JP4229881B2 - ヒートポンプシステム - Google Patents

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Description

本発明は、給湯を行うと共に冷暖房も行うヒートポンプシステムに関する。
近年では、ヒートポンプシステムの冷媒として環境への影響が少ない自然冷媒を用いる例が増加している。その自然冷媒の中でも二酸化炭素はオゾン層に影響を与えることがなく、毒性や可燃性もないため、近年では多く用いられるようになっている。
ところが、冷媒として二酸化炭素を用いたヒートポンプは、サイクルの高圧側で冷媒が超臨界状態となり、気相から液相への相変化を生じない超臨界サイクルとなる。このため、低温の水を高温に加熱するような給湯を行う際には成績係数(COP)が優れているが、空調として使用する場合には熱交換を行う対象の温度差が小さくなるため成績係数が低下するという特性がある(下記特許文献1参照)。
従って、従来、二酸化炭素冷媒を用いたヒートポンプシステムは、給湯に多く使われており、空調用としてはあまり用いられていない。このため、各家庭やオフィス等の設置場所においては、二酸化炭素冷媒のヒートポンプシステムを給湯用として設置し、別個に一般の冷媒を用いたヒートポンプ式の空調機を設置することが行われていた。
このように、従来は2つのヒートポンプシステムが並設されたものであり、ぞれぞれ放熱及び採熱を行っていたため、設備全体からみると成績係数はさほど高くはなかった。
特開2004−108597号公報(明細書0019、図2)
本発明は、ヒートポンプシステムの改良を目的とし、さらに詳しくは、二酸化炭素冷媒等のサイクルの高圧側で超臨界圧状態となる冷媒を利用したヒートポンプシステムと、サイクルの高圧側で相変化を生じる一般の冷媒を用いたヒートポンプシステムとのそれぞれの特性を相互に利用し、単にこれらが並設されたものに比べて成績係数が高いヒートポンプシステムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明のヒートポンプシステムは、圧縮機と、第1熱交換器と、膨張弁と、第2熱交換器とが介設され、該圧縮機から該膨張弁に至る高圧側で超臨界状態となる冷媒を循環させる給湯用冷媒回路と、圧縮機と、第3熱交換器と、膨張弁と、第4熱交換器とが介設され、該圧縮機から該膨張弁に至る高圧側で気相から液相に相変化する冷媒を循環させる空調用冷媒回路とを備えている。また、前記第1熱交換器により加熱された温水を貯湯タンクの上層に送る第1温水往路と、前記貯湯タンクの下層から前記第1熱交換器に温水を送る第1温水復路と、前記第2熱交換器により熱交換が行われた温水を給湯用採熱手段に送る第2温水往路と、前記給湯用採熱手段から前記第2熱交換器に温水を送る第2温水復路と、前記第3熱交換器で熱交換が行われた温水を熱負荷に送る第3温水往路と、前記熱負荷から前記第3熱交換器に温水を送る第3温水復路と、前記第4熱交換器で熱交換が行われた温水を空調用採熱手段に送る第4温水往路と、前記空調用採熱手段から前記第4熱交換器に温水を送る第4温水復路とを備えている。
また、前記第1温水復路と並列に設けられ前記貯湯タンクの下層からの温水を前記第4温水復路と熱交換を行う第5熱交換器を介して前記第1熱交換器に送る第5温水回路と、前記第1温水往路と前記第1温水復路との間で温水を循環させるか、又は前記第1温水往路と前記第5温水回路との間で温水を循環させるかを切り替える切替手段と、前記貯湯タンクの下層の温度が所定の閾値以下のときは前記第1温水往路と前記第1温水復路との間で温水を循環させ、前記貯湯タンクの下層の温度が前記閾値を越えたときは前記第1温水往路と前記第5温水回路との間で温水を循環させるように前記切替手段を切り替える制御手段とを備えていることを特徴とする。
