JP4644675B2 - 通信装置に関するack/nackの判定の信頼性 - Google Patents

通信装置に関するack/nackの判定の信頼性 Download PDF

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Description

本発明は、概して、無線通信装置に関し、特にメッセージ肯定応答受信の際の信頼性に関する。
例えば、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)またはcdma2000のようなUMTS地上無線アクセス・ネットワーク(UTRAN)のための第三世代パートナーシップ・プロジェックト(3GPP2)規格の次世代用に提案されたユニバーサル移動体通信システム(UMTS)の場合には、移動局(MS)のようなユーザ装置(UE)は、地理的領域内に分散している複数の基地局サブシステム(BSS)のうちの任意の1つ以上と通信する。移動局は、通常、セルラ通信装置である。各BSSは、同じ拡散符号を有するが、異なるコード位相オフセットを含むダウンリンク物理制御(パイロット)チャネル信号を連続的に送信する。位相オフセットにより、パイロット信号を相互に区別することができ、これにより基地局を区別することができる。以下の説明においては、BSSのパイロット信号は、単にパイロットと呼ぶ。MSはパイロットを監視し、パイロットの受信エネルギーを測定する。
WCDMAシステムの場合には、MSとBSSとの間の通信用に多数の状態およびチャネルが存在する。例えば、トラヒック状態に関する移動局制御の場合には、BSSは、順方向リンクの順方向トラヒック・チャネルを通してMSと通信し、MSは、逆方向リンクの逆方向トラヒック・チャネルを通してBSSと通信する。呼出し中、MSは、絶えず4組のパイロットを監視し、維持しなければならない。4組のパイロットは、一括してパイロット・セットと呼ばれ、アクティブ・セット、候補セット、近隣セット(Neighbor Set)および残りのセットを含む。
アクティブ・セットは、MSに割り当てられた順方向トラヒック・チャネルと関連するパイロットを含む。このセットは、このセットに関連するパイロットが、すべて、MSのソフト・ハンドオフ領域内に位置するという点で能動的である。候補セットは、現在アクティブ・セット内に位置していないが、関連する順方向トラヒック・チャネルを、うまく復調することができることを示す十分な強度を有するMSにより受信したパイロットを含む。近隣セットは、現在アクティブ・セットまたは候補セット内に位置していないが、ハンドオフのための候補になるかもしれないパイロットを含む。残りのセットは、近隣セット、候補セット、およびアクティブ・セット内のパイロットを除く、現在のWCDMA周波数割当て上の現在のシステム内のすべての可能なパイロットを含む。
通常、BSSは、多数のセクタに分割されている有効範囲にサービスを提供する。各セクタは、BSSに内蔵されている複数の基地トランシーバ局(BTS)のうちの1つ以上によりサービスの提供を受ける。MSが第1のBTSからサービスの提供を受けている場合には、MSは絶えずしきい値よりも十分強力なパイロットを探して、近隣のBTSのパイロット・チャネルを探索する。MSは、パイロット強度測定メッセージにより、第1のサービスを提供しているBTSにこのイベントを送る。MSが、第1のBTSによりサービスの提供を受けている第1のセクタから、第2のBTSによりサービスの提供を受ける第2のセクタに移動すると、通信システムは、いくつかのパイロットを候補セットからアクティブ・セットに昇格させ、近隣セットから候補セットに昇格させる。サービスを提供しているBTSは、ハンドオフ指示メッセージ(Handoff Direction Message)によりMSにこの昇格を通知する。その後で、前のBTSとの通信を終了する前に、アクティブ・セットに追加された新しいBTSと通信をスタートするMSに対して、「ソフト・ハンドオフ」が行われる。
逆方向リンクの場合には、通常、アクティブ・セット内の各BTSは、別々に、MSから受信した各フレームまたはパケットを復調し、復号する。次に、各BTSの復号したフレーム間で調停を行うのは、WCDMA用語を使用する無線ネットワーク制御装置(RNC)とも呼ばれる、通常基地局サイト制御装置(BSC)内に位置する交換局または選択分配ユニット(SDU)までの間である。このようなソフト・ハンドオフ動作は、いくつかの利点を有する。性質上、この機能は、ユーザがあるセクタから隣接するセクタに移動した場合に、BTS間のハンドオフを改善し、信頼性を高くする。量的にいえば、ソフト・ハンドオフは、WCDMAシステムの容量/有効範囲を改善する。しかし、データ転送(帯域幅)に対する要求の量が増大すると、いくつかの問題が起こる場合がある。
データ・レートの増大について予想される要求を満たすために、いくつかの第三世代規格が提案されてきた。これらの規格のうちの少なくともあるものは、システム要素間の同期通信をサポートするが、他の規格のうちの少なくともあるものは、非同期通信をサポートする。同期通信をサポートする規格の少なくとも1つの例としては、cdma2000がある。非同期通信をサポートする規格の少なくとも1つの例としてはWCDMAがある。
同期通信をサポートしているシステムは、場合によっては、ハンドオーバ探索の探索時間を短縮することができ、利用度を改善することができ、位置発見計算の時間を短縮することができるが、同期通信をサポートしているシステムの場合には、一般的に、基地局を時間的に同期させなければならない。基地局を同期させるために使用するこのような1つの通常の方法は、全地球測位システム(GPS)受信機の使用を含む。このGPS受信機は、基地局と地球の周囲の軌道内に位置する1つまたは複数の衛星との間の見通し送信(line of sight transmission)に依存する基地局と同じ場所に位置する。しかし、ビルまたはトンネル内に位置する基地局、または地下に位置する基地局は、いつでも見通し送信を行うことができるわけではないので、場合によっては、基地局の時間的同期をいつでも容易に行うことができるとは限らない。
しかし、非同期送信は、それ自身の問題のセットを含んでいる。例えば、個々の加入者による自律スケジューリングをサポートしている環境内のアップリンク送信のタイミングの性質は、非常に散発的なものおよび/またはランダムなものである場合がある。トラヒック量が少ない場合には、アップリンク送信の自律スケジューリングは、あまり問題を起こさない。何故なら、複数の加入者が同時に送信しているデータからのデータの衝突(すなわち、オーバラップ)が起こる可能性が低いからである。さらに、衝突が起きた場合、任意の再送信に対するニーズを満たすために使用することができる予備の帯域幅が存在する。しかし、トラヒック量が増大するにつれて、データの衝突(オーバラップ)の可能性も増大する。任意の再送信に対するニーズもそれにつれて増大し、増大した再送信量をサポートするための予備の帯域幅の利用度もそれに応じて低減する。それ故、スケジューリング制御装置による明示のスケジューリングを導入すると有利な場合がある。
しかし、明示のスケジューリングを使用しても、非同期通信のスタート時間およびストップ時間がズレると、より詳細に説明すると、同期していない各基地局に対する、いくつかのアップリンク送信セグメントのスタート時間およびストップ時間に対するスタート時間およびストップ時間がズレると、さらにギャップおよびオーバラップが起こる恐れがある。ギャップは、加入者が送信を行っていない時間の長さに対応する。オーバラップは、複数の加入者が同時に送信している時間の長さに対応する。ギャップもオーバラップも、使用できる帯域幅の使用および正確な通信の管理が効率的でないことを示している。
例えば、図1は、従来技術の通信システム100のブロック図である。通信システム100は、cdma2000システムまたはWCDMAシステムであってもよい。通信システム100は、複数のセル(図では7つ)を含む。各セルは3つのセクタ(a、bおよびc)に分割される。各セル内に位置するBSS101〜107は、そのセル内に位置する各移動局に通信サービスを提供する。各BSS101〜107は、複数のBTSを含んでいて、これらBTSは、BSSからサービスの提供を受けているセルのセクタ内に位置する移動局に対して無線でインタフェースとしての働きをする。通信システム100は、さらに、各BSSと結合している無線ネットワーク制御装置(RNC)110およびRNCに結合しているゲートウェイ112を含む。ゲートウェイ112は、通信システム100と、公衆交換電話網(PSTN)またはインターネットのような外部ネットワークとの間でインタフェースとしての働きをする。
MS114のようなMSとBSS101のようなMSにサービスを提供するBSSとの間の通信リンクの品質は、通常、時間の経過により、またMSの移動により変化する。その結果、MS114とBSS101との間の通信リンクが劣化すると、通信システム100は、ソフト・ハンドオフ(SHO)手順を行い、それによりMS114をその品質が劣化した第1の通信リンクから、他の品質がもっと高い通信リンクにハンドオフすることができる。例えば、図1に示すように、セル1のセクタbにサービスを提供しているBTSからサービスを受けているMS114は、セル3のセクタcおよびセル4のセクタaと3方向ソフト・ハンドオフを行っている。MSに同時にサービスを提供しているセクタに関連するBTS、すなわち、セクタ1−b、3−cおよび4−aに関連するBTSは、この業界ではMSのアクティブ・セットと呼ばれる。通信システム100は、また、メッセージ肯定応答/否定応答(ACK/NACK)手順を行い、それにより能動BTSは、MS114に、その最後のメッセージを正しく受信しなかったので、再送信または他の適当な行動が必要であることを知らせることができる。
