JP4642874B2 - ドラムヘッド締付装置、そのドラムヘッド締付装置を備えたドラムの支持装置、及びドラム - Google Patents

ドラムヘッド締付装置、そのドラムヘッド締付装置を備えたドラムの支持装置、及びドラム Download PDF

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Description

本発明は、ドラムヘッド締付装置、そのドラムヘッド締付装置を備えたドラムの支持装置、及びドラムに関する。
一般に、ドラムは、円筒状のシェルと、シェルの開口端を塞ぐドラムヘッドと、シェルの開口端に外装されるフープと、シェルの外周面に設けられた複数のラグとを備えている。ドラムヘッドは、各ラグにラグボルトを締め付けることにより、フープを介してシェルに装着される。このため、ドラムヘッドを交換するには、全てのラグボルトを緩めてラグから外したり、また、全てのラグボルトをラグに締め付けたりする必要がある。よって、ドラムヘッドの交換は、非常に面倒で、かつ手間のかかる作業である。このような事情から、例えば、特許文献1〜5に開示されるように、ラグボルトをラグナットから外すことなく、ドラムヘッドの交換を行えるようにした装置が提案されている。特許文献1〜3には、シェルの外周面に設けられたベース部と、そのベース部に対し着脱可能に構成されたラグとを備えた装置が開示されている。また、特許文献4又は5には、シェルの外周面に設けられたラグ及びラグボルトと、ラグボルトの頭部に設けられ、フープに係止されるフックとを備えた装置が開示されている。
特開2004−151710号公報 米国特許第4693163号明細書 米国特許第3533324号明細書 実公昭59−1260号公報 米国特許第4583442号公報
ところが、特許文献1〜3に開示の装置によれば、ドラムヘッドの交換時、複数のラグボルトとナットとがフープに吊り下げられた状態になる。この場合、シェルから取り外されたフープのラグボルトやラグナットが互いに干渉し合うため、フープを床面や台の上などに置き難いという問題がある。また、ドラムヘッドを取り付ける場合、フープから吊り下げられたラグボルトやラグナットが、ドラムヘッドのヘッド面やシェルの周面を傷付けることがある。更には、全てのラグナットをシェルの各ベース部に対しそれぞれ接続するのに非常に手間がかかるという問題もある。一方、特許文献4又は5に開示の装置によれば、フープに係止されるフックがラグボルトに設けられており、それにより、シェルに対するドラムヘッドの着脱し易さが改善されている。しかしながら、これらの文献に開示の装置によれば、フープにフックを係止するとき、ラグボルトに対してフックが滑り落ちてしまうため、依然として、ラグボルトの仮締めに手間がかかるという問題が存在している。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ドラムヘッドの交換を容易に行うことのできるドラムヘッド締付装置、そのドラムヘッド締付装置を備えたドラムの支持装置、及びドラムを提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、ドラムのシェルに固定されたラグと、ラグに螺合されるラグボルトと、ラグボルトの頭部に設けられ、シェルの開口端に外装されるフープに係止されるフックとを備え、フープにフックを係止してラグボルトをラグに締め付けることにより、シェルの開口端を閉塞するドラムヘッドがフープを介してシェルに装着されるドラムヘッド締付装置において、ラグボルトに装着され、ラグボルトに対するフックの位置を保持するための保持部材を備え、保持部材は、ラグボルトの頭部との間にフックを介装した状態でラグボルトに装着されていることを要旨とする。
この構成によれば、ドラムヘッドの交換のためフープからフックを外したとしても、保持部材によって、ラグボルトに対して滑り落ちないようにフックを保持することができる。これにより、ラグボルトの仮締めを簡単に行うことができ、ひいてはドラムヘッドの交換を円滑に行うことができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、ラグボルトに装着され、ラグに締め付けられた状態から緩まないようにラグボルトを保持するための緩み止めを備えていることを要旨とする。
