JP4643486B2 - シート給送装置及び画像処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シート積載部に積載されたシートを一枚ずつ給送するシート給送装置及び該シート給送装置を備える画像処理装置に関するものである。
従来、スキャナや複写機等に用いられるシート給送装置には、シート積載部に積載されるシートの給送方向の先端を規制するための先端規制手段と、積載されたシートをピックアップ搬送するピックアップローラと、複数枚のシートを一枚ずつに分離搬送する分離装置とが設けられている(例えば、特許文献1参照)。
先端規制手段は、ピックアップローラと分離装置との間に配置され、ユーザがシート積載部にシート束を積載する際に、シートの先端が分離装置まで押し込まれてしまうのを防ぐ機能と、シートの先端を揃える機能を有する。ピックアップローラは、ユーザのシート積載部へのシート積載を妨げないように、積載されたシートから離間した位置に移動可能に構成されている。
このようなシート給送装置では、先端規制手段がシート積載部に積載されたシートの先端を規制するための規制位置から当該規制を解除する退避位置に移動してシート先端の規制を解除するとともに、ピックアップローラがシート積載部に積載されたシート上に下降押圧して、最上部に積載されたシートを分離装置に向けてピックアップして送り込む。なお、先端規制手段は、ピックアップローラの昇降手段と兼用されることもある。
特開2000−143009号公報
しかしながら、上記従来のシート給送装置では、図12に示すように、先端規制手段であるシート規制部材を規制位置と退避位置との間で移動させるためのカム部材の可動範囲が限定されているため、カム部材を駆動する駆動源(例えば、パルスモータ)の異常動作時にカム部材のギアが破損したり、歯とびが生じてしまうおそれがある。
また、ギアの破損や歯とびが起きないように、カム部材の回転軸の回転数を正確に制御するよう専用のパルスモータを駆動源として使用したり、回転数を計測するためのエンコーダ等を用いた機構が必要となるため、駆動音が大きくなったり、部品の追加でコストが上がるという問題がある。
本発明は、上記問題を解決するために成されたものであり、部品点数を増やすことなく部品の破損の防止や駆動音の低減を図ると共に、装置の信頼性向上を図ることができるシート給送装置及び画像処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載のシート給送装置は、シート積載部に積載されたシートを給送する給送手段と、前記給送手段を駆動する駆動手段と、前記シート積載部に積載されるシートの給送方向先端を規制する先端規制手段と、前記先端規制手段を前記シートの先端を規制する規制位置と前記シートの先端規制を解除する退避位置との間で移動する移動手段とを有するシート給送装置であって、前記移動手段は、前記駆動手段がシート給送時に回転駆動する正回転方向に対して逆回転方向の駆動をするとき、前記駆動手段の前記逆回転方向の駆動力を伝達するワンウェイクラッチと、前記ワンウェイクラッチからの駆動力により回転駆動する第一の欠歯歯車と、前記第一の欠歯歯車と噛合して回転始端位置と回転終端位置との間を回転する第二の欠歯歯車と、前記第二の欠歯歯車を前記回転始端位置へ向かう方向に回転させるよう付勢する付勢部材と、前記第二の欠歯歯車を前記回転始端位置に停止させる回転止めと、前記先端規制手段を押圧して移動させる押圧部材とを備え、前記第一の欠歯歯車および前記第二の欠歯歯車は、互いに正常に噛合している状態で、前記第二の欠歯歯車が前記回転終端位置に到達したときに互いに向き合った方向に欠歯位置が設けられており、前記駆動手段が前記逆回転方向に駆動した際に、前記第二の欠歯歯車が前記第一の欠歯歯車と正常に噛合しながら前記第一の欠歯歯車によって前記回転終端位置に向かって回転させられている間に前記先端規制手段が前記先端規制位置に移動し、前記駆動手段が前記正回転方向に駆動した際に、前記第二の欠歯歯車が前記第一の欠歯歯車と正常に噛合しながら前記付勢部材によって前記回転始端位置に向かって回転させられている間に前記先端規制手段が前記退避位置に移動するように構成され、前記第二の欠歯歯車が前記第一の欠歯歯車の欠歯位置と向き合って噛み合いがはずれたときに、前記付勢部材の付勢力によって前記回転始端位置に戻ることを特徴とする。
