JP4647226B2 - 空調機 - Google Patents

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Description

本発明は空調機に関し、特に、内燃機関(例えばガスエンジン)と組み合わせて使用される空調機(例えば、ガスヒートポンプをベースとする各種機器等)に関する。
ガスヒートポンプによる空調機(空調設備)は主に業務用向け(ビル、店舗、学校etc.)であり、一箇所への設置台数が多い(例えば、ビルの屋上に50台程度並べて設置することもある)。
そして、ビル、店舗、学校等のいわゆる「業務用」の空調装置では、年間を通しての冷房需要が多い。理由としては、一般家庭に比較して、例えばオフィス等では内部発熱が多いため、冷房運転時間が圧倒的に長くなるからである。
空冷式の空調機(電気ヒートポンプ等)では、設置時に、ショートサーキット(設置スペースが小さい場合、凝縮機で放熱し暖まった空気を再度、空調機が吸込んでしまい、凝縮機を冷却することが出来なくなる現象)防止のため、スペースを取る必要がある。
一方、ガスヒートポンプは、ラジエータからの放熱が加わるため、電気式の空調機よりもさらにスペースが必要となる傾向がある。
ここで、電気式の水冷空調機やガスエンジン水冷空調機の様な水冷式の機器であれば、「ショートサーキットの問題が生じない(冷却塔で放熱出来る)」、「空気より水の方が温度が低いため、水冷の方が効率が高い」というメリットがある。
ただし、電気式の水冷空調機では暖房が出来ないため、冷房専用となってしまう。電気式の水冷空調機において、どうしても暖房をしたい場合には、ボイラー等を設ける必要がある、という問題を有している。
一方、ガスエンジン水冷空調機は、ショートサーキットの心配が少ないので、スペース効率が向上する。
ガスエンジンで駆動されるため、水冷ガス空調機は、それ自体ボイラーを持っているのと同様であり、暖房運転が可能であって、通常のガスヒートポンプに対して冷房の効率が高い、という長所がある。
しかし、ガスヒートポンプは、フロンの凝縮熱に加えて、ガスエンジン用のラジエータの熱が吹き出てくる。吹き出て来た風が速やかに拡散すれば問題は無いが、複数台の室外機が設置されている場合や、熱風の噴出し口に障害物が存在すると、吹き出た熱い風が室外機に舞い戻って吸込まれる。即ち、前述のショートサーキット問題が再燃する。そして、ショートサーキットになると、冷凍機の効率が低下してしまう。
ここで、流路決定用の部材を切り換えることにより、暖房、冷房の双方が出来る技術が既に提案されている(特許文献1)。この技術では、暖房側に切り換えれば、エンジンの排熱が冷却塔に行かないで室内側へ供給される。
しかし、この技術では、エンジンの冷却を純水(或いは上水)で行うと、鉄製のエンジンが錆びてしまう恐れがあり、エンジン冷却水に防錆剤を入れなければならない。
ところが、エンジン冷却水に防錆剤を入れると(或いは、クーラントを利用すれば)、冷却塔(水の蒸発熱で冷却ので水は補充しなければならない)で水が蒸発して、防錆剤濃度或いはクーラント中のエチレングリコール濃度が高くなり過ぎてしまう、という問題が存在する。
特開平05−240528号公報
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、複数台を同一箇所に設置してもショートサーキットの問題を生じることが無く、暖房負荷に対処することが出来て、内燃機関の防錆が可能であると共に、冷却塔を循環する冷却水における防錆剤やクーラントの濃度上昇の問題が生じない様な空調機の提供を目的としている。
