JP4427415B2 - ハンドオフ制御方法、無線制御局及び無線基地局 - Google Patents

ハンドオフ制御方法、無線制御局及び無線基地局 Download PDF

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Description

本発明は、移動体無線通信システムにおけるハンドオフ制御方法、無線制御局及び無線基地局に関する。
CDMA無線通信システムにおいて、無線基地局のアンテナから無線端末に対して送信された電波は、無線基地局から遠ざかるに従い減衰し、ついには無線端末に届かなくなる。そのため、電波の届く範囲(ゾーン)をサービスエリアとして、その中に含まれる複数の無線端末に対してのみ通信サービスを行っているのが現状である。
上記通信方式で通信するにあたり、無線端末は自端末の所在情報をネットワーク側に伝達しておく必要があり、そのため常に無線基地局に対して、位置登録動作を行っている。無線基地局は、自ゾーン内において位置登録が完了した無線端末の位置情報を複数保持しており、ネットワーク側と接続してデータ通信を行うことを可能としている。無線端末がデータ通信中に隣接するゾーンのほうに移動すると通信中の基地局から到達する電波が次第に弱くなり、隣接基地局からの電波干渉も増し通信品質が劣化してくる。そのため、電波環境が良好な隣接ゾーンへ通信を切替え(無線回線の切替え)、安定した通信を行おうとする技術をハンドオフ制御方法とよぶ。
ハンドオフ制御方法の代表的なものにソフトハンドオフ方式がある。ソフトハンドオフ方式は、無線端末が通信中に移動を行った場合、通信に使用している無線基地局との無線回線を接続したまま、隣接する無線基地局との間の無線回線を接続し、電波環境のよい無線基地局との通信を選択して通信を行えるものである。
ソフトハンドオフ方式については、特許文献1(特開2001−238248号公報)に開示されており、その概略は、「無線端末(以下ATと称す。:Access Terminal)は、同時に複数の無線基地局(以下BTSと称す。:Base Transceiver Subsystem)と無線回線を接続でき、各BTSからのパイロット信号強度を常時測定し、信号強度が所定の閾値を超えたときにそのBTSにハンドオフする。」というものである。
すなわち、従来のハンドオフ制御は、パイロット信号強度が高いと、電波環境が良いと判断するものであった。
また、ATは、BTSに対して、パイロット信号強度Cと隣接BTSからの干渉信号Iとの比(以下C/Iと称す:Carrier to Interference Power Ratio)であるC/Iを測定し、そのC/Iに基づき下り回線(無線基地局から無線端末側)の伝送速度(スループット)を設定し、その設定した要求スループットでのデータ通信を無線基地局へ要求するためのデータレート情報を含む、データレート要求信号(以下DRCと称す:Data
Rate Control)を送信する。そして、そのDRCを受信したBTSは、伝送可能な最大伝送速度を設定しATと通信を開始するものである。
上記無線回線において使用される無線信号は、制御データとトラフィックデータから構成され、制御データは前記パイロット信号等であり、トラフィックデータは、通話音声データや動画データ等である。以下、トラフィックデータを通信データと呼ぶ。
図1は従来のCDMA無線通信システム構成図である。
図1において、ゾーン1(103)に属しているAT(105−1)がBTS1(101)のパイロット信号(Pilot CH1)を受信しつつ移動してBTS2(102)に近づきAT(105−2)の位置に到達する。この位置はゾーン1(103)とゾーン2(104)の境界領域であり、BTS2(102)からもパイロット信号を受信することができる。なお、電波を表したラインは、実線は受信強度が高いことを示し、破線はそれが低いことを示す。
AT(105−2)の位置でBTS2(102)のパイロット信号を受信し、AT(105−2)からAT(105−3)に移動途中で、BTS2(102)からのパイロット信号(Pilot CH2)のC/Iがハンドオフチャネル割り当て閾値(T_ADD)以上となると、AT(105−2)は、BTS2(102)のパイロット信号(Pilot
CH2)をハンドオフ候補としてBTS1経由で無線制御局(以下BSCと称す:Base Station Controller)(106)に通知する。
この通知を受信したBSC(106)は、AT(105−2)とBTS2(102)との無線回線を割り当てる動作を行う。この状態のときATは、BTS1(101)とBTS2(102)との間に2つの無線回線が接続されている(2Way状態と呼ぶ)。ただし、通信データが伝達される回線は、2つの無線回線のいずれかである。
ATがさらに移動を続け、AT(105−3)の位置に達すると、BTS2(102)におけるC/IがBTS1(101)におけるC/Iより大きくなり、通信相手をBTS2(102)に切替え、ついには、AT(105−4)の位置に達すると、BTS1(101)におけるC/Iが通信可能閾値(T_DROP)以下となり、BTS1(101)のパイロット信号(Pilot CH1)をハンドオフ候補から削除し、無線回線を切断する。その後、AT(105−4)は、BTS2(102)とのみ通信を行うこととなる。
特開2001−238248号公報
従来のハンドオフ制御では、無線端末は電波強度を優先し、より高い瞬時伝送レートが得られるようにハンドオフするため、ハンドオフ先無線基地局の回線接続数、トータルスループット等の負荷状況などを全く考慮していない。そのため、ハンドオフ先の無線基地局が混雑していた場合、良好な電波環境下においても、無線基地局側の送信スケジュール処理により、ユーザスループットはかえって低下する場合が少なくない。
さらに、無線基地局の混み具合と無関係にハンドオフ制御するため、無線基地局にハンドオフしている無線端末に不均衡が生じる場合がある。
