JP5304472B2 - 二次元アレイx線検出器における欠損画素の検出方法 - Google Patents

二次元アレイx線検出器における欠損画素の検出方法 Download PDF

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Description

この発明は、X線に感応する変換膜と、この変換膜に対して画素を区画する二次元アレイ状に配置され、各々がスイッチング素子を有する複数の検出素子とを備えた二次元アレイX線検出器における欠損画素の検出方法に関する。
X線撮影装置に使用される二次元アレイX線検出器としては、例えば、フラットパネルディテクタ(FPD)が知られている。このフラットパネルディテクタは、TFT等のスイッチング素子が二次元アレイ(行列)状に配置された基板上に、a−Se(アモルファス・セレン)等の変換膜を蒸着した構成を有する。このフラットパネルディテクタにおいては、被検体を通過したX線像が変換膜上に投影されると、像の濃淡に比例した電荷信号が変換膜内に発生する。この電荷信号は、二次元アレイ状に配置された画素電極により収集され、静電容量(キャパシタ)に蓄積される。静電容量に蓄積された電荷は、スイッチング素子の動作に伴って読み出され、電気信号として画像処理部に送信されて画像処理が行われる。
このようなa−Se等の変換膜を使用した二次元アレイX線検出器においては、製造プロセスにおいて欠損画素が発生する場合がある。このため、従来、変換膜に対して一定の強度のX線を照射する一様照射を行ったときの画素値や、変換膜にX線を照射しない状態における画素値に基づいて欠損画素を検出している(特許文献1参照)。
なお、スイッチング素子をオフとした状態の画素値に基づいてリークレベルを測定し、このリークレベルを利用して画素値を補正する画像検出器も提案されている(特許文献2、特許文献3参照)。
特開2008−301883号公報 特開2008−148090号公報 特開2008−237836号公報
特許文献1に記載されたように、変換膜に対して一定の強度のX線を照射する一様照射を行ったときの画素値や、変換膜にX線を照射しない状態における画素値に基づいて欠損画素を検出した場合には、その時点での欠損画素を検出することができるが、変換膜の特性に基づく欠損画素を検出することはできない。このような変換膜の特性に基づく欠損画素は、一様照射等によって検出されない場合であっても、X線撮影に支障を来す欠損となる場合がある。
また、ある時点で欠損の検出を行ったとしても、その後のX線撮影に伴う変換膜の特性の変化により、欠損が生じる場合もある。また、二次元アレイX線検出器における画素値の読み出し回路等の特性により正確な欠損測定ができない場合もある。
この発明は上記課題を解決するためになされたものであり、変換膜の特性による欠損や、変換膜の特性の経時的な変化に起因する欠損を正確に検出することができる二次元アレイX線検出器における欠損画素の検出方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、X線に感応し入射X線量に対応した電荷信号を出力する変換膜と、前記変換膜の表面に画素に対応して行列状に配置された複数の画素電極と、前記各画素電極に各々接続された電荷信号を蓄積する複数の蓄積容量と、前記画素電極に接続されたスイッチング素子と、信号の読み出し時にゲートバスラインを介して各スイッチング素子を順次オンとするゲートドライバと、前記各蓄積容量に蓄積された電荷信号をデータバスラインを介して読み出すデータ集積部と、を備えた二次元アレイX線検出器における欠損画素の検出方法において、前記変換膜にX線を照射していない状態で、前記スイッチング素子を順次オン状態としたときに前記データバスラインにより読み出される電荷信号を各画素の暗電流値として測定する暗電流値測定工程と、前記スイッチング素子をオフ状態としたときに前記データバスラインにより読み出される電荷信号をリーク電流値として測定するリーク電流値測定工程と、前記各画素の暗電流値と前記リーク電流値の差分値を演算する差分値演算工程と、前記差分値演算工程で演算した差分値に基づいて、欠損画素を判定する欠損判定工程と、前記欠損判定工程で欠損画素と判定された画素を登録する欠損登録工程とを備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記欠損判定工程においては、前記差分値演算工程で得た差分値と、この差分値に対して前記データバスライン方向の複数個の画素にフィルターを適用した画素値とを比較することにより、欠損画素を判定する。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記フィルターは、前記データバスライン方向のN個(ただし、N>1)の差分値に対して、各差分値を前記複数の差分値の中間値に変換する1×Nのメディアンフィルターである。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の発明において、前記欠損登録工程においては、前記欠損判定工程で欠損画素と判定された画素に対して補間処理を行う。