図2を参照すると、この図は、通信システム100が行う通信手順を示す。図2は、通信システム100の階層構造のブロック図である。図2に示すように、RNC110は、ARQ機能210、スケジューラ212およびソフト・ハンドオフ(SHO)機能214を含む。図2は、さらに、複数のBTS201〜207も示す。各BTSは、対応するBSS101〜107とBSSからサービスを受けているセクタ内に位置するMSとの間で無線インタフェースとしての働きをする。
ソフト・ハンドオフを行う場合、MS114のアクティブ・セット内の各BTS201、203、204は、各通信チャネル221、223、224の逆方向リンクを通して、MS114から送信を受信する。アクティブ・セット201、203および204は、SHO機能214により決まる。MS114から送信を受信した場合、各アクティブ・セットBTS201、203、204は、関連するフレーム品質情報と一緒に、受信した無線フレームの内容を復調し、復号する。
この時点で、各アクティブ・セットBTS201、203、204は、関連するフレーム品質情報と一緒に、復調し、復号した無線フレームをRNC110に送る。RNC110は、アクティブ・セット内の各BTS201、203、204から、関連するフレーム品質情報と一緒に、復調し、復号した無線フレームを受信し、フレーム品質情報に基づいて最善のフレームを選択する。次に、RNC110のスケジューラ212およびARQ機能210は、アクティブ・セット内の各BTS201、203、204へ同じ予めフォーマットした無線フレームとして配信される制御チャネル情報を生成する。別の方法としては、MSが位置する現在のセルのBTS(BTS202)は、それ自身のスケジューラを含み、スケジューリング情報をMSに提供する場合に、RNC110をバイパスすることができる。次に、アクティブ・セットBTS201、203、204は、順方向リンクを通して予めフォーマットした無線フレームを同報する。次に、MS114は、どの伝送速度を使用すべきかを判定するために制御チャネル情報を使用する。さらに、ARQ機能は、BTSがMSからの前のメッセージを正しく受信したかどうかを知らせるためにBTSが使用するACK/NACKチャネルと関連する。
スケジューリング機能により、移動局(MS)は、アクティブ・セット基地トランシーバ局(BTS)への強化逆方向リンク送信に対応する制御情報を送ることができ、BTSは制御機能を行うことができる。SHO領域内のMSは、MSが複数のアクティブ・セットBTSから受信する複数のスケジューリング割当から、最善のトランスポート・フォーマットに対応するスケジューリング割当およびトランスポートに関連する情報(TFRI)を選択することができる。その結果、アップリンク・チャネルを、BTS間の任意の明示の通信を行わないで、SHO中にスケジューリングすることができる。いずれの場合も、どの伝送速度を使用すべきかを判定するために、スケジューラは、制御チャネル情報と一緒にMS114が使用するデータ・レートを制限する。
UMTSシステムのために提案されたように、MSは、逆方向リンクの増大したデータ・レート有効範囲を達成するために、強化アップリンク専用トランスポート・チャネル(EUDCH)を使用することができる。MSは、MSのところのローカルな測定値およびUTRAN速度制限が提供する情報に基づいて、強化アップリンクのために使用するデータ・レートを判定しなければならない。さらに、逆方向リンク上のスループットをもっと高くするために、通信システム100のような通信システムは、間違った情報の再送信、およびこの業界では周知の適応変調および符号化(AMC)を含むハイブリッド自動再送要求(H−ARQ)のような技術を適合している。
適応変調および符号化(AMC)は、変調および順方向誤り訂正(FEC)符号化スキームを、各ユーザまたは通信システムからサービスを受けているMSの平均チャネル状態に一致させるための柔軟性を与える。AMCは、BTSに近接していることによる有利なチャネル品質または他の地理的利点を有するユーザに対して平均データ・レートの大幅な増大を約束する。AMCを使用しない場合の100kbpsと比較すると、AMCを使用する強化GSMシステムのデータ・レートは、384kbpsになる。同様に、5MHzCDMAシステムのダウンリンクおよびアップリンクのAMCを通してのピーク・データ・レートは、それぞれ10Mbpsおよび2Mbpsになる。AMCを使用しない場合のデータ・レートは、通常2Mbpsおよび384kbpsである。
AMCは、いくつかの欠点を有する。AMCは測定誤差および遅延の影響を受けやすい。適当な変調を選択するために、スケジューラ212のようなスケジューラは、チャネルの品質に注意しなければならない。チャネル推定値に誤差があると、スケジューラは、正しくないデータ・レートを選択することになり、大きすぎる電力で送信してシステム容量を無駄にするか、低すぎる電力で送信してブロック誤り率を大きくする。チャネル測定値を報告する際に遅れがあった場合も、移動チャネルが絶えず変化するために、チャネル品質推定値の信頼性が低くなる。測定の遅れを克服するために、チャネル測定報告の頻度を増大することができる。しかし、測定報告の頻度を増大すると、そうでない場合にはデータを送るために使用することができるシステム容量を消費することになる。
ハイブリッドARQは、暗黙のリンク適応技術である。この場合、AMCにおいては、変調および符号化フォーマットを設定するために明示のC/I測定値または類似の測定値が使用され、H−ARQにおいては、再送信決定のためにリンク層肯定応答が使用される。H−ARQを実施するために、チェース結合、速度互換パンクチャド・ターボ符号、および増分冗長性のような多くの技術が開発されてきた。増分冗長性、またはH−ARQタイプIIは、全符号化パケットの簡単な再送信を送信する代わりに、復号の最初の試みが失敗した場合に、追加の冗長情報が徐々に増大して送信されるH−ARQ技術の実施である。
H−ARQタイプIIIも、増分冗長性ARQスキームの分類に属する。しかし、H−ARQタイプIIIを使用すると、各再送信が自分で復号することができるようになり、この点がH−ARQタイプIIとは異なる。チェース結合(1つの冗長性バージョンを含むH−ARQタイプIIIとも呼ばれる)は、送信機による同じ符号化したデータ・パケットの再送信を含む。受信機のところのデコーダは、受信したSNRにより加重した送信パケットの複数のコピーを結合する。それ故、ダイバーシティ(時間)利得および(IRだけに対する)符号化利得は、各再送信の後で入手される。複数の冗長性を含むH−ARQタイプIIIの場合には、各再送信の際に異なるパンクチュア・ビットが使用される。種々のH−ARQスキームの実施方法の詳細は、当業者にとって周知のものであるので本明細書では説明しない。
AMCと結合したH−ARQは、システム容量を潜在的に2倍/3倍にすることにより、ユーザのスループットを大幅に増大する。実際、ハイブリッドARQは、符号化速度を増大し、チャネルに一致するようにデータ・レートを効果的に低減する冗長性の追加的増大を送信することによりチャネルに適合する。ハイブリッドARQは、チャネルの推定値に依存するばかりでなく、ARQプロトコルにより送信したエラーにも依存する。
強化アップリンク専用チャネルにおいては、スケジューラにより移動局がスケジューリングされるか、または移動局は、自律モードで送信することができる。BTSは、メッセージに応じてACK/NACK表示を移動局に送信する。ACK(肯定応答した)表示は、メッセージを正しく受信したことを肯定応答する。NACK(肯定応答しなかった)表示は、メッセージを正しく受信しなかったので、MSはメッセージをBTSに再送信する必要があることを示す。そうしたい場合で、BTSから応答がない場合には、MSはそれをNACKであると見なすことができる。
達成することができる最大スループットを劣化させる多数のエラー・ケースが発生する恐れがある。何故なら、エラーは、一般的に同じデータの再送信を必要とするからである。さらに、移動局がACKと見なしている、BTSが送信したNACKのエラー・ケースが非常に困った状態をもたらす場合がある。この場合、ACKを認識するやいなや、移動局が、そのバッファからデータ・パケットをフラッシュすると、ストリーミング・アプリケーションの場合には、このデータは永久に失われる。しかし、非ストリーミング・アプリケーションにおいてさえ、このタイプのエラーは、システム・スループットにマイナスの衝撃を与える。何故なら、受信機被駆動層状マルチキャスト輻輳制御(RLC)再送信がトリガされ、または最悪の場合でも、トランスポート制御プロトコル(TCP)のスロー・スタートがトリガされるからである。これら両方のトリガは、データ・スループットに重大な影響を与える。さらに、BTSからダウンリンク上で他のスケジューリング割当メッセージを受信した場合には、移動局は、その時点で前の送信とは異なる内容を含む異なるアップリンク・データ送信を送信し、次に、BTSは、ARQ動作中にこのデータを前のデータに対応するそのソフト・バッファ内の情報と間違ってソフト結合し、そのため、この新しいパケットの送信の成功も影響を受ける。それ故、アップリンクで良好なデータのスループットを確実に改善するためには、この問題を解決することが重要である。もう1つのエラーの場合、BTSは、移動局がNACKであると判定したACKを送信することができる。MSは、もちろん、BTSのところですでに受信に成功した同じデータを再送信することができる。また、この再送信により全システム・スループットが低減する。
それ故、ACK/NACK情報の判定の信頼性を向上し、それにより、ソフト・ハンドオフ(SHO)を使用した場合および使用しない場合の両方で、ACKをNACKであると間違って判定し、NACKをACKであると間違って判定する問題を解決する新しい技術の開発が待望されている。より詳細に説明すると、マクロ選択ダイバーシティの利益が得られるように、MSとアクティブ・セットBTSとの間で情報のフィードバックができる技術を確立すると有利である。
