JP4642258B2 - 埋込み基礎土台を備えた立設構造物及びその立設施工方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、一部埋め込み型の立設構造物を所望の屋外部所に立設施工する場合にあって、当該立設構造物を、概ね工場での多量生産に適合する構造体として構成し、施工現場の状況(障害物の存在等)に応じて、当該立設構造物の形態を変更して、その立設施工作業の省力化を図って、工期の短縮化を図り、且つ、強靱で耐久性の高い立設構造物を構築しようとするものであり、特に、社寺仏閣、道路、庭園あるいは公園等に設置される灯籠並びにこれに類する立設構造物に対して極めて有効に適用可能な埋込み基礎土台を備えた立設構造物並びにその立設構造物の立設施工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、上記するような一部埋め込み型の立設構造物を所望の屋外部所に立設施工する場合には、従来、立設構造物を立設する所望の地に、立設構造物の下端側埋め込み部分を埋め込むための比較的大きな穴を穿ち、その穴内にコンクリートによる基礎土台を設け、該コンクリート基礎土台の硬化後、アンカーボルト等の連結固着手段を介在させて、前記コンクリート基礎土台上に前記立設構造物を立設施工していた。しかしながら、上記する従来の立設構造物の立設施工方法によれば、コンクリートによる基礎土台の施工、並びに当該コンクリート基礎土台の硬化等に要する施工時間、所謂、工期が長期化するという問題点を有していた。
【0003】
さらに、上記するような一部埋め込み型の立設構造物が、灯籠あるいはこれに類する構造物である場合には、当該灯籠あるいはこれに類する構造物が、伝統的に天然石材の加工によるものであって、天然石材による中実(無垢)構造のものであり、加工面において熟練度が要求される点、重量的に嵩張るものであって、しかも機械的強度性に欠け、損傷の頻度が高いなどの点において、その取り扱い面において多大の労力を要するものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、この発明は、埋込み基礎土台を備えた立設構造物を所望の屋外部所に立設施工する場合にあって、当該立設構造物を、概ね工場での多量生産に適合する構造体として構成し、施工現場の状況(障害物の存在等)に応じて、当該立設構造物の形態を変更して、その立設施工作業の省力化を図って、工期の短縮化を図り、且つ、強靱で耐久性の高い立設構造物を構築しようとするものであり、特に、社寺仏閣、道路、庭園あるいは公園等に設置される灯籠並びにこれに類する立設構造物に対して極めて有効に適用可能な埋込み基礎土台を備えた立設構造物並びにその立設構造物の立設施工方法を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記する目的を達成するにあたって、具体的には、下端側の一部を地中に埋め込み、地上に所望の構造物を立設するようにした立設構造物であって、立設構造物主体と、前記立設構造物主体の立設軸線に対して交差する平面に沿ってのびるように前記立設構造物主体の下端側に連結手段を介して取り付けられる埋込み基礎土台とを含むものからなり、前記立設構造物主体を前記埋込み基礎土台上の所望の部位に前記連結手段を介して固着可能になした埋込み基礎土台を備えた立設構造物を構成するものである。
【0006】
さらにまた、この発明は、前記立設構造物主体が、灯籠の主柱部分を構成する灯籠主柱部であり、前記埋込み基礎土台が、前記灯籠主柱部の下部側に組み合わされる灯籠土台部であって、前記灯籠主柱部が、金属製型鋼材の組み立てによって形成される型鋼材組立体と、前記型鋼材組立体の外周囲を覆うように取り付けられる表装材とからなり、前記灯籠土台部が、金属製型鋼材の組み立てによって形成されるものからなる記載の埋込み基礎土台を備えた立設構造物を構成するものでもある。
【0007】