本発明のヒートポンプシステムにおいては、前記貯湯タンクの下層の温度が所定の閾値を越えたときは、前記切替手段を切り替えて前記第1温水往路と前記第5温水回路との間で温水を循環させる。これにより、前記第1熱交換器に送られる温水が前記第5温水回路の第5熱交換器で冷却される。このため、単に前記第1温水復路から温水が供給される場合に比べて給湯用冷媒回路の成績係数を上昇させることができる。また、前記空調用冷媒回路において暖房運転が行われているときは、前記第4温水復路の温水の温度は高いほど成績係数がよい。本発明では、前記第5熱交換器によって前記第4温水復路の温水の温度が上昇されるので、前記空調用冷媒回路における成績係数も上昇させることができる。このように、本発明では、前記給湯用冷媒回路と前記空調用冷媒回路の夫々の特性を生かしてシステム全体として成績係数を上昇させることができる。
また、本発明のヒートポンプシステムにおいては、前記貯湯タンクの上層からの温水を前記第3温水往路と熱交換を行う第6熱交換器を介して前記貯湯タンクの下層に送る第6温水回路をさらに備え、前記制御手段は、前記熱負荷で要求される温水の温度が所定の第2閾値を越えているときは前記第6温水回路に温水を循環させ、前記熱負荷で要求される温水の温度が前記第2閾値以下の時は前記第6温水回路の温水の循環を停止させるものであることが好ましい。
これによれば、前記熱負荷で要求される温水の温度が前記第2閾値を越えているとき、即ち前記熱負荷で高い温度の温水が要求されているときは、前記制御手段は前記貯湯タンクの上層から前記第6温水回路に高温の温水を供給する。これにより、前記第6熱交換器及び前記第3温水往路を介して前記熱負荷に高温の温水を供給できるため、前記空調用冷媒回路単体の能力以上の暖房を行うことができる。
また、本発明のヒートポンプシステムにおいては、前記給湯用採熱手段は地熱を採熱する第1地中熱採熱管を有し、前記空調用採熱手段は地熱を採熱する第2地中熱採熱管を有し、前記第1地中熱採熱管と前記第2地中熱採熱管とは地中において近接して配設されていることが好ましい。
前記給湯用冷媒回路において給湯運転を行っているときは、前記第1地中熱採熱管には低温の温水が供給され、地中から地熱を採熱して昇温させている。一方、前記空調用冷媒回路において冷房運転を行っているときは、前記第2地中熱採熱管には高温の温水が供給され、地中から低温の地熱を採熱して温度を低下させている。即ち、前記第2地中熱採熱管では冷房の際に発生する排熱が地中内に排出される。本発明では、前記第1地中熱採熱管と前記第2地中熱採熱管とは地中において近接して配設されているため、前記給湯用冷媒回路で給湯を行う際に前記空調用冷媒回路の冷房排熱を採熱して利用することができるので、給湯用冷媒回路の成績係数を高めることができる。また、空調用冷媒回路においては、冷房の排熱を地中内に排出しても前記第1地中熱採熱管で採熱が行われるため、地中内が過熱状態となることがないので安定した冷房能力を保つことができる。
次に、本発明のヒートポンプシステムの実施形態の一例について、図1乃至図6を参照して説明する。本実施形態のヒートポンプシステム1は、図1に示すように、給湯用ヒートポンプ2と空調用ヒートポンプ3とが1個の筐体Cに内蔵されているデュアルヒートポンプシステムとなっている。
給湯用ヒートポンプ2は、貯湯タンク4内の温水を加熱するものであり、給湯用冷媒回路5を備えている。給湯用冷媒回路5は、圧縮機6と、凝縮器である第1熱交換器7と、膨張弁8と、蒸発器である第2熱交換器9とが順に接続されており、冷媒には二酸化炭素が用いられている。この二酸化炭素冷媒は、給湯用冷媒回路5の圧縮機6、第1熱交換器7及び膨張弁8に亘って超臨界状態となる。
