JP4641780B2 - モール付ドアフレーム - Google Patents

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Description

本発明は、自動車のモール付ドアフレームに関する。
詳しくは、ステンレス製のフレームモールを意匠部としてドアフレーム本体に取り付けて成るドアフレームと、鉄素材で意匠部を構成するドアフレームとについて、ドアフレーム本体を共通化する技術に関する。
また、鉄素材で意匠部を構成するドアフレームに関して、意匠部を他の部位より薄肉化して軽量化する技術に関する。
[1]従来例1:
鉄素材で意匠部を一体に構成した従来のドアフレームの一例として、特許文献1に記載のドアフレームを図3に示す。なお、符号としては、特許文献1とは異なる符号を用いている。また、添字bは、従来例1であることを示す。
図3に示すドアフレームは、ガラスラン4b装着用のチャンネル部21bと、ウエザストリップ5b装着用のリテーナ部222bと、ドア閉時に車体のドア開口縁部1bにドアオープンウエザストリップ150bを介して当接される膨出部25bと、膨出部25bとは反対の車外側に設けられた意匠部2030bとを有し、これらが、鉄製の長尺状板材のロールフォーミングによって一体に形成されている。
ロールフォーミングでは、剛性に寄与しない意匠部2030bを他の部位より薄肉に形成して軽量化することは極めて困難であるという事情がある。
なお、鉄素材で構成した意匠部2030bの表面は、そのままでは意匠性を持たないため、ドアフレームとして成形した後に塗装したり、或いは、意匠性を有するテープを意匠部2030bの表面に貼着することにより、意匠性を付与する。
また、図中、1bは車体のドア開口縁、5bはウエザストリップ、6bは自動車のドアガラスを示す。また、272bは上縁側近傍部、27bは積層部、274bは上縁側先端部を示す。
[2]従来例2:
ステンレス製のフレームモールを意匠部としてドアフレーム本体に取り付けて成る従来のドアフレームの一例として、特許文献2に記載のドアフレームを図4に示す。なお、符号としては、特許文献2とは異なる符号を用いている。また、添字aは、従来例2であることを示す。
図4に示すドアフレームは、鉄製のドアフレーム本体2aに、ボルト71aとナット72aを用いて、ステンレス製のフレームモール3aを取り付けた構造を成す。
フレームモール3aは、意匠性を増すために外側へ膨らむ丸みがつけられたフレーム意匠部30aと、フレーム意匠部30aの両縁(図4で上下の縁)から意匠面の裏面側へ折り返した後に略中央付近から車内側へ立設された二つの脚部31a,32aを有する。
ドアフレーム本体2aは、ガラスラン4aが装着されるチャンネル部21aと、ドア閉時に車体のドア開口縁部1aにドアオープンウエザストリップ150aを介して当接される膨出部25aと、ウエザストリップ5aが装着されるリテーナ部322a(=フレームモール3aの脚部32a)を支持する下縁部271aとを有し、これらが、鉄製の長尺状板材のロールフォーミングによって一体に形成されている。
なお、図中、5Aはウエザストリップの別部材、6aは自動車のドアガラスを示す。
特開2004−155235号公報。 特開2004−050895号公報。
鉄で意匠部を構成して塗装やテープの貼着で意匠性を付与する従来例1のドアフレーム2bと、ステンレスのフレームモール3aを鉄のドアフレーム本体2aに取り付ける従来例2のドアフレームとでは、前述のように、ドアフレーム(本体)の形状が異なる。
このため、鉄で意匠部を構成して塗装等で意匠性を付与するドアフレームと、ステンレスのフレームモールを鉄のドアフレーム本体に取り付けて成るドアフレームとを製造する場合には、自動車の型式が同じであるにもかかわらず、それぞれ形状の異なるドアフレーム(本体)をロールフォーミングで製造する必要があり、非常にコスト高であった。
即ち、上記の各ドアフレームに関して、ドアフレーム(本体)を鉄製の長尺状板材からロールフォーミングするための設備として、金型、ロールの駒、長尺状板材を所望の方向に曲げるための曲げ型、長尺状板材を所望の長さで切断するためのプレス型等をそれぞれ用意して、それぞれ稼働させる必要があり、極めてコスト高であった。
このため、鉄で意匠部を構成するドアフレームと、ステンレスのフレームモールを鉄のドアフレーム本体に取り付けるドアフレームとに関して、ドアフレーム(本体)の形状を共通化して、設備等のコストを低減したいという要請がある。
本発明は、鉄で意匠部を構成して塗装等で意匠性を付与するドアフレームや、ステンレスのフレームモールをドアフレーム本体に取り付けて成るドアフレームに関して、共通のドアフレーム本体を使用できるようにして、設備のコストや、工数・部品コストを低減することを第1の目的とする。