本発明は、以上の点に鑑み、無線端末がある無線基地局にハンドオフしようとした場合、無線基地局側でハンドオフ先における推定されるユーザスループットを求め、その推定したスループットと現在のユーザスループットとの比に関する値(ハンドオフにより推定される変化の度合いに関する値である推定スループット比)を算出し、この推定スループット比によりハンドオフを実行するので、各基地局の管轄ゾーン境界付近にいるユーザにおいては、スループットが向上するときのみハンドオフ実行されるので、ユーザにスループットのよい環境を選択したハンドオフを提供することを目的とする。
また、本発明は、推定スループット比が最大の無線端末のみを順にハンドオフ実行することで、無線端末が複数のゾーン境界付近(各無線基地局からほぼ等距離)に位置する場合も、空いているゾーンを確実に選択し、より高いユーザスループットを得ることができ、ゾーン内の無線端末数の不均衡を緩和することを目的とする。
更に、本発明は、ベストエフォートの欠点である過剰なハンドオフの反復動作を是正でき、無線基地局の負荷の均衡を図ることを目的とする。
本発明の第1の解決手段によると、
無線制御局及び無線基地局及び複数の無線端末を備え、ある無線基地局に属する無線端末が別の無線基地局に属するように切替えるためのハンドオフ制御を行う無線通信システムにおけるハンドオフ制御方法であって、
ひとつ又は複数の無線端末が、通信中の第1ゾーンから他の第2ゾーン側へ移動する際、前記第2ゾーンと通信可状態となった場合、
要求データレート情報を無線基地局へ通知するためのデータレート要求信号に基づき、各無線端末に対応した要求データレートを示すデータレート情報を取得するステップと、
ハンドオフ前の各無線端末の平均スループット、ハンドオフ要求先のゾーンへのハンドオフ要求数、ハンドオフ要求先のゾーンでの無線端末接続数を取得するステップと、
各無線端末のデータレート情報と無線端末接続数との比に基づき各無線端末のハンドオフ後の推定される推定スループットを算出し、ハンドオフ後の該推定スループットとハンドオフ前の各無線端末の平均スループットとの変化の度合いを表す、各無線端末のハンドオフ後の推定スループット比を算出するステップと、
求めた推定スループット比に基づき、推定スループット比が所定の閾値以下の無線端末については、ハンドオフを見送り、一方、推定スループット比が所定の閾値より大きい無線端末については、ハンドオフ要求を行った無線端末の内最大の無線端末についてハンドオフを実行するステップと
を含むハンドオフ制御方法が提供される。
本発明の第2の解決手段によると、
無線制御局及び無線基地局及び複数の無線端末を備え、ある無線基地局に属する無線端末が別の無線基地局に属するように切替えるためのハンドオフ制御を行う無線通信システムにおける無線制御局であって、
ひとつ又は複数の無線端末が、通信中の第1ゾーンから他の第2ゾーン側へ移動する際、前記第2ゾーンと通信可状態となった場合、
無線制御局は、
各ゾーン内の無線端末に関する情報及びハンドオフに関する情報を記憶する記憶部と、
推定スループットの算出を行う推定スループット算出部と、
前記推定スループット算出部の算出結果に基づき、ハンドオフの実行又は見送りの判定を行う比較判定部と、
ハンドオフの実行及び見送りの制御を行うハンドオフ制御部と、
を備え、
前記推定スループット算出部は、
各無線端末について、ハンドオフ前の平均データレートを第1ゾーンの無線基地局から受信し、要求データレート情報を無線基地局へ通知するためのデータレート要求信号を第1又は第2ゾーンの無線基地局から受信し、
受信したデータレート要求信号に基づき、各無線端末に対応した要求データレートを示すデータレート情報を取得し、
前記記憶部から、ハンドオフ要求先のゾーンへのハンドオフ要求数、ハンドオフ要求先のゾーンでの無線端末接続数を取得し、
各無線端末のデータレート情報と無線端末接続数との比に基づき各無線端末のハンドオフ後の推定される推定スループットを算出し、ハンドオフ後の該推定スループットとハンドオフ前の各無線端末の平均スループットとの変化の度合いを表す、各無線端末のハンドオフ後の推定スループット比を算出し、
前記比較判定部は、求めた推定スループット比と所定の閾値とを比較し、
前記ハンドオフ制御部は、求めた推定スループット比に基づき、推定スループット比が所定の閾値以下の無線端末については、ハンドオフを見送り、一方、推定スループット比が所定の閾値より大きい無線端末については、ハンドオフ要求を行った無線端末の内最大の無線端末についてハンドオフを実行する
無線制御局が提供される。
本発明の第3の解決手段によると、
無線制御局及び無線基地局及び複数の無線端末を備え、ある無線基地局に属する無線端末が別の無線基地局に属するように切替えるためのハンドオフ制御を行う無線通信システムにおける無線基地局であって、
ひとつ又は複数の無線端末が、通信中の第1ゾーンから他の第2ゾーン側へ移動する際、前記第2ゾーンと通信可状態となった場合、
無線基地局は、
各ゾーン内の無線端末に関する情報及びハンドオフに関する情報を記憶する記憶部と、
推定スループットの算出を行う推定スループット算出部と、
前記推定スループット算出部の算出結果に基づき、ハンドオフの実行又は見送りの判定を行う比較判定部と、
ハンドオフの実行及び見送りの制御を行うハンドオフ制御部と、
各無線端末の平均スループットを算出するスループット算出部と、
を備え、
前記推定スループット算出部は、
要求データレート情報を無線基地局へ通知するためのデータレート要求信号に基づき、各無線端末に対応した要求データレートを示すデータレート情報を取得するステップと、
前記スループット算出部からハンドオフ前の各無線端末の平均スループットを取得し、
前記記憶部から、ハンドオフ要求先のゾーンへのハンドオフ要求数、ハンドオフ要求先のゾーンでの無線端末接続数を取得し、
各無線端末のデータレート情報と無線端末接続数との比に基づき各無線端末のハンドオフ後の推定される推定スループットを算出し、ハンドオフ後の該推定スループットとハンドオフ前の各無線端末の平均スループットとの変化の度合いを表す、各無線端末のハンドオフ後の推定スループット比を算出し、
