JP4647760B2 - 回転鋸の研削方法及びその研削装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転鋸の歯の逃げ面、すくい面等を研削する回転鋸の研削方法及びその研削装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に回転鋸の歯は、切れ歯を形成するためにすくい面、逃げ面等、多種類の面を有する。従来はこれらの面を研削(研磨)する際に、基準ピンを歯の各種類の面の研削が全部終了するまで歯に向けて出没させ、歯を1歯毎に上記基準ピンに当てて位置決めし、該位置決めした歯のすくい面、逃げ面等を研削するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のものは、歯の各種類の面の研削が全部終了するまで基準ピンで歯を1歯毎に位置決めしするようにしていたので、研削時間が延引するとともに、基準ピンが磨耗し易くなるものであった。本発明は回転鋸の初回の回転で歯の各ピッチを記憶させ、この記憶したデーターに基づいて回転鋸を反復回転させ、該回転鋸の歯の各面を研削することにより、上記不具合を解消するようにしたものである。また、歯をレーザーセンサにより検知して回転鋸を歯送りすることにより、歯の横すくい角の大きさに左右されることなく、かつ歯送り装置を簡素にして高精度の研削精度ができるようにした新規な回転鋸の研削方法及び研削装置を得ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために以下の如く構成したものである。即ち、請求項1に係る発明は、回転される回転鋸の各歯のピッチをそれぞれ計測して記憶するピッチ計測装置と、前記計測値に基づいて前記回転鋸を割出し回転させる歯送り装置と、該歯送り装置によって所定位置に送られた歯を研削する砥石と、該砥石の向きをその研削面が前記歯の所定の面に対面する如く変更する砥石姿勢変更装置とを設け、前記ピッチ計測装置は、回転鋸を回転させる歯送り装置のサーボモータの駆動量と、砥石部に到来する回転鋸の歯に向けてレーザービームを照射するレーザーセンサの信号とにより前記回転鋸の各歯のピッチを計測し、これを記憶してなり、回転鋸の初回の回転で得たピッチ計測装置のデーターに基づいて歯送り装置により前記回転鋸を反復回転させ、該回転鋸が一回転される毎に前記砥石姿勢変更装置により砥石の向きを変えてその研削面を前記歯の該当する面に対面させる構成にしたものである。
また、請求項に係る発明は、フレームに回転鋸を割出し回転させる歯送り装置を設け、前記フレームに回転鋸の所定の歯部で該回転鋸の回転軸心と平行する研削中心を中心として回動する回動台を設け、該回動台にこれの回動円に対して半径方向に移動するX軸移動ベースを設け、該X軸移動ベースにこれの移動軸線を中心として旋回する旋回台を設け、該旋回台にこれの旋回中心と直交する軸線を中心として回転する砥石ヘッドを設け、前記歯送り装置は、前記研削中心部に到来する回転鋸の歯に向けてレーザービームを照射するレーザーセンサを設け、該レーザーセンサの信号を入力して前記回転鋸を割出し回転させるサーボモータを設ける構成にしたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面に基いて説明する。図面において、図1は本発明の実施例を示す回転鋸の研削装置の要部側面図、図2は本発明による逃げ面の研削状態を示す正面図、図3は本発明によるすくい面の研削状態を示す正面図、図4は逃げ面の曲面研削状態を示す正面図、図5は図2の要部拡大図、図6は図3の要部拡大図である。図1〜図3において、1は回転鋸の研削装置、2はそのフレームである。このフレーム2に回転鋸3を設け、該回転鋸3を歯送り装置6によって例えば一歯毎に割出し回転させる。上記回転鋸3は、図5に示すように円板状の基板5の外周部に超硬チップ製の多数の歯5を所定ピッチで有する。
【0006】
上記歯送り装置6は、図1に示すように、ピッチ計測装置10により回転制御される歯送りモータ(サーボモータ)7によって上記回転鋸3を各歯5のピッチに対応させて割出し回転させるようになっている。即ち、上記ピッチ計測装置10は、同図に示すように、レーザーセンサ11の発射器11aと受光器11bとを研削基準点Oに到来する回転鋸3の歯5の両側に対向配置し、上記歯送りモータ7により回転鋸3を回転させてその各歯5を上記発射器11aと受光器11bとの間に通過させ、上記レーザーセンサ10aの信号及び歯送りモータ7の信号を入力して各歯5のピッチを演算(計測)し、これを記憶するようになっている。そして、上記回転鋸3の歯5を研削する際には、上記ピッチ計測装置10の信号を入力して上記歯送りモータ7を回転制御し、回転鋸3を各歯5のピッチに対応させて割出し回転させる。
