JP4641902B2 - 画像センサ - Google Patents
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Description
これは、影が長く伸びたような場合(例えば、日没直前時のように、光源と人間を結ぶ線と影の投影される面とのなす角が非常に狭い鋭角をなす場合)において、変動領域として抽出された領域中に占める影部分の割合が大きくなり、影部分の画像特徴(エッジ類似度、テクスチャ類似度など)が変動領域全体に対して支配的になり、変動領域の「影らしさ」が高く算出されてしまうためである。
本発明の一例に係る画像センサは、監視対象となる空間(監視空間)を撮影した画像において、撮像画像に写りこんだ移動物体、特に人間による輝度変動と、監視空間を横切る影または光量変化などの外乱による輝度変動とを区別する検出ロジックを搭載した画像センサである。
本発明の一例に係る画像センサ1は、監視空間の撮像画像を取得する撮像部2と、画像センサ1の各種処理で使用される情報を記憶する記憶部3と、撮像画像から監視空間に侵入者がいるか否かを判定する画像処理部4と、その判定結果を出力する出力部5から構成される。
撮像部2は、CCDカメラなどの撮像装置から構成される。撮像部2は、監視空間の光学的な映像を、離散的な画素群からなるデジタル化された画像に変換して、各画素が輝度値で表現された撮像画像I(x,y)(ただし、x、yは、それぞれ画像データ中の画素の水平座標、垂直座標を表す、以下同じ)を取得し、その撮像画像I(x,y)を画像処理部4へ出力する。また撮像部2は、所定の時間間隔(例えば1/5秒毎)で1フレームの撮像画像I(x,y)を取得して画像処理部4に出力する。
撮像画像I(x,y)は、一例として、1フレームあたり、水平768画素、垂直494画素(約38万画素)、且つ1画素あたりの輝度値が0〜255(256階調)のグレー階調で表現され、明るいほど輝度値が大きな値を有する。
なお、出力部5は、警備装置または遠隔の監視センタ(図示せず)などと有線若しくは無線通信によって接続され、画像処理部4から入力された異常信号をそれらに出力する通信インターフェースとして構成されてもよい。
画像処理部4は、撮像画像I(x,y)から、過去画像中の対応画素と輝度値に差異のある画素領域である変動領域を抽出する変動領域抽出部11と、抽出された変動領域中の特徴を算出する特徴算出部12と、特徴算出部12で算出された特徴に基づいて、変動領域が外乱に起因するものか否かを判定する外乱判定部13と、変動領域が外乱に起因するものでないと判定された場合に、その変動領域が侵入者によるものか否かを判定する移動物体判定部14を有する。
一般に、人間と、その人間から伸びる影とを含む領域(人間を含む影の領域)では、人間が領域の端部に位置し、逆方向の端部に向けて影が伸びる。また、人間を含む影の領域においては、人間と影とで輝度差が生じる。例えば、逆光時など、黒く写りこんだ人間から影が伸びている場合であっても、この人間を含む影の領域では、人間と影とで輝度差が生じて暗い画素の出現位置が偏る。これは、影が投影される地面の反射率と、人間の衣服及び皮膚、毛髪の反射率が異なるためである。
つまり、人間を含む影の領域は、暗い画素群が領域端部に偏って出現するのに対し、影だけの領域では偏りは見られない。
一方、偏り度合いが大きいとは、変動領域中の最も離れた2点を結ぶ直線に直交する或る直線で、変動領域を2分割した場合において、分割されたそれぞれの変動領域に占める上記画素群に所属する画素の比率に有意差が有ることをいう。
変動領域抽出部11は、撮像部から取得した撮像画像I(x,y)と、基準となる背景画像B(x,y)とにおいて互いに対応する画素同士の輝度差を算出して撮像画像I(x,y)と背景画像B(x,y)との差分画像S(x,y)(=I(x,y)−B(x,y))を得る。
Th1= ca * p
