JP4600079B2 - 無線通信装置及び無線通信ネットワークシステム - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信装置及び無線通信ネットワークシステムに関し、例えば、複数の無線通信装置をアクセスポイントとして有して構成する無線通信ネットワークシステムに適用し得る。
従来、複数のアクセスポイントを有して構成される無線通信ネットワークシステムは、各アクセスポイントが、それぞれの無線到達範囲内に存在する無線端末と無線接続することで実現している。
無線通信ネットワーク環境においては、無線端末の移動性を確保するために、あらかじめ各アクセスポイントの位置を認識しておくことが必要である。従来、各アクセスポイントの位置を認識する方法としては、例えば、アクセスポイントの設置時にあらかじめ人手で登録する方法や、また例えば、GPS(Global Positioning System)等を利用して各アクセスポイントの位置情報を取得する方法等がある(特許文献1参照)。
また、無線通信ネットワーク環境において、無線端末が、接続中のアクセスポイントの無線到達範囲を超えて移動すると、接続するアクセスポイントを切り替える必要がある。従来、このハンドオーバ処理の方法は、無線端末が、アクセスポイントとの受信強度が閾値を下回ったことを判断したときに、他のアクセスポイントの存在を調べるためのProbeReqコマンドを送信する。そして、ProbeReqコマンドを受信したすべてのアクセスポイントがProbeRspコマンドを返信し、無線端末が、そのProbeRspコマンドの受信強度が一番強いとするアクセスポイントと接続するようにしている(図2及び特許文献2参照)。
特開2001−258058号公報 特開2003−174665号公報
ところで、近年、無線通信ネットワークシステムはあらゆる分野での適用が望まれており、その形態も適用分野に応じて様々なものが考えられる。そのため、システム形態を柔軟することが望まれる。このような実情及びその拡張などを考慮すると、アクセスポイントの位置を認識することはシステムにとって最も重要な基本的処理の一つである。
しかしながら、従来のように、人手により位置情報を登録する方法では、登録に時間がかかる上に、システムの拡大等に応じてアクセスポイントの数が増えることが考えられるので登録ミスが生じるおそれがある。また、アクセスポイントの追加や設置位置の変更に対しても柔軟な対応ができないという問題がある。また、GPSを利用する方法は、各アクセスポイントにGPS対応の位置情報取得装置を搭載させる必要があり、コストが高くなるという問題がある。
また、従来の無線端末の移動による接続先切り替え処理は、無線端末は、ProbeReqコマンドを受信したすべてのアクセスポイントからのProbeRspコマンドを受信し、それらの中から接続先を選択するものである。そのため、周辺にアクセスポイントが多数ある場合、無線端末は、その数に応じた多数のProbeRspコマンドが返信されてきてしまい、それら多数の中から接続先を決定しなければならない。よって、無線端末が接続先を決定するまでに時間がかかってしまい、それまでの間、通信が途切れてしまうという問題がある。
さらに、従来の無線通信ネットワークシステムにおいて、無線端末は、受信電界強度が一番強いアクセスポイントと接続するものとしている。そのため、場合によっては、近隣に複数のアクセスポイントが存在しているにもかかわらず、1台のアクセスポイントが複数の無線端末と接続し、そのアクセスポイントの処理負荷のみが大きくなり、ネットワークの通信効率に影響を与えるおそれもある。
そこで、接続をしていない無線端末からも無線信号を取り込むと共に、他の無線通信装置との情報交換を行うことで、無線端末及び周辺のアクセスポイントの位置関係の認識をさせることができ、その上で、所定の拡張処理ができる無線通信装置及び無線通信ネットワークシステムが求められている。
かかる課題を解決するために、第1の本発明の無線通信装置は、自装置の無線到達範囲内に存在する1又は複数の無線端末と接続可能なものであって、各無線端末の無線通信を実現する無線通信ネットワークシステムを構成する無線通信装置において、(1)接続している各無線端末が送出した無線信号だけでなく、接続していない各無線端末が送出したすべての無線信号をも受信する無線通信手段と、(2)無線通信ネットワークシステムを構成する他の無線通信装置に自装置が有する情報を定期的に送受信するシステム側通信手段と、(3)無線通信手段の受信情報及びシステム側通信手段が受信した他の無線通信装置からの受信情報に基づいて、無線通信ネットワークシステムの各無線通信装置間で同期させた、各無線端末の無線信号の受信情報及び各無線端末の接続先情報を示す端末管理テーブルを作成する端末管理テーブル作成手段と、(4)端末管理テーブルを参照し、同一無線端末からの無線信号の受信情報に基づいて他の無線通信装置との位置関係を認識する位置関係認識手段とを備えることを特徴とする。
また、第2の本発明の無線通信装置は、自装置の無線到達範囲内に存在する1又は複数の無線端末と接続可能なものであって、各無線端末の無線通信を実現する無線通信ネットワークシステムを構成する無線通信装置において、(1)接続している各無線端末が送出した無線信号だけでなく、接続していない各無線端末が送出したすべての無線信号をも受信する無線通信手段と、(2)無線通信ネットワークシステムを構成する他の無線通信装置に自装置が有する情報を定期的に送受信するシステム側通信手段と、(3)無線通信手段の受信情報及びシステム側通信手段が受信した他の無線通信装置からの受信情報に基づいて、無線通信ネットワークシステムの各無線通信装置間で同期させた、各無線端末の無線信号の受信強度情報及び各無線端末の接続先情報を示す端末管理テーブルを作成する端末管理テーブル作成手段と、(4)端末管理テーブルに基づいて、自装置が同一無線端末からの無線信号の受信強度が一番強く接続先候補となる場合にのみ、無線端末が送信した存否確認メッセージに対する応答メッセージを返信して、接続先切り替えを実行する接続先切り替え手段とを備えることを特徴とする。