本発明によれば、室外機(1)と室内機(2)と冷却塔(3)とを備える空調機において、その室機()は内燃機関(4)とその内燃機関(4)にクラッチ(5)を介して接続された圧縮機(6)と、内燃機関(4)の冷却水が循環する排熱循環系(Lh)と、圧縮機(6)の冷媒が循環する冷媒循環系(L)と、冷却塔(3)からの冷却水が循環する冷却水循環系(Lw)とを有し、室内機(2)は前記冷媒循環系(L)に介装された室内熱交換器(21)と膨張弁(8)とを有し、そして室外機(1)はさらに前記排熱循環系(Lh)と前記冷媒循環系(L)とで熱交換を行うための第1の熱交換器(H1)と、前記冷媒循環系(L)と前記冷却水循環系(Lw)とで熱交換を行うための第2の熱交換器(H2)と、前記排熱循環系(Lh)と前記冷却水循環系(Lw)とで熱交換を行うための第3の熱交換器(H3)とを備え、前記第1の熱交換器(H1)を介装した排熱循環系(Lh)には第1の弁(Vh2)を介して第1の熱交換器(H1)をバイパスする第1のバイパスライン(Lh5)が設けられ、前記第1の熱交換器(H1)を介装した冷媒循環系(L)には第2の弁(V1)を介して第1の熱交換器(H1)をバイパスする第2のバイパスライン(L3)が設けられ、前記第2の熱交換器(H2)を介装した冷媒循環系(L)には第3の弁(V2)を介して第2の熱交換器(H2)をバイパスする第3のバイパスライン(L6)が設けられ、前記第2の熱交換器(H2)を介装した冷却水循環系(Lw)には第4の弁(Vw2)を介して第2の熱交換器(H2)をバイパスする第4のバイパスライン(Lw5)が設けられ、前記第3の熱交換器(H3)を介装した排熱循環系(Lh)には第5の弁(Vh1)を介して第3の熱交換器(H3)をバイパスする第5のバイパスライン(Lh2)が設けられ、前記第3の熱交換器(H3)を介装した冷却水循環系(Lw)には第6の弁(Vw1)を介して第3の熱交換器(H3)をバイパスする第6のバイパスライン(Lw2)が設けられている。
また本発明によれば、前記圧縮機(6)の仕事に対して冷房負荷が減少した場合に、排熱循環系(Lh)と冷媒循環系(L)との間で熱交換を行うための第4の熱交換器(Ha)を設け、その第4の熱交換器(Ha)を介装した排熱循環系(Lh)には第7の弁(Vh3)を介して第4の熱交換器(Ha)をバイパスする第7のバイパスライン(Lh8)が設けられ、第4の熱交換器(Ha)を介装した冷媒循環系(L)には第8の弁(V3)を介して第4の熱交換器(Ha)をバイパスする第8のバイパスライン(L10)が設けられている。
そして本発明によれば、通常の冷房運転、圧縮機(6)の仕事に対して冷房負荷が減少した場合の一時的な調整運転、暖房時で圧縮機(6)の仕事と内燃機関(4)の排熱が暖房負荷と釣り合っている場合の運転、暖房時で内燃機関(4)の排熱が暖房負荷よりも大きい場合の運転および冷却水循環系(Lw)の凍結防止運転の各運転状態を検出する検出手段を設け、その検出手段により前記運転状態を制御する制御手段(50)を設け、前記制御手段(50)は前記運転状態にしたがって第1ないし第の各弁を制御して第1ないし第のバイパス通路を選択する機能を有している。
圧縮機(6)が内燃機関(ガスエンジン4)で駆動され、内燃機関(ガスエンジン4)の冷却水が循環する排熱循環系(Lh)を有しているので、ガスエンジン水冷空調機として作動が可能であり、ショートサーキットを生じること無く、密集したところでも使用できる。
排熱循環系(Lh)と冷媒循環系(L)とで熱交換が可能なので、内燃機関(ガスエンジン4)の排熱を冷媒に投入して暖房が出来る。
冷却塔(3)の循環系統(冷却水循環系Lw)と、ガスエンジン(4)の循環系統(排熱循環系Lh)とは、第3の熱交換器(H3)を介して熱的には連通しているが、循環する液体(冷却塔3を循環する冷却水と内燃機関冷却水)同士は混合しないので、冷却塔(3)を流れる循環系(冷却水循環系Lw)ではクーラントや防錆剤を包含しない上水(或いは純水)を流せるが、エンジン冷却水系(排熱循環系Lh)では、クーラント或いは防錆剤を混合した冷却水を循環させて、内燃機関が錆びてしまうことを防止できる。
すなわち、冷却塔(3)では水、エンジン冷却水はクーラントと完全に分離しているため、ガスエンジンが錆びる恐れが無く、防錆剤或いはクーラントの濃度が高くなり過ぎることがない。
また、熱交換器として、第1〜第3の熱交換器(H1〜H3)と予備(Ha)の合計4種類が用いられ、エンジン排熱と冷媒温度と冷暖房負荷とのマッチングが容易になるので、種々の運転状態に対応出来る。