本発明によれば、第一の欠歯歯車および第二の欠歯歯車は、互いに正常に噛合している状態で、第二の欠歯歯車が回転終端位置に到達したときに互いに向き合った方向に欠歯位置が設けられている。そして、駆動手段が逆回転方向に駆動した際に、第二の欠歯歯車が第一の欠歯歯車と正常に噛合しながら第一の欠歯歯車によって回転終端位置に向かって回転させられている間に先端規制手段が先端規制位置に移動する。そして、駆動手段が正回転方向に駆動した際に、第二の欠歯歯車が第一の欠歯歯車と正常に噛合しながら付勢部材によって回転始端位置に向かって回転させられている間に先端規制手段が退避位置に移動する。更に、第二の欠歯歯車が第一の欠歯歯車の欠歯位置と向き合って噛み合いがはずれたときに、付勢部材の付勢力によって回転始端位置に戻る。これにより、駆動源の異常時にカム部材のギアが破損したり、当該カム部材の回転角度を正確に制御するための専用のパルスモータ等が必要なくなり、部品点数を増やすことなく部品の破損の防止や駆動音の低減を図ると共に、装置の信頼性向上を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るシート給送装置を備えた画像読取装置の一態様を模式的に示した側断面図である。
図1において、100は画像読取装置、100aは原稿や書類などの読取対象となるシートSを積載収納するシート積載部、100bは画像読取処理を終えて装置外に排出されたシートSを積載収納する排出積載部である。
111はピックアップローラであり、シート積載部100aに積載されたシートSを搬送路に向けて給送する(給送手段)。このピックアップローラ111はローラ保持部材112に支持されている。ピックアップローラ111は不図示のメインモータ(駆動手段)により駆動される。ローラ保持部材112は、後述する給送ローラ113の回転軸を中心に回動可能に支持され、ピックアップローラ111をシート積載部100aに積載されたシートSの最上面に当接する当接位置とシートSの積載を妨げない離間位置とに移動可能に支持している。
110は複数枚のシートを一枚に捌く分離装置である。この分離装置110は、シートSの搬送方向に正回転する給送ローラ113と、不図示のトルクリミッタを介して搬送方向とは逆の方向に駆動される分離ローラ114とで構成されている。分離装置110では、給送ローラ113が搬送方向に回転するのに対して分離ローラ114はシートが二枚以上給送された場合にシートを戻す方向に回転するので、シートは一枚に捌かれる。
115はシート規制部材であり、シート積載部100aに積載されるシートSの給送方向先端を規制する(先端規制手段)。また、シート規制部材115は、シートSの先端が分離装置110まで押し込まれてしまうのを防ぐ他、シートSの先端を揃える機能を有し、画像読取動作を開始すると搬送路下面の退避位置(図1中の実線位置)に退避する構成になっている。また、シート規制部材115は、画像読取装置100の停止状態において、シートSの先端を規制する規制位置(図1中の二点鎖線位置)に保持されており、該規制位置でピックアップローラ111を支持しているローラ保持部材112と当接することで、該ローラ保持部材112を上方に押し上げてシートSの積載を妨げない離間位置にピックアップローラ111を退避させている。190はシート規制部材115を駆動制御する駆動機構である(移動手段)。
121,131はレジストローラ対であり、分離装置110によって分離されたシートSを搬送する。なお、レジストローラ121は、不図示のメインモータによって正逆転可能に構成されており、正方向に回転することによってシートSを搬送路上の下流側に搬送する。レジストローラ対121,131は、レジストローラ121の逆回転時又は停止時にシートSの先端を突き当てることで、シートSの斜行を修正することができる。
140は表面読取用イメージセンサ、150は裏面読取用イメージセンサであり、送られてきたシートSの表面及び裏面の画像をそれぞれ読み取ることが可能である。122,123はシートSを所定の速度で搬送する搬送ローラ、124は排紙ローラであり、132,133,134は各搬送ローラ122,123と排紙ローラ124に押圧するように配置され従動回転する従動ローラであって、駆動ローラである各搬送ローラ及び排紙ローラと従動ローラとが対を成し、シートSを狭持搬送する。
次に、このように構成された画像読取装置100における画像読取動作について説明する。