さらに、第3の本発明の無線通信装置は、自装置の無線到達範囲内に存在する1又は複数の無線端末と接続可能なものであって、各無線端末の無線通信を実現する無線通信ネットワークシステムを構成する無線通信装置において、(1)接続している各無線端末が送出した無線信号だけでなく、接続していない各無線端末が送出したすべての無線信号をも受信する無線通信手段と、(2)無線通信ネットワークシステムを構成する他の無線通信装置に自装置が有する情報を定期的に送受信するシステム側通信手段と、(3)無線通信手段の受信情報及びシステム側通信手段が受信した他の無線通信装置からの受信情報に基づいて、無線通信ネットワークシステムの各無線通信装置間で同期させた、各無線端末の無線信号の受信強度情報及び各無線端末の接続先情報を示す端末管理テーブルを作成する端末管理テーブル作成手段と、(4)自装置が複数の無線端末と接続している場合に、端末管理テーブルに基づいて、複数の無線端末のうち受信強度が低い無線端末と受信可能な他の無線通信装置に接続先を切り替える負荷分散手段とを備えることを特徴とする。
さらにまた、第4の本発明の無線通信ネットワークシステムは、1又は複数の無線端末と、自装置の無線到達範囲内に存在する各無線端末と無線接続し、各無線端末の無線通信を実現する複数の無線通信装置とを備える無線通信ネットワークシステムにおいて、各無線通信装置が第1〜第3のいずれかに記載の無線通信装置であることを特徴とする。
本発明の無線通信装置及び無線通信ネットワークシステムによれば、接続をしていない無線端末からも無線信号を取り込むと共に、他の無線通信装置との情報交換を行うことで、無線端末及び周辺のアクセスポイントの位置関係の認識をさせることができ、その上で、所定の拡張処理ができる。
(A)実施形態
以下、本発明の無線通信装置及び無線通信ネットワークシステムの実施形態について図面を参照して説明する。
(A−1)実施形態
図1は、本実施形態の無線通信ネットワークシステムの概略的な構成を示す構成図である。
図1に示す本実施形態の無線ネットワークシステム10は、4台のアクセスポイント1(1−1〜1−4)を有して構成され、各アクセスポイント1−1〜1−4が有線ネットワーク3に接続して構成される。また、本実施形態の無線ネットワークシステム10は、移動可能な無線ネットワーク端末2を有し、各アクセスポイント1(1−1〜1−4)の無線到達範囲内に存在する無線ネットワーク端末2が、その無線到達範囲を形成するアクセスポイント1(1−1〜1−4)と無線通信を行う。
ここで、各アクセスポイント1−1〜1−4間が接続する有線ネットワーク3は、所定の通信プロトコルに従って通信を実現するネットワークである。有線ネットワーク3の通信プロトコルは特に限定されないが、例えばTCP/IPに従った通信が可能である。
無線ネットワーク端末2は、アクセスポイント1(1−1〜1−4)と無線通信することができる無線通信端末である。無線ネットワーク端末2は、所定の無線通信方式に従って無線通信することができれば、例えば、無線通信機能を有するパーソナルコンピュータ(例えば、ノート型PC)、携帯電話機、PDA端末、PHS端末等が該当する。
アクセスポイント1(1−1〜1−4)は、所定の無線電波の到達範囲を有し、その無線到達範囲内に存在する無線ネットワーク端末2と無線通信することができるものである。また、アクセスポイント1(1−1〜1−4)は、例えば壁や天井等に固定的に設置されたものや、例えば簡単に取り外し、取り付けができるものや、又は例えば台車等に設けられて移動可能なものが適用可能である。
図1においては、各アクセスポイント1−1〜1−4の下に示した実線で示した円が、各アクセスポイント1−1〜1−4の無線到達範囲を示す。また、複数のアクセスポイント1−1〜1−4の無線到達範囲が重なりあっている範囲に無線ネットワーク端末2が存在する場合、無線ネットワーク端末2はいずれのアクセスポイント1−1〜1−4と通信可能である。なお、図1において、各アクセスポイント1−1〜1−4同士はお互いの無線到達範囲内に位置しないので、各アクセスポイント1−1〜1−4間の無線通信はできない。
図3は、アクセスポイント1(1−1〜1−4)の内部構成を示すブロック図である。図3に示すように、アクセスポイント1(1−1〜1−4)は、制御部11、有線ネットワーク側通信部12、無線通信部13を少なくとも有する。
制御部11は、アクセスポイント1(1−1〜1−4)が実現する機能を制御するものであり、例えば、CPU、ROM、RAM等から構成されるものである。そして、CPUがROMに格納されている処理プログラムを読み出し、その処理プログラムを実行することで所定機能を実現する。
有線ネットワーク側通信部12は、有線ネットワーク3と接続し、各アクセスポイント1−1〜1−4間でデータを送受信する通信手段である。本実施形態の有線ネットワーク側通信部12は、上述したようにTCP/IPを通信プロトコルとするものを適用できる。
無線通信部13は、自アクセスポイント1−1〜1−4の無線到達範囲に存在する無線ネットワーク端末2と無線通信する無線通信手段である。無線通信部13は、例えば、IEEE802.11a、802.11b、802.11g等を通信プロトコルとして適用できるものである。