多くの熱交換器を使い分けるのは、例えば、エンジン(4)で発生した熱と、室内で要求された熱量とがマッチしないと、余った熱は冷却塔で除去することとなる。
そのための熱交換器が必要となる。或いは、冷房時に冷え過ぎた場合に、エンジン(4)からの熱を少し加えて、冷え過ぎを解消するためにも熱交換器は必要となる。
エンジン(4)の冷却系、即ち排熱循環系(Lh)に熱交換器(第2と第3の熱交換器H2、H3)を設けることにより、上述したようなエンジン排熱の多岐に亘る利用に対処出来る。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
先ず、図1を参照して、本発明の実施形態の構成を説明する。
図1において、当該空調機は、大きなユニット単位として、室外機1と室内機2と冷却塔3とによって構成されている。なお、図1では室内機2は1台のみ示されているが、複数台設けることが可能である。
室外機1は、内燃機関であるガスエンジン4と、該ガスエンジン4とクラッチ5を介して接続された圧縮機6と、第1の熱交換器H1と第2の熱交換器H2と第3の熱交換器H3及び補助熱交換器Haとを有している。
さらに室外機1は、ガスエンジン4の冷却水が循環する排熱循環系Lhと、前記圧縮機6と熱的負荷である室内機2の室内熱交換器21とを閉回路で結び回路内に冷媒を循環させる冷媒循環系Lと、前記冷却塔3と室外機1内とを閉回路で結び回路内に冷却水を循環させる冷却水循環系Lwとを有している。
前記排熱循環系Lhは、ガスエンジン4から排出された排熱を有する冷却水(以降、排熱を有する冷却水を排熱と言う)が循環するように構成されている。
先ず、ガスエンジン4に接続された排熱配管Lh1が、第1の三方弁Vh1において排熱配管Lh2とLh3とに分岐している。
排熱配管Lh3は途中に前記冷却水循環系Lwと熱交換を行うための第3の熱交換器H3を介装しており、前記排熱配管Lh2と第1の合流点Gh1で合流し、排熱配管Lh4に接続される。
排熱配管Lh4は、第2の三方弁Vh2において排熱配管Lh5とLh6とに分岐している。
排熱配管Lh6は途中に前記冷媒循環系Lと熱交換を行うための第1の熱交換器H1を介装しており、前記排熱配管Lh5と第2の合流点Gh2で合流し、排熱配管Lh7に接続される。
排熱配管Lh7は、第3の三方弁Vh3において排熱配管Lh8とLh9とに分岐している。
排熱配管Lh9は途中に前記冷媒循環系Lと熱交換を行うための予備の熱交換器Haを介装しており、前記排熱配管Lh8と第3の合流点Gh3で合流し、排熱循環ポンプ7を介装した排熱配管Lh10に接続され、その排熱配管Lh10はガスエンジン4にエンジン冷却水を戻すように接続されている。
前記冷媒循環系Lは、熱的負荷(例えば、室内空気)と熱交換を行う室内機2の室内熱交換器21と前記圧縮機6とを冷媒が循環する閉回路である。
先ず、圧縮機6の吐出側に接続された冷媒配管Lh1が、方向切換弁(四方弁)V4の図示のポートP1に接続されている。図1において、方向切換弁(4方弁)の各ポートの配置は、冷房時の配置を示している。
その方向切換弁(四方弁)V4の前記ポートP1と連通する図示のポートP2に冷媒配管L2が接続され、その冷媒配管L2は第1の三方弁Vh1において冷媒配管L3とL4とに分岐している。冷媒配管L4は途中で前記第1の熱交換器H1中を通り、前記冷媒配管L3と第1の合流点G1で合流し、冷媒配管L5に接続される。
冷媒配管L5は、第2の三方弁V2において冷媒配管L6とL7とに分岐している。配管L7は途中で前記第2の熱交換器H2中を通り、前記冷媒配管L6と第2の合流点G2で合流し、室内機2側の膨張弁8を介装した冷媒配管L8に接続され、その冷媒配管L8は室内熱交換器21の一端に接続されている。
室内熱交換器21の他端には冷媒配管L9が接続され、その冷媒ラインL9は、第3の三方弁V3において冷媒配管L10とL11とに分岐している。
前記冷媒配管L11は途中で前記予備の熱交換器Ha中を通っており、前記冷媒配管Lh10と第3の合流点G3で合流し、冷媒配管L12に接続されている。