画像読取動作が開始されると、シート規制部材115はシートSの先端を規制する規制位置から搬送路下面に退避した退避位置に移動する。このシート規制部材115の退避位置への移動によりローラ保持部材112とともにピックアップローラ111が下降して、シート積載部100a上に積載されたシートSの最上面に当接して該シートSをピックアップして搬送路へ送り込む。
搬送路に送り込まれたシートSは、分離装置110により確実に一枚に捌かれ、レジストローラ121と従動ローラ131、搬送ローラ122と従動ローラ132の各ローラ対により、表面読取用イメージセンサ140及び裏面読取用イメージセンサ150に密着した状態で搬送される。そして、シートSの表面又は裏面に形成された画像は、表面読取用イメージセンサ140及び裏面読取用イメージセンサ150上を通過する際にライン走査され、電気信号として外部に出力される。このように画像の読み取りが行われた後、シートSは搬送ローラ122と従動ローラ132、搬送ローラ123と従動ローラ133、及び排紙ローラ124と従動ローラ134の各ローラ対で搬送され、排出積載部100bに排出される。
次に、図1の画像読取装置100におけるシート給送装置を図2及び図3を参照して詳細に説明する。
図2はシート規制部材115が規制位置に移動した状態を模式的に示した側断面図、図3はシート規制部材115が退避位置に移動した状態を模式的に示した側断面図である。
シート給送装置は、ピックアップローラ111と、ローラ保持部材112と、給送ローラ113と、分離ローラ114と、シート規制部材115と、シート規制部材115の駆動機構190とで構成される。ピックアップローラ111は、シートSに当接又は離間可能な位置に設けられている。シート規制部材115は、シート搬送路において、図2に示すシートSの先端を規制するための規制位置と搬送路から退避して図3に示すシートSの先端規制を解除する退避位置との間を移動するように構成されている。駆動機構190は、シート規制部材115を駆動してその位置を移動させる。
シート規制部材先端部分115aは、図2に示す規制位置へのシート規制部材115の移動によりピックアップローラ111を支持している揺動可能なローラ保持部材112の当接面112aに当接してピックアップローラ111をシートSの最上面から離間させ、該ピックアップローラ111をシートSの最上面に当接しない離間位置に支持する。また、図3に示す退避位置へのシート規制部材115の移動により前述の支持を解除してピックアップローラ111をシートSに当接させる。
ローラ保持部材112は、図2及び図3に示すように、シート規制部材先端部分115aが当接する当接面112aを有している。図2に示すようにシート規制部材115がシートSの先端を規制する規制位置に移動した際は、該シート規制部材先端部分115aがローラ保持部材112の当接面112aに当接して、ローラ保持部材112が押し上げられ、これによってピックアップローラ111が図3に示すようにシートSの最上面から離間(退避)するように上昇される。
また、図3に示すように、シート規制部材115がシートSの給送を妨げないようにシート搬送路から完全に退避する退避位置に移動することで、厚さの薄いシートや先端がカールしているシートなどもシート規制部材115に引っ掛ることなく給送でき、多種多様なシートを滞りなく給送することができる。
次に、シート規制部材115を駆動する駆動機構190について説明する。
図4は、図1のシート規制部材115の駆動機構190の概略構成を示す斜視図である。図5は駆動機構190の主要部の側面図、図6は駆動機構190を構成する欠歯ギア取付部材201の斜視図、図7は駆動機構190を構成するトーションバネ202及び欠歯ギア203の側面図である。
駆動機構190は、ワンウェイクラッチ機構200と、ワンウェイクラッチ軸206と、レバー付欠歯ギア204(第一の欠歯歯車、押圧部材)と、欠歯ギア203(第二の欠歯歯車)と、トーションバネ202(付勢部材)と、引張バネ205と、欠歯ギア取付部材201とで構成されている。
ワンウェイクラッチ機構200は、不図示のメインモータ(駆動手段)と欠歯ギア取付部材201に軸支されたワンウェイクラッチ軸206に連結される。これらは、メインモータがシート搬送時の回転方向とは逆の回転方向(逆転方向)に回転するとワンウェイクラッチ軸206に駆動トルクが伝達されるようになっている。
ワンウェイクラッチ軸206の一端はレバー付欠歯ギア204に連結されている。レバー付欠歯ギア204は、メインモータが逆転方向に回転することによりワンウェイクラッチ軸206と連動し、図5における反時計回り方向に回転する。
