることが可能である。
一方でアモルファスシリコンTFTの場合は、画素トランジスタTrのオン抵抗はMΩオーダーとなるため、信号線LS上の信号変化を検出するのは極めて困難となる。
つまり低温ポリシリコンTFTを用いれば10μsec程度の時間で信号線LS上に現れるセンサ出力を読み出すことが可能となり、センサ読出信号RDがHレベルの間(つまり読出期間)にパネル外部からの入力(圧力)状態に応じたセンサSのオン/オフ情報をシフトレジスタ31を構成するラッチ回路3,3・・・に取り込むことが可能となる。
以上の構成のように本例では、液晶表示パネルにおいて各信号線LSにセンサ読出スイッチSrを設け、各画素回路2におけるセンサSの情報をコンパレータ10及びシフトレジスタ31を有する読み出し回路30によって読み出すようにする。これによりセレクタ方式による書込システムを採用し信号線本数の削減を実現すると同時に、画素内に設けたセンサ出力の読出し用の配線数も最小限に抑えることが可能となる。
また低温ポリシリコンTFTで表示パネルを構成することにより、映像信号の書込動作前の数μsec程度の時間で、画素内のセンサ情報をシフトレジスタ(パラレル−シリアル変換部)31に取込むことが可能となる。その結果、その後のB、G、Rの各信号値の各画素回路2への書込動作中に、センサ情報をパネル外部へシリアル出力(DO)することが可能となる。
[5.実施の形態の液晶表示パネルの具体的構成例II]

図12に液晶表示パネルの具体的な構成例IIを示す。
画素内にセンサSを配置した場合、原理的には最大センサ密度=画素数となる。しかし、タッチパネル機能を実現するためにセンサSを使用する場合、指やタッチペンなどの接触/非接触を検出できればよく、数百μmといった画素ピッチ同等の密度は不要である。
またその後のデータ処理の負荷なども考慮すればセンサ数はある程度間引くのが現実的である。
そこで、図12の構成例IIでは、画素内センサSが全ての画素回路2に存在せず、最大でも1画素おきに存在するようなセンサ配置を前提とした構成となっている。
図12の構成では、画素アレイ1内の画素回路2として、偶数列の画素回路2e、奇数列の画素回路2oを示している。
画素回路2e、2oのいずれも、センサSを有する画素回路とセンサSを設けていない画素回路がある。そして全体としては行方向及び列方向に見て、1画素置きにセンサSが設けられている構成となっている。
ゲート線GLとしては、偶数行のゲート線GLeと奇数行のゲート線GLoを示している。
図からわかるように、偶数行のゲート線GLeに接続されている画素回路2e,2oとしては、偶数列の画素回路2eが、センサSが設けられている画素となっている。
また、奇数行のゲート線GLoに接続されている画素回路2e,2oとしては、奇数列の画素回路2oが、センサSが設けられている画素となっている。
また上述したようにコンパレータ10及びシフトレジスタ31から成る読出回路30として、2つの読出回路30e、30oが設けられている。
読出回路30eには、偶数列の信号線LSeが、読出スイッチSrを介して接続される。
また読出回路30oには、奇数列の信号線LSoが、読出スイッチSrを介して接続される。
O/Eクロック生成部33は、外部IC90からのクロックSCK、センサ読出信号RDと、例えば水平同期信号から生成される偶数/奇数クロックOECKから、必要な信号を生成する。即ち偶数クロックSCK_o、奇数クロックSCK_e、偶数用センサ読出信号RD_o、奇数用センサ読出信号RD_eを生成する。
偶数クロックSCK_eは読出回路30eにおけるシフトレジスタ31の転送クロックとされる。
奇数クロックSCK_oは読出回路30oにおけるシフトレジスタ31の転送クロックとされる。
偶数用センサ読出信号RD_eは、偶数列の信号線LSeに設けられた読出スイッチSrのオン/オフ制御信号となる。
奇数用センサ読出信号RD_oは、奇数列の信号線LSoに設けられた読出スイッチSrのオン/オフ制御信号となる。
出力セレクタ32は、読出回路30e,30oの転送出力を、偶数/奇数クロックOECKに基づいて選択し、外部IC90に対するセンサ情報のシリアル出力DOとする。
図13は2水平期間分のタイミングチャートを示してある。この図をもとに動作について説明する。
まずプリチャージ期間に信号線LSe、LSoのプリチャージ動作が行われ、続いて奇数行の或るゲート線GLoに対するゲート電極パルスGate_oがHレベルとなり画素電極と信号線LSe,LSoが接続される。