【0007】
上記フレーム2に砥石姿勢変更装置24を介して砥石ヘッド20を設ける。この砥石姿勢変更装置24は砥石ヘッド20に設けた砥石21の研削面の向きが歯5の所定の面、例えば逃げ面5a、又はすくい面5b等に対面する如く変更するもので、以下の如くなっている。即ち、回動台15を上記研削基準点O上で回転鋸3の回転軸心と平行する支点軸15aを介してフレーム2に回動可能に取付け、該回動台15を回動装置16によって回動させる。回動装置16は、サーボモータからなる回動モータ18をフレーム2側に取り付け、この回動モータ18の出力軸に取り付けたウォーム18aを上記支点軸15aに取り付けたウォームホイール18bに噛合させてなり、上記回動モータ18を正逆回転させることにより、上記回動台15を研削基準点Oを中心として図2に示す矢印M方向に正逆回動させる。17は上記回動台15を案内するガイドレールであり、上記支点軸15aを中心とする円弧状に延在させて回動台15の外周部をフレーム2側に摺動可能に連結する。
【0008】
上記砥石ヘッド20は図2に示すように、その主軸20aが上記回動台15の回動円の接線方向をなす矢印Y軸方向に向けて配置され、ヘッド移動装置25によって回動台15の回動円の半径方向をなすX軸方向及びY軸方向に移動されるとともに、旋回装置33によって上記X軸と平行する軸線Lを中心として旋回される。上記ヘッド移動装置25は、砥石ヘッド20を回動台15上でその回動円の半径方向(X軸方向)に移動させるX軸ヘッド移動装置26と、該砥石ヘッド20を回動台15上でその回動円の接線方向(Y軸方向)とに移動させるY軸ヘッド移動装置30とを有する。
【0009】
上記X軸ヘッド移動装置26は、回動台15にX軸移動ベース27を該回動台15の回動円の半径方向に摺動可能に取付け、このX軸移動ベース27をサーボモータからなるX軸モータ28によって移動制御してなり、また、上記Y軸ヘッド移動装置30は、上記X軸移動ベース27にY軸移動ベース31をX軸移動ベース27の移動方向と直交する方向(回動台15の回動円の接線方向)に摺動可能に取付け、サーボモータからなるY軸モータ32(図3)によって移動制御してなる。図1中、29はX軸移動ベース27の移動を検知するセンサーである。また、上記旋回装置33は、上記Y軸移動ベース31にブラケット37を起立固定し、このブラケット37の突出端部に旋回モータ(サーボモータ)36によってX軸を中心として回転制御される旋回軸34を回転可能に取付け、この旋回軸34にコ字形に屈曲した旋回台35を固定する。
【0010】
上記旋回台35に第2Y軸移動ベース41をY軸方向に摺動可能に取付け、該第2Y軸移動ベース41に前述した砥石ヘッド20を、図1においてその下端部が回動台15の研削基準点O上に位置する如く配置して取り付ける。上記第2Y軸移動ベース41はサーボモータからなる第2Y軸モータ42(図2)によってY軸方向に移動され、図4に示すように、砥石研削面22a,23aの旋回軸線Lに対する偏心量Rを調節する。上記旋回台35の後部側に砥石ヘッド20の主軸20aを回転させる砥石モータ20bを取付け、この砥石モータ20bによりベルト、プーリーを介して主軸20aを回転させる。
【0011】
上記主軸20aに取り付ける砥石21は、図5、図6に示すように、軸方向外方に向かって拡開する大径かつ皿状の第1砥石22と、この第1砥石22の軸方向外面側に重ねた小径かつ円筒状の第2砥石23とを有する。上記第1砥石22は歯24のすくい面5bを研削するもので、その外周を薄肉の円板状に形成するとともに、その軸方向外方端面に砥粒を固着して主軸20aの回転軸心と直交する面をなす第1研削面22aを形成する。また、上記第2砥石23は上記歯5の逃げ面5aを研削するもので、その軸方向外方端部に砥粒を固着して第2研削面23aを形成する。
【0012】
前述した歯送り装置6、及び砥石姿勢変更装置24、即ち回動装置16、砥石ヘッド20、ヘッド移動装置25、及び旋回装置33等は、図9に示す制御装置50によって駆動制御される。図9において、51はマイクロコンピューターのメモリー部に記憶される研削モード設定部であり、例えば、歯5の逃げ面5aを研削する逃げ面研削モード、すくい面5bを研削するすくい面研削モード、上記逃げ面5a又はすくい面5bを平面に研削する平面研削モード、該逃げ面5a又はすくい面5bを円弧面状に研削する曲面研削モード等が設定される。この設定は作業者がキーボード等を操作して行う。
【0013】
