JP4646204B2 - 検査対象受体、分取装置、及び分取方法 - Google Patents
検査対象受体、分取装置、及び分取方法 Download PDFInfo
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Description
また、背景技術2では、計量する液の体積が10〜50μL(マイクロリットル)という量であり、より微量の液体に対する検査に対応できないため、検査対象受体を用いた微量システムの検査において、効率性、正確性が不十分であった。
液状の検査対象を検査する用途に用いられる検査対象受体であって、前記検査対象を一定の経路を経て移動させる流路と、複数の突起部を、当該突起部の間に前記検査対象が毛細管現象により広がる間隔にて前記流路に配置して成る保持部と、前記流路に、突起部を複数配置してなる検査部と、を備え、前記流路は、前記検査部が設けられた下流部と、前記下流部から直角をなして分岐する上流部とを有し、前記保持部は、前記上流部と前記下流部とに跨って設けられており、前記検査対象受体は、所定の中心部を軸として回転するものであるとともに、前記下流部は、前記回転における動径方向に設けられていることを特徴とする検査対象受体を要旨とする。
本発明では、保持部を用いて所定量を計り取った検査対象を検査部に移動させ、生物、化学的反応による検査を行うことができる。本発明における検査部は突起部を複数配置してなるので表面積が大きく、検出感度を高めることができる。
本発明では、保持部の一部は、検査部と同じく、下流部に位置する。そのため、保持部に保持されている検査対象に対し、下流部に沿って検査部に向かう方向の遠心力などの駆動力を作用させれば、少なくとも、保持部のうちの下流部にある部分に保持されている検査対象を取り出し、検査部に送ることができる。
本発明では、図7(b)に示すように、上流部25bと、動径方向に沿って設けられた下流部25cとのなす角度が直角であるので、保持部25gのうちの下流部25c側に保持された検査対象に対し、例えば、検査対象受体を所定の中心部を軸として回転させ、遠心力により、流路に沿って、検査部25hに向かう駆動力をかけると、保持部25gのうちの上流部25b側に保持された検査対象には、駆動力がかからない。そのため、保持部25gのうちの、下流部25c側に保持された検査対象のみを、検査部25hに再現性よく移動させることができる。この場合、保持部25gのうちの、下流部25c側に保持された検査対象を送り出した後も、保持部25gには検査対象が残っているので、再度、検査対象を保持部25gから下流部25c側に送り出すときには、検査対象の追加量が少なくて済み、検査対象の少量化が可能となる。
(2)請求項2の発明は、
前記上流部に、前記検査対象を導入する導入部を備えることを特徴とする請求項1記載の検査対象受体を要旨とする。
(3)請求項3の発明は、
前記保持部の少なくとも一部が前記導入部内に張り出していることを特徴とする請求項2に記載の検査対象受体を要旨とする。
(4)請求項4の発明は、
前記導入部は、前記導入部内に張り出した保持部により2つの領域に区分されるとともに、前記2つの領域は、前記保持部の周辺に設けられた切り欠き部により連通していることを特徴とする請求項3に記載の検査対象受体を要旨とする。
(5)請求項5の発明は、
前記流路において、前記導入部と前記保持部との間に、突起部を複数配列して成る異物除去部を有することを特徴とする請求項2に記載の検査対象受体を要旨とする。
前記流路のうち、前記保持部と前記検査部との間に、試薬を導入するための試薬導入部を少なくとも1つ備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の検査対象受体を要旨とする。
(7)請求項7の発明は、
前記試薬導入部に、複数の突起部を当該突起部の間に前記検査対象が毛細管現象により広がる間隔にて配置して成るピラー部、又は前記試薬導入部における他の部分よりも疎水性である疎水部を備え、前記試薬導入部のうちの少なくとも一部は、前記ピラー部又は疎水部により、前記試薬導入部以外の流路と隔てられていることを特徴とする請求項6記載の検査対象受体を要旨とする。
(8)請求項8の発明は、
前記保持部から前記検査部へ向かう方向を前記検査対象の移動方向とするとき、前記流路のうち、前記検査部よりも、前記移動方向における下流の領域である液溜まり部に、複数の突起部を当該突起部の間に前記検査対象が毛細管現象により広がる間隔にて配置して成るピラー部、又は他の液溜まり部よりも疎水性である疎水部を備え、
前記液溜まり部のうちの少なくとも一部は、前記ピラー部又は疎水部により、前記検査部と隔てられていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の検査対象受体を要旨とする。
