JP4645526B2 - 可変圧縮比内燃機関 - Google Patents
可変圧縮比内燃機関 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4645526B2 JP4645526B2 JP2006146863A JP2006146863A JP4645526B2 JP 4645526 B2 JP4645526 B2 JP 4645526B2 JP 2006146863 A JP2006146863 A JP 2006146863A JP 2006146863 A JP2006146863 A JP 2006146863A JP 4645526 B2 JP4645526 B2 JP 4645526B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compression ratio
- exhaust
- internal combustion
- combustion engine
- purification catalyst
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
- Exhaust Gas After Treatment (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
Description
前記内燃機関における燃焼室の天井面が形成されるとともに、前記クランクケースに相対移動可能に取り付けられたシリンダヘッドと、を備え、
前記クランクケースと前記シリンダヘッドとを、相対的に接近または離反させて前記燃焼室の容積を変更することにより、前記内燃機関の圧縮比を変更する可変圧縮比内燃機関であって、
前記クランクケースまたは前記クランクケースに対して相対移動しない部材に固定された排気浄化触媒と、
前記シリンダヘッドにおける排気ポートと前記排気浄化触媒とを連通するとともに、前記シリンダヘッドと前記クランクケースとの相対移動に応じて長さが変化することにより前記排気ポートから排出された排気を前記排気浄化触媒に導入可能とする伸縮排気通路と、
をさらに備えることを特徴とする。
前記固定排気管の他端と前記排気浄化触媒の前端部との距離は、前記内燃機関における圧縮比が前記始動時圧縮比である場合には、前記固定排気管から前記排気浄化触媒に導入される排気が前記排気浄化触媒の一部である所定の始動時排気通過領域を集中的に通過するように定められるようにしてもよい。
との差を低減し、排気浄化触媒の温度を適正に維持することができる。
示されるように、シリンダブロック3の両側下部に複数の隆起部が形成されており、この各隆起部にカム収納孔5が形成されている。カム収納孔5は、円形をしており、シリンダ2の軸方向に対して直角に、かつ複数のシリンダ2の配列方向に平行になるようにそれぞれ形成されている。カム収納孔5はすべて同一軸線上に位置している。そして、シリンダブロック3の両側のカム収納孔5の一対の軸線は平行である。
された状態で軸部9aに固定された正円形のカムプロフィールを有するカム部9bと、カム部9bと同一外形を有し軸部9aに対して回転可能に取り付けられた可動軸受部9cとを有し、カム軸9bと可動軸受部9cとが交互に配置されている。一対のカム軸9は鏡像の関係を有している。また、カム軸9の端部には、後述するギア10の取り付け部9dが形成されている。軸部9aの中心軸と取り付け部9dの中心とは偏心しており、カム部9bの中心と取り付け部9dの中心とは一致している。
ームギア11a、11bは単一のモータ12の一本の出力軸にとりつけられている。ウォームギア11a、11bは、互いに逆方向に回転する螺旋溝を有している。このため、モータ12を回転させると、一対のカム軸9は、ギア10を介して互いに逆方向に回転する。モータ12は、シリンダブロック3に固定されており、シリンダブロック3と一体的に移動する。
触媒が担持されることによって形成された触媒30aが格納されている。
が触媒コンバータ30に接続された蛇腹構造を有している。すなわち、圧縮比の変更に伴う上流側排気管25と触媒コンバータ30の接近および離反に伴って接続部26が軸方向に伸縮し、圧縮比に拘らず上流側排気管25から排出された排気を触媒コンバータ30に導入可能としている。なお、この接続部26の構造は、図4(a)に示すような蛇腹構造を有するものに限られない。例えば図4(b)に示すように、一端が上流側排気管25に接続され他端が触媒コンバータ30に接続され、両端の途中がスライド可能となるような構造を有していても良い。なお、上流側排気管25及び接続部26は、本実施例における伸縮排気通路を構成する。
様である。しかし、本実施例における排気系については、上流側排気管及び接続部の構成が実施例1において示したものと相違する。なお、この実施例は、特に冷間始動時において排気浄化触媒を早急に暖機し、排気エミッションを早急に向上させることができる技術を提供することも目的としている。
2・・・シリンダ
3・・・シリンダブロック
4・・・クランクケース
9・・・カム軸
10・・・ギア
11a、11b・・・ウォームギア
12・・・モータ
20・・・シリンダヘッド
21・・・吸気ポート
22・・・排気ポート
23・・・吸気弁
24・・・排気弁
25、35・・・上流側排気管
26、36・・・接続部
27・・・下流側排気管
28・・・固定部
30、40・・・触媒コンバータ
30a,40a・・・触媒
Claims (6)
- 内燃機関におけるクランク軸が組み付けられたクランクケースと、
前記内燃機関における燃焼室の天井面が形成されるとともに、前記クランクケースに相対移動可能に取り付けられたシリンダヘッドと、を備え、
前記クランクケースと前記シリンダヘッドとを、相対的に接近または離反させて前記燃焼室の容積を変更することにより、前記内燃機関の圧縮比を変更する可変圧縮比内燃機関であって、
前記クランクケースまたは前記クランクケースに対して相対移動しない部材に固定された排気浄化触媒と、
前記シリンダヘッドにおける排気ポートと前記排気浄化触媒とを連通するとともに、前記シリンダヘッドと前記クランクケースとの相対移動に応じて長さが変化することにより前記排気ポートから排出された排気を前記排気浄化触媒に導入可能とする伸縮排気通路と、
をさらに備えることを特徴とする可変圧縮比内燃機関。 - 前記内燃機関の冷間始動時には前記圧縮比を可変圧縮比範囲の高圧縮比側の所定の始動時圧縮比に設定することを特徴とする請求項1に記載の可変圧縮比内燃機関。
- 前記内燃機関の運転状態が所定の高負荷状態である場合には、前記圧縮比を可変圧縮比範囲の低圧縮比側の所定の高負荷時圧縮比に設定することを特徴とする請求項1に記載の可変圧縮比内燃機関。
- 前記伸縮排気通路には、前記シリンダヘッドまたは前記シリンダヘッドに対して相対移動しない部材に固定されるとともに一端が前記排気ポートと接続され、長さが一定の固定排気管が設けられ、
前記固定排気管の他端と前記排気浄化触媒の前端部との距離は、前記内燃機関における圧縮比が前記始動時圧縮比である場合には、前記固定排気管から前記排気浄化触媒に導入される排気が前記排気浄化触媒の一部である所定の始動時排気通過領域を集中的に通過するように定められたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の可変圧縮比内燃機関。 - 前記固定排気管の他端と前記排気浄化触媒の前端部との距離は、前記内燃機関における圧縮比が前記始動時圧縮比より低圧縮比側の所定の始動後圧縮比以下である場合には、前記固定排気管から前記排気浄化触媒に導入される排気が前記排気浄化触媒の略全域を通過するように定められたことを特徴とする請求項4に記載の可変圧縮比内燃機関。