鉄の長板のロールフォーミングによりドアフレーム本体2bと意匠部2030bを一体に形成する従来例1のドアフレームでは、剛性に寄与しない意匠部2030bの肉厚を他の部位の肉厚より薄く形成して軽量化することは、極めて困難である。
本発明は、意匠部を備えた自動車用ドアフレームに関して、鉄製の素材で意匠部を構成することによりコストを低減しようとする際に、剛性に寄与しない意匠部を薄肉に形成して軽量化することを第2の目的とする。
本発明は、下記[1]〜[2]のように構成される。
[1]構成1:
ドアフレーム本体にフレームモール取り付けられ、ガラスラン装着用のチャンネル部とウエザストリップ装着用のリテーナ部とドア閉時に車体のドア開口縁部に当接される膨出部を有するモール付ドアフレームであって、
鉄製の長尺状板材からロールフォーミング形成された前記ドアフレーム本体は、前記チャンネル部及び前記リテーナ部の少なくとも一部と前記膨出部を構成し、且つ、反膨出部側に当該長尺状板材の上下二つの縁部が重ねられた被取付部を有
前記ドアフレーム本体の板材より薄肉の鉄製の長尺状板材から折り曲げ形成された前記フレームモールは、車外側が意匠面とされるモール意匠部と該モール意匠部の上縁と下縁からそれぞれ意匠面の裏面側へ折り返され更に車内側へ立設された二つの脚部を有
前記ドアフレーム本体の被取付部と該被取付部に外嵌された前記フレームモールの二つの脚部の一方とが、他方の脚部に設けられた孔の位置でスポット溶接されている
ことを特徴とするモール付ドアフレーム。
上記の意匠面は、そのままでは鉄製であるため意匠性を有しないため、ドアフレームとして構成した後に塗装したり、或いは、意匠性を有するテープを貼着したりして、意匠性を付与することとなる。
[2]構成2:
構成1に於いて、
記フレームモールの少なくとも一方の脚部の先端は他方の脚部との間隙が拡がる方向へ曲げられた屈曲部を有し
前記ドアフレーム本体の被取付部の根元付近であって前記屈曲部に対応する部位には該屈曲部に対応する段部が形成されている
とを特徴とするモール付ドアフレーム。
前述のスポット溶接の具体例は、以下のようである。即ち、
前記フレームモールのチャンネル部側の脚部にはスポット溶接用の少なくとも一つの孔が形成されており、前記ドアフレーム本体の被取付部に前記フレームモールの両脚部を外嵌して、リテーナ部側の脚部を前記孔の位置にて前記被取付部にスポット溶接することにより、前記フレームモールを前記ドアフレーム本体に取り付けて成る。
構成1のモール付ドアフレームは、ドアフレーム本体にフレームモール取り付けられ、ガラスラン装着用のチャンネル部とウエザストリップ装着用のリテーナ部とドア閉時に車体のドア開口縁部に当接される膨出部を有するモール付ドアフレームであって、鉄製の長尺状板材からロールフォーミング形成された前記ドアフレーム本体は、前記チャンネル部及び前記リテーナ部の少なくとも一部と前記膨出部を構成し、且つ、反膨出部側に当該長尺状板材の上下二つの縁部が重ねられた被取付部を有前記ドアフレーム本体の板材より薄肉の鉄製の長尺状板材から折り曲げ形成された前記フレームモールは、車外側が意匠面とされるモール意匠部と該モール意匠部の上縁と下縁からそれぞれ意匠面の裏面側へ折り返され更に車内側へ立設された二つの脚部を有、前記ドアフレーム本体の被取付部と該被取付部に外嵌された前記フレームモールの二つの脚部の一方とが、他方の脚部に設けられた孔の位置でスポット溶接されているため、フレームモールとしてステンレス製で上記と同形状のフレームモールを用意することにより、鉄素材で意匠部を構成して塗装やテープの貼着で意匠性を付与する構成1のドアフレームと、上記用意したステンレス製のフレームモールを構成1のフレームモールに代えて用いるドアフレームとで、ドアフレーム本体を共通化でき、ドアフレーム本体製造用の設備コスト(金型、ロールの駒、長尺状板材を所望の方向に曲げるための曲げ型、長尺状板材を所望の長さで切断するためのプレス型等等の設備コスト)を低減できる。また、工数や部品コストも低減できる。
また、取り付け時にボルト・ナット締めやリベット止めの工数が不要であるため、生産性を改善でき、コストも低減できる。
また、ドアフレーム本体とフレームモールが同じ鉄であり、異種金属接触による電蝕が生じないため、絶縁層も不要であり、工数・部品点数の増加を回避できる。
構成2のモール付ドアフレームは、構成1に於いて、前記フレームモールの少なくとも一方の脚部の先端は他方の脚部との間隙が拡がる方向へ曲げられた屈曲部を有し、前記ドアフレーム本体の被取付部の根元付近であって前記屈曲部に対応する部位には該屈曲部に対応する段部が形成されているため、構成1と同じ効果を奏する他、下記の効果を更に奏する。
即ち、フレームモールの下側脚部の屈曲部が、ドアフレーム本体の被取付部の対応する段部にて確実に停止されるため、幅方向の取り付けバラツキが無くなる。
また、フレームモールの少なくとも一方の脚部の先端は、他方の脚部との間隙が拡がる方向へ形成されているため、ドアフレーム本体の被取付部にフレームモールの両脚部を外嵌する作業が容易である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
図1は実施の形態のモール付ドアフレームの図5内A−A線での断面図であり、図2は図1の各部材(ドアフレーム本体2,フレームモール3,ガラスラン4,ウエザストリップ5)の組み立て前を示す分解図である。なお、図1及び図2は図5内のA−A線での断面図であるが、図5のA−A線は断面部位の一例を示すものであり、自動車用ドアモールの他の部位についても図1や図2と同様である。また、図1と図2に於いて、ガラスラン4やウエザストリップ5の断面のハッチングは、図を見易くするため省略する。
また、1は車体のドア開口縁、6は自動車のドアガラスである。
図示のように、本ドアフレームは、鉄製のドアフレーム本体2の下縁部271と上縁部272の積層部である被取付部27を、鉄製のフレームモール3の下脚部31と上脚部32とで挟むようにして、被取付部27にフレームモール3の両脚部を外嵌し、フレームモール3の下脚部31の先端の下脚屈曲端部(当接用屈曲部)33をドアフレーム本体2の下縁部271の根元部分である段部23に当接させて一定位置で停止させた後、スポット溶接して成る。
フレームモール3は、ドアフレーム本体2と同じ素材で且つドアフレーム本体2より薄肉の鉄製の長尺状の板材を折り曲げ形成したものであり、両脚部31,32の間隙は、その最狭部が、ドアフレーム本体2の被取付部27(下縁部271と上縁部272との積層部)の肉厚より若干狭くなるように形成されている。このため、被取付部27にフレームモール3の両脚部31,32を外嵌した状態では、フレームモール3の両脚部31,32が、両脚の内側方向へ付勢されるバネ力によってドアフレーム本体2の被取付部27をある程度の力で保持するため、作業性が良い。但し、その脱落を防止できるほどの力ではないため、スポット溶接が必要となる。スポット溶接用の孔310(図2)は、下側の脚部31の適宜の部位(長手方向=図1の紙面直交方向の、望ましくは複数箇所)に設けられている。
また、フレームモール3とドアフレーム本体2とは同じ鉄製であるため、異種金属接触時の電蝕の問題も発生しない。したがって、両者間に絶縁層を介在させる必要も無く、工数・コストの増加も回避できる。
フレームモール3の下脚部31の先端には、上脚部32との間隙が拡がる方向へ曲げられた下脚屈曲端部33が形成されている。このため、両脚部31,32の開口部の間口が広くなり、上記の外嵌時には、嵌め易くて作業性が良い。また、ドアフレーム本体2の下縁部271の対応部位(上記下脚屈曲端部33に対応する部位)には、下段部23が形成されている。このため、上記の外嵌時には、フレームモール3の下脚部31先端の下脚屈曲端部33が、ドアフレーム本体2の下縁部271の下段部23の位置(この位置はドアフレームの長さ方向(幅方向)で一定である)で確実に停止されることとなり、幅方向の取り付けバラツキも発生しない。
フレームモール3の上脚部32の先端部は、上方へ折り曲げられた上脚折返端部34として形成されており、これにより、モールリテーナ部322が構成される。また、チャンネル部21は、モール意匠部30の意匠下縁部301からの折り返し部分と、下脚部31と、ドアフレーム本体2のチャンネル下凹部211と、チャンネル上凹部212とにより構成される。
ドアフレーム本体2は、フレームモール3の素材より厚肉である鉄製の長尺状の板材をロールフォーミングで折り曲げ形成したものであり、ガラスラン5が嵌め入れられて装着されるチャンネル部21と、ウエザストリップ5が嵌め入れられて装着されるリテーナ部221と、ドア閉時に於いて車体のドア開口縁1の側に当接される膨出部25を有し、該膨出部25の反対側(車外側)に於いてドアフレーム本体2の両縁部271,272が揃えて重ねられて、被取付部(フレームモール3が外嵌される部位)27とされている。なお、膨出部25は、ドア開口縁1側に設けられたドアオープニングウエザストリップ(不図示)を介して、ドア閉時に於いてドア開口縁1に当接される。
