JP4396435B2 - 放射線撮像装置 - Google Patents

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この発明は、医療分野や、非破壊検査、RI(Radio Isotope)検査、および光学検査などの工業分野や、原子力分野などに用いられる放射線撮像装置に係り、特に、検出された放射線に基づいて画像処理を行う技術に関する。
放射線撮像装置の代表的な装置の一つである医用X線透視撮影装置において、近年、放射線検出手段として、フラットパネル型X線検出器(または、「二次元X線センサー」ともいい、以下では適宜「FPD」と記載する)を搭載しているものが多い。
被検体を透過したX線像が投影されるFPDの検出面には、X線感応型の半導体膜と、二次元マトリクス状に配列される複数個(たとえば、縦1536個×横1536個)の検出素子とを有する。具体的には、検出素子を構成する薄膜トランジスタやキャリア収集電極等がガラス基板上に分離配置され、その上に半導体膜としてのアモルファス・セレン(a-Se)膜を蒸着することで構成される(例えば、非特許文献1参照)。
FPDにX線像が投影されると、像の濃淡に比例した電荷が半導体膜内に発生する。この電荷をキャリア収集電極から電荷情報として所定時間収集して蓄積する。その後、薄膜トランジスタをオン状態に移行させ、蓄積した電荷情報を読み出す。ここで、電荷情報を蓄積している時間(薄膜トランジスタがオフ状態となっている時間に相当する)を特に「蓄積時間」という。
このように検出素子から得られた電荷情報は、検出素子の各列ごとに個別に設けられた増幅器で増幅される。そして、A/D変換器によってデジタル化される。本明細書では、デジタル化された電荷情報を、「X線検出信号」と区別して呼ぶ。これら複数個のX線検出信号をデジタル画像処理することによりX線画像1枚分が生成される。なお、このX線画像を構成する画素は、検出素子と対応関係にある。
上述する複数個の検出素子の中には、製造工程の不具合等種々の原因により、照射されたX線像に応じたX線検出信号を出力することができないものがある。このような検出素子を、本明細書では特に「欠陥素子」ということとする。この欠陥素子から得られるX線検出信号に基づいてそのままX線画像を取得すると、欠陥素子に対応する画素はX線像を正しく表示することができないばかりか、白く浮き出たり、黒くなってしまい、不都合が生じる。
このため、デジタル画像処理において、欠陥素子から得られるX線検出信号を補正している。具体的には、得られたX線検出信号が正常な範囲内にあるか否かを閾値等を用いて判断する。正常でないと判断したときは、それを出力した検出素子を欠陥素子とみなす。そして、この欠陥素子に隣接する検出素子から得られるX線検出信号を用いて置換処理や、補間処理等の補正を行って復元する。また、欠陥素子とみなした検出素子を記憶しておき、以降のデジタル画像処理においては、記憶された情報を参照しつつX線検出信号の補正を行うようにしている。これにより、X線画像の画質の低下を回避している(たとえば、特許文献1参照)。
特開平10−51693号公報 W.Zhao,et al.,"A flat detector for digital radiology using active matrix readout of amorphous selenium,"Proc.SPIE Vol.2708,pp523-531,1996.