新規なものと考える本発明の特徴については、添付の特許請求の範囲に詳細に説明してある。類似の要素には類似の参照番号がついている数枚の図からなる添付の図面を参照しながら下記の説明を読めば、他の目的および利点と一緒に本発明を最もよく理解することができる。
本発明は、ACK/NACK情報の判定の信頼性を強化し、それによりソフト・ハンドオフ(SHO)を使用する場合および使用しない場合の両方で、ACKをNACKと誤って判定し、NACKをACKと誤って判定する問題を解決するための方法を提供する。この方法は、BTSから通信装置(MS)へのスケジューリング割当メッセージ内のチャネルの品質、および「予想した新しいデータ」のインジケータを使用する新規な技術により行われる。この技術を使用すれば、マクロ選択ダイバーシティの利益を入手できるように、MSとアクティブ・セットBTS間のフィードバック情報を設定することができる。
通常、本発明は、アクティブ・セット基地トランシーバ局(BTS)への強化逆方向リンク送信のデータ・スループットを改善するために、移動局(MS)がHARQ ACK/NACK符号化情報を提供することができるようにすることにより、アクティブ・セット・ハンドオフおよびスケジューリング機能をサポートする。本発明を使用すれば、適応変調および符号化(AMC)、ハイブリッドARQ(HARQ)、およびARQ遅延が少ない高速スケジューリングにより、強化逆方向リンク・チャネルをもっと効率的に実施することができる。HARQ、AMC、アクティブ・セット・ハンドオフおよびスケジューリング機能は、好適には、移動局(MS)がアクティブ・セット基地トランシーバ局(BTS)に、強化逆方向リンク送信に対応する制御情報を送ることができるようにし、またBTSが制御機能を行うことができるようにすることにより、分散してサポートすることが好ましい。時間および信号対雑音比(SNR)をベースとするHARQフラッシュ機能は、ソフト・ハンドオフ(SHO)中BTSのところでサポートされ、スループットを最大にするために強化逆方向リンクまたはアップリンク、チャネル用のスケジューリング、HARQ、AMC機能をサポートするために、効率的な制御チャネル構造を提供し、SHO領域中のMSが、複数のアクティブ・セットBTSからMSが受信する複数のスケジューリング割当から、最善のトランスポート・フォーマットおよびリソースに関連する情報(TFRI)に対応する、スケジューリング割当を選択することができるようにする。その結果、BTS間で任意の明示の通信を行わないで、HARQおよびAMCをサポートしながら、SHO中強化アップリンク・チャネルをスケジューリングすることができる。
図3〜図5を参照すれば、本発明をもっとよく説明することができる。図5は、本発明のある実施形態による通信システム1000のブロック図である。好適には、通信システム1000は、複数の通信チャネルを含む、cdma2000または広帯域CDMA(WCDMA)通信システムのような符号分割多元接続(CDMA)通信システムであることが好ましい。通常の当業者であれば、通信システム1000は、移動通信用グローバル・システム(GSM)通信システム、時分割多元接続(TDMA)通信システム、周波数分割多元接続(FDMA)通信システム、または直交周波数分割多元接続(OFDM)通信システムのような種々の無線通信システムのうちの任意のシステムにより動作することができることを理解することができるだろう。
通信システム100と同様に、通信システム1000は複数のセル(図では7つ)を含む。各セルは、複数のセクタ(図では各セルに対して3つ、セクタa、bおよびc)に分割されている。各セル内に位置する基地局サブシステム(BSS)1001〜1007は、そのセル内に位置する各移動局に通信サービスを提供する。各BSS1001〜1007は、本明細書においては、基地トランシーバ局(BTS)とも呼ぶ複数の基地局、またはBSSによりサービスの提供を受けているセルのセクタ内に位置する移動局に対して無線でインタフェースとしての働きをするノードBを含む。通信システム1000は、さらに、好適には、3GPP TSG UTRAN Iubインタフェースを通して、およびRNCと結合しているゲートウェイ1012を通して、各BSSに結合している無線ネットワーク制御装置(RNC)1010を含む。ゲートウェイ1012は、公衆交換電話網(PSTN)またはインターネットのような外部ネットワークを含む通信システム1000に対してインタフェースとしての働きをする。
ここで図3および図5を参照すると、通信システム1000は、さらに、少なくとも1つの移動局(MS)1014を含む。MS1014は、セルラーホン、携帯電話、無線電話、またはパーソナル・コンピュータ(PC)またはラップトップ・コンピュータのようなデータ端末装置(DTE)と関連する無線モデムのような任意のタイプの無線ユーザ装置(UE)であってもよい。MS1014は、MSと関連するアクティブ・セット内に位置する複数のBTSによりサービスの提供を受ける。MS1014は、順方向リンク(BTSからMSへ)および逆方向リンク(MSからBTSへ)を含むエア・インタフェースを介して、通信システム1000内の各BTSと無線で通信する。各順方向リンクは、ACK/NACKチャネル、ページング・チャネルおよびトラヒック・チャネルを含む複数の順方向リンク制御チャネルを含む。各逆方向リンクは、複数の逆方向リンク制御チャネル、ページング・チャネルおよびトラヒック・チャネルを含む。しかし、従来技術の通信システムとは異なり、通信システム1000の各逆方向リンクは、さらに、もう1つのトラヒック・チャネル、すなわち、サブフレーム単位で動的に変調および符号化、および復調および復号することができるデータを送信することができるようにすることにより、高速データ・トランスポートを容易にする強化アップリンク専用トランスポート・チャネル(EUDCH)を含む。
動作中、図4は、MS1014のような通信システム1000のMSと、MSのアクティブ・セット内に位置する複数の各BTS、すなわち、BTS301、303および304との間の通信の交換を示すメッセージの流れ図400である。MS1014は、周知の固定変調および符号化率およびトランスポート・ブロック・サイズで、第1の逆方向リンク制御チャネル406により、各アクティブ・セットBTS301、303、304にスケジューリング情報402を送る。第1の逆方向リンク制御チャネルに対する対応する符号割当は、準静的に行われる。好適には、MS1014は、MSの対応するデータ・キューが空である場合には、制御情報を送らないことが好ましい。
各アクティブ・セットBTS301、303、304は、第1の逆方向リンク制御チャネル406を介して、BTSによりサービスの提供を受けているMS1014からスケジューリング情報402を受信する。スケジューリング情報402は、MSのデータ・キュー状況および電力状況を含むことができる。BTSからサービスの提供を受けている各MSから受信したスケジューリング情報402に基づいて、それぞれがサービスを提供している、またはアクティブ・セットBTS301、303、304は、各スケジューリング送信間隔410中に、BTSによりサービスの提供を受けているMSのうちの1つ以上、すなわち、MS1014をスケジューリングする。
各アクティブ・セットBTS301、303、304は、BTSからサービスの提供を受けている各MS1014に対する最大許容電力限界目標または制限を判定するために、逆方向リンク干渉レベル、MSスケジューリング情報402および電力制御情報を使用する。電力限界は、現在のDPCCH電力レベルとMSがサポートする最大電力レベルとの間の違いである。パイロットは、自動周波数制御、同期、および電力制御のような復調のために使用する逆方向リンク・チャネルである。例えば、WCDMAシステムの場合には、このチャネルはDPCCHと呼ばれる。DPCCH電力に対する最大EUDCHの比の目標も判定することができる。
スケジューリングするMS(例えば、MS1014)を選択した場合には、各アクティブ・セットBTS301、303、304は、スケジューリング割当418を、第1の順方向リンク制御チャネル426上のMS1014のような選択したMSに送る。第1の順方向リンク制御チャネル426は、図4の10msフレーム・フォーマットを使用することができる。このフォーマットは、スケジューリング割当418、テール・ビットおよびCRCを含む。別の方法としては、第1の順方向リンク制御チャネル426のフレーム・サイズは、2msのフレーム・フォーマットを使用することができる。第1の順方向リンク制御チャネル426は、待ち時間が長くなるのを避けるために千鳥状になっている。スケジューリング割当418は、最大許容「電力限界」制限または目標、および第1の順方向リンク制御チャネル426を使用する次の10msの送信間隔に対する2msのサブフレーム間隔のような許容EUDCHサブフレーム送信間隔のマップからなる。
図5を参照すると、通信システム1000は、MS1014が、その品質劣化した第1のエア・インタフェースから、もう1つのもっと高い品質のエア・インタフェースにハンドオフすることができるソフト・ハンドオフ(SHO)手順を含む。例えば、図5に示すように、セル1のセクタbにサービスを提供しているBTSによりサービスの提供を受けているMS1014は、セル3のセクタcおよびセル4のセクタaと3方向でソフト・ハンドオフを行っている。MSに同時にサービスを提供しているセクタと関連するBTS、すなわち、セクタ1−b、3−cおよび4−aと関連するBTSは、MSのアクティブ・セットである。すなわち、MS1014は、MSにサービスを提供しているセクタ1−b、3−c、および4−aと関連するBTS301、303、304とソフト・ハンドオフ(SHO)を行っている。これらBTSは、MSのアクティブ・セットである。本明細書で使用する場合には、アクティブ・セットBTSおよびサービスを提供しているBTSのような、「アクティブ・セット」および「サービスを提供している」という用語は、同じ意味を持ち、両方とも、関連するMSのアクティブ・セット内に位置するBTSを意味する。さらに、図3および図5では、BTS301、303、304は、1つのMSだけにサービスを提供しているが、当業者であれば、各BTS301〜307は、複数のMSを同時にスケジューリングし、サービスを提供することができることを理解することができるだろう。すなわち、各BTS301〜307は、同時に複数のアクティブ・セットのメンバーになることができる。