前記比較判定部は、求めた推定スループット比と所定の閾値とを比較し、
前記ハンドオフ制御部は、求めた推定スループット比に基づき、推定スループット比が所定の閾値以下の無線端末については、ハンドオフを見送り、一方、推定スループット比が所定の閾値より大きい無線端末については、ハンドオフ要求を行った無線端末の内最大の無線端末についてハンドオフを実行する
無線基地局が提供される。
本発明によれば、無線端末がある無線基地局にハンドオフしようとした場合、無線基地局側でハンドオフ先における推定されるユーザスループットを求め、その推定したスループットと現在のユーザスループットとの比に関する値(ハンドオフにより推定される変化の度合いに関する値である推定スループット比)を算出し、この推定スループット比によりハンドオフを実行するので、各基地局の管轄ゾーン境界付近にいるユーザにおいては、スループットが向上するときのみハンドオフ実行されるので、ユーザにスループットのよい環境を選択したハンドオフを提供することができる。
また、本発明によれば、推定スループット比が最大の無線端末のみを順にハンドオフ実行することで、無線端末が複数のゾーン境界付近(各無線基地局からほぼ等距離)に位置する場合も、空いているゾーンを確実に選択し、より高いユーザスループットを得ることができ、ゾーン内の無線端末数の不均衡を緩和することができる。
更に、本発明によれば、ベストエフォートの欠点である過剰なハンドオフの反復動作を是正でき、無線基地局の負荷の均衡を図ることができる。
図2および図3は、本実施の形態の移動体通信システムのシステム構成図である。
ゾーン1(303)内では、無線端末AT1(305−1)とAT2(307)の2台のATがBTS1(301)と通信しており、ゾーン2(304)内では、AT3(308)とAT4(309)の2台のATがBTS2(302)と通信している。BTS1(301)とBTS2(302)は、有線にて接続されたBSC(306)を介して、IPネットワーク等の公衆網(107)に接続されている。なお、電波を表したラインは、実線は受信強度が高いことを示し、破線はそれが低いことを示す。
この例では、AT1(305−1)に注目して、図2では、AT1(305−1)がAT1(305−2)に移動する状態を示し、ゾーン1(303)に属しているAT(305−1)がBTS1(301)のパイロット信号(Pilot CH1)と通信しつつ移動してBTS2(302)に近づきAT(305−2)の位置に到達する。この位置はゾーン1(303)とゾーン2(304)の境界領域であり、BTS2(302)からもパイロット信号(Pilot
CH2)を受信することができる。図3では、ATがさらに移動を続け、AT(305−3)の位置に達したときの状態を示す。
次に、図4に、無線基地局による下り回線送信スケジュール処理のフローチャートを示す。
図2において、ゾーン1(303)内でAT1(305−1)とAT2(307)の2台のATがBTS1(301)と通信している。各ATは測定したC/Iに基づいてDRCを設定し、BTS1(301)に対して送信している。
BTS1(301)は、ステップ501で複数のATが送信してきたDRCを受信し、ステップ502で各ATの平均スループットTとデータレート情報DRCの比Rを計算する。データレート情報DRCは、ATが測定したC/Iに基づき下り回線の伝送速度(スループット)を設定するために、無線基地局へ要求するデータレート情報である。また、ここでいうところのkとは、ATの管理番号(識別番号)であり、この例では、AT1(305)に対しては1、AT2に対しては2としている。BTS1(301)は、ステップ503でRが最大のATに対してスロットを割り当て送信し、ステップ504にて、DRCを用いて周知又は公知の所定の計算によりTを更新する。また、ゾーン2(304)内でAT3(308)とAT4(309)の2台の無線端末がBTS2(302)と通信しており、BTS2(302)は、2台の無線端末に対し同様にスケジューリング処理を行う。
図5は、下り回線におけるデータレートとC/Iのデータテーブルである。
前述したデータレート要求信号を決定するためのテーブルであり、C/Iに応じた、データレートが格納されている。例えば、測定したC/Iが、−12.5dB≦C/I<−9.5dBの場合は38.4kbit/sのデータレートでの通信が可能であり、また、−9.5dB≦C/I<−6.5dBの場合は76.8kbit/sでの通信が可能である。このように、C/Iに対応したデータレートをDRCとしてBTSに送信している。
図6は、AT1(305−1、305−3)のハンドオフによる、ゾーン1(303)における送信スケジューリング(601)と、ゾーン2(304)における送信スケジューリング(602)の一例である。
AT1(305−1)は、ゾーン1(303)内におけるBTS1(301)との通信では、前述したスケジューリング処理により、9スロット中5スロットが割り当てられ、ゾーン1内のAT1(305)の平均スループットは、136.5kbit/sである。
DRC(t)は、ある時刻tにおけるユーザの要求データレートである。T(t)は、時刻tにおけるユーザへすでに送信されたデータレートの平均値(平均スループット)である。BTSは、DRC/Tが最大のユーザに対してスロットを割当て、送信する(図中、ハッチング部分参照)。
しばらくした後、AT1(305−1)がゾーン2(304)に移動してBTS2(302)にハンドオフ後、(305−3)の位置に到達した場合、BTS2(302)も前述したスケジューリング処理を行い、AT1(305−3)に対しては、9スロット中3スロットが割り当てられ、ゾーン2内におけるAT1(305−3)の平均スループットは102.4kbit/sとなる。