従来の手法によれば、欠陥素子から得られるX線検出信号が突出した値をとる場合は、容易に欠陥素子とみなすことができる。しかし、欠陥素子から得られるX線検出信号が必ずしも突出した値をとるとは限らない。
すなわち、X線検出信号は、X線の入射量やリーク電流(暗電流)のような蓄積時間に依存する成分と、増幅器のオフセットのような蓄積時間に依存しない成分とを加算したものである。ここで、リーク電流が突出している場合は欠陥素子となる可能性が高い。しかし、それ以上に増幅器間でオフセットがバラついている場合等は、リーク電流の突出量が増幅器間のバラつき等に紛れてしまうことがあり、X線検出信号全体としては見かけ上、正常な範囲内に収まる場合が生じる。
この場合、従来の手法によっても欠陥素子から得られたX線検出信号を「正常である」と誤って判断してしまい、欠陥素子を正常な検出素子と誤認してしまう。この判断に基づいてX線画像を取得すると画質の低下を回避できない。なお、得られたX線検出信号が正常な範囲内にあるか否かを厳格に判断すると、却って正常な検出素子を欠陥素子と誤認するおそれが生じ、同様に画質の低下を招く。
図8(a)を参照して、より具体的に説明する。図8(a)は、各検出素子の位置に応じて空間的に展開したX線検出信号のプロファイルを模式的に示している。さらに、図示するように、位置P、及び位置Qにおける検出素子が欠陥素子であり、位置Rにおける検出素子は正常であるとする。また、増幅器のオフセットのバラつき等に起因して全体的にX線検出信号がバラついている様子を示している。
このとき、閾値としてK1を採ると、位置Qの検出素子を正常と誤ってみなしてしまう。他方、閾値としてK2を採ると、位置Rの検出素子を欠陥素子と誤認してしまう。いずれの場合も、欠陥素子を正しく抽出することができないので、高品質な画像を得ることができない。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、放射線検出手段が有する検出素子から欠陥素子を正確に抽出して、高品質な放射線画像を取得することができる放射線撮像装置を提供することを目的とする。
この発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に記載の発明は、被写体を透過した放射線を所定の蓄積時間、検出する検出素子を複数個有する放射線検出手段を備えて、各検出素子から得られる放射線検出信号に基づいて放射線画像を取得する放射線撮像装置において、各検出素子について蓄積時間を変えて得られる2個の放射線検出信号から差分信号を得る差分手段と、前記差分信号が正常な信号範囲を超えている検出素子を欠陥素子と判定する欠陥素子抽出手段とを備え、前記欠陥素子から得られる放射線検出信号を補正することを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項1に記載の発明によれば、異なる蓄積時間の放射線検出信号間の差分信号を得ることで、放射線検出信号から蓄積時間に依存しない成分を除去して、蓄積時間に依存する成分のみを取り出すことができる。よって、蓄積時間に依存しない成分が各検出素子間でバラついている場合であっても、その影響を受けることなく欠陥素子の判定を行う。したがって、放射線検出信号に内在する異常が僅かであっても、正確に欠陥素子の抽出を行うことができる。そして、この欠陥素子から得られる放射線検出信号を補正することで、高品質な放射線画像を取得することができる。なお、放射線信号の補正とは、いわゆる置換処理や補間処理等の公知の技術を含む。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の放射線撮像装置において、前記2個の放射線検出信号は、それぞれ放射線を検出素子に入射させないで得られるものであることを特徴とするものである。
[作用・効果]差分信号は、上述のように蓄積時間に依存する成分のみを取り出したものである。ここで、放射線の入射量は蓄積時間に比例して増加するものである。請求項2に記載の発明によれば、差分信号は、放射線の入射量を除く蓄積時間に依存する成分のみとすることができる。この結果、差分信号は、いわゆるリーク電流(暗電流)による成分に大きく依存したものとなる。