この構成によれば、緩み止めによって、ラグに締め付けられた状態から緩まないようにラグボルトを保持することができる。これにより、例えば、ドラムの演奏中に、ドラムヘッドの張力が低下することを極力抑制することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2記載の発明において、保持部材は、フックとの間に緩み止めを介装した状態でラグボルトに装着されていることを要旨とする。
この構成によれば、保持部材により、ラグボルトに対して滑り落ちないようにフックと共に緩み止めも保持することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3記載の発明において、緩み止めは、ラグボルトが挿通される挿通孔を有する弾性部材からなることを要旨とする。
この構成によれば、緩み止めを弾性変形させることにより、ラグボルトと挿通孔の内周面とを密着させることができる。これにより、ラグボルトと緩み止めとの間に摩擦力が生じ、その摩擦力により、ラグに締め付けられた状態から緩まないようにラグボルトを保持することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項4記載の発明において、保持部材は弾性部材からなることを要旨とする。
この構成によれば、保持部材と緩み止めとを弾性材料により一体形成することができる。これにより、装置全体の部品点数を少なくすることができ、ひいては組み付け工数の増加も抑えることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のうちいずれか一項に記載の発明において、ラグは、ラグボルトが螺合されるラグナットを備え、ラグには、ラグナットが支持される支持凹部が設けられ、支持凹部は、シェルの軸線に向かって延び、ラグナットは、支持凹部内を移動可能に支持されていることを要旨とする。
この構成によれば、ラグナットは、支持凹部内を移動可能に支持されている。これにより、各ラグボルトをラグに締め付ける際、支持凹部内でのラグナットの位置が調整されて、シェル、ヘッド枠、フープなどの寸法誤差に起因して生じるフックとフープとの片当たりや、各フックと各ラグボルトとの片当たりなどを抑制することができる。よって、ラグボルトの無理な締め付けによるドラムの破損を回避することができる。
請求項7に記載の発明は、請求項6記載の発明において、各支持凹部は、シェルの開口端に向かって傾斜していることを要旨とする。
この構成によれば、支持凹部がシェルの開口端に向かって傾斜しているため、ラグボルトの締め付けによりフックとラグナットとが互いに接近するのに伴い、ラグナットは、支持凹部内をシェルの開口端に向かって円滑に移動することができる。つまり、ラグナットが支持凹部内を円滑に移動することから、支持凹部内でのラグナットの位置調整を容易に行うことができる。
請求項8に記載の発明は、請求項2〜5のうちいずれか一項に記載の発明において、緩み止めは、フープの外周面に当接される当接面を有し、当接面は、フープの外周面に対し凸状に形成されていることを要旨とする。
この構成によれば、緩み止めの当接面は弾性を有すると共に、フープの外周面に対し凸状に形成されている。この場合、ラグボルトの締め付けによりフックがシェルの軸線に向かって接近するのに伴い、緩み止めの当接面がフープにより押圧されて弾性変形する。このような緩み止めの弾性変形に伴い、ラグボルトと緩み止めの挿通孔の内周面とを密着させることができる。そのため、ラグボルトと緩み止めとの間に摩擦力が生じ、その摩擦力により、ラグに締め付けられた状態から緩まないようにラグボルトを保持することができる。
請求項9に記載の発明は、請求項4又は5記載の発明において、緩み止めの挿通孔の内径は、ラグボルトの断面直径よりも大きく設定されていることを要旨とする。
この構成によれば、ラグボルトの締め付け開始直後は、緩み止めの挿通孔に遊挿された状態でラグボルトが保持されているため、ラグボルトを手で回して、ラグに締め付けることができる。一方、ラグボルトを所定量以上締め付けた後、ラグボルトの工具による締め付けにより、緩み止めの当接面がフープにより押圧されて弾性変形する。このような緩み止めの弾性変形に伴い、ラグボルトの外周面に挿通孔の内周面が押し付けられて、ラグボルトと緩み止めとの間の摩擦力が生じる。そして、その摩擦力によって、ラグナットに締め付けられた状態から緩まないようにラグボルトを保持することができる。このような手順を踏むことにより、ラグボルトの仮締めをより簡単に、かつ短時間で行うことができ、ひいてはドラムヘッドの交換をより一層円滑に行うことができる。