冷媒配管L12は、前記方向切換弁(四方弁)V4の図示のポートP3に接続されている。方向切換弁(四方弁)V4の前記ポートP3と連通する図示のポートP4に冷媒配管L13が接続され、その冷媒配管L13の他端は前記圧縮機6の吸入側に接続されている。
他方、冷却水循環系Lwは、冷却塔3の出口側に接続され、循環ポンプ9を介装した冷却水配管Lw1が第1の三方弁Vw1において、冷却水配管Lw2とLw3とに分岐している。
冷却水配管Lw2は第2の三方弁Vw2にて、冷却水配管Lw5と、第2の熱交換器H3を通る冷却水配管Lw6とに分岐する。
冷却水配管Lw3は前記第3の熱交換器H3に連通し、第3の熱交換器H3はさらに冷却水配管Lw4と連通する。この冷却水配管Lw4は、第1の合流点Gw1で、前記冷却水配管Lw5と合流する。
そして、冷却水配管Lw5と冷却水配管Lw6とは第2の合流点Gw2で合流し、冷却水配管Lw7に接続され、その冷却水配管Lw7は冷却塔3の吸入側に接続されている。
ここで、図1において、膨張弁8は室内機2側に示されているが、実際の機器において、膨張弁8は、室内機2と室外機1の双方に設けられており、冷房時と暖房時とで、室内機に設けた弁と室外機に設けた弁とを使い分けている。或いは、膨張弁8を室外機1にのみ設けている。
次に、図2を参照して冷房時(冷房負荷と圧縮機の仕事とが釣り合っている状態)の作動について説明する。
尚、以降の作動の説明において、図中、実線は流体の流れる配管を、破線は流体の流れない配管を示す。
図2では、ガスエンジン4から排熱配管Lh1に排出された冷却水(排熱)は、第1の三方弁Vh1、排熱配管Lh3を経由し、第3の熱交換器H3において冷却水循環系Lwの冷却水に排熱を与え、以下、流過順に排熱配管Lh4、第2の三方弁Vh2、排熱配管Lh5、第2の合流点Gh2、排熱配管Lh7、第3の三方弁Vh3、排熱配管Lh8、第3の合流点Gh3、排熱配管Lh10を経由してガスエンジン4に戻る。
冷却水循環系Lwでは、配管Lw1を流れる冷却水は、第1の三方弁Vw1で分岐して、配管Lw2、Lw3の双方を流れる。
冷却水配管Lw3を流れる冷却水は第3の熱交換器H3で排熱により加熱され、冷却水配管Lw4、第1の合流点Gw1を経由して、冷却水配管Lw5を流れる。
一方、冷却水配管Lw2を流れる冷却水は、第2の三方弁Vw2を経由して冷却水配管L6を流れる。その際に、冷却水ラインL6が介装されている第2の熱交換器H2で冷媒により加熱される。第2の熱交換器H2で加熱された冷却水は、冷却水配管L6を流れ、第2の合流点Gw2で冷却水配管Lw5と合流する。
第2の合流点Gw2で合流した冷却水配管Lw5と冷却水配管L6は、冷却水配管Lw7と接続する。そして、熱交換器H3、H2で加熱された冷却水は冷却水配管Lw7を流れて、冷却塔3に戻される。冷却塔3では、冷却水を蒸発させる際の気化熱によって冷却水が冷やされ、再び冷却水配管Lw1、Lw3から第3の熱交換器H3に冷却水が循環する。
冷媒循環系Lでは、圧縮機6によって圧縮された高圧気相冷媒が、冷媒配管L1から4方弁のポートP1、P2を経由して、さらに冷媒配管L2、第1の三方弁V1、冷媒配管L3、L5、第2の三方弁V2を経由して、前述したように、冷媒配管L7に介装された第2の熱交換器H2において、冷却水循環系Lwに熱が奪われ、凝縮して、高温液相冷媒に変化する。
高温気相冷媒は、第2の熱交換器H2(配管L7)から室内機2側の配管L8に流入し、膨張弁8によって膨張・減圧されて、室内熱交換器21において蒸発(気化)し、その際の気化熱によって室内の空気から熱を奪うことにより室内温度を下げる(冷房仕事を行う)。
冷房仕事を終えた低圧の気相冷媒は、配管L9、第3の三方弁V3、冷媒配管L10、L12、前記四方弁V4のポートP3、ポートP4、冷媒配管L13を経由して前記圧縮機6に戻され、再び同様のサイクルを繰り返す。
次に、図3を参照して、圧縮機6の仕事に対して、冷房負荷が減少した場合の一時的な調整運転における作動を説明する。
すなわち、冷房時で、圧縮機6が例えば100の仕事をするのに対して、室内ユニットが突発的に要求する仕事が急激に60まで減った場合に、前記予備熱交換器Haに冷媒とガスエンジン4の冷却水(排熱)とを供給して、予備熱交換器Haで40(=100−60)の仕事をダミーで行わせる運転の際の作動である。