前記流路において、前記保持部と検査部との間に、突起部を設けない中間部を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の検査対象受体を要旨とする。
(10)請求項10の発明は、
前記保持部は、前記検査部に近い側に、前記保持部における他の部分よりも突起間隔が小さい部分を有することを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の検査対象受体を要旨とする。
(11)請求項11の発明は、
前記保持部は、前記検査部に近い側に、前記保持部における他の部分よりも疎水性である部分を有することを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の検査対象受体を要旨とする。
(12)請求項12の発明は、
前記保持部は、前記検査部に近い側であって、前記流路の壁面近傍にある周辺部に、前記保持部における他の部分よりも突起間隔が小さい部分を有することを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の検査対象受体を要旨とする。
(13)請求項13の発明は、
前記保持部は、前記検査部に近い側であって、前記流路の壁面近傍にある周辺部に、前記保持部における他の部分よりも疎水性である部分を有することを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の検査対象受体を要旨とする。
(14)請求項14の発明は、
前記検査部は、前記流路の壁面近傍にある周辺部に、前記検査部における他の部分よりも突起間隔が小さい部分を有することを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の検査対象受体を要旨とする。
(15)請求項15の発明は、
前記検査部は、前記流路の壁面近傍にある周辺部に、前記検査部における他の部分よりも疎水性である部分を有することを特徴とする請求項1〜14のいずれかに記載の検査対象受体を要旨とする。
(16)請求項16の発明は、
前記検査部のうち、検査対象の移動方向における下流側は、上流側に比べて、突起間隔が小さいことを特徴とする請求項1〜15のいずれかに記載の検査対象受体を要旨とする。
(17)請求項17の発明は、
前記保持部が備える突起部の形状が略円柱形状であることを特徴とする請求項1〜16のいずれかに記載の検査対象受体を要旨とする。
(18)請求項18の発明は、
前記保持部は、親水性の表面を持つ材料にて形成されているか、或いは、前記保持部の一部又は全てに親水性処理が施されていることを特徴とする請求項1〜17のいずれかに記載の検査対象受体を要旨とする。
(19)請求項19の発明は、
前記導入部は、親水性の表面を持つ材料にて形成されているか、或いは、前記導入部の一部又は全てに親水性処理が施されていることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の検査対象受体を要旨とする。
(20)請求項20の発明は、
前記流路が溝であることを特徴とする請求項1〜19のいずれかに記載の検査対象受体を要旨とする。
(21)請求項21の発明は、
前記導入部は、複数の突起部を、当該突起部の間に前記検査対象が毛細管現象により広がる間隔にて配置して成るピラー部、又は導入部における他の部分よりも疎水性である疎水部を備えるとともに、前記導入部は、前記ピラー部又は疎水部により、前記導入部以外の流路に連通した甲領域と、前記ピラー部又は疎水部により、前記導入部以外の流路と隔てられた乙領域とに区分されることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の検査対象受体を要旨とする。
そして、余分な検査対象は、例えば、遠心力等の駆動力により、乙領域に送ることができる。乙領域に入った検査対象は、導入部以外の流路との間をピラー部又は疎水部により隔てられているので、残った検査対象は甲領域に戻りにくく、使用者の意図に反して再度保持部や甲領域に流れてしまうようなことがない。
(22)請求項22の発明は、
液状の対象物から所定の量を計り取る用途に用いられる分取装置であって、前記対象物を一定の経路を経て移動させる流路と、複数の突起部を、当該突起部の間に前記対象物が毛細管現象により広がる間隔にて前記流路に配置して成る保持部と、を備え、前記流路は、下流部と、前記下流部から直角をなして分岐する上流部とを有し、前記保持部は、前記上流部と前記下流部とに跨って設けられており、前記分取装置は、所定の中心部を軸として回転するものであるとともに、前記下流部は、前記回転における動径方向に設けられていることを特徴とする分取装置を要旨とする。
(23)請求項23の発明は、
前記上流部に、前記対象物を導入する導入部を備えることを特徴とする請求項22記載の分取装置を要旨とする。
(24)請求項24の発明は、