請求項10に記載の発明は、請求項1〜9のうちいずれか一項に記載の発明において、ラグボルトは、フックをフープから接離させるようラグに対し回動可能に取り付けられていることを要旨とする。
この構成によれば、フープからフックを外した後、ラグに対しラグボルトを回動させることで、フープからフックを引き離すことができる。これにより、ラグボルトとフープとの干渉を回避することができ、ひいてはフープをシェルから取り外し易くすることができる。
請求項11に記載の発明は、請求項10記載の発明において、ラグに対するラグボルトの回動位置を保持するための保持手段を備えていることを要旨とする。
この構成によれば、保持手段によって、ラグに対するラグボルトの回動位置を保持することができる。これにより、ドラムヘッドの交換のためフープからフックを外したとしても、ラグボルトが内側に倒れないように保持することができる。よって、ラグボルトとフープとの干渉を回避することができ、ひいてはシェルの開口端にフープを容易に取り付けることができる。
請求項12に記載の発明は、請求項6又は7記載の発明を利用したドラムの支持装置であって、シェルの外周面に設けられた複数のドラムヘッド締付装置と、各ドラムヘッド締付装置に連結されるアームと、アームを介してドラムを支持するシャフトとを備え、ラグボルトは、ラグナットと共にラグに対し回動可能に支持され、ラグナットは、ラグナットの回動軸に沿って延び、ラグナットの少なくとも一方の端部は、ラグの側面から突出され、ラグから突出されたラグナットの端部には、防振ゴムが装着され、アームは、防振ゴムを介して、各ドラムヘッド締付装置に連結されていることを要旨とする。
この構成によれば、ラグナットの端部に装着された防振ゴムによって、ドラムから支持装置への振動漏れを抑止することができ、ひいてはドラムの音を響かせることができる。また、各ドラムヘッド締付装置を構成するラグナットを利用したドラムの支持装置を提供することもできる。
請求項13に記載の発明は、円筒状のシェルと、シェルの上下の開口端をそれぞれ閉塞する一対のドラムヘッドと、シェルに固定されたラグと、ラグに螺合されるラグボルトと、ラグボルトの頭部に設けられ、シェルの開口端に外装されるフープに係止されるフックとを備え、フープにフックを係止してラグボルトをラグに締め付けることにより、ドラムヘッドがフープを介してシェルに装着されるドラムにおいて、ラグボルトに装着され、ラグボルトに対するフックの位置を保持するための保持部材を備え、保持部材は、ラグボルトの頭部との間にフックを介装した状態でラグボルトに装着されていることを要旨とする。
この構成によれば、ドラムヘッドの交換を円滑に行うことのできるドラムを提供することができる。
本発明によれば、ドラムヘッドの交換を容易に行うことのできるドラムヘッド締付装置、そのドラムヘッド締付装置を備えたドラムの支持装置、及びドラムを提供することができる。
以下、本発明に係るドラムヘッド締付装置を具体化した一実施形態について、図1〜図7を参照して説明する。
図1に示すように、ドラム10は、円筒状のシェル11と、シェル11の開口端を塞ぐドラムヘッド12と、シェル11の開口端に外装されるフープ13と、複数のドラムヘッド締付装置20とを備えている。各ドラムヘッド締付装置20は、シェル11の外周面に等間隔を置いて設けられている。ドラムヘッド12は、各ドラムヘッド締付装置20により、フープ13を介してシェル11の開口端に締め付けられている。また、各ドラムヘッド締付装置20を操作することにより、ドラムヘッド12の張力が変更されて、ドラム10の音調が調節される。
図1及び図4(a)に示すように、ドラムヘッド締付装置20は、シェル11の外周面に固定されるラグ21と、ラグ21に締め付けられるラグボルト22と、フープ13に係止されるフック23とを備えている。ラグ21は金属からなり、縦方向に沿って延びる略直方体状に形成されている。ラグ21は、シェル11の内側から2本のボルト25によって、シェル11の外周面に固定されている。ラグ21には、ラグボルト22の下端部が配置される配置穴21aが設けられている。配置穴21aは、ラグ21の上面から下方に向かって延びている。また、配置穴21aは、配置穴21a内でのラグボルト22の回動を許容するため、ラグボルト22の回動方向に沿って延びている。