レバー付欠歯ギア204は、後述する図8(a)〜図8(c)に示すようにレバー部材204aを有し、ワンウェイクラッチ軸206と一体的に回転することにより当該レバー部材204aがシート規制部材115に当接又は離間して、シート規制部材115の位置を規制位置と退避位置との間で切り換える。
欠歯ギア203は、レバー付欠歯ギア204と噛み合いながら回転する。トーションバネ202は、欠歯ギア203の回転軸と同軸上に配置され、欠歯ギア203の回転により弾性力を蓄えられる。引張バネ205は、シート規制部材115を退避位置に移動するように当該シート規制部材115に付勢する。欠歯ギア取付部材201は、ワンウェイクラッチ軸206が貫通する貫通穴201bと、欠歯ギア203を軸支する支持軸201cと、該支持軸201cの外周面上に設けられた欠歯ギア取付部材突起部201aと、トーションバネ202の一端を保持してその回転を止めるための突起部201dとを有する。
次に、駆動機構190の動作について説明する。
図8は欠歯ギア203及びレバー付欠歯ギア204周辺部の側面図であり、(a)はシート規制部材115が退避位置に移動した状態、(b)は欠歯ギア203とレバー付欠歯ギア204が回転終端位置にある状態、(c)は欠歯ギア203とレバー付欠歯ギア204が空転を起こす直前の状態を示す。図9は欠歯ギア203及びレバー付欠歯ギア204周辺部の側面図であり、(a)はシート規制部材115が退避位置に移動した状態、(b)はシート規制部材115が規制位置に移動した状態を示す。図10(a)は欠歯ギア203の戻り動作が起こる直前の状態を示す図、図10(b)は欠歯ギア203とレバー付き欠歯ギア204との噛み合いが外れてトーションバネ202の戻しトルクにより欠歯ギア203が回転始端に戻った状態を示す図である。
欠歯ギア203は、当該欠歯ギア203の回転軸穴の内面に設けられた突起部203aと、欠歯ギア取付部材201の支持軸201c上に設けられた欠歯ギア取付部材突起部201a(回転止め)により回転が制限されている。欠歯ギア203の回転可能範囲は、図8(a)に示すような欠歯ギア203の回転軸穴内面突起部203aが欠歯ギア取付部材突起部201aの上端に接する位置(回転始端位置)から、図8(b)に示すようなレバー付欠歯ギア204の有歯部で回転せしめられる位置(回転終端位置)までとなっている。
欠歯ギア203とレバー付欠歯ギア204の欠歯箇所は、所定の範囲内で互いが回転した後に向い合う位置に配置されている。欠歯ギア203の欠歯部は、レバー付欠歯ギア204との噛み合いが外れて戻る動作には無関係であるが、欠歯部がないと万一噛み合いがずれて欠歯ギア203が回転終端位置を超えて回転させられた場合、欠歯ギア203の回転止めとなっている回転軸穴内面突起部203aや欠歯ギア取付部材突起部201aまたは歯車そのものを破損するおそれがあるために設けられている。
レバー付欠歯ギア204は、欠歯歯車部204bと、欠歯歯車部と同軸に回転するように結合された円板部204cと、該円板部上に設けられた円弧状のレバー部材204aとを備える。レバー付欠歯ギア204が回転してレバー部材204a(押圧部材)がシート規制部材後端部分115bに当接することにより、シート規制部材115が図9(b)に示す規制位置に移動する。
シート規制部材115が規制位置に移動すると同時に、レバー付欠歯ギア204に対して欠歯箇所が向き合う位置に保持されている欠歯ギア203は、レバー付欠歯ギア204と噛み合って図示の時計回り方向に回転せしめられ、トーションバネ202に弾性力が蓄えられる。この動作は、シート積載部100aに積載されたシートSのピックアップと搬送が全て終了した後等に行うようになっており、これにより次回のシート束のセットが容易に行える。
次に、シート規制部材115が規制位置に移動している状態で給紙搬送が開始されると、メインモータが正転方向に回転するが、ワンウェイクラッチ機構200がスリップするために、ワンウェイクラッチ軸206には回転が伝達されない。そのため、メインモータが正転方向に回転するとトーションバネ202に蓄えられた弾性力により、欠歯ギア203は反時計回り方向に回転せしめられる。それに伴い、レバー付欠歯ギア204及びワンウェイクラッチ軸206は、欠歯ギア203により時計回り方向に回転せしめられ、欠歯ギア203の回転軸穴内面203aと欠歯ギア取付部材突起部201aが衝突する位置で回転が止まり、欠歯ギア203は回転始端位置に戻る。これと同時に、回転するレバー付欠歯ギア204のレバー部材204aがシート規制部材後端部分115bから離間することにより、シート規制部材115は引張バネ205の弾性力により引き戻され、シート搬送路から図9(a)に示す退避位置に移動する。この際、欠歯ギア203の回転軸穴内面突起部203aと欠歯ギア取付部材突起部201aの位置は図8(a)に示すような関係に戻る。