図3では、冷却水循環系Lwにおいて冷却水は循環させていない。しかし、図3で示す様な調整運転に際して、冷却水循環系Lwにおいて冷却水を循環させることは可能である。
排熱循環系Lhにおいて、ガスエンジン4から排熱配管Lh1に排出されたエンジン冷却水(排熱)は、第1の三方弁Vh1、排熱配管Lh3を経由し、第3の熱交換器H3において冷却水循環系Lwの冷却水に排熱を与え、以下、流過順に排熱配管Lh4、第2の三方弁Vh2、排熱配管Lh5、第2の合流点Gh2、排熱配管Lh7に至る。
第3の三方弁Vh3では図2の場合に対して、経路が変更され、エンジン冷却水(排熱)は、排熱ラインLh9を通り、排熱ラインLh9に介装した予備熱交換器Haで冷媒循環系Lの配管L11を流れる冷媒に熱を与える。
換言すれば、冷媒は、熱交換器Haにおいて排熱を奪うことで、冷房仕事をこなしている。その後、エンジン冷却水は、第3の合流点Gh3、排熱配管Lh10を経由してガスエンジン4に戻る。
冷媒循環系Lの冷媒の流れ及び相変化は、図2の冷房時での冷房負荷と圧縮機の仕事とが釣り合っている状態と同様である。
次に、図4を参照して、暖房時で圧縮機の仕事及びガスエンジンの排熱が、暖房負荷と釣り合っている場合の作動について説明する。
この場合は、エンジン排熱は冷媒の過熱にのみ使用され、冷却塔3を循環する冷却水ラインには投入されない。
ここで、図4の場合、冷却水循環系Lwでは図示の通り冷却水は循環していないか、或いは、図示はされていないが、第3の熱交換器H3及び第2の熱交換器H2をバイパスして流れている。
排熱循環系Lhにおいて、ガスエンジン4から排熱配管Lh1に排出されたエンジン冷却水(排熱)は、第1の三方弁Vh1、排熱配管Lh2、Lh4、第2の3方弁Vh2を経由し、排熱ラインLh6に介装された第1の熱交換器H1において排熱を冷媒循環系Lの冷媒配管L4に暖房のための熱を与える。その後、エンジン冷却水は、第2の合流点Gh2、排熱配管Lh7、第3の三方弁Vh3、排熱配管Lh8、第3の合流点Gh3、Lh10を経由してガスエンジン4に戻される。
冷媒循環系Lでは、既に第1の熱交換器H1で加熱され、圧縮機6で圧縮された高圧の気相冷媒は、冷媒配管L1から4方弁V4のポートP4、P3、冷媒配管L12を経由して、さらに第3の合流点G3、冷媒配管L10、第3の三方弁V3、冷媒配管L9、を経由して、室内熱交換器21において熱を室内空気に与えて凝縮し、高圧の液相冷媒となる。
高圧の液相冷媒は、冷媒配管L8に介装された膨張弁8で膨張・減圧されて低圧の液相冷媒となる。その後、低圧の気相冷媒は、第2の合流点G2、冷媒配管L6、第2の三方弁V2、冷媒配管L5、L4を経由して冷媒配管L4に介装された第1の熱交換器H1において、排熱循環系Lhの前記エンジン冷却水の廃熱によって加熱されて気化する。
第1の熱交換器H1を出た気相冷媒は、冷媒配管L4、第1の三方弁V1、冷媒配管L2を経由した後、前記4方弁V4のポートP1、P2を経て、冷媒配管L13によって前記圧縮機6に戻され、再び同様のサイクルを繰り返す。
次に、図5を参照して、暖房時でエンジン排熱が暖房負荷よりも大きい場合の作動について説明する。
暖房時、エンジン排熱が大き過ぎる場合は、エンジン排熱は第3の熱交換器H3および第1の熱交換器を循環する(第3の熱交換器H3で排熱を一部冷却水循環系Lwに捨ててエンジン冷却水であるエンジン排熱の温度を所定温度まで降温しなければ、ガスエンジンに戻るエンジン冷却水が高くなり過ぎて、ガスエンジンはオーバーヒートするから)。
図5では、ガスエンジン4から排熱配管Lh1に排出された冷却水(排熱)は、第1の三方弁Vh1、排熱配管Lh3を経由し、第3の熱交換器H3において冷却水循環系Lwの冷却水に排熱を与える。
その後、流過順に排熱配管Lh4、第2の三方弁Vh2を経由して、排熱配管Lh6に介装した第1の熱交換器H1でさらに冷媒循環系Lに排熱を与えた後、第2の合流点Gh2、排熱配管Lh7、第3の三方弁Vh3、排熱配管Lh8、第3の合流点Gh3、排熱配管Lh10を経由してガスエンジン4に戻る。
