JP4644062B2 - 電池式はんだ取扱い器具 - Google Patents

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Description

本発明は、電池を電源となし得る電池式はんだ取扱い器具に関する。
はんだ取扱い器具の代表的なものとして、例えばはんだこてが挙げられるが、一般的なはんだごては、はんだを溶融させ、この溶融はんだで回路の配線や接点等を接着させて確実な電気接続を行うために用いられる。従来、数多くの異なるタイプのはんだこてが提案され、実用されている。そのうち殆どのはんだごては、こて先を加熱するエネルギーとして電気を用いる電気はんだごてである。電気はんだごて以外には、気体燃料を利用して、触媒を介し、或いは直火によってこて先を加熱するガス式はんだごてが提案されている(例えば特許文献1及び2参照)。
電気はんだごてのうち、特に工業用としては商用の交流電源を利用するものが一般的である。しかしながら、性能がいくらか制限されるにもかかわらず、電池を電源とする電池式はんだごても提案されている(例えば特許文献3〜7参照)。上記のような交流電源を利用しないはんだごての需要は限定的ではあるが、携帯性に優れ、交流電源の利用が困難な場所でのはんだ付けを容易にするという利点がある。
また、特に工業用のはんだ付けにおいては、はんだの種類やはんだ付け作業の内容に応じた様々なこて先を準備し、最適なこて先を選択的に用いて作業をすることが望ましい。そこで、各種のこて先を先端部に設けたこて先カートリッジを複数本準備し、このこて先カートリッジを容易に交換できるようにすることで、最適なこて先を用いたはんだ付け作業を効率良く行い得るはんだごても提案されている(例えば特許文献8及び9参照)。
米国特許第5,799,648号明細書 米国特許第5,921,231号明細書 米国特許第2,973,422号明細書 米国特許第3,141,087号明細書 米国特許第3,141,956号明細書 米国特許第4,064,447号明細書 米国特許第5,446,262号明細書 米国特許第4,839,501号明細書 米国特許第6,710,304号明細書
しかしながら、従来の電池式はんだごてには、携帯性に優れている反面、幅広いユーザーの多様な用途や使用形態に対し、必要充分な性能をもって適合させることが困難であるという問題があった。
携帯性の優れた電池式はんだごてを特に要望するユーザーとして、例えば送電線での作業者、野外での電話システムの交換作業者および各家庭で修理作業を行うサービスマン等の専門的な技術者が挙げられる。このような技術者の要求するはんだごては、ヘビーユースに耐え得る、いわゆるプロ用はんだごてであって、例えばはんだ付け作業を連続的に迅速に行い得ることが求められる。そのためにはこて先温度を常に適温に維持し、また速やかに温度復帰させる温度制御が必要であることも多い。従って、このようなプロ用はんだごては、その高性能に見合った比較的高価なものとなることが避けられない。
一方、はんだごてのユーザーは上記のような専門的な技術者ばかりではない。例えば趣味工作の一環としてはんだ付けを行うユーザーや、上記ほどには頻繁にはんだ付けを行わない作業の従事者等もいる。このようなユーザーは、一度に1回乃至数回のはんだ付けを行うだけであったり、比較的長い間隔をおいて断続的にはんだ付けを行ったりするのが通常である。そのようなユーザーに必要以上の高性能を備えた高価なプロ用はんだごてを提供することは適切ではない。
このような問題点は、はんだごてに限ったことではなく、はんだを取扱う類似の器具、例えばはんだ吸取り器具や、ツィーザタイプの電子部品着脱器具等にも共通するものである。はんだ吸取り器具は、はんだ付けされた部品を取り外す等の目的で、はんだを溶融し、除去するために用いられる器具である。はんだ吸取り器具の先端には、はんだごてのこて先に吸取り口を形成したような吸取りノズルが設けられている。また吸取り口には真空ポンプ等の吸引装置が接続されている。はんだ吸取り器具は、加熱された吸取りノズルではんだを溶融すると同時に、その溶融はんだを吸取り口から吸取り、除去することができるように構成されている。またツィーザタイプの電子部品着脱器具(以下ツィーザと略称する)は、はんだ付けされた電子部品を、はんだを溶融するとともに取り外したり、電子部品を基板に載置するとともにはんだ付けしたりするために用いられる器具である。ツィーザは、1対のはんだごてをピンセット状に配設したような挟持部を備えており、その挟持部で電子部品を挟持しつつはんだを溶融することができるように構成されている。