ここで、ハンドオフ処理が行われ、AT1(305)がBTS2(302)との通信に切り替わった場合、AT1(305)が移動したことにより、9スロット中5スロットが割り当てられていたゾーン1から、9スロット中3スロットしか割り当てのないゾーン2へ移動したこととなり、AT1(305)のスループットは実質下がったことになる。従来の電波強度重視のハンドオフ制御を行った場合、上記のような現象となり、ハンドオフしないほうが、かえってスループットが高いという現象が発生する場合があり、ATを使用するユーザにとって使い勝手の良いものではなかった。
本実施の形態は、このようなことのないよう、特に、ハンドオフ後のスループットが低下するような場合にはハンドオフを見送り、ハンドオフ後のスループットが向上するような場合のみハンドオフを実行するようにしたもので、上記のような問題を解決するものである。
次に図2、図3、図7および図8を用いて、本実施の形態のハンドオフ制御を具体的に説明する。
図7および図8は、本実施の形態のハンドオフ制御シーケンス図である。
AT1(305−1)は、BTS1(301)との通信中であり、この状態はBSC(306)がBTS1用にチャネル(以下CHと称す)を割り当て、そのCHにデータを伝送し通信を行っている状態である(ステップ701、702)。
AT1(305−1)が移動して、(305−2)の位置に到達し、BTS2(302)からもパイロット信号を受信するようになり、BTS双方のC/I閾値を算出するようになる。ここでは、BTS1(301)のC/IをC/I(1)、BTS2(302)のC/IをC/I(2)とする。そして、BTS2(302)より受信したパイロット信号より算出したC/I(2)が(T_ADD)を超えた場合(図7のA点)、BTS1(301)を経由してパイロット信号の測定メッセージ(以下PSMMと称す:Pilot
Strength Measurement Message)をBSC(306)に通知する(ステップ703、704)。
BSC(306)がこのPSMMメッセージを受信すると、AT1(305)とBTS2(302)間でのハンドオフを実行すべきか判断する(ステップ705)。BSC(306)は、ハンドオフの実行を決定すれば、BTS2(302)にAT1(305)に対して割り当てる通話チャネルを指示する(ステップ708)。これにより、BTS2(302)はAT1(305)との無線通信回線の伝送処理(ステップ709)を行い、下りトラフィックチャネル(T−CH)での伝送を開始する。この状態はBSC(306)がBTS2用にCHを割り当て、そのCHにデータを伝送していない状態であり(ステップ710)、前記CHにデータを伝送すれば、いつでも通信可能な状態となっているものである(ステップ711)。
このBTS1(301)およびBTS2(302)用にCHを割り当てられた状態が前述した2Way状態である(図7のB点)。
AT1(305)は、BTS1(301)及びBTS2(302)とCH接続中においては、BTS双方のC/Iを定期的に測定し、C/Iの比較(ステップ721)を行っている。そして、C/Iの大きい方のBTSを選択して、選択したBTSの情報を含んだDRCをBTS1とBTS2へ送信する(ステップ722)。AT1(305)が移動して、AT1(305−3)の位置に到達し、BTS2(302)のC/IがBTS1(301)のそれより大きくなったので、BTS2(302)を選択したDRCが送信されている。前記DRCを受信すると、AT1(305)と通信を行っていたBTS1(301)は、予め測定していたAT1(305)のスループット情報をDRCに付加してBSC(306)に送信する(ステップ724)。また、前記DRCを受信すると、CH接続は行っていたがAT1(305)との通信は行っていないBTS2(302)は、DRCのみをBSC(306)に送信する(ステップ726)。
なお、ここでの、ステップ724のDRC情報とステップ726のDRC情報は同じものなので、ステップ726のDRCをBSC(306)へ送信しなくてもよい。また、ハンドオフ要求端末が全てBTS1からBTS2への方向と仮定しているが、双方向の場合もありうるので、ステップ726においても、BTS2(302)で求めたスループット情報を付加し、スループット情報とDRC情報を送信するようにしてもよい。この例では、ATよりDRCを受信した場合、BTSが受信したDRCとスループット情報をBSC(306)に対して送信しているが、BTSがDRCを受信した場合に、一旦その情報のみをBSC(306)に通知し、その後、BSC(306)がスループット情報を要求するようにしてもよい。
次に、BTS1(301)とBTS2(302)は、DRCを受信できた場合は、DRC Lockbitを“Lock”としてAT1(305)へ送信する(ステップ725、727)。BTS1(301)よりスループット情報が付加されたDRCと、BTS2(302)よりDRCを受信したBSC(306)は、処理A(ステップ728:詳細は図9にて説明)を行い、スループットが向上するようなハンドオフか否かの判断を行う。処理Aの概要は、「BSC(306)は、AT1(305)がハンドオフした場合のハンドオフ先ゾーンにおけるユーザスループットを推定し、現在のユーザスループットとの比に関する値(ハンドオフにより推定される変化の度合いを示す値である推定スループット比)を推定し、この推定スループット比を基にハンドオフの実行を決定する。」といったものである。
ハンドオフ後スループットが向上するような場合は、いままで通信していたBTS1用CHへのデータ伝送(スロットへの割当はBTSが行う)をやめ(ステップ729)、BTS2用CHへデータを伝送し(ステップ731)、AT1(305)はBTS2(302)を介しての通信となる(ステップ732)。
BTS1(301)の状態は、BSC(306)がBTS1用にCHを割り当て、そのCHにデータ伝送されていない状態であり、前記CHにデータを伝送すれば、いつでも通信可能な状態となっているものである(ステップ730)。