前記保持部の少なくとも一部が前記導入部内に張り出していることを特徴とする請求項23に記載の分取装置を要旨とする。
(25)請求項25の発明は、
前記導入部は、前記導入部内に張り出した保持部により2つの領域に区分されるとともに、前記2つの領域は、前記保持部の周辺に設けられた切り欠き部により連通していることを特徴とする請求項24に記載の分取装置を要旨とする。
(26)請求項26の発明は、
前記突起部の形状が略円柱形状であることを特徴とする請求項22〜25のいずれかに記載の分取装置を要旨とする。
(27)請求項27の発明は、
前記保持部は、親水性の表面を持つ材料にて形成されているか、或いは、前記保持部の一部又は全てに親水性処理が施されていることを特徴とする請求項22〜26のいずれかに記載の分取装置を要旨とする。
(28)請求項28の発明では、
前記流路が溝であることを特徴とする請求項22〜27のいずれかに記載の分取装置を要旨とする。
(29)請求項29の発明は、
請求項22〜28のいずれかに記載の分取装置を用いて液状の対象物から所定の量を計り取る分取方法であって、前記対象物を前記保持部に接触させ、前記対象物を前記保持部の中に毛細管現象により広げる工程と、前記保持部の中に広がった対象物に前記動径方向の駆動力を作用させ、前記保持部から取り出す工程と、を有することを特徴とする分取方法を要旨とする。
(30)請求項30の発明は、
前記駆動力が遠心力であることを特徴とする請求項29記載の分取方法を要旨とする。
(31)請求項31の発明は、
前記突起部の形状が略円柱形状であることを特徴とする請求項29又は30に記載の分取方法を要旨とする。
(32)請求項32の発明は、
前記保持部は、親水性の表面を持つ材料にて形成されているか、或いは、前記保持部が備える突起部の表面が親水性処理を施されていることを特徴とする請求項29〜31のいずれかに記載の分取方法を要旨とする。
(33)請求項33の発明は、
請求項1〜21のいずれかに記載の検査対象受体と、前記検査対象が遠心力により前記流路に沿って流れるように、前記検査対象受体を回転させる回転部と、前記回転部の動作を制御する制御部と、を備える検査装置であって、前記制御部は、液状の対象物を、前記検査部から、それよりも下流に廃液するときの前記検査対象受体の回転数R1を、前記液状の対象物を、前記検査部に導入するときの前記検査対象受体の回転数R2よりも大きくすることを特徴とする検査装置を要旨とする。
本体部37は、円盤型の部材の片面に、検査パターン構成部(流路)25、27、29、31、33、33、35を形成したものである。これら検査パターン構成部25等は、図3(a)に示すように、上方が開口した断面が略長方形の溝である。尚、図3(a)は、図2(a)におけるX−X断面での断面図である。
また、導入部25aにおいて、その外周側から略1/3の部分に、ピラー部25iが設けられている。このピラー部25iは、上記保持部25gと同様に、検査パターン構成部25の底面に突起を多数配列したものである。ピラー部25iは、導入部25aを二つの領域に区分している。つまり、ピラー部25iは、このピラー部25iより内周側にある上流部25bに連通する部分である25a1と、ピラー部25iより外周側であり、上流部25bとはピラー部25iにより隔てられた部分である25a2とに区分している。
検査パターン構成部29では、下流部29cの伸びる方向が、本体部37の動径方向に対し傾斜している。また、上流部29bと下流部29cとが一直線に形成されている。従って、上流部29bと下流部29cとが成す角度は180°(鈍角)である。そのため、検査パターン構成部29では、検査パターン構成部25の場合とは異なり、保持部29gは、誘導部と計量部との区分がない。更に、検査パターン構成部29では、第3導入部29eが、検査パターン構成部25における第2導入部25dの様に、本体部37の中心から動径方向に伸びている。この第3導入部29eは、検査パターン構成部25における第2導入部25d及び第3導入部25eの機能を奏することができる。また、検査パターン構成部29では、液溜まり部29fにピラー部が形成されていない。
検査対象受体3を本体部37とともに構成する蓋39は、図2(b)に示すように、本体部37と同一の直径を有する円盤型の部材であり、透明な樹脂から成る。この蓋39は、本体部37のうち、検査パターン構成部27〜35が形成されている面に、互いの中心が一致するように取り付けられる。こうすることにより、本体部37の検査パターン構成部25〜35は、図6(a)に示すように、蓋39によって上方の開口部を閉じられる。ただし、液溜まり部25f〜35fは、上記のように本体部37の最外周まで達しているので、蓋39を取り付けたときでも、液溜まり部25f〜35fの外周側は検査対象受体3の外部に連通している。また、蓋39において、液溜まり部25f〜25fの上部に対応する部分に穴が開けられていても良い。