本発明は、以上のような事情に鑑みてなされたものであり、幅広いユーザーの多様な用途や使用形態に対し、性能要件とコストとのバランスを幅広く柔軟に調整し得る電池式はんだ取扱い器具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の請求項1に係る発明は、こて先カートリッジを着脱自在に保持するとともに、電源から上記こて先カートリッジに電気を導く電気回路部が設けられたハンドル部と、単三電池を格納する単三電池電源カートリッジと、リチウムイオン電池を格納するリチウムイオン電池電源カートリッジと、ニッケル水素電池を格納するニッケル水素電池電源カートリッジとを備え、上記ハンドル部に、上記単三電池電源カートリッジ、上記リチウムイオン電池電源カートリッジ、及び上記ニッケル水素電池電源カートリッジのうちの任意の電源カートリッジを着脱自在に保持する電源カートリッジ保持部が設けられ、上記リチウムイオン電池電源カートリッジ及び上記ニッケル水素電池電源カートリッジは、上記リチウムイオン電池及び上記ニッケル水素電池をそれぞれ格納する第1格納部と、上記第1格納部に格納された電池から上記ハンドル部に導かれる電力を制御する回路系を含む回路基板と、上記回路基板を格納する第2格納部とを備え、上記ハンドル部の電気回路部は、上記電源カートリッジ保持部に装着された電源カートリッジを上記電源としてこの電源と上記こて先カートリッジとを電気的に断続させる電源スイッチを有することを特徴とする電池式はんだ取扱い器具である。
請求項の発明は、請求項1に記載の電池式はんだ取扱い器具において、上記電源カートリッジ保持部には、上記電源カートリッジに代えて、外部電源からケーブルを介して電気を導入して上記電源となすアタッチメントが装着可能とされていることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項記載の電池式はんだ取扱い器具において、上記アタッチメントには、上記電源カートリッジを着脱自在に保持するカートリッジホルダが接続されており、上記電源カートリッジ保持部に上記アタッチメントが装着され、かつ上記カートリッジホルダに上記電源カートリッジの少なくとも1つが装着された状態で、該電源カートリッジを上記外部電源となすように構成されていることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項記載の電池式はんだ取扱い器具において、上記アタッチメントには、上記カートリッジホルダに代えて、交流を所定電圧の直流に変換するACアダプタが接続可能とされ、上記電源カートリッジ保持部に上記アタッチメントが装着され、かつ該アタッチメントに上記ACアダプタが接続され、かつ交流電源に上記ACアダプタが接続された状態で、該交流電源を上記外部電源となすように構成されていることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1乃至の何れか1項に記載の電池式はんだ取扱い器具において、上記ハンドル部に着脱自在に設けられ、その装着状態において上記こて先カートリッジの露出部を覆う保護キャップ備え、上記保護キャップには、その装着状態において上記電源スイッチをオフ位置となすスイッチリップが設けられていることを特徴とする。
請求項1の発明によると、電池が格納された電源カートリッジがハンドル部の電源カートリッジ保持部に着脱自在に保持されるので、その電源カートリッジから提供される電力に応じた性能を有するはんだ取扱い器具となすことができる。すなわち、ヘビーユースに耐え得るプロ用はんだ取扱い器具を要求するユーザーには、例えばハイパワー、長寿命の電池を格納し得る電源カートリッジ、ないしは温度制御機能を搭載した電源カートリッジで対応し、それほど高性能を要求しないユーザーには、例えば市販の電池を格納するだけの簡潔で安価な電源カートリッジで対応することができる。
すなわち電源カートリッジの仕様を適宜変更するだけで、或いは仕様の異なる複数の電源カートリッジから好適なものを選択装着するだけで、幅広いユーザーの多様な用途や使用形態に対し、性能要件とコストとのバランスを幅広く柔軟に調整することができる。また、作業者ははんだ付け等のはんだ取扱い作業(以下はんだ付け等と略称する)内容に求められる性能要件と各電源カードリッジの価格とを考慮して、最適な電源カートリッジを選択して使用することができる。例えば、リチウムイオン電池電源カートリッジによると、温度制御に好適であるとともに、1回のフル充電に要する充電時間を比較的短くすることができる。また、ニッケル水素電池電源カートリッジによると、温度制御に好適であるとともに、1回のフル充電で使用できる時間を比較的長くすることができる。