ドアフレーム本体2がこのような形状を成すため、フレームモール3に代えて同形状のステンレス製のフレームモールを用意することにより、当該ステンレス製のフレームモールをドアフレーム本体2に取り付けて成るドアフレームを製造できる。即ち、ドアフレーム本体2を、鉄製のフレームモール2と、ステンレス製のフレームモールとで共通化することができる。このため、ドアフレーム本体2の製造用の設備コスト(金型、ロールの駒、長尺状板材を所望の方向に曲げるための曲げ型、長尺状板材を所望の長さで切断するためのプレス型等等の設備コスト)を低減できる。したがって、型式が同じで車格が異なる複数種類の自動車のドアフレームを、非常に低コストで製造できる。
上記に於いて、チャンネル部21のチャンネル下凹部211にはガラスラン4の下係止片411が嵌め入れられる。また、チャンネル部21のチャンネル上凹部212にはガラスラン4の上係止片412が嵌め入れられる。また、チャンネル部21の一部を成すようにフレームモール3により構成されるモールチャンネル凹部313には、ガラスラン4の外側係止片413が嵌め入れられる。なお、401は、フレームモール3のモール意匠部30の下縁部を覆う車外側カバーリップである。また、461と462は、ドアガラス6が閉められた時に該ドアガラス6との間隙をシールするシールリップである。
また、リテーナ部221には、ウエザストリップ5の下係止基部521が嵌め入れられる。また、リテーナ部の一部を成すようにドアフレーム本体2の上縁部272上に設けられるフレームモール3の上脚部32等により構成されるモールリテーナ部322には、ウエザストリップ5の上係止基部522が嵌め入れられる。
こうして、鉄製で厚肉ののドアフレーム本体2に鉄製で薄肉のフレームモールをスポット溶接で取り付けて構成されたドアフレームは、ドアフレーム全体として塗装されることにより、モール意匠部30の表面が意匠面とされる。或いは、その表面にテープを貼着して、金属調の意匠面としてもよい。
図1や2に示すドアフレームでは、フレームモール3は二つの脚部31,32を有するが、これに代えて、上側の脚部32のみを有するフレームモールを用いた場合にも、鉄製のフレームモールとステンレス製のフレームモールとで、ドアフレーム本体を共通化することができる。なお、その場合、スポット溶接用の孔310は不要である。
実施の形態のモール付ドアフレームの断面図。 図1の各部材の組み立て前を示す分解図。 従来例1のモール付ドアフレームの断面図。 従来例2のモール付ドアフレームの断面図。 図1、図3、図4の断面部位を示す説明図。
符号の説明
1 車体のドア開口縁
2 ドアフレーム本体
21 チャンネル部
211 チャンネル下凹部
212 チャンネル上凹部
221 リテーナ部
23 下段部
25 膨出部
27 被取付部
271 下縁部
272 上縁部
3 フレームモール
30 モール意匠部
301 意匠下縁部
302 意匠上縁部
31 モール下脚部
313 モールチャンネル凹部
32 モール上脚部
322 モールリテーナ部
33 下脚屈曲端部
34 上脚折返端部
4 ガラスラン
401 車外側カバーリップ
411 下係止片
412 上係止片
413 外側係止片
461 シールリップ
462 シールリップ
5 ウエザストリップ
521 下係止基部
522 上係止基部
6 ドアガラス

Claims (2)

  1. ドアフレーム本体にフレームモール取り付けられ、ガラスラン装着用のチャンネル部とウエザストリップ装着用のリテーナ部とドア閉時に車体のドア開口縁部に当接される膨出部を有するモール付ドアフレームであって、
    鉄製の長尺状板材からロールフォーミング形成された前記ドアフレーム本体は、前記チャンネル部及び前記リテーナ部の少なくとも一部と前記膨出部を構成し、且つ、反膨出部側に当該長尺状板材の上下二つの縁部が重ねられた被取付部を有
    前記ドアフレーム本体の板材より薄肉の鉄製の長尺状板材から折り曲げ形成された前記フレームモールは、車外側が意匠面とされるモール意匠部と該モール意匠部の上縁と下縁からそれぞれ意匠面の裏面側へ折り返され更に車内側へ立設された二つの脚部を有
    前記ドアフレーム本体の被取付部と該被取付部に外嵌された前記フレームモールの二つの脚部の一方とが、他方の脚部に設けられた孔の位置でスポット溶接されている
    ことを特徴とするモール付ドアフレーム。
  2. 請求項1に於いて、
    記フレームモールの少なくとも一方の脚部の先端は他方の脚部との間隙が拡がる方向へ曲げられた屈曲部を有し
    前記ドアフレーム本体の被取付部の根元付近であって前記屈曲部に対応する部位には該屈曲部に対応する段部が形成されている
    とを特徴とするモール付ドアフレーム。
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