更に、蓋39には、図2(b)に示すように、微小な穴41が多数設けられている。これら穴41は、蓋39を本体部37に取り付けたとき、検査パターン構成部25〜35において検査対象や試薬を導入する必要がある位置(例えば、導入部25a、第2導入部25d、第3導入部25e)に重なるように形成されている。このことにより、蓋39を本体部37に取り付けた状態で、検査対象や試薬を検査パターン構成部25〜35に供給することができる。
(i)検査対象受体3への抗体の固定
各検査パターン構成部25〜35のそれぞれについて、検査部25h〜35hにGoat由来のトランスフェリン抗体の炭酸ナトリウム緩衝溶液希釈液(0.05M NaHCO3、pH9.6、10μg/ml、以下一次抗体溶液とする)を15μLずつ流す。
各検査パターン構成部25〜35のそれぞれについて、検査部25h〜35hにブロッキング溶液(50mM Tris、0.14M NaCl 1%BSA、pH8.0)15μLを流す。
ここでは、検査対象をトランスフェリンとする。トランスフェリンのトリス緩衝食塩水(50mM Tris、0.14M NaCl、1% BSA、0.05 Tween20、pH8.0)で濃度を125ng/mlに調製した溶液(以下、抗原溶液とする)1μLずつ各検査パターン構成部25〜35に流す。
各検査パターン構成部25〜35のそれぞれについて、検査部25h〜35hに、HRP標識されたGoat由来のトランスフェリン抗体をトリス緩衝食塩水(50mM Tris、0.14M NaCl、1%BSA、0.05Tween20、pH8.0)で濃度10ng/mlに調製した溶液(以下、二次抗体溶液)を10μLずつ流す。
各検査パターン構成部25〜35のそれぞれについて、検査部25h〜35hに、基質溶液としての、ABTSのリン酸−クエン酸溶液(0.05M リン酸ナトリウム、0.05M クエン酸)と過酸化水素水(以下、発色溶液とする)を流し、検査対象であるトランスフェリンを発色させる。
前記(i)〜(v)の手順による測定を10回行い、発色の度合い(輝度)をそれぞれ測定した。表1に、10回の測定それぞれの輝度の値を示す。また、表1には、10回の測定値の平均値、標準偏差、および変動係数(標準偏差を平均値で割った値)を示す。
表1に示すように、本実施例1の方法では、変動係数が0.027と非常に小さかった。これは、保持部25g〜35gに一旦保持された抗原溶液のみを検査部25h〜35hに導入するため、検査部25h〜35hに導入される抗原溶液の量が正確に一定量となるためである。それに対し、比較例では、変動係数が0.087となり、本実施例1の値よりも3倍以上大きくなった。
(i)本実施例1の検査対象受体3において、検査パターン構成部25〜35に導入した液状の検査対象を保持部25g〜35gに接触させると、毛細管現象により所定量の検査対象が保持部25g〜35gの中に吸収される。その後、保持部25g〜35gに吸収された検査対象に、検査対象受体3を回転させることにより生じる遠心力を作用させれば、保持部25g〜35gに吸収された検査対象を取り出すことができる。
更に、本実施例1の検査対象受体3は、樹脂の射出成形法を用いれば一工程で作製できるので、微小バルブを別途作製し、高精度の組付けを行う必要がないので、製造が容易であり、量産性に富み、製造コストが低い。
また、本実施例1の検査対象受体3では、図4(a)に示すように、検査パターン構成部25の導入部25aは、ピラー部25iにより、ピラー部25iより内周側であり、上流部25bに連通する部分(甲領域)である25a1と、ピラー部25iより外周側であり、上流部25bとはピラー部25iにより隔てられた部分(乙領域)である25a2とに区分されている。
(v)本実施例1の検査対象受体3では、各検査パターン構成部25〜35において、第3導入部25e〜35eを備えている。これら第3導入部25e〜35eは、保持部25g〜35gよりも、検査対象の流れ方向における下流(つまり、検査対象受体3において保持部25g〜35gよりも外周側)にて、下流部25c〜35cに繋がっている。そのため、精密な計量の必要がない試薬等は、第3導入部25e〜35eから、保持部25g〜35gを経ずに、検査部25h〜35hに導入することができるので、保持部25g〜35gで計量を行う前に、保持部25g〜35gを濡らして、精密な計量を阻害する恐れがなくなる。
(ix)本実施例1の検査対象受体3では、保持部25g〜35gを構成する突起の形状が円柱形状であるので、検査対象をスムーズに流すことができる。また、保持部25g〜35gは親水性処理を施されているので、検査対象をスムーズに吸収することができる。
前記実施例1〜3の検査パターン構成部25〜35において、導入部25a〜35aと保持部25g〜35gとの間に、別の突起を複数配列して成る異物除去部を形成してもよい。こうすることにより、導入部25a〜35aに導入した検査対象が異物を含んでいたとしても、異物除去部によりその異物を除くことができるので、異物が保持部25g〜35gに入り込んでしまうようなことがない。