さらに、リチウムイオン電池電源カートリッジやニッケル水素電池電源カートリッジにおいては、こて先カートリッジ(のヒータ部)に供給される電力を回路基板によって好適に調整することができる。
通常、はんだ付け等を1回行うと、こて先温度は一時的に急速に低下する。その後温度は復帰するが、短時間間隔で連続してはんだ付け等を行うと、温度復帰が間に合わず、適
正なこて先温度でのはんだ付け等ができなくなる場合がある。本発明によれば、そのような場合にも上記回路基板が電力を制御することにより、速やかな温度復帰を図ることができる。つまり連続はんだ付け等のようなヘビーユースにおいても適正なこて先温度で良好なはんだ付け等を行うことができる。
請求項の発明によると、上記電源カートリッジだけでなく、他の外部電源をも電源とすることができるので、電源の選択肢が拡大し、一層幅広いユーザーの多様な用途や使用形態に対応することができる。
請求項の発明によると、上記電源カートリッジを、直接電源カートリッジ保持部に装着するのではなく、ケーブルを介して離れた位置にあるカートリッジホルダに装着して電源となすことができる。従って、比較的重い、或いは大型の電源カートリッジを使用する場合、作業者は電源カートリッジを装着したカートリッジホルダをポケットに所持したり、作業ベルトに装着したりして使用することができ、ハンドル部の重量増や大型化を抑制することができる。つまり良好な作業性を効果的に維持することができる。
請求項の発明によると、ユーザーが商用の交流電源を利用できる環境下ではんだ付け等を行う場合には、ACアダプタを用いることにより、その交流電源を利用することができる。従って電池の消耗を抑制することができる。またこの場合、電池への充電時や電池の放電時における電気エネルギーの損失を回避することができるので、ランニングコストの低減を図ることができる。
請求項の発明によると、保護キャップが装着された非使用時には、自動的に電源がオフとなるので、例えばユーザーが電源スイッチを切り忘れたような場合でも、確実に電源をオフにすることができる。従って、非使用時の安全性が高められるとともに、無駄な電池の消耗を確実に防止することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1および図2は、本発明に係る電池式はんだ取扱い器具の一実施形態であるはんだごて10の側面図である。図1は保護キャップ18を取り外した状態、図2は保護キャップ18を装着した状態を示す。
はんだごて10は、こて先カートリッジ14を着脱自在に装着可能なハンドル部12を備えている。こて先カートリッジ14は固定ナット16によってハンドル部12に固定される。また好ましくは、当実施形態のように、はんだごて10の非使用時にこて先カートリッジ14の露出部を覆う保護キャップ18を備えている。
またはんだごて10は、電池が格納された電源カートリッジ20を備えている。電源カートリッジ20は、ハンドル部12に設けられた電源カートリッジ保持部13の内部に着脱自在とされている。電源カートリッジ保持部13はスロット状に成形されており、電源カートリッジ20はそのスロットに挿し込むようにして装着することができる。
電源カートリッジ20は、こて先カートリッジ14のこて先チップ148(図6参照)を加熱するヒータ部152(図6参照)に電力を供給する。
電源カートリッジ20は、縦に2本ずつ、2列に並べて配列された4本の単三電池を内蔵するように構成されている(図4参照)。単三電池は非充電式アルカリ電池、充電式ニッケル水素電池、或いはその他の如何なる種類のものを使用しても良い。
電源カートリッジ20は着脱自在であって、図3に示す他の電源カートリッジ22および24と交換可能である。電源カートリッジ22はリチウムイオン電池(充電式)を格納し、電源カートリッジ24はニッケル水素電池(充電式)を格納する。
図3に示すように、電源カートリッジ20,22,24に代えて、はんだごて10はカートリッジホルダ28との接続を前提とした給電用のアタッチメント26を備えるようにしても良い。カートリッジホルダ28は、例えばユーザーがポケットに所持するか又は作業ベルトに装着され得るもので、電源カートリッジ20,22,24の何れをも選択的に接続できるように構成されている。またアタッチメント26には、カートリッジホルダ28に代えて、交流電源コンセントに差し込んで交流を9ボルトの直流に変換するACアダプタ30を接続することもできる。