図4は、アクセスポイント1(1−1〜1−4)が実現し得る主な機能を示す機能ブロック図である。図4において、アクセスポイント1(1−1〜1−4)が実現する主な機能は、位置関係認識機能11a、ハンドオーバ機能11b、負荷分散機能11cを少なくとも有する。なお、これら機能11a〜11cは、制御部11のCPUがROMの処理プログラムを読み出して実行することで実現されるものである。
位置関係認識機能11aは、到来した無線ネットワーク端末2からの無線信号を取り込み、その無線信号の受信電界強度を測定し、各無線ネットワーク端末2についての受信電界強度に基づいて端末管理テーブル111を作成するものである。このとき、位置関係認識機能11aは、無線ネットワーク端末2から到来した無線信号の送信先が自アクセスポイント1でない場合も受信し、受信強度を測定する。
一般(従来)の無線通信ネットワークの場合、複数のアクセスポイント1の無線到達範囲の重複範囲内に無線ネットワーク端末2が存在するとき、無線ネットワーク端末2は、複数のアクセスポイント1のうち受信強度が最も強いアクセスポイント1と交信する。よって、そのときの無線信号の送信先は受信強度が最も大きいアクセスポイントのアドレスとなるため、他のアクセスポイント1は、たとえ無線ネットワーク端末2からの無線到達範囲に存在していたとしても、無線信号の送信先が自装置1でないので、その無線信号を廃棄していた。
しかし、本実施形態の場合、無線信号の送信先が自装置1でないときも、無線ネットワーク端末2から到来した無線信号を各アクセスポイント1は廃棄せず、すべて受信するものとする。これにより、接続していない無線ネットワーク端末2を含めた無線ネットワーク端末からの無線信号の受信強度をアクセスポイント1が管理することができる。
また、位置関係認識機能11aは、有線ネットワーク3を通じて端末管理テーブル111をブロードキャストで送信するものである。また、これに対応し、位置関係認識機能11aは、有線ネットワークを通じて他のアクセスポイント1からブロードキャストで端末管理テーブル111を受信し、自アクセスポイントが管理する端末管理テーブル111の内容と他アクセスポイントから受信した端末管理テーブル111の内容を合成するものである。
これにより、本来受信しない無線信号をもアクセスポイントは受信し、その無線信号の受信電界強度及び無線端末の接続先情報を示す端末管理テーブル111を作成することで、ネットワークにおける各アクセスポイントの接続状況を把握することができる。
さらに、位置関係認識機能11aは、端末管理テーブル111に基づいて、自アクセスポイント1と隣接アクセスポイント1との位置関係を認識するものである。
ここで、図5は、位置関係認識機能11aが管理する端末管理テーブル111の構成例を示す説明図である。図5において、端末管理テーブル111の項目は、例えば、記録アクセスポイント、通信アクセスポイント、無線NW端末、前回時間、前回電界強度、今回時間、今回電界強度などを有する。
「記録アクセスポイント」は、当該端末管理テーブル111を作成したアクセスポイントを示し、「通信アクセスポイント」は、無線ネットワーク端末2と通信をしているアクセスポイントを示す。「無線NW端末」は、通信アクセスポイントが無線通信している無線ネットワーク端末2を示す。なお、図5では、説明便宜上、アクセスポイント及び無線ネットワーク端末の名称を示すが、実際にはアクセスポイント及び無線ネットワーク端末を識別できるもの、例えばMACアドレスを示す。
「前回時間」は、通信アクセスポイントにおける無線ネットワーク端末2から電波を受信した前回の時間を示し、「前回電界強度」は、そのとき(前回)の通信アクセスポイントにおける受信電界強度である。また、「今回時間」は、通信アクセスポイントにおける無線ネットワーク端末2から電波を受信した今回の時間を示し、「今回電界強度」は、今回の通信アクセスポイントにおける受信電界強度である。
位置関係認識機能11aにおける、端末管理テーブル111に基づいて隣接アクセスポイント1との位置関係(トポロジー)を認識する方法の詳細は、後述する。
ハンドオーバ機能11bは、後述するように、位置関係認識機能11aにより作成された端末管理テーブル111に基づいて、無線ネットワーク端末2からの無線信号の受信強度が一番強いアクセスポイントを、その無線ネットワーク端末2の親アクセスポイント候補として選出し、アクセスポイント1間で親アクセスポイント候補を認識しておく。そして、自アクセスポイント1が親アクセスポイント候補である場合にのみ、無線ネットワーク端末2からProbeReqコマンドを受信すると、ProbeReqコマンドに対するProbeRspコマンドを返信するものである。
つまり、ProbeRspコマンドを返信するのは、ProbeReqコマンドを受信したすべてのアクセスポイント1ではなく、親アクセスポイント候補となったアクセスポイントのみとすることができる。
そのため、アクセスポイント1側で、無線ネットワーク端末2のハンドオーバによる接続先の切り替え先を予め決定することができると共に、無線ネットワーク端末2に送信されるProbeRspコマンドの数は従来に比べて少なくなる。その結果、移動した無線ネットワーク端末2による接続先の決定が従来より容易になり、接続先決定までの時間が短くなる。
負荷分散機能11cは、後述するように、位置関係認識機能11aにより作成された端末管理テーブル111に基づいて、自アクセスポイント1が無線通信を行っている無線ネットワーク端末2が、自アクセスポイント1以外と無線通信可能であるか否かを検索するものである。そして、自アクセスポイント1以外のアクセスポイント1がある場合には、そのアクセスポイント1に当該無線ネットワーク端末2の親アクセスポイントとなって無線通信するよう指示する。また、負荷分散機能11cは、無線ネットワーク端末2の親アクセスポイントになるよう指示すると、当該無線ネットワーク端末2との無線通信を終了する。