よって、リーク電流の量が異常でるか否かを、直接的に判断することができ、欠陥素子をより精密に抽出できる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の放射線撮像装置において、さらに、前記欠陥素子抽出手段がした判定の結果に基づく欠陥情報を記憶する欠陥情報記憶手段を備え、この欠陥情報を参照して放射線検出信号を補正することを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項3に記載の発明によれば、欠陥情報記憶手段を設けることで、放射線検出信号の補正を好適に行うことができる。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の放射線撮像装置において、さらに、各検出素子の位置に応じた差分信号のプロファイルを求め、このプロファイルにおいて穏やかに変化している成分を各差分信号から除去する空間フィルタリング手段を備え、空間フィルタリング手段により処理された各差分信号に基づいて欠陥素子抽出手段が欠陥素子を抽出することを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項4に記載の発明によれば、各検出素子の位置に応じて空間的に展開される差分信号のプロファイルには、低周波成分として穏やかに変化している成分(低周波成分)が含まれる場合がある。この低周波成分を各差分信号から除去することで、急峻に変化している成分(高周波成分)のみを残すことができる。したがって、欠陥素子抽出手段は、低周波成分の影響を受けなることなく、より精密に欠陥素子を抽出することができる。
なお、本明細書は、次のような検出素子検査方法に係る発明も開示している。
(1)被写体を透過した放射線を所定の蓄積時間、検出する検出素子を複数個有する放射線検出手段を備えて、各検出素子から得られる放射線検出信号に基づいて放射線画像を取得する放射線撮像装置において、各検出素子について、放射線を入射しつつ蓄積時間を変えて得られる2個の放射線検出信号から差分信号を得る差分手段と、前記各差分信号が正常な信号範囲を超えているか否かを判断し、かつ、超えていると判断したとき、その差分信号に応じた検出素子を欠陥素子と判定する欠陥素子抽出手段とを備え、前記欠陥素子から得られる放射線検出信号を補正することを特徴とする放射線撮像装置。
前記(1)に記載の発明によれば、放射線を入射して得られた放射線検出信号に基づいて、欠陥素子を抽出することができる。よって、放射線が照射されていない状態で欠陥素子を抽出する場合に比べて、より実際的に欠陥素子を抽出することができる。
(2)放射線検出手段が有する複数個の検出素子により被写体を透過した放射線を所定の蓄積時間に検出し、各検出素子から得られた放射線検出信号に基づいて検出素子が欠陥素子であるか否かを検査する検出素子検査方法において、同一の検出素子から蓄積時間を変えて得られた2個の放射線検出信号から差分信号を得る過程と、前記差分信号が正常な信号範囲を超えているか否かを判断し、かつ、超えていると判断したとき、その差分信号に応じた検出素子を欠陥素子と判定する過程とを有することを特徴とする検出素子検査方法。
前記(2)に記載の発明によれば、異なる蓄積時間の放射線検出信号間の差分信号を得ることで、放射線検出信号から蓄積時間に依存しない成分を除去して、蓄積時間に依存する成分のみを取り出すことができる。よって、蓄積時間に依存しない成分が各検出素子間でバラついている場合であっても、この影響をうけることがなく、欠陥素子の判定を行う。よって、欠陥素子であるか否かの検査を正確に行うことができる。
この発明に係る放射線撮像装置によれば、蓄積時間に依存しない成分の影響をうけることなく、欠陥素子の判定を行うので、正確に欠陥素子を抽出することができる。そして、この欠陥素子から得られる放射線信号を補正することで、得られる放射線画像の品質を高めることができる。
以下、図面を参照してこの発明の実施例1を説明する。
図1は、実施例1に係るX線透視撮像装置の全体構成を示すブロック図である。本実施例では、放射線撮像装置として医療用のX線透視撮像装置を例にとって説明する。
X線透視撮像装置の撮像部1は、被写体である被検体Mを載置する天板2と、被検体Mに向けてX線を照射するX線管3と、複数個の検出素子により、被検体Mを透過したX線を検出するフラットパネル型X線検出器(以下、適宜「FPD」という)4とを備えている。FPD4は、この発明における放射線検出手段に相当する。
X線透視撮像装置は、ほかに天板2やX線管3やFPD4を移動させる移動制御部5と、X線管3の管電圧や管電流を制御するX線管制御部6と、FPD4の電荷情報を読み出し制御するFPD制御部7と各検出素子から読み出された電荷情報をデジタル化してX線検出信号に変換するA/D変換器9と、X線検出信号からX線画像を取得するデジタル画像処理部10とを備えている。