カートリッジホルダ28およびACアダプタ30は何れも、アタッチメント26のコネクタ差込口36に差込んで電気的接続を図るコネクタプラグ34を終端とするケーブル32を備えている。アタッチメント26は、はんだごて10の、電源カートリッジ20等を装着するよう構成されている電源カートリッジ保持部13に装着することができる。作業性を良くするために、カートリッジホルダ28にはユーザーがこれを作業ベルトに固定するためのベルトクリップ38を備えるようにしても良い。電源カートリッジ20が装着されたカートリッジホルダ28をポケットに所持したり作業ベルトに装着したりすることにより、ユーザーは交流電源から遠く離れた場所においても、ハンドル部12が重過ぎたり大き過ぎたりすることなく、良好な作業性ではんだ付け作業を行うことができる。
図1に示すように、はんだごて10のハンドル部12は後端部にストラップ取付部40を備えている。これはハンドル部12の後端部にストラップまたは他の固定装置を取り付けられるようにしたものである。
ハンドル部12をユーザーが把持したとき、その人差し指が容易に触れることのできる前端部付近には電源のオン/オフを切換える電源スイッチ42が設けられている。電源スイッチ42は、こて先カートリッジ14に向かって前方向に押されると「オン」位置となり、逆にストラップ取付部40に向かって後方向に押されると「オフ」位置となる。
また、保護キャップ18の上部後端には、後方に延びるスイッチリップ44が設けられている。図2に示すように、保護キャップ18がハンドル部12に装着されたとき、スイッチリップ44は電源スイッチ42と係合し、これを「オフ」位置に押すように構成されている。これは保護キャップ18が装着された状態において、はんだごて10が不用意にオンになるのを防止するための保護機構である。
図4ははんだごて10の一部切り欠きを有する側面図であり、特にハンドル部12の電
気回路部17および電源カートリッジ20,22,24の内部構造を示している。電気回路部17は必要最小限の電子素子で回路構成されている。
ハンドル部12は、これと各電源カートリッジ20,22,24或いはアタッチメント26との導通を図るための2個のばね型端子50,52を備えている。ばね型端子50は電源スイッチ42の一方の電極と電気的に接続されている。ばね型端子52はこて先カートリッジ14の環状端子56(図6参照)と電気的に接触している一方のリーフ型端子54に接続されている。他方のリーフ型端子58は、電源スイッチ42が「オン」位置にあるときに電源スイッチ42を介して電力をこて先カートリッジ14に供給できるように、こて先カートリッジ14の環状端子60(図6参照)に接触している。
ハンドル部12に、電源スイッチ42に電気的に接続されているLED62を設け、電源スイッチ42がオンのときにこれを点灯させるようにしても良い。LED回路はLED62の消費電力を最小限にするための抵抗64を備えるようにしても良い。なお、LED62に代えてライトを設けても良い。
以上の構成において、ハンドル部12は電源カートリッジ20,22,24からこて先カートリッジ14に供給される電力を調整する機能を有していない。はんだごて10は、電源カートリッジ20を使用する場合、4本の単三電池による電力を調整することなくこて先カートリッジ14に供給したとき、好適なはんだ付けがなされるように設定されている。従って、電気回路部17の基本的な構成は、電源カートリッジ20等とこて先カートリッジ14とを電源スイッチ42で電気的に断続するという簡潔なものである。
次に、電源カートリッジ20,22,24について詳細に説明する。図4に示すように、電源カートリッジ20の筐体内には4本の単三電池(上下2列に2本ずつ)が格納されている。上列側の電池はプラス側をばね型端子50に向けて収められ、下列側の電池はマイナス側をばね型端子52に向けて収められている。電源カートリッジ20の後端部には、下列の電池のプラス極と上列の電池のマイナス極とを電気的に接続する端子68が設けられており、これによって4本の電池が直列に接続されている。電源カートリッジ20には前端部に開口部が設けられ、電池が電源カートリッジ20内の所定の位置に格納されているとき、ばね型端子50,52が露出している電池の電極に直接接触するようになっている。そのため電源カートリッジ20内で電池を相互接続するための更なる電気的接続手段を設ける必要がなく、電源カートリッジ20の全体の大きさを最小限とすることができる。
一方、リチウムイオン電池82用の電源カートリッジ22は、リチウムイオン電池82を格納するための第1格納部70と、回路基板78を格納するための第2格納部74とを備えている。リチウムイオン電池82は一般的には矩形であり、電源カートリッジ22の第1格納部70に丁度収まる形状となっている。