一方、これに対して、親アクセスポイントになるよう指示を受けたアクセスポイント1において、負荷分散機能11cは、無線ネットワーク端末2からのProbeReqコマンドを受け取ると、ProbeRspコマンドを送信し、無線ネットワーク端末2との無線通信を行う。
このように、無線ネットワーク端末2が他のアクセスポイント1と無線通信可能な場合に、他のアクセスポイント1との無線通信を行うようにすることで、1台のアクセスポイント1が行う無線通信の負担を分散することができるので、ネットワークの効率化を図ることができる。
(A−2)実施形態の動作
次に、本実施形態の無線通信ネットワークシステム10を構成するアクセスポイント1における動作について図面を参照して説明する。
(A−2−1)アクセスポイントにおける位置関係認識処理
まず、本実施形態の無線通信ネットワークシステム10を構成するアクセスポイント1における位置関係認識処理について図面を参照して説明する。
ここでは、図6に示すように、2台の無線ネットワーク端末2−1及び2−2が、アクセスポイント1(1−1〜1−4)と無線通信可能なネットワークを例に挙げて説明する。
なお、無線ネットワーク端末2−1は、受信強度が一番強いアクセスポイント1−1と無線通信しており、無線ネットワーク端末2−2は、受信強度が一番強いアクセスポイント1−4と無線通信しているものとする。
また、図7は、アクセスポイント1における位置関係認識処理を示す動作フローチャートである。
図7において、まず、アクセスポイント1の電源がONにされ(S1)、立ち上がると、端末管理テーブル111は、記録内容がすべて消去されている状態に初期化される(S2)。
続いて、無線ネットワーク端末2側の電源もONにされ、無線通信を開始しようとすると、無線ネットワーク端末2は、一番近いアクセスポイント1(無線ネットワーク端末2において受信強度が一番強いアクセスポイント1)と無線通信を開始する。
ここでの無線通信制御方法について簡単に説明する。例えば、まず、無線ネットワーク端末2がProbeReqコマンドを無線送出する。これに対して、無線ネットワーク端末2の無線到達範囲に位置するアクセスポイント1がProbeReqコマンドを受信すると、ProbeRspコマンドを返信する。そして、無線ネットワーク端末2において、ProbeRspコマンドの受信強度が最も強いアクセスポイント1と無線通信を開始するようにする。
一方、アクセスポイント1において、無線ネットワーク端末2から無線信号が到来すると、その到来した無線信号の受信電界強度が測定される(S3)。
アクセスポイント1において、無線信号の受信電界強度が測定されると、その無線信号に含まれている送信元アドレスが取得される。そして、アクセスポイント1において、測定された受信電界強度及びその受信時刻が無線ネットワーク端末2ごとに端末管理テーブル111に記録される(S4)。
このとき、端末管理テーブル111への記録は、無線ネットワーク端末2と無線通信をしているアクセスポイント1だけでなく、無線ネットワーク端末2の無線到達範囲内に存在する全てのアクセスポイント1が行う。
例えば、図6の例において、無線ネットワーク端末2−1は一番受信電界強度の強いアクセスポイント1−1と無線通信を行っているが、アクセスポイント1−2及び1−3は、無線ネットワーク端末2−1の無線到達範囲内に属し、無線ネットワーク端末2−1から無線信号を受信可能である。そこで、アクセスポイント1−2及び1−3も、無線ネットワーク端末2−1からの無線信号を廃棄せず、無線信号の受信電界強度を測定し、端末管理テーブル111に記録する。
同様に、図6において、無線ネットワーク端末2−2はアクセスポイント1−4と無線通信を行っているが、アクセスポイント1−3及び1−4は、無線ネットワーク端末2−2の無線到達範囲内に属し、無線ネットワーク端末2−2から無線信号を受信可能である。そこで、アクセスポイント1−3も、無線信号の受信電界強度を測定し、端末管理テーブル111に記録する。
図8は、図6の各アクセスポイント1−1〜1−4における端末管理テーブル111の記録内容例を示す。
図8(A)は、アクセスポイント1−1の端末管理テーブル111である。アクセスポイント1−1は、無線ネットワーク端末2−1の無線到達範囲内に位置するものであるから、無線信号の受信電界強度を測定できる。また、アクセスポイント1−1は、無線ネットワーク端末2−1と無線通信を行うものである。よって、図8(A)に示すように、無線ネットワーク端末2−1について、「記録アクセスポイント」及び「通信アクセスポイント」の項目にアクセスポイント1−1が記録され、「前回時間」及び「前回電界強度」、「今回時間」及び「今回電界強度」がそれぞれ記録される。
また、図8(B)及び(C)は、アクセスポイント1−2及び1−3の端末管理テーブル111である。アクセスポイント1−2及び1−3は、無線ネットワーク端末2−1の無線到達範囲内に位置するが、無線通信を行うものでないので、図8(B)及び(C)に示すように、無線ネットワーク端末2−1について、「記録アクセスポイント」の項目にはアクセスポイント1−2及び1−3がそれぞれ記録され、「通信アクセスポイント」の項目にはアクセスポイント1−1が記録される。
また、アクセスポイント1−3は、無線ネットワーク端末2−2の無線到達範囲内に位置するが、無線通信を行うものでないので(図6参照)、図8(C)に示すように、無線ネットワーク端末2−2について、「記録アクセスポイント」の項目にはアクセスポイント1−3が記録され、「通信アクセスポイント」の項目にはアクセスポイント1−4が記憶される。
