JP4650228B2 - 内燃機関の吸気装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の吸気装置に関する。
特許文献1には、エンジン性能向上のために、長さの異なる2種類のダクトを設け、エンジンの負荷状態に応じてこれら2種類のダクトを切り換えるようにした技術が開示されている。
特開閉6−239148号公報
しかしながら、この特許文献1においては、2種類のダクトの合流部が一方のダクトに混流する形状となっているので、断面積変化が著しく、圧力損失が生じる虞がある。また、長れ方向も急激な変化を伴う構成となっているため、通気抵抗が相対的に増大し、総じて吸入効率が低下してしまう虞がある。
そこで、本発明は、エンジンルーム内の車両前方側略中央に配置されたラジエータと、一端がラジエータ上方に位置して車両幅方向に細長く開口するメイン外気ダクトと、メイン外気ダクトの他端が接続されエンジンルームの車両幅方向の一方の側に偏って配置されたエアクリーナと、メイン外気ダクトに合流するサブ外気ダクトと、を備えた内燃機関の吸気装置において、サブ外気ダクトの外気取入口は、エアクリーナ前方で、かつラジエータの側方に位置し、車両前方に向かって開口し、メイン外気ダクトとサブ外気ダクトとが合流する合流部において、サブ外気ダクトは、メイン外気ダクトと合流した後、メイン外気ダクトの下方に位置して、メイン外気ダクトと重なり合うように配置されると共に、一方のダクトに他方のダクトの流れが混流しないように合流部前後での通路断面積が略同一に設定されて、メイン外気ダクトがエアクリーナに接続されていることを特徴としている。
エンジンルームの略中央に配置されたラジエータの上方の扁平なスペースを利用して外気を導入するエンジンにおいて、さらに多くの吸入空気量を確保すべくサブ外気ダクトを設ける場合には、エアクリーナ前方でラジエータ側方の箇所に開口させることがレイアウト上、及び通気抵抗を減らす意味からも優れたものとなる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る吸気装置2の平面図を示し、図2は本発明に係る吸気装置2の正面図を示している。
エンジン1には、吸気装置2が接続されている。吸気装置2は、一端がラジエータ7(後述)上方に位置して車両幅方向に細長く開口するメイン外気ダクト3と、メイン外気ダクト3の他端が接続されエンジンルームの車両幅方向の一方の側に偏って配置されたエアクリーナ4と、メイン外気ダクト3に合流するサブ外気ダクト5と、エアクリーナ4のクリーンサイドに一端が接続され他端がエンジン1の各気筒の吸気ポート(図示せず)に接続された吸気マニホールド6とから大略構成されている。
ラジエータ7はエンジンルーム内の車両前方側の略中央に配置されている。
エアクリーナ4は、エンジン1の側方、換言すれば車両幅方向の一方の側に位置しており、本実施形態では、車両前方方向からみてエンジン1の右側(図1における右側)に位置している。
メイン外気ダクト3は、一端側に車両前方に向かって開口する外気取入口3aが形成され、他端側がエアクリーナ4のダストサイドに接続されている。またメイン外気ダクト3は、全体が略L字形状を呈し、一端側が車両幅方向と略平行となってラジエータ7の上方に位置するよう配置され、他端側が一端側に対して略直角に折曲されて車両前後方向に沿うように配置されている。
サブ外気ダクト5は、一端側の外気取入口5aが車両前方に向かって開口し、他端側がメイン外気ダクト3のL字の湾曲部分でメイン外気ダクト3に合流している。また、このサブ外気ダクト5は、外気取入口5aのある一端側が、ラジエータ7横のいわゆるフロントエンドモジュール(図示せず)に予め形成された開口部(図示せず)を貫通しており、全体が車両前後方向に略沿った略直線状を呈している。そして、サブ外気ダクト5は、メイン外気ダクト3との合流部8で、メイン外気ダクト3の下方に隣接して重なり合うよう形成されている。
このように、エンジンルームの略中央に配置されたラジエータ7の上方の扁平なスペースを利用して外気を導入するエンジン1において、さらに多くの吸入空気量を確保すべくサブ外気ダクト5を設ける場合には、エアクリーナ4前方でラジエータ7側方の箇所に開口させることがレイアウト上、及び通気抵抗を減らす意味からも優れる。
メイン外気ダクト3とサブ外気ダクト5との合流部8は、図3に示すように、メイン外気ダクト3とエアクリーナ4との接続部9近傍まで連続する隔壁10によって上下に仕切られており、エアクリーナ4との接続部9近傍でメイン外気ダクト3内の通路とサブ外気ダクト5内の通路とが合流するように構成されている。換言すれば、メイン外気ダクト3とサブ外気ダクト5とは、合流部8において、一方のダクトに他方のダクトの流れが混流する構成とはなっておらず、合流部8にて双方の流れの向きを同一方向にすることで、隔壁10が設定されなくなる位置における剥離域を減少させ、通気抵抗の低減を図っている。