電源カートリッジ22の第2格納部74内に格納されている回路基板78には、リチウムイオン電池82のプラス端子84およびマイナス端子86が接続されている。また回路基板78はハンドル部12のばね型端子50,52に接続できるように構成された端子88,90を備えている。回路基板78は、電源スイッチ42がオン位置にあるとき、こて先カートリッジ14に供給されるリチウムイオン電池82の電力を制御して所望のこて先温度を維持するための制御回路を備えている。制御回路はリチウムイオン電池82からこて先カートリッジ14へ断続的に電力を供給することによってこて先温度を制御する。
ニッケル水素電池100用の電源カートリッジ24は、ニッケル水素電池100を格納するための第1格納部72と、回路基板80を格納するための第2格納部76とを備えて
いる。第1格納部72には少なくとも2本、好ましくは6本のニッケル水素電池100を格納することができる。第1格納部72はニッケル水素電池100の各電極との直列接続を行うための導通板102を備えている。第2格納部76には、第1格納部72の前端部でニッケル水素電池100と電気的に接触している端子104,106に接続される回路基板80が格納されている。そして、直列に接続された複数のニッケル水素電池100のプラス極およびマイナス極と接続できるように、ニッケル水素電池100から回路基板80の端子104,106に電力が供給されるように構成されている。
回路基板80は、電源カートリッジ24がハンドル部12に装着されたときに、ばね型端子50,52と接続する端子108,110を備えている。
回路基板78,80はこて先カートリッジ14に供給される電力を制御することにより、所望のこて先温度を維持しつつ、普通に使用している間に過度な電力が供給されないようにするための電気回路を備えている。電源カートリッジ22,24の電力を制御するための電気回路は、電源カートリッジ22,24からの入力電力を、所望のこて先温度で決定付ける。しかしながら、回路基板78,80は、電源カートリッジ22のリチウムイオン電池82または電源カートリッジ24のニッケル水素電池100からの入力電力を受け、7.2〜7.4ボルトの電圧範囲内のときに出力するように設定されている。また、電源カートリッジ20,22,24の各前端部は電源カートリッジ保持部13のスロット形状に丁度適合するような形状となっている。
図5は、はんだごて10の一部切り欠きを有する分解図である。ハンドル部12の後部付近の内面120には、その一部が切り欠かれて上向きに延びるスロット122が形成されている。電源カートリッジ20(電源カートリッジ22,24およびアタッチメント26も同様)の後端部から背面にかけて、固定タブ126を有するスライドロック部124が設けられている。これらによって各電源カートリッジ20,22,24およびアタッチメント26は、ハンドル部12の電源カートリッジ保持部13に固定され、また容易に取り外し、交換することができるように構成されている。すなわち、電源カートリッジ20等を電源カートリッジ保持部13に装着し、スライドロック部124を上向き(図中「L」で示す方向)に移動させると、固定タブ126が上方に突出し、スロット122に嵌合して電源カートリッジ20等を装着位置に固定する。またその状態からスライドロック部124を下向き(図中「F」で示す方向)に移動させると、固定タブ126が下方に没入し、スロット122から外れるので、電源カートリッジ20等を引き抜くことにより、容易に取り外すことができる。
図5では、ハンドル部12の受入口134に挿入されるこて先カートリッジ14よりも前方に、取り外された固定ナット16を示している。こて先カートリッジ14をハンドル部12に装着した後、固定ナット16をこて先カートリッジ14に通し、ハンドル部12に固定することができる。固定ナット16はハンドル部12の受入口134に設けられたスロット132に係合する複数の面取りタブ130を備えており、これにより固定ナット16を回転させてハンドル部12の所定の位置にロックすることができる。このような簡潔な構成によって、固定ナット16を装着位置にロックするには部分的に回転させるだけで良く、作業性が高められている。
なお、固定ナット16はハンドル部12の端部に設けられたねじ孔に螺合するねじ山を有するように構成しても良い。
図5に示すように、こて先カートリッジ14は、固定ナット16の内側リップ(図示せず)に係合し、これにより装着位置にしっかりと固定される突起140を有している。上述のように、こて先カートリッジ14はハンドル部12から供給される電力を受け取るた