また、第1熱交換器7と貯湯タンク4の上層4aとは第1温水往路10によって接続されており、貯湯タンク4の下層4bと第1熱交換器7とは第1三方弁11及び第1循環ポンプ12を介設した第1温水復路13によって接続されている。また、貯湯タンク4の上層4aには内部の温水の温度を検出する第1温度センサT1が設けられ、貯湯タンク4の下層4bには内部の温水の温度を検出する第2温度センサT2が設けられている。また、貯湯タンク4の下層4bからは給水が行われ、上層4aから給湯が行われる。
第2熱交換器9は、第2温水往路14及び第2温水復路15によって採熱手段に接続されている。本実施形態においては、採熱手段として、第1地中熱採熱管16と、熱交換器とファンとを有する室外ファンユニット17と、太陽熱集熱器18とを備えている。また、これらは第2三方弁19及び第3三方弁20によって接続されている。この第3三方弁20と第2熱交換器9との間の第2温水復路15には、温水を循環させる第2循環ポンプ21が設けられている。また、室外ファンユニット17には外気温を検出する外気温センサToが設けられている。
空調用ヒートポンプ3は、各熱負荷に熱(温熱又は冷熱)を供給するものであり、空調用冷媒回路22を備えている。空調用冷媒回路22は、圧縮機23と、暖房時と冷房時で冷媒の流れを切り替える四方弁24と、暖房の際には蒸発器になり冷房の際には凝縮器となる第3熱交換器25と、膨張弁26と、暖房の際には凝縮器となり冷房の際には蒸発器となる第4熱交換器27とが順に接続されている。この空調用冷媒回路22に用いられている冷媒は、一般に用いられているR410Aとなっている。
また、第3熱交換器25と各熱負荷とは第3温水往路28によって接続されており、各熱負荷と第3熱交換器25とは第3循環ポンプ29を介設した第3温水復路30によって接続されている。本実施形態における熱負荷は、室内用放熱器31と、屋根裏スペースに設置された換気用空調ユニット32と、第5循環ポンプ33によって融雪路盤34に送られる温水を加熱する融雪用熱交換器35である。この室内用放熱器31の入口には、室内用放熱器31に供給される温水の温度を検出する第3温度センサT3が設けられている。また、融雪用熱交換器35と融雪路盤34とは融雪回路36によって接続されている。また、第4熱交換器27は第4温水往路37及び第4温水復路38によって採熱手段である第2地中熱採熱管39に接続されている。また、第4温水復路38には第4循環ポンプ40が設けられている。
本実施形態においては、空調用冷媒回路22の第4温水復路38に第5熱交換器41が設けられている。この第5熱交換器41は、第4温水復路38内の温水と、貯湯タンク4の下層4bから第1熱交換器7まで温水を循環させる第5温水回路42内の温水との間で熱交換を行う。また、第3温水往路28には第6熱交換器43が設けられている。この第6熱交換器43は、第3温水往路28内の温水と、貯湯タンク4の上層4aから下層4bまで第6循環ポンプ44によって温水を循環させる第6温水回路45内の温水との間で熱交換を行う。さらに、第1地中熱採熱管16と第2地中熱採熱管39は、内部に砂又は水等が収納された地中管46内に近接して設けられている。
次に、本実施形態のヒートポンプシステム1の機能的構成について図2を参照して説明する。ヒートポンプシステム1は、図2に示すように、給湯用ヒートポンプ2と空調用ヒートポンプ3とを1台のコントローラ47によって制御している。給湯用ヒートポンプ2において制御がなされるのは、圧縮機6、膨張弁8、第1循環ポンプ12、第2循環ポンプ21、第6循環ポンプ44、第1三方弁11、第2三方弁19、及び第3三方弁20である。また、コントローラ47は、給湯用ヒートポンプ2に関連する機器として、第1温度センサT1、第2温度センサT2及び外気温センサToから検出値を受信し、室外ファンユニット17の制御を行う。