図2及び図3に示すように、ラグ21には、支持凹部としての横孔21bが形成されている。横孔21bは、ラグ21の一方の側面から他方の側面まで貫通している。横孔21bは、シェル11の開口端に向かって延びている。また、横孔21bは、シェル11の開口端に向かって傾斜している。図2に示す水平線C2に対する横孔21bの傾斜角度θは、20°〜10°の範囲であり、好ましくは、15°に設定されている。なお、水平線C2は、横孔21bの軸線C3及びシェル11の軸線C1に直交する直線である。
ラグ21の横孔21bには、円柱状のラグナット26がその軸線を中心として回動可能に支持されている。また、ラグナット26は、ラグ21の横孔21bをシェル11の開口端に向かって移動可能に支持されている。ラグナット26の各端面26cは、対応するラグ21の側面21cとほぼ面一に配置されている。ラグナット26の中央には、ラグボルト22の下端部と螺合するねじ孔26aが形成されている。また、ラグナット26の各端部には、ラグナット26の外周面に沿って延びる溝26bが環状に設けられている。ラグナット26の各溝26bには、保持手段としてのOリング28が設けられている。ラグナット26は、Oリング28を横孔21bの内周面に密着させた状態で支持されている。
図4及び図5に示すように、ラグボルト22は、ラグナット26に螺合されるねじ部22aと、フック23が取り付けられる取付部22bと、トルクレンチなどの工具により把持される頭部22cとからなる。ラグボルト22は、ラグナット26を介して、ラグ21に対し回動可能に取り付けられている。ラグボルト22は、ラグナット26の軸線C3(図3参照)を支点として回動することにより、フック23をフープ13に係止させることのできる第1の位置と、フック23をフープ13から離間させる第2の位置とに配置可能である。なお、第1の位置では、ラグボルト22は、図4(a)に示すように、ラグ21に対し直立した状態に支持されている。一方、第2の位置では、ラグボルト22は、図5(a)に示すように、ラグ21に対し傾斜した状態に支持されている。また、ラグボルト22は、ラグナット26を介して、シェル11の開口端に向かって移動可能に支持されている。
フック23は、下面とフープ13に面する内側面とが開口した略箱状のケース部23aと、ケース部23aの上壁に設けられた爪部23bとからなる。フック23の爪部23bは、フープ13の外周面に設けられた被係止部13bに係止される。爪部23bは、ケース部23aの上壁の内縁を下方に折り曲げて形成されている。ケース部23aの上壁には、ラグボルト22が遊挿される挿通孔23cが設けられている。
ケース部23a内には、弾性部材としてのゴム片からなる緩み止め30が設けられている。緩み止め30は、その外側面に突起30aを有している。緩み止め30は、その突起30aをケース部23aの孔に嵌入させることで、ケース部23aから落下しないように保持されている。緩み止め30は、フック23の挿通孔23cと対応する位置に、ラグボルト22が遊挿される挿通孔30cを有している。緩み止め30の挿通孔30cの内径は、ラグボルト22の取付部22bの断面直径よりも大きく設定されている。また、図5(b)に示すように、緩み止め30は、フープ13の外周面に当接される当接面30bを有している。緩み止め30の当接面30bは、フープ13の外周面に対し凸状に形成されている。緩み止め30の当接面30bは、円弧に沿った滑らかな曲面である。
図5(a),(b)に示すように、ラグボルト22は、フック23の挿通孔23c及び緩み止め30の挿通孔30cにそれぞれ遊挿されている。本実施形態において、ドラムヘッド締付装置20は、ラグボルト22対するフック23の位置を保持するための保持部材40を備えている。保持部材40は、ラグボルト22の頭部22cとの間にフック23及び緩み止め30を介装した状態で、ラグボルト22のねじ部22aに装着されている。詳しくは、保持部材40は、ラグボルト22の頭部22cとの間にフック23を介装し、かつフック23との間に緩み止め30を介装した状態で装着されている。つまり、保持部材40は、フック23及び緩み止め30を下方から支持するように装着されている。保持部材40は、弾性部材としてのゴム片からなり、リング状に形成されている。保持部材40は、保持部材40の弾性力によって、ラグボルト22の外周面と密着している。
次に、上記のドラムヘッド締付装置20の作用について図2、図4及び図5を参照して説明する。ここでは、ドラムヘッド12の交換のため、ドラムヘッド12をシェル11から取り外すときの操作について説明する。