さらに、この発明は、前記灯籠主柱部における型鋼材組立体が、上下方向にのびる四本の主骨体を含むものからなり、前記四本の主骨体が、横断面矩形状の金属製型鋼材からなり、前記横断面矩形状の金属製型鋼材の各平面が灯籠主柱部の四側面の一部を形成し、前記四側面の一部が、直接的にあるいは間接的に前記表装材の取付け面をなすものからなる埋込み基礎土台を備えた立設構造物を構成するものである。
【0008】
さらにまた、この発明は、前記灯籠主柱部における表装材が、板状に加工した天然石材、コンクリートパネル、金属製パネル、プラスチックパネル、木製パネルあるいはこれらに類する板状材である埋込み基礎土台を備えた立設構造物を構成するものでもある。
【0009】
さらに、この発明は、前記灯籠主柱部の上部側に組み合わされる灯籠灯明部を含むものからなり、前記灯籠灯明部が、金属製芯部材と、前記芯部材の回りを包囲するグローブ部材とからなる埋込み基礎土台を備えた立設構造物を構成するものでもある。
【0010】
さらに、この発明は、前記灯籠灯明部におけるグローブ部材が、シート状に加工した天然木材をガラス板によって挟み込んだ複合材からなる埋込み基礎土台を備えた立設構造物を構成するものでもある。
【0011】
さらに、この発明は、前記灯籠構造体における灯籠灯明部が、交流電源システム、直流電源システムあるいは太陽電池による発電システムを備えたものからなる埋込み基礎土台を備えた立設構造物を構成するものでもある。
【0012】
さらに、この発明は、前記灯籠構造体における灯籠灯明部が、白熱光源、蛍光灯光源、水銀灯光源あるいは発光ダイオード素子群を発光源とするものからなる埋込み基礎土台を備えた立設構造物を構成するものでもある。
【0013】
さらに、この発明は、前記灯籠構造体における埋込み基礎土台が、平面視矩形形状のものからなり、前記埋込み基礎土台の下面四隅部位に当該灯籠構造体の施工時に当該灯籠構造体の高さ並びに傾きを調整するためのレベル調整手段を設けてなる埋込み基礎土台を備えた立設構造物を構成するものでもある。
【0014】
さらにまた、この発明は、下端側の一部を地中に埋め込み、地上に所望の構造物を立設するための立設構造物の立設施工方法であって、立設構造物主体と、前記立設構造物主体の立設軸線に対して交差する平面に沿ってのびるように前記立設構造物主体の下端側に連結手段を介して取り付けられる埋込み基礎土台とを準備する工程と、前記立設構造物主体を前記埋込み基礎土台上の所望の部位に前記連結手段を介して固着する工程と、当該立設構造物を立設すべき地面に穴を穿ち、穴底に基盤を設ける工程と、前記基盤上に前記立設構造物の埋込み基礎土台を位置決めし、該埋込み基礎土台の周囲にコンクリートを打設する工程とを含むものからなる埋込み基礎土台を備えた立設構造物の立設施工方法を構成するものでもある。
【0015】
さらに、この発明は、前記立設構造物主体が、灯籠の主柱部分を構成する灯籠主柱部であり、前記埋込み基礎土台が、前記灯籠主柱部の下部側に組み合わされる灯籠土台部であって、前記灯籠主柱部が、金属製型鋼材の組み立てによって形成される型鋼材組立体と、前記型鋼材組立体の外周囲を覆うように取り付けられる表装材とからなり、前記灯籠土台部が、金属製型鋼材の組み立てによって形成されるものからなる埋込み基礎土台を備えた立設構造物の立設施工方法を構成するものでもある。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、この発明になる埋込み基礎土台を備えた立設構造物およびその立設施工方法について、図面に示す具体的な実施例にもとづいて詳細に説明する。
図1は、この発明になる埋込み基礎土台を備えた立設構造物について、その基本的構成例を示すものであって、図1Aは、当該埋込み基礎土台を備えた立設構造物の一例を示す概略的な斜視図であり、図1Bは、当該埋込み基礎土台を備えた立設構造物の立設施工例を示す概略的な側面図であり、図1Cは、その施工現場の状況に応じて、立設構造物の立設すべき位置P1に関連して障害物Obが存在する場合、立設構造物主体と埋込み基礎土台との連結形態を変更して当該立設構造物を立設施工した具体例を示す概略的な側面図である。
【0017】
