JP4642064B2 - 横軸ポンプの無注水軸受装置 - Google Patents

横軸ポンプの無注水軸受装置 Download PDF

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Description

本発明は、横軸ポンプの無注水軸受装置に関する。
横軸ポンプの主軸を支持する軸受装置として運転中の外部注水を不要とした無注水軸装置が種々知られている。この種の無注水軸受装置としては、水中軸受をポンプケーシング内の揚水で冷却する自液冷却する方式や、特許文献1に記載されているように揚水に対して封止された貯水室に水中軸受を水没させておく方式が知られている。また、揚水に対して封止された軸受箱内に手動又は自動の給油器で潤滑油を供給する方式が知られている。さらに、ベルトを介して主軸の回転が伝達されるグリスポンプによって、揚水に対して封止された軸受箱内にグリスを注入する方式も知られている。
しかし、従来のこの種の無注水軸受装置は、自液冷却方式と手動の注油器を使用する方式を除き、動力源や主軸の回転を伝達する機構が必要である点で構造が複雑である。一方、自液潤滑方式では管理のためや落水によるポンプケーシング内に水が存在しない状態(インペラが空気中にある状態)での運転(気中運転)の際に水中軸受が発熱して寿命短縮の原因となる。また、手動式の注油器を使用する方式は、性能を維持するための管理が煩雑である。
特開2007−182769号公報
本発明は、簡易な構造で維持管理も容易であるが、所望の潤滑効果が確実に得られ、かつ気中運転時の発熱を効果的に抑制することができる、横軸ポンプの無注水軸受装置を提供することを課題とする。
本発明は、インペラが固定された主軸を支持する軸受を収容すると共に潤滑油が充填された液密の軸受室を備え、前記インペラよりも吐出側のポンプケーシング内に配置された軸受箱と、前記軸受室に供給する潤滑油が蓄液された潤滑油タンクと、前記軸受箱の前記軸受室と前記潤滑油タンクとを接続する供給管路と、前記ポンプケーシング内に配置された外郭体と、前記外郭体の内部を潤滑油室と水圧室とに仕切り、かつ前記潤滑油室と前記水圧室の圧力の釣り合いに応じて弾性的に変形して前記潤滑油室の容積を増減させる仕切機構と、前記外郭体に形成されて前記潤滑油室と前記供給管路とを連通させる潤滑油ポートと、前記外郭体に形成されて前記水圧室と前記ポンプケーシング内とを連通させる水圧ポートとを有する潤滑油供給器と、前記供給管路に介装され、前記潤滑油タンクから前記軸受室に向かう前記潤滑油の流れは許容するが、前記軸受室から前記潤滑油タンクに向かう前記潤滑油の流れを阻止する逆流防止弁と、を備える横軸ポンプの無注水軸受装置を提供する。
横軸ポンプの運転開始時には、呼水(満水)のためにポンプケーシング内を真空吸引する必要がある。この真空吸引によりポンプケーシング内の圧力が低下すると、水圧ポートを介してポンプケーシング内と連通する潤滑油供給器の水圧室の圧力が低下する。水圧室の圧力が低下すると、仕切機構の変形によって潤滑油室の容積が増加し、その結果、潤滑油タンクから潤滑油室へ潤滑油が吸引される。横軸ポンプが起動してインペラが回転を開始すると、ポンプケーシング内の圧力が上昇する。ポンプケーシング内の圧力が上昇すると、水圧ポートを介してポンプケーシング内と連通する水圧室の圧力が上昇する。水圧室の圧力が上昇すると、仕切機構の変形により潤滑油室の容積が減少し、減少した容積に対応する量の潤滑油が供給管路を介して軸受室に供給される。供給管路には逆流防止弁が介装されているので、潤滑油室内の潤滑油は潤滑油タンクへ逆流しない。このように横軸ポンプの運転開始時に必須である呼水のための真空吸引を実行することで、潤滑油タンクに蓄液された潤滑油が潤滑油供給器を経て自動的に軸受室に供給される。
横軸ポンプの運転中には、水圧ポートを介してポンプケーシング内と連通する水圧室の圧力増減に応じて仕切機構が変形(潤滑油室の容積が増減)することにより、軸受室内の潤滑油の圧力はポンプケーシング内の圧力と同圧に維持される。その結果、軸受室内への揚水や異物の進入を防止できる。
横軸ポンプの運転停止によりポンプケーシング内から揚水がなくなって圧力が低下すると、水圧室の圧力が低下し、仕切機構の変形によって潤滑油室の容積が増加する。この潤滑室の容積増加は軸受室内の潤滑油の圧力を低下させる方向に作用する。しかし、仕切機構自体が有する弾性によって潤滑油室内の潤滑油が加圧される(余圧)。この余圧により気中運転時にも潤滑油室の潤滑油が加圧されるので、軸受の発生する熱は潤滑油及び軸受箱を介した大気中への放熱により効果的に冷却される。
具体的には、前記仕切機構は弾性的に伸縮するベローズと剛体部材により構成されている。
さらに具体的には、前記仕切機構は、一端が前記潤滑油ポートを取り囲むように前記外郭体に固定され、前記潤滑油室から前記水圧室に向けて延びる弾性的に伸縮可能な第1のベローズと、前記第1のベローズの他端に固定され、かつ貫通孔を有する第1の剛体部材と、前記第1のベローズ内に配置され、一端が前記貫通孔を取り囲むように前記第1の剛体部材に固定され、かつ前記水圧室側から前記潤滑油室側に向けて延びる弾性的に伸縮可能な第2のベローズと、前記第2のベローズの他端に固定された第2の剛体部材と、前記第1の剛体部材の前記水圧室へ向かう変位量を規制する規制部とを備える。
この構成によれば、水圧室の圧力低下に対する仕切機構の変形の感度が良好であり、水圧室の圧力低下が生じると、潤滑油室の容積が確実に増加して潤滑油タンクから潤滑油室に潤滑油が吸引される。
代案としては、前記仕切機構は、一端が前記潤滑油ポートを取り囲むように前記外郭体に固定され、前記潤滑油室から前記水圧室に向けて延びる弾性的に伸縮可能なベローズと、前記ベローズの他端に固定された剛体部材とを備える。
具体的には、本発明に係る無注水軸受装置は、一端が前記軸受室に接続され、他端が前記潤滑油供給器よりも前記潤滑油タンク側の前記供給管路に接続された戻り管路をさらに備える。
より具体的には、本発明に係る無注水軸受装置は、前記戻り管路の前記他端側を前記供給管路に接続する第1の位置と、前記戻り管路の前記他端側を大気に連通させる第2の位置とに切り換え可能な切換弁をさらに備える。
本発明の横軸ポンプの無注水軸受装置では、横軸ポンプの運転開始時に必須である呼水のための真空吸引により、潤滑油タンクに蓄液された潤滑油が潤滑油供給器を経て自動的に軸受室に供給され、運転中の軸受室内の潤滑油の圧力はポンプケーシング内の圧力と同圧に維持されるので、所望の潤滑効果が確実に得られる。また、潤滑油供給器が発生する余圧によって軸受室内の潤滑油が加圧されるので、気中運転時でも潤滑油及び軸受箱を介した大気中への放熱により軸受の発熱を効果的に抑制できる。さらに、軸受室への潤滑油供給のために専用の動力源や主軸の回転を伝達する機構を設ける必要がない点で、構造が簡易である。さらに、軸受室への潤滑油の供給は呼水のための真空吸引時に自動的に行われ、手動操作による潤滑油供給を実行する必要がない点で、維持管理が容易である。
次に、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る無注水軸受装置(以下、軸受装置という。)1を備える横軸斜流ポンプ(以下、横軸ポンプという。)2を示す。この横軸ポンプ2のポンプケーシング3は、水槽から延びる吸込管(図示せず)に接続された吸込ケーシング4と、この吸込ケーシング4に連結された吐出ケーシング5とを備える。吐出ケーシング5には、仕切弁6が介装された吐出側管路7が接続されている。
インペラ9は吸込ケーシング4内に配置されている。インペラ9が固定された主軸10は、ポンプケーシング3内で水平方向に延びている。主軸10の先端は、吐出ケーシング5内であってインペラ9よりも吐出側に位置する。一方、主軸10の基端は吸込ケーシング4を貫通して外部に位置し、軸継手11を介して原動機等を含む動力源(図示せず)に連結されている。
吸込ケーシング4には、主軸10の軸封のために無注水メカニカルシール12が取り付けられている。この無注水メカニカルシール12には液面検出スイッチ13a付きのグリスタンク13から潤滑用のグリスが供給される。また、吸込ケーシング4の外側には、主軸10を支持するためのラジアル及びスラストの軸受14,15が取り付けられている。さらに、吸込ケーシング4には覗き孔16が設けられている。
吐出ケーシング5内のインペラ9よりも吐出側に、軸受ケーシング17が配置されている。この軸受ケーシング17はガイドベーン19によって吐出ケーシング5に連結されている。この軸受ケーシング17内に位置する主軸10の先端付近が、軸受装置1の備えるメタル水中軸受(以下、水中軸受という。)20によって支持されている。軸受ケーシング17とインペラ9との間には隙間があり、この隙間により軸受ケーシング17内は軸受ケーシング17の外側(インペラ9によって加圧された揚水が通過する)と連通している。従って、軸受ケーシング17の外側の圧力の昇降に伴って軸受ケーシング17内の圧力が昇降する。
吐出ケーシング5には、インペラ9よりも吐出側の位置に吸引ポート5aとドレーンポート5bが設けられている。吸引ポート5aには、横軸ポンプ2の運転開始時に呼水(満水)のための真空吸引を行う真空ポンプ21が接続されている。
以下、図1から図3を参照して軸受装置1について詳述する。
軸受装置1は、軸受ケーシング17内に配置された軸受箱22を備える。この軸受箱22内に軸受室23が形成されており、この軸受室23内に主軸10を支持する水中軸受20が収容されている。具体的には、水中軸受10の外周が軸受箱22の内壁に固定されており、主軸10は図において左側から軸受室23内へ延びて水中軸受10に挿入されている。主軸10が軸受室23に進入する部分は、メカニカルシール24で軸封されている。図2に誇張して示すように、主軸10の外周面と水中軸受10の内周面には微小な隙間があり、水中軸受10の端面と軸受箱22の内壁との間にも非常な隙間がある。これらの隙間によって軸受室23が構成されている。軸受室23は後述する供給管26と戻り管31の接続部分を除いて液密状態で閉鎖されており、潤滑油が充填されている。
軸受装置1は液面スイッチ25a付きのグリスタンク(潤滑油タンク)25を備える。このグリスタンク25は、ポンプケーシング3の外部に配置されている。グリスタンク25には、軸受室23に供給される潤滑油(グリス)が蓄液されている。グリスタンク25は大気に開放されており、グリスタンク25内の潤滑油には常時大気圧が作用する。この軸受装置1に使用する潤滑油としては、水分解性が良好であること等から植物性潤滑油が好ましい。
軸受装置1は、軸受室23とグリスタンク25を接続する供給管26を備える。具体的には、軸受箱22の主軸10の端面と対向する位置に入口ポート22aが形成されており、この入口ポート22aに供給管26の一端が接続されている。また、供給管26は入口ポート22aから軸受ケーシング11及びポンプケーシング3を貫通して外部へ延び、他端がグリスタンク25に接続されている。供給管26の軸受ケーシング17内に位置する部分には、図3にのみ模式的に示す分岐管27を介して潤滑油供給器29が接続されている。潤滑油供給器29については後に詳述する。また、供給管26のポンプケーシング3の外部に位置する部分には、チェッキ弁(逆流防止弁)30が介装されている。このチェッキ弁30はグリスタンク25から軸受室23に向かう潤滑油の流れは許容するが、軸受室23からグリスタンク25に向かう潤滑油の流れを阻止する。