めの少なくとも2個の環状端子56,60を有している(図6参照)。
図6は、こて先カートリッジ14の一部切り欠きを有する側面図である。こて先カートリッジ14の後方側には、突起140及び環状端子56,60が設けられている。14の前方側には、前後方向に延びる薄肉の保護パイプ146が設けられており、その内部にはリード線142,144が配設されている。保護パイプ146の前端部にはこて先チップ148が設けられている。はんだ付けする対象や場所に適合する、互いに異なる形状のこて先チップ148が設けられたこて先カートリッジ14を複数準備しておくのが望ましい。
こて先チップ148は好ましくは銅材料からなり、鉄のコーティング(めっき)が施されているのが望ましい。こて先チップ148には中空部150が形成されており、中空部150には、リード線142,144と電気的に接続されているヒータ部152が嵌合している。ヒータ部152はセラミックコア154に巻き付けられたヒータ線からなる。こて先チップ148のこて先温度は、電源カートリッジ22,24の回路基板78,80と相互作用する温度センサ155を用いて制御される。
こて先カートリッジ14は必要に応じて、ユーザーが所望するこて先チップ148が設けられたものに簡単に交換することができる。また、こて先チップ148が使用に耐えないほどに侵食された場合にも、同様に容易に交換することができる。
このように簡潔な構成のこて先カートリッジ14は、交換可能な電源カートリッジ20等によって供給される電力によって好適に作用し、また電源カートリッジ20,22,24或いはアタッチメント26の何れを使用した場合であっても、こて先チップ148がはんだ付け作業に適した温度となるように設計されている。保護パイプ146の肉厚が充分薄いので、こて先チップ148から保護パイプ146を介してハンドル部12に逃げる熱の伝導が大幅に抑制され、多くの熱がこて先チップ148に留まる。
はんだごて10は、ユーザーが、はんだ付け性能、作業時間、および各電源カートリッジ20等の価格に応じて、どの電源カートリッジをハンドル部12に装着するかを選択できるという点で多くの利点を有する。ユーザーは現在進行中の作業に最適な電源カートリッジを選択できる。また必要に応じて作業内容に合うよう電力を調整することもできる。さらには、各種電源カートリッジ20のうちの1つ以上を入手するためのユーザーの費用負担を必要最小限に抑制することができる。
こて先カートリッジ14は保護パイプ146からハンドル部12への熱伝導を抑制するように構成されており、またヒータ部152の多くの部分が保護パイプ146の先端よりもさらに先端側に位置するように構成されている。保護パイプ146は例えば約0.15mmという極めて薄い厚みであり、必要な構造的剛性を確保しつつ熱伝導が可及的に小さくなるように構成されている。ヒータ部152からこて先チップ148の表面への伝熱性を高めるために、こて先チップ148内の中空部150は、こて先チップ148の先端側へ深く延び、またヒータ部152の外形が中空部150の形状と略同形状となるように構成されている。したがって、ヒータ部152からの熱が効果的に直接こて先チップ148へと伝達され、さらにこて先チップ148の表面へと伝導される。ヒータ部152で生成される熱を多くするため、ヒータ線の線径は可及的に小径、例えば約0.18mmとされている。リード線142,144には銅、銅合金、ニッケル、ニッケル合金および銅−ニッケル合金の何れかが用いられている。
ハンドル部12とともに使用される各タイプの電源カートリッジ20,22,24は、ユーザーの要求に応じてそれぞれ別個に提供して良く、またハンドル部12とともに1つ
のセットとして提供しても良い。4本の単三電池を用いる電源カートリッジ20はシステム全体のコストが安価であるのが特徴で、趣味の工作用または非工業用に適している。そのコストは、電池の電極を電源カートリッジ20の出力端子として直接利用することによって大幅に低減されている。また単三電池は一般に広く市販されているので電池交換も容易である。
ニッケル水素電池100を用いる電源カートリッジ24は、より高い出力とより高い性能を有しつつ、比較的安価なコストでこて先温度を制御することができることを特徴とする。しかしニッケル水素電池100の充電時間は比較的長く、また6本のニッケル水素電池100を格納するように構成されている場合、電源カートリッジ24の大きさは電源カートリッジ20に比べて大きくなる。