3・・・検査対象受体
5・・・回転部
7・・・本体部
15・・・チャック部
17・・・回転軸
19・・・回転モータ
21・・・軸受け
25、27、29、31、33、35・・・検査パターン構成部
25a、27a、29a、31a、33a、35a・・・導入部
25b、27b、29b、31b、33b、35b・・・上流部
25c、27c、29c、31c、33c、35c・・・下流部
25d、27d、31d、33d・・・第2導入部
25e、27e、29e、31e、33e、35e・・・第3導入部
25f、27f、29f、31f、33f、35f・・・液溜まり部
25g、27g、29g、31g、33g、35g・・・保持部
25g1・・・誘導部
25g2・・・計量部
25h、27h、29h、31h、33h、35h・・・検査部
25i、27i、29i、31i、33i、35i・・・ピラー部
25j、27j、29j、31j、33j、35j・・・ピラー部
25K・・・切り欠き部
37・・・本体部
39・・・蓋
Claims (33)
- 液状の検査対象を検査する用途に用いられる検査対象受体であって、
前記検査対象を一定の経路を経て移動させる流路と、
複数の突起部を、当該突起部の間に前記検査対象が毛細管現象により広がる間隔にて前記流路に配置して成る保持部と、
前記流路に、突起部を複数配置してなる検査部と、
を備え、
前記流路は、前記検査部が設けられた下流部と、前記下流部から直角をなして分岐する上流部とを有し、
前記保持部は、前記上流部と前記下流部とに跨って設けられており、
前記検査対象受体は、所定の中心部を軸として回転するものであるとともに、
前記下流部は、前記回転における動径方向に設けられていることを特徴とする検査対象受体。 - 前記上流部に、前記検査対象を導入する導入部を備えることを特徴とする請求項1記載の検査対象受体。
- 前記保持部の少なくとも一部が前記導入部内に張り出していることを特徴とする請求項2に記載の検査対象受体。
- 前記導入部は、前記導入部内に張り出した保持部により2つの領域に区分されるとともに、
前記2つの領域は、前記保持部の周辺に設けられた切り欠き部により連通していることを特徴とする請求項3に記載の検査対象受体。 - 前記流路において、突起部を複数配列して成る異物除去部を有することを特徴とする請求項2に記載の検査対象受体。
- 前記流路のうち、前記保持部と前記検査部との間に、試薬を導入するための試薬導入部を少なくとも1つ備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の検査対象受体。
- 前記試薬導入部に、複数の突起部を当該突起部の間に前記検査対象が毛細管現象により広がる間隔にて配置して成るピラー部、又は前記試薬導入部における他の部分よりも疎水性である疎水部を備え、
前記試薬導入部のうちの少なくとも一部は、前記ピラー部又は疎水部により、前記試薬導入部以外の流路と隔てられていることを特徴とする請求項6記載の検査対象受体。 - 前記保持部から前記検査部へ向かう方向を前記検査対象の移動方向とするとき、前記流路のうち、前記検査部よりも、前記移動方向における下流の領域である液溜まり部に、複数の突起部を当該突起部の間に前記検査対象が毛細管現象により広がる間隔にて配置して成るピラー部、又は他の液溜まり部よりも疎水性である疎水部を備え、
前記液溜まり部のうちの少なくとも一部は、前記ピラー部又は疎水部により、前記検査部と隔てられていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の検査対象受体。 - 前記流路において、前記保持部と検査部との間に、突起部を設けない中間部を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の検査対象受体。
- 前記保持部は、前記検査部に近い側に、前記保持部における他の部分よりも突起間隔が小さい部分を有することを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の検査対象受体。
- 前記保持部は、前記検査部に近い側に、前記保持部における他の部分よりも疎水性である部分を有することを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の検査対象受体。
- 前記保持部は、前記検査部に近い側であって、前記流路の壁面近傍にある周辺部に、前記保持部における他の部分よりも突起間隔が小さい部分を有することを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の検査対象受体。
- 前記保持部は、前記検査部に近い側であって、前記流路の壁面近傍にある周辺部に、前記保持部における他の部分よりも疎水性である部分を有することを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の検査対象受体。