ここでパラメータpは、高輝度ノイズによる影響を低減しつつ、暗い(低輝度の)画素を抽出するために設定される値であり、一例として0.9などに設定される。パラメータpを1未満にすることで、より厳密に暗い画素を抽出することができる。一方、パラメータpを1よりも大きくすることで、より厳密に明るい(高輝度な)画素を抽出できる。このように、パラメータpは、2値化により抽出したい画素をより厳しい条件で抽出するための調整ファクタとして用いられる。ただし、パラメータpを使用することは必ずしも必要でなく、輝度平均値caそのものの値を閾値Th1として用いてもよい。
ここで、重心間距離dは、以下に示す式(1)に基づいて算出される。
これにより、変動領域c(x,y)において低輝度を示す画素群の出現位置の偏り度合いを算出することができる。
外乱判定部13は、以下の手順で判定を行う。
まず、記憶部3に記憶された差分画像S(x,y)から、変動領域c(x,y)中の各画素の差分輝度値の平均値(差分輝度平均値ea)を算出する。そして、差分輝度平均値eaに基づき、撮像画像I(x,y)から抽出された変動領域c(x,y)が、背景画像B(x,y)の対応領域の輝度平均値よりも暗いか否かを判定する。ここで変動領域が1つだけ抽出されている場合において、この変動領域の差分輝度平均値eaは、以下に示す式(3)で算出される他、複数の変動領域が抽出されている場合には、各変動領域毎に、差分画像から領域内の各画素の差分輝度値を求めて加算し、領域内の総画素数で除することで差分輝度平均値eaを算出できる。
図4に、本発明の一例に係る画像センサ1の動作フローチャートを示す。
まず、撮像部2により、監視空間を撮影した撮像画像I(x,y)を取得する(ステップS01)。
距離dが算出されると、その距離dと、変動領域c(x,y)を楕円近似した外接矩形の長辺距離の1/2となるrとの比に基づいて変動領域c(x,y)の偏り度合いRを算出する(ステップS05)。
2 撮像部
3 記録部
4 画像処理部
5 出力部
11 変動領域抽出部
12 特徴算出部
13 外乱判定部
14 移動体判定部
21 画素群抽出部
22 偏差算出部
Claims (5)
- 撮像部にて取得される画像と過去の画像の差分から変動領域を抽出して、該変動領域が外乱により生じたものか否かを判定する画像センサであって、
前記変動領域において所定の特徴量を有する画素群を抽出する画素群抽出部と、
前記変動領域の大きさに対する、前記変動領域の重心位置と前記画素群の重心位置間の距離の比である前記変動領域における前記画素群の位置の偏り度合いを算出する偏差算出部と、
前記偏り度合いが大きいと判定した場合、前記変動領域は外乱により生じたものでないと判定する外乱判定部と、
を備えることを特徴とする画像センサ。 - 前記画素群は、所定の閾値以下の輝度を有する低輝度画素又は所定の閾値以上の輝度を有する高輝度画素の何れか一方よりなる画素群である、請求項1に記載の画像センサ。
- 前記画素群抽出部は、前記変動領域に含まれる画素を該変動領域の輝度平均値以下の閾値で2値化して、前記変動領域における低輝度画素を抽出し、該低輝度画素よりなる画素群を前記画素群として抽出する、請求項1または2に記載の画像センサ。
- 前記外乱判定部は、前記変動領域が前記過去の画像における対応領域よりも低輝度であり、且つ前記偏り度合いが小さいと判定した場合に該変動領域を外乱により生じたものと判定し、前記変動領域が前記過去の画像における対応領域よりも高輝度である場合、又は、前記変動領域が前記過去の画像における対応領域よりも低輝度であり、且つ前記偏り度合いが大きいと判定した場合、該変動領域は外乱により生じたものではないと判定する、請求項2または3に記載の画像センサ。
- 前記外乱判定部において前記変動領域が外乱により生じたものではないと判定されると、人らしさを表す判定基準に基づいて前記変動領域が移動物体により生じたものか否かを判定する移動物体判定部をさらに備える、請求項1〜4の何れか一項に記載の画像センサ。
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