軸受装置1は、一端が軸受室23に接続されて他端が潤滑油供給器29よりもグリスタンク25側で供給管26に接続された戻り管31を備える。具体的には、軸受箱22のメカニカルシール24の取付箇所付近に出口ポート22bが形成されており、この出口ポート22bに戻り管31の一端が接続されている。また、戻り管31は出口ポート22bから軸受ケーシング17及びポンプケーシング3を貫通して外部へ延び、他端がチェッキ弁30よりも軸受室23側で供給管26に接続されている。戻り管31のポンプケーシング3の外部に位置する部分には、三方弁32が介装されている。この三方弁32は、戻り管31の軸受室23側に接続した第1ポート32a、戻り管31の供給管26側に接続した第2ボート32b、及び大気に連通する開放管33に接続した第3ポート32cを備える。三方弁32は、図2に模式的に示す第1ポート32aと第2ポート32bとを連通させる第1の位置と、第1ポート32aと第3ポート32cとを連通させる第2の位置との切換可能である。
潤滑油供給器29について詳述する。この潤滑油供給器29には、概ね、呼水のための真空ポンプ21による吸引時にグリスタンク25から潤滑油を吸引する機能、グリスタンク25から吸引した潤滑油を横軸ポンプ2の運転開始により潤滑油を軸受室23に注入ないし供給する機能、及び気中運転時に軸受室23内の潤滑油に余圧を付与する機能がある。
潤滑油供給器29は、十分な剛性を有する一端開口他端閉鎖の容器状の本体34と、この本体34の開口を閉じる蓋体35とからなる外郭体36を備える。この外郭体36は軸受ケーシング17内に配置されている。外郭体36の内部は仕切機構37によって潤滑油室41と水圧室42とに仕切られている。外郭体36の蓋体35には潤滑油室41と連通する潤滑油ポート35aが形成されている。この潤滑油ポート35aに分岐管27の一端が接続されている。分岐管27の他端は供給管26に接続されている。言い換えれば、潤滑油室41は潤滑油ポート35aと分岐管27を介して供給管26に接続されている。従って、潤滑油室41には潤滑油が収容されている。一方、外郭体36の本体34の底部には水圧ポート34aが形成されており、この水圧ポート34aを介して水圧室42は軸受ケーシング17内と連通している。従って、水圧室42には軸受ケーシング17内と同様に水が収容される。
仕切機構37は、潤滑油室41内の圧力と水圧室42内の圧力の釣り合いに応じて弾性的に変形する。この仕切機構37の弾性的な変形により、潤滑油室41の容積が増減する。外郭体36内の容積は一定であるので、潤滑油室41の容積が増加すれば水圧室42の容積が減少し、逆に潤滑油室41の容積が減少すれば水圧室42の容積は増加する。
本実施形態における仕切機構37は、比較的大きな径を有する大径ベローズ(第1のベローズ)43、大径ベローズ43よりも小径の小径ベローズ(第2のベローズ)44、仕切部材(第1の剛体部材)45、及び仕切板(第2の剛体部材)46を備える。大径ベローズ43と小径ベローズ44は、いわゆる蛇腹状を呈する両端開口で弾性的に伸縮可能な管であり、両端を閉鎖すれば液密性が確保できる。必要な特性を有する限り大径ベローズ43と小径ベローズ44の材質と製法は特に限定されないが、本実施形態ではステンレス鋼板を筒状にして成型加工したものを採用している。一方、仕切部材45と仕切板46は潤滑油室41と水圧室42の圧力差で変形しない程度の十分な剛性を有する。本実施形態ではステンレス鋼を機械加工して製作している。なお、外郭体36の本体34と蓋体35もステンレス鋼を機械加工して製作している。
大径ベローズ43は、一端が取付リング47Aを介して外郭体36の本体34の開口付近に固定され、潤滑油室41側から水圧室42側に向けて延びている。外郭体36の蓋体35の内面には潤滑油ポート35aの周囲から本体34の底部へ向けて突出する筒状部35bが形成されている。大径ベローズ43はこの筒状部35bに対して隙間をあけて外嵌されている。言い換えれば、大径ベローズ43の一端は間隔をあけて潤滑油ポート35aを取り囲むように外郭体36に固定されている。
大径ベローズ43の他端に取付リング47Bを介して仕切部材45が固定されている。仕切部材45は、貫通孔45aが形成された板状部45bと、板状部45bの潤滑油室41側の面の外周縁から外郭体36の蓋体35に向けて突出する筒状部45cを備える。筒状部45cは、隙間をあけて大径ベローズ43内に挿入され、かつ蓋体35の筒状部35bに対して隙間をあけて外嵌されている。