また、図8(D)は、アクセスポイント1−4の端末管理テーブル111である。アクセスポイント1−4は、無線ネットワーク端末2−2の無線到達範囲であり、かつ、無線通信を行うものである。よって、図8(D)に示すように、無線ネットワーク端末2−2について、「記録アクセスポイント」及び「通信アクセスポイント」の項目にアクセスポイント1−4が記録される。
各アクセスポイント1−1〜1−4において、各端末からの受信強度が端末管理テーブル111に記録されると、各アクセスポイント1−1〜1−4の端末管理テーブル111は、所定間隔ごとに有線ネットワーク3を通じてブロードキャストで送信される(S5)。
各アクセスポイント1−1〜1−4から端末管理テーブル111が送信されると、各アクセスポイント1−1〜1−4は他のアクセスポイント1−1〜1−4から端末管理テーブル111を受信する(S6)。
他のアクセスポイント1−1〜1−4から端末管理テーブル111を受け取ると、アクセスポイント1において、受信した端末管理テーブル111を自アクセスポイント1の端末管理テーブル111にマージする(S7)。
図9は、図6の各アクセスポイント1−1〜1−4がマージした端末管理テーブル111の記録内容例を示す。
図9(A)は、アクセスポイント1−1の端末管理テーブル111である。アクセスポイント1−1は、有線ネットワーク3を通じて、アクセスポイント1−2〜1−4がそれぞれ有する端末管理テーブル111を受信し、マージすることで、図9(A)に示すように、無線ネットワーク端末2−1及び2−2についての端末管理テーブル111を完成させることができる。
なお、各アクセスポイント1−1〜1−4は、端末管理テーブル111をブロードキャストで送信するので、図9(A)、(B)、(C)、(D)に示すように、各アクセスポイント1−1〜1−4のそれぞれについて同じ内容の端末管理テーブル111を保持することができる。
端末管理テーブル111を合成すると、各アクセスポイント1において、隣接アクセスポイントとの位置関係が認識される(S8)。
ここで、隣接アクセスポイントとの位置関係認識方法について、図10のフローチャートと図11の具体例を参照して説明する。
図10において、端末管理テーブル111が合成されると、端末管理テーブル111の「記録アクセスポイント」項目に自アクセスポイント1とするものがあるか否かを判断する(S11)。
そして、「記録アクセスポイント」項目に自アクセスポイント1とするものがある場合、その自アクセスポイント1を記録アクセスポイントとするときのテーブル内容から、無線ネットワーク端末2を抜き出す(S12)。なお、「記録アクセスポイント」項目に自アクセスポイント1とするものがない場合は終了する。
例えば、図11はアクセスポイント1−1における端末管理テーブルである。図11において、アクセスポイント1−1は端末管理テーブル111を参照し、「記録アクセスポイント」項目がアクセスポイント1−1であるものを検索し、検索したアクセスポイント1−1の「無線NW端末」項目に記録されている無線ネットワーク端末2−1を抜き出す。
続いて、無線ネットワーク端末2を抜き出すと、その抜き出した無線ネットワーク端末2を「無線NW端末」項目として有するデータがあるか否かを判断する(S13)。
そして、無線ネットワーク端末2を「無線NW端末」項目として有するデータがある場合、そのデータの「記録アクセスポイント」に記録されているアクセスポイント1を抜き出し(S14)、その抜き出したアクセスポイント1を隣接アクセスポイントと認識できる(S15)。
例えば、図11の場合、アクセスポイント1−1において抜き出した無線ネットワーク端末2−1を「無線NW端末」項目に有する「アクセスポイント1−1」、「アクセスポイント1−2」及び「アクセスポイント1−3」が抜き出される。
このとき、アクセスポイント1−1は自アクセスポイントであるから、隣接アクセスポイントは「アクセスポイント1−2」及び「アクセスポイント1−3」であると認識できる。
以上のようにして、自アクセスポイントの隣接アクセスポイントを認識することができる。
また、アクセスポイント1−2〜1−4においても、同様にして、隣接アクセスポイントの認識が行われ、アクセスポイント1−2の隣接アクセスポイントは、「アクセスポイント1−1」及び「アクセスポイント1−3」であり、アクセスポイント1−3の隣接アクセスポイントは、「アクセスポイント1−1」、「アクセスポイント1−2」及び「アクセスポイント1−4」であり、アクセスポイント1−4の隣接アクセスポイントは、「アクセスポイント1−3」であると認識できる。
以上より、各アクセスポイント1は、隣接アクセスポイントとの位置関係を認識することができ(図7のS9)、図11の例の場合、図12に示すような位置関係を各アクセスポイント1は認識できる。
(A−2−2)無線通信ネットワークシステムにおけるハンドオーバ処理
次に、図6に示す無線通信ネットワークシステム10において、無線ネットワーク端末2−1がアクセスポイント1−1に近い側からアクセスポイント1−3に近い側へ移動したときに、無線ネットワーク端末2−1と通信するアクセスポイント1を切り替えるハンドオーバ処理について図13を参照して説明する。
図13は、無線通信ネットワークシステム10におけるハンドオーバ処理を説明する説明図である。
まず、図13において、無線ネットワーク端末2−1はアクセスポイント1−1と無線通信を行っている(S21)。
このとき、図7で説明した場合と同様に、無線ネットワーク端末2−1の無線到達範囲内に存在する各アクセスポイント1は、無線ネットワーク端末2−1が送出した無線信号をすべて受信し、受信電界強度を測定する(図7のS3、S4)。そして、各アクセスポイント1−1〜1−4は、定期的にブロードキャストで端末管理テーブル111を送信し、端末管理テーブル111のマージを行なっている(図7のS5〜S7)。