ハンドオフ後にスループットが低下するような場合(図8)は、BSC(306)がBTS2のDRC Lockbitを“UNLock”とするようBTS2(302)へ指示し(ステップ801)、それを受信したBTS2(302)は、DRC Lockbitを“UNLock”としてAT1(305)へ送信する(ステップ802)。
DRC(BTS2) Lockbit “UNLock”信号を受信したAT1(305)は、BTS2(302)のC/IがBTS1(301)のそれより大きいのにもかかわらず、BTS1(301)を選択したDRCをBTS1(301)およびBTS2(302)に送信する(ステップ804)。次に、BTS1(301)は、DRCを受信できたので、DRC Lockbitを“Lock”としてAT1(305)へ送信する(ステップ806)。BTS2(302)は、BSC(306)より“UNLock”指示に従い、DRCの受信するしないにかかわらず、DRC Lockbitを“UNLock”としてAT1(305)へ送信する(ステップ807)。
この状態は、図7のB点と同じ状態であり、双方のBTSとCHが接続されている状態で、BTS1用のCHでデータ伝送されているものである。すなわち、AT1(305)が電波強度の強いBTS2(302)側に接近した場合であっても、ハンドオフ後の推定スループットによる判断を加えることでハンドオフを見送った状態といえる。
この後も、C/I比較は随時行なわれ、ステップ721以降の動作が繰り返されることで各ゾーンへのATの追加/削除にダイナミックに対応でき、ATが常にスループットの高いBTSと通信することを可能としている。
図9に、処理Aの詳細動作フローチャートを示す。
本図は、複数台のATが同時期にハンドオフ要求を行ってもよく、また、あるATがハンドオフ要求を行い、処理Aを行っている最中に、追加で別のATがハンドオフ要求を行ってもよい動作フローとなっている。
複数のATが同時期にハンドオフ要求を行ってきた場合は、そのうち推定スループット比が最も大きなものであって、所定の閾値(以降TH値と称す)より大きいATのみのハンドオフを行い、残りのハンドオフ要求を行っているATに対しては、ハンドオフして追加されたATを考慮したハンドオフ先の電波環境で、新に推定スループット比を求めハンドオフ可否の判断を行うようにしている。
AT(i)がゾーン1(303)からゾーン2(304)側へ移動し、ハンドオフ要求(図7のステップ722)を行った場合、BSC(306)は、各AT(i)について、BTS1(301)よりDRCとスループット情報を、BTS2(302)よりDRCを受信し、その各々のAT(i)に対応したDRC情報(DRC(i))と、ハンドオフ要求数(j)及びスループット情報(T(i))を取得する。ここで、DRC情報DRC(i)は端末が基地局に要求する又は期待するデータレート情報である。一方、スループットとは、実際に基地局が送信したデータレートの実績値(平均値)、即ち、平均スループットである。前述のiとは、ATの管理番号であり、本例の場合、AT1(305)はi=1、AT2はi=2・・・としている。また、BSC(306)は、後述するメモリより、ハンドオフ要求先ゾーンでのAT接続数(k)を取得する(ステップ901)。
次に、BSC(306)は、ハンドオフ要求数分、本動作フローを繰り返す為の変数(h)を初期化し(ステップ902)、ハンドオフ要求数(j)と変数(h)を比較して、(h)が(j)未満であれば、ステップ905へ遷移し、ハンドオフ要求した全ATに対する処理が終了したものとして、本処理を終了する(ステップ904)。
ステップ905では、BSC(306)は、各変数の初期化処理(i=0、imax=0、TIR(i)=0、TIRmax=TH値)を行う(ステップ905)。以下に変数を定義する。imaxとは、推定スループット比が最も高いATの管理番号であり、TIR(i)は、ハンドオフ要求を行った各ATの推定スループット比であり、TIRmaxとは、ハンドオフ要求を行った全ATの推定スループット比の最大値である。
次に、BSC(306)は、(i)のインクリメント処理(ステップ911)を経て、(i)と(j)を比較する(ステップ906)。本処理開始時は(i)=1であるため、(i)は(j)以下になるので、ステップ907へ遷移し、(i)はハンドオフ実行済みか否かの判断を行う。
(i)がハンドオフ実施済のATの管理番号であった場合、BSC(306)は、(i)をインクリメント(ステップ911)する。一方、ステップ907においてAT(i)がハンドオフ済みでなかった場合、BSC(306)は、AT(i)の推定スループット比を算出する(ステップ908)。
推定スループット比を算出するには、まず、取得した情報等に基づいてハンドオフした場合の推定スループットT(i)を次の式(1)により求める。
(i)=DRC(i)/k・・・・・・式(1)
式(1)は、(k)に通信事業者が統計データとしてもっている無線エリア内の稼働率αを乗算した、以下の式(1a)として、実運用を考慮したハンドオフ制御としてもよい。
(i)=DRC(i)/(k*α)・・・・・・式(1a)
次に、BSC(306)は、各ATに対し現在の平均スループットT(i)と、式(1)によって求めた推定スループットT(i)から各ATの推定スループット比であるTIR(i)を次の式(2)より求める。
TIR(i)=(T(i)−T(i))/T(i)・・・・・・式(2)
BSC(306)は、求めたTIR(i)をTIRmax(初期値はTH値)と比較し(ステップ909)、TIR(i)がTIRmaxより小さい場合には、そのATのハンドオフ要求を見送り、ステップ911へ遷移し、一方、求めたTIR(i)がTIRmax以上の場合は、その(i)をimaxとし、そのTIR(i)をTIRmaxとし(ステップ910)、次の管理番号のハンドオフ要求AT(i)の推定スループット比であるTIR(i)を求めるため、ステップ911へ遷移する。