まず、図4(a)に示すようにラグナット26に締め付けられた状態から、工具を用いて、全てのラグボルト22を緩める。これにより、ラグナット26に対してラグボルト22が上方に移動して、保持部材40により支持されたフック23もラグボルト22と共に上方に移動する。ラグボルト22が上方に所定量以上移動することにより、フック23の爪部23bがフープ13の被係止部13bから外される。その後、図5(a)に示すように、ラグボルト22を外方(図5(a)に示すP方向)に回動させて、フック23の爪部23bをフープ13の被係止部13bから引き離す。このときも、フック23は、ラグボルト22に装着された保持部材40により、ラグボルト22に対して滑り落ちないように保持されている。この状態で、フープ13がドラムヘッド12のヘッド枠12aから取り外され、ドラムヘッド12がシェル11の開口端から取り外される。
次に、ドラムヘッド12をシェル11に装着するときの操作について説明する。ドラムヘッド12をシェル11の開口端を塞ぐように配置する。次に、フープ13の下面をヘッド枠12aの上面に当接させるように、フープ13をドラムヘッド12に上方から嵌め込む。続いて、ラグボルト22を内方(図5(a)に示すQ方向)に回動させて、フック23の爪部23bをフープ13の被係止部13bの直上にまで移動させる。この状態では、ラグボルト22は、図5(b)に示すように、緩み止め30との間に隙間を空けて保持されている。このため、ラグボルト22を手で回して、ラグナット26に締め付けることができる。
ラグボルト22を所定量以上締め付けた後、トルクレンチなどの工具を用いて、ラグボルト22をラグナット26に締め付ける。このラグボルト22の締め付けにより、フック23とラグナット26とが互いに接近する。これにより、ラグナット26に対してラグボルト22が下方に移動して、保持部材40により支持されたフック23もラグボルト22と共に下方に移動する。ラグボルト22が下方に所定量以上移動することにより、図4(a)に示すように、フック23の爪部23bがフープ13の被係止部13bに係止される。このとき、ラグナット26は、図2に示すラグ21の横孔21b内を、シェル11の軸線C1に向かって移動する。具体的には、ラグナット26は、水平線C2に対し傾斜角度θをなす直線C4上を、図2に示すR方向に沿って移動する。
このようなラグナット26の移動と共に、ラグボルト22及びフック23もシェル11の軸線C1に向かって移動する。すると、図4(b)に示すように、フック23に保持された緩み止め30の当接面30bがフープ13の外周面に当接される。その後、ラグボルト22を更に締め付けることにより、緩み止め30の当接面30bがフープ13により押圧されて弾性変形する。このような緩み止め30の弾性変形に伴い、ラグボルト22の外周面に緩み止め30の挿通孔30cの内周面が押し付けられて、ラグボルト22の外周面と挿通孔30cの内周面とが互いに密着するようになる。これにより、ラグボルト22と緩み止め30との間に摩擦力が生じ、その摩擦力により、ラグボルト22はラグナット26に締め付けられた状態から緩まないように保持される。
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)ドラムヘッド締付装置20は、ラグボルト22に対するフック23の位置を保持するための保持部材40を備えている。保持部材40は、ラグボルト22の頭部22cとの間にフック23を介装した状態で、ラグボルト22のねじ部22aに装着されている。この構成によれば、ドラムヘッド12の交換のためフープ13からフック23を外したとしても、保持部材40によって、ラグボルト22に対して滑り落ちないようにフック23を保持することができる。これにより、ラグボルト22の仮締めを簡単に行うことができ、ひいてはドラムヘッド12の交換を円滑に行うことができる。
(2)フック23のケース部23a内には、緩み止め30が設けられている。この構成によれば、緩み止め30によって、ラグ21に締め付けられた状態から緩まないようにラグボルト22を保持することができる。これにより、例えば、ドラム10の演奏中に、ドラムヘッド12の張力が低下することを極力抑制することができる。
(3)保持部材40は、フック23との間に緩み止め30を介装した状態で装着されている。この構成によれば、保持部材40により、ラグボルト22に対して滑り落ちないようにフック23と共に緩み止め30も保持することができる。
