JP4643699B2 - 複数系統のプログラムの編集機能を有する数値制御装置 - Google Patents
複数系統のプログラムの編集機能を有する数値制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4643699B2 JP4643699B2 JP2008261240A JP2008261240A JP4643699B2 JP 4643699 B2 JP4643699 B2 JP 4643699B2 JP 2008261240 A JP2008261240 A JP 2008261240A JP 2008261240 A JP2008261240 A JP 2008261240A JP 4643699 B2 JP4643699 B2 JP 4643699B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- program
- cursor
- time
- block
- displayed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Numerical Control (AREA)
Description
図1は、本発明の実施形態の数値制御装置の概要図である。数値制御装置のハードウェア構成は、従来の多系統制御機能を有する数値制御装置の構成と同じであり、図1ではこの数値制御装置のハードウェア構成の概要を簡単に記載している。従来の数値制御装置と相違する点は、各系統のプログラムを表示して、編集するときに、同期すべき又は同期するプログラムのブロック位置を容易に認識可能に表示される機能を備えている点で従来と相違するものであり、該機能を実行するソフトウェアが数値制御装置のメモリに格納されている点が相違するものである。
メモリ12には、各系統のプログラムが格納されているとともに、プログラムの編集処理のソフトウェアが格納されており、特に、本発明に関係した後述する同期位置合わせモードの処理を実行するソフトウェアが格納されている。
この数値制御装置10による多系統の駆動制御動作は従来の多系統制御機能を有する数値制御装置と同一の動作であり変わりはない。
本発明は、多系統の各プログラムを編集するとき、同期位置合わせモードが設けられ、同期位置合わせができるようにした点において従来と相違するものである。
この第1の態様(参考例)は、同期位置合わせを行う同期対象のブロック情報としてシーケンス番号を用い、予め同期させるシーケンス番号をパラメータ等で設定しておく(図3及び図4に示す例では、「N333」「N444」が同期位置合わせを行うブロックのシーケンス番号として設定されているものとしている)。各プログラムの並列表示において、この設定した同期対象のシーケンス番号のブロックを同一行ライン上に揃えて表示し、同期関係を容易に認識できるようにしたものである。
図3(c)及び図4(c)は、同期対象のシーケンス番号「N333」のブロックが同一行ライン上のカーソル位置に揃って表示されている例を示している。
この特定の指令コードでの同期位置合わせ処理については、上述した第1、第2の態様(参考例)における図2、図5に示すフローチャートにおいて、シーケンス番号の代わりにこの特定コードによって、同期位置を判別するように変更したものであり、この特定指令コードによる同期位置合わせ処理は省略する。
なお、この第2の態様(参考例)でも、前述したように、編集対象のカーソルではなく、各系統のいずれかのカーソルが、マークが付されたブロックの位置に達したとき、カーソルの移動を止めて、マークが検出されていない他の系統のプログラムに対してこのカーソル位置より後のプログラムの各ブロックを検索して最初にマークが付されたブロックをカーソル位置に位置付けるようにシフトさせるようにする場合は、第1の態様(参考例)と同様に、単にマークをブロックに付しておけばよいものである。
この第3の態様(本発明の実施態様)は、設定された同期対象運転経過時間Ts毎に、各系統における運転のプログラム位置を同一行ライン上のカーソル位置で表示することによって、同期関係を把握できるようにしたものである。運転時間は、プログラムのブロックの指令が移動指令であれば、指令された移動量を指令された速度で割ることによって、この指令での実行時間(運転時間)が求められる。一方、プログラムのブロック指令が移動指令ではなく、運転時間がブロックの指令で求めることができないような指令(補助機能指令等)については、その運転時間を予めパラメータに設定しておき、運転時間を算出するときこの設定された運転時間を参照するようにする。
G91 G01 X100.F100;
とすると、Xの座標値が毎分100mmの速度で100mm移動する指令であることから、移動量(100)/速度(100)=1となり、このブロックの指令を実行して運転に要する時間は1分として求められる。又、ブロックの指令から運転時間が求められないような指令に対しては、予めその指令を実行するのに要する運転時間がメモリに設定記憶されていることから、ブロックの指令に対応する運転時間をメモリより読み出して求める。
以下、レジスタRには、3Ts、4Ts…と設定同期対象運転経過時間Tsの倍数が設定されることになるから、カーソル操作を行っていけば、設定された同期対象運転経過時間Ts毎に、その時実行されるプログラムのブロックが同一行ライン上に表示されることになり、各系統のプログラムの運転実行状態が対応付けられて把握することができる。
Claims (3)
- 多系統制御機能を有し、複数系統のプログラムを並列に表示してプログラムの編集ができる編集機能を備えた数値制御装置であって、
同期関係を見るための設定運転経過時間が初期設定される記憶手段と、
少なくとも2つ以上の系統のプログラムを同一画面上に並列に表示した状態で、カーソル操作手段の操作により、編集対象のプログラム内で編集箇所を指し示すカーソルをプログラムに対して相対移動させるとき、該カーソルと連動して他の系統のプログラム内のカーソルを同一行ラインに揃えてプログラムに対して相対移動させるカーソル移動制御手段と、
カーソルが示す各系統のプログラムのブロックの指令を実行するのに要する運転時間を各系統毎に算出する手段と、
各系統毎に求められた前記運転時間を積算する積算手段と、
前記積算手段で積算された積算時間が前記記憶手段に記憶された時間と一致または超える時のブロックかを判別する判別手段と、
前記判別手段により、積算時間が、前記記憶手段に記憶された時間と一致または超えると判別されたときの系統に対して前記カーソルのプログラムに対する相対移動を停止させる手段と、