図3は、本発明のある実施形態による通信システム1000のネットワーク・アーキテクチャ300である。図3に示すように、通信システムは、複数のBTS301〜307を含む。各BTSは、対応するBSS1001〜1007と、BTSによりサービスの提供を受けているセクタ内に位置するMSとの間で無線インタフェースとしての働きをする。好適には、スケジューリング機能316、ARQ機能314およびSHO機能318を各BTS301〜307に分散することが好ましい。RNC1010は、MS1014のような通信システム1000によりサービスの提供を受けている各MSのアクティブ・セットのメンバーを定義することにより移動の管理を行い、マルチキャスト/マルチ受信グループの協調を行う。通信システム1000の各MSの場合には、インターネット・プロトコル(IP)パケットが、MSのアクティブ・セットの各BTS、すなわち、MS1014のアクティブ・セット内のBTS301、303、304に直接マルチキャストされる。
好適には、通信システム1000の各BTS301〜307は、SHO機能の少なくとも一部を行うSHO機能318を含むことが好ましい。例えば、MS1014のアクティブ・セットの各BTS301、303、304のSHO機能318は、フレーム選択および新しいデータ・インジケータの信号方式のようなSHO機能を行う。各BTS301〜307は、別の方法としては、RNC110内に常駐することができるスケジューラまたはスケジューリング機能を含むことができる。BTSスケジューリングにより、MS1014に関するBTS301、303、304のような各アクティブ・セットBTSは、MSがBTSに送信したスケジューリング情報、およびBTSのところで測定したローカル干渉およびSNR情報に基づいて、他のアクティブ・セットBTSと通信しないでも、関連するMS1014のスケジューリングを選択することができる。BTS301〜307にスケジューリング機能306を分散させることにより、通信システム1000内のEUDCHのアクティブ・セットをハンドオフする必要がなくなる。通信システム100のRNC110内にも常駐している機能であるARQ機能314およびAMC機能も、通信システム1000のBTS301〜307に分散することができる。その結果、特定のハイブリッドARQチャネルにより送信したデータ・ブロックを、アクティブ・セットBTSによりうまく復号することができた場合、BTSは、RNC1010によるACKを送るようにとの指示を待たないで、ソースMS(例えば、MS1014)にACKを送ることにより復号に成功したことを肯定応答する。
各アクティブ・セットBTS301、303、304が、各EUDCHフレームを復号することができるようにするために、MS1014は、各アクティブ・セットBTSに、EUDCHフレームに関連して、MS1014から変調および符号化情報、増分冗長バージョン情報、HARQ状態情報、およびトランスポート・ブロック・サイズ情報を送る。これらの情報は、包括的に、トランスポート・フォーマットおよびリソース関連情報(TFRI)と呼ばれる。TFRIは、速度および変調符号化情報およびH−ARQ状態を定義するだけである。MS1014は、TFRIを符号化し、それをEUDCHと同じフレーム間隔で送信する。
例えば、当業者であれば周知のように、逆方向リンク通信中、MS1114は、複数のBTS301、303、304にフレームを送信する。フレームの構造は、(a)BTSに現在のフレームを前に記憶しているフレームと結合する時期、または現在のバッファをフラッシュする時期を表示するフラッシュ・ビット、(b)データ、(c)フレームの復号に成功したかどうか(すなわち、フレームが何らかのエラーを含んでいたかどうか)を示す巡回冗長検査(CRC)ビット、および(d)チャネル・デコーダ・メモリをフラッシュするためのテール・ビットを含む。フレームが内蔵している情報は、本明細書においては、ソフト情報と呼ばれる。BTSは、H−ARQスキームにより複数の再送信からのフレームを結合することができる。MS1114も、以下に説明するように、補足的な信頼性ビットを送信することができる。
MS1114からフレームを受信した後で、BTS301、303、304は、フレームを処理して、順方向制御チャネルを通してフレームが何らかのエラーを含んでいたかどうか(ACK/NACK)をMS1114に送信する。この時点において、すべてのBTSがフレームがエラーを含んでいると送信した場合には、MS1114は、BTSに、再送信したフレームを元の記憶しているフレームと結合するように指示するためにセットされたFビットと一緒にすべてのBTSに同じフレームを再送信する。BTSのうちの1つだけが、フレームがエラーを含んでいると送信した場合、またはどのBTSもフレームがエラーを含んでいるとの送信を行わなかった場合、MS1114は、すべてのBTSに、メモリから前のフレームを消去し、前のフレームを現在のフレームと結合しないように指示するようにセットされたFビットと一緒に、すべてのBTSに次のフレームを送信する。これによりリソースが無駄になる。さらに、MSは個々の非スケジューリングBTSをアドレスすることはできず、スケジューリングBTSだけをアドレスすることができるだけである。何故なら、MSは、他の非スケジューリング・アクティブ・セットBTSからのどのコード・チャネルを聴取したらよいのかを知らないからである。さらに、移動局は、BTSからのNACK表示をACKと間違って解釈したり、その逆を行う場合がある。本発明を使用すれば、これらの問題を解決することができる。
より詳細に説明すると、本発明は、通信装置に関するACK/NACKの判定の信頼性のための方法を含む。より詳細に説明すると、本発明は、ACK/NACK情報と一緒に使用するメッセージの受諾性の補足インジケータを提供する。第1の実施形態の場合には、補足インジケータは、BTSから以降のスケジューリング割当メッセージ(SAM)により送信される予測した新しいデータ(NDE)インジケータである。この実施形態の場合には、ACK/NACKチャネル上でACK/NACK情報を受信した後で、MSは、以降のSAMでNDEを受信するまでそのバッファ内のデータをフラッシュしない。ACK/NACK情報およびNDEインジケータの両方を結合することにより、移動局は、前の送信の成功に関してもっと信頼性の高い結論を出すことができる。
ソフト・ハンドオフ内で動作できる本発明の第2の実施形態の場合には、MSはメッセージの受諾性の補足インジケータのために、各アクティブ・セットBTSからのダウンリンク・パイロット信号レベルを使用する。ダウンリンク・パイロット信号レベルは、ダウンリンク・チャネル品質を推定するために使用することができる。品質が良い場合には、受信したACKメッセージが正しい可能性が高い。別の方法としては、MSは、特定のBTSに対するACK/NACKのチャネルの信頼性を判定するために、ダウンリンク送信電力制御(TPC)コマンド情報(アップリンクを通してアクティブ・セットBTSに送られる)を使用することができる。例えば、MSがスケジューリングBTSからNACKを受信し、非スケジューリングBTSからACKを受信した場合には、MSは上記情報に関するその最終判定をベースとすることができる。
好適には、前の送信が成功したと判定した後で、新しいパケットに対応するアップリンクでデータを送信する場合には、MSは、トランスポート・フォーマット関連情報TFRI(アップリンク・データ・チャネルにより送信したデータの復号を助けるために、制御チャネルにより送信した速度情報)内の新しいデータ・インジケータ(NDI)ビットを設定することができる。そのため、前の送信に対してNACKを送信したBTSは、新しいパケットのデータ・ビットを前のパケットに対応するソフト決定ビットと間違ってソフト結合しない。1つのBTS(SHO内に位置していない)が表示を送信した(他のBTSのACK/NACKチャネル上でエネルギーが検出されず、それ故NACKを意味している)場合でも、移動局はダウンリンクのチャネルの品質についてのACK/NACKのその決定をベースとすることができることに留意されたい。SHOにおいては、TFRIチャネルによりアップリンク内で移動局が送った「新しいデータ・インジケータ」ビットと一緒に、ACK/NACKチャネルの信頼性を改善するために、上記技術を組合わせて使用することができる。
強化アップリンク用のBTSのところでハイブリッドARQにより、高速で明示のおよび自律スケジューリングを可能にするためには、効率層1信号送信が必要になる。アップリンク・ハイブリッドARQを動作可能にするために、肯定応答した/肯定応答しなかった(ACK/NACK)フィードバック・コード・チャネルを使用することができる。ACK/NACK情報を受信するには、どのダウンリンク・コード・チャネルを聴取すべきかを、スケジューリングBTSがMSに知らせる。別の方法としては、ACK/NACK情報を、BTSからMSへのSAMで符号化することができる。明示モードの場合、アクティブ・セットのBTSは、各移動局に、強化アップリンク・チャネルによりデータを送信する機会を記述する専用スケジューリング割当メッセージ(SAM)を送信する。スケジューリング割当は、10msおよび2msの長さのフレームにより送信することができる。当然他の長さのフレームも使用することができるが、3GPPにおいては、10msまたは2msの長さのフレームがより頻繁に使用される。10msのスケジューリング割当メッセージの場合には、前に受信した送信のACK/NACKの表示を提供するための追加のビットのための十分な余裕がある。さらに、ACK/NACK情報の信頼性を十分高くするために、CRC保護を使用することができる。しかし、10msのSAMメッセージは、その長さのために最新の無線状況に依存することができない。しかし、後者は重要ではない。何故なら、MSが、アップリンク速度を判定するために、SAMメッセージ内の電力限界情報のほかに、電力制御情報を使用する必要がある場合があるからである。スケジューリングしたMSの無線条件が改善され、BTSが符号分割多重(CDM)の十分な数のMSをスケジューリングしなかった場合、依然としてスループットが低減し、それにより、2人以上のユーザに、残りのノイズの増大限界を使用するために、同じ時間内に送信の機会が同時に割り当てられる恐れがある。また、10msの場合には、SAMメッセージが喪失し、そのため送信機会の完全な10msの価値の喪失によりリソースが無駄になる場合、潜在的に全体のスループットが低減するという他の欠点が生じることに留意されたい。