(4)緩み止め30は、ラグボルト22が遊挿される挿通孔30cを有している。この構成によれば、緩み止め30を弾性変形させることにより、ラグボルト22と挿通孔30cの内周面とを密着させることができる。これにより、ラグボルト22と緩み止め30との間に摩擦力が生じ、その摩擦力により、ラグ21に締め付けられた状態から緩まないようにラグボルト22を保持することができる。
(5)横孔21bは、シェル11の軸線C1に向かって延びている。そして、ラグナット26は、横孔21b内を移動可能に支持されている。この構成によれば、各ラグボルト22をラグ21に締め付ける際、横孔21bでのラグナット26の位置が調整されて、シェル11、ヘッド枠12a、フープ13などの寸法誤差に起因して生じるフック23とフープ13との片当たりや、各フック23と各ラグボルト22との片当たりなどを抑制することができる。よって、ラグボルト22の無理な締め付けによるドラム10の破損を回避することができる。
(6)横孔21bは、シェル11の開口端に向かって傾斜している。この構成によれば、ラグボルト22の締め付けによりフック23とラグナット26とが互いに接近するのに伴い、ラグナット26は、横孔21b内をシェル11の開口端に向かって円滑に移動することができる。つまり、ラグナット26が横孔21b内を円滑に移動することから、横孔21b内でのラグナット26の位置調整を容易に行うことができる。
(7)緩み止め30の当接面30bは、フープ13の外周面に対し凸状に形成されている。この構成によれば、緩み止め30の当接面30bは弾性を有すると共に、フープ13の外周面に対し凸状に形成されている。この場合、ラグボルト22の締め付けによりフック23がシェル11の軸線C1に向かって接近するのに伴い、緩み止め30の当接面30bがフープ13により押圧されて弾性変形する。このような緩み止め30の弾性変形に伴い、ラグボルト22と緩み止め30の挿通孔30cの内周面とを密着させることができる。そのため、ラグボルト22と緩み止め30との間に摩擦力が生じ、その摩擦力により、ラグ21に締め付けられた状態から緩まないようにラグボルト22を保持することができる。
(8)緩み止め30の挿通孔30cの内径は、ラグボルト22の取付部22bの断面直径よりも大きく設定されている。この構成によれば、ラグボルト22の締め付けを開始した直後は、緩み止め30の挿通孔30cに遊挿された状態でラグボルト22が保持されているため、ラグボルト22を手で回して、ラグナット26に締め付けることができる。一方、ラグボルト22を所定量以上締め付けた後、ラグボルト22の工具による締め付けにより、緩み止め30の当接面30bがフープ13により押圧されて弾性変形する。これにより、ラグボルト22の外周面に挿通孔30cの内周面が押し付けられて、ラグボルト22と緩み止め30との間の摩擦力が生じる。そして、その摩擦力によって、ラグナット26に締め付けられた状態から緩まないようにラグボルト22を保持することができる。このような手順を踏むことにより、ラグボルト22の仮締めをより簡単に、かつ短時間で行うことができ、ひいてはドラムヘッド12の交換をより一層円滑に行うことができる。
(9)ラグボルト22は、フック23をフープ13から接離させるようラグ21に対し回動可能に取り付けられている。この場合、フープ13からフック23を外した後、ラグ21に対しラグボルト22を回動させることで、フープ13からフック23を引き離すことができる。これにより、ラグボルト22とフープ13との干渉を回避することができ、ひいてはフープ13をシェル11から取り外し易くすることができる。
(10)ラグナット26の各溝26bには、保持手段としてのOリング28が設けられている。この構成によれば、Oリング28によって、ラグ21に対するラグボルト22の回動位置を保持することができる。これにより、ドラムヘッド12の交換のためフープ13からフック23を外したとしても、ラグボルト22が内側に倒れないように保持することができる。よって、ラグボルト22とフープ13との干渉を回避することができ、ひいてはシェル11の開口端にフープ13を容易に装着することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・本実施形態において、上記のドラムヘッド締付装置20を利用して、図6〜図8に示すようなドラム10の支持装置を形成することもできる。