各アクセスポイント1−1〜1−4において端末管理テーブル111がマージされると、各アクセスポイント1−1〜1−4において、端末管理テーブル111を参照して、無線ネットワーク端末2−1からの受信電界強度が一番強いアクセスポイント1は、どのアクセスポイントであるかの判断が行われる。そして、無線ネットワーク端末2−1からの受信電界強度が一番強いアクセスポイント1を親アクセスポイント候補と決定し、各アクセスポイント1−1〜1−4間で、その旨を定期的に通信しあい、予め認識しておく(S22)。
例えば、図13の例において、端末管理テーブル111が参照され、無線ネットワーク端末2−1からの受信電界強度が一番強いアクセスポイントがアクセスポイント1−3であると判断されると、各アクセスポイント1−1〜1−4の間で、アクセスポイント1−3が、親アクセスポイント候補と決定され、認識される。これにより、各アクセスポイント1−1〜1−4が、親アクセスポイント候補を共通に認識することができる。
なお、この親アクセスポイント候補の決定及び認識のための各アクセスポイント間の通知は定期的に行うものである。そのため、図13では、無線ネットワーク端末2−1によるProbeReqコマンドの送信までに、各アクセスポイント間の通知を1回として示すが、当然複数回なされるものである。
その後、無線ネットワーク端末2−1がアクセスポイント1−3側に移動し、無線ネットワーク端末2−1において、現在無線通信をしているアクセスポイント1−1からの受信電界強度が低下すると(例えば、受信電界強度が閾値以下になると)、無線ネットワーク端末2−1はProbeReqコマンドを送信する(S23)。
無線ネットワーク端末2−1からProbeReqコマンドが送信されると、親アクセスポイント候補として決定されたアクセスポイント1−3のみが、ProbeReqコマンドに対するProbeRspコマンドを返信する(S24)。
このとき、例えば、アクセスポイント1−1及び1−2は、無線ネットワーク端末2−1の無線到達範囲内に存在するものであり、無線ネットワーク端末2−1からProbeReqコマンドを受信可能である。
しかし、S22において、アクセスポイント1−1及び1−2は、予め無線ネットワーク端末2−1に対する親アクセスポイント候補がアクセスポイント1−3であり、自アクセスポイント1−1及び1−2は親アクセスポイント候補でないと認識しているので、無線ネットワーク端末2−1に対するProbeRspコマンドの返信機能を一時的に停止させ、ProbeRspコマンドを返信させない。
これに対して、アクセスポイント1−3は、親アクセスポイント候補であると認識しているので、無線ネットワーク端末2−1に対するProbeRspコマンドの返信機能がそのまま起動し、ProbeRspコマンドを返信する。
このようにすることで、ProbeRspコマンドの返信数が複数となることによる無線ネットワーク端末2−1における接続先決定までの時間を短くすることができる。
S24において、アクセスポイント1−3が送信したProbeRspコマンドが無線ネットワーク端末2−1に与えられると、無線ネットワーク端末2−1とアクセスポイント1−3との間で、所定の接続処理(Authentication及びReassociation等)が行われ、無線ネットワーク端末2−1と無線通信するアクセスポイントが、アクセスポイント1−1からアクセスポイント1−3に切り替えられて、無線ネットワーク端末2−1は、アクセスポイント1−3と無線通信する(S25)。
このようにして、無線通信ネットワークシステム10におけるハンドオーバ処理が行なわれる。
(A−2−3)無線通信ネットワークシステムにおける負荷分散処理
以下では、図14に示すような無線通信ネットワークシステム10の構成を有し、3台の無線ネットワーク端末2−1〜2−3が、1台のアクセスポイント1−1と接続しているため、アクセスポイント1−1の処理負荷を分散させる動作を図16の説明図を参照して説明する。
なお、このときのアクセスポイント1−1が有する端末管理テーブル111の内容は図15に示すような内容とする。
図16において、アクセスポイント1−1は、3台の無線ネットワーク端末2−1〜2−3と接続している(S31)。
アクセスポイント1−1は、端末管理テーブル111を参照し、接続中の無線ネットワーク端末2−1〜2−3を検索し、その検索した複数の無線ネットワーク端末2−1〜2−3の中から受信電界強度が一番低い無線ネットワーク端末2を選択する(S32)。
例えば、図15の端末管理テーブル111を参照すると、アクセスポイント1−1は、アクセスポイント1−1と接続中の無線ネットワーク端末2−1〜2−3のうち、無線ネットワーク端末2−2の受信電界強度が一番低いことが分かる。
そして、アクセスポイント1−1において、受信電界強度が一番低い無線ネットワーク端末2−2が選択されると、端末管理テーブル111を参照して、その無線ネットワーク端末2−2の無線到達範囲内に存在するアクセスポイント1であって、自アクセスポイント1−1以外のアクセスポイントがあるか否かを検索する(S33)。
例えば、図15の端末管理テーブル111を参照すると、「無線NW端末」項目に「無線ネットワーク端末2−2」が記録されているテーブル内容は「No.5」であり、このテーブル内容の「記録アクセスポイント」項目から「アクセスポイント1−2」を検索する。
その検索の結果、自アクセスポイント1−1以外のアクセスポイントがない場合は再度S32に戻り、その次に受信電界強度が低い無線ネットワーク端末2について、同様の処理を施す。
一方、検索の結果、自アクセスポイント1−1以外のアクセスポイントが検索できると、無線ネットワーク端末2−2からの受信電界強度が一番強いアクセスポイント1を選択し、そのアクセスポイントを親アクセスポイント候補とし、その旨を有線ネットワーク3を通じて送信する。このとき、アクセスポイント1−1は、他のアクセスポイント1−3及び1−4には、それぞれ親アクセスポイント候補にならないよう依頼する(S34)。