BSC(306)は、複数のハンドオフ要求を行っているATのTIR(i)を算出後、ステップ906において、(i)が(j)より大きくなった場合は、ステップ910においてimaxとTIRmaxが確定しているので、TH値とTIRmaxを比較し(ステップ912)、TIRmaxとTH値が一致していない場合は、そのAT(i)をハンドオフさせる(ステップ914:図7の(C))。このとき、BSC(306)は、TIRmaxがTH値と一致している場合は、ハンドオフを見送る動作を行うため、図8の(D)へ遷移する。
BSC(306)は、ステップ914のハンドオフ実行後に、新たなハンドオフ要求であるDRC信号を受信したか否かの判断を行い(ステップ915)、新たなDRCを受信した場合は、ステップ901へ遷移し、条件を全てリセットし本処理のスタートに戻って処理を開始する。一方、BSC(306)は、ステップ915にて新たなDRCを受信しなかった場合は、ハンドオフ要求先のゾーンの接続数(k)がハンドオフ実行により1台増加したので、(k)のインクリメント処理を行い(ステップ916)、ステップ914によりハンド実行したAT(i)の(i)であるimaxの値をメモリに記憶する。その後、ハンドオフ要求数分、本動作フローを繰り返す為の変数(h)をインクリメント(ステップ918)を行い、ステップ903に遷移し、ハンドオフ要求を行っているATであって、次に推定スループット比の大きいATのハンドオフを行うか否かの判断を繰り返す。
以上のように、本実施の形態は、この推定スループットと現在のスループットからハンドオフの有効性を判断し、ハンドオフ後のスループットが低下するATについては、ハンドオフを見送り、ハンドオフ後のスループットが改善されるATについては、TIR(i)が最大の値を取るATを求め、算出したTIR(i)が最大の値を取るATに対しハンドオフ(BTSの切替え)を実行する。また、このTIR(i)が最大となるATがハンドオフすることにより、ハンドオフ先BTSの接続ユーザ数が1台増加する処理を行い、再びハンドオフ要求している残りのATに対し同様のハンドオフ制御を実行する。
本実施の形態のハンドオフ制御により、ハンドオフ要求しているATのうち、いくつかのATがハンドオフすると、ハンドオフ先のゾーンが混み、現在属しているゾーンが空くため、残ったATにとって推定スループット比が低下することでハンドオフ制御が収束することになる。また、単純にATの推定スループット比が良くなった場合にハンドオフを実行してしまうと、ハンドオフ要求した全ATの前記推定スループット比が良くなれば一斉にハンドオフを実行してしまい、いままで空いていたゾーンが混雑し、逆に空いてしまったゾーン(以前のゾーン)に再びハンドオフするようなハンドオフの反復現象を引き起こしてしまう。本発明は、推定スループット比が最大ATのみ順番にハンドオフ制御するので、このようなハンドオフの反復現象を防止することができる。
図10は、本実施の形態における無線基地局及び無線制御局のブロック図である。
本図では、図3に基づいて無線基地局BTS1(301)及びBTS2(302)の2局と、無線制御局BSC(306)1台の場合を説明する。BTS1(301)は送信スケジューリング処理や受信信号の同期捕捉等を実現するものであり、BSC(306)はコネクション制御やハンドオフ制御等の機能を実現するものである。
ここで、基地局BTS1(301)及びBTS2(302)は同じ構成をとるので、BTS1(301)のみの説明とする。
BTS1(301)は、ゾーン1(303)内のATからのデータを送受信するIF部(3011)、変復調部(3012)、送受信するデータを一時蓄えるためのバッファ(3013)、BSC(306)とのインタフェースをとるIF部(3016)、BTS全体を制御するCPU(3015)、各種動作プログラム及びプログラムのワークエリアであるメモリ(3016)とから構成され、ATとの間の無線通信路によりデータ通信を行う。
送受信部(3011)は図示しないアンテナ部を含み、変復調部(3012)はATとの間で通信を行う為のPhase Shift Keying(PSK)方式等の適宜の変復調処理を行っている。
データの流れとしてATからBSC(306)方向の場合、ATからの無線信号を受信し、変復調部(3012)により復調が行われ、バッファ(3013)、IF部(3016)を介して電気信号によりBSC(306)へ伝達されている。BSC側からのデータは前記と逆の流れでATに伝達される。
CPU(3015)は、送信スケジューリング処理を行うスロット割当部(3015a)、自己が管理するゾーン内の各ATのスループット及び、ゾーン内の平均スループットを算出するスループット算出部(3015b)、図7及び図8において説明したDRC Lockbitを制御するロックビット制御部(3015c)を備える。
BTS1(301)がATよりDRCを受信した場合、スループット算出部(3015b)が算出したスループット情報を付加して、BSC(306)へ送信するよう制御している。
次にBSC(306)は、公衆網(107)とのインタフェースをとる網IF部(3066)、送受信するデータを一時蓄えるためのバッファ(3065)、BSC(306)と複数のBTS間のCH選択を行うセレクタ部(3064)、ゾーン内の無線端末情報を管理する呼情報テーブル(3062)、BSC(306)全体を制御するCPU(3061)、各種動作プログラム及びプログラムのワークエリアであるメモリ(3067)と、各BTSからのデータを送受信する送受信部(3063-n:nはBTSの数であり、1以上の自然数)を備える。
CPU(3061)は、セレクタ・バッファ制御部(3061b)、推定スループット算出部(3061a)、比較判定部(3061d)、ハンドオフ制御部(3061c)を備える。