リチウムイオン電池82を用いる電源カートリッジ22もまた、温度制御を伴った高い性能を特徴とする。しかしながら、リチウムイオン電池82はより高価で一般的には特定の用途向けに設計されている。利点としては、電源カートリッジ24に比べて小型であり、また充電時間がニッケル水素電池100に対して比較的短いという点が挙げられる。
以上の電源カートリッジ20,22,24の構成と比較して、電源カートリッジ20,22,24の何れかが装着されるカートリッジホルダ28、またはACアダプタ30の何れかが接続されるアタッチメント26を使用した場合には、カートリッジホルダ28および予備として準備した電源カートリッジ20,22,24を使って、交流電源から離れた場所での、より長い持続電力を必要とするユーザーや、交流電源を使える環境にあって、ACアダプタ30を用いることにより電池の消耗を抑制したいと希望するユーザーに対し、柔軟に応えることができる。また交流電源を用いることにより、電池への充電時や電池の放電時における電気エネルギーの損失を回避することができるので、ランニングコストの低減を図ることができる。
それぞれの構成について、効率的にはんだづけを行うためには、比較的高いこて先温度を確保する必要がある。そのためには、電池の残量に拘わらず高温を実現し、かつそれを安定させることが必要である。以下に示す表1は、上述の構成として試験された各タイプの電源カートリッジの性能を比較したものである。
Figure 0004644062
図7は、新品または完全に充電された電池を用いた場合の電池の残量がなくなるまでのこて先温度の特性を示すグラフである。図示されるように、アルカリ電池およびリチウム
イオン電池で、電池の消耗に伴って比較的急激にこて先温度が低下している。この図において、始めにこて先温度は急速に約300℃まで上昇し、使用可能領域に入る(これまでの時間を以下立ち上がり時間という)。アルカリ電池の立ち上がり時間は約80秒であり、作動寿命は約30分であった。これに対し、リチウムイオン電池は立ち上がり時間が約30秒であり、作動寿命は1時間を越えるものであった。そしてニッケル水素電池は立ち上がり時間が約2分で、作動寿命は2時間を越えるものであった。
図8は、はんだごて10を連続使用した場合のこて先温度の回復特性試験結果を示すグラフである。試験は、10mm角の回路基板に、直径1.6mm、長さ約5.0mmのはんだを3秒間隔ではんだ付けする方法で行った。図8のグラフは、各電池の場合におけるこて先温度の変化を示しており、横軸には時間、縦軸にはこて先温度を示している。電源カートリッジ20(アルカリ電池4本またはニッケル水素電池4本、何れも温度制御なし)の場合は有効な連続回数が6〜7回であるのに対し、電源カートリッジ22(リチウムイオン電池)または電源カートリッジ24(ニッケル水素電池)、何れも温度制御あり、の場合は電池残量がなくなるまで、約1000回の連続はんだ付けが可能であった。
表1及び図8から明らかなように、リチウムイオン電池は一回の充電で最も大きな電力と最長の寿命を有するが、一方では最も高価である。但し比較的短時間で容易に充電を行うことができる。以上のように、様々な構成が利用可能であるため、ユーザーははんだ付け作業に係る性能要件とコストとのバランスを考慮し、最適の構成を選択することができる。
このように、はんだごて10は、交換可能な電源カートリッジ20,22,24或いはアタッチメント26を備えており、何れかの電源カートリッジ20,22,24或いはアタッチメント26を必要かつ所望の性能に合わせてハンドル部12に装着することができる。より高い電力のカートリッジ構成(具体的には電源カートリッジ22,24)向けに電力を制御するために設けられる回路系(具体的には回路基板78,80)はハンドル部12にではなく電源カートリッジ側に含まれる。したがってハンドル部12は主に電気的な断続を行う簡潔なシステムであり、これによりそのコストを大幅に低減することができる。当実施形態のはんだごて10は、これまで実現されることのなかったたものであり、ユーザーには既存の電池式はんだごてか工業用のガス燃焼式はんだごてかに加え、実行可能な選択肢が与えられることになる。
上述のはんだごて10に係る説明は、本発明の一実施形態を示すものであるが、本発明の範囲を制限することを意図するのではなく、本発明の範囲は本願に添付される特許請求の範囲の適切な構成によって定義されるものである。
電池式はんだ取扱い器具は、上記実施形態のはんだごてに限定するものではなく、はんだを溶融させて取扱う他の器具、例えばはんだ吸取り器具や、ツィーザタイプの電子部品着脱器具(ツィーザ)等をも含む。その場合、各請求項に係る「こて先」は、はんだを溶融する部位の総称を意味する。例えば、はんだ吸取り器具に適用した場合、各請求項に係る「こて先」は、はんだを溶融しつつ吸引する吸取りノズルに相当する。またツィーザに適用した場合、各請求項に係る「こて先」は、電子部品を挟持しつつはんだを溶融する挟持部に相当する。