例えば、図15においては、アクセスポイント1−1以外で無線ネットワーク端末2−2からの無線信号を受信できるのはアクセスポイント1−2のみであるから、アクセスポイント1−2が選択されて、親アクセスポイント候補となる。
その後、アクセスポイント1−1は無線ネットワーク端末2−2との無線通信を終了する(S35)。
そうすると、無線ネットワーク端末2−2は、無線通信をすることができるアクセスポイント1が存在するか否かを判断するため、ProbeReqコマンドを送信する(S36)。
親アクセスポイント候補であるアクセスポイント1−2が、無線ネットワーク端末2−2からのProbeReqコマンドを受信すると、アクセスポイント1−2のみが、ProbeReqコマンドに対するProbeRspコマンドを返信し(S37)、無線ネットワーク端末2−2とアクセスポイント1−2との間で接続処理がなされる(S38)。
これにより、アクセスポイント1−1と接続していた無線ネットワーク端末2−2について、接続先をアクセスポイント1−1からアクセスポイント1−2に切り替えることができるので、アクセスポイント1−1の収容端末を減らすことができるので、アクセスポイント1−1の処理負荷を軽減させることができる。
なお、アクセスポイント1−1において処理負荷の確認をするようにしてもよい。そして、アクセスポイント1−1における処理負荷が小さくなっていない場合にはS32に戻り、更に負荷分散処理を行ない、アクセスポイント処理負荷の負担が小さくなっている場合には負荷分散処理を終了する(S39)。
(A−3)実施形態の効果
以上、本実施形態によれば、接続していない無線端末が送出した無線信号をも取り込み、その無線信号の受信電界強度を測定し、かつ、他のアクセスポイント1からの情報も得て、端末管理テーブル111を作成することで、近隣の他のアクセスポイント1との位置関係を知ることができる。
また、本実施形態によれば、端末管理テーブル111に基づいて、ある無線ネットワーク端末2についての親アクセスポイント候補を決定し、無線ネットワーク端末2が移動する際、その親アクセスポイント候補となったアクセスポイント1のみが、ProbeRspコマンドを返信するようにしたので、無線ネットワーク端末2は1つのアクセスポイントを接続先として容易に切り替えることができるから、接続先切り替えに時間がかからず、通信の途切れが減少する。
さらに、本実施形態によれば、複数の無線ネットワーク端末2と接続している際に、最も受信電界強度が低い無線ネットワーク端末についての他の接続先を、端末管理テーブル111を参照して検索することができ、接続先を切り替えることができるので、アクセスポイント1の処理負荷が減少すると共に、ネットワークとしての通信効率もよくなる。
(B)他の実施形態
(B−1)上述した実施形態において、無線通信ネットワークシステムは、例えば、無線LAN環境下での手順を例に示したが、これに限定されず、デジタルで無線通信を行うシステム(例えば、Zigbee(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、携帯電話システム、PHSなどのシステム)にも適用可能である。
(B−2)端末管理テーブル111を作成することができれば、位置関係認識機能11a、ハンドオーバ機能11b、負荷分散機能11cをそれぞれ単独の機能又は組み合わせた機能としてアクセスポイントが有する構成をとることができる。
(B−3)上述した実施形態において、各アクセスポイント1間が有線ネットワーク3で接続されているものとして説明したが、各アクセスポイント間1で自装置が有する情報を送受信することができれば、有線網に限定されず、無線網若しくは有線網と無線網とを結合させた網に適用できる。
(B−4)上述した実施形態の位置関係認識機能11aの説明において、他のアクセスポイント1との相対的な位置関係のみが分かるものとして説明したが、あるアクセスポイントについて絶対的な位置情報を登録し、より詳細なアクセスポイントの位置を認識させるようにしてもよい。
(B−5)上述した実施形態のハンドオーバ機能11bの説明では、「今回電界強度」項目を参照して、親アクセスポイント候補を決定した。しかし、「前回電界強度」及び「今回電界強度」の履歴変化を利用して決定してもよい。例えば、電界強度の履歴変化が弱くなっているもの(例えば、「−60dbm」から「−65dbm」に変化するもの)は、親アクセスポイント候補から除外するようにしてもよい。これにより、親アクセスポイント候補の決定の際、履歴変化が強くなっているものを対象とでき、対象数を減少できるので、より簡単に決定することができる。
本実施形態の無線通信ネットワークシステムの概略的な構成図である。 従来の無線通信ネットワークシステムのハンドオーバ処理を説明する説明図である。 本実施形態のアクセスポイントの内部構成図である。 本実施形態のアクセスポイントが実行する機能ブロック図である。 本実施形態の端末管理テーブルの構成例を示す説明図である。 本実施形態の無線通信ネットワークシステムの構成例を示す構成図である。 本実施形態のアクセスポイントにおける動作フローチャートである。 本実施形態の各アクセスポイントが有する端末管理テーブルの内容例を示す説明図である。 本実施形態の各アクセスポイントが有する端末管理テーブルの内容例を示す説明図である。 本実施形態のアクセスポイントにおける位置関係認識処理の動作フローチャートである。 本実施形態のアクセスポイントにおける位置関係認識処理の具体例を示す説明図である。 本実施形態の無線通信ネットワークシステムの位置関係認識結果例である。 本実施形態のハンドオーバ処理を説明する説明図である。 本実施形態の無線通信ネットワークシステムの構成例を示す構成図である。 本実施形態のアクセスポイントが有する端末管理テーブルの内容例を示す説明図である。 本実施形態の負荷分散処理を説明する説明図である。