小径ベローズ44は、一端が取付リング47Cを介して貫通孔45aを取り囲むように仕切部材45の潤滑油室41側の面に固定され、大径ベローズ43と同軸に水圧室42側から潤滑油室41側へ延びている。小径ベローズ44は隙間をあけて蓋体35の筒状部35b内に挿入されている。小径ベローズ44の他端に仕切板46が固定されている。この仕切板46によって小径ベローズ44の他端側の開口が閉鎖されている。また、仕切板46は、蓋体35の内面の潤滑油ポート35aが形成された部分に対して間隔をあけて対向している。
潤滑油室41は、蓋体35の内面と仕切板46との間の空間、小径ベローズ44の外周面と筒状部35bの内周面との間の空間、筒状部35bの外周面と筒状部45cの内周面との間の空間、及び筒状部45cと大径ベローズ43との間の空間により構成されている。一方、水圧室42は、本体34の内面と板状部45bとの間の空間、大径ベローズ43の外周面と本体34の内周面との間の空間、及び板状部45bから仕切板46に到るまでの小径ベローズ44の内部空間により構成される。
仕切部材45の板状部45bの外郭体36の本体34の底部側の面と本体34の底部は、大径ベローズ43の伸びによる仕切部材45の潤滑油室41から水圧室42に向かう変位量を設定量dに規制するストッパ(規制部)49を構成する。
次に、軸受装置1の動作を説明する。なお、横軸ポンプ2の運転時には、三方弁32は戻り管路31を供給管路32と接続する第1の位置に設定されている。軸受室23の空気抜きの際にのみ、三方弁32が戻り管路31を開放管33と接続する第2の位置に設定され、軸受室23の空気が開放管33から大気中に排出される。
横軸ポンプ2の運転開始時には、呼水(満水)のためにポンプケーシング3内を真空ポンプ21で真空吸引する必要がある。この真空吸引によりポンプケーシング内の圧力が低下すると、水圧ポート34aを介して軸受ケーシング17内と連通する潤滑油供給器29の水圧室42の圧力が低下し、その結果、水圧室42の圧力が潤滑油室41内の圧力よりも低圧となる。このように水圧室42が潤滑油室41より低圧となると、仕切機構37が変形して潤滑油室41の容積が増加する一方、水圧室42の容積が減少する。具体的には、大径ベローズ43が弾性的に伸びて仕切部材45が外郭体36の本体34の底部へ向けて変位する一方、小径ベローズ44は弾性的に縮んで仕切板46が仕切部材45の板状部45bに向けて変位する(図3の矢印A1)。この仕切機構37の変形による潤滑油室41の容積増加の結果、潤滑油タンク25から潤滑油室41へ潤滑油が吸引される。具体的には、潤滑油タンク25内の潤滑油が供給管26及び分岐管27を通って潤滑油ポート35aから潤滑油室41内に吸引される。
呼水の完了後に横軸ポンプ2が起動してインペラ9が回転を開始すると、インペラ9よりも吐出側のポンプケーシング3内に位置する軸受ケーシング17内の圧力が上昇する。軸受ケーシング17内の圧力が上昇すると、水圧ポート34aを介して軸受ケーシング17内と連通する水圧室42の圧力が上昇し、その結果、水圧室42の圧力が潤滑油室41内の圧力よりも高圧となる。このように水圧室42が潤滑油室41より高圧となると、仕切機構37が変形して潤滑油室41の容積が減少する一方、水圧室42の容積が増加する。具体的には、大径ベローズ43が弾性的に縮んで仕切部材45は外郭体36の本体34の底部から離反する方向に変位する一方、小径ベローズ44は弾性的に伸びて仕切板46が仕切部材45の板状部45bから離反する方向に変位する(図3の矢印A2)。この仕切機構37の変形による潤滑油室41の容積減少の結果、減少した容積に相当する量の潤滑油が潤滑油室41から軸受室23に供給される。具体的には、潤滑油室41内の潤滑油は分岐管27及び供給管26を通って入口ポート22aから軸受室23内に注入される。供給管路26にはチェッキ弁30が介装されているので、潤滑油室41内の潤滑油は潤滑油タンク25へ逆流しない。