表示した全ての系統のプログラムのカーソルに対する相対移動が停止すると、前記記憶手段に記憶する時間に設定運転経過時間を加算する手段と、
表示した全ての系統のプログラムのカーソルに対する相対移動が停止し、前記記憶手段に記憶する時間に設定運転経過時間が加算された後、再度の前記カーソル操作手段の操作により、カーソル移動制御手段によってカーソルのプログラムに対する相対移動を行わせる手段とを備え、
カーソル操作により、設定運転経過時間毎に、その運転経過時間で各系統のプログラムで実行されるブロックを同一行ラインに表示可能にしたことを特徴とする複数系統のプログラムの編集機能を有する数値制御装置。 - 多系統制御機能を有し、複数系統のプログラムを並列に表示してプログラムの編集ができる編集機能を備えた数値制御装置であって、
同期関係を見るための設定運転経過時間が初期設定される記憶手段と、
少なくとも2つ以上の系統のプログラムを同一画面上に並列に表示した状態で、カーソル操作手段の操作により、編集対象のプログラム内で編集箇所を指し示すカーソルを移動させるとき、該カーソルと連動して他の系統のプログラム内のカーソルを同一行ラインに揃えて移動させるカーソル移動制御手段と、
カーソルが示す各系統のプログラムのブロックの指令を実行するのに要する運転時間を各系統毎に算出する手段と、
各系統毎に求められた前記運転時間を積算する積算手段と、
前記積算手段で積算された積算時間が前記記憶手段に記憶された時間と一致または超える時のブロックかを判別する判別手段と、
前記判別手段により、いずれかの系統の積算時間が、前記記憶手段に記憶された時間と一致または超えると判別されたときカーソル移動制御手段を無効にして前記カーソルの移動を停止させる手段と、
カーソルの移動が停止された後、前記カーソル操作手段の操作により、積算時間が前記記憶手段に記憶された時間に達していない系統のプログラムをスクロールする手段と、
前記判別手段で、積算時間が前記記憶手段に記憶された時間に達するブロックがカーソル位置に達したと判別されたとき前記スクロールを停止させる手段と、
スクロールしていた全てのプログラムのスクロールが停止した後、前記記憶手段に記憶する時間に設定運転経過時間を加算する手段と、
スクロールしていた全てのプログラムのスクロールが停止した後、前記カーソル移動制御手段を有効にしてカーソル移動を可能にする手段とを備え、
カーソル操作により、設定運転経過時間毎に、その運転経過時間で各系統のプログラムで実行されるブロックを同一行ラインに表示可能にしたことを特徴とする複数系統のプログラムの編集機能を有する数値制御装置。 - 多系統制御機能を有し、複数系統のプログラムを並列に表示してプログラムの編集ができる編集機能を備えた数値制御装置であって、
同期関係を見るための設定運転経過時間が初期設定される記憶手段と、
少なくとも2つ以上の系統のプログラムを同一画面上に並列に表示した状態で、カーソル操作手段の操作により、編集対象のプログラム内で編集箇所を指し示すカーソルを移動させるとき、該カーソルと連動して他の系統のプログラム内のカーソルを同一行ラインに揃えて移動させるカーソル移動制御手段と、
プログラムのブロックの指令を実行するのに要する運転時間を各系統毎に算出する手段と、
各系統毎に求められた前記運転時間を各プログラムの先頭より積算する積算手段と、
前記積算手段で積算された積算時間が前記記憶手段に記憶された時間と一致または超える時のブロックかを判別する判別手段と、
前記判別手段により、いずれかの系統の積算時間が、前記記憶手段に記憶された時間と一致または超えると判別されたときカーソル移動制御手段を無効にして前記カーソルの移動を停止させる手段と、
カーソルの移動が停止した後、前記積算時間が前記記憶手段に記憶された時間と一致または超えない系統のプログラムに対して、前記運転時間を算出する手段及び積算手段で求められる積算時間が前記記憶手段に記憶された時間に達するブロックを検索する手段と、
該検索する手段で、ブロックが求められると該ブロックをカーソル位置に位置するようにプログラムをシフトする手段と、
プログラムのシフトが完了すると、前記記憶手段に記憶する時間に設定運転経過時間を加算する手段と、
プログラムのシフトが完了すると、前記カーソル移動制御手段を有効にしてカーソル移動を可能にする手段とを備え、
カーソル操作により、設定運転経過時間毎に、その運転経過時間で各系統のプログラムで実行されるブロックを同一行ラインに表示可能にしたことを特徴とする複数系統のプログラムの編集機能を有する数値制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008261240A JP4643699B2 (ja) | 2008-10-08 | 2008-10-08 | 複数系統のプログラムの編集機能を有する数値制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008261240A JP4643699B2 (ja) | 2008-10-08 | 2008-10-08 | 複数系統のプログラムの編集機能を有する数値制御装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007097038A Division JP4233583B2 (ja) | 2007-04-03 | 2007-04-03 | 複数系統のプログラムの編集機能を有する数値制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009003972A JP2009003972A (ja) | 2009-01-08 |
JP4643699B2 true JP4643699B2 (ja) | 2011-03-02 |
Family
ID=40320209
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008261240A Active JP4643699B2 (ja) | 2008-10-08 | 2008-10-08 | 複数系統のプログラムの編集機能を有する数値制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4643699B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6538754B2 (ja) | 2017-05-24 | 2019-07-03 | ファナック株式会社 | 数値制御装置 |