次に奇数用センサ読出信号RD_oがHレベルとなると、奇数列の信号線LSoの読出スイッチSrがオンとなり、現在ゲート電極パルスGate_oで選択されている行における奇数列の画素回路2oのセンサ情報が、読出回路30oへ入力される。
その後、B、G、R各信号値の書込み動作が行われるわけだが、このときは奇数クロックSCK_oは継続してLレベルであり、読出回路30oは読み込んだ奇数ラインのセンサ情報の転送は行わない。
この奇数ラインのセンサ情報の転送は次の水平期間に行われることになる。即ち次の水平期間において、読出回路30oにおけるシフトレジスタ31は、奇数クロックSCK_oに従って前水平期間にラッチしたセンサ情報の転送を行う。このとき出力セレクタ32は読出回路30o側を選択し、その転送出力をセンサ情報のシリアル出力DOとして出力することになる。
このように読出回路30oからの転送出力が行われている水平期間では、同時に次の動作が行われている。
即ちプリチャージ期間に信号線LSe、LSoのプリチャージ動作が行われ、続いて偶数行の或るゲート線GLeに対するゲート電極パルスGate_eがHレベルとなり画素電極と信号線LSe,LSoが接続される。
次に偶数用センサ読出信号RD_eがHレベルとなると、偶数列の信号線LSeの読出スイッチSrがオンとなり、現在ゲート電極パルスGate_eで選択されている行における偶数列の画素回路2eのセンサ情報が、読出回路30eへ入力される。
その後、B、G、R各信号値の書込み動作が行われるわけだが、このときは偶数クロックSCK_eは継続してLレベルであり、読出回路30eは読み込んだ偶数ラインのセンサ情報の転送は行わない。
この偶数ラインのセンサ情報の転送は次の水平期間に行われることになる。即ち次の水平期間において、読出回路30eにおけるシフトレジスタ31は、偶数クロックSCK_eに従って前水平期間にラッチしたセンサ情報の転送を行う。このとき出力セレクタ32は読出回路30e側を選択し、その転送出力をセンサ情報のシリアル出力DOとして出力する。
以上のように1ライン毎(奇数行/偶数行)に画素内のセンサSの配置位置をずらし、さらに偶数行用/奇数行用に2つの読出回路30e、30oを備え、それぞれの行を交互に動作させる。これにより、センサ情報の取込み動作とシリアル転送動作をそれぞれ連続する異なる水平期間で行うことができるため、転送動作時の周波数が落とせ、より安定的な動作が可能となる。
[6.実施の形態のコンパレータの他の構成例]

続いて、図6で説明した実施の形態のコンパレータ10としての他の構成例を図14で説明する。
図14(a)に示すように、コンパレータ10は、図6の構成に加えてnチャネルトランジスタ41,42,43を加えており、これらトランジスタ41,42,43がオンするパワーセーブ期間を設けていることを特徴とする。
トランジスタ41は、そのドレイン−ソースが、補助容量13の一方のノードND2とグランド間に接続される。
トランジスタ42は、そのドレイン−ソースが、容量19の一方のノードND3とグランド間に接続される。
トランジスタ43は、そのドレイン−ソースが、インバータ20の入力ノードND1とグランド間に接続される。
各トランジスタ41,42,43は、パワーセーブ信号PSによりオン/オフされる。
図15に動作タイミングチャートを示す。
プリチャージ期間は、リセット信号RSTによって、スイッチ12,18,14がオンとなる。パワーセーブ信号PSはLレベルであり、トランジスタ41,42,43はオフであるため、上記各ノードND1,ND2,ND3はグランドから切り離されている。
従って図14(b)の状態となり、これは図6(a)と等価となる。
続く読出期間は、リセット信号RSTがLレベルとなってスイッチ12,18,14がオフとなる。また、センサ読出信号RDによってスイッチ11,17がオンとなる。このときもパワーセーブ信号PSはLレベルであり、トランジスタ41,42,43はオフであるため、上記各ノードND1,ND2,ND3はグランドから切り離されている。
従って図14(c)の状態となり、これは図6(b)と等価となる。
このため、プリチャージ期間及び読出期間の動作は、図6の場合と全く同様である。
プリチャージ期間と読出期間以外は、スイッチ11,12,14,17,18は全てオフとなる。