推定スループット算出部(3061a)は、図9の処理内の推定スループットの演算を行うもので、図9中、主に、ステップ912・914以外の処理を実行する。セレクタ・バッファ制御部(3061b)は、ハンドオフ制御部(3061c)の判定結果によりセレクタ部(3064)やバッファ(3065)を制御しデータ伝送の制御を行うもので、図9中、主に、ステップ914の処理を実行する。ハンドオフ制御部(3061c)は、ハンドオフの実行及びハンドオフ見送り時にLockbitのUNLock指示などハンドオフ実行又は見送りに必要な制御を行うもので、図9中、主に、ステップ914の処理を実行する。比較判定部(3061d)は、図9の処理内の推定スループット算出部の算出結果(推定スループット比)と閾値を比較し、ハンドオフ実行又は見送りの判定を行うもので、図9中、主に、ステップ912の処理を実行する。なお、ハンドオフ要求数(j)、スループット情報(T(i))、AT接続数(k)等の処理に必要なデータは、呼情報テーブル(3062)又はメモリ(3067)に保存しておき、CPU(3061)は必要なデータを読み取り又は書き込みを行う。
ATが通話しているBTSは、送信スケジューリング処理からATの現在の平均スループットを計算し、その平均スループットの情報をBSC(306)に通知し、それを受信したBSC(306)が、予め把握している接続ユーザ数等の呼情報を組み合わせて推定スループット算出し、本実施の形態のハンドオフ制御を実行している。
なお、上述した本発明の実施例は、BSCと複数のBTSとが物理的に分離した接続形態にて説明したが、1つのBSCと複数のBTSとが一体となった構成をとってもよく、奏する効果にかわりはない。その際、その一体となった構成は、図10のBSC(306)の特にCPU(3061)の構成を、必要に応じて適宜備え、図9に示した処理Aのフローチャートを実行する。なお、ハンドオフ要求数(j)、スループット情報(T(i))、AT接続数(k)等の処理に必要なデータは、内部のメモリに保存しておいて、それを読み出して用いてもよいし、他の装置から受信する構成としてもよい。
従来のCDMA無線通信システム構成図。 本実施の形態の移動体通信システムのシステム構成図。 本実施の形態の移動体通信システムのシステム構成図。 無線基地局による下り回線送信スケジュール処理のフローチャート。 下り回線におけるデータレートとC/Iのデータテーブル。 AT1のハンドオフによる、ゾーン1及び、ゾーン2における送信スケジューリング処理の一例の図。 本実施の形態のハンドオフ制御シーケンス図。 本実施の形態のハンドオフ制御シーケンス図。 処理Aの詳細動作フローチャート。 本実施の形態における無線基地局及び無線制御局のブロック図。
符号の説明
101、102、301、302…無線基地局
103、104、303、304…ゾーン(無線基地局のサービスエリア)
105、305、307、308、309…無線端末
106、306…無線制御局

Claims (11)

  1. 無線制御局及び無線基地局及び複数の無線端末を備え、ある無線基地局に属する無線端末が別の無線基地局に属するように切替えるためのハンドオフ制御を行う無線通信システムにおけるハンドオフ制御方法であって、
    ひとつ又は複数の無線端末が、通信中の第1ゾーンから他の第2ゾーン側へ移動する際、前記第2ゾーンと通信可状態となった場合、
    要求データレート情報を無線基地局へ通知するためのデータレート要求信号に基づき、各無線端末に対応した要求データレートを示すデータレート情報を取得するステップと、
    ハンドオフ前の各無線端末の平均スループット、ハンドオフ要求先のゾーンへのハンドオフ要求数、ハンドオフ要求先のゾーンでの無線端末接続数を取得するステップと、
    各無線端末のデータレート情報と無線端末接続数との比に基づき各無線端末のハンドオフ後の推定される推定スループットを算出し、ハンドオフ後の該推定スループットとハンドオフ前の各無線端末の平均スループットとの変化の度合いを表す、各無線端末のハンドオフ後の推定スループット比を算出するステップと、
    求めた推定スループット比に基づき、推定スループット比が所定の閾値以下の無線端末については、ハンドオフを見送り、一方、推定スループット比が所定の閾値より大きい無線端末については、ハンドオフ要求を行った無線端末の内最大の無線端末についてハンドオフを実行するステップと
    を含むハンドオフ制御方法。
  2. 複数の無線端末がハンドオフを要求する場合、推定スループット比に基づきひとつの無線端末をハンドオフした後、残りのハンドオフ要求を行っている無線端末に対しては、ハンドオフして追加された前記無線端末を考慮したハンドオフ先の電波環境で、新に推定スループット比を求め、その推定スループット比に基づき繰り返しハンドオフの可否を判断する請求項1に記載のハンドオフ制御方法。
  3. 各無線端末の推定スループット比は、以下の式により求める請求項1に記載のハンドオフ制御方法。
    (i)=DRC(i)/k
    TIR(i)=(T(i)−T(i))/T(i)
    (ここで、
    i:無線端末の識別番号
    k:第2ゾーンの無線端末接続数
    DRC(i):無線端末(i)のデータレート情報
    (i):推定スループット
    T(i):現在の平均スループット
    TIR(i):推定スループット比 )
  4. 推定スループットは、さらに無線エリア内の稼働率に基づいて計算する請求項1に記載のハンドオフ制御方法。
  5. ハンドオフ後にスループットが低下するような場合は、無線制御局又はハンドオフ要求先の第2ゾーンの無線基地局がLockbitを“UNLock”として無線端末へ送信するステップと、
    “UNLock”信号を受信した無線端末は、ハンドオフ要求先の第2ゾーンの無線基地局のC/Iが通信中の第1ゾーンの無線基地局のそれより大きいのにもかかわらず、第1無線基地局を選択したデータレート要求信号を第1及び第2ゾーンの無線基地局に送信するステップと、
    無線制御局又は第1ゾーンの無線基地局は、Lockbitを“Lock”として無線端末へ送信するステップと、
    無線制御局又は第2ゾーンの無線基地局は、Lockbitを“UNLock”として無線端末へ送信するステップ
    を含む請求項1に記載のハンドオフ制御方法。
  6. 無線制御局及び無線基地局及び複数の無線端末を備え、ある無線基地局に属する無線端末が別の無線基地局に属するように切替えるためのハンドオフ制御を行う無線通信システムにおける無線制御局であって、
