JP4645409B2 - 炊飯器 - Google Patents

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Description

本発明は、炊飯中に100℃を超える温度の高温蒸気を供給する炊飯器に関するものである。
従来、この種の機器の構成は図5に示すようなものであった(例えば、特許文献1参照)。蒸気発生手段60と、発生した蒸気を高温蒸気に加熱する蒸気加熱手段61とを備え、鍋の開口部から鍋内に高温蒸気を投入する炊飯器である。
特開2003−144308号公報
しかしながら、このような従来の構成においては、ご飯の糊化を促進し、食味を向上させることが可能であるが、炊飯前に水タンクに別途水を投入する手間もかかってしまい、さらに水タンクを設ける必要があるので本体設置面積が大きくなるという課題があった。
本発明は前記従来の課題を解決するもので、炊飯前に水タンクに別途水を投入することなく炊飯中に鍋内に高温蒸気を投入することでご飯の糊化をさらに促進し、食味を向上させ、かつ水タンクを必要としないことで本体設置面積が小さくても済む炊飯器を提供することにある。
前記従来の課題を解決するために、蓋は、炊飯中に発生する蒸気の少なくとも一部を冷却する蒸気冷却部および冷却した蒸気を水として貯水する貯水部を有する蒸気筒と、貯水した水を気化させる蒸気発生部と、発生した蒸気を高温蒸気にする蒸気加熱部とを有し、前記貯水部と前記蒸気発生部は通封自在な通封手段を介して連通とした炊飯器である。
これにより、炊飯前に水タンクに別途水を投入することなく炊飯中に鍋内に高温蒸気を投入することでご飯の糊化をさらに促進し、食味を向上させ、かつ水タンクを必要としないことで本体設置面積が小さくすることができる。
本発明の炊飯器は、炊飯前に水タンクに別途水を投入することなく炊飯中に鍋内に高温蒸気を投入することでご飯の糊化をさらに促進し、食味を向上させ、かつ水タンクを必要としないことで本体設置面積が小さくても済む炊飯器を提供することにある。
第1の発明の炊飯器は、
本体と、前記本体に着脱自在に収納される鍋と、前記本体の上面を開閉自在に覆う蓋とを有し、前記蓋は、炊飯中に発生する蒸気の少なくとも一部を冷却する蒸気冷却部および前記冷却した蒸気を水として貯水する貯水部を有する蒸気筒と、前記貯水した水を気化させる蒸気発生部と、前記蒸気発生部が発生した蒸気を高温蒸気にする蒸気加熱部とを有し、前記貯水部と前記蒸気発生部は通封自在な通封手段を介して連通とし、前記通封手段は、炊き上げ工程および沸騰維持工程においては封鎖状態とし、むらし工程においては、一旦連通状態とした後に封鎖状態となるよう制御し、炊飯中に鍋内を加圧する加圧手段を有してむらし工程において加圧し、前記通封手段は前記加圧手段を兼用してなる炊飯器である。
これにより、炊飯中に発生する蒸気を蒸気冷却部で液化して貯水部に貯めることで、別途水タンクに水を投入することなく高温蒸気を発生させるための水を確保して、鍋内に高温蒸気を投入することでご飯の糊化をさらに促進し、食味を向上することができる。また、鍋の外部に設けた水タンクを必要としないことで本体設置面積が小さくても済む。
また、通封手段は、炊き上げ工程および沸騰維持工程においては封鎖状態とし、むらし工程においては、一旦連通状態とした後に封鎖状態となるよう制御した炊飯器とすることで、炊飯中に発生する蒸気を貯水部に貯水して高温蒸気を投入するための水を確保し、むらし工程において高温蒸気として鍋内に投入することでご飯の糊化をさらに促進し、食味を向上することができる。
また、炊飯中に鍋内を加圧する加圧手段を有し、むらし工程において加圧してなる炊飯器であり、圧力をかけることにより沸点が上昇するので100℃以上の高温蒸気で鍋内を