符号の説明
1(1−1〜1−4)…アクセスポイント、2(2−1〜2−3)…無線ネットワークシステム、3…有線ネットワーク、11…制御部、12…有線ネットワーク側通信部、13…無線通信部、11a…位置関係認識機能、11b…ハンドオーバ機能、11c…負荷分散機能、10…無線通信ネットワークシステム。

Claims (6)

  1. 自装置の無線到達範囲内に存在する1又は複数の無線端末と接続可能なものであって、上記各無線端末の無線通信を実現する無線通信ネットワークシステムを構成する無線通信装置において、
    接続している上記各無線端末が送出した無線信号だけでなく、接続していない上記各無線端末が送出したすべての無線信号をも受信する無線通信手段と、
    上記無線通信ネットワークシステムを構成する他の無線通信装置に自装置が有する情報を定期的に送受信するシステム側通信手段と、
    上記無線通信手段の受信情報及び上記システム側通信手段が受信した他の無線通信装置からの受信情報に基づいて、上記無線通信ネットワークシステムの各無線通信装置間で同期させた、上記各無線端末の無線信号の受信情報及び上記各無線端末の接続先情報を示す端末管理テーブルを作成する端末管理テーブル作成手段と、
    上記端末管理テーブルを参照し、同一無線端末からの無線信号の受信情報に基づいて他の無線通信装置との位置関係を認識する位置関係認識手段と
    を備えることを特徴とする無線通信装置。
  2. 上記端末管理テーブル作成手段は、上記無線通信ネットワークシステムを構成する各無線通信装置における上記各無線端末の無線信号の受信強度を管理し、
    上記端末管理テーブルに基づいて、自装置が同一無線端末からの無線信号の受信強度が一番強く接続先候補となる場合にのみ、無線端末が送信した存否確認メッセージに対する応答メッセージを返信して、接続先切り替えを実行する接続先切り替え手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 上記端末管理テーブル作成手段は、上記無線通信ネットワークシステムを構成する各無線通信装置における上記各無線端末の無線信号の受信強度を管理し、
    自装置が複数の上記無線端末と接続している場合に、上記端末管理テーブルに基づいて、上記複数の無線端末のうち受信強度が低い無線端末と受信可能な他の無線通信装置に接続先を切り替える負荷分散手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の無線通信装置。
  4. 自装置の無線到達範囲内に存在する1又は複数の無線端末と接続可能なものであって、上記各無線端末の無線通信を実現する無線通信ネットワークシステムを構成する無線通信装置において、
    接続している上記各無線端末が送出した無線信号だけでなく、接続していない上記各無線端末が送出したすべての無線信号をも受信する無線通信手段と、
    上記無線通信ネットワークシステムを構成する他の無線通信装置に自装置が有する情報を定期的に送受信するシステム側通信手段と、
    上記無線通信手段の受信情報及び上記システム側通信手段が受信した他の無線通信装置からの受信情報に基づいて、上記無線通信ネットワークシステムの各無線通信装置間で同期させた、上記各無線端末の無線信号の受信強度情報及び上記各無線端末の接続先情報を示す端末管理テーブルを作成する端末管理テーブル作成手段と、
    上記端末管理テーブルに基づいて、自装置が同一無線端末からの無線信号の受信強度が一番強く接続先候補となる場合にのみ、無線端末が送信した存否確認メッセージに対する応答メッセージを返信して、接続先切り替えを実行する接続先切り替え手段と
    を備えることを特徴とする無線通信装置。
  5. 自装置の無線到達範囲内に存在する1又は複数の無線端末と接続可能なものであって、上記各無線端末の無線通信を実現する無線通信ネットワークシステムを構成する無線通信装置において、
    接続している上記各無線端末が送出した無線信号だけでなく、接続していない上記各無線端末が送出したすべての無線信号をも受信する無線通信手段と、
    上記無線通信ネットワークシステムを構成する他の無線通信装置に自装置が有する情報を定期的に送受信するシステム側通信手段と、
    上記無線通信手段の受信情報及び上記システム側通信手段が受信した他の無線通信装置からの受信情報に基づいて、上記無線通信ネットワークシステムの各無線通信装置間で同期させた、上記各無線端末の無線信号の受信強度情報及び上記各無線端末の接続先情報を示す端末管理テーブルを作成する端末管理テーブル作成手段と、
    自装置が複数の上記無線端末と接続している場合に、上記端末管理テーブルに基づいて、上記複数の無線端末のうち受信強度が低い無線端末と受信可能な他の無線通信装置に接続先を切り替える負荷分散手段と
    を備えることを特徴とする無線通信装置。
  6. 1又は複数の無線端末と、
    自装置の無線到達範囲内に存在する上記各無線端末と無線接続し、上記各無線端末の無線通信を実現する複数の無線通信装置と
    を備える無線通信ネットワークシステムにおいて、
    上記各無線通信装置が請求項1〜5のいずれかに記載の無線通信装置であることを特徴とする無線通信ネットワークシステム。
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