冷却塔3で冷却された冷却水は、第1の三方弁Vw1、冷却水配管Lw3を経由して、第3の熱交換器H3で排熱により加熱される。加熱された冷却水は、冷却水配管Lw4、第1の合流点Gw1、冷却水配管Lw5、第1の合流点Gw2、冷却水配管Lw7を経由して冷却塔3に戻される。
冷却塔3では、冷却水を蒸発させる際の気化熱によって冷却水が冷やされ、再び冷却水配管Lw1を経由して冷却水が循環する。
冷媒循環系Lでは、前述の図4の場合(暖房時で圧縮機の仕事及びガスエンジンの排熱が、冷房負荷と釣り合っている場合)と同様の循環を行い、第1の熱交換器H1において排熱循環系Lhからエンジン冷却水の排熱をもらう。
次に、図6を参照して、冷却水回路(冷却塔を循環する回路)内の凍結防止運転について説明する。
冬季(暖房運転時)には、冷却塔側の回路(冷却水循環系)Lw内は水が循環するので、第3の熱交換器H3及び第2の熱交換器H2では、凍結の可能性がある。
そこで、冷却水配管Lw1に介装した温度センサSt1、冷却水配管Lw7に介装した温度センサSt2で計測された冷却水温度が凍結温度になったら、ポンプ9を作動させて冷却水循環系Lwに冷却水を通水し、以って、冷却水循環系Lwの凍結を防止する。
図6において、ガスエンジン4から排熱配管Lh1に排出された冷却水(排熱)は、第1の三方弁Vh1、排熱配管Lh2、Lh4、第2の三方弁Vh2を経由し、排熱配管Lh6に介装された第1の熱交換器H1において冷媒循環系Lに排熱を与える。
その後、流過順に、第2の合流点Gh2、排熱配管Lh7、第3の三方弁Vh3、排熱配管Lh8、第3の合流点Gh3、排熱配管Lh10を経由してガスエンジン4に戻る。
冷媒循環系Lでは、既に第1の熱交換器H1で加熱され、圧縮機6で圧縮された高圧の気相冷媒は、冷媒配管L1から4方弁V4のポートP4、P3を経由して、さらに冷媒配管L12、第3の合流点G3、冷媒配管L10、第3の三方弁V3、冷媒配管L9、を経由して、室内熱交換器21において熱を室内空気に与えて凝縮し、高圧の液相冷媒となる。
高圧の液相冷媒は、冷媒配管L8に介装された膨張弁8で膨張・減圧されて低圧の液相冷媒となる。その後、低圧の気相冷媒は、第2の合流点G2、冷媒配管L7を経由して、第2の熱交換器H2で、温熱を冷却水循環系Lwに与え、冷却水循環系Lwの凍結を防止する。
その後、第2の三方弁V2、冷媒配管L5、L4を経由して冷媒配管L4に介装された第1の熱交換器H1において、排熱循環系Lhの前記エンジン冷却水の廃熱によって加熱されて気化する。
第1の熱交換器H1を出た気相冷媒は、冷媒配管L4、第1の三方弁V1、冷媒配管L2を経由した後、前記4方弁V4のポートP1、P2を経て、冷媒配管L13によって前記圧縮機6に戻され、再び同様のサイクルを繰り返す。
尚、上述した以外に、冷却水循環系Lwの凍結防止策として、例えば、エンジン排熱及び(冷却塔を循環する)冷却水を第3の熱交換器H3に投入して、図5で示す様な流れにしたり、エンジン排熱及び(冷却塔を循環する)冷却水を、共に、第3の熱交換器H3および第2の熱交換器H2を流過させても良い。
また、排熱と負荷と冷却水の熱エネルギーの大小如何によっては、冷却水循環系Lwにおける冷却水の流れの向きを逆としてもよい。
上述した図2〜図6以外にも、運転モード、外気温、冷暖房負荷、冷媒温度、排熱温度、(冷却塔を循環する)冷却水温度に対応して、経由する熱交換器を適宜切り換えることが可能である。係る切換は、オペレータがマニュアルで切り換えても良いが、図7の制御系の構成図及び図8のフローチャートで示す自動制御とすることが可能である。
運転モードを自動制御するに当たり、図7に示すように、排熱循環系Lhの排熱配管Lh10に排熱温度センサSthが、冷却水循環系LWの冷却水配管Lw7に冷却水温度センサStwが、冷媒循環系Lの冷媒配管L13に冷媒温度センサStが夫々介装され、室内機2の室内熱交換器21には冷暖房負荷センサSLが取付けられている。
各センサは、信号ラインSiによって制御手段であるコントロールユニット50に接続されている。また、コントロールユニット50と循環系に介装された各切換弁とは、図示しない制御信号ラインによって接続されている。