SAMメッセージのために2msの長さのフレームを使用した場合には、BTSは、移動局のところの無線条件の変化に迅速に対応することができ、上向きのフェージングの場合にそれをスケジュールすることができる。この場合、2ms間のダウンリンク・スケジューリング割当チャネル上で使用できるビットの数が不十分であったために、移動局のアップリンク・データ送信の成功または不成功の場合の移動局への表示を提供するためには、別々のACK/NACKチャネルを使用すると有利である。ACK/NACK情報自身のCRC情報がないために(この場合、ACK/NACKは、移動局によるパイロット・エネルギーの単なる検出である)、移動局がACK/NACKの判定を間違える恐れがある。しかし、2ビットのACK/NACKフィールドを含む2msのSAMメッセージ(それ自身CRCを有する)上のピギー・バッキングACK/NACK情報により、依然としてCRC保護を2msのSAMにより行うことができる。
別々のコード・チャネルで、ACK/NACKを送信すると多くの利点がある。2msの間隔の場合、コヒーレントなBPSKは非常に信頼性が高い。SHOのCRCを使用しないですむように反復を使用する。すなわち、SAMの反復は使用することができない。しかし、ACK/NACKの反復を使用することにより、移動局が最小のエラーで情報を受信することを確認することができる。非同期HARQのためのSAMの使用とACK/NACKの使用との間には、逆相関がある。何故なら、通常、不連続フレーム・スケジューリングが予想されるからである。すなわち、簡単なACK/NACK表示を送信するだけのことなら、誰ももっと長いSAMメッセージを送信したいとは思わない。より詳細に説明すると、ユーザを再度スケジューリングすることはできないし、以降のSAMを受信することもできない。同様に、結合SAMおよびACK/NACKの内蔵オーバヘッドは、非スケジューリングBTSにとって特に重要である。例えば、スケジューリングされていない場合でも、ACK/NACKがSAMと結合している場合には、ACK/NACK表示を送りたいだけの非スケジューリングBTSは、現在のSAMメッセージを送る必要がある。さらに、ACK/NACKが、SAM上でピギー・バックされる場合には、HARQチャネル当たりもっと多くのACK/NACKビットが必要になる。
さらに、SHOにおいては、複数のBTSがアップリンク・データを受信し、ACK/NACK表示を送ることができる。BTSは、移動局に、このACK/NACK表示の後にスケジューリング割当メッセージを送ることもできるし、送らないこともできる。この場合、移動局が、ACK/NACKのその決定のベースとなるのは、どのBTSのACK/NACKチャネルであるかを判定するのを助ける機構を備えていると有利である。この場合、スケジューリングBTSがNACKを送信したが、移動局が他の非スケジューリングBTSからACKを受信した場合には、移動局は間違った判定をする恐れがある。
本発明の場合には、移動局は、BTSからのACK/NACK表示を受信した場合、直ちにそのバッファをフラッシュしてはならない。本発明は、さらに、他のコード・チャネルにより送信したスケジューリング割当メッセージに、1ビットの「予想した新しいデータ」インジケータを追加し、移動局は、(それに前のSAMメッセージを送った)BTSが、新しい情報または前の送信の再送信を予想しているかどうかを判定するためにこれを読まなければならない。移動局がスケジューリング割当メッセージで、「予想した新しいデータ」インジケータを受信した場合には、BTSが実際に前のパケットの受信に成功したと高い信頼性で判定することができ、次に、移動局は、そのバッファからこのパケットをフラッシュすることができる。「予想した新しいデータ」インジケータは、スケジューリング割当メッセージ内に含まれていて、そのためCRC保護を有することができ、それ故、間違える可能性が少なくなる。さらに、スケジューリング割当メッセージを読むまで、(パケット)送信(ソフト・ビットとして記憶されない)を記憶しなければならないので、移動局上のメモリ要件は増大しないことに留意されたい。移動局がBTSからACKを受信し、それをNACKと判定した場合(より可能性が高い誤り条件)、この機構も役に立つことに留意されたい。
SHOで動作する本発明のもう1つの実施形態の場合には、移動局は、特定のBTSに対するACK/NACKチャネルの信頼性を判定するために、各アクティブ・セットBTSからのダウンリンク・パイロット信号レベル(例えば、ダウンリンク・チャネル品質)を使用しなければならないし、または等価的に(アクティブ・セットBTSへのアップリンクにより送信された)ダウンリンクTPCコマンド情報を使用しなければならない。移動局が、スケジューリングBTSからNACKを受信し、非スケジューリングBTSからACKを受信した場合には、移動局は、その最後の判定を上記情報に基づいて行うことができる。前の送信が成功したことを確認した後で、新しいパケットに対応するアップリンク内でデータを送信した場合には、移動局は、TFRI(アップリンク・データ・チャネルにより送信したデータの復号を助けるために、制御チャネルにより送信した速度情報)内の「新しいデータ・インジケータ」ビットを設定する。そのため、前の送信に対してNACKを送信したBTSは、新しいパケットのデータ・ビットを前のパケットに対応するソフト決定ビットと間違ってソフト結合しない。1つのBTSが、表示を送信し(他のBTSのACK/NACKチャネル上でエネルギーが検出されず、NACKを意味する)場合でも、移動局は、ACK/NACKのその決定を、ダウンリンクのチャネル品質をベースにして行うことができる。
SHOにおいては、結合している上記機構が、TFRIチャネル上のアップリンク内の移動局が送信した「新しいデータ・インジケータ」ビットと一緒に、ACK/NACKチャネルの信頼性を改善する。
好ましい実施形態の場合には、移動局がNACKの最終判定を行った場合には、移動局は、他のSAMメッセージを受信するために待機し、(SAMをまだ受信していないで、そのため「予想した新しいデータ」インジケータを受信していない場合には)時間T1が経過した後で、データをフラッシュして(その判定が間違っていたと結論するか)、または(T1と等しくてもよい)時間T2の間にSAMメッセージを受信しなかった場合には、自律モードへ戻り、パケットを再度送信する。SAMメッセージを受信していないということは、また、BTSがパケットの受信に成功し、(時間T1の間にSAMを受信しなかった場合には)判定プロセス中に入力としてBTSを使用するための表示としての働きをすることに留意されたい。タイマT1およびT2は、このチャネルにマッピングされるサービスおよび予想されるサービスの品質に基づいて、ネットワークが判定するタイマであってもよい。T1が時間切れになる前に、移動局が同じBTSからSAMメッセージを受信しないで、他のBTSからSAMメッセージを受信した場合には、移動局は、他のパケットを送信するために異なるHARQチャネル識別を単に選択し、T1が時間切れになっても、すでに説明したように前のパケットに対する行動を継続して行うことができる。それ故、データ転送はストップしない。
NDE(予想した新しいデータ・インジケータ)は、2回、すなわち、ACK/NACKチャネル上で1回、後でNDEビットと呼ばれるSAMチャネル上で1回、ACK/NACKビットを送信した場合のものと同じでないことに留意されたい。これにより、NDE(本当は、この場合、ACK/NACKビット)だけが送信され、ACK/NACKおよびNDEの両方が送信されない場合には、非スケジューリングBTSは、SAMチャネルを送信しなくてもよい。すなわち、非スケジューリングBTSが、NDEと一緒にSAMを送信しなかった場合、およびACK/NACKを送信しなかった場合には、マクロ選択ダイバーシティ利益を利用することはできない。また、すでに説明したように、NDEが存在していてもいなくても、別々のACK/NACKチャネルおよびSAMチャネルを使用するとかなり有利である。同様にすでに説明したNDEおよびACK/NACKの両方を使用することにより、信頼性がさらに改善される。
本発明は、ACK/NACK表示に対する信頼性をさらに高めるために、遅延フラッシュ技術を使用するアップリンク・データ送信に対応する。また、SHOの場合(または表示を提供する1つのBTSの場合ですら)ACK/NACKを判定するための新しい技術を提供する。この技術は、また、移動局が送信したACK/NACK表示の信頼性を判定するために、アップリンク・チャネル品質情報を使用することにより、BTSのHSDPAで使用することができる。
本発明は、いくつかの新規な態様を含む。そのうちのいくつかを以下に示す。最初に、本発明の場合には、移動局は、ACK/NACKチャネルを読んでもすぐそのバッファをフラッシュしてはならない。第二に、本発明は、ACK/NACK表示の信頼性を改善するために、ダウンリンク・スケジューリング割当メッセージ内で「予想した新しいデータ」インジケータを提供する。第三に、本発明は、ACK/NACK表示を判定するために、ダウンリンク・チャネル品質(パイロット・ビット、電力制御コマンド情報)を使用することができる。第四に、本発明は、後でSAMを受信しない場合の行動を判定するためにタイマの使用を含む。