図2は、この発明になる埋込み基礎土台を備えた立設構造物について、その立設施工を作業工程順に経時的に図示した概略的な側面図であり、図2Aは、当該立設構造物を立設すべき地面部位に穴を穿ち、穴底に基盤層を設けた状態を示す概略的な側面図、図2Bは、基盤層上にコンクリート打設枠体を形成した状態を示す概略的な側面図、図2Cは、前記基盤層上に立設構造物位置決めし、高さ並びに傾き調整した状態を示す概略的な側面図、図2Dは、コンクリート打設枠体内にコンクリートを打設した状態を示す概略的な側面図、図2Eは、コンクリート打設後、前記コンクリート打設枠体の上部開口を蓋体により閉じた状態を示す概略的な側面図、図2Fは、当該立設構造物の内部にコンクリートを打設した状態を示す概略的な側面図である。
【0018】
この発明にかかる埋込み基礎土台を備えた立設構造物Stは、下端側の一部を地中に埋め込み、地上に所望の構造物を立設するようにした立設構造物であり、基本的には、立設構造物主体1と、前記立設構造物主体1の立設軸線P1に対して交差する平面に沿ってのびるように前記立設構造物主体1の下端側1aに連結手段3を介して取り付けられる埋込み基礎土台2とを含むものからなっており、前記立設構造物主体1を前記埋込み基礎土台2上の所望の部位に前記連結手段3を介して固着可能に組み合わせたものからなっている。
【0019】
この発明において、前記立設構造物主体1と前記埋込み基礎土台2とは、前記連結手段3を介して固着可能に組み合わせたものであって、前記連結手段3としては、例えば、前記埋込み基礎土台2側に設けたスライドガイドと前記立設構造物主体1の下端側1aに設けたスライダとの組み合わせによって構成され、予め設定された埋込み基礎土台2上の適宜部位においてボルト−ナット手段等によって一体的に固着することができるようになっている。
【0020】
この発明にかかる埋込み基礎土台を備えた立設構造物にあって、前記立設構造物主体1と、前記埋込み基礎土台2とは、工場において製造されるものであり、且つ、前記立設構造物主体1と前記埋込み基礎土台2との組み立ては、予め当該立設構造物Stを立設施工する現場の状況を視察した上で、図1Cに示すような障害物Obの存在状況を確認し、工場サイドにおいて行われるものである。
【0021】
前記埋込み基礎土台を備えた立設構造物Stを構成する立設構造物主体1は、図1Aに示すように、例えば、上下方向にのびる四本の主骨体4と、これら四本の主骨体4を平面視において四隅に位置するように組み込む接続骨体6とを含むものからなっている。図1Aに示す好ましい実施例において、前記四本の主骨体4は、横断面矩形状の金属製型鋼材からなっており、前記接続骨体6は、リップ溝型鋼材等であればよい。前記四本の主骨体4は、横断面矩形状の金属製型鋼材の各平面が立設構造物主体1の四側面の一部を形成し、前記四側面の一部が、直接的にあるいは間接的に、表装材5の取付け面として形成されるものである。
【0022】
この発明において、前記表装材5は、前記立設構造物主体1の表装をなすものであって、例えば、板状に加工した天然石材、コンクリートパネル、金属製パネル、プラスチックパネル、木製パネルあるいはこれらに類する板状材によって構成されており、前記立設構造物主体1における四本の主骨体4の四側面の各一部に対して、直接的にあるいは間接的に取付けられるようになっている。
【0023】
一方、前記埋込み基礎土台を備えた立設構造物Stを構成する埋込み基礎土台2は、図1Aに示すように、例えば、リップ溝型鋼材等の組み立てによって平面視矩形形状の埋込み基礎土台として形成される。前記埋込み基礎土台2は、金属製型鋼材でなる外周枠体7、補強梁8および剛域9を含むものからなっている。前記埋込み基礎土台2は、平面視矩形形状のものからなり、その下面四隅部位に当該立設構造物Stの施工時における立設構造物主体1の高さ並びに傾きを調整するためのレベル調整手段10を備えたものからなっている。
【0024】
次いで、この発明になる埋込み基礎土台を備えた立設構造物の立設施工方法について、図2A〜図2Fにもとづいて詳細に説明する。