一方、図示しないメインモータの異常動作により、メインモータが逆転方向に回転を続けた場合、レバー付欠歯ギア204と欠歯ギア203は回転を続け、図10(a)に示すように、レバー付欠歯ギア204と噛み合って回転していた欠歯ギア203がレバー付欠歯ギア204の欠歯部で戻り動作を始める。この際、欠歯ギア203の回転軸穴内面突起部203aと欠歯ギア取付部材突起部201aの位置は図8(c)に示すような関係となっている。
この後、トーションバネ202の弾性力により、欠歯ギア203は回転軸穴内面突起部203aと欠歯ギア取付部材突起部201aに衝突する位置(図8(a))まで反時計回り方向に回転せしめられる。この後、レバー付欠歯ギア204が図10(b)に示す位置まで回転させ続けられると、レバー部材204aがシート規制部材後端部分115bから離間するため、引張バネ205によりシート規制部材115は引き戻され、シート搬送路から図10(b)に示す退避位置に移動する。更に、メインモータが逆転方向に回転を続けても、再度レバー付欠歯ギア204がシート規制部材を往復させる動作を繰り返し、破損を起こすようなことはない。また、欠歯ギア203が回転始端位置にあるとレバー付欠歯ギア204の逆の回転を制限するはずであるが、この場合はメインモータの正転時になり、ワンウェイクラッチにより駆動トルクの伝達はないので破損はしない。
このように本実施の形態では、メインモータの逆転時にはレバー付欠歯ギア204の可動範囲が限定されないため、ギアの破損や歯とびが生じなくなる。また、メインモータの回転方向は正転方向でも逆転方向でも、シート規制部材115を退避位置もしくは規制位置に移動することができるため、回復不可能な状態になることもなくなる。
上記実施の形態では、駆動源となるメインモータに回転軸の回転数を正確に制御可能なパルスモータを用いているが、これに代えてDCモータを用いた場合であっても同様の効果が得られる上、駆動音の低減、コストダウンを図ることが可能となる。
また、上記実施の形態では、シート規制部材115に接離するレバー部材204aを有するレバー付欠歯ギア204を用いたが、レバー付欠歯ギア204に代えて、ワンウェイクラッチ軸206上に欠歯ギアとレバー部材とを別々に配置してもよい。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態に係るシート給送装置について図11を参照して説明する。
図11は、本発明の第2の実施の形態に係るシート給送装置におけるシート規制部材の駆動機構の概略を示す斜視図である。
本第2の実施の形態に係るシート給送装置は、例えば、図1に示した画像読取装置100に適用され、図2及び図3に示した一連の動作を実行してシートSを装置内に給送するものである。以下に、上記第1の実施の形態で説明した同じ要素については同一の符号を付してその説明を省略し、上記第1の実施の形態と異なる点のみを説明する。
上記第1の実施の形態では、シート規制部材115に接離するレバー部材204aと欠歯歯車部204bと円板部204cとが一体となったレバー付き欠歯ギア204を有する駆動機構190の一形態を例示した。
一方、本第2の実施の形態では、レバー部材204aと欠歯歯車部204bと円板部204cとが一体的に構成されたレバー付欠歯ギア204を用いずに、図11に示すような、第二の欠歯歯車である欠歯ギア203と、該欠歯ギア203と一体的に回転する回転軸300と、該回転軸300上に設けられたレバー部材204aとで構成された部品を用いている。欠歯ギア203は、上述した図8(a)〜図8(c)、図9(a)、図9(b)、図10(a)、及び図10(b)に示すように駆動される。これにより、回転軸300上に設けられたレバー部材204aがシート規制部材後端部分115bに当接及び離間を繰り返すことで、シート規制部材を規制位置と退避位置との間を移動させ、上記第1の実施の形態のシート給送装置の効果と同様に効果を得ることができる。