- 前記検査部は、前記流路の壁面近傍にある周辺部に、前記検査部における他の部分よりも突起間隔が小さい部分を有することを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の検査対象受体。
- 前記検査部は、前記流路の壁面近傍にある周辺部に、前記検査部における他の部分よりも疎水性である部分を有することを特徴とする請求項1〜14のいずれかに記載の検査対象受体。
- 前記検査部のうち、検査対象の移動方向における下流側は、上流側に比べて、突起間隔が小さいことを特徴とする請求項1〜15のいずれかに記載の検査対象受体。
- 前記保持部が備える突起部の形状が略円柱形状であることを特徴とする請求項1〜16のいずれかに記載の検査対象受体。
- 前記保持部は、親水性の表面を持つ材料にて形成されているか、或いは、前記保持部の一部又は全てに親水性処理が施されていることを特徴とする請求項1〜17のいずれかに記載の検査対象受体。
- 前記導入部は、親水性の表面を持つ材料にて形成されているか、或いは、前記導入部の一部又は全てに親水性処理が施されていることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の検査対象受体。
- 前記流路が溝であることを特徴とする請求項1〜19のいずれかに記載の検査対象受体。
- 前記導入部は、複数の突起部を、当該突起部の間に前記検査対象が毛細管現象により広がる間隔にて配置して成るピラー部、又は導入部における他の部分よりも疎水性である疎水部を備えるとともに、
前記導入部は、前記ピラー部又は疎水部により、前記導入部以外の流路に連通した甲領域と、前記ピラー部又は疎水部により、前記導入部以外の流路と隔てられた乙領域とに区分されることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の検査対象受体。 - 液状の対象物から所定の量を計り取る用途に用いられる分取装置であって、
前記対象物を一定の経路を経て移動させる流路と、
複数の突起部を、当該突起部の間に前記対象物が毛細管現象により広がる間隔にて前記流路に配置して成る保持部と、を備え、
前記流路は、下流部と、前記下流部から直角をなして分岐する上流部とを有し、
前記保持部は、前記上流部と前記下流部とに跨って設けられており、
前記分取装置は、所定の中心部を軸として回転するものであるとともに、
前記下流部は、前記回転における動径方向に設けられていることを特徴とする分取装置。 - 前記上流部に、前記対象物を導入する導入部を備えることを特徴とする請求項22記載の分取装置。
- 前記保持部の少なくとも一部が前記導入部内に張り出していることを特徴とする請求項23に記載の分取装置。
- 前記導入部は、前記導入部内に張り出した保持部により2つの領域に区分されるとともに、
前記2つの領域は、前記保持部の周辺に設けられた切り欠き部により連通していることを特徴とする請求項24に記載の分取装置。 - 前記突起部の形状が略円柱形状であることを特徴とする請求項22〜25のいずれかに記載の分取装置。
- 前記保持部は、親水性の表面を持つ材料にて形成されているか、或いは、前記保持部の一部又は全てに親水性処理が施されていることを特徴とする請求項22〜26のいずれかに記載の分取装置。
- 前記流路が溝であることを特徴とする請求項22〜27のいずれかに記載の分取装置。
- 請求項22〜28のいずれかに記載の分取装置を用いて液状の対象物から所定の量を計り取る分取方法であって、
前記対象物を前記保持部に接触させ、前記対象物を前記保持部の中に毛細管現象により広げる工程と、
前記保持部の中に広がった対象物に前記動径方向の駆動力を作用させ、前記保持部から取り出す工程と、を有することを特徴とする分取方法。 - 前記駆動力が遠心力であることを特徴とする請求項29記載の分取方法。
- 前記突起部の形状が略円柱形状であることを特徴とする請求項29又は30に記載の分取方法。
- 前記保持部は、親水性の表面を持つ材料にて形成されているか、或いは、前記保持部が備える突起部の表面が親水性処理を施されていることを特徴とする請求項29〜31のいずれかに記載の分取方法。
- 請求項1〜21のいずれかに記載の検査対象受体と、
前記検査対象が遠心力により前記流路に沿って流れるように、前記検査対象受体を回転させる回転部と、
前記回転部の動作を制御する制御部と、
を備える検査装置であって、
前記制御部は、液状の対象物を、前記検査部から、それよりも下流に廃液するときの前記検査対象受体の回転数R1を、前記液状の対象物を、前記検査部に導入するときの前記検査対象受体の回転数R2よりも大きくすることを特徴とする検査装置。
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