    ひとつ又は複数の無線端末が、通信中の第1ゾーンから他の第2ゾーン側へ移動する際、前記第2ゾーンと通信可状態となった場合、
    無線制御局は、
    各ゾーン内の無線端末に関する情報及びハンドオフに関する情報を記憶する記憶部と、
    推定スループットの算出を行う推定スループット算出部と、
    前記推定スループット算出部の算出結果に基づき、ハンドオフの実行又は見送りの判定を行う比較判定部と、
    ハンドオフの実行及び見送りの制御を行うハンドオフ制御部と、
    を備え、
    前記推定スループット算出部は、
    各無線端末について、ハンドオフ前の平均データレートを第1ゾーンの無線基地局から受信し、要求データレート情報を無線基地局へ通知するためのデータレート要求信号を第1又は第2ゾーンの無線基地局から受信し、
    受信したデータレート要求信号に基づき、各無線端末に対応した要求データレートを示すデータレート情報を取得し、
    前記記憶部から、ハンドオフ要求先のゾーンへのハンドオフ要求数、ハンドオフ要求先のゾーンでの無線端末接続数を取得し、
    各無線端末のデータレート情報と無線端末接続数との比に基づき各無線端末のハンドオフ後の推定される推定スループットを算出し、ハンドオフ後の該推定スループットとハンドオフ前の各無線端末の平均スループットとの変化の度合いを表す、各無線端末のハンドオフ後の推定スループット比を算出し、
    前記比較判定部は、求めた推定スループット比と所定の閾値とを比較し、
    前記ハンドオフ制御部は、求めた推定スループット比に基づき、推定スループット比が所定の閾値以下の無線端末については、ハンドオフを見送り、一方、推定スループット比が所定の閾値より大きい無線端末については、ハンドオフ要求を行った無線端末の内最大の無線端末についてハンドオフを実行する
    無線制御局。
  7. 無線制御局及び無線基地局及び複数の無線端末を備え、ある無線基地局に属する無線端末が別の無線基地局に属するように切替えるためのハンドオフ制御を行う無線通信システムにおける無線基地局であって、
    ひとつ又は複数の無線端末が、通信中の第1ゾーンから他の第2ゾーン側へ移動する際、前記第2ゾーンと通信可状態となった場合、
    無線基地局は、
    各ゾーン内の無線端末に関する情報及びハンドオフに関する情報を記憶する記憶部と、
    推定スループットの算出を行う推定スループット算出部と、
    前記推定スループット算出部の算出結果に基づき、ハンドオフの実行又は見送りの判定を行う比較判定部と、
    ハンドオフの実行及び見送りの制御を行うハンドオフ制御部と、
    各無線端末の平均スループットを算出するスループット算出部と、
    を備え、
    前記推定スループット算出部は、
    要求データレート情報を無線基地局へ通知するためのデータレート要求信号に基づき、各無線端末に対応した要求データレートを示すデータレート情報を取得するステップと、
    前記スループット算出部からハンドオフ前の各無線端末の平均スループットを取得し、
    前記記憶部から、ハンドオフ要求先のゾーンへのハンドオフ要求数、ハンドオフ要求先のゾーンでの無線端末接続数を取得し、
    各無線端末のデータレート情報と無線端末接続数との比に基づき各無線端末のハンドオフ後の推定される推定スループットを算出し、ハンドオフ後の該推定スループットとハンドオフ前の各無線端末の平均スループットとの変化の度合いを表す、各無線端末のハンドオフ後の推定スループット比を算出し、
    前記比較判定部は、求めた推定スループット比と所定の閾値とを比較し、
    前記ハンドオフ制御部は、求めた推定スループット比に基づき、推定スループット比が所定の閾値以下の無線端末については、ハンドオフを見送り、一方、推定スループット比が所定の閾値より大きい無線端末については、ハンドオフ要求を行った無線端末の内最大の無線端末についてハンドオフを実行する
    無線基地局。
  8. 複数の無線端末がハンドオフを要求する場合、推定スループット比に基づきひとつの無線端末をハンドオフした後、残りのハンドオフ要求を行っている無線端末に対しては、ハンドオフして追加された前記無線端末を考慮したハンドオフ先の電波環境で、新に推定スループット比を求め、その推定スループット比に基づき繰り返しハンドオフの可否を判断する請求項7に記載の無線基地局。
  9. 各無線端末の推定スループット比は、以下の式により求める請求項7に記載の無線基地局。
    (i)=DRC(i)/k
    TIR(i)=(T(i)−T(i))/T(i)
    (ここで、
    i:無線端末の識別番号
    k:第2ゾーンの無線端末接続数
    DRC(i):無線端末(i)のデータレート情報
    (i):推定スループット
    T(i):現在の平均スループット
    TIR(i):推定スループット比 )
  10. 推定スループットは、さらに無線エリア内の稼働率に基づいて計算する請求項7に記載の無線基地局。
  11. ハンドオフ後にスループットが低下するような場合は、無線制御局又はハンドオフ要求先の第2ゾーンの無線基地局がLockbitを“UNLock”として無線端末へ送信し、
    “UNLock”信号を受信した無線端末は、ハンドオフ要求先の第2無線基地局のC/Iが通信中の第1ゾーンの無線基地局のそれより大きいのにもかかわらず、第1ゾーンの無線基地局を選択したデータレート要求信号を第1及び第2ゾーンの無線基地局に送信し、
    無線制御局又は第1ゾーンの無線基地局は、Lockbitを“Lock”として無線端末へ送信し、
    無線制御局又は第2ゾーンの無線基地局は、Lockbitを“UNLock”として無線端末へ送信す
    求項7に記載の無線基地局。
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