満たすことが可能となる。したがって、蒸気加熱部で高温にした蒸気をさらに高温の蒸気にすることができ、ご飯の糊化をより促進し、食味を向上させるものである。
更に、通封手段は加圧手段を兼用してなる炊飯器であり、別途加圧手段が必要ないので機器の構成を簡略化できる。
の発明は、特に第1の発明において、蒸気冷却部は金属で構成された部分を有する炊飯器であり、効率よく炊飯中に発生する蒸気を蒸気冷却部で液化することができるので貯水部により多くの水を溜めることができる。これにより、炊飯条件によって高温蒸気投入量を変えることができ、米質や季節、周囲温度等にあわせて高温蒸気を投入することで食味が向上する。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1における炊飯器について、図1を用いて説明する。
図1において、炊飯器1は、着脱自在に鍋2を収納するため、有底筒状の鍋収納部1aを有している。鍋収納部1aの底部には、鍋加熱手段として鍋2を誘導加熱する鍋加熱コイル3が設けられている。4は底温度センサーで、鍋2の底面2aと当接するよう構成されている。制御手段5は炊飯器1の動作を制御するものである。
また、蓋6が炊飯器1の後部のヒンジ部に設けたヒンジ軸(図示は省略)にて軸支され、鍋2の開口部を開閉自在に覆っている。
蓋6には、放熱板7が設けられている。放熱板7の一部分には内蓋17に臨む形で蒸気発生ヒーター8と蒸気加熱ヒーター9が設けてある。蒸気発生ヒーター(蒸気発生部)8と蒸気加熱ヒーター(蒸気加熱部)9にはヒーター(図示せず)が内蔵されている。ここで、蒸気発生ヒーター8と蒸気加熱ヒーター9は炊飯あるいは保温中に内蓋の結露を防止するヒーターとしても使用可能である。また放熱板7は放熱板蒸気口7aを有している。
蓋6には放熱板蒸気口7aと連通する蒸気筒10が設けられ、蒸気筒10の天面には金属製の冷却板(蒸気冷却部)10aと弁10bと凹状の貯水部10cと弁押し棒10dが設けられており、冷却板10aには蒸気筒蒸気口10eが設けられている。そして貯水部10cの底部には丸穴10fがあり通常弁10bは丸穴10f上に位置し、丸穴10fを塞いでいる。蓋には弁押し棒10dと対向する位置に弁開閉手段14を設けてある。そして弁開閉手段14の先端部14aは前後に稼動し、弁押し棒10dを介して弁10bを押す構造となっている。
弁10bは通常丸穴10f上にあって貯水部10cと内蓋貯水部17bと蒸気発生ヒーター8で構成される蒸気発生部の間を封鎖状態としている。弁10bが弁開閉手段14により弁押し棒10dを介して押されると、弁10bは丸穴10f上から移動し、貯水部10cと蒸気発生部は連通となる。この動作により弁開閉手段14と弁押し棒10dと弁10bと丸穴10fは貯水部10cと蒸気発生部の間の通封手段を構成している。
蓋6および蒸気筒10と放熱板の間は蒸気口パッキン15でシールされ、蒸気が蓋6内部に漏れ出すのを防止している。また放熱板7と鍋2のフランジ部2bの間に鍋パッキン16が設けてあり、蓋6の閉時に放熱板7と鍋2のフランジ部2bの間から蒸気が漏れ出すのを防止している。
内蓋17には内蓋蒸気口17aと内蓋貯水部17bと高温蒸気口17cと仕切りリブ17dが設けてある。内蓋17は鍋2のフランジ部2aに載置される形で放熱板7と鍋2の
内部空間2cの間にあって、内蓋パッキン18は内蓋17と放熱板7の間をシールし、内蓋17と放熱板7の間に蒸気の流れる空間を構成している。
以上のように構成された炊飯器について、以下その動作、作用を図2を元に説明する。図2(a)は一般的な炊飯工程を示す図で、図2(b)は一般的な炊飯工程における米の温度を示す図である。はじめに、一般的な炊飯工程は、図2(a)に示すように、主として、浸水工程A、炊き上げ工程B、沸騰維持工程C、むらし工程Dから成る。