この発明では、まず、工場サイドにおいて、前記立設構造物Stを構成する構成部材としての立設構造物主体1と、埋込み基礎土台2とが準備され、視察した立設施工現場の状況に応じて、立設構造物主体1と埋込み基礎土台2とを固着連結し、立設構造物Stとして準備する。
【0025】
一方、前記立設構造物Stを立設施工すべき現場では、当該立設構造物主体1の立設ポイントP1を中心とする穴11が掘られる。この穴11の穿設に関連して、図1Cに示すように、当該立設構造物主体1の立設ポイントP1を中心とする穴11の範囲内に障害物Obが存在する場合には、これを予め視察しておき、工場サイドにて、前記立設構造物主体1と埋込み基礎土台2の組み立て形態を図1Cに示すように変更しておく。
【0026】
上記するように、立設構造物主体1の立設ポイントP1を中心に穴11を掘った後、前記穴11の底11aに、石などによる基盤層12が設けられる。この基盤層12を設けた後、前記基盤層12上にコンクリート打設用型枠13が設置され、且つ、レベルプレート14が配置される。前記レベルプレート14の上に立設構造物の埋込み基礎土台2を位置決めして設置する。このセット時に、前記埋込み基礎土台2の下面側四隅に設けてあるレベル調整手段10を調整操作して前記立設構造物主体1の高さ並びに傾きを調整する(図2C参照)。
【0027】
前記レベル調整手段10による立設構造物主体1の高さ並びに傾きの調整設定が終了した段階で、前記立設構造物における埋込み基礎土台2のまわりに設置したコンクリート打設用型枠13内にコンクリート15を打設する(図2D参照)。しかる後、前記コンクリート打設用型枠13の上部開口に型枠蓋16を配置するとともに作業用足場板17を前記穴11の開口側に掛け渡し、該作業用足場板16上にのって前記立設構造物主体1内にコンクリート18を打設する(図2E参照)。このコンクリート打設は、前記立設構造物主体1の側部に設けた少なくとも一つの表示プレート取付け開口を介して行うことができる。しかる後、前記作業用足場板17を取り外して、前記穴11内に周囲の土と同様の土19を盛り付けて、グランドレベルGLとして仕上げる(図2F参照)。
【0028】
次いで、この発明になる埋込み基礎土台を備えた立設構造物Stについて、その好ましい実施例になる灯籠等構築用構造体について、図3〜図5に示す具体的な実施例にもとづいて詳細に説明する。図3は、この発明になる埋込み基礎土台を備えた立設構造物にあって、好ましい実施例になる灯籠等構築用構造体としての具体的な実施例を示すものであり、図3Aは、当該灯籠等構築用構造体の主要部を示す概略的な正面図、図1Bは、その概略的な側面図である。図4は、施工状況時における当該灯籠等構築用構造体の全体構成を示すものであって、図4Aは、当該灯籠等構築用構造体の全体構成を示す概略的な正面図、図4Bは、その概略的な側面図である。さらにまた、図5は、この発明の好ましい実施例になる灯籠等構築用構造体にあって、その骨組みの構成例を示すものであり、図5Aは、その概略的な正面図であり、図5Bは、その概略的な側面図である。
【0029】
図3〜図5に示す具体的な実施例になる灯籠等構築用構造体Laは、灯籠の主柱部分を構成する灯籠主柱部21と、前記灯籠主柱部21の下部側21aに組み合わされる灯籠土台部22とを含むものからなっている。この実施例において、前記灯籠主柱部21は、上記するこの発明の基本構成になる立設構造物主体1に対応するものであり、前記灯籠土台部22は、埋込み基礎土台2に対応するものである。前記灯籠主柱部21は、連結手段23を介して前記埋込み基礎土台2上の所望の部位に前記連結手段23を介して固着可能に組み合わせたものからなっている。
【0030】
この発明において、前記灯籠主柱部21と前記埋込み基礎土台22とは、前記連結手段23を介して固着可能に組み合わせたものであって、前記連結手段23としては、例えば、前記埋込み基礎土台22側に設けたスライドガイドと前記灯籠主柱部21の下端側21aに設けたスライダとの組み合わせによって構成され、予め設定された埋込み基礎土台22上の適宜部位においてボルト−ナット手段等によって一体的に固着することができるようになっている。