空調用ヒートポンプ3においてコントローラ47により制御がなされるのは、圧縮機23、膨張弁26、四方弁24、第3循環ポンプ29、及び第4循環ポンプ40である。また、コントローラ47は、空調用ヒートポンプ3に関連する機器として、第3温度センサT3から検出値を受信し、室内用放熱器31、換気用空調ユニット32及び第5循環ポンプ33の制御を行う。
また、コントローラ47は、第2温度センサT2の検出値の閾値として40℃という値を記憶している。そして、給湯用ヒートポンプ2によって給湯運転を行うと共に空調用ヒートポンプ3によって暖房運転を行っている際に、貯湯タンク4の下層4bの温度が閾値である40℃以下であるときは第1三方弁11によって第1温水往路10と第1温水復路13とを接続し、第5温水回路42は閉じた状態とする(図3参照)。一方、貯湯タンク4の下層4bの温度が閾値である40℃を越えているときは、第1三方弁11によって第1温水往路10と第5温水回路42とを接続し、第1温水復路13は閉じた状態とするように制御する(図4参照)。
また、コントローラ47は、第3温度センサT3の検出値の閾値として75℃という値を記憶している。そして、空調用ヒートポンプ3によって暖房運転を行っている際に、貯湯タンク4の上層4aの温度がこの75℃を越えており、且つ、室内用放熱器31によって要求されている温水の温度が閾値である75℃を越えているときは、第6循環ポンプ44を作動させて貯湯タンク4の上層4aから第6温水回路45を介して第6熱交換器43に温水を送り、この第6熱交換器43で室内用放熱器31に送られる温水を加熱するように制御する(図5参照)。一方、貯湯タンク4の上層4aの温度が75℃以下のとき、又は室内用放熱器31によって要求されている温水の温度が閾値である75℃以下のときは、コントローラ47は第6循環ポンプ44の作動を停止させ、第6温水回路45内の温水の循環を停止させるように制御する。
次に、本実施形態のヒートポンプシステム1の作動について、図3乃至図6を参照して説明する。尚、図3乃至図6において、実線で表している回路は作動中のものを示し、点線で表している回路は閉じられている回路を示す。
まず、図3及び図4を参照して、冬季において、給湯用ヒートポンプ2で給湯運転を行い、空調用ヒートポンプ3で暖房運転を行う場合について説明する。給湯用ヒートポンプ2で給湯運転うときは、コントローラ47は圧縮機6を作動させて冷媒である二酸化炭素を圧縮し給湯用冷媒回路5内を循環させる。また、第1循環ポンプ12及び第2循環ポンプ21を作動させる。ここで、第2温度センサT2により検出される貯湯タンク4の下層4bの温度が閾値である40℃以下であるときは、第1三方弁11によって第1温水往路10と第1温水復路13とを接続する。また、室内用放熱器31に設けられた第3温度センサT3で要求される温水の温度が75℃以下であるときは、第6循環ポンプ44は作動させないため、第6温水回路45内には温水は流れない。また、外気温センサToの検出値が5℃を越えているときは、第2三方弁19及び第3三方弁20によって第1地中熱採熱管16を介さずに室外ファンユニット17及び太陽熱集熱器18によって採熱を行う。さらに、外気温センサToの検出値が5℃を越えている状態では、第5循環ポンプ33は作動させないようにしており、融雪回路36には温水は循環していない。
給湯用冷媒回路5において、圧縮機6によって圧縮された冷媒は、凝縮器である第1熱交換器7で放熱がおこなわれ、膨張弁8で減圧された後、蒸発器である第2熱交換器9で採熱が行われ、圧縮機6の入口まで戻される。また、第1循環ポンプ12により送られる温水は、第1熱交換器7で熱交換を行って加熱され、第1温水往路10を介して貯湯タンク4の上層4aに送られる。本実施形態では、この第1熱交換器7によって温水が90℃まで加熱されるようになっている。また、貯湯タンク4の下層4bからの温水は第1温水復路13を介して第1熱交換器7に戻される。また、第2循環ポンプ21により送られる温水は、第2熱交換器9で熱交換を行って冷却され、第2三方弁19を介して室外ファンユニット17及び太陽熱集熱器18に送られて採熱が行われ、第3三方弁20を介して第2循環ポンプ21に戻される。