浸水工程Aでは、計時手段(図示せず)の計時時間が第一の所定時間t1(通常20分前後)になるまで、底温度センサー4の検知温度Taが第一の所定温度T1(通常55℃前後)になるように制御手段5が鍋加熱コイル3を制御し、鍋加熱コイル3で鍋2を加熱するものである。浸水工程は、糊化温度よりも低温の水に米を浸し、予め米に吸水させておくことで、以降の工程において、米の中心部まで十分に糊化させるための工程である。また、本工程は、米に含まれるアミラーゼにより澱粉を分解しグルコースを生成させる工程でもあり、ここで、飯の甘味を生み出すのである。
次に、浸水工程A終了後、炊き上げ工程に移行する。炊き上げ工程Bでは、図2(a)に示すように、底温度センサー4の検知温度Taが第二の所定温度T2(水の沸点(通常100℃近傍))になるまで、鍋加熱コイル3が鍋2を加熱するものである。
なお、本工程では、底温度センサー4の検知温度により鍋加熱コイル3を制御したが、別途、鍋の開口部を覆う蓋6の温度を検知する蓋温度検知手段を設け、蓋温度検知手段の検知温度が所定温度に達するまで、鍋加熱コイル3が鍋2を加熱することもできる。
引き続き、炊き上げ工程B終了後、沸騰維持工程Cに移行する。沸騰維持工程Cでは、鍋2に水が有る間は、底温度センサー4の検知温度Taが、図2(a)に示すように、第二の所定温度T2(水の沸点(通常100℃近傍))で沸騰状態を維持するように制御手段5が鍋加熱コイル3を制御し、鍋加熱コイル3が鍋2を加熱する。そして、沸騰維持工程Cが経過していくと、鍋2内の水が蒸発して、鍋2内に水がなくなると、鍋2の温度が上昇する。底温度センサー4の検知温度Taが、第三の所定温度T3(水の沸点以上)に到達すると、鍋2内に水がなくなったと判断し工程の終了とする。この工程は、米澱粉を糊化させる工程であり、炊飯後の飯の糊化度は100%近くに達するが、この工程終了時には糊化度は50〜60%程度となる。
次に、むらし工程Dに進む。むらし工程Dでは、図2(a)に示すように、計時手段の計時時間が第二の所定時間t2(通常15分前後)になるまで、底温度センサー4の検知温度Taが第二の所定温度T2(通常100℃近傍)で維持するように制御手段5が鍋加熱コイル3を制御し、鍋加熱コイル3が鍋2を加熱する。むらし工程は沸騰維持工程に引き続き、米澱粉の糊化させる工程であり、むらし工程の開始時には糊化度は50〜60%程度であったものが、むらし工程終了時、すなわち、炊飯終了時には、糊化度は100%近くに達するのである。このことは、ご飯の糊化を促進するためにはむらし工程での温度管理が重要であることを示している。
このような炊飯工程を実行すると、底温度センサー4の検知温度Taが図2(a)に示すこととなり、鍋2内の温度Tb、すなわち、米の温度は図2(b)に示すように温度推移する。
引き続き、各工程での炊飯器1の動作を説明する。
炊飯を行う米とその米量に対応する水を鍋2に入れ、炊飯器1に収納する。炊飯開始ス
イッチ(図示せず)を使用者が操作すると、制御手段5が炊飯開始スイッチからよりの入力を受け、炊飯工程を実行する。底温度センサー4は鍋2の底面の温度を検知し、制御手段5へと信号を送る。底センサー4よりの信号に基づき、制御手段5は浸水、炊き上げ、むらしの各工程に大分された炊飯工程のそれぞれにおいて、鍋2の内部の水と米の状態が適正値として設定された温度や所定時間に維持されるよう、鍋加熱コイル3や蒸気発生ヒーター8や蒸気加熱ヒーター9への通電量を制御する。
まず、浸水工程では米の糊化が開始しない温度まで米と水の温度が上昇するように鍋加熱コイル4を通電し鍋2を発熱させる。加えて、蒸気発生ヒーター8および蒸気加熱ヒーター9より内蓋17を加熱し、鍋2の内部雰囲気温度を上昇させ、内部空間2c(米と水、あるいは飯と加熱板7の間の空間)にも熱を加える。浸水工程において、鍋2の米全体を目的の温度で均一に維持し、鍋2の米の吸水条件を均一に保つことがおいしいごはんを炊くために必要であるが、本実施の形態では鍋2の底面と鍋2の内部空間2bの両面から米と水を加熱するので、鍋加熱コイル4のみの加熱より、短時間でかつ均一に鍋2全体の温度が上昇させることができる。