52は研削指令部であり、上記研削モード設定部51で設定された所定の研削モードに従って各駆動部に所定順序の駆動指令を発する。53は歯ピッチ計測部であり、研削指令部52からの指令によりピッチ計測装置10を作動させ、歯送りモータ7で回転される回転鋸3の各歯5のピッチを計測及び記憶する。54は歯送り部であり、上記研削指令部52からの指令が歯ピッチの計測工程の場合には歯送りモータ7をピッチ計測に適した速度で回転させ、また、研削指令部52からの指令が研削工程の場合には、上記歯送りモータ7を各歯5が上記歯ピッチ計測部53で計測(記憶)されたピッチとなる回転角度で間欠回転させる。55は砥石姿勢変更部であり、上記研削指令部52からの指令により回動モータ18、X軸モータ28、Y軸モータ32、旋回モータ36、第2Y軸モータ42等を駆動制御して砥石21の研削面を逃げ面5a、あるいはすくい面5bに対面させる。
【0014】
図10は上記制御装置50の動作の一例を示すフローチャートである。これを図1〜図9を参照して説明する。なお、図10においてP1〜P23はフローチャートの各ステップを示す。図10において、ステップP1でスタートされると、P2で歯送りモータ7を所定速度で回転させ、P3でピッチ計測装置10を作動させる。即ち、レーザーセンサ11の発射器11aと受光器11bとの間を通過する回転鋸3の各歯5を検出し、これと歯送りモータ7の駆動量から各歯5のピッチを計測(演算)する。そしてP4で上記計測した各歯5のピッチを記憶する。
【0015】
P5で上記各歯5のピッチの計測が終了すると、P6で平面研削か曲面研削(P22)かを判断し、平面研削の場合はP7で逃げ面の研削かすくい面の研削(P17)かを判断する。逃げ面研削の場合はP8に進行して砥石姿勢変更装置24を作動させる。即ち、回動モータ34を起動させて回動台15を図2、図5に示す位置まで回転させるとともに、第2Y軸モータ42を起動させて砥石ヘッド20をY軸方向に移動(砥石21の第2研削面23aを旋回軸34に対して所定量オフセット)させ、P9にて砥石21をその第2研削面23aの角度が歯5の逃げ面5a(図7)に要する所定の先端逃げ角Cと対応する位置に、また、P10にて上記第2研削面23aの切込み量が所定の切込み量H1となる位置に移動させる。
【0016】
次いでP11で砥石モータ20bを介して砥石21を回転させ、P12,P13で歯送りモータ7を所定量起動させて研削すべき歯5が研削基準点O位置に到来する如く割出し回転させた後、P14で上記歯送りモータ7を停止させるとともに、制動装置(図示省略)を作動させて回転鋸3をフレーム2側に固定する。次いでP15でX軸モータ28を起動させて上記歯5を研削する。次いでP16で回転鋸3の各歯5の逃げ面5aの研削が完了したか否かを判断し、NO(否)の場合はP12にジャンプし、YESの場合はP21に進行し、ここで平面研削、つまり各歯5の逃げ面5a、及びすくい面5bの研削が完了したか否かを判断する。
【0017】
P21でNOの場合にはP7にジャンプし、ここからP17に進行し、YESの場合はP23に進行して平面研削を終了する。上記P17に進行すると、P18で砥石姿勢変更装置24を作動、即ち、回動モータ34を起動させて回動台15を図3、図6に示す位置まで回転させるとともに、第2Y軸モータ42を起動させて砥石ヘッド20をY軸方向に移動(砥石21の第1研削面22aを旋回軸34に対して所定量オフセット)させ、P19にて砥石21をその第1研削面22aの角度が歯5のすくい面5b(図7)に要する所定のすくい角Aと対応する位置に、また、P20にて上記第1研削面22aの切込み量が所定の切込み量H2となる位置に移動させる。次いでP11に進行し、P12〜P16にて前述と同様の動作を行って各歯5のすくい面5bを研削する。
【0018】
なお、前述したP6からP22の曲面研削モードに進行した場合には、前述したP15による逃げ面5a、すくい面5bの研削は、X軸モータ28の正逆回転に加えて旋回モータ36を所定角度で正逆回転させ、図8に示すように、砥石21を旋回軸線L(旋回軸34)を中心として所定角度で往復旋回させて上記逃げ面5a、及びすくい面5bを円弧状に研削する。また、P21は平面研削完から曲面研削完に換わることになる。その他は前述したP7〜P21と略同様の動作を行う。
【0019】
【発明の効果】
以上の説明から明らかな如く、請求項1に係る発明は、回転鋸の各歯のピッチを計測してこれを記憶させ、この記憶したデーターに基づいて上記回転鋸を反復回転させて各歯の逃げ面、すくい面等を研削するようにしたので、各歯を高精度にかつ迅速に研削することができる。また上記各歯のピッチを回転鋸を回転させるサーボモータの駆動量と砥石部に到来する歯を検知するレーザーセンサの信号とにより計測するようにしたので、従来のように歯を1歯毎に位置決めする基準ピンが不要となり、構造が簡素になるとともに、すくい面の横すくい角の大きなものであっても各歯のピッチを高精度にかつ迅速に計測することができる。