【0031】
この具体的な実施例になる灯籠等構築用構造体Laにあって、前記灯籠主柱部21と、前記埋込み基礎土台22とは、工場において製造されるものであり、且つ、前記灯籠主柱部21と前記埋込み基礎土台22との組み立ては、予め当該灯籠等構築用構造体Laを立設施工する現場の状況を視察した上で、上記する基本構成のものと同様、図1Cに示すような障害物Obの存在状況を確認し、工場サイドにおいて行われるものである。
【0032】
前記埋込み基礎土台を備えた灯籠等構築用構造体Laを構成する灯籠主柱部21は、図5Aおよび図5Bに示すように、例えば、上下方向にのびる四本の主骨体24と、これら四本の主骨体24を平面視において四隅に位置するように組み込む接続骨体26とを含むものからなっている。図5Aおよび図5Bに示す好ましい実施例において、前記四本の主骨体24は、横断面矩形状の金属製型鋼材からなっており、前記接続骨体26は、リップ溝型鋼材等であればよい。前記四本の主骨体24は、横断面矩形状の金属製型鋼材の各平面が灯籠主柱部21の四側面の一部を形成し、前記四側面の一部が、直接的にあるいは間接的に、表装材25の取付け面として形成されるものである。
【0033】
この発明において、前記表装材25は、前記灯籠主柱部21の表装をなすものであって、例えば、板状に加工した天然石材、コンクリートパネル、金属製パネル、プラスチックパネル、木製パネルあるいはこれらに類する板状材によって構成されており、前記灯籠主柱部21における四本の主骨体24の四側面の各一部に対して、直接的にあるいは間接的に取付けられるようになっている。
【0034】
一方、前記埋込み基礎土台を備えた灯籠等構築用構造体Laを構成する埋込み基礎土台22は、図5Aおよび図5Bに示すように、例えば、リップ溝型鋼材等の組み立てによって平面視矩形形状の埋込み基礎土台として形成される。前記埋込み基礎土台22は、金属製型鋼材でなる外周枠体27、補強梁および剛域を含むものからなっている。前記埋込み基礎土台22は、平面視矩形形状のものからなり、その下面四隅部位に当該灯籠等構築用構造体Laの施工時における灯籠主柱部21の高さ並びに傾きを調整するためのレベル調整手段30を備えたものからなっている。
【0035】
さらに、この実施例にあって、前記埋込み基礎土台を備えた灯籠等構築用構造体Laを構成する灯籠主柱部21は、当該灯籠主柱部21の上端側に灯籠灯明部31が組み合わされたものからなっている。前記灯籠灯明部31は、金属製芯部材32と、前記金属製芯部材32の回りを包囲するグローブ部材33とからなっている。前記灯籠灯明部31におけるグローブ部材33は、好ましい実施例において、シート状に加工した天然木材をガラス板によって挟み込んだ複合材からなる埋込み基礎土台を備えた立設構造物を構成するものでもある。
【0036】
さらに、この実施例のものにあっては、前記灯籠構造体Laにおける灯籠灯明部31に関しては、交流電源システム、直流電源システムあるいは太陽電池による発電システム34を備えたものからなっており、その光源としては、例えば、白熱光源、蛍光灯光源、水銀灯光源あるいは発光ダイオード素子群を発光源とするものからなっている。
【0037】
【発明の効果】
以上の構成になるこの発明の埋込み基礎土台を備えた立設構造物は、立設構造物を構成する構成部材を、立設構造物主体と埋込み基礎土台とによって構成し、立設構造物主体を埋込み基礎土台上の所望の部位に連結可能に構成したことにより、例えば、当該立設構造物を立設すべき所望の部位P1に隣接して、他の建造物ないしは他の構造物あるいは岩盤などの障害物が存在する場合にあっても、その障害物をある程度避けた状態で、立設すべき所望の部位P1に立設構造物を立設することができ、その点において極めて有効に作用するものといえる。
【0038】