図6〜図8に示すように、支持装置としてのドラムサポートシステム80は、シェル11に設けられた3つのドラムヘッド締付装置20と、各ドラムヘッド締付装置20を介してシェル11に連結されるアーム81と、アーム81を介してドラム10を支持するシャフト82とを備えている。ラグボルト22は、ラグナット86と共にラグ21に対し回動可能に支持されている。ラグナット86は、ラグナット86の回動軸に沿って延びる円柱状に形成されている。ラグナット86の各端部は、ラグ21の側面から外方にそれぞれ突出されている。各ドラムヘッド締付装置20は、ラグナット86の各端部に装着された一対の防振ゴム87を備えている。アーム81は、両端部と中央部との3箇所において、各ドラムヘッド締付装置20の防振ゴム87にホルダ88を介してそれぞれ連結されている。アーム81の中央には、シャフト82が装着される装着具89が設けられている。装着具89には、シャフト82が挿通される挿通孔89aと、挿通孔89aにシャフト82を固定するための固定ねじ90とが設けられている。この固定ねじ90を操作することにより、シャフト82に対するドラム10の高さを調節することができる。この構成によれば、ラグナット86の端部に装着された防振ゴム87によって、ドラム10からドラムサポートシステム80などへの振動漏れを抑止することができ、ひいてはドラムの音を響かせることができる。また、各ドラムヘッド締付装置20を構成するラグナット26を利用したドラムサポートシステム80を提供することもできる。なお、図6〜図8に示す例において、アーム81に連結されるドラムヘッド締付装置20の数は2箇所であってもよい。
・本実施形態において、緩み止め30を省略してもよい。この場合、保持部材40とラグボルト22との間に生じる摩擦力を利用することで、保持部材40に緩み止め30としての機能を持たせてもよい。
・本実施形態において、緩み止め30をゴム以外の材料、例えば、樹脂などにより形成してもよい。また、保持部材40をゴム以外の材料、例えば、樹脂や金属やセラミックスなどにより形成してもよい。更には、保持部材40として、eリングやナットなどの締結部材を用いることもできる。
・本実施形態において、緩み止め30及び保持部材40はいずれもゴム片からなるものの、それぞれ別部品として形成されている。しかし、保持部材40及び緩み止め30をゴムなどの弾性材料により一体形成することもできる。このようにすれば、ドラムヘッド締付装置20全体の部品点数を少なくすることができ、ひいては組み付け工数の増加も抑えることができる。
・本実施形態において、緩み止め30の当接面30bの形状は平担面、又はフープ13に対し凹状に形成された曲面であってもよい。
・本実施形態において、緩み止め30の挿通孔30cの直径はラグボルト22の断面直径と同じか、それよりも小さく設定してもよい。
・本実施形態において、保持手段としてのOリングを省略してもよい。
本実施形態のドラムヘッド締付装置が適用されたドラムを示す部分斜視図。 ドラムヘッド締付装置を示す側面図。 図2の3−3線に沿った部分断面図。 (a)はフックがフープに係止された状態を示すドラムヘッド締付装置の縦断面図、(b)は図4(a)の4b−4b線に沿った横断面図。 (a)はフックがフープから外れた状態を示すドラムヘッド締付装置の縦断面図、(b)は図5(a)の5b−5b線に沿った横断面図。 本実施形態のドラムヘッド締付装置を利用したドラムサポートシステムを示す斜視図。 ドラムヘッドサポートシステムの上面図。 図7の8−8線に沿った部分断面図。
符号の説明
C1…シェルの軸線、10…ドラム、11…シェル、12…ドラムヘッド、13…フープ、20…ドラムヘッド締付装置、21…ラグ、21b…横孔(支持凹部)、21c…側面、22…ラグボルト、22c…頭部、23…フック、23c…挿通孔、26…ラグナット、28…Oリング(保持手段)、30…緩み止め、30c…挿通孔、30b…当接面、30c…挿通孔、40…保持部材、81…アーム、82…シャフト、87…防振ゴム。

Claims (13)

  1. ドラムのシェルに固定されたラグと、前記ラグに螺合されるラグボルトと、前記ラグボルトの頭部に設けられ、前記シェルの開口端に外装されるフープに係止されるフックとを備え、前記フープに前記フックを係止して前記ラグボルトを前記ラグに締め付けることにより、前記シェルの開口端を閉塞するドラムヘッドが前記フープを介して前記シェルに装着されるドラムヘッド締付装置において、
