JP4643331B2 - 送信増幅器 - Google Patents

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本発明は、無線通信システムのインフラ設備に供される送信増幅器に関するものである。
デジタル移動体通信では、エリア全域をカバーするために、高出力の送信増幅器が用いられる。高出力の送信増幅器は図3の(A)に示すように、基地局A1と同一の架に設置されるのが主流であった。しかし、送信増幅器がアンテナに接続される場合、同軸ケーブルにて接続されるが、装置の保守上、アンテナと送信増幅器間は、50m〜200mも離される場合があり、その間での劣化が問題となっていた。
また、別の問題として、送信増幅器は、基地局の一部として取り扱われることが常識であり、そのため、基地局は各地へ分散し、保守上、運用コスト上問題であった。
これらの問題を解決する為、ROF(Radio On Fibre)、Remoto Radio Headなる概念が生み出され、これからの主流になりつつある。これは、基地局から、アンテナに近い無線部を切り離し、両者を光ファイバで接続し、上記問題を解決するものである。光ファイバは、既存の設備を利用する場合は低価格で使用が可能で、運用コストが低減可能である事、各地へ分散するのは、大規模な基地局ではなく、比較的軽微な無線部分だけであるということから、保守上も好ましい形態となっている。
このROF Remoto Radio Headの概要を図3(B)に示す。図3(B)において、A2は基地局で、図3(A)におけるAMPの設置場所にI/F(Interface)を実装し、電気信号を光信号に変更している。
また、図3(B)において、A3は光ファイバで、光に変換された信号を伝送する。A4はタワーや、ビルの上に設置される送信増幅器で基地局から光ファイバ経由で送られてきた送信データを増幅してアンテナから出力する。
このROF Remoto Radio Headの概念では、送信増幅器はビルの屋上やタワー天辺等非常に高い場所に設置するために、図3(A)のように、送信増幅器が基地局と同一の架に設置している構成と比較すると、故障などの原因で送信増幅器を交換や修理を行う場合に、ビルの屋上やタワー天辺等に昇る必要があるために、工数及び危険性が非常に高くなるという問題点がある。
このため、従来の送信増幅器が出力する送信電力に異常があった場合の制御について簡単に説明する。送信増幅器が出力する送信電力を監視するしきい値を、第1のしきい値と第2のしきい値のように2つ設ける(値の大きさは、第1のしきい値<第2のしきい値とする)。
1)送信電力が第1のしきい値に達した場合には、送信増幅器は基地局側に対して、送信増幅器に入力させる送信データの電力を下げるよう指示する。それにより、送信増幅器が出力する送信電力を下げ、異常状態を解除するようにする。
2)送信電力が第2のしきい値に達した場合には、数秒程度連続してその状態が続くことを確認して、送信増幅器の出力を停止する。
ここで、数秒程度確認する理由について説明する。しきい値に達してすぐ停止してしまうと、通信を使用しているエンドユーザに迷惑をかけてしまい、結果的に通信事業者の損失になってしまう。よって異常状態がしばらく続くことを確認してそれでも異常であるなら、送信停止を行うのが一般的である。
しかしながら、異常状態を長時間確認することになると、異常送信電力による熱の上昇で、送信増幅器の温度の異常上昇を招いてしまう。よって、異常状態の確認時間は、数分単位でなく数秒単位であるのが一般的である。
図4に従来の構成を示す。図4において、1はインターフェース部で、基地局側から送られてくる送信データを受け取る部位である。2はローパスフィルター部で、基地局側から送られてきた送信データの帯域制限を行う部位である。3は変調部で、基地局側から送られてきた送信データを、搬送波周波数に変換する部位である。4はバンドパスフィルタで、変調部で発生したイメージ周波数を取り除く部位である。5は増幅部で、生成した送信信号をアンテナから出力できるように増幅する部位である。
6はアンテナ部で、増幅した信号を空中に出力する部位である。10は電力演算部で、増幅部で出力する信号を元に電力演算を行う部位である。11Aは第1の比較部で、あらかじめ設定された第1のしきい値と、入力した電力演算結果とを比較する部位である。11Bは第2の比較部で、あらかじめ設定された第2のしきい値と、入力した電力演算結果とを比較する部位である。12は制御部で、比較部で比較した結果を元に、5増幅部の出力を停止したり、基地局側に“送信電力の情報”を通知する制御を行う部位である。
図5に上述した制御部12の動作例を示す。
この動作例では、第1のしきい値を1秒以上超えたかどうか、第2のしきい値を2秒以上超えたかどうか、を確認することとしている。また設定するしきい値は、第1のしきい値<第2のしきい値であるとする。
制御がスタートされると(S1)、次に第2のしきい値を2秒以上超えるか否かを確認する(S3)。2秒以上超えた場合には送信停止を行い(ステップS5)、2秒以上超えていない場合には第1のしきい値を1秒以上超えるか否かを判断する(S4)。1秒以上超えた場合には、送信電力情報の通知を行う(S6)。1秒以上超えていない場合にはステップS3へ移行する。
ステップS5では、図4の5増幅部の出力を停止する。このステップでは増幅部へ出力を停止する指示を与える。その後ステップS6へ移行し、基地局側へ増幅部の送信を停止したことを通知する。ステップS6では、ステップS5から移行してきた場合には、基地局側へ増幅部の送信を停止したことを通知する。また、ステップS4から移行してきた場合には基地局側へ、基地局側から送られてくる送信データの送信電力を低下させるよう通知する。
なお、本発明に関連する技術として特許文献1が知られる。
特開2002−16505号公報
しかし、年々、省エネが重要視されているため、出力電力に対してぎりぎりの容量で電源を構成するようになってきている。よって電源の容量に対して送信電力のマージンが少なくなってきている。電源の容量以上の電力を出力すると電源が故障してしまい、2度と送信増幅動作はできなくなるので、交換や修理が必要になる。