デジタル画像処理部10は、さらに、A/D変換器9の出力側に接続されてX線検出信号を記憶する信号記憶部11と、信号記憶部11に記憶されるX線検出信号間の差分信号を取得する差分信号取得部13と、差分信号と閾値との比較に基づき欠陥素子を判定・抽出する欠陥素子抽出部15と、欠陥素子抽出部15がした判定の結果に基づく欠陥情報を記憶する欠陥情報記憶部17と、A/D変換器9の出力側に接続されて、欠陥情報を参照しつつX線検出信号を補正・復元する補正部21と、X線検出信号(欠陥素子から得られたX線検出信号については補正後のX線検出信号)に基づきX線画像を生成する画像生成部23とを備えている。
X線管3とFPD4とは、被検体Mを挟んで対向配置される。移動制御部5は、この状態が保たれるようにX線管3とFPD4とを水平移動させたり、回転移動させる。X線管3は、X線管制御部6の制御に基づいて被検体Mに所定線量のX線を照射する。図1では、照射されるX線を1点鎖線で模式的に示している。
図2はFPD4の要部の垂直断面図であり、図3はFPD4の要部の平面図である。図示するようにX線の入射側から順に、印加電極31とX線感応型の半導体膜33とキャリア収集電極35とアクティブマトリクス基板37とが積層されている。キャリア収集電極35は、平面視二次元マトリクス状に分離形成されている。
アクティブマトリクス基板37には、キャリア収集電極35ごとに電荷情報を蓄積するコンデンサCaと、この電荷情報を取り出すスイッチ素子である薄膜トランジスタ(Thin Film Transistors)Trとが分離形成されている。キャリア収集電極35及びコンデンサCaは、薄膜トランジスタTrのソースSに接続されている。また、各行の薄膜トランジスタTrのゲートに共通接続されるゲートバスライン41と、各列の薄膜トランジスタTrのドレインに共通接続されるデータバスライン43とがそれぞれ複数本、形成されている。
アクティブマトリクス基板37から引き出された各データバスライン43は、それぞれ別個の増幅器47に接続される。増幅器47の出力側は、A/D変換器9に集約される。
印加電極31にバイアス電圧を印加した状態でFPD4にX線が入射すると、半導体膜33において電荷が発生し、この電荷は各キャリア収集電極35を介してコンデンサCaに蓄積される。ゲートバスライン41は、ゲートドライバ45からの走査信号を送信し、薄膜トランジスタTrのゲートに与える。これによって、オン状態に移行した薄膜トランジスタTrを経由して、コンデンサCaに蓄積された電荷情報がデータバスライン43に読み出される。なお、FPD制御部7は、この電荷情報の読み出し動作制御をX線の照射に対応して行う。また、電荷情報を収集・蓄積している時間(薄膜トランジスタTrがオフ状態になっている時間に相当)を、「蓄積時間」という。
各データバスライン43を通じて読み出される電荷情報はそれぞれ増幅器47で増幅される。その後、A/D変換器9にてデジタル化され、X線検出信号を得る。
このように、1組のキャリア収集電極35とコンデンサCaと薄膜トランジスタTrとは、電荷情報を出力する1個の検出素子dを構成する。
したがって、FPD4の検出面には、図3に示すように、多数個の検出素子dが二次元マトリクス状に配列されていると見ることができる。たとえば、縦30cm×横30cm程の広さの検出面に縦1536個×横1536個の検出素子dが配列されている。なお、各検出素子dは、生成されるX線画像を構成する各画素と対応関係にある。以下の説明では、FPD4の検出面には検出素子dがn行×m列で、(n×m)個配置されているものとし、また、各検出素子dは、二次元座標(i、j)による位置情報で識別されるものとする(iは1以上n以下の整数、jは1以上m以下の整数)。
信号記憶部11は、RAM(Random Access Memory)やHDD(Hard Disk Drive)に代表される記憶媒体により構成され、各検出素子dについて蓄積時間が異なるX線検出信号を少なくとも2フレーム分以上記憶する容量を有する。
差分信号取得部13は、2個のX線検出信号から差分信号を得る減算器などから構成されている。差分信号取得部13は、この発明における差分手段に相当する。
欠陥素子抽出部15は、予め設定される閾値等を記憶する記憶媒体と、差分信号と閾値とを比較する比較器などから構成されており、その比較結果に基づいて検出素子dを欠陥素子と判定する。欠陥素子抽出部15は、この発明における欠陥素子抽出手段に相当する。
欠陥情報記憶部17は、RAM(Random Access Memory)やHDD(Hard Disk Drive)に代表される記憶媒体により構成される。そして、欠陥素子抽出部15がした判定の結果に基づく欠陥情報を記憶する。欠陥情報とは、欠陥素子を識別する二次元座標(i、j)による位置情報等である。欠陥情報記憶部17は、この発明における欠陥情報記憶手段に相当する。
補正部21は、メディアンフィルタ等で構成されている。そして、欠陥情報記憶部17に記憶される欠陥情報を参照して、これが出力したX線検出信号を、その欠陥素子に隣接する正常な検出素子dから得られるX線検出信号の中央値に置換する。
なお、補正部21は、メディアンフィルタ等で構成されてX線検出信号を置換処理するように構成されているが、これに限らず、欠陥素子に隣接する正常な検出素子dから得られるX線検出信号により補間処理(例えば、スプライン補間、ラグランジェ補間、SINC関数)等、公知の補正手法を採用してもよい。このように、補正部21は、この発明において検出素子から得られる放射線検出信号としてのX線検出信号を補正する補正手段として機能する。
次に、実施例1に係るX線透視撮像装置の各動作について説明する。先ず、図4を参照しつつ、欠陥素子を抽出する動作について説明する。
<ステップS1> 第1蓄積時間分のX線検出信号を記憶する
X線管制御部6の制御に基づき、X線管3はX線を照射しない。このX線未照射の状態で、FPD制御部7の制御に基づき、FPD4の各検出素子dは、所定の蓄積時間(この蓄積時間を「第1蓄積時間」という)、X線を検出し電荷情報を蓄積する。そして、各検出素子dから蓄積された電荷情報を読み出す。増幅器47は、読み出された各電荷情報を増幅する。A/D変換器9は、増幅された各電荷情報をデジタル化し、X線検出信号として出力する。信号記憶部11は、出力された各X線検出信号を記憶する。
<ステップS2> 第2蓄積時間分のX線検出信号を記憶する
X線未照射の状態で、第1蓄積時間と異なる蓄積時間(この蓄積時間を「第2蓄積時間」という)、FPD4の各検出素子dはX線を検出し電荷情報を蓄積する。その後は、ステップS1と同様に、各検出素子dからX線検出信号を得て、信号記憶部11に記憶する。
<ステップS3> 差分信号を求める
差分信号取得部13は、同一の検出素子dから得られた、第1蓄積時間分のX線検出信号と第2蓄積時間分のX線検出信号とを信号記憶部11から読み出して、減算処理を行い、両者の差分信号を求める。
ここで、位置(i,j)における検出素子dから得られる第1蓄積時間分のX線検出信号をA(i,j)と、第2蓄積時間分のX線検出信号をB(i,j)と表記し、両者間の差分信号をC(i,j)と表記する。この差分信号C(i,j)は、次式(1)のように表すことができる。
C(i,j)=|A(i,j)−B(i,j)| ・・・(1)
図8(b)は、各検出素子の位置に応じて空間的に展開した差分信号のプロファイルを模式的に示している。なお、図8(a)に示すX線検出信号のプロファイルと対応関係にある。
図8(b)のプロファイルは、図8(a)のプロファイルに比べて、バラつく量が少ない。これは、増幅器47のオフセット等の蓄積時間に依存しない成分がバラついていることと、この影響を差分信号が受けないことを明示している。
<ステップS4> 差分信号が閾値より大きいか?
欠陥素子抽出部15は、差分信号取得部13から得られる差分信号C(i,j)と予め設定されている閾値とを比較し、差分信号が閾値より大きいか否か判断する。大きいと判断したときはステップS5に進み、大きくないと判断したときはステップS6に進む。
ここで、閾値は、差分信号として(第1蓄積時間と第2蓄積時間との差に相当する時間当たりのX線検出信号の変化量として)、正常な範囲の上限であることが好ましい。より具体的には、リーク電流によって蓄積時間に依存して増加する信号量の正常範囲の上限とすることが好ましい。
図8(b)は、差分信号と閾値L1とを比較することにより、位置P、及び位置Qにおける差分信号が閾値L1より大きいと正確に判断することができる様子を模式的に示している。
<ステップS5> 検出素子を欠陥素子と判定する
欠陥素子抽出部15は、閾値より大きいと判断された差分信号に応じた検出素子dを欠陥素子と判定する。
<ステップS6> 欠陥情報を記憶する
欠陥情報記憶部17は、欠陥素子と判定された検出素子dを識別する位置情報等を欠陥情報として記憶する。
<ステップS7> 未処理の差分信号はないか?
未処理の差分信号があればステップS4に戻り、未処理の差分信号がなければ終了する。
このように、実施例1に係るX線透視撮像装置によれば、ステップS3で各検出素子について蓄積時間を変えて得られる2個のX線検出信号から差分信号を得る。これにより、X線検出信号に含まれていた蓄積時間に依存しない成分を除去することができる。また、ステップS4とステップS5とにより、この差分信号に基づいて検出素子を抽出するので、X線検出信号に内在する異常が僅かであっても、正確に欠陥素子の抽出を行うことができる。
また、ステップS1からステップS3において、X線を照射しない状態で差分信号を得ている。これにより、差分信号は、リーク電流(暗電流)による成分に大きく依存したものとなる。したがって、その後の処理で、リーク電流の量が異常でるか否かを、直接的に判断することができるので、欠陥素子をより精密に抽出できる。
続いて、図5を参照しつつ、X線透視撮像装置によってX線画像を取得する動作について説明する。
<ステップT1> X線を照射する
X線管制御部6の制御に基づき、X線管3はX線を被検体Mに照射する。被検体Mを透過したX線はFPD4に入射する。
<ステップT2> 各検出素子からX線検出信号を得る
FPD制御部7の制御に基づき、FPD4の各検出素子dから入射するX線に応じた電荷情報を読み出す。各電荷情報は、増幅器47とA/D変換器9とを介してX線検出信号となる。
<ステップT3> X線検出信号を出力した検出素子は欠陥素子か?
各検出素子dから得られたX線検出信号は、補正部21に入力される。補正部21は、欠陥情報記憶部17に記憶される欠陥情報を参照する。そして、入力されたX線検出信号が、欠陥素子から得られたものであるか否かを判断する。欠陥素子が出力したものである場合は、ステップT4に進む。欠陥素子が出力したものでない場合は、ステップT5に進む。
<ステップT4> X線検出信号を補正する
補正部21は、欠陥素子に隣接する複数個の正常な検出素子dから得られたX線検出信号の中から、中央値を特定する。そして、欠陥素子から得られたX線検出信号を、この中央値に置き換える。
<ステップT5> 未処理のX線検出信号はないか?
未処理のX線検出信号がないときはステップT6に進み、未処理のX線検出信号があるときはステップT3に進む。このようにして、少なくとも1フレーム分のX線検出信号について必要な補正処理を行う。
<ステップT6> X線画像を生成する
補正部21から出力されるX線検出信号(補正処理を行ったときは、置換されたX線検出信号)に基づいて、画像生成部23がX線画像を生成する。
このように、実施例1に係るX線透視撮像装置によれば、欠陥情報記憶部17を備えることで、補正部21は欠陥情報を参照してX線検出信号を好適に補正することができる。
さらに、正確に抽出された欠陥素子に関する欠陥情報に基づいて補正するので、その後の処理により高品質なX線画像を取得することができる。
次に、図面を参照してこの発明の実施例2を説明する。
図6は、実施例2に係るX線透視撮像装置の全体構成を示すブロック図である。なお、実施例1と同じ構成については同符号を付すことで詳細な説明を省略する。
実施例2に係るデジタル画像処理部10は、さらに、A/D変換器9の出力側に接続されてX線検出信号を記憶する信号記憶部12と、A/D変換器9、及び信号記憶部12の出力側に接続されて、A/D変換器9から直接受けとるX線検出信号と、信号記憶部12から読み出すX線検出信号との差分信号を取得する差分信号取得部13と、差分信号について空間フィルタリング処理を施す空間フィルタリング部51と、空間フィルタリング処理された差分信号と閾値との比較に基づき欠陥素子を判定・抽出する欠陥素子抽出部15と、A/D変換器9の出力側に接続されて、欠陥素子抽出部15が抽出した欠陥素子を参照してX線検出信号を補正・復元する補正部21と、X線検出信号(欠陥素子から得られたX線検出信号については補正後のX線検出信号)に基づきX線画像を生成する画像生成部23とを備えている。
さらに、空間フィルタリング処理部51は、低域通過フィルタ(LPF)処理器53と減算器55とを有する。