尚、図7において、各種センサの位置は、ケース・バイ・ケースで変更可能である。
次に、図8を参照して、運転モードの自動制御方法について説明する。
先ず、ステップS1において、冷却水温度を前記冷却水温度センサStwで、冷媒温度を冷媒温度センサStで、排熱温度を排熱温度センサSthで、冷房負荷を冷房負荷センサSLで検出する。
次のステップS2では、コントロールユニット50は、検出したデータに基づいて、各切換弁の開閉状態を検出し、冷却水、冷媒、排熱の経路を選択する(ステップS3)。
次のステップS4において、コントロールユニット50は、各切換弁の開閉状態が選択された経路と一致しているか否かを判断しており、一致していれば(ステップS4のYES)、ステップS5に進む。一方、一致していなければ(ステップS4のNO)、当該切換弁の開閉を所望の状態に切り換えて(ステップS6)、ステップ4に戻り、再びステップS4以降を繰り返す。
ステップS5では、コントロールユニット50は制御を終了するか否かを判断しており、終了であれば(ステップS5のYES)、そのまま制御を終了する。一方、終了しないのであれば(ステップS5のNO)、ステップS1に戻り、再びステップS1以降を繰り返す。
上述した構成及び制御方法の本実施形態によれば、圧縮機6が内燃機関(ガスエンジン)4で駆動され、内燃機関(ガスエンジン)4の冷却水が循環する排熱循環系Lhを有しているので、ガスエンジン水冷空調機として作動が可能であり、ショートサーキットを生じること無く、密集したところでも使用できる。
排熱循環系Lhと冷媒循環系Lとで熱交換が可能なので、内燃機関(ガスエンジン)4の排熱を冷媒に投入して暖房が出来る。
冷却塔3の循環系統冷却水循環系Lwと、ガスエンジン4の排熱循環系統Lhとは、第3の熱交換器H3を介して熱的には連通しているが、循環する液体(冷却塔を循環する冷却水と内燃機関冷却水)同士は混合しないので、冷却塔3を流れる循環系(冷却水循環系)Lwではクーラントや防錆剤を包含しない純水を流せるが、エンジン冷却水系(排熱循環系)Lhでは、クーラント或いは防錆剤を混合した冷却水を循環させて、内燃機関が錆びてしまうことを防止できる。
すなわち、冷却塔では水、エンジン冷却水はクーラントと完全に分離しているため、ガスエンジンが錆びる恐れが無く、防錆剤或いはクーラントの濃度が高くなり過ぎることがない。
また、熱交換器として第1〜第3の熱交換器H1〜H3と予備熱交換器Haの合計4種類が用いられ、エンジン排熱と冷媒温度と冷暖房負荷とのマッチングが容易になるので、種々の運転状態に対応出来る。
例えば、エンジン4で発生した熱と、室内(室内機2側)で要求された熱量とがマッチしないと、余った熱は冷却塔3で除去することとなる。また、冷房時に冷え過ぎた場合に、エンジンからの熱を少し加えて、冷え過ぎを解消するためにも熱交換器は必要となる。図示の実施形態では、第1〜第3の熱交換器H1〜H3と予備熱交換器Haを備えることにより、各種の熱的なバランスに対処することが出来ると共に、エンジン排熱の多岐に亘る利用に対処出来る。
図示の実施形態はあくまでも例示であり、本発明の技術的範囲を限定する趣旨の記述ではない旨を付記する。
例えば、冷媒、エンジン排熱(エンジン冷却水)、冷却水(冷却塔を循環するラインを流れる冷却水)がどの熱交換器を経由するかという経路は、図2〜図6で示す以外にも、存在する。
また、図示の実施形態において、排熱循環系、冷媒循環系、冷却水循環系の各々において、分岐点には三方弁が介装されているが、開閉弁を複数設置したり、或いは、その他の切換手段(四方切換弁等)により代用することが可能である。
実施形態の全体構成を示すブロック図。 通常冷房時の作動を説明する作動状態図。 圧縮機の仕事に対して冷房負荷が減少した場合の一時的な調整運転を説明する作動状態図。 暖房時で、圧縮機の仕事及びガスエンジンの排熱が暖房負荷と釣り合っている場合の作動状態図。 暖房時で、エンジンの排熱が暖房負荷よりも大きい場合の作動状態図。 冷却水循環系の凍結防止運転の場合の作動状態図。 実施形態の構成に制御系を付加して示したブロック図。 実施形態の空調機の制御方法を示すフローチャート。