- 前記排気浄化触媒は、前記始動時排気通過領域については、他の領域と比較して触媒のセル密度を高くしたことを特徴とする請求項4または5に記載の可変圧縮比内燃機関。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006146863A JP4645526B2 (ja) | 2006-05-26 | 2006-05-26 | 可変圧縮比内燃機関 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006146863A JP4645526B2 (ja) | 2006-05-26 | 2006-05-26 | 可変圧縮比内燃機関 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007315318A JP2007315318A (ja) | 2007-12-06 |
JP4645526B2 true JP4645526B2 (ja) | 2011-03-09 |
Family
ID=38849406
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006146863A Expired - Fee Related JP4645526B2 (ja) | 2006-05-26 | 2006-05-26 | 可変圧縮比内燃機関 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4645526B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102008001424A1 (de) * | 2008-04-28 | 2009-10-29 | Robert Bosch Gmbh | Optimierung und Aufrechterhaltung der katalytischen Aktivität insbesondere bei niedrigen Abgastemperaturen |
JP6015630B2 (ja) * | 2013-11-12 | 2016-10-26 | トヨタ自動車株式会社 | 可変圧縮比内燃機関 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58191322U (ja) * | 1982-06-14 | 1983-12-19 | 日産自動車株式会社 | 触媒装置 |
JPH05209535A (ja) * | 1992-01-31 | 1993-08-20 | Mazda Motor Corp | エンジンの排気系の配設構造 |
JP2002047925A (ja) * | 2000-08-02 | 2002-02-15 | Fuji Heavy Ind Ltd | 触媒コンバータ装置 |
JP2004278415A (ja) * | 2003-03-17 | 2004-10-07 | Toyota Motor Corp | 圧縮比を変更可能な内燃機関における運転開始時の制御 |
-
2006
- 2006-05-26 JP JP2006146863A patent/JP4645526B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58191322U (ja) * | 1982-06-14 | 1983-12-19 | 日産自動車株式会社 | 触媒装置 |
JPH05209535A (ja) * | 1992-01-31 | 1993-08-20 | Mazda Motor Corp | エンジンの排気系の配設構造 |
JP2002047925A (ja) * | 2000-08-02 | 2002-02-15 | Fuji Heavy Ind Ltd | 触媒コンバータ装置 |
JP2004278415A (ja) * | 2003-03-17 | 2004-10-07 | Toyota Motor Corp | 圧縮比を変更可能な内燃機関における運転開始時の制御 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007315318A (ja) | 2007-12-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4305477B2 (ja) | 火花点火式内燃機関 | |
JP4858618B2 (ja) | 火花点火式内燃機関 | |
JP4604922B2 (ja) | 可変圧縮比内燃機関 | |
JP4947007B2 (ja) | 過給機付き内燃機関 | |
JP2015522122A (ja) | 可変圧縮比ディーゼルエンジン | |
JP6285301B2 (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP4645526B2 (ja) | 可変圧縮比内燃機関 | |
JP2007224784A (ja) | 内燃機関用シリンダヘッド | |
RU2674833C2 (ru) | Нагнетатель системы волнового наддува | |
US20100300410A1 (en) | Variable stroke and compression ratio engine | |
JP2010048114A (ja) | 内燃機関の排気構造 | |
JP2008025491A (ja) | 内燃機関 | |
JP5088448B1 (ja) | 火花点火内燃機関 | |
JP2007211637A (ja) | 可変圧縮比内燃機関 | |
JP2005069181A (ja) | 可変圧縮比内燃機関 | |
JP2009167823A (ja) | 内燃機関の排気熱エネルギー回収装置 | |
JP5594153B2 (ja) | 火花点火式内燃機関 | |
JP5428928B2 (ja) | 火花点火式内燃機関 | |
JP6485368B2 (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
WO2013183643A1 (ja) | 内燃機関の排気装置 | |
JP5560975B2 (ja) | 火花点火式内燃機関 | |
JP5078627B2 (ja) | 車両用電源装置 | |
JP2006207563A (ja) | 可変圧縮比内燃機関 | |
JP4770359B2 (ja) | 可変圧縮比内燃機関 | |
JP2006046194A (ja) | 内燃機関の圧縮比制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090409 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101028 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20101109 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20101122 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131217 Year of fee payment: 3 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4645526 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131217 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |