JP4640136B2 - X線診断装置 - Google Patents

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Description

この発明は、イメージインテンシファイアやフラットパネル型X線検出器などのX線検出手段で検出されたX線をデジタル処理してX線画像を作成するX線診断装置に係り、特に、欠損画素を校正する技術に関する。
X線診断装置では、高圧をかけるために発生する静電気や、外部からの誘導などにより電気処理上のトランジェントなノイズが発生したり、画像データの欠損(欠損画素)が発生したりするなどの不都合があり、それらに起因して画素値が異常な値となって画像が劣化する問題があった。
従来、上述のような画像の劣化を防止するために、次のようなものが提案されている。
順次入力されてくるデジタル画像を時間方向に積分し、積分されたデジタル画像と順次入力されてくるデジタル画像との差分を設定された複数の小領域ごとに求め、かつ、順次入力されてくるデジタル画像の輝度を設定された複数の小領域ごとに求め、求められた差分および輝度に応じてフィルタリング手段の周波数特性を各領域ごとに定め、各領域ごとに最適なエッジ強調処理を行う(例えば、特許文献1参照)。
また、X線診断を行う前に、欠損画素を検出して、この欠損画素を登録(欠損登録)し、この欠損登録に基づいた欠損画素を正常な値の画素データとする校正が行われている。また、欠損画素には生涯欠損画素として残るもの以外に、X線診断前の欠損登録時には、画素値が正常(欠損画素ではない)であったのが、X線診断中に画素値が異常(欠損画素である)となるような経時的に不安定な欠損画素がある。
特開平7−105354号公報
しかしながら、従来のX線診断装置では、次のような問題がある。すなわち、X線診断中に欠損画素を発生させるような経時的に不安定な欠損画素について欠損登録し、この欠損登録に基づいた欠損画素を正常な値の画素データとする校正する手段は無く、この不安定な欠損画素に対して、X線診断前に行われた欠損登録では校正を行うことができないという問題がある。また、単に欠損画素を補間するために全画素についてフィルタリングを行うと、実際の画素値とはかけ離れた値に置換されることもあり、そのような画素値によって作成される画像がボケるという欠点がある。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、X線診断中に欠損画素を発生させるような経時的に不安定な欠損画素に対しても、欠損登録に基づいた校正を行うことにより欠損画素なくし、かつ、画像がボケることを低減させることができるX線診断装置を提供することを目的とする。
この発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に記載のX線診断装置の発明は、(A)被検体を透過したX線を検出し、所定のフレーム周期でX線検出信号として出力するX線検出手段と、(B)X線診断中に前記X線検出手段から出力されるX線検出信号に基づいて当該X線検出手段の画素について欠損を検出し、所定の複数フレームにおいて各画素について検出された欠損を1フレーム分の各画素の欠損として欠損画素信号を出力する欠損画素検出手段と、(C)前記欠損画素検出手段で出力された欠損画素信号を、各画素における欠損の頻度として所定期間計数する欠損画素計数手段と、(D)前記欠損画素計数手段で計数された各画素における欠損の頻度と欠損設定値とをそれぞれ比較して、前記欠損の頻度が欠損設定値よりも大きいときには、欠画素と判定し、欠損登録信号を出力する欠損登録判定手段と、(E)前記欠損登録判定手段から出力された欠損登録信号に基づいて、欠損画素と判定された画素を欠損登録する欠損登録手段と、(F)前記欠損登録手段で登録された画素位置に対応する前記X線検出手段から出力されるX線検出信号の校正を行う欠損画素校正手段と、を備えていることを特徴とするものである。

[作用・効果]請求項1の発明の作用は次のとおりである。
まず、X線診断中において、照射されたX線が被検体を透過しX線検出手段の複数の検出領域で検出され、これら複数の検出領域ごとのX線検出信号として出力される。このX線検出手段から出力された各X線検出信号に基づいて、欠損画素検出手段は、当該X線検出手段の複数の検出領域に対応した全画素それぞれに対する対象画素についての欠損を検出する。検出された対象画素についての欠損は、欠損画素計数手段で各対象画素における欠損として、頻度が計数される。さらに、欠損画素計数手段で計数された欠損の頻度は、欠損登録判定手段により欠損設定値と比較される。この比較された結果、欠損画素計数手段で計数された欠損の頻度が欠損設定値よりも大きいときには、欠損登録判定手段は対象画素を欠損登録する判定を行い、欠損登録信号を欠損登録手段に出力する。欠損登録手段は、欠損登録判定手段から出力された欠損登録信号に基づいて、対象画素が欠損であることを登録、つまり欠損登録がされる。欠損画素校正手段は、この欠損登録された対象画素に対応するX線検出手段から出力されるX線検出信号の校正を行う。このようにして、X線診断中において対象画素が欠損となる欠損画素に対しても欠損登録が行われ、この欠損登録に基づく校正が行われる。
したがって、X線診断中に欠損画素を発生させるような経時的に不安定な欠損画素に対しても、欠損登録に基づいた校正を行うことにより欠損画素なくし、全画素についてフィルタリングを行うことがなく、画像がボケることを低減させることができる。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載のX線診断装置において、前記欠損画素検出手段は、前記X線検出手段で検出されたX線検出信号に基づく、1フレーム分の画像データの全画素それぞれに対して対象画素とそれに隣接する画素とから成るサブ領域を設定し、サブ領域内の各画素の値を求めてそれらの中間となる中間値を抽出する中間値抽出手段と、前記中間値抽出手段で抽出された中間値と対象画素の値との差分を、画素比較設定値と比較して、前記差分が画素比較設定値よりも大きいときには対象画素における欠損として検出する画素値比較手段と、を備えていることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項2の発明によれば、欠損画素検出手段の中間値抽出手段は、X線検出手段で検出されたX線検出信号を入力し、このX線検出信号に基づく、1フレーム分の画像データの全画素それぞれに対して対象画素とそれに隣接する画素とから成るサブ領域を設定する。さらに、このサブ領域内の各画素の値を求めてそれらの中間となる中間値を抽出する。この中間値抽出手段で抽出された中間値を画素値比較手段は、画素比較設定値と比較して、前記差分が画素比較設定値よりも大きいときには対象画素における欠損として検出する。
したがって、例えば、サブ領域内の各画素の値を求めてそれらの平均値を算出して中間的な値を求め、それを中間値とするような場合では、一つの画素の値が大きく異なる場合に求める中間値への影響が大きくなるが、サブ領域内の各画素の値を求めてそれらの中間となる値を中間値とするので、中間値の値をより隣接する画素に近い値とすることができ、また中間値を抽出するための処理を容易迅速に行うことができる。さらに、中間値の値がより隣接する画素に近い値となることから、中間値抽出手段で抽出された中間値と対象画素の値との差分はより正確なものとなる。その結果、画素値比較手段での欠損画素の検出を精度の高いものとすることができる。
また、請求項3の発明は、請求項2に記載のX線診断装置において、前記画素値比較手段は、算出された差分と設定値とを比較して、前記差分が設定値よりも大きいときには中間値信号を、前記差分が設定値よりも小さいときにはオリジナル値信号をそれぞれ出力し、前記画素値比較手段から出力される中間値信号に応答して前記中間値抽出手段で抽出された中間値を、オリジナル値信号に応答して対象画素の値をそれぞれ画素値として選択して出力させる画素値選択手段と、前記画素値選択手段から出力される画素値に基づいてX線画像を作成する画像作成手段と、を備えていることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項3の発明によれば、対象となる画素がノイズやデータ欠損の影響を受けている場合には、その画素値が異常値となり、対象となる画素とそれに隣接する画素とから成るサブ領域内における各画素に基づく中間値との差分が大きくなり、一方、対象となる画素がノイズやデータ欠損の影響を受けていない場合には、その画素値と中間値との差分が小さくなることに着目し、対象となる画素の画素値と設定サブ領域の中間値との差分が設定値よりも大きいときには、対象となる画素がノイズやデータ欠損の影響を受けているとして、それらの影響を抑えた中間値を画素値とし、一方、対象となる画素の画素値と設定サブ領域の中間値との差分が設定値よりも小さいときには、対象となる画素がノイズやデータ欠損の影響を受けていないとして、対象となる画素の値自体を画素値とし、それらの画素値によってX線画像を作成する。
したがって、対象となる画素がノイズやデータ欠損の影響を受けているときにのみ、それらの影響を抑えた中間値を画素値とするから、各画素それぞれに、ノイズやデータ欠損の影響を極力抑えた画素値を置換することができ、画像の劣化を最小限に抑えることができる。
また、請求項4の発明は、請求項1から3のいずれか一つに記載のX線診断装置において、所定の時間を計時する計時手段と、前記計時手段で計時された所定の時間ごとに前記欠損画素計数手段で計数された欠損画素の頻度を記憶する欠損頻度記憶手段と、前記欠損頻度記憶手段で記憶された欠損画素の頻度と欠損設定値とを比較する前記欠損登録判定手段と、を備えていることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項4の発明によれば、欠損画素計数手段は、計時手段で計時される所定の時間ごとの欠損画素を計数する。この所定の時間ごとの欠損画素は、欠損頻度記憶手段で記憶される。さらに、欠損登録判定手段は、欠損頻度記憶手段で記憶された欠損画素の頻度を読み出し、この欠損画素の頻度と欠損設定値とを比較し、この比較結果に基づいて、欠損登録信号が出力される。
したがって、所定時間ごとの欠損画素の頻度が必ず欠損頻度記憶手段で記憶されており、この所定時間ごとの欠損画素の頻度を用いて、欠損登録判定手段で欠損設定値とを比較することができる。したがって、所定時間ごとに画素が正常と異常(欠損画素)とに変化するような場合においても、所定時間ごとの適切な欠損登録信号を出力することができる。つまり、経時的に変化する欠損画素について、有効に校正を行うことができる。
本発明によれば、X線診断中に欠損画素を発生させるような経時的に不安定な欠損画素に対しても、欠損登録に基づいた校正を行うことにより欠損画素なくし、かつ、画像がボケることを低減させることができる。
X線診断装置を図面に基づいて詳細に説明する。図1はX線診断装置の全体構成を示すブロック図である。図2は画像処理部の構成を示すブロック図である。図3は側面視したフラットパネル型X線検出器の構成を示すブロック図である。図4は平面視したフラットパネル型X線検出器の構成を示すブロック図である。
X線診断装置の全体の構成について図1を用いて説明する。図1に示すように、X線診断装置は、被検体Mに向けてX線を照射するX線管1と、被検体Mを載置する天板2と、被検体Mを透過したX線を複数の検出領域で検出し各X線検出信号として出力するX線検出器3とを備えている。さらに、X線診断中にX線検出器3から出力されるX線検出信号に基づいて、種々の画像処理を行う画像処理部4と、画像処理部4で処理された画像情報などを記憶する記憶部5と、記憶部5に記憶された画像情報などに基づいて、X線検出器3から出力されるX線検出信号の校正(キャリブレーション)を行うキャリブレーション部6とを備えている。
画像処理部4は、図2に示すように、欠損画素検出部7、欠損画素計数部8、タイマ9、欠損登録判定部10、画素値選択部11、画像作成部12とを備えている。これら構成について詳細に説明する。
欠損画素検出部7は、X線診断中にX線検出器3から出力されるX線検出信号に基づいて、当該X線検出器3の複数の検出領域に対応した全画素それぞれに対する対象画素について異常(ノイズやデータ欠損)を検出する構成となっており、具体的には欠損画素検出部7は、X線検出器3で検出されたX線検出信号に基づく、1フレーム分の画像データの全画素それぞれに対して対象画素とそれに隣接する画素とから成るサブ領域を設定し、サブ領域内の各画素の値を求めてそれらの中間となる中間値を抽出するメディアンフィルタ13と、メディアンフィルタ13で抽出された中間値と対象画素の値との差分(絶対値)を、画素比較設定値と比較して、前記差分が画素比較設定値よりも大きいときには対象画素における異常(欠損)として検出する画素値比較部14とを備えている。さらに、画素値比較部14は、欠損画素計数部8に対象画素が欠損であることを示す欠損画素信号を欠損画素計数部8に出力する構成となっている。
タイマ9は、欠損画素計数部8に対して所定の時間ごとにリセット信号を出力し、欠損画素計数部8は、このリセット信号に基づいて、欠損画素検出部7で検出された各対象画素における欠損の頻度を所定の時間ごとに計数する構成となっている。
欠損登録判定部10は、所定の時間ごとに欠損画素計数部8で計数された各対象画素における欠損の頻度と欠損設定値とをそれぞれ比較して、欠損画素計数部8で計数された欠損画素の頻度が欠損設定値よりも大きいときには、対象画素を欠損登録する判定を行い、欠損登録信号を出力する構成となっている。
また、欠損画素検出部7の画素値比較部14では、メディアンフィルタ13で抽出された中間値と対象画素の値との差分と、画素比較設定値とを比較して、差分が画素比較設定値よりも大きいときには中間値信号を、差分が画素比較設定値よりも小さいときにはオリジナル値信号を画素値選択部11にそれぞれ出力するようになっている。
画素値選択部11では、画素値比較部14から出力される中間値信号に応答してメディアンフィルタ13で抽出された中間値を、オリジナル値信号に応答して対象画素の値をそれぞれ画素値として選択して出力させるようになっている。画像作成部12では、画素値選択部11から出力される画素値に基づいてX線画像を作成するようになっている。
次に、記憶部5は、ROMやRAMなどに代表される記憶媒体などで構成され、画素値比較部14において、画素比較設定値を記憶する画素比較設定値メモリ37、欠損設定値を記憶する欠損設定値メモリ38、また、タイマ9で計時された所定の時間ごとに欠損画素計数部8で計数された欠損画素の頻度を記憶する欠損頻度メモリ15と、欠損登録判定部10から出力された欠損登録信号に基づいて、対象画素を欠損登録する欠損登録メモリ16とを備えている。また、画素比較設定値は、例えば、対象画素の値自体の10〜50%の値などが採用される。
欠損登録メモリ16は、X線診断前、つまり被検体Mを天板2に載置しない状態で、X線管1からX線を照射し、X線検出器3から出力されるX線検出信号に基づいて、検出された全画素それぞれに対する対象画素が欠損であることを登録する第1欠損登録部17と、X線診断中に、欠損登録判定部10から出力された欠損登録信号に基づいて、対象画素を欠損登録する第2欠損登録部18とを備えている。
キャリブレーション部6は、欠損登録メモリ16の第1欠損登録部17および第2欠損登録部18に登録されている対象画素を読み出し、この対象画素に対応するX線検出器3からのX線検出信号出力を調整する制御を行うことで校正を行う。具体的には、キャリブレーション部6は、図3に示すように、X線検出器3の複数の検出領域のそれぞれから出力された電荷信号、すなわち画素について校正を行うものであって、スイッチング素子19ごとの増幅器20のゲインをそれぞれ調節して出力を校正する。さらに、A/D変換器21は、キャリブレーションされたアナログの信号である電荷信号をデジタル信号に変換して、このデジタル化したX線検出信号として出力する。
X線検出器3は、図3に示すように、ガラス基板22と、ガラス基板22上に形成された薄膜トランジスタ23とから構成されている。薄膜トランジスタ23については、図3、図4に示すように、縦・横式2次元マトリクス状配列でスイッチング素子19が多数個(例えば、1024個×1024個)形成されており、キャリア収集電極24ごとにスイッチング素子19が互いに分離形成されている。なお、一つのキャリア収集電極24によりキャリアを収集する領域が、X線検出器3の複数の検出領域うちの一つの検出領域に対応するものである。
さらに、図3に示すようにキャリア収集電極24の上にはX線感応型半導体25が積層形成されており、図3、図4に示すようにキャリア収集電極24は、スイッチング素子19のソースSに接続されている。ゲートドライバ26からは複数本のゲートバスライン27が接続されているとともに、各ゲートバスライン27はスイッチング素子19のゲートGに接続されている。一方、図4に示すように、電荷信号を収集して1つに出力するマルチプレクサ28には増幅器20を介して複数本のデータバスライン29が接続されているとともに、図3、図4に示すように各データバスライン29はスイッチング素子19のドレインDに接続されている。
図示を省略する共通電極にバイアス電圧を印加した状態で、ゲートバスライン27の電圧を印加(または0Vに)することでスイッチング素子19のゲートがONされて、キャリア収集電極24は、検出面側で入射したX線からX線感応型半導体25を介して変換された電荷信号(キャリア)を、スイッチング素子19のソースSとドレインDとを介してデータバスライン29に読み出す。なお、スイッチング素子19がONされるまでは、電荷信号はキャパシタ(図示省略)で暫定的に蓄積されて記憶される。各データバスライン29に読み出された電荷信号を増幅器20で増幅される。
ここで、増幅器20は、キャリブレーション部6からの制御に基づいた増幅量に調整されて出力される構成となっており、この増幅器20からの出力は、マルチプレクサ28で1つの電荷信号にまとめて出力する。出力された電荷信号をA/D変換器21でディジタル化してX線検出信号として出力する。
また、図1に示すようにX線診断装置は、天板2の昇降および水平移動を制御する天板制御部30、X線検出器3の走査を制御するX線検出器制御部31や、X線管1の管電圧や管電流を発生させる高電圧発生部32を有するX線管制御部33、中央演算処理装置(CPU)などで構成され各構成部を統括するコントローラ34、マウスやキーボードやタッチパネルなどに代表されるポインティングデバイスで構成され、オペレータが入力設定を行う入力部35や、処理された画像などを表示するモニタ36などを備えている構成となっている。
次に、このX線診断装置を用いた、X線診断中における経時的に不安定な欠損画素に対して欠損登録に基づいた校正を行う動作について、図5〜図6を用いて詳細に説明する。X線診断時に欠損画素に対して校正を行う動作の流れを示すフローチャートである。図6は欠損画素検出部での欠損画素の検出を説明するための図である。
〔ステップS1〕図5を用いて、X線診断中における、経時的に不安定な欠損画素に対して欠損登録に基づいた校正を行う動作について説明する。まず、X線診断前には被検体Mを天板2に載置しない状態で、X線管1からX線を照射し、X線検出器3から出力されるX線検出信号に基づいて、検出された全画素それぞれに対する対象画素が欠損であることを検出された場合には、対象画素が欠損であることが欠損登録メモリ16の第1欠損登録部17に登録され、対象画素が正常な値の画像データがX線検出器3から出力されるように校正されている状態である。
次に、X線診断中において、X線検出器3はX線管1から照射され、被検体Mを透過したX線を複数の検出領域で検出し各X線検出信号として出力する。例えば、X線検出器3のX線検出領域が縦1024×横1024である場合は、1024×1024=1048576個のX線検出領域があり、この1048576個のX線検出領域(対象画素)ごとのX線検出信号として出力する。
〔ステップS2〕X線検出器3から出力された各X線検出信号は、欠損画素検出部7にて全対象画素について異常(ノイズやデータ欠損)を検出する。つまり、ここで検出される対象画素の欠損は、X線診断前には発生せず、このX線診断中に発生した経時的に不安定な欠損画素である。欠損画素検出部7は、具体的にメディアンフィルタ13により、X線検出器3で検出されたX線検出信号に基づく、1フレーム分の画像データの全画素それぞれに対して対象画素とそれに隣接する画素とから成るサブ領域を設定し、サブ領域内の各画素の値を求めてそれらの中間となる中間値を抽出する。さらに、画素値比較部14で、メディアンフィルタ13で抽出された中間値と対象画素の値との差分を、画素比較設定値メモリ37に記憶されている画素比較設定値と比較して、前記差分が画素比較設定値よりも大きいときには対象画素における欠損として検出する。
具体的に、3×3の9個の画素P0、P1、P2、P3、P4、P5、P6、P7、P8から成るサブ領域を設定した場合における画像処理の動作について説明する。例えば、図6(a)に示すように、対象画素P0と隣接する2個の画素P2、P7の値がノイズに起因して異常値(その他の画素の値に比べて著しく大きな値)になってるものとし、かつ、他の画素P1、P3、P4、P5、P6、P8の値は正常値で、便宜的に画素の値としてP1<P3<P4<P5<P6<P8とする。
この結果、メディアンフィルタ13では、中間値として正常値である画素P6の画素値が抽出され、画素値比較部14で差分(画素P0の値−画素P6の値)が算出され、その差分と画素比較設定値とが比較される。画素P0の値が異常値であることから差分が大きな値となって画素比較設定値よりも大きくなるために、対象画素における欠損として検出され、対象画素が欠損であることを示す欠損画素信号が欠損画素計数部8に出力される。
一方、図6(b)に示すように、画素P0、P1、P2、P4、P6、P7の値が正常値で、P0<P1<P2<P4<P6<P7の関係があり、画素P3、P5、P8の値がノイズに起因して異常値である場合、中間値として正常値である画素P6の値が抽出され、画素値比較部14で差分(画素P0の値−画素P6の値、絶対値である)が算出され、その差分と画素比較設定値とが比較される。画素P0およびP6の値はいずれも正常値であることから、差分が小さな値となって画素比較設定値よりも小さくなるため対象画素における欠損として検出されず、欠損画素信号は、欠損画素計数部8に出力されない。
また、欠損画素検出部7にて全対象画素について異常(欠損)を検出する処理は取得した画像データ(フレーム)ごとに行われる(例えば、1/30秒ごとに1フレーム分の画像データを取得)が、この処理された結果に基づく、欠損画素計数部8への欠損画素信号の出力は、例えば、1秒に1回の割合で行われる。つまり、30フレームの画像データを取得する毎に、1フレーム分の画像データの全画素それぞれに対して検出された対象画素における欠損を示す欠損画素信号の出力がされる。
〔ステップS3〕欠損画素計数部8は、画素値比較部14からの欠損画素信号を入力し、タイマ9で計時された所定の時間ごとに出力されるリセット信号の入力に基づいて、このリセット信号の入力から次のリセット信号が入力されるまで期間ごと、各対象画素における欠損の頻度を計数し、欠損頻度メモリ15に出力する。例えば、所定の時間を1時間とし、対象画素ごとに1時間に入力した欠損画素信号の数を示す欠損頻度信号を出力する。つまり、所定時間(1時間)経過するまで欠損頻度信号は出力されない。
〔ステップS4〕欠損登録判定部10は、記憶部5に記憶されている欠損頻度メモリ15で記憶された欠損画素の頻度と、欠損設定値メモリ38に記憶されている欠損設定値とを読み出し、この欠損画素の頻度と欠損設定値とを比較し、欠損画素の頻度が欠損設定値よりも大きいときには、対象画素を欠損登録する判定を行う。例えば、欠損設定値が、所定時間にサンプリングされたデータの10%として設定されているとすると、1時間で3600回サンプリングされ、このうちの10%の値である360が欠損設定値となる。ここで、ある対象画素の欠損画素の頻度が1時間の間に400の欠損画素信号を入力したとすると、対象画素の欠損画素の頻度が欠損設定値よりも大きいことから、欠損登録メモリ16に欠損登録信号を出力する。
〔ステップS5〕欠損登録判定部10から出力された欠損登録信号に基づいて、対象画素を欠損登録メモリ16の第2欠損登録部18に欠損登録する。
〔ステップS6〕キャリブレーション部6は、欠損登録メモリ16の第1欠損登録部17および第2欠損登録部18に登録された対象画素を読み出し、この第1欠損登録部17および第2欠損登録部18に登録された対象画素に対応するX線検出器3の増幅器20の増幅量を調整することで、このX線検出器3から出力されるX線検出信号の校正が行われる。
上述したようにX線診断装置によれば、X線診断中において、照射されたX線が被検体を透過しX線検出器3の複数の検出領域で検出され、これら複数の検出領域ごとのX線検出信号として出力される。このX線検出器3から出力された各X線検出信号に基づいて、欠損画素検出部7は、当該X線検出器3の複数の検出領域に対応した全画素それぞれに対する対象画素についての異常(欠損)を検出する。検出された対象画素についての欠損は、欠損画素計数部8で各対象画素における欠損として、頻度が計数される。さらに、欠損画素計数部8で計数された欠損の頻度は、欠損登録判定部10により欠損設定値と比較される。この比較された結果、欠損画素計数部8で計数された欠損の頻度が欠損設定値よりも大きいときには、欠損登録判定部10は対象画素を欠損登録する判定を行い、欠損登録信号を欠損登録メモリ16に出力する。欠損登録メモリ16は、欠損登録判定部10から出力された欠損登録信号に基づいて、対象画素が欠損であることを登録、つまり欠損登録がされる。キャリブレーション部6は、この欠損登録された対象画素に対応するX線検出器3から出力されるX線検出信号の校正を行う。このようにして、X線診断中において対象画素が異常(欠損)となる欠損画素に対しても欠損登録が行われ、この欠損登録に基づく校正が行われる。したがって、X線診断中に欠損画素を発生させるような経時的に不安定な欠損画素に対しても、欠損登録に基づいた校正を行うことにより欠損画素なくし、全画素についてフィルタリングを行うことがなく、画像がボケることを低減させることができる。
また、欠損画素検出部7のメディアンフィルタ13は、X線検出器3で検出されたX線検出信号を入力し、このX線検出信号に基づく、1フレーム分の画像データの全画素それぞれに対して対象画素とそれに隣接する画素とから成るサブ領域を設定する。さらに、このサブ領域内の各画素の値を求めてそれらの中間となる中間値を抽出する。このメディアンフィルタ13で抽出された中間値を画素値比較部14は、画素比較設定値と比較して、前記差分が画素比較設定値よりも大きいときには対象画素における欠損として検出する。したがって、例えば、サブ領域内の各画素の値を求めてそれらの平均値を算出して中間的な値を求め、それを中間値とするような場合では、一つの画素の値が大きく異なる場合に求める中間値への影響が大きくなるが、サブ領域内の各画素の値を求めてそれらの中間となる値を中間値とするので、中間値の値をより隣接する画素に近い値とすることができ、また中間値を抽出するための処理を容易迅速に行うことができる。さらに、中間値の値がより隣接する画素に近い値となることから、メディアンフィルタ13で抽出された中間値と対象画素の値との差分はより正確なものとなる。その結果、画素値比較部14での欠損画素の検出を精度の高いものとすることができる。
また、対象となる画素がノイズやデータ欠損の影響を受けている場合には、その画素値が異常値となり、対象となる画素とそれに隣接する画素とから成るサブ領域内における各画素に基づく中間値との差分が大きくなり、一方、対象となる画素がノイズやデータ欠損の影響を受けていない場合には、その画素値と中間値との差分が小さくなることに着目し、対象となる画素の画素値と設定サブ領域の中間値との差分が設定値よりも大きいときには、対象となる画素がノイズやデータ欠損の影響を受けているとして、それらの影響を抑えた中間値を画素値とし、一方、対象となる画素の画素値と設定サブ領域の中間値との差分が設定値よりも小さいときには、対象となる画素がノイズやデータ欠損の影響を受けていないとして、対象となる画素の値自体を画素値とし、それらの画素値によってX線画像を作成する。したがって、対象となる画素がノイズやデータ欠損の影響を受けているときにのみ、それらの影響を抑えた中間値を画素値とするから、各画素それぞれに、ノイズやデータ欠損の影響を極力抑えた画素値を置換することができ、画像の劣化を最小限に抑えることができる。
また、欠損画素計数部8は、タイマ9で計時される所定の時間ごとの欠損画素を計数する。この所定の時間ごとの欠損画素は、欠損頻度メモリ15で記憶される。さらに、欠損登録判定部10は、欠損頻度メモリ15で記憶された欠損画素の頻度を読み出し、この欠損画素の頻度と欠損設定値とを比較し、この比較結果に基づいて、欠損登録信号が出力される。したがって、所定時間ごとの欠損画素の頻度が必ず欠損頻度メモリ15で記憶されており、この所定時間ごとの欠損画素の頻度を用いて、欠損登録判定部10で欠損設定値とを比較することができる。したがって、所定時間ごとに画素が正常と異常(欠損画素)とに変化するような場合においても、所定時間ごとの適切な欠損登録信号を出力することができる。つまり、経時的に変化する欠損画素について、有効に校正を行うことができる。
この発明は、上記実施形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
(1)上述した実施例において、中間値抽出手段として、メディアンフィルタを用いて説明したが、メディアンフィルタ以外の平滑化フィルタなどを用いてもよい。
(2)上述した実施例において、フィルタサイズ3×3の9個の画素から成るサブ領域を設定した場合における画像処理の動作について説明したが、フィルタサイズ3×3の以外の画素を用いてフィルタリングを行うようにしてもよく、例えばフィルタサイズ1×3,7×7などの画素を用いてフィルタリングを行うようにしてもよい。
(3)上述した実施例において、X線検出手段として、フラットパネル型X線検出器を用いて説明したが、画素を区画する2次元マトリクス状で配列された検出素子から構成されるX線検出器であれば、この発明に適用することができる。