請求項5に記載の発明は、X線に感応し入射X線量に対応した電荷信号を出力する変換膜と、前記変換膜の表面に画素に対応して行列状に配置された複数の画素電極と、前記各画素電極に各々接続された電荷信号を蓄積する複数の蓄積容量と、前記画素電極に接続されたスイッチング素子と、信号の読み出し時にゲートバスラインを介して各スイッチング素子を順次オンとするゲートドライバと、前記各蓄積容量に蓄積された電荷信号をデータバスラインを介して読み出すデータ集積部と、を備えた二次元アレイX線検出器における欠損画素の検出方法において、前記変換膜にX線を照射していない状態で、前記スイッチング素子を順次オン状態としたときに前記データバスラインにより読み出される電荷信号を第1暗電流値として測定する第1暗電流値測定工程と、前記スイッチング素子をオフ状態としたときに前記データバスラインにより読み出される電荷信号を第1リーク電流値として測定する第1リーク電流値測定工程と、前記各画素の第1暗電流値と前記第1リーク電流値の差分値を第1差分値として演算する第1差分値演算工程と、一定時間経過後に、前記変換膜にX線を照射していない状態で、前記スイッチング素子を順次オン状態としたときに前記データバスラインにより読み出される電荷信号を各画素の第2暗電流値として測定する第2暗電流値測定工程と、前記スイッチング素子をオフ状態としたときに前記データバスラインにより読み出される電荷信号を第2リーク電流値として測定する第2リーク電流値測定工程と、前記各画素の第2暗電流値と前記第2リーク電流値の差分値を第2差分値として演算する第2差分値演算工程と、前記第1差分値と前記第2差分値とに基づいて、変換膜の特性の経時的変化により生じた欠損画素を判定する経時欠損判定工程とを備えたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記第1差分値演算工程の後に、前記第1差分値と、この第1差分値に対して前記データバスライン方向の複数個の画素にフィルターを適用した画素値との差分値を演算する第1フィルター工程を実行するとともに、前記第2差分値演算工程の後に、前記第2差分値と、この第2差分値に対して前記データバスライン方向の複数個の画素にフィルターを適用した画素値との差分値を演算する第2フィルター工程を実行し、前記経時欠損判定工程においては、前記第1フィルター工程で得た差分値と前記第2フィルター工程で得た差分値とを比較することにより、変換膜の特性の経時的変化により生じた欠損画素を判定する。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の発明において、前記フィルターは、前記データバスライン方向のN個(ただし、N>1)の差分値に対して、各差分値を前記複数の差分値の中間値に変換する1×Nのメディアンフィルターである。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の発明において、前記第1フィルター工程で演算した差分値に基づいて欠損画素を判定する第1欠損判定工程と、前記第1欠損判定工程で欠損画素と判定された画素を登録する第1欠損登録工程とをさらに備える。
請求項9に記載の発明は、請求項7に記載の発明において、前記第2フィルター工程で演算した差分値に基づいて欠損画素を判定する第2欠損判定工程と、前記第2欠損判定工程で欠損画素と判定された画素を登録する第2欠損登録工程とをさらに備える。
請求項1に記載の発明によれば、暗電流値とリーク電流値に基づいて欠損画素を判定することから、変換膜の特性に基づく欠損画素を検出して、その欠損を登録することが可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、差分値演算工程で得た差分値と、この差分値に対してゲートバスライン方向またはデータバスライン方向の複数個の画素にフィルターを適用した画素値とを比較することにより欠損画素を判定することから、二次元アレイX線検出器における画素値の読み出し回路等の特性に関わらず、欠損を検出することができる。