CN112327759B (zh) * | 2020-10-21 | 2021-12-28 | 苏州谷夫道自动化科技有限公司 | 一种多通道数控系统通道同步的方法及系统 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002182715A (ja) * | 2000-12-15 | 2002-06-26 | Star Micronics Co Ltd | Ncプログラム表示装置およびncプログラム編集装置 |
JP2005122584A (ja) * | 2003-10-20 | 2005-05-12 | Mori Seiki Co Ltd | Ncプログラム編集装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2590336B2 (ja) * | 1987-06-22 | 1997-03-12 | 三菱電機株式会社 | 制御プログラム表示装置 |
JP2824921B2 (ja) * | 1989-12-26 | 1998-11-18 | 株式会社安川電機 | 多系列制御nc装置 |
JP3450065B2 (ja) * | 1994-10-16 | 2003-09-22 | シチズン時計株式会社 | Nc旋盤 |
-
2008
- 2008-10-08 JP JP2008261240A patent/JP4643699B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002182715A (ja) * | 2000-12-15 | 2002-06-26 | Star Micronics Co Ltd | Ncプログラム表示装置およびncプログラム編集装置 |
JP2005122584A (ja) * | 2003-10-20 | 2005-05-12 | Mori Seiki Co Ltd | Ncプログラム編集装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009003972A (ja) | 2009-01-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10222780B2 (en) | Control device for machine tool | |
JP5349712B1 (ja) | 数値制御装置 | |
CN104570929B (zh) | 一种机床 | |
CN102854831B (zh) | 块执行顺序显示装置 | |
CN107077125B (zh) | 机床的控制装置 | |
JP4233583B2 (ja) | 複数系統のプログラムの編集機能を有する数値制御装置 | |
JP5990662B2 (ja) | 加工プログラム編集支援装置 | |
CN107430393B (zh) | 数控装置 | |
EP1806638A2 (en) | Monitoring device for machining apparatus | |
JPWO2016035869A1 (ja) | 加工プログラム編集支援装置 | |
JP2010140225A (ja) | 工作機械用制御装置 | |
CN110737244A (zh) | 数值控制装置和数据编辑方法 | |
JP6333798B2 (ja) | 数値制御装置 | |
JP4643699B2 (ja) | 複数系統のプログラムの編集機能を有する数値制御装置 | |
JP6638979B2 (ja) | 加工工程管理機能付き数値制御装置および加工工程管理プログラム | |
US10705489B2 (en) | Controller | |
US10802051B2 (en) | Waveform display device that allows cycle time comparison to be made | |
JPH09120308A (ja) | 工具経路描画方法 | |
WO2023073755A1 (ja) | ロボットの動作判定装置、動作判定方法および動作判定プログラム | |
US20240126230A1 (en) | Machine Tool, Machine Tool Control Method, and Machine Tool Control Program | |
JPS63271504A (ja) | 数値制御装置における表示切換方法 | |
JP5007801B2 (ja) | Ncプログラム編集装置 | |
JP2010175481A (ja) | 測定プログラムのチェック方法及び測定機能を有する機械 | |
JP2006079561A (ja) | 数値制御装置、数値制御方法、制御プログラム及び記録媒体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081021 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20081112 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20100519 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20100624 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100629 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100630 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100921 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101020 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20101109 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20101202 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4643699 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131210 Year of fee payment: 3 |