次に、炊き上げ工程と沸騰維持工程では、鍋加熱コイル4で鍋2の底面を発熱させるとともに、蒸気発生ヒーター8および蒸気加熱ヒーター9で内蓋17を加熱し、鍋2全体を包み込むように加熱する。このとき、弁開閉手段14の先端部14aは弁押し棒10dと当接しておらず、弁10bは丸穴10f上にあって貯水部10cと蒸気発生部を封鎖状態にしている。炊き上げ工程と沸騰維持工程で鍋2から発生した蒸気は、内蓋蒸気口17aから放熱板蒸気口7aを通過し蒸気筒10内部に流入する。そして蒸気筒10内部から蒸気筒蒸気口10eを通過し外部へ放出されるが、蒸気筒天面に設けた冷却板10aは機体外部と接しているため100℃以下になっている。そのため冷却板10aに当接した蒸気は結露させることで液化し、冷却板10a下部にある貯水部10cに溜まる。ここで冷却板10aは金属であれば放熱性がいいので外部空気によって冷され易く、効率よく蒸気を結露させることができる。
最後に、むらし工程では鍋加熱コイル4が鍋2の底面の飯が乾燥したり焦げたりしない程度に鍋2の底面を発熱させる。そして、弁開閉手段14の先端部14aは弁押し棒10dを押し、弁10bは丸穴10f上から移動する。そのとき炊き上げおよび沸騰維持工程で貯水部10c溜まった水は内蓋貯水部17bへ滴下する。内蓋貯水部17bへ滴下した水は蒸気発生ヒーター8で加熱され、再び蒸気となる。内蓋貯水部17bと蒸気発生ヒーター8からなる蒸気発生部で発生した蒸気は蒸気加熱部たる蒸気加熱ヒーター9で加熱され高温蒸気となって高温蒸気口17cより鍋2の内部空間2cへ投入される。そして高温の蒸気を投入することでご飯の糊化をさらに促進され食味が向上する。ここで貯水部10cの水は比較的短時間で蒸気発生部へ滴下するので、滴下後は再び通封手段を封鎖状態すれば蒸気発生部で発生した蒸気は全量が蒸気加熱ヒーター9へ当接し、効率よく鍋2へ蒸気を投入することができる。
上記のように、本実施の形態によれば炊飯中の蒸気を効率よく回収し、かつ回収した蒸気を効率よく再び鍋内に高温蒸気として投入できる。すなわち炊飯前に水タンクに別途水を投入することなく炊飯中に鍋内に高温蒸気を投入することでご飯の糊化をさらに促進し、食味を向上させ、かつ水タンクを必要としないことで本体設置面積が小さくても済む炊飯器を提供することが可能になる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2における炊飯器について、図3を用いて説明する。
図3において、蓋26には、放熱板27が設けられている。放熱板27の一部分には内
蓋37に臨む形で蒸気発生ヒーター28と蒸気加熱ヒーター29が設けてある。蒸気発生ヒーター28と蒸気加熱ヒーター29にヒーター(図示せず)が内蔵されている。ここで、蒸気発生ヒーター28と蒸気加熱ヒーター29は炊飯あるいは保温中に内蓋の結露を防止するヒーターとしても使用可能である。また放熱板27は放熱板蒸気口27aを有している。蓋26には放熱板蒸気口27aと連通する蒸気筒部30が設けられ、蒸気筒部30の天面には金属製の冷却板30aと弁30bと凹状の貯水部30cが設けられており、冷却板30aには蒸気筒蒸気口30eが設けられている。