信号記憶部12は、RAM(Random Access Memory)やHDD(Hard Disk Drive)に代表される記憶媒体により構成される。そして、各検出素子dから得られるX線検出信号を少なくとも1フレーム分記憶する容量を有すればよい。したがって、2フレーム分の記憶容量を備える必要がない点で、実施例1が有する信号記憶部11と異なるので、特に信号記憶部に付す符号を「12」と変えている。
また、LPF処理器53は、各検出素子dの位置に応じて空間的に展開した差分信号のプロファイルに現れる急峻な変化(高周波成分)を差分信号から除去して、穏やかに変化している成分(低周波成分)を残す。
減算器55は、差分信号取得部13から得られる差分信号と、LPF処理器53から得られる差分信号の低周波成分とを減算処理する。これにより、差分信号から低周波成分が除去される。
このように、空間フィルタリング処理部51は、全体として、差分信号に含まれる高周波成分のみを残す広域通過フィルター処理を行う。空間フィルタリング処理部51は、この発明における空間フィルタリング手段に相当する。
次に、図7を参照しつつ、実施例2に係るX線透視撮像装置の動作について説明する。
<ステップU1> X線を照射する
X線管制御部6の制御に基づき、X線管3はX線を被検体Mに照射する。被検体Mを透過したX線はFPD4に入射する。
<ステップU2> 基準蓄積時間分のX線検出信号を記憶する
所定の基準蓄積時間、X線を検出し電荷情報を蓄積する。ここで、基準蓄積時間は、次のステップU3で収集する画像生成用のX線検出信号を得るときの蓄積時間とは異なるように設定される。各検出素子dから蓄積された電荷情報を読み出す。読み出した電荷情報は、増幅器47とA/D変換器9とを介してX線検出信号となる。ステップU2で得られる各X線検出信号を便宜上「基準信号」という。基準信号は、信号記憶部12に記憶される。
<ステップU3> 画像生成用のX線検出信号を収集する
引き続きX線を照射した状態で、FPD制御部7の制御に基づき、取得するX線画像に適した蓄積時間分のX線検出信号を各検出素子dから得る。得られた各X線検出信号は差分信号取得部13と補正部21とに入力される。
<ステップU4> 差分信号を求める
差分信号取得部13は、信号記憶部12から各基準信号を読み出す。また、A/D変換器9から直接、画像生成用のX線検出信号を受け取る。そして、各検出素子dについて、基準信号とX線検出信号との差分信号を求める。
<ステップU5> 差分信号を空間フィルタリング処理する
求められた差分信号は、空間フィルタリング処理部51に入力される。空間フィルタリング処理部51では、各検出素子dの位置に応じて空間的に展開される差分信号のプロファイルにおいて穏やかに変化している成分(低周波成分)を各差分信号から除去する。これにより、急峻に変化する成分(高周波成分)を残す。
図8(c)は、図8(b)に示す差分信号のプロファイルについて、空間フィルタリング処理を施したあとの差分信号のプロファイルを模式的に示している。なお、この処理で除去される穏やかに変化する成分(低周波成分)は、半導体膜33の特性等に因るものである。すなわち、差分信号は、蓄積時間に入射するX線の量に依存し、また、このX線から電荷に変換する半導体膜33の特性にも依存する。よって、この半導体膜33の特性がバラつくと、差分信号のプロファイルに変動が生じ、低周波成分が形成される。
<ステップU6> 差分信号が閾値より大きいか?
欠陥素子抽出部15は、空間フィルタリング処理が施された差分信号と予め設定されている閾値とを比較し、差分信号が閾値より大きいか否か判断する。大きいと判断したときはステップU7に進み、大きくないと判断したときはステップU9に進む。
図8(c)は、空間フィルタリング処理された差分信号と閾値L2とを比較することにより、位置P、及び位置Qにおける差分信号が閾値L2より大きいと正しく判断することができる様子を模式的に示している。また、図8(b)に比べて、図8(c)の方が、閾値を厳密に与えることができる。これにより、X線検出信号に含まれる異常が僅かであっても、精密に欠陥素子を抽出することができる。
<ステップU7> 検出素子を欠陥素子と判定する
欠陥素子抽出部15は、閾値より大きいと判断された差分信号に応じた検出素子dを欠陥素子と判定する。
<ステップU8> X線検出信号を補正する
補正部21は、A/D変換器9から入力されるX線検出信号のうち、欠陥素子が出力したものを特定して補正する。
<ステップU9> 未処理の差分信号はないか?