ここで本例の場合、パワーセーブ信号PSがHレベルとなり、上記各ノードND1,ND2,ND3がグランドに接続される。
これが図14(a)に示すパワーセーブ状態となる。
チョッパー型コンパレータはリセット動作時、スイッチ14がオン状態であるため、インバータ20の入力ノードND1はインバータ20の閾値電圧にセットされており、電源−GND間に貫通電流が流れることになる。
またコンパレート動作時も信号線電位Sigのレベルが電源−GND間の中間電圧付近では、やはりインバータ20に貫通電流が流れることになる。よってリセット動作およびコンパレート動作時間を必要最低限に抑え、その他の時間帯はインバータ20の貫通電流を抑えることにより低消費電力化を図ることができる。
即ちプリチャージ期間及び読出期間以外では、パワーセーブ信号PSがHレベル、リセット信号RSTがLレベル、センサ読出信号RDがLレベルのパワーセーブ状態にあり、このときすべてのスイッチがoff状態になっている。
このときフローティング状態となるノードND1,ND2,ND3は、トランジスタ41,42,43によりLレベルに固定されており、コンパレータでの電力消費はない。
つまり、コンパレート動作が終了するとパワーセーブ信号PSがHレベルとなってパワーセーブ状態となり、次のサイクルまでコンパレータでの電力消費をカットすることになる。
以上のようにリセット動作時およびコンパレート動作時以外の時間帯ではコンパレータを構成するすべてのスイッチをオフし、その際フローティングとなるノードにプルダウンもしくはプルアップする手段を加えることにより、コンパレータでの電力消費を最小限に抑えることが可能となる。
[7.実施の形態の効果]

以上の実施の形態によれば次のような効果が得られる。
図6又は図14に示すコンパレータ10の構成によれば、一方のノードに、センサ信号である信号線電位Sigと第1のリセット電位(xCOM電位)が選択的に与えられる容量19が設けられる。これに加え、一方のノードに信号線電位Sigと第1のリセット電位(xCOM電位)とは異なる電位の第2のリセット電位(COM電位)が選択的に与えられる補助容量13を備える。そして容量19と補助容量13は、他方のノードが接続されるとともに、互いに異なる容量値とされる。そして当該他方のノードはインバータ20の入力ノードとなる。インバータ20の入出力はスイッチ14で断接される。
この構成により、補助容量13と容量19の容量比およびプリチャージレベルの振幅に応じ、チョッパー型コンパレータの閾値電圧をシフトさせ、適切な不感帯領域を設けることが可能となる。これによってセンサSの接触時の高速応答と、非接触時の安定動作を実現することが可能となる。
また二つの容量13,19のプリチャージレベルをCOMおよびxCOMに設定することにより、コンパレータ10の不感帯幅はCOM電圧振幅により可変となり、振幅をあげるほど不感帯幅を広くできる一方、ノイズレベル(非接触であると認識しなくてはいけないレベル)もCOM振幅により増減し振幅が大きいほどノイズレベルも高くなる。このためノイズ量の増減に対し閾値電圧のシフト量が自動的に調整されることになる。
また図14の例の構成及び動作により、リセット動作時およびコンパレート動作時以外の時間帯ではコンパレータを構成するすべてのスイッチをオフする。そしてその際フローティングとなるノードにプルダウンもしくはプルアップする手段を加える。これによりコンパレータ10での電力消費を最小限に抑えることが可能となる。
また図9の液晶表示パネル構成により、セレクタ方式による書込みシステムを採用し、信号線本数の削減を実現すると同時に、画素内に設けたセンサ出力の読出し用配線数も最小限に抑えることが可能となる。
特にこの構成において低温ポリシリコンTFTでパネルを構成することにより、映像信号の書込動作前の数μsec程度の時間で、画素内のセンサ情報をパラレル−シリアル変換部31に取込むことが可能となる。その結果その後の書込動作中にセンサ情報をパネル外部へシリアル出力することが可能となる。
また図12の例では、1ライン毎に画素内センサSの配置位置をずらし、さらに偶数行用/奇数行用に2つの読出回路30e,30oを備え、それぞれのラインを交互に動作させる。これにより、センサ出力の取込み動作とシリアル転送動作をそれぞれ連続する異なる水平期間で行うことができるため、転送動作時の周波数が落とせ、より安定的な動作が可能となる。