そして貯水部30cの底部には丸穴30fがあり通常弁30bは丸穴30f上に位置し、丸穴30fを塞いでいる。蓋26には弁開閉手段34を設けてある。そして弁開閉手段34の先端部34aは前後に稼動し、弁30bを押す構造となっている。弁30bは通常丸穴30f上にあって貯水部と内蓋貯水部37bと蒸気発生ヒーター8で構成される蒸気発生部の間を封鎖状態としている。弁30bが弁開閉手段34に押されると、弁30bは丸穴30f上から移動し、貯水部30cと蒸気発生部は連通となる。この動作により弁開閉手段34と弁30bと丸穴30fは貯水部30cと蒸気発生部の間の通封手段を構成している。
蓋26と放熱板27の間は蒸気口パッキン35でシールされ、蒸気が蓋26内部に漏れ出すのを防止している。また放熱板27と鍋22のフランジ部22bの間に鍋パッキン36が設けてあり、蓋26の閉時に放熱板27と鍋22のフランジ部22bの間から蒸気が漏れ出すのを防止している。内蓋37には内蓋蒸気口37aと内蓋貯水部37bが設けてある。内蓋37は鍋22のフランジ部22aに載置される形で放熱板27と鍋22の内部空間22cの間にある。その他の構成は実施の形態1と同様である。
以上のように構成された炊飯器について、以下その動作、作用を説明する。
炊き上げ工程と沸騰維持工程では、鍋加熱コイルで鍋22の底面を発熱させるとともに、蒸気発生ヒーター28と蒸気加熱ヒーター29で放熱板27を加熱し、鍋22全体を包み込むように加熱する。
このとき、弁30bは丸穴30f上にあって貯水部30cと蒸気発生部を封鎖状態とすれば、加圧状態にて炊飯ができ、弁30bを丸穴30f上から移動させれば加圧しない状態で炊飯できる。このことは米質やメニューに応じて加圧自在に炊飯を可能にし、米質やメニューに応じて最適な炊き上がり状態を実現可能とする。
炊き上げ工程と沸騰維持工程で鍋2から発生した蒸気は、内蓋蒸気口37aから放熱板蒸気口27aを通過し蒸気筒30内部に流入する。ここで、弁30bが封鎖状態であったとしても、鍋内部の圧力によって弁30bはわずかに移動し蒸気は蒸気筒30内部へと流入することができる。そして蒸気筒30内部から蒸気筒蒸気口30eを通過し外部へ放出されるが、蒸気筒天面に設けた冷却板30aは機体外部と接しているため100℃以下になっている。そのため冷却板30aに当接した蒸気は結露させることで液化し、冷却板30a下部にある貯水部30cに溜まる。ここで冷却板30aは金属であれば放熱性がいいので外部空気によって冷され易く、効率よく蒸気を結露させることができる。また、もし弁30bが連通状態もしくは貯水部30cに溜まった水が内蓋37上に滴下したとしても、内蓋貯水部37bへ溜まる。
最後に、むらし工程では鍋加熱コイルが鍋22の底面の飯が乾燥したり焦げたりしない程度に鍋22の底面を発熱させる。そして、むらし工程の最初に弁開閉手段34の先端部34aは30bを押し、弁30bは丸穴30f上から移動する。そのとき炊き上げおよび沸騰維持工程で貯水部30c溜まった水は内蓋貯水部37bへ滴下する。滴下後は再び
通封手段を封鎖状態とする。貯水部30cの水は短時間のうちに内蓋貯水部37bへ滴下する。
内蓋貯水部37bへ滴下した水は蒸気発生ヒーター28で加熱され、再び蒸気となる。内蓋貯水部37bと蒸気発生ヒーター28からなる蒸気発生部で発生した蒸気は蒸気加熱部たる蒸気加熱ヒーター29で加熱され高温蒸気となって内蓋蒸気口37aより鍋22の内部空間22cへ投入される。通封手段の封鎖後は弁30bによる加圧で鍋22の内部空間22cは大気圧より高圧な状態となる。そのため、蒸気発生手段で発生した蒸気の温度は100℃より高温の状態となりより高温の蒸気を鍋22の内部空間へ投入可能となる。したがって、蒸気加熱部で高温にした蒸気をさらに高温の蒸気にすることができ、ご飯の糊化をより促進し、食味を向上することができる。併せて別途加圧手段の必要もなく機器の構成が簡略化できる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3における炊飯器について、図4を用いて説明する。