図6〜図13は、従来技術と比較した場合の本発明の動作を示す図面である。それぞれの場合、データ・チャネル上でのユーザの分散型スケジューリングは、スループットを確実に最大にするために、信頼性の高いACK/NACK判定を必要とする。ACKをNACKと読み間違える、およびNACKをACKと読み間違えるというような読み間違いをすると、かなりのマイナスの影響がある。NACKをACKと読み間違えた場合の影響はかなり大きい。何故なら、データが永久に喪失するか、または上部層のトランスポート・プロトコルの再送信のためにトランスポートが遅れる恐れがあるからである。また、ACKをNACKと読み間違えた場合には、送信が無駄になり、そのためスループットが低減する。下記の例の場合には、「新しいデータ・インジケータ」(NDI)ビットは、上記F(フラッシュ)ビットに対応する。NDIビットは、フリップ機能を有し、NDIは、MSからBTSへの送信および受信に成功した各パケットに対する状態を(0から1または1から0に)変える。
図6を参照すると、この図は、BTSが、MSからのデータを正しく受信したことを示すACK(肯定応答)を送る現在の状況を示す。しかし、MSはこのACKをNACKと読み間違える。この例の場合には、最初の行において、MSは、BTSが受信に成功し、ACK/NACKチャネルによりMSにACKを送信した前のパケット(この場合は、NDI=0を含む)を送信した。MSは、前のパケットの送信を終了するACK表示を正しく受信する。次に、MSは、新しいパケットを送信する準備をする。第2の行に示すように、NDIビットは、(この例の場合0から1に)フリップした状態であり、データはNDIビットと一緒にBTSに送られる。NDIビットのフリップは、BTSにこれが新しいデータであることを示す。この場合、BTSはデータを正しく受信せず、それをNACKとして表示する。MSは、またNACKを正しく受信し、データを再送信する準備をする。それ故、第3の行においては、NDIビットはフリップしていない(すなわち、NDIビットは1のままであり、BTSに同じデータを送信中であることを示す)。この場合、BTSは、そのデータを正しく受信し、そのことをACKで示す。しかし、MSはエラーを含んでいて、ACKをNACKと読み間違える。その後で、第4の行において、NDIビットはフリップしないで(すなわち、NDIビットは1のままであり、BTSに同じデータが送信中であることを示し)、ACKが正しく送信され、受信されるまでデータが再送信される。この場合、リソースおよびスループットが無駄に使用される。何故なら、BTSはすでにデータを正しく受信しているからである。
本発明は、BTSがMSに送信した「予想した新しいデータ」(NDE)インジケータを内蔵させることによりこの問題を解決する。NDEは、図7および図8のところで説明するように、BTSからのACK信号に相互に関連するが、BTSからのSAM内に含まれているために(対角線の矢印で示すように)遅れている。SAMは、ACK/NACKチャネルから時間tだけ遅れている。MSは、この時点で、SAMを受信し、BTSがデータを正しく受信したことを確認できるまで、そのバッファ内の前のパケットを保持する。この例の場合には、第1の行においてもう一度、MSは、BTSが受信に成功し、ACK/NACKチャネルによりMSにACKを送った前のパケットを送信している。さらに、この場合、BTSは、また、データを正しく受信したことの補足表示である1というNDEを送信する。MSがACK表示を正しく受信しても、MSは、また、BTSが現在新しいデータを予想していることを示す1というNDEインジケータを受信する(すなわち、前のパケットは正しく受信された)。これにより、前のパケットの送信が終了する。次に、MSは、新しいデータ・パケットの送信のための準備をする(ステップ600)。第2の行に示すように、NDIビットは、フリップした状態にあり(ステップ602)(この例の場合には、0から1に)、データはNDIビットと一緒にBTSに送信される(ステップ604)。NDIビットのフリップは、BTSにこれが新しいデータであることを示す。この場合、BTSはデータを正しく受信しない(ステップ606)。このことは、NACKとして表示され(ステップ612)、データが正しく受信されなかったこと、および新しいデータが予想されていないこと(すなわち、前の古いデータの再送信が予想されていること)を示す0というNDEを送信する。この行においては、MSは、また、NACKを確認する(SAMにより)後で送信されたNDEと一緒にNACKを正しく読む(ステップ614)。ACK/NACKおよびNDEが一致しなかった場合には、以下に説明するように、票決手順(ステップ616)が使用される。この場合、NACKとNDE=0との間で合意が行われるので、MSはデータを再送信する(ステップ604)。それ故、第3の行においては、NDIビットはフリップしない(すなわち、1のままであり、BTSに同じデータが送信中であることを示す)。この場合、BTSは、再送信したデータを正しく受信し(ステップ606)、そのことをACK608および1というNDEを送信することにより示す。しかし、MSはエラーを含んでいて、ACKをNACKと読み間違える(ステップ610)が、NDEを正しく受信する。次に、MSは、読み間違えたNACKまたはNDE=1の信頼性について票決しなければならない(ステップ620)。NDEは、CRCチェックを含むSAMで送信され、ACK/NACKチャネルは、CRCチェックを含んでいないので、MSは、NDE=1の方が信頼性が高いと判定し(ステップ622)、読み間違えたNACKを無視して、新しいパケットを送信する準備をする(ステップ600)。その後で、第4の行において、NDIビットがフリップし(ステップ602)、新しいNDIビットと一緒に新しいデータが送信され(ステップ604)、この新しいNDIビットはBTS606およびMS610により正しく受信される。それ故、本発明は、MSがBTS ACKをNACKと読み間違えた場合に、現在起こる恐れがあるリソースおよびスループットの無駄遣いの解決方法を提供する。次に、MSがBTS NACKをACKと読み間違えた場合について説明する。これはもっと重大な状態である。何故なら、データが喪失する恐れがあるからである。
図9を参照すると、この図は、BTSが、MSからデータを正しく受信しなかったことを示す(肯定応答していない)NACKを送信する現在の状態を示す。しかし、MSは、これをACKと読み間違える。この例の場合、第1の行において、MSは、BTSが受信に成功し、ACKをACK/NACKチャネルによりMSに送信した、(この場合はNDI=0を含む)前のパケットをすでに送信済みである。MSは、前のパケットの送信を終了するACK表示を正しく受信する。次に、MSは、新しいパケットを送信する準備をする。第2の行に示すように、NDIビットは、(この例の場合には0から1へ)フリップした状態にあり、データはNDIビットと一緒にBTSに送信される。NDIビットのフリップは、BTSにこれが新しいデータであることを示す。この場合、データはBTSにより正しく受信されない。このことはこれがNACKであることを示す。MSは、また、NACKを正しく受信し、データを再送信するための準備をする。それ故、第3の行においては、NDIビットはフリップしない(すなわち、1のままであり、BTSに同じデータが送信中であることを示す)。この場合、BTSは、そのデータを正しく受信しないで、そのことをNACKで表示する。しかし、MSはエラーを含んでいて、NACKをACKと読み間違える。この場合には重大な結果になる。何故なら、MSは、BTSがそのデータを正しく受信したものと見なして、そのバッファをフラッシュするからである。その後で、第4の行において、NDIビットがフリップする。何故なら、新しいデータがバッファ内にロードされ、新しいデータが送信されるからである。これも重大な結果になる。何故なら、フリップしたNDIビットは、BTSに元のメッセージを回復する際に役に立つかもしれない自分が持っているすべてのソフト・データをフラッシュするように指示するからである。このデータは、永久に失われ、言うまでもなく、TCP/RLCの再送信のためにリソースおよびスループットが無駄になり、遅延が増大する。
本発明は、また、図7および図10のところで説明するように、BTSがMSに送信した「予想した新しいデータ」(NDE)インジケータを内蔵させることによりこの問題を解決するが、BTSからのSAM内に含まれているために(対角線の矢印で示すように)遅延を起こしている。SAMは、ACK/NACKチャネルから時間tだけ遅れている。すでに説明したように、MSは、SAMを受信し、BTSがデータを正しく受信したことを確認できるまで、そのバッファ内に前のパケットを保持する。この例の場合には、第1の行においてもう一度、MSは、BTSが受信に成功し、ACK/NACKチャネルによりMSにACKを送った前のパケットを送信済みである。さらに、この場合、BTSは、また、データを正しく受信したことの補足表示である1というNDEを送信する。MSがACK表示を正しく受信しても、MSは、また、BTSが現在新しいデータを予想していることを示す1というNDEインジケータを受信する(すなわち、前のパケットは正しく受信された)。これにより、前のパケットの送信が終了する。次に、MSは、データの新しいパケットを送信するための準備をする(ステップ600)。第2の行に示すように、NDIビットは、(この例の場合には、0から1に)フリップした状態にあり(ステップ602)、データはNDIビットと一緒にBTSに送信される(ステップ604)。NDIビットのフリップは、BTSにこれが新しいデータであることを示す。この場合、BTSはデータを正しく受信しない(ステップ606)。このことは、NACKとして表示され(ステップ612)、データが正しく受信されなかったこと、および新しいデータが予想されていないこと(すなわち、前の古いデータの再送信が予想されていること)を示す0というNDEを送信する。