また、請求項に係る発明は、歯を1歯毎に位置決めする基準ピンを省略して歯送り部の構造を簡素にしながら、逃げ面、すくい面の平面研削、曲面研削を高精度にかつ迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す回転歯の研削装置の要部側面図である。
【図2】本発明による逃げ面の研削状態を示す正面図である。
【図3】本発明によるすくい面の研削状態を示す正面図である。
【図4】本発明による逃げ面の曲面研削状態を示す正面図である。
【図5】図2の要部拡大図である。
【図6】図3の要部拡大図である。
【図7】逃げ面及びすくい面が研削された歯の側面図である。
【図8】逃げ面の曲面研削状態を示す要部説明図である。
【図9】本発明による制御装置のブロック図である。
【図10】制御装置の研削動作の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 研削装置
2 フレーム
3 回転鋸
4 基板
5 歯
5a 逃げ面
5b すくい面
5c 先端切歯
6 歯送り装置
7 歯送りモータ(サーボモータ)
10 ピッチ計測装置
11 レーザーセンサ
11a 発射器
11b 受光器
15 回動台
15a 支点軸
O 研削基準点(回動中心)
16 回動装置
17 ガイドレール
18 回動モータ(サーボモータ)
18a ウォーム
18b ウォームホイール
20 砥石ヘッド
20a 主軸
20b 砥石モータ
21 砥石
22 第1砥石
22a 第1研削面
23 第2砥石
23a 第2研削面
24 砥石姿勢変更装置
25 ヘッド移動装置
26 X軸ヘッド移動装置
27 X軸移動ベース
28 X軸モータ(サーボモータ)
29 センサー
30 Y軸ヘッド移動装置
31 Y軸移動ベース
32 Y軸モータ(サーボモータ)
33 旋回装置
34 旋回軸
35 旋回台
36 旋回モータ(サーボモータ)
37 ブラケット
40 第2ヘッド移動装置
41 第2Y軸移動ベース
42 第2Y軸モータ(サーボモータ)
50 制御装置
51 研削モード設定部
52 研削指令部
53 歯ピッチ計測部
54 歯送り部
55 砥石姿勢変更部

Claims (2)

  1. 回転される回転鋸(3)の各歯(5)のピッチをそれぞれ計測して記憶するピッチ計測装置(10)と、前記計測値に基づいて前記回転鋸(3)を割出し回転させる歯送り装置(6)と、該歯送り装置(6)によって所定位置に送られた歯(5)を研削する砥石(21)と、該砥石(21)の向きをその研削面が前記歯(5)の所定の面に対面する如く変更する砥石姿勢変更装置(24)とを設け、前記ピッチ計測装置(10)は、回転鋸(3)を回転させる歯送り装置(6)のサーボモータ(7)の駆動量と、砥石(21)部に到来する回転鋸(3)の歯(5)に向けてレーザービームを照射するレーザーセンサ(11)の信号とにより前記回転鋸(3)の各歯(5)のピッチを計測し、これを記憶してなり、回転鋸(3)の初回の回転で得たピッチ計測装置(10)のデーターに基づいて歯送り装置(6)により前記回転鋸(3)を反復回転させ、該回転鋸(3)が一回転される毎に前記砥石姿勢変更装置(24)により砥石(21)の向きを変えてその研削面(22a,23a)を前記歯(5)の該当する面(5a,5b)に対面させることを特徴とする回転鋸の研削方法。
  2. フレーム(2)に回転鋸(3)を割出し回転させる歯送り装置(6)を設け、前記フレーム(2)に回転鋸(3)の所定の歯(5)部で該回転鋸(3)の回転軸心と平行する研削中心(O)を中心として回動する回動台(15)を設け、該回動台(15)にこれの回動円に対して半径方向に移動するX軸移動ベース(27)を設け、該X軸移動ベース(27)にこれの移動軸線を中心として旋回する旋回台(35)を設け、該旋回台(35)にこれの旋回中心(L)と直交する軸線を中心として回転する砥石ヘッド(20)を設け、前記歯送り装置(6)は、前記研削中心部に到来する回転鋸(3)の歯(5)に向けてレーザービームを照射するレーザーセンサ(11)を設け、該レーザーセンサ(11)の信号を入力して前記回転鋸(3)を割出し回転させるサーボモータ(7)を設けてなることを特徴とする回転鋸の研削装置。
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