図4において、蓋46には、放熱板47が設けられている。放熱板47の一部分には内蓋57に臨む形で蒸気発生ヒーター48と蒸気加熱ヒーター49が設けてある。蒸気発生ヒーター48と蒸気加熱ヒーター49にヒーター(図示せず)が内蔵されている。ここで、蒸気発生ヒーター48と蒸気加熱ヒーター49は炊飯あるいは保温中に内蓋の結露を防止するヒーターとしても使用可能である。また放熱板47は放熱板蒸気口47aと放熱板貯水部47bを有している。
蓋46には放熱板蒸気口47aと連通する蒸気筒部50が設けられ、蒸気筒部50の天面には金属製の冷却板50aと弁50bと凹状の貯水部50cが設けられており、冷却板50aには蒸気筒蒸気口50eが設けられている。
そして貯水部50cの底部には丸穴50fがあり通常弁50bは丸穴50f上に位置し、丸穴50fを塞いでいる。蓋56には弁開閉手段54を設けてある。そして弁開閉手段54の先端部54aは前後に稼動し、弁50bを押す構造となっている。弁50bは通常丸穴50f上にあって貯水部50cと放熱板貯水部47bの間を封鎖状態としている。弁50bが弁開閉手段54に押されると、弁50bは丸穴50f上から移動し、貯水部50cと放熱板貯水部47bは連通となる。この動作により弁開閉手段54と弁50bと丸穴50fは貯水部50cと放熱板貯水部47bの間の通封手段を構成している。
そして放熱板47には通水口47cと通水弁47dが設けてある。通水口47と通水弁47dの間には若干の隙間が設けてあり、放熱板貯水部47bと蒸気発生空間59は連通状態となっている。そのため放熱板貯水部47bへたまった水は通水口47cを通過し、通水口47cと通水弁47dの若干の隙間から内蓋貯水部57b上へ滴下する。
内蓋貯水部57bに貯まった水が蒸気発生ヒーター48により蒸気へと気化した場合には、気化による蒸気圧によって通水弁47は上方へと押し上げられ、通水口47cと通水弁47dの若干の隙間はなくなることにより、蒸気発生空間59と放熱板貯水部47bは封鎖状態となる。
蓋46と放熱板47の間は蒸気口パッキン55でシールされ、蒸気が蓋46内部に漏れ出すのを防止している。また放熱板47と鍋42のフランジ部42bの間に鍋パッキン56が設けてあり、蓋46の閉時に放熱板47と鍋42のフランジ部42bの間から蒸気が漏れ出すのを防止している。内蓋57には内蓋蒸気口57aと内蓋貯水部57bと高温蒸気口57cが設けてある。内蓋57は鍋42のフランジ部42aに載置される形で放熱板
47と鍋42の内部空間42cの間にある。そして内蓋パッキン58は内蓋57と放熱板47の一部分をシールし、蒸気発生空間59を構成している。その他の構成は実施の形態1と同様である。
以上のように構成された炊飯器について、以下その動作、作用を説明する。
炊き上げ工程と沸騰維持工程では、鍋加熱コイルで鍋42の底面を発熱させるとともに、蒸気発生ヒーター48と蒸気加熱ヒーター49で放熱板47を加熱し、鍋42全体を包み込むように加熱する。このとき、弁50bは丸穴50f上にあって貯水部50cと蒸気発生部を封鎖状態とすれば、加圧状態にて炊飯ができ、弁50bを丸穴50f上から移動させれば加圧しない状態で炊飯できる。このことは米質やメニューに応じて加圧自在に炊飯を可能にし、米質やメニューに応じて最適な炊き上がり状態を実現可能とする。
炊き上げ工程と沸騰維持工程で鍋2から発生した蒸気は、内蓋蒸気口57aから放熱板蒸気口47aを通過し蒸気筒50内部に流入する。ここで、弁50bが封鎖状態であったとしても、鍋内部の圧力によって弁50bはわずかに移動し蒸気は蒸気筒50内部へと流入することができる。そして蒸気筒50内部から蒸気筒蒸気口50eを通過し外部へ放出されるが、蒸気筒天面に設けた冷却板50aは機体外部と接しているため100℃以下になっている。そのため冷却板50aに当接した蒸気は結露させることで液化し、冷却板50a下部にある貯水部50cに溜まる。ここで冷却板50aは金属であれば放熱性がいいので外部空気によって冷され易く、効率よく蒸気を結露させることができる。また、もし弁50bが連通状態もしくは貯水部50cに溜まった水が放熱板貯水部47b上に滴下したとしても、内蓋貯水部57bへ溜まる。