    前記ラグボルトに装着され、前記ラグボルトに対する前記フックの位置を保持するための保持部材を備え、
    前記保持部材は、前記ラグボルトの頭部との間に前記フックを介装した状態で前記ラグボルトに装着されていることを特徴とするドラムヘッド締付装置。
  2. 請求項1記載のドラムヘッド締付装置は、更に
    前記ラグボルトに装着され、前記ラグに締め付けられた状態から緩まないように前記ラグボルトを保持するための緩み止めを備えていることを特徴とするドラムヘッド締付装置。
  3. 請求項2記載のドラムヘッド締付装置において、
    前記保持部材は、前記フックとの間に前記緩み止めを介装した状態で前記ラグボルトに装着されていることを特徴とするドラムヘッド締付装置。
  4. 請求項2又は3記載のドラムヘッド締付装置において、
    前記緩み止めは、前記ラグボルトが挿通される挿通孔を有する弾性部材からなることを特徴とするドラムヘッド締付装置。
  5. 請求項4記載のドラムヘッドの締付装置において、
    前記保持部材は弾性部材からなることを特徴とするドラムヘッド締付装置。
  6. 請求項1〜5のうちいずれか一項に記載のドラムヘッド締付装置において、
    前記ラグは、前記ラグボルトが螺合されるラグナットを備え、
    前記ラグには、前記ラグナットが支持される支持凹部が設けられ、
    前記支持凹部は、前記シェルの軸線に向かって延び、
    前記ラグナットは、前記支持凹部内を移動可能に支持されていることを特徴とするドラムヘッド締付装置。
  7. 請求項6記載のドラムヘッド締付装置において、
    前記各支持凹部は、前記シェルの開口端に向かって傾斜していることを特徴とするドラムヘッド締付装置。
  8. 請求項2〜5のうちいずれか一項に記載のドラムヘッド締付装置において、
    前記緩み止めは、前記フープの外周面に当接される当接面を有し、
    前記当接面は、前記フープの外周面に対し凸状に形成されていることを特徴とするドラムヘッド締付装置。
  9. 請求項4又は5記載のドラムヘッド締付装置において、
    前記緩み止めの挿通孔の内径は、前記ラグボルトの断面直径よりも大きく設定されていることを特徴とするドラムヘッド締付装置。
  10. 請求項1〜9のうちいずれか一項に記載のドラムヘッド締付装置において、
    前記ラグボルトは、前記フックを前記フープから接離させるよう前記ラグに対し回動可能に取り付けられていることを特徴とするドラムヘッド締付装置。
  11. 請求項10記載のドラムヘッド締付装置は、更に
    前記ラグに対するラグボルトの回動位置を保持するための保持手段を備えていることを特徴とするドラムヘッド締付装置。
  12. 請求項6又は7記載のドラムヘッド締付装置を利用したドラムの支持装置であって、
    シェルの外周面に設けられた複数のドラムヘッド締付装置と、
    前記各ドラムヘッド締付装置に連結されるアームと、
    前記アームを介して前記ドラムを支持するシャフトとを備え、
    前記ラグボルトは、前記ラグナットと共に前記ラグに対し回動可能に支持され、
    前記ラグナットは、前記ラグナットの回動軸に沿って延び、
    前記ラグナットの少なくとも一方の端部は、前記ラグの側面から突出され、
    前記ラグから突出されたラグナットの端部には、防振ゴムが装着され、
    前記アームは、前記防振ゴムを介して、前記各ドラムヘッド締付装置に連結されていることを特徴とするドラムの支持装置。
  13. 円筒状のシェルと、前記シェルの上下の開口端をそれぞれ閉塞する一対のドラムヘッドと、前記シェルに固定されたラグと、前記ラグに螺合されるラグボルトと、前記ラグボルトの頭部に設けられ、前記シェルの開口端に外装されるフープに係止されるフックとを備え、前記フープに前記フックを係止して前記ラグボルトを前記ラグに締め付けることにより、前記ドラムヘッドが前記フープを介して前記シェルに装着されるドラムにおいて、
    前記ラグボルトに装着され、前記ラグボルトに対する前記フックの位置を保持するための保持部材を備え、
    前記保持部材は、前記ラグボルトの頭部との間に前記フックを介装した状態で前記ラグボルトに装着されていることを特徴とするドラム。
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