以上のように横軸ポンプ2の運転開始時に必須である呼水のための真空吸引を実行することで、潤滑油タンク25に蓄液された潤滑油が潤滑油供給器29を経て自動的に軸受室23に供給される。
前述のように真空ポンプ21による真空吸引時には水圧室42の圧力が潤滑油室41より低圧となるために仕切機構37が変形して潤滑油室41の容積が増加する。この際の仕切機構37の変形(潤滑油室41の容積増加)は、2段階で進行する。具体的には、仕切部材45の変位がストッパ49で規制されるまでは、大径ベローズ43の伸びによる仕切部材45の変位と小径ベローズ44の縮みによる仕切板46の変位の両方により潤滑油室41の容積が増加する。しかし、仕切部材45の変位がストッパ49で規制された後は、小径ベローズ44の縮みによる仕切板46の変位のみにより潤滑油室41の容積が増加する。従って、仕切部材45の変位がストッパ49で規制されるまでの仕切機構37の変形(仕切板46の変位)のばね定数は、ばね定数Kのばねとばね定数Kのばねを直列に接続した場合の合成ばね定数K12である。一方、仕切部材45の変位がストッパ49で規制された後の仕切機構37の変形のばね定数は小径ベローズ44のばね定数Kである。ばね定数K,K,K12は以下の式(1)の関係を満たす。
Figure 0004642064
従って、図4の実線を参照すれば明らかなように、仕切部材45の変位がストッパ49で規制されるまでのばね定数K12は相対的に小さいので、水圧室42と潤滑油室41の圧力差の増加に対して仕切機構37の変形(仕切板46の変位)が比較的急激に増加する。一方、仕切部材45の変位がストッパ49で規制された後のばね定数Kは相対的に大きいので、圧力差の増加に対して仕切機構37の変形が比較的緩やかである。言い換えれば、水圧室42の圧力低下開始に対する仕切機構37の変形の感度が良好である。従って、水圧室42の圧力低下が生じると、潤滑油室41の容積が確実に増加して潤滑油タンク25から潤滑油室41に潤滑油が吸引される。
横軸ポンプ1の運転中には、水圧ポート34aを介して軸受ケーシング17内と連通する水圧室42の圧力増減に応じて仕切機構37が変形(潤滑油室41の容積が増減)することにより、軸受室23内の潤滑油の圧力は軸受ケーシング17内の水の圧力と同圧に維持される。その結果、軸受室23内への揚水や異物の進入を防止できる。
横軸ポンプ1の運転停止によりポンプケーシング3内から揚水がなくなって軸受ケーシング17内の圧力が低下すると、水圧室42の圧力が低下し、仕切機構37の変形によって潤滑油室41の容積が増加する。この潤滑室41の容積増加は軸受室23内の潤滑油の圧力を低下させる方向に作用する。しかし、大径ベローズ43と小径ベローズ44の弾性によって潤滑油室41内の潤滑油が加圧される(余圧)。この余圧により気中運転時にも潤滑油室41の潤滑油が加圧されるので、水中軸受20の発生する熱は潤滑油及び軸受箱22を介した大気中への放熱により効果的に冷却される。
図5は、軸受ケーシング17内の圧力、軸受室23の圧力、及び仕切板46の変位の時間推移の一例を示す。縦軸の圧力や変位は無次元化している。また、仕切板46の変位の符号は、仕切板46が潤滑油室41側から水圧室42側に向かう方向(潤滑油室41の容積が増加する方向)を負としている。