なお本発明は、以上の実施の形態の例に限らず、多様な変形例としての回路構成が考えられることは言うまでもない。
本発明の実施の形態の液晶表示パネルの基本構成の説明図である。 実施の形態の液晶表示パネルの動作のタイミングチャートである。 一般的なチョッパー型コンパレータとしての回路図である。 チョッパー型コンパレータの動作特性の説明図である。 一般的なチョッパー型コンパレータを用いた場合の誤動作の説明図である。 実施の形態のチョッパー型コンパレータの回路図である。 実施の形態のチョッパー型コンパレータの特性の説明図である。 実施の形態のチョッパー型コンパレータを用いた場合の動作の説明図である。 実施の形態の液晶表示パネルの構成例Iのブロック図である。 実施の形態の液晶表示パネルの読出回路のブロック図である。 実施の形態の構成例Iの動作のタイミングチャートである。 実施の形態の液晶表示パネルの構成例IIのブロック図である。 実施の形態の構成例IIの動作のタイミングチャートである。 実施の形態の他のチョッパー型コンパレータの回路図である。 実施の形態の他のチョッパー型コンパレータを用いる場合のタイミングチャートである。 従来の液晶表示パネルの構成の説明図である。 従来の液晶表示パネルの構成の説明図である。
符号の説明
1 画素アレイ、2,2e,2o 画素回路、3 ラッチ回路、10 コンパレータ、11,12,14,17,18 スイッチ、13 補助容量、19 容量、20 インバータ、30,30e,30o 読出回路、31 シフトレジスタ

Claims (4)

  1. 行方向ラインとして複数行配設されたゲート線と、
    列方向ラインとして複数列配設された信号線と、
    上記ゲート線と上記信号線の各交点に形成される複数の液晶画素部であって、画素電極と対向電極の間に液晶が封入され、かつ上記画素電極と対向電極の接触/非接触で圧力印加を検出する押圧センサが形成されており、上記ゲート線で与えられる制御信号によって上記画素電極が上記信号線と接続された期間内に、上記信号線から液晶駆動信号が与えられ、また上記信号線を介して上記押圧センサの接触/非接触に応じたセンサ信号が読み出されるように構成された液晶画素部と、
    上記各信号線に接続され、上記各液晶画素部から読み出される上記センサ信号を2値化する複数のチョッパー型コンパレータと、
    上記各チョッパー型コンパレータの出力をパラレル−シリアル変換して出力するシフトレジスタと、
    を備え
    上記チョッパー型コンパレータは、
    一方のノードに、上記センサ信号と第1のリセット電位が選択的に与えられる第1の容量と、
    一方のノードに上記センサ信号と上記第1のリセット電位とは異なる電位の第2のリセット電位が選択的に与えられるとともに、他方のノードが上記第1の容量の他方のノードと接続され、かつ上記第1の容量とは容量値が異なる第2の容量と、
    上記第1,第2の容量の上記他方のノードに接続されるインバータと、
    上記インバータの出力と入力を断接するスイッチ素子と、
    を備えた液晶表示パネル。
  2. 上記第1、第2のリセット電位とは、対向電極電位の逆相電位と、対向電極電位である請求項1に記載の液晶表示パネル。
  3. 上記チョッパー型コンパレータは、
    リセット状態として、上記スイッチ素子により上記インバータの出力と入力が短絡され、かつ上記第1の容量の一方のノードに上記逆相電位が、また上記第2の容量の一方のノードに上記対向電極電位が与えられ、
    コンパレート状態として、上記スイッチ素子により上記インバータの出力と入力が切り離され、かつ上記第1の容量の一方のノードと、上記第2の容量の一方のノードに上記センサ信号が与えられることで、上記インバータの出力として上記センサ信号を2値化したデジタルデータを出力する請求項2に記載の液晶表示パネル。
  4. 上記チョッパー型コンパレータは、
    パワーセーブ状態として、
    上記第1の容量の一方のノード、上記第2の容量の一方のノード、上記第1,第2の容量の他方のノードの各ノードをフローティング状態としたうえで、各ノードをプルダウンもしくはプルアップする構成とされている請求項1に記載の液晶表示パネル。
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