本発明に係る電池式はんだ取扱い器具の一実施形態であるはんだごての、保護キャップを取り外した状態の側面図である。 図1に示すはんだごての、保護キャップを装着した状態の側面図である。 図1に示すはんだごての、装着可能な電源カートリッジやアタッチメント等を示す側面図である。 図3に示すはんだごての、一部切り欠きを有する側面図である。 図1に示すはんだごての、一部切り欠きを有する分解図である。 図1に示すはんだごての、こて先カートリッジの一部切り欠きを有する側面図である。 図3に示すはんだごてにおける、各電池の残量がなくなるまでのこて先温度の特性を示すグラフである。 図3に示すはんだごてを連続使用した場合のこて先温度の回復特性試験結果を示すグラフである。
10 はんだごて(電池式はんだ取扱い器具)
12 ハンドル部
13 電源カートリッジ保持部
14 こて先カートリッジ
17 電気回路部
18 保護キャップ
20 電源カートリッジ(単三電池用)
22 電源カートリッジ(リチウムイオン電池用)
24 電源カートリッジ(ニッケル水素電池用)
26 アタッチメント
28 カートリッジホルダ
30 ACアダプタ
32 ケーブル
42 電源スイッチ
44 スイッチリップ
70 第1格納部
72 第1格納部
74 第2格納部
76 第2格納部
78 回路基板
80 回路基板
82 リチウムイオン電池
100 ニッケル水素電池

Claims (5)

  1. こて先カートリッジを着脱自在に保持するとともに、電源から上記こて先カートリッジに電気を導く電気回路部が設けられたハンドル部と、
    単三電池を格納する単三電池電源カートリッジと、
    リチウムイオン電池を格納するリチウムイオン電池電源カートリッジと、
    ニッケル水素電池を格納するニッケル水素電池電源カートリッジとを備え、
    上記ハンドル部に、上記単三電池電源カートリッジ、上記リチウムイオン電池電源カートリッジ、及び上記ニッケル水素電池電源カートリッジのうちの任意の電源カートリッジを着脱自在に保持する電源カートリッジ保持部が設けられ、
    上記リチウムイオン電池電源カートリッジ及び上記ニッケル水素電池電源カートリッジは、上記リチウムイオン電池及び上記ニッケル水素電池をそれぞれ格納する第1格納部と、上記第1格納部に格納された電池から上記ハンドル部に導かれる電力を制御する回路系を含む回路基板と、上記回路基板を格納する第2格納部とを備え、
    上記ハンドル部の電気回路部は、上記電源カートリッジ保持部に装着された電源カートリッジを上記電源としてこの電源と上記こて先カートリッジとを電気的に断続させる電源スイッチを有することを特徴とする電池式はんだ取扱い器具。
  2. 上記電源カートリッジ保持部には、上記電源カートリッジに代えて、外部電源からケーブルを介して電気を導入して上記電源となすアタッチメントが装着可能とされていることを特徴とする請求項1に記載の電池式はんだ取扱い器具。
  3. 上記アタッチメントには、上記電源カートリッジを着脱自在に保持するカートリッジホルダが接続されており、
    上記電源カートリッジ保持部に上記アタッチメントが装着され、かつ上記カートリッジホルダに上記電源カートリッジの少なくとも1つが装着された状態で、該電源カートリッジを上記外部電源となすように構成されていることを特徴とする請求項記載の電池式はんだ取扱い器具。
  4. 上記アタッチメントには、上記カートリッジホルダに代えて、交流を所定電圧の直流に変換するACアダプタが接続可能とされ、
    上記電源カートリッジ保持部に上記アタッチメントが装着され、かつ該アタッチメントに上記ACアダプタが接続され、かつ交流電源に上記ACアダプタが接続された状態で、該交流電源を上記外部電源となすように構成されていることを特徴とする請求項記載の電池式はんだ取扱い器具。
  5. 記ハンドル部に着脱自在に設けられ、その装着状態において上記こて先カートリッジの露出部を覆う保護キャップを備え、
    上記保護キャップには、その装着状態において上記電源スイッチをオフ位置となすスイッチリップが設けられていることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の電池式はんだ取扱い器具。
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