一方、空調用冷媒回路22においては、圧縮機23によって圧縮された冷媒は、四方弁24を通過して凝縮器である第3熱交換器25で放熱が行われ、膨張弁26で減圧された後、蒸発器である第4熱交換器27で採熱が行われ、四方弁24を介して圧縮機23の入口まで戻される。また、第3循環ポンプ29により送られる温水は、第3熱交換器25、第6熱交換器43、室内用放熱器31、換気用空調ユニット32、及び融雪用熱交換器35を通過して第3循環ポンプ29に戻される。このとき、第6温水回路45内の温水は循環されていないため、第6熱交換器43では熱交換は行われない。また、第5循環ポンプ33も作動していないため、融雪用熱交換器35においても熱交換は行われない。また、第4循環ポンプ40により送られる温水は、第4熱交換器27、第2地中熱採熱管39及び第5熱交換器41を通過して第4循環ポンプ40に戻される。このとき、第5温水回路42内の温水は循環されていないため、第5熱交換器41においては熱交換は行われない。
以上の状態で、ヒートポンプシステム1の運転が行われると、貯湯タンク4内の温水の温度が上昇し、各熱負荷において暖房が行われる。そして、第2温度センサT2によって検知される温水の温度、即ち貯湯タンク4の下層4bにおける温水の温度が上昇して閾値である40℃を越えたときは、コントローラ47は、第1三方弁11の切替を行う。具体的には、図4に示すように、第1循環ポンプ12に戻される温水の経路を、第1温水復路13から第5温水回路42に切り替える。すると、第1循環ポンプ12により送られる温水は、第1熱交換器7、貯湯タンク4の上層4aから下層4bを経て、第5温水回路42内を通って第5熱交換器41により熱交換を行った後、第1三方弁11を介して第1循環ポンプ12に戻されることになる。
第5熱交換器41においては、第5温水回路42内の温水の温度(40℃を越える温度)が第4温水復路38内の温水温度(約30℃)よりも高いため、第5温水回路42内の温水は冷却され、第4温水復路38内の温水は加熱される。二酸化炭素冷媒を用いた給湯用冷媒回路5では、第1熱交換器7の入口温度と出口温度との差が大きい方が給湯用冷媒回路5の成績係数がよい。従って、本実施形態のように第1熱交換器7に供給される温水が冷却されたときは、貯湯タンク4の下層4bの温水をそのまま第1熱交換器7に送る場合に比べて給湯用冷媒回路5の成績係数がよくなる。一方、空調用冷媒回路22においては、暖房時に第4熱交換器27に供給される温水の温度が高い方が成績係数が向上する。従って、本実施形態のように第4熱交換器27に送られる温水が第5熱交換器41によって加熱されたときは、第2地中熱採熱管39からの温水をそのまま送る場合に比べて空調用冷媒回路22の成績係数が向上する。
次に、図5を参照して、暖房用の熱負荷において高い能力が求められている場合のヒートポンプシステム1の作動について説明する。室内用放熱器31において急速暖房運転や高負荷運転を必要とする場合、第3温水往路28に供給される温水の温度を高くする必要がある。本実施形態では、第3温度センサT3の検出値の閾値である75℃を越える場合が当該高負荷運転に相当する。このように、室内用放熱器31の操作パネル(図示せず)等によって高負荷運転の指示がなされ、室内用放熱器31によって要求される温水の温度が閾値である75℃を越えたときは、コントローラ47は以下のようにヒートポンプシステム1の制御を行う。尚、以下の例では融雪回路36の作動も同時に行う場合について説明する。