上記第2の実施の形態でも、メインモータの逆転時において、第一の欠歯歯車204の可動範囲は限定されず、異常動作によりメインモータが逆転方向に回転を続けても、再度レバー部材204aがシート規制部材を往復させる動作を繰り返し、破損を起こすようなことはない。上記第1の実施の形態と同様に、メインモータの正転時にはワンウェイクラッチにより駆動トルクの伝達はないため破損はしない。
上記第1及び第2の実施の形態におけるレバー部材204aは、押圧部材としてのカムであってもよく、また棒やコロ、ベアリングなどを偏芯して取付けたものであってもよい。レバー部材204aやカムは、精密な機構や制御が不要になることから、当該レバー部材やカムが回転する所定の回転角度範囲においてシート規制部材が規制位置に留まるような形状にすることが望ましい。また、押圧部材が棒やコロ、ベアリングなどであっても、該押圧部材が押圧するシート規制部材の部分(シート規制部材後端部分115b)の形状を工夫して、押圧部材が回転する所定の回転角度範囲においてシート規制部材が規制位置に留まるようにすることが好適である。
シート規制部材の規制位置は固定的な位置だけではなく、一定の範囲の連続的な位置であってもよい。この範囲内でシート規制部材の移動があっても当該シート規制部材が規制位置に留まっているものとする。
また、欠歯ギア203(第二の欠歯歯車)の回転止めは、回転軸穴内面突起部203aと欠歯ギア取付部材突起部201aのように回転中心付近に設けたものである必要はなく任意の場所に設けてもよい。
上記各実施の形態では、原稿等の読取対象となるシートを一枚ずつ分離して給送するシート給送装置を例示して説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、記録紙等の記録対象のシートを一枚ずつ分離して給送するシート給送装置に適用しても同様の効果を得ることができる。また、分離機能を持たないシート給送装置であって、例えば一枚ずつ手差しでシートをセットするようなシート給送装置にも本発明は適用でき、本発明の範囲に含まれる。
また、上記実施の形態では、画像処理装置として画像読取装置を例示して説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば記録対象となるシートに画像を記録する画像記録部を有するプリンタ等の画像処理装置、読取対象のシートの画像を読み取る画像読取部及び記録対象のシートに画像を記録する画像記録部を有する複写機、ファクシミリ装置等の画像処理装置、或いはこれらの機能を組み合わせた複合機等の他の画像処理装置であってもよく、上記画像処理装置に用いられるシート給送装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
また、上記実施の形態では、画像処理装置が一体的に有するシート給送装置を例示して説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば画像処理装置に対して着脱自在なシート給送装置であってもよく、該シート給送装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
本発明の第1の実施の形態に係るシート給送装置を備えた画像読取装置の一態様を模式的に示した側断面図である。 シート規制部材が規制位置に移動した状態を模式的に示した側断面図である。 シート規制部材が退避位置に移動した状態を模式的に示した側断面図である。 シート規制部材を駆動する駆動機構の概略構成を示す斜視図である。 図4の駆動機構の主要部の側面図である。 駆動機構を構成する欠歯ギア取付部材の斜視図である。 駆動機構を構成するトーションバネ及び欠歯ギアの側面図である。 欠歯ギア及びレバー付欠歯ギア周辺部の側面図であり、(a)はシート規制部材が退避位置に移動した状態、(b)は欠歯ギアとレバー付欠歯ギアが回転終端位置にある状態、(c)は欠歯ギアとレバー付欠歯ギアが空転を起こす直前の状態を示す。 欠歯ギア及びレバー付欠歯ギア周辺部の側面図であり、(a)はシート規制部材が退避位置に移動した状態、(b)はシート規制部材が規制位置に移動した状態を示す。 欠歯ギア及びレバー付欠歯ギア周辺部の側面図であり、(a)は欠歯ギアの戻り動作が起こる直前の状態、(b)は欠歯ギアとレバー付き欠歯ギアとの噛み合いが外れてトーションバネの戻しトルクにより回転始端に戻った状態を示す。 本発明の第2の実施の形態に係るシート給送装置におけるシート規制部材の駆動機構の概略構成を示す斜視図である。 従来のシート給紙装置におけるシート規制部材の駆動機構の概略構成を示す斜視図である。