さらに、この発明になる埋込み基礎土台を備えた立設構造物の立設施工方法によれば、構成部材である立設構造物主体と埋込み基礎土台とを準備する工程、立設構造物主体を埋込み基礎土台上の所望の部位に連結手段を介して固着する工程とを含み、これらの主要な構成工程のほとんど全てを、工場サイドにおける工場生産ラインにのせて一体的に加工処理し得る点において、多量生産に適合するとともに、品質精度の高い信頼性に優れた立設構造物を供し得るものであって、それらの点において極めて有利に作用するものといえる。
【0039】
さらに、この発明になる埋込み基礎土台を備えた立設構造物の立設施工方法によれば、立設構造物を立設すべき地面部位に穴を穿ち、穴底に基盤層を設ける工程と、基盤上に立設構造物の埋込み基礎土台を位置決めし、埋込み基礎土台の周囲にコンクリートを打設する工程とを含むものであって、コンクリートの打設工程において立設構造物の立設施工がなされるものであって、従来のように、基礎となるコンクリート打設の後のコンクリート硬化のための時間をまって立設施工する方法に比べて、工期の短縮化を図り得る点において極めて有効に作用するものといえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明になる埋込み基礎土台を備えた立設構造物について、その基本的構成例を示すものであって、図1Aは、当該埋込み基礎土台を備えた立設構造物の一例を示す概略的な斜視図であり、図1Bは、当該埋込み基礎土台を備えた立設構造物の立設施工例を示す概略的な側面図であり、図1Cは、その施工現場の状況に応じて、立設構造物の立設すべき位置P1に関連して障害物Obが存在する場合、立設構造物主体と埋込み基礎土台との連結形態を変更して当該立設構造物を立設施工した具体例を示す概略的な側面図である。
【図2】図2は、この発明になる埋込み基礎土台を備えた立設構造物について、その立設施工を作業工程順に経時的に図示した概略的な側面図であり、図2Aは、当該立設構造物を立設すべき地面部位に穴を穿ち、穴底に基盤層を設けた状態を示す概略的な側面図、図2Bは、基盤層上にコンクリート打設枠体を形成した状態を示す概略的な側面図、図2Cは、前記基盤層上に立設構造物位置決めし、高さ並びに傾き調整した状態を示す概略的な側面図、図2Dは、コンクリート打設枠体内にコンクリートを打設した状態を示す概略的な側面図、図2Eは、コンクリート打設後、前記コンクリート打設枠体の上部開口を蓋体により閉じた状態を示す概略的な側面図、図2Fは、当該立設構造物の内部にコンクリートを打設した状態を示す概略的な側面図である。
【図3】図3は、この発明になる埋込み基礎土台を備えた立設構造物にあって、好ましい実施例になる灯籠等構築用構造体としての具体的な実施例を示すものであり、図3Aは、当該灯籠等構築用構造体の主要部を示す概略的な正面図、図1Bは、その概略的な側面図である。
【図4】図4は、施工状況時における当該灯籠等構築用構造体の全体構成を示すものであって、図4Aは、当該灯籠等構築用構造体の全体構成を示す概略的な正面図、図4Bは、その概略的な側面図である。
【図5】図5は、この発明の好ましい実施例になる灯籠等構築用構造体にあって、その骨組みの構成例を示すものであり、図5Aは、その概略的な正面図であり、図5Bは、その概略的な側面図である。
【符号の説明】
P1 立設構造物の立設すべき位置
Ob 障害物
St 立設構造物
1 立設構造物主体
2 埋込み基礎土台
3 連結手段
4 四本の主骨体
5 表装材
6 接続骨体
7 外周枠体
8 補強梁
9 剛域
10 レベル調整手段
11 立設構造物の立設のための穴
12 基盤層
13 コンクリート打設用型枠
14 レベルプレート
15 コンクリート打設用型枠内のコンクリート
16 型枠蓋
17 作業用足場板
18 立設構造物主体内のコンクリート
19 盛り付けの土
La 灯籠等構築用構造体
21 灯籠主柱部
22 灯籠土台部
23 連結手段
24 四本の主骨体
25 表装材
26 接続骨体
27 外周枠体
31 灯籠灯明部
32 金属製芯部材
33 グローブ部材
34 太陽電池による発電システム

Claims (9)