時刻t1〜t4は呼水のための真空ポンプ21により真空吸引である。時刻t1〜t2では真空吸引により軸受ケーシング17内の圧力が低下し、それに伴って仕切板46が潤滑油室41の容積が増加する方向に変位する。時刻t2’に仕切部材45の変位がストッパ49で規制されるので、時刻t1〜t2’のほうが、時刻t2’〜t2よりも仕切板46の移動速度が速い。真空吸引により軸受ケーシング17の負圧が最も大きくなったときの仕切板46の変位量が、潤滑油室41から軸受室23に自動供給される潤滑油の量に対応する(時刻t2〜t3)。時刻t3に横軸ポンプ2が起動して軸受ケーシング17内の圧力が上昇すると、仕切板46は潤滑油41の容積が減少する方向に変位する。時刻t3に横軸ポンプ2が起動した後、時刻t5に排水運転が開始され、時刻t6に仕切弁7が開弁すると定格運転となる。時刻t4に軸受ケーシング17内の圧力が大気圧まで復帰した後は、仕切板46の変位量は一定量Δδに維持される。時刻t4以降、軸受室23の圧力は軸受ケーシング17内の圧力と釣り合いを維持して昇降する。時刻t8に定格運転が終了して時刻t9に横軸ポンプ2が停止すると、軸受ケーシング17内の圧力は大気圧まで低下するが、仕切板46は変位量Δδを維持するの。その結果、軸受室23内の潤滑油には大径ベローズ43及び小径ベローズ44の弾性力が余圧Pδとして作用し、大気圧より高圧で維持される。この余圧Pδは変位量Δδと合成ばね定数K12の積に相当する。
本実施形態の軸受装置1によれば、横軸ポンプ2の運転開始時に必須である呼水のための真空吸引により潤滑油タンク25に蓄液された潤滑油が潤滑油供給器29を経て自動的に軸受室23に供給され、運転中の軸受室23内の潤滑油の圧力は軸受ケーシング17内の圧力と同圧に維持されるので、所望の潤滑効果が確実に得られる。また、潤滑油供給器29が発生する余圧Pδによって軸受室23内の潤滑油が加圧されるので、気中運転時でも潤滑油及び軸受箱22を介した大気中への放熱により水中軸受10の発熱を効果的に抑制できる。さらに、軸受室23への潤滑油供給のために専用の動力源や主軸の回転を伝達する機構を設ける必要がない点で、構造が簡易である。さらにまた、軸受室23への潤滑油の供給は呼水のための真空吸引時に自動的に行われ、手動操作による潤滑油供給を実行する必要がない点で、維持管理が容易である。
図6は実施形態の軸受装置1の代案を示す。この代案のように、潤滑油供給器29と軸受室23の間の部分の供給管26にもチェッキ弁50を介装してもよい。
図7は実施形態の軸受装置1の他の代案を示す。この代案のように、小径ベローズ44、仕切板46、及び仕切部材45の貫通孔45aをなくし、大径ベローズ43と仕切部材45で潤滑油供給器29の仕切機構37を構成してもよい。この構成では、図4に破線で示すように、ばね定数は一定値(大径ベローズ43のばね定数K)である。図8に示すように、軸受ケーシング17内の圧力、軸受室23の圧力、及び仕切板46の変位の時間推移は、仕切部材45の変位速度が一定(時刻t1〜t2,時刻t3〜t4)である点を除いて、実施形態と同様である。軸受室23に作用する余圧Pδ’は、仕切部材45の変位量δ’と大径ベローズ43のばね定数Kの積に相当する。
本発明は実施形態に限定されず、以下に列挙するように種々の変形が可能である。
横軸斜流ポンプを例に本発明を説明したが、本発明は横軸軸流ポンプにも適用できる。また、潤滑油供給器の具体的な構造は実施形態及び代案のものに限定されない。例えば、シリンダ状の外郭体と外郭体内に配置されて潤滑油室と水圧室を区画するピストン状の仕切部材と、この仕切部材と外郭体とを連結するばねとを備える潤滑油供給器が考えられる。さらに、無注水軸受装置のグリスタンクは主軸の軸封用のグリスタンクと兼用してもよい。さらにまた、供給管や戻り管の全部又は一部をポンプケーシングに設けた潤滑油経路で置換してもよい。
本発明の実施形態に係る無注水軸受装置を備える横軸ポンプを示す断面図。 本発明の実施形態に係る無注水軸受装置を示す模式図。 潤滑油供給器を示す断面図。 圧力差と仕切機構の変位の関係を示す線図。 軸受室圧力、潤滑油室圧力、及び仕切板の変位の時間推移を示す線図。 チェッキ弁の配置の代案を示す模式図。 代案の潤滑油供給を示す断面図。 代案の潤滑油供給器を採用した場合の軸受室圧力、潤滑油室圧力、及び仕切部材の変位の時間推移を示す線図。
符号の説明
1 無注水軸受装置
2 横軸斜流ポンプ
3 ポンプケーシング
4 吸込ケーシング
5 吐出ケーシング
5a 吸引ポート
5b ドレーンポート