この行においては、MSは、また、NACKを確認する(SAMにより)後で送信したNDEと一緒にNACKを正しく読む(ステップ614)。ACK/NACKおよびNDEが一致しなかった場合には、以下に説明するように、票決手順(ステップ616)が使用される。この場合、NACKとNDE=0との間で合意が行われるので、MSはデータを再送信する(ステップ604)。それ故、第3の行においては、NDIビットはフリップしない(すなわち、1のままであり、BTSに同じデータが送信中であることを示す)。この場合、BTSは、再送信したデータを正しく受信しないで(ステップ606)、そのことをNACK612および0というNDEを送信することで示す。しかし、MSはエラーを含んでいて、NACKをACKと読み間違える(ステップ614)が、NDEを正しく受信する。次に、MSは、読み間違えたACKまたはNDE=0の信頼性について票決する(ステップ616)。NDEは、CRCチェックを含むSAMで送信され、ACK/NACKチャネルは、CRCチェックを含んでいないので、MSは、NDE=0の方が信頼性が高いと判定し(ステップ618)、読み間違えたACKを無視して、古いパケットを送信する準備をする(ステップ604)。その後で、第4の行において、NDIビットはフリップしないで、同じNDIビットと一緒に古いデータが送信され(ステップ604)、この古いデータはBTS606およびMS610により正しく受信される。それ故、本発明は、MSがBTS NACKをACKと読み間違えた場合に、現在起こる恐れがあるリソースおよびスループットの無駄遣いおよびデータの喪失の解決方法を提供する。次に、MSがソフト・ハンドオフしていて、2つ以上のBTSと通信している場合について説明する。
図11および図12を参照すると、この図は、MSが、そのアクティブ・セット内で、スケジューリングBTSおよび1つまたは複数の非スケジューリングBTSとソフト・ハンドオフしている現在の状況を示す。この例の場合、非スケジューリングBTSに対して別々のACK/NACKコードが使用される。すなわち、非スケジューリングBTSがSAMを送信しない。この例は、MSからのデータが正しく受信されず、MSがこれをACKと読み間違えたことを示す(肯定応答しない)NACKを送信するスケジューリングBTSを示すためのものである。さらに、非スケジューリングBTSIは、MSに、競合しているACK/NACK表示を送ることができる。この問題も本発明により解決される。第1の行においては、MSは、スケジューリングBTSが受信に成功し、ACK/NACKチャネルによりACKをMSに送信した(ステップ1208)前のパケット(この場合はNDI=0を含む)を送信済みである(ステップ1204)。スケジューリングBTSは、また、SAMによりMSに「予想した新しいデータ」表示(NDE=1)を送信する。MSはACK表示を正しく受信し(ステップ1210)、NDEを確認する。それ故、MSは、この場合信頼性を判定する必要がない(ステップ1220、1221)。MSは、スケジューリングBTSにより、正しく受信したパケットの確認証拠を有しているので、非スケジューリングBTSがNACKを送信した場合でも、MSはその証拠を有効な送信として受け入れ、これにより前のパケットの送信が終了し、そのためMSは、前のパケットをフラッシュすることができる。すなわち、MSは、スケジューリングBTSと正常な通信をしている限りは、非スケジューリングBTSを無視する。第1の行は、正しく受信したパケットを示しているので、MSは、新しいパケット1200を送信するための準備をする。第2の行に示すように、NDIビットは、フリップした状態であり(ステップ1202)(この例の場合、0から1へ)、データは、NDIビットと一緒にBTSに送信される(ステップ1204)。NDIビットのフリップは、BTSにこれが新しいデータであることを示す。この場合、データはスケジューリングBTSにより正しく受信されず(ステップ1206)、このことは、このステップ1212をNACKとして表示し、データが正しく受信されなかったこと、および新しいデータが予想されていないこと(すなわち、前の古いデータの再送信が予想されていること)を示す0というNDEを送信する。しかし、前の行とは対照的に、本発明は、任意の非スケジューリングBTSが、パケットを正しく受信した(ステップ1224)かどうかを考慮しなければならない。それ故、MSがNACKを正しく読み(ステップ1214)またスケジューリングBTSによりパケットが読み間違えられた確認の証拠(NDE=0)を有している場合でも、MSは、非スケジューリングBTSがACKを送信した(ステップ1226)かどうかをチェックする。しかし、この第2の行においては、非スケジューリングBTSも、アクティブ・セットBTSが、パケットを正しく受信したことの表示を与えていないことを確認するパケットを読み間違える(ステップ1224)。それ故、MSは前のパケットを再送信する。それ故、第3の行においては、NDIビットはフリップしないで(すなわち、1のままで、BTSに同じデータが送信中であることを示し)、パケットが再送信される(ステップ1204)。この場合、BTSは、再送信したデータを正しく受信しないで(ステップ1206)、そのことをNACKおよび0というNDEを送信する(ステップ1212)ことにより示す。しかし、MSはエラーを含んでいて、NACKをACKと読み間違えるが(ステップ1214)、NDE=0を正しく受信する。次に、MSは、信頼性について票決する(ステップ1216)。NDEは、CRCチェックを含むSAMで送信され、ACK/NACKチャネルはCRCチェックを含んでいないので、MSは、ACKよりNDE=0の方が信頼性が高いと判定し、通常、パケットを再送信する。しかし、本発明により考慮しなければならないもう1つのパラメータがある。何故なら、非スケジューリングBTSは、ACK(ACK2)を送信したかもしれないからである。NDE=0(ACK)であり、ACK2が存在する場合には、MSはスケジューリングBTS(NDE=0)または非スケジューリングBTS(ACK2)がもっと信頼性が高いかどうかを判定することができる(ステップ1214)。
図13を参照すると、BTS間の信頼性は、いくつかの手段により判定することができる。例えば、チャネルの品質(例えば、信号対干渉比)が非スケジューリングBTS(B2)に対して改善されている場合で、スケジューリングBTS(B1)に対するチャネル品質が劣化した場合には、B2からのACKは、MSに対してスケジューリングBTSであるB2に切り替える(ステップ1230)ほうがよいということを表示することができる。この場合、普通に通信を継続しながら新しいパケットをB2に送信することができる。そうすることにより、時間とリソースの無駄が防止される。しかし、チャネル品質のこの変更を行わない場合には、MSは、スケジューリングBTSから読み間違えたACK(図7の616、618参照)よりも、NDE=0の方が信頼性が高いかどうかをチェックする。このことが起こる可能性は低い。何故なら、NDEは、CRCチェックを含むSAMにより送られ、ACK/NACKチャネルはCRCチェックを含んでいないからである。この場合、パケットは再送信される。同様に、受信信号の強度レベル(例えば、RSSI)を、あるBTSからの信号が他のBTSからの信号よりも強力であるか(すなわち、もっと信頼性が高いACKであるか)どうかを判定するために使用することができる。この場合、MSはスケジューラとしてのより強力なBTSに切り替わることができ(ステップ1230)、新しいパケットの送信を継続することができる。さらに、アップリンク電力制御コマンドを同じ方法で使用することができる。この場合、増大する電力制御ビットに対して信号を送っているBTSは、信号が喪失しつつあり、信頼性が低く、MSがB2に切り替わって(ステップ1230)新しいパケットの送信を継続することができることを意味する。
図11および図12を参照すると、この例は、非スケジューリングACKが、スケジューリングACKより信頼性が高くなく、スケジューリングACKがNDE=0と競合する場合を考慮する。この場合は再送信しなければならない。それ故、第4の行においては、NDIビットは、フリップしていないで、BTSIによりこの時点で正しく受信され(ステップ1206)、MSにより正しく読まれる(ステップ1210)同じNDIビットと一緒に古いデータが送られる(ステップ1204)。この場合、非スケジューリングBTS(B2)は、すでにパケットを正しく受信し、MSからのNDIビットが、同じパケットが送信中であることを示していることに注意することができる。この通知を受け取った場合には、B2は、そのパケットを無視することができ、非連続送信(DTX)モードで他の通信を行うことができるし、またはB2は、再度肯定応答を行うことができる。何故なら、B2はすでにそのパケットを受信しているからである。このようにして、本発明は、MSが、ソフト・ハンドオフの際にBTS NACKをACKと読み間違えた場合に起こる恐れがあるリソースおよびスループットの無駄遣いおよびデータの喪失の解決方法を提供する。
本発明の他の実施形態の場合には、MSがACK/NACK表示を受信したが、最後のスケジューリングBTSまたは新しいBTS(すなわち、NDEを受信しなかった)から新しいスケジューリング割当メッセージ(SAM)を受信しなかった場合に、MSは、第1のタイマが時間切れになった場合に、そのバッファからデータ・パケットをフラッシュすることができる。T1は、セットアップの際にスケジューラにより構成することができる。しかし、MS移動局が新しいBTS(しかし、最後のスケジューリングBTSではない)からSAMを受信した場合で、タイマT1が時間切れになっていない場合には、MSは新しいパケットを送信するために他のHARQチャネルを選択することができる。これらの行動は、新しいBTSが最後の通信のためにACK/NACKについて何を送信したのか、また、もしあった場合、NDEが何に設定されたのかにより異なる。NDEビットの1つの値は、BTSが任意のACK/NACKを前に送信しなかった時に使用した「第1の送信」であってもよく、この割当てに対して新しいデータが予想される。さらに、第2のタイマT2は、また、最後の送信(またはACK/NACKの受信)の後でタイマT2が時間切れになった場合、移動局が自律モードに戻り、最後の送信がNACKであると判定された場合には再送信を行うように、スケジューラにより構成することができる。T1が時間切れになる前にSAMを受信しなかった場合には、また、その事実を判定プロセスで使用することができ(例えば、スケジューラは、QoSを考慮してスケジューリングすることができない)、およびMSのデータ・バッファからの以降のデータのフラッシュ中に使用することができる。