最後に、むらし工程では鍋加熱コイルが鍋42の底面の飯が乾燥したり焦げたりしない程度に鍋42の底面を発熱させる。そして、むらし工程の最初に弁開閉手段54の先端部54aは弁50bを押し、弁50bは丸穴50f上から移動する。そのとき炊き上げおよび沸騰維持工程で貯水部30c溜まった水は内蓋貯水部57bへ滴下する。滴下後は再び通封手段を封鎖状態とする。貯水部50cの水は短時間のうちに内蓋貯水部57bへ滴下する。内蓋貯水部57bへ滴下した水は蒸気発生ヒーター48で加熱され、再び蒸気となる。蒸気発生空間59の圧力は鍋42の内部空間42cおよび放熱板貯水部47bよりも高くなっており、そのため通水弁47dは圧力により上方へ押し上げられ、蒸気発生空間59と放熱板貯水部47bを封鎖状態とする。よって内蓋貯水部57bと蒸気発生ヒーター48からなる蒸気発生部で発生した蒸気は蒸気加熱部たる蒸気加熱ヒーター49で加熱され高温蒸気となって内蓋蒸気口57cより鍋42の内部空間42cへ投入される。通封手段の封鎖後は弁50bによる加圧で鍋42の内部空間42cは大気圧より高圧な状態となる。そのため、蒸気発生手段で発生した蒸気の温度は100℃より高温の状態となりより高温の蒸気を鍋42の内部空間へ投入可能となる。くわえて蒸気発生部で発生した高温蒸気のすべてを鍋42の内部空間42cへ投入することができ、効率よく高温蒸気を鍋42へ送り込むことができる。したがって、蒸気加熱部で高温にした蒸気をさらに高温の蒸気にすることができ、ご飯の糊化をより促進し、食味を向上することができる。併せて別途加圧手段の必要もなく機器の構成が簡略化できる。
以上のように、本発明にかかる炊飯器は、炊飯前に水タンクに別途水を投入することなく炊飯中に鍋内に高温蒸気を投入することでご飯の糊化をさらに促進し、食味を向上させ、かつ水タンクを必要としないことで本体設置面積が小さくても済む炊飯器を提供することができる。
本発明の実施の形態1の炊飯器の断面図 (a)一般的な炊飯工程を示す図(b)一般的な炊飯工程における米の温度を示す図 本発明の実施の形態2の炊飯器の断面図 本発明の実施の形態3の炊飯器の断面図 従来の炊飯器の断面図
1 炊飯器本体
2 鍋
6 蓋
8 蒸気発生ヒーター(蒸気発生部)
9 蒸気加熱ヒーター(蒸気加熱部)
10 蒸気筒
10a 冷却板(蒸気冷却部)
10b 弁
10c 貯水部
10d 弁押し棒
10f 丸穴
14 弁開閉手段
17b 内蓋貯水部
30b 弁

Claims (2)

  1. 本体と、前記本体に着脱自在に収納される鍋と、前記本体の上面を開閉自在に覆う蓋とを有し、前記蓋は、炊飯中に発生する蒸気の少なくとも一部を冷却する蒸気冷却部および前記冷却した蒸気を水として貯水する貯水部を有する蒸気筒と、前記貯水した水を気化させる蒸気発生部と、前記蒸気発生部が発生した蒸気を高温蒸気にする蒸気加熱部とを有し、前記貯水部と前記蒸気発生部は通封自在な通封手段を介して連通とし、前記通封手段は、炊き上げ工程および沸騰維持工程においては封鎖状態とし、むらし工程においては、一旦連通状態とした後に封鎖状態となるよう制御し、炊飯中に鍋内を加圧する加圧手段を有してむらし工程において加圧し、前記通封手段は前記加圧手段を兼用してなる炊飯器。
  2. 前記蒸気冷却部は金属で構成された部分を有する請求項1記載の炊飯器。
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