請求項3に記載の発明によれば、エッジを残したままノイズ除去を行うメディアンフィルターの作用により、欠損をより正確に検出することが可能となる。
請求項4に記載の発明によれば、欠損画素と判定された画素について補間処理を行うことにより、欠損画素が存在する二次元アレイX線検出器を使用した場合においても、X線を正確に検出することが可能となる。
請求項5に記載の発明によれば、暗電流値とリーク電流値の差分値である第1差分値と前記第2差分値とに基づいて変換膜の特性の経時的変化により生じた欠損画素を判定することから、変換膜の特性の経時的な変化に起因する欠損を正確に検出することが可能となる。
請求項6に記載の発明によれば、第1フィルター工程で得た差分値と第2フィルター工程で得た差分値とを比較することにより変換膜の特性の経時的変化により生じた欠損画素を判定することから、二次元アレイX線検出器における画素値の読み出し回路等の特性に関わらず、欠損を検出することができる。
請求項7に記載の発明によれば、エッジを残したままノイズ除去を行うメディアンフィルターの作用により、欠損をより正確に検出することが可能となる。
請求項8に記載の発明によれば、第1フィルター工程で演算した差分値に基づいて欠損画素を判定することから、変換膜の特性に基づく欠損画素を検出して、その欠損を登録することが可能となる。
請求項9に記載の発明によれば、第2フィルター工程で演算した差分値に基づいて欠損画素を判定することから、変換膜の特性に基づく欠損画素を検出して、その欠損を登録することが可能となる。
この発明を適用するX線撮影装置の概要図である。 フラットパネルディテクタ4を側面視した等価回路である。 フラットパネルディテクタ4を平面視した等価回路である。 この発明に係るフラットパネルディテクタ4における欠損画素の検出方法を示すフローチャートである。 この発明に係るフラットパネルディテクタ4における欠損画素の検出方法を示すフローチャートである。 アベレージング処理を示す模式図である。 メディアンフィルター処理を示す模式図である。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。まず、この発明に係る二次元アレイX線検出器としてのフラットパネルディテクタ4を適用したX線撮影装置の構成について説明する。図1は、この発明に係る二次元アレイX線検出器としてのフラットパネルディテクタ4を適用したX線撮影装置の概要図である。
このX線撮影装置は、被検体である被検者1を載置するテーブル2と、X線管3と、フラットパネルディテクタ4と、A/D変換器5と、制御部6と、記憶部7と、キーボード等の入力部11と、CRT等の表示部12と、X線管3に付与する管電圧等を制御するX線管制御部8とを備える。
また、制御部6は、後述する各種の画素値を測定する画素値収集部61と、各フレーム毎の画素値の平均値を演算するアベレージング部62と、後述する各種の減算処理を実行する減算処理部63と、メディアンフィルター部64と、欠損画素判定部65とを有している。
このX線撮影装置は、X線管3からテーブル2上の被検者1に向けてX線を照射し、被検者1を通過したX線をフラットパネルディテクタ4により検出し、制御部6において検出されたX線を画像処理し、画像処理されたX線による映像信号を利用して表示部12にX線透視像を表示する構成を有する。
次に、フラットパネルディテクタ4の構成について説明する。図2は、フラットパネルディテクタ4を側面視した等価回路である。また、図3は、フラットパネルディテクタ4を平面視した等価回路である。
これらの図に示すように、このフラットパネルディテクタ4は、ガラス基板41と、このガラス基板41上に形成されたTFT(薄膜トランジスタ)42と、このTFT上に蒸着されたa−Se等の変換膜43と、この変換膜43上に配置された共通電極44とを備える。
TFTには、縦横のマトリックス状、すなわち、二次元アレイ状の配置で、電荷収集電極である画素電極45が配設されている。この画素電極45は、例えば、行列方向に1024個×1024個配置されている。図2および図3においては、行列方向に3個×3個配置した場合を模式的に示している。各画素電極45には、スイッチング素子46と、静電容量(キャパシタ)47とが接続されている。