室内用放熱器31によって要求される温水の温度が閾値である75℃を越えたときは、コントローラ47は、第6循環ポンプ44を作動させて第6温水回路45内に温水を循環させる。この第6温水回路45には貯湯タンク4の上層4aから温水が供給されるため、第6温水回路45内を循環する温水は高温となっている。このように、第6温水回路45内を高温の温水が循環すると、第6熱交換器43において第3温水往路28内を流れる温水が加熱される。本実施形態においては、室内用放熱器31に供給される温水の温度が75℃以上になるように設定されている。
このとき、室内用放熱器31に供給される高温の温水は、換気用空調ユニット32及び融雪用熱交換器35を介して第3循環ポンプ29に戻される。このとき、第5循環ポンプ33が作動され、融雪回路36内に温水が循環しているため、融雪回路36内の温水は融雪用熱交換器35によって加熱され、この加熱された温水が融雪路盤34に送られて融雪が行われる。
このように、本実施形態においては、熱負荷において高い能力が求められている場合であっても、求められた高い能力に対応することができる。具体的には、通常のR410A冷媒を用いたヒートポンプでは得ることができない高い温度の温水を各熱負荷に供給することができる。
次に、図6を参照して、夏季において空調用ヒートポンプ3で冷房運転が行われ、同時に給湯用ヒートポンプ2で給湯運転が行われている際の作動について説明する。空調用ヒートポンプ3で冷房運転が行われているときは、空調用冷媒回路22において、圧縮機23により圧縮された冷媒が四方弁24を介して第4熱交換器27に送られ、膨張弁26を介して第3熱交換器25に送られ、さらに四方弁24を介して圧縮機23に戻される。このとき、第4熱交換器27が凝縮器となり、第3熱交換器25が蒸発器となっている。
また、冷房運転が行われているときは、熱負荷に供給される温水が第3熱交換器25によって冷却されるため、第3温水往路28及び第3温水復路30内には低温の冷水が循環している。一方、第4熱交換器27においては、第4循環ポンプ40により送られた温水が加熱され、第4温水往路37を介して第2地中熱採熱管39に温水が送られ、この第2地中熱採熱管39において地中に冷房時の排熱が排出され、第4温水復路38を介して第4循環ポンプ40に温水が戻される。
このとき、給湯用ヒートポンプ2においては、給湯用冷媒回路5が運転され、第2循環ポンプ21により送られた温水は、第2熱交換器9によって熱交換が行われて冷却され、第1温水往路10、第2三方弁19を介して第1地中熱採熱管16に送られる。そして、この第1地中熱採熱管16内で地中熱の採熱を行って温水を加熱し、加熱された温水を第1温水復路13、第3三方弁20を介して第2循環ポンプ21に戻している。
このように、本実施形態においては、空調用ヒートポンプ3において冷房運転が行われ、同時に給湯用ヒートポンプ2において給湯運転が行われているときは、冷房によって生じる空調用ヒートポンプ3の冷房排熱が第2地中熱採熱管39を介して地中に設置された地中管46内に排出され、同時に第1地中熱採熱管16によって地中管46内の熱を採熱している。したがって、空調用ヒートポンプ3によって生じた冷房排熱を給湯用ヒートポンプ2における給湯運転に利用することができるため、ヒートポンプシステム1全体の成績係数を上昇させることができる。
尚、上記実施形態においては、第2温度センサT2の検出値の閾値として40℃という値を用いているが、これに限らずヒートポンプシステム1の設置された環境に応じて適宜定めることができる。同様に、熱負荷によって要求される高負荷運転時の温水の温度についても、上記実施形態のように75℃ではなく、他の値にすることができる。また、給湯用冷媒回路5においては、二酸化炭素を冷媒として用いているが、これに限らず、サイクルの高圧側が超臨界状態となる冷媒であれば、他の冷媒を用いてもよい。また、空調用冷媒回路22における冷媒もR410A以外の冷媒を用いてもよい。