  1. 下端側の一部を地中に埋め込み、地上に所望の構造物を立設するようにした立設構造物であって、立設構造物主体と、前記立設構造物主体の立設軸線に対して交差する平面に沿ってのびるように前記立設構造物主体の下端側に連結手段を介して取り付けられる埋込み基礎土台とを含むものからなり、前記立設構造物主体を前記埋込み基礎土台上の所望の部位に前記連結手段を介して固着可能になしたものにおいて、
    前記立設構造物主体が、灯籠の主柱部分を構成する灯籠主柱部であり、前記埋込み基礎土台が、前記灯籠主柱部の下部側に組み合わされる灯籠土台部であって、前記灯籠主柱部が、金属製型鋼材の組み立てによって形成される型鋼材組立体と、前記型鋼材組立体の外周囲を覆うように取り付けられる表装材とからなり、前記灯籠土台部が、金属製型鋼材の組み立てによって形成されるものからなることを特徴とする埋込み基礎土台を備えた立設構造物。
  2. 前記灯籠主柱部における型鋼材組立体が、上下方向にのびる四本の主骨体を含むものからなり、前記四本の主骨体が、横断面矩形状の金属製型鋼材からなり、前記横断面矩形状の金属製型鋼材の各平面が灯籠主柱部の四側面の一部を形成し、前記四側面の一部が、直接的にあるいは間接的に前記表装材の取付け面をなすものからなることを特徴とする請求項に記載の埋込み基礎土台を備えた立設構造物。
  3. 前記灯籠主柱部における表装材が、板状に加工した天然石材、コンクリートパネル、金属製パネル、プラスチックパネル、木製パネルあるいはこれらに類する板状材であることを特徴とする請求項に記載の埋込み基礎土台を備えた立設構造物。
  4. 前記灯籠主柱部の上部側に組み合わされる灯籠灯明部を含むものからなり、前記灯籠灯明部が、金属製芯部材と、前記芯部材の回りを包囲するグローブ部材とからなることを特徴とする請求項に記載の埋込み基礎土台を備えた立設構造物。
  5. 前記灯籠灯明部におけるグローブ部材が、シート状に加工した天然木材をガラス板によって挟み込んだ複合材からなることを特徴とする請求項に記載の埋込み基礎土台を備えた立設構造物。
  6. 前記灯籠構造体における灯籠灯明部が、交流電源システム、直流電源システムあるいは太陽電池による発電システムを備えたものからなることを特徴とする請求項に記載の埋込み基礎土台を備えた立設構造物。
  7. 前記灯籠構造体における灯籠灯明部が、白熱光源、蛍光灯光源、水銀灯光源あるいは発光ダイオード素子群を発光源とするものからなることを特徴とする請求項に記載の埋込み基礎土台を備えた立設構造物。
  8. 前記灯籠構造体における埋込み基礎土台が、平面視矩形形状のものからなり、前記埋込み基礎土台の下面四隅部位に当該灯籠構造体の施工時に当該灯籠構造体の高さ並びに傾きを調整するためのレベル調整手段を設けてなることを特徴とする請求項に記載の埋込み基礎土台を備えた立設構造物。
  9. 下端側の一部を地中に埋め込み、地上に所望の構造物を立設するための立設構造物の立設施工方法であって、立設構造物主体と、前記立設構造物主体の立設軸線に対して交差する平面に沿ってのびるように前記立設構造物主体の下端側に連結手段を介して取り付けられる埋込み基礎土台とを準備する工程と、前記立設構造物主体を前記埋込み基礎土台上の所望の部位に前記連結手段を介して固着する工程と、当該立設構造物を立設すべき地面部位に穴を穿ち、穴底に基盤層を設ける工程と、前記基盤上に前記立設構造物の埋込み基礎土台を位置決めし、埋込み基礎土台の周囲にコンクリートを打設する工程とを含むものからなるものにおいて、
    前記立設構造物主体が、灯籠の主柱部分を構成する灯籠主柱部であり、前記埋込み基礎土台が、前記灯籠主柱部の下部側に組み合わされる灯籠土台部であって、前記灯籠主柱部が、金属製型鋼材の組み立てによって形成される型鋼材組立体と、前記型鋼材組立体の外周囲を覆うように取り付けられる表装材とからなり、前記灯籠土台部が、金属製型鋼材の組み立てによって形成されるものからなることを特徴とする埋込み基礎土台を備えた立設構造物の立設施工方法。
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