各画素電極45は、各スイッチング素子46のソースSに接続されている。図3に示すゲートドライバ51には、複数本のゲートバスライン52が接続されており、これらのゲートバスライン52はスイッチング素子46のゲートGに接続されている。一方、図3に示すように、電荷信号を収集して1つに出力するマルチプレクサ53には、増幅器54を介して複数本のデータバスライン55が接続されており、これらのデータバスライン55は、各スイッチング素子46のドレインDに接続されている。
このフラットパネルディテクタ4においては、被検者1を通過したX線像が変換膜43上に投影されると、像の濃淡に比例した電荷信号(キャリア)が変換膜43内に発生する。この電荷信号は、二次元アレイ状に配置された画素電極45により収集され、静電容量47に蓄積される。そして、共通電極44にバイアス電圧を印加した状態で、ゲートドライバ51によりゲートバスライン52に電圧を印加することにより、各スイッチング素子46のゲートGがオン状態となる。これにより、静電容量47に蓄積された電荷信号は、スイッチング素子46におけるソースSとドレインDとを介して、データバスライン55に読み出される。各データバスライン55に読み出された電荷信号は、増幅器54で増幅され、マルチプレクサ53で1つの電荷信号にまとめられて出力される。この電荷信号は、A/D変換器5でディジタル化され、X線検出信号として図1に示す制御部6に出力される。
このような構成を有するフラットパネルディテクタ4においては、製造プロセスにおいて、a−Se等からなる変換膜43の特性に基づく欠損画素が発生する場合がある。また、このフラットパネルディテクタ4の使用を継続した場合に、変換膜43の特性の経時的な変化に起因する欠損が生ずる場合がある。このため、この発明に係る欠損画素の検出方法が実行される。
図4および図5は、この発明に係るフラットパネルディテクタ4における欠損画素の検出方法を示すフローチャートである。また、図6はアベレージング処理を示す模式図であり、図7はメディアンフィルター処理を示す模式図である。
この発明に係る欠損検出方法では、欠損検出を、二段階に分けて行っている。すなわち、最初の欠損検出は、例えば、X線撮影装置の出荷時に実行され、次の欠損検出は、X線撮影装置を一定期間使用後に実行される。
最初の欠損検出を行う場合には、まず、第1暗電流値測定工程が実行される(ステップS1)。この第1暗電流値測定工程においては、図1に示す画素値収集部61により、フラットパネルディテクタ4における変換膜43にX線を照射していない状態で、図2および図3に示すスイッチング素子46を順次オン状態としたときにデータバスライン55により読み出される電荷信号に基づいて、各画素の画素値を第1暗電流値として順次測定する。この第1暗電流値は、各画素に対する変換膜43の特性と各データバスライン55の電気的特性とが複合された値となる。この第1暗電流値の測定は、各画素毎に一定の撮影周期で行われる。そして、各画素の第1暗電流値により、図6(a)に示す複数フレームの画像DFが取得される。
次に、アベレージング処理工程が実行される(ステップS2)。このアベレージング処理工程においては、アベレージング部62により、第1暗電流値による複数フレームの画像DFをフレーム間で平均化する。すなわち、図6(a)に示すように、各フレームの画像DF毎に、同一画素(x,y)の画素値の平均値を求める。そして、この画素値の平均値を有する画像DAを求める。この画像DA、すなわち、各画素における第1暗電流値の平均値は、記憶部7に記憶される。このように、複数フレームの画像に対してアベレージング処理を行うことにより、恒常的には欠損とは判定されないが画像上に欠損として表れる画素を認識することが可能となる。
次に、画素値収集部61により、フラットパネルディテクタ4における変換膜43にX線を照射していない状態で、図2および図3に示すスイッチング素子46をオフ状態としたときにデータバスライン55により読み出される電荷信号を、各画素に対応する第1リーク電流値として測定する(ステップS3)。この第1リーク電流値の測定も、一定の撮影周期で行われる。そして、各画素の第1リーク電流値により、図6(b)に示す複数フレームの画像LFが取得される。なお、この第1リーク電流値は、各画素毎に異なる値ではなく、各データバスライン55における各画素で共通する値である点が、第1暗電流値とは異なる。すなわち、この第1リーク電流値は、各データバスライン55の電気的特性を示す値となる。
そして、再度アベレージング処理が実行される(ステップS4)。このアベレージング処理工程においては、アベレージング部62により、第1リーク電流値による複数フレームの画像LFをフレーム間で平均化する。すなわち、図6(b)に示すように、各フレームの画像LF毎に、同一画素(x,y)の画素値の平均値を求める。そして、この画素値の平均値を有する画像LAを求める。この画像LA、すなわち、各画素における第1リーク電流値の平均値は、記憶部7に記憶される。
次に、図1に示す減算処理部63により、減算処理が実行される(ステップS5)。この減算処理時には、記憶部7に記憶した平均化された第1暗電流値から、平均化された第1リーク電流値を減算して差分値を演算する。この減算時には、第1暗電流値に対し、オフセット値として、例えば、1000を加算した後、オフセット値を加算後の第1暗電流値から第1リーク電流値を減算する。このように予めオフセット値を加算するのは、第1暗電流値と第1リーク電流値のいずれが大きかった場合においても、減算後の値が負になるのを防止するためである。減算処理後の第1暗電流値と第1リーク電流値の差分値は、第1差分値として記憶部7に記憶される。
次に、メディアンフィルター処理工程が実行される(ステップS6)。このメディアンフィルター処理工程においては、第1差分値による画像を利用し、図2および図3に示すデータバスライン55方向の複数個の差分値に対して、その画素値を中間値に変換する1×Nのメディアンフィルターを適用する。
すなわち、図7に模式的に示すように、第1暗電流値と第1リーク電流値の差分値である第1差分値を、各デ−タバスライン55に沿った画素列に分け、その中からN個(図7においては7個)の画素を取り出す。そして、それらの画素の画素値を、それらの画素の画素値中の中間値に置換する。この動作を、第1差分値による画像全体に対して実行する。このときのNの値は、例えば、33程度の値である。このNの値は、予想される欠損の大きさによって決定される。欠損の大きさが大きい場合には、Nの値を大きくする必要がある。
なお、画素値を複数の画素の中間値に置換するかわりに、複数の画素の平均値等に置換してもよい。また、メディアンフィルターの代わりに、ローパスフィルター等を使用してもよい。
次に、減算処理部63により、第1差分値に対し、オフセット値として、例えば、1000を加算した後、オフセット値を加算後の第1差分値から、第1差分値に対してメディアンフィルターを適用した画素値を減算して差分値を演算する減算処理工程が実行される(ステップS7)。この減算処理後の画素値は、メディアンフィルター処理後の第1差分値として、記憶部7に記憶される。
しかる後、このメディアンフィルター処理後の第1差分値を利用し、欠損画素判定部65により、減算処理後の画素値が突出した画素が、欠陥画素として判定される(ステップS8)。例えば、欠損判定に使用する閾値を150とし、減算処理後の画素値が1150以上の画素と、減算処理後の画素値が850以下の画素を、欠陥画素として判定する。
欠損画素として判定された画素については、欠損登録が実行される(ステップS9)。この欠損登録時には、欠損画素の位置が欠損マップに登録され、また、この欠損画素について補間処理がなされる。この補間処理時には、欠損画素の画素値をその周辺の画素値を利用して補完する。これにより、欠損画素が存在するフラットパネルディテクタ4を使用した場合においても、X線を正確に検出することが可能となる。
なお、上述したように、第1暗電流値と第1リーク電流値の差分値である第1差分値に対して、メディアンフィルターを利用したフィルター処理を行うのは、以下の理由による。すなわち、フラットパネルディテクタ4により検出されたX線画像の特性は、フラットパネルディテクタ4における検出素子の配列方向、すなわち、行あるいは列方向に依存する。特に、上述したフラットパネルディテクタ4により検出されたX線画像の画素値は、増幅器54の特性等を含むデータバスライン55の影響を強く受ける。このため、第1暗電流値と第1リーク電流値の差分値である第1差分値を求めたときに、その第1差分値がその画素の特性によるものなのかデータバスライン55の影響によるものなのかが明確にならない。このため、データバスライン55に沿った方向に対してメディアンフィルターを適用することにより、第1差分値からデータバスライン55の特性の影響を除去して、その画素特有の第1暗電流値と、第1リーク電流値との差分値の変動を検出している。これにより、フラットパネルディテクタ4の特性を考慮した上で欠損画素の判定を行うことができる。このため、欠損画素をより正確に検出することが可能となる。
以上により、欠損画素の判定と欠損登録とが終了する。この後、このフラットパネルディテクタ4を使用してX線撮影が継続して実行される。そして、一定の時間が経過したときに(ステップS10)、フラットパネルディテクタ4のキャリブレーションが実行される。このキャリブレーション時に、次の欠損検出が実行される。
次の欠損検出を行う場合には、最初に、第2暗電流値測定工程が実行される(ステップS11)。この第2暗電流値測定工程においては、図1に示す画素値収集部61により、フラットパネルディテクタ4における変換膜43にX線を照射していない状態で、図2および図3に示すスイッチング素子46を順次オン状態としたときにデータバスライン55により読み出される電荷信号に基づいて、各画素の画素値を第2暗電流値として順次測定する。この第2暗電流値も、各画素に対する変換膜43の特性と各データバスライン55の電気的特性とが複合された値となる。この第2暗電流値の測定は、第1暗電流値の測定同様、各画素毎に一定の撮影周期で行われる。そして、各画素の第2暗電流値により、図6(a)に示す複数フレームの画像DFが取得される。
次に、アベレージング処理工程が実行される(ステップS12)。このアベレージング処理工程においては、アベレージング部62により、第2暗電流値による複数フレームの画像DFをフレーム間で平均化する。すなわち、図6(a)に示すように、各フレームの画像DF毎に、同一画素(x,y)の画素値の平均値を求める。そして、この画素値の平均値を有する画像DAを求める。この画像DA、すなわち、各画素における第2暗電流値の平均値は、記憶部7に記憶される。
次に、画素値収集部61により、フラットパネルディテクタ4における変換膜43にX線を照射していない状態で、図2および図3に示すスイッチング素子46をオフ状態としたときにデータバスライン55により読み出される電荷信号を、各画素に対応する第2リーク電流値として測定する(ステップS13)。この第2リーク電流値の測定も、一定の撮影周期で行われる。そして、各画素の第2リーク電流値により、図6(b)に示す複数フレームの画像LFが取得される。なお、この第2リーク電流値も、各画素毎に異なる値ではなく、各データバスライン55における各画素で共通する値である点が、第2暗電流値とは異なる。すなわち、この第2リーク電流値は、各データバスライン55の電気的特性を示す値となる。
そして、再度アベレージング処理が実行される(ステップS14)。このアベレージング処理工程においては、アベレージング部62により、第2リーク電流値による複数フレームの画像LFをフレーム間で平均化する。すなわち、図6(b)に示すように、各フレームの画像LF毎に、同一画素(x,y)の画素値の平均値を求める。そして、この画素値の平均値を有する画像LAを求める。この画像LA、すなわち、各画素における第2リーク電流値の平均値は、記憶部7に記憶される。
次に、図1に示す減算処理部63により、減算処理が実行される(ステップS15)。この減算処理時には、記憶部7に記憶した平均化された第2暗電流値から、平均化された第2リーク電流値を減算して差分値を演算する。この減算時においても、第2暗電流値に対し、オフセット値として、例えば、1000を加算した後、オフセット値を加算後の第2暗電流値から第2リーク電流値を減算する。減算処理後の第2暗電流値と第2リーク電流値の差分値は、第2差分値として記憶部7に記憶される。
次に、メディアンフィルター処理工程が実行される(ステップS16)。このメディアンフィルター処理工程においては、第2差分値による画像を利用し、図2および図3に示すデータバスライン55方向の複数個の差分値に対して、その画素値を中間値に変換する1×Nのメディアンフィルターを適用する。
次に、減算処理部63により、第2差分値に対し、オフセット値として、例えば、1000を加算した後、オフセット値を加算後の第2差分値から、第2差分値に対してメディアンフィルターを適用した画素値を減算して差分値を演算する減算処理工程が実行される(ステップS17)。この減算処理後の画素値は、メディアンフィルター処理後の第2差分値として、記憶部7に記憶される。
しかる後、このメディアンフィルター処理後の第2差分値を利用し、欠損画素判定部65により、減算処理後の画素値が突出した画素が、欠陥画素として判定される(ステップS18)。この場合においても、例えば、欠損判定に使用する閾値を150とし、減算処理後の画素値が1150以上の画素と、減算処理後の画素値が850以下の画素を、欠陥画素として判定する。
欠損画素として判定された画素については、欠損登録が実行される(ステップS19)。この欠損登録時においても、欠損画素の位置が欠損マップに登録され、また、この欠損画素について補間処理がなされる。
次に、変換膜43の特性の経時的変化により生じた欠損画素を判定する経時欠損画素判定工程を実行する(ステップS20)。この経時欠損画素判定工程においては、減算処理部63により、ステップS17で得たメディアンフィルター処理後の第2差分値に対し、オフセット値として、例えば、1000を加算した後、オフセット値を加算したメディアンフィルター処理後の第2差分値から、ステップS7で得たメディアンフィルター処理後の第1差分値を減算する。そして、欠損画素判定部65により、経時欠損画素判定に使用する閾値を10とし、この減算値が1010以上の画素と、減算値が990以下の画素を、変換膜43の特性の経時的変化により生じた欠損画素として判定する。
このように、メディアンフィルター処理後の第1差分値とメディアンフィルター処理後の第2差分値とに基づいて、変換膜の特性の経時的変化により生じた欠損画素を判定することから、変換膜の特性の経時的な変化に起因する欠損を正確に検出することが可能となる。このため、例えば、第1差分値の測定をX線撮影装置の出荷時に行い、第2差分値の測定をX線撮影装置の一定期間使用後に行うことにより、出荷時から使用時までの変換膜の特性変化分だけを欠損として検出することが可能となる。
以上のように、この発明に係る欠損画素の判定方法によれば、各欠損検出工程においては通常の欠損画素が検出され、欠損登録がなされる。また、経時欠損画素判定工程においては、変換膜43の特性の経時的変化により生じた欠損画素が検出される。なお、経時欠損画素判定工程で検出された欠損が補間可能な場合には、通常の欠損画素の場合と同様に、欠損登録がなされる。また、補間不可能な場合には、表示部12にエラー表示等がなされる。
なお、上述した実施形態においては、フラットパネルディテクタ4により検出されたX線画像の特性は、フラットパネルディテクタ4におけるデータバスライン55の影響を強く受けることから、データバスライン55に沿った方向に対してメディアンフィルターを適用している。しかしながら、X線画像の特性が、ゲートバスライン52の影響を強く受ける二次元アレイX線検出器に対しては、ゲートバスライン52に沿った方向に対してメディアンフィルターを適用すればよい。
1 被検者
2 テーブル
3 X線管
4 フラットパネルディテクタ
6 制御部
7 記憶部
8 X線管制御部
11 入力部
12 表示部
41 ガラス基板
42 TFT
43 変換膜
44 共通電極
45 画素電極
46 スイッチング素子
47 静電容量
51 ゲートドライバ
52 ゲートバスライン
53 マルチプレクサ
54 増幅器
55 データバスライン
61 画素値収集部
62 アベレージング部
63 減算処理部
64 メディアンフィルター部
65 欠損画素判定部

Claims (9)

  1. X線に感応し入射X線量に対応した電荷信号を出力する変換膜と、前記変換膜の表面に画素に対応して行列状に配置された複数の画素電極と、前記各画素電極に各々接続された電荷信号を蓄積する複数の蓄積容量と、前記画素電極に接続されたスイッチング素子と、信号の読み出し時にゲートバスラインを介して各スイッチング素子を順次オンとするゲートドライバと、前記各蓄積容量に蓄積された電荷信号をデータバスラインを介して読み出すデータ集積部と、を備えた二次元アレイX線検出器における欠損画素の検出方法において、
    前記変換膜にX線を照射していない状態で、前記スイッチング素子を順次オン状態としたときに前記データバスラインにより読み出される電荷信号を各画素の暗電流値として測定する暗電流値測定工程と、
    前記スイッチング素子をオフ状態としたときに前記データバスラインにより読み出される電荷信号をリーク電流値として測定するリーク電流値測定工程と、
    前記各画素の暗電流値と前記リーク電流値の差分値を演算する差分値演算工程と、
    前記差分値演算工程で演算した差分値に基づいて、欠損画素を判定する欠損判定工程と、
    前記欠損判定工程で欠損画素と判定された画素を登録する欠損登録工程と、
    を備えたことを特徴とする二次元アレイX線検出器における欠損画素の検出方法。
  2. 請求項1に記載の二次元アレイX線検出器における欠損画素の検出方法において、
    前記欠損判定工程においては、前記差分値演算工程で得た差分値と、この差分値に対して前記データバスライン方向の複数個の画素にフィルターを適用した画素値とを比較することにより、欠損画素を判定する二次元アレイX線検出器における欠損画素の検出方法。
  3. 請求項2に記載の二次元アレイX線検出器における欠損画素の検出方法において、