符号の説明
1・・・室外機
2・・・室内機
3・・・冷却塔
4・・・内燃機関/ガスエンジン
6・・・圧縮機
7・・・冷却水ポンプ
8・・・膨張弁
9・・・冷却水ポンプ
21・・・室内熱交換器
50・・・コントロールユニット
H1・・・第1の熱交換器
H2・・・第2の熱交換器
H3・・・第3の熱交換器
Ha・・・予備熱交換器
L・・・冷媒循環系
Lh・・・排熱循環系
Lw・・・冷却水循環系
Si・・・入力信号ライン
V1〜V3・・・三方弁
V4・・・四方弁
Vh1〜Vh3・・・三方弁
Vw1、Vw2・・・三方弁
St・・・冷媒温度センサ
Sth・・・排熱温度センサ
Stw・・・冷却水温度センサ

Claims (3)

  1. 室外機(1)と室内機(2)と冷却塔(3)とを備える空調機において、その室機()は内燃機関(4)とその内燃機関(4)にクラッチ(5)を介して接続された圧縮機(6)と、内燃機関(4)の冷却水が循環する排熱循環系(Lh)と、圧縮機(6)の冷媒が循環する冷媒循環系(L)と、冷却塔(3)からの冷却水が循環する冷却水循環系(Lw)とを有し、室内機(2)は前記冷媒循環系(L)に介装された室内熱交換器(21)と膨張弁(8)とを有し、そして室外機(1)はさらに前記排熱循環系(Lh)と前記冷媒循環系(L)とで熱交換を行うための第1の熱交換器(H1)と、前記冷媒循環系(L)と前記冷却水循環系(Lw)とで熱交換を行うための第2の熱交換器(H2)と、前記排熱循環系(Lh)と前記冷却水循環系(Lw)とで熱交換を行うための第3の熱交換器(H3)とを備え、前記第1の熱交換器(H1)を介装した排熱循環系(Lh)には第1の弁(Vh2)を介して第1の熱交換器(H1)をバイパスする第1のバイパスライン(Lh5)が設けられ、前記第1の熱交換器(H1)を介装した冷媒循環系(L)には第2の弁(V1)を介して第1の熱交換器(H1)をバイパスする第2のバイパスライン(L3)が設けられ、前記第2の熱交換器(H2)を介装した冷媒循環系(L)には第3の弁(V2)を介して第2の熱交換器(H2)をバイパスする第3のバイパスライン(L6)が設けられ、前記第2の熱交換器(H2)を介装した冷却水循環系(Lw)には第4の弁(Vw2)を介して第2の熱交換器(H2)をバイパスする第4のバイパスライン(Lw5)が設けられ、前記第3の熱交換器(H3)を介装した排熱循環系(Lh)には第5の弁(Vh1)を介して第3の熱交換器(H3)をバイパスする第5のバイパスライン(Lh2)が設けられ、前記第3の熱交換器(H3)を介装した冷却水循環系(Lw)には第6の弁(Vw1)を介して第3の熱交換器(H3)をバイパスする第6のバイパスライン(Lw2)が設けられていることを特徴とする空調機。
  2. 前記圧縮機(6)の仕事に対して冷房負荷が減少した場合に、排熱循環系(Lh)と冷媒循環系(L)との間で熱交換を行うための第4の熱交換器(Ha)を設け、その第4の熱交換器(Ha)を介装した排熱循環系(Lh)には第7の弁(Vh3)を介して第4の熱交換器(Ha)をバイパスする第7のバイパスライン(Lh8)が設けられ、第4の熱交換器(Ha)を介装した冷媒循環系(L)には第8の弁(V3)を介して第4の熱交換器(Ha)をバイパスする第8のバイパスライン(L10)が設けられている請求項1記載の空調機。
  3. 通常の冷房運転、圧縮機(6)の仕事に対して冷房負荷が減少した場合の一時的な調整運転、暖房時で圧縮機(6)の仕事と内燃機関(4)の排熱が暖房負荷と釣り合っている場合の運転、暖房時で内燃機関(4)の排熱が暖房負荷よりも大きい場合の運転および冷却水循環系(Lw)の凍結防止運転の各運転状態を検出する検出手段を設け、その検出手段により前記運転状態を制御する制御手段(50)を設け、前記制御手段(50)は前記運転状態にしたがって第1ないし第の各弁を制御して第1ないし第のバイパス通路を選択する機能を有する請求項記載の空調機。
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