このような本実施形態においては、メイン外気ダクト3とサブ外気ダクト5との合流部8に隔壁10が設けられ、両者が上下2段に重なり合った構造となっているので、メイン外気ダクト3に対して相対的に下方に位置するサブ外気ダクト5を無理なく配置することができると共に、メイン外気ダクト3及びサブ外気ダクト5の内部の流れ方向をスムーズに一致させることができ、合流による圧力損失防止することで、吸入効率の向上を図ることができる。
また、合流部8に隔壁10が設けられ、合流部8前後での通路断面積を略同一に設定すると共に、一方のダクトに他方のダクトの流れが混流しないように構成することにより、合流部8における著しい通路断面積変化を無くすことができ、その点においても、圧力損失を低減することができ、吸入効率の向上を図ることができる。
そして、サブ外気ダクト5は、フロントエンドモジュールに設けられた開口部を貫通させているので、最短距離で、かつ直線的な経路でエアクリーナ4に外気を導入することができ、通気抵抗を少なくすることができる。
また、ラジエータ7の上部及び横に外気ダクト3,5の開口部3a,5aを配置することにより、レイアウトの都合に関わらず、吸入口面積(外気取入口3aと外気取入口5aの和)を相対的に増やすことができ、吸入抵抗を減少させることができる。
上記実施形態から把握し得る本発明の技術的思想について、その効果とともに列記する。
(1) エンジンルーム内の車両前方側略中央に配置されたラジエータと、一端がラジエータ上方に位置して車両幅方向に細長く開口するメイン外気ダクトと、メイン外気ダクトの他端が接続されエンジンルームの車両幅方向の一方の側に偏って配置されたエアクリーナと、メイン外気ダクトに合流するサブ外気ダクトと、を備えた内燃機関の吸気装置において、サブ外気ダクトの外気取入口は、エアクリーナ前方で、かつラジエータの側方に位置し、車両前方に向かって開口している。エンジンルームの略中央に配置されたラジエータの上方の扁平なスペースを利用して外気を導入するエンジンにおいて、さらに多くの吸入空気量を確保すべくサブ外気ダクトを設ける場合には、エアクリーナ前方でラジエータ側方の箇所に開口させることがレイアウト上、及び通気抵抗を減らす意味からも優れたものとなる。
(2) 上記(1)に記載の内燃機関の吸気装置において、サブ外気ダクトは、メイン外気ダクトと合流した後、メイン外気ダクトの下方に位置して、メイン外気ダクトと重なり合うように配置され、メイン外気ダクトとサブ外気ダクトとは、車両前方側からエアクリーナに接続されている。これによって、メイン外気ダクト及びサブ外気ダクトの内部の流れ方向をスムーズに一致させることができ、合流による圧力損失防止することで、吸入効率の向上を図ることができる。
(3) 上記(2)に記載の内燃機関の吸気装置において、メイン外気ダクトとサブ外気ダクトとが一体に形成されていると共に、メイン外気ダクトとサブ外気ダクトとが合流する合流部において、メイン外気ダクト内の通路とサブ外気ダクト内の通路との間に隔壁が形成されている。これによって、合流部における著しい通路断面積変化を無くすことができ、圧力損失を低減することができ、吸入効率の向上を図ることができる。
(4) 上記(1)〜(3)のいずれかに記載の内燃機関の吸気装置において、サブ外気ダクトは、外気取入口のある一端側が、車両前方側に配置された部材を貫通している。これによって、サブ外気ダクトは、最短距離で、かつ直線的な経路でエアクリーナに外気を導入することができ、通気抵抗を少なくすることができる。
本発明に係る吸気装置の平面図。 本発明に係る吸気装置の正面図。 図1のA−A線に沿った断面図。
符号の説明
3…メイン外気ダクト
5…サブ外気ダクト
8…合流部
9…接続部
10…隔壁

Claims (2)

  1. エンジンルーム内の車両前方側略中央に配置されたラジエータと、一端がラジエータ上方に位置して車両幅方向に細長く開口するメイン外気ダクトと、メイン外気ダクトの他端が接続されエンジンルームの車両幅方向の一方の側に偏って配置されたエアクリーナと、メイン外気ダクトに合流するサブ外気ダクトと、を備えた内燃機関の吸気装置において、
    サブ外気ダクトの外気取入口は、エアクリーナ前方で、かつラジエータの側方に位置し、車両前方に向かって開口し
    メイン外気ダクトとサブ外気ダクトとが合流する合流部において、サブ外気ダクトは、メイン外気ダクトと合流した後、メイン外気ダクトの下方に位置して、メイン外気ダクトと重なり合うように配置されると共に、一方のダクトに他方のダクトの流れが混流しないように合流部前後での通路断面積が略同一に設定されて、メイン外気ダクトがエアクリーナに接続されていることを特徴とする内燃機関の吸気装置。
  2. サブ外気ダクトは、外気取入口のある一端側が、車両前方側に配置された部材を貫通していることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の吸気装置。
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