符号の説明
S シート
100 画像読取装置
110 分離装置
111 ピックアップローラ
112 ローラ保持部材
112a 当接面
113 給送ローラ
114 分離ローラ
115 シート規制部材
115a シート規制部材先端部分
115b シート規制部材後端部分
200 ワンウェイクラッチ機構
201 欠歯ギア取付部材
201a 欠歯ギア取付部材突起部
202 トーションバネ
203 欠歯ギア
203a 欠歯ギアの回転軸穴内面突起部
204 レバー付欠歯ギア
204a レバー部材
205 引張バネ
206 ワンウェイクラッチ軸

Claims (9)

  1. シート積載部に積載されたシートを給送する給送手段と、前記給送手段を駆動する駆動手段と、前記シート積載部に積載されるシートの給送方向先端を規制する先端規制手段と、前記先端規制手段を前記シートの先端を規制する規制位置と前記シートの先端規制を解除する退避位置との間で移動する移動手段とを有するシート給送装置であって、
    前記移動手段は、前記駆動手段がシート給送時に回転駆動する正回転方向に対して逆回転方向の駆動をするとき、前記駆動手段の前記逆回転方向の駆動力を伝達するワンウェイクラッチと、
    前記ワンウェイクラッチからの駆動力により回転駆動する第一の欠歯歯車と、
    前記第一の欠歯歯車と噛合して回転始端位置と回転終端位置との間を回転する第二の欠歯歯車と、
    前記第二の欠歯歯車を前記回転始端位置へ向かう方向に回転させるよう付勢する付勢部材と、
    前記第二の欠歯歯車を前記回転始端位置に停止させる回転止めと、
    前記先端規制手段を押圧して移動させる押圧部材とを備え、
    前記第一の欠歯歯車および前記第二の欠歯歯車は、互いに正常に噛合している状態で、前記第二の欠歯歯車が前記回転終端位置に到達したときに互いに向き合った方向に欠歯位置が設けられており、
    前記駆動手段が前記逆回転方向に駆動した際に、前記第二の欠歯歯車が前記第一の欠歯歯車と正常に噛合しながら前記第一の欠歯歯車によって前記回転終端位置に向かって回転させられている間に前記先端規制手段が前記先端規制位置に移動し、
    前記駆動手段が前記正回転方向に駆動した際に、前記第二の欠歯歯車が前記第一の欠歯歯車と正常に噛合しながら前記付勢部材によって前記回転始端位置に向かって回転させられている間に前記先端規制手段が前記退避位置に移動するように構成され、
    前記第二の欠歯歯車が前記第一の欠歯歯車の欠歯位置と向き合って噛み合いがはずれたときに、前記付勢部材の付勢力によって前記回転始端位置に戻ることを特徴とするシート給送装置。
  2. 前記第一の欠歯歯車は、前記押圧部材と一体的に回転することを特徴とする請求項1記載のシート給送装置。
  3. 前記第一の欠歯歯車と前記押圧部材とが一体に構成されていることを特徴とする請求項2記載のシート給送装置。
  4. 前記第二の欠歯歯車は、前記押圧部材と一体的に回転することを特徴とする請求項1記載のシート給送装置。
  5. 前記第二の欠歯歯車と前記押圧部材とが一体に構成されていることを特徴とする請求項4記載のシート給送装置。
  6. 前記押圧部材が前記先端規制手段に当接していないときは、前記先端規制手段が前記退避位置にあることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のシート給送装置。
  7. 前記駆動手段が前記移動手段に前記逆回転方向の駆動力を伝達し続けた場合、前記先端規制手段が前記規制位置と前記退避位置との間の往復を繰り返すことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシート給送装置。
  8. 前記第二の欠歯歯車は、その回転軸穴の内面に設けられた突起部を有し、当該突起部と前記回転止めにより前記回転始端位置から前記回転終端位置の間を回転するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のシート給送装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載のシート給送装置と、画像読取手段および画像形成手段の少なくとも1つとを備えることを特徴とする画像処理装置。
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