これからの主流は、図3(B)の概念図になるので、交換や修理となった場合には鉄塔の上やビルの上の作業になるので、工数及び危険性が増大するという問題点が生じる。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、故障が少なくもって交換や修理が軽減できる送信増幅器を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するため、本発明は、3つのしきい値を備えて送信電力を監視する送信増幅器であって、送信電力が第1のしきい値を第1の所定時間以上超えたら、送信電力低下要求を行い、送信電力が前記第1のしきい値よりも大きい第2のしきい値を前記第1の所定時間よりも長い第2の所定時間以上超えたら、送信停止を行い、送信電力が前記第2のしきい値よりも大きい第3のしきい値を超えたら送信停止を行うことを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、従来技術に比べて電源部の能力を超えるような送信電力をもった送信データが基地局側から送られてきた場合にでも、電源部を故障させずにすむので、送信増幅器の修理、交換を軽減できる。
以下、本発明の実施の形態を図を用いて説明する。
本発明が適用される状態の概念図を図1に示す。図1において、1はインターフェース部で、基地局側から送られてくる送信データを受け取る部位である。2はローパスフィルター部で、基地局側から送られてきた送信データの帯域制限を行なう部位である。3は変調部で、基地局側から送られてきた送信データを、搬送波周波数に変換する部位である。4はバンドパスフィルタで、変調部で発生したイメージ周波数を取り除く部位である。5は増幅部で、生成した送信信号をアンテナから出力できるように増幅する部位である。6はアンテナ部で、増幅した信号を空中に出力する部位である。
10は電力演算部で、増幅部で出力する信号を元に電力演算を行なう部位である。11Aは第1の比較部で、あらかじめ設定された(所定の)第1のしきい値と、入力した電力演算結果とを比較する部位である。11Bは第2の比較部で、あらかじめ設定された第2のしきい値と、入力した電力演算結果とを比較する部位である。11Cは第3の比較部で、あらかじめ設定された第3のしきい値と、入力した電力演算結果とを比較する部位である。12は制御部で、比較部で比較した結果を元に、増幅部5の出力を停止したり、基地局側に送信電力の情報を通知する制御を行なう部位である。
図2に制御部の動作例を示す。この動作例では、第1のしきい値を1秒以上超えたかどうか、第2のしきい値を2秒以上超えたかどうか、を確認することとしている。また設定するしきい値は、以下の条件を満たしている。
第1のしきい値 < 第2のしきい値 < 第3のしきい値
制御が開始されると(S1)、次に、第3のしきい値を一瞬でも超えるかどうかを確認する(S2)。第3のしきい値を超えた場合には(S2,Y)、ステップS5に進む。また第3のしきい値を超えていない場合には(S2,N)、ステップS3に進む。ステップS3では、第2のしきい値を2秒以上超えるかどうかを確認する。2秒以上超えた場合には(S3,Y)、ステップS5に進む。2秒以上超えていない場合には(S3,N)、ステップS4に進む。
ステップS4では、第1のしきい値を1秒以上超えるかどうかを確認する。1秒以上超えた場合には(S4,Y)、ステップS6に進む。1秒以上超えていない場合には(S4,N)、ステップS3に戻る。
ステップS5では、図4の増幅部5の出力を停止する。このステップでは増幅部へ出力を停止するよう指示を与える。その後、ステップS6へ移行し、基地局側へ増幅部の送信を停止した事を通知する。
ステップS6では、ステップS5から移行してきた場合には、基地局側へ増幅部の送信を停止したことを通知する。またステップS4から移行してきた場合には基地局側へ、基地局側から送られてくる送信データの送信電力を低下させるよう通知する。
以上に説明したように、本発明の実施の形態では、第3の比較部を設けそのしきい値を一瞬でも超えたら増幅部の出力を停止する機能を設けることで、電源部の能力を超えるような送信電力をもった送信データが、基地局側から送られてきた場合にでも、電源部を故障させずにすむので、送信増幅器の修理のための交換が必要なくなる。
本発明の実施の形態を示すブロック図である。 本発明の実施の形態の動作を示すフローチャートである。 従来技術の概要を示す説明図である。 従来の技術を示すブロック図である。 従来の技術における動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 I/F、2 LPF、3 変調部、4 BPF、5 増幅部、10 電力演算部、11A〜11C 比較部、12 制御部。

Claims (1)

  1. 3つのしきい値を備えて送信電力を監視する送信増幅器であって、
    送信電力が第1のしきい値を第1の所定時間以上超えたら、送信電力低下要求を行い、
    送信電力が前記第1のしきい値よりも大きい第2のしきい値を前記第1の所定時間よりも長い第2の所定時間以上超えたら、送信停止を行い、
    送信電力が前記第2のしきい値よりも大きい第3のしきい値を超えたら送信停止を行う
    ことを特徴とする送信増幅器。
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JPS6437135U (ja) * 1987-08-31 1989-03-06
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JP2003309437A (ja) * 2002-04-12 2003-10-31 Yamaha Corp オーディオアンプの回路保護装置およびオーディオアンプ

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