本発明のヒートポンプシステムの実施形態の一例を示す回路図。 本実施形態のヒートポンプシステムの機能的構成を示すブロック図。 図1のヒートポンプシステムにおいて給湯運転と暖房運転を行っている状態を示す説明図。 図3の状態から条件が変化した状態を示す説明図。 図1のヒートポンプシステムにおいて高負荷暖房運転を行っている状態を示す説明図。 図1のヒートポンプシステムにおいて給湯運転と冷房運転を行っている状態を示す説明図。
符号の説明
1…ヒートポンプシステム、4…貯湯タンク、5…給湯用冷媒回路、6…圧縮機、7…第1熱交換器、8…膨張弁、9…第2熱交換器、10…第1温水往路、11…第1三方弁(切替手段)、13…第1温水復路、14…第2温水往路、15…第2温水復路、16,17,18…給湯用採熱手段、22…空調用冷媒回路、圧縮機23…、25…第3熱交換器、26…膨張弁、27…第4熱交換器、28…第3温水往路、30…第3温水復路、31,32,35…熱負荷、37…第4温水往路、38…第4温水復路、39…空調用採熱手段、41…第5熱交換器、42…第5温水回路、47…コントローラ(制御手段)。

Claims (3)

  1. 圧縮機と、第1熱交換器と、膨張弁と、第2熱交換器とが介設され、該圧縮機から該膨張弁に至る高圧側で超臨界状態となる冷媒を循環させる給湯用冷媒回路と、
    圧縮機と、第3熱交換器と、膨張弁と、第4熱交換器とが介設され、該圧縮機から該膨張弁に至る高圧側で気相から液相に相変化する冷媒を循環させる空調用冷媒回路と、
    前記第1熱交換器により加熱された温水を貯湯タンクの上層に送る第1温水往路と、前記貯湯タンクの下層から前記第1熱交換器に温水を送る第1温水復路と、
    前記第2熱交換器により熱交換が行われた温水を給湯用採熱手段に送る第2温水往路と、前記給湯用採熱手段から前記第2熱交換器に温水を送る第2温水復路と、
    前記第3熱交換器で熱交換が行われた温水を熱負荷に送る第3温水往路と、前記熱負荷から前記第3熱交換器に温水を送る第3温水復路と、
    前記第4熱交換器で熱交換が行われた温水を空調用採熱手段に送る第4温水往路と、前記空調用採熱手段から前記第4熱交換器に温水を送る第4温水復路と、
    前記第1温水復路と並列に設けられ前記貯湯タンクの下層からの温水を前記第4温水復路と熱交換を行う第5熱交換器を介して前記第1熱交換器に送る第5温水回路と、
    前記第1温水往路と前記第1温水復路との間で温水を循環させるか、又は前記第1温水往路と前記第5温水回路との間で温水を循環させるかを切り替える切替手段と、
    前記貯湯タンクの下層の温度が所定の閾値以下のときは前記第1温水往路と前記第1温水復路との間で温水を循環させ、前記貯湯タンクの下層の温度が前記閾値を越えたときは前記第1温水往路と前記第5温水回路との間で温水を循環させるように前記切替手段を切り替える制御手段とを備えていることを特徴とするヒートポンプシステム。
  2. 前記貯湯タンクの上層からの温水を前記第3温水往路と熱交換を行う第6熱交換器を介して前記貯湯タンクの下層に送る第6温水回路をさらに備え、
    前記制御手段は、前記熱負荷で要求される温水の温度が所定の第2閾値を越えているときは前記第6温水回路に温水を循環させ、前記熱負荷で要求される温水の温度が前記第2閾値以下の時は前記第6温水回路の温水の循環を停止させるものであることを特徴とする請求項1に記載のヒートポンプシステム。
  3. 前記給湯用採熱手段は地熱を採熱する第1地中熱採熱管を有し、前記空調用採熱手段は地熱を採熱する第2地中熱採熱管を有し、前記第1地中熱採熱管と前記第2地中熱採熱管とは地中において近接して配設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のヒートポンプシステム。
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