(4)上述した実施例において、タイマ9が欠損画素計数部8に対して所定の時間ごとにリセット信号を出力するようにしていてが、タイマ9はリセット信号を出力せず、欠損画素計数部8は、欠損画素検出部7で検出された各対象画素における欠損の頻度を継続して計数し、欠損登録判定部10は、順次入力される欠損画素計数部8で計数された各対象画素における欠損の頻度と欠損設定値とをそれぞれ比較するようにしてもよい。
X線診断装置の全体構成を示すブロック図である。 画像処理部の構成を示すブロック図である。 側面視したフラットパネル型X線検出器の構成を示すブロック図である。 平面視したフラットパネル型X線検出器の構成を示すブロック図である。 X線診断時に欠損画素に対して校正を行う動作の流れを示すフローチャートである。 欠損画素検出部での欠損画素の検出を説明するための図である。
符号の説明
3 …X線検出器(X線検出手段)
6 …キャリブレーション部(欠損画素校正手段)
7 …欠損画素検出部(欠損画素検出手段)
8 …欠損画素計数部(欠損画素計数手段)
9 …タイマ(計時手段)
10 …欠損登録判定部(欠損登録判定手段)
11 …画素値選択部(画素値選択手段)
12 …画像作成部(画像作成手段)
13 …メディアンフィルタ(中間値抽出手段)
14 …画素値比較部(画素値比較手段)
15 …欠損頻度メモリ(欠損頻度記憶手段)
16 …欠損登録メモリ(欠損登録手段)
37 …画素比較設定値メモリ
38 …欠損設定値メモリ

Claims (4)

  1. (A)被検体を透過したX線を検出し、所定のフレーム周期でX線検出信号として出力するX線検出手段と、
    (B)X線診断中に前記X線検出手段から出力されるX線検出信号に基づいて当該X線検出手段の画素について欠損を検出し、所定の複数フレームにおいて各画素について検出された欠損を1フレーム分の各画素の欠損として欠損画素信号を出力する欠損画素検出手段と、
    (C)前記欠損画素検出手段で出力された欠損画素信号を、各画素における欠損の頻度として所定期間計数する欠損画素計数手段と、
    (D)前記欠損画素計数手段で計数された各画素における欠損の頻度と欠損設定値とをそれぞれ比較して、前記欠損の頻度が欠損設定値よりも大きいときには、欠画素と判定し、欠損登録信号を出力する欠損登録判定手段と、
    (E)前記欠損登録判定手段から出力された欠損登録信号に基づいて、欠損画素と判定された画素を欠損登録する欠損登録手段と、
    (F)前記欠損登録手段で登録された画素位置に対応する前記X線検出手段から出力されるX線検出信号の校正を行う欠損画素校正手段と、
    を備えていることを特徴とするX線診断装置。
  2. 請求項1に記載のX線診断装置において、前記欠損画素検出手段は、前記X線検出手段で検出されたX線検出信号に基づく、1フレーム分の画像データの全画素それぞれに対して対象画素とそれに隣接する画素とから成るサブ領域を設定し、サブ領域内の各画素の値を求めてそれらの中間となる中間値を抽出する中間値抽出手段と、前記中間値抽出手段で抽出された中間値と対象画素の値との差分を、画素比較設定値と比較して、前記差分が画素比較設定値よりも大きいときには対象画素における欠損として検出する画素値比較手段と、を備えていることを特徴とするX線診断装置。
  3. 請求項2に記載のX線診断装置において、前記画素値比較手段は、算出された差分と設定値とを比較して、前記差分が設定値よりも大きいときには中間値信号を、前記差分が設定値よりも小さいときにはオリジナル値信号をそれぞれ出力し、前記画素値比較手段から出力される中間値信号に応答して前記中間値抽出手段で抽出された中間値を、オリジナル値信号に応答して対象画素の値をそれぞれ画素値として選択して出力させる画素値選択手段と、前記画素値選択手段から出力される画素値に基づいてX線画像を作成する画像作成手段と、を備えていることを特徴とするX線診断装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一つに記載のX線診断装置において、所定の時間を計時する計時手段と、前記計時手段で計時された所定の時間ごとに前記欠損画素計数手段で計数された欠損画素の頻度を記憶する欠損頻度記憶手段と、前記欠損頻度記憶手段で記憶された欠損画素の頻度と欠損設定値とを比較する前記欠損登録判定手段と、を備えていることを特徴とするX線診断装置。
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