NDEインジケータは、2回のACK/NACKビットの送信と同じものでないことに留意されたい。すなわち、1回目は、ACK/NACKチャネルにより送られ、2回目は、NDEビットと呼ばれるSAMチャネルにより送信される。これにより、非スケジューリングBTSは、NDE(本当は、この場合は、ACK/NACKビット)だけを送信し、ACK/NACKおよびNDEの両方を送信するのでない場合には、SAMチャネルを送信しなくてもすむことになる。すなわち、非スケジューリングBTSが、NDEと一緒にSAMを送信しなかったし、またACK/NACKを送信しなかった場合には、マクロ選択ダイバーシティの利点を使用することはできない。また、すでに説明したように、NDEが存在していてもいなくても、別々のACK/NACKおよびSAMチャネルを使用するとかなり有利である。これもすでに説明したNDEおよびACK/NACKの両方を使用すると、信頼性の利点がさらに改善される。
特定の実施形態を参照しながら本発明を図示し、説明してきたが、当業者であれば、添付の特許請求の範囲に記載する本発明の範囲から逸脱することなしに、種々の変更を行うこともできるし、要素を同等物と交換することができることを理解することができるだろう。それ故、明細書および図面は本発明を制限するものではなく、例示としてのものであると見なすべきであり、このようなすべての変更および置換は本発明の範囲内に含まれる。
特定の実施形態に関して種々の利益、他の利点および問題の解決方法を説明してきた。しかし、上記利益、利点、問題の解決方法、およびすべての利益、利点または解決方法をもっと顕著なものにするすべての要素は、任意のまたはすべての請求項の重要な、必要なまたは本質的な機能または要素と解釈すべきではない。本明細書で使用する場合、「備える」、「備えている」という用語またはその任意の派生語は、要素のリストを備えるプロセス、方法、物品または装置が、これらの要素だけを含んでいるのではなく、リストに明示されていないまたは上記プロセス、方法、物品または装置に固有な他の要素も含むことができるように、すべてのものを含むことができる。
従来技術の例示としての通信システムのブロック図。 図1の通信システムの階層構造のブロック図。 本発明のある実施形態による分散型ネットワーク構造の図面。 本発明のある実施形態によるメッセージの流れ図。 本発明による例示としての通信システムのブロック図。 従来技術のACK−NACK解釈のグラフ。 図8の動作のフローチャート。 本発明によるACK−NACK解釈のグラフ。 従来技術のNACK−ACK解釈のグラフ。 本発明によるNACK−ACK解釈のグラフ。 本発明によるソフト・ハンドオフNACK−ACK解釈のグラフ。 図11の動作のフローチャート。 本発明による信頼性の解釈のチャート。

Claims (9)

  1. 通信装置に関するACK/NACKの判定の信頼性のための方法であって、
    基地局(BTS)が新しいデータを予想しているかどうかを表示する予想した新しいデータ(NDE)インジケータを定義するステップ(602)と、
    アップリンク・チャネルにより前記通信装置から前記BTSにデータを送信するステップ(604)であって、前記データが、新しいデータを送信中であるかどうかの新しいデータ表示(NDI)を含むステップと、
    前記データが正しく受信されたかどうかをACK/NACK情報を使用してチェックするステップ(606)と、
    前記ACK/NACK情報の他に、前記通信装置において前記NDEインジケータを受信するステップ(608、612)と、
    前記ACK/NACK情報の信頼性を判定するために、前記NDEインジケータを使用するステップ(610、614)と、を含む方法。
  2. 前記受信するステップの前記ACK/NACK情報が、BTSダウンリンクACK/NACKコード・チャネルから、スケジューリング割当メッセージ(SAM)に符号化される請求項1に記載の方法。
  3. 前記チェック・ステップ中にNACKを受信し、前記NDEインジケータが新しいデータが予想されていることを示している場合には、データの新しいパケットと一緒に新しいデータのインジケータを送信するステップ、をさらに含む請求項1に記載の方法。
  4. 前記チェック・ステップ中にACKを受信し、前記NDEインジケータが新しいデータが予想されていないことを示している場合には、データの再送信と一緒に前のデータのインジケータを送信する前記ステップ、をさらに含む請求項1に記載の方法。
  5. ソフト・ハンドオフ中に前記通信装置を作動する前記ステップをさらに含み、前記受信するステップが、スケジューリング基地局として割当てられた第1の基地局から前記通信装置において前記NDEインジケータおよびACK/NACK情報を受信し、非スケジューリング基地局として割当てられた第2の基地局から前記通信装置においてACK/NACK情報を受信するステップを含み、
    前記使用ステップが、受信したACKと前記第1の基地局からの前記NDEインジケータとの間に競合があることを示し、前記第2の基地局からACKを受信した場合には、前記受信するステップが、前記ACK/NACK情報の信頼性を判定すべく前記使用ステップに内蔵させるために、前記第1の基地局および前記第2の基地局の信号の品質(QoS)の相対的なレベルを測定するステップを含み、
    前記第1の基地局と第2の基地局との間の前記QoSの相対的なレベルが変化して、前記第2の基地局が前記第1の基地局よりも高いQoSを有することを示している場合には、前記第2の基地局をスケジューリング基地局として割り当て、前記第2の基地局に新しいパケット・データを送信するステップ、をさらに含む請求項1に記載の方法。
  6. 前記使用ステップ中に信頼性の高いNACKを判定する際に、
    前記BTSからの以降のスケジューリング割当メッセージ(SAMを受信するために、第1の所定の時間待機するステップと、
    前記第1の所定の時間が時間切れになる前に以降のスケジューリング割当メッセージ(SAMを受信しない場合には、前記通信装置のバッファから前記データをフラッシュするステップと、をさらに含む請求項1に記載の方法。
  7. 前記使用ステップ中に信頼性の高いNACKを判定する際に、
    前記BTSからの以降のスケジューリング割当メッセージ(SAMを受信するために、第2の所定の時間待機するステップと、
    前記第2の所定の時間が時間切れになる前に以降のスケジューリング割当メッセージ(SAMを受信しない場合には、前記通信装置のバッファから前記データを再送信するステップと、をさらに含む請求項1に記載の方法。
  8. 通信装置に関するACK/NACKの判定の信頼性のための方法であって、
    基地局(BTS)が新しいデータを予想しているかどうかを表示する予想した新しいデータ(NDE)インジケータを定義するステップ(602)と、
    アップリンク・チャネルにより前記通信装置から前記BTSにデータを送信するステップ(604)であって、前記データが、新しいデータを送信中であるかどうかの新しいデータ表示(NDI)を含むステップ(604)と、
    前記データが正しく受信されたかどうかをACK/NACK情報を使用してチェックするステップ(606)と、
    前記ACK/NACK情報の他に、前記通信装置において前記NDEインジケータを受信するステップ(608、612)と、
    前記ACK/NACK情報の信頼性を判定するために前記NDEインジケータを使用するステップ(610、614)と、を含み、そのため
    前記チェック・ステップ中にNACKを受信し、前記NDEインジケータが新しいデータが予想されていることを示している場合には、データの新しいパケットと一緒に新しいデータのインジケータを送信するステップをさらに含み、
    前記チェック・ステップ中にACKを受信し、前記NDEインジケータが新しいデータが予想されていないことを示している場合には、データの再送信と一緒に前のデータの表示を送信するステップを含む方法。
  9. ソフト・ハンドオフ中に前記通信装置を動作する前記ステップをさらに含み、前記受信するステップが、スケジューリング基地局として割当てられた第1の基地局から前記通信装置において前記NDEインジケータおよびACK/NACK情報を受信し、非スケジューリング基地局として割当てられた第2の基地局から前記通信装置においてACK/NACK情報を受信するステップを含み、
    前記使用ステップが、受信したACKと前記第1の基地局からの前記NDEインジケータとの間に競合があることを示し、前記第2の基地局からACKを受信した場合には、前記受信するステップが、信頼性を判定する目的で前記使用ステップに内蔵させるために、前記第1の基地局および前記第2の基地局の信号の品質(QoS)の相対的なレベルを測定するステップを含み、前記第1の基地局と前記第2の基地局との間の前記QoSの相対的なレベルが変化して、前記第2の基地局が、前記第1の基地局よりも高いQoSを有することを示している場合には、前記第2の基地局をスケジューリング基地局として割り当て、前記第2の基地局に新しいパケット・データを送信するステップをさらに含む請求項8に記載の方法。
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