6 仕切弁
7 吐出側管路
9 インペラ
10 主軸
11 軸継手
12 無注水メカニカルシール
13a 液面検出スイッチ
13 グリスタンク
14,15 軸受
16 覗き孔
17 軸受ケーシング
19 ガイドベーン
20 メタル水中軸受
21 真空ポンプ
22 軸受箱
22a 入口ポート
22b 出口ポート
23 軸受室
24 メカニカルシール
25 グリスタンク(潤滑油タンク)
25a 液面スイッチ
26 供給管(供給管路)
27 分岐管
29 潤滑油供給器
30,50 チェッキ弁(逆流防止弁)
31 戻り管(戻り管路)
32 三方弁
33 開放管
34 本体
34a 水圧ポート
35 蓋体
35a 潤滑油ポート
35b 筒状部
36 外郭体
37 仕切機構
41 潤滑油室
42 水圧室
43 大径ベローズ
44 小径ベローズ
45 仕切部材
45a 貫通孔
45b 板状部
45c 筒状部
46 仕切板
47A,47B,47C 取付リング
49 ストッパ

Claims (6)

  1. 横軸ポンプの無注水軸受装置において、
    インペラが固定された主軸を支持する軸受を収容すると共に潤滑油が充填された液密の軸受室を備え、前記インペラよりも吐出側のポンプケーシング内に配置された軸受箱と、
    前記軸受室に供給する潤滑油が蓄液された潤滑油タンクと、
    前記軸受箱の前記軸受室と前記潤滑油タンクとを接続する供給管路と、
    前記ポンプケーシング内に配置された外郭体と、前記外郭体の内部を潤滑油室と水圧室とに仕切り、かつ前記潤滑油室と前記水圧室の圧力の釣り合いに応じて弾性的に変形して前記潤滑油室の容積を増減させる仕切機構と、前記外郭体に形成されて前記潤滑油室と前記供給管路とを連通させる潤滑油ポートと、前記外郭体に形成されて前記水圧室と前記ポンプケーシング内とを連通させる水圧ポートとを有する潤滑油供給器と、
    前記供給管路に介装され、前記潤滑油タンクから前記軸受室に向かう前記潤滑油の流れは許容するが、前記軸受室から前記潤滑油タンクに向かう前記潤滑油の流れを阻止する逆流防止弁と
    を備える横軸ポンプの無注水軸受装置。
  2. 前記仕切機構は弾性的に伸縮するベローズと剛体部材により構成されている、請求項1に記載の無注水軸受装置。
  3. 前記仕切機構は、
    一端が前記潤滑油ポートを取り囲むように前記外郭体に固定され、前記潤滑油室から前記水圧室に向けて延びる弾性的に伸縮可能な第1のベローズと、
    前記第1のベローズの他端に固定され、かつ貫通孔を有する第1の剛体部材と、
    前記第1のベローズ内に配置され、一端が前記貫通孔を取り囲むように前記第1の剛体部材に固定され、かつ前記水圧室側から前記潤滑油室側に向けて延びる弾性的に伸縮可能な第2のベローズと、
    前記第2のベローズの他端に固定された第2の剛体部材と、
    前記第1の剛体部材の前記水圧室へ向かう変位量を規制する規制部と
    を備える、請求項1に記載の無注水軸受装置。
  4. 前記仕切機構は、
    一端が前記潤滑油ポートを取り囲むように前記外郭体に固定され、前記潤滑油室から前記水圧室に向けて延びる弾性的に伸縮可能なベローズと、
    前記ベローズの他端に固定された剛体部材と
    を備える、請求項1に記載の無注水軸受装置。
  5. 一端が前記軸受室に接続され、他端が前記潤滑油供給器よりも前記潤滑油タンク側の前記供給管路に接続された戻り管路をさらに備える、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の無注水軸受装置。
  6. 前記戻り管路の前記他端側を前記供給管路に接続する第1の位置と、前記戻り管路の前記他端側を大気に連通させる第2の位置とに切り換え可能な切換弁をさらに備える、請求項5に記載の無注水軸受装置。
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