    前記フィルターは、前記データバスライン方向のN個(ただし、N>1)の差分値に対して、各差分値を前記複数の差分値の中間値に変換する1×Nのメディアンフィルターである二次元アレイX線検出器における欠損画素の検出方法。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の欠損画素の検出方法において、
    前記欠損登録工程においては、前記欠損判定工程で欠損画素と判定された画素に対して補間処理を行う二次元アレイX線検出器における欠損画素の検出方法。
  5. X線に感応し入射X線量に対応した電荷信号を出力する変換膜と、前記変換膜の表面に画素に対応して行列状に配置された複数の画素電極と、前記各画素電極に各々接続された電荷信号を蓄積する複数の蓄積容量と、前記画素電極に接続されたスイッチング素子と、信号の読み出し時にゲートバスラインを介して各スイッチング素子を順次オンとするゲートドライバと、前記各蓄積容量に蓄積された電荷信号をデータバスラインを介して読み出すデータ集積部と、を備えた二次元アレイX線検出器における欠損画素の検出方法において、
    前記変換膜にX線を照射していない状態で、前記スイッチング素子を順次オン状態としたときに前記データバスラインにより読み出される電荷信号を各画素の第1暗電流値として測定する第1暗電流値測定工程と、
    前記スイッチング素子をオフ状態としたときに前記データバスラインにより読み出される電荷信号を第1リーク電流値として測定する第1リーク電流値測定工程と、
    前記各画素の第1暗電流値と前記第1リーク電流値の差分値を第1差分値として演算する第1差分値演算工程と、
    一定時間経過後に、前記変換膜にX線を照射していない状態で、前記スイッチング素子を順次オン状態としたときに前記データバスラインにより読み出される電荷信号を各画素の第2暗電流値として測定する第2暗電流値測定工程と、
    前記スイッチング素子をオフ状態としたときに前記データバスラインにより読み出される電荷信号を第2リーク電流値として測定する第2リーク電流値測定工程と、
    前記各画素の第2暗電流値と前記第2リーク電流値の差分値を第2差分値として演算する第2差分値演算工程と、
    前記第1差分値と前記第2差分値とに基づいて、変換膜の特性の経時的変化により生じた欠損画素を判定する経時欠損判定工程と、
    を備えたことを特徴とする二次元アレイX線検出器における欠損画素の検出方法。
  6. 請求項5に記載の二次元アレイX線検出器における欠損画素の検出方法において、
    前記第1差分値演算工程の後に、前記第1差分値と、この第1差分値に対して前記データバスライン方向の複数個の画素にフィルターを適用した画素値との差分値を演算する第1フィルター工程を実行するとともに、
    前記第2差分値演算工程の後に、前記第2差分値と、この第2差分値に対して前記データバスライン方向の複数個の画素にフィルターを適用した画素値との差分値を演算する第2フィルター工程を実行し、
    前記経時欠損判定工程においては、前記第1フィルター工程で得た差分値と前記第2フィルター工程で得た差分値とを比較することにより、変換膜の特性の経時的変化により生じた欠損画素を判定する二次元アレイX線検出器における欠損画素の検出方法。
  7. 請求項6に記載の二次元アレイX線検出器における欠損画素の検出方法において、
    前記フィルターは、前記データバスライン方向のN個(ただし、N>1)の差分値に対して、各差分値を前記複数の差分値の中間値に変換する1×Nのメディアンフィルターである二次元アレイX線検出器における欠損画素の検出方法。
  8. 請求項7に記載の二次元アレイX線検出器における欠損画素の検出方法において、
    前記第1フィルター工程で演算した差分値に基づいて欠損画素を判定する第1欠損判定工程と、
    前記第1欠損判定工程で欠損画素と判定された画素を登録する第1欠損登録工程と、
    をさらに備える二次元アレイX線検出器における欠損画素の検出方法。
  9. 請求項7に記載の二次元アレイX線検出器における欠損画素の検出方法において、
    前記第2フィルター工程で演算した差分値に基づいて欠損画素を判定する第2欠損判定工程と、
    前記第2欠損判定工程で欠損画素と判定された画素を登録する第2欠損登録工程と、
    をさらに備える二次元アレイX線検出器における欠損画素の検出方法。
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