未処理の差分信号がないときはステップU10に進み、未処理の差分信号があるときはステップU6に戻る。このようにして、少なくとも1フレーム分のX線検出信号について必要な補正処理を行う。
<ステップU10> X線画像を生成する
補正部21から出力されるX線検出信号(補正処理を行ったときは、補正されたX線検出信号)に基づいて、画像生成部23がX線画像を生成する。
以上のように、実施例2に係るX線透視撮像装置によっても、ステップU3で各検出素子について蓄積時間を変えて得られる2個のX線検出信号から差分信号を得る。これにより、X線検出信号に含まれていた蓄積時間に依存しない成分を除去することができる。また、ステップU6とステップU7とにより、この差分信号に基づいて検出素子を抽出するので、X線検出信号に内在する異常が僅かであっても、正確に欠陥素子の抽出を行うことができる。
また、実施例2に係るX線透視撮像装置によれば、X線を照射した状態で欠陥素子を抽出する。よって、X線を照射しない状態で欠陥素子を抽出する場合に比べて、より実際的に欠陥素子を抽出することができる。
また、A/D変換器9から直接X線検出信号を差分信号取得部13に与えるので、信号記憶部11は少なくとも1フレーム分の基準信号を記憶する容量を備えればよい。
また、差分信号を空間フィルタリング処理することで、低周波成分を除去することができる。これにより、差分信号に内在する半導体膜33の特性のバラつき等に起因する低周波成分を除去することができる。よって、この低周波成分の影響を受けることなく、欠陥素子の判定を精密に行うことができる。
また、X線撮影、及びX線画像生成の動作と平行して、欠陥素子を抽出しこの欠陥素子が出力したX線検出信号を補正することができる。
この発明は、上記実施形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
(1)上述した各実施例では、欠陥素子抽出部15は、閾値として、差分信号の正常な範囲の上限を採用していたが、これに限らず、閾値として差分信号の正常な範囲の下限を採用してもよい。これにより、差分信号が突出して低い場合にも検出素子を欠陥素子と判定することができる。
(2)上述した各実施例では、差分信号にのみ基づいて欠陥素子を検出していたが、これに加えてX線検出信号に基づいて欠陥素子を検出する手法を併用してもよい。具体的には、実施例1に係るX線透視撮像装置において、A/D変換器9と欠陥情報記憶部17との間に比較器をさらに設ける。そして、入力されるX線検出信号が正常な範囲内にあるか否かを閾値等を用いて判断し、正常でないと判断したときは、それを出力した検出素子を欠陥素子とみなす。そして、この判定の結果に基づく欠陥情報を欠陥情報記憶部17に出力するように構成する。このように構成することで、漏れなく欠陥素子を抽出することができる。
(3)上述した各実施例では、放射線検出手段としてFPD4を例に採って説明したが、検出面に複数個の検出素子を有する放射線検出器であれば、この発明を適用することができる。
(4)上述した各実施例では、医用のX線透視撮像装置であったが、これに限られない。すなわち、X線以外の放射線を用いる装置にも適用することができ、また、非破壊検査、RI(Radio Isotope)検査、および光学検査などの工業分野や、原子力分野などに用いられる放射線撮像装置にも適用できる。
実施例1に係るX線透視撮像装置の全体構成を示すブロック図である。 FPD4の要部の垂直断面図である。 FPD4の要部の平面図である。 欠陥素子を抽出する処理を示すフローチャートである。 X線画像を取得する処理を示すフローチャートである。 実施例2に係るX線透視撮像装置の全体構成を示すブロック図である。 X線撮影の一連の処理を示すフローチャートである。 図8(a)は、検出素子の位置に応じて空間的に展開したX線検出信号のプロファイルを示す模式図であり、図8(b)は、検出素子の位置に応じて空間的に展開した差分信号のプロファイルを示す模式図であり、図8(c)は、空間フィルタリング処理が施された差分信号のプロファイルを示す模式図である。
符号の説明
3 …X線管
4 …フラットパネル型X線検出器(FPD)
13 …差分信号取得部
15 …欠陥素子抽出部
17 …欠陥情報記憶部
21 …補正部
51 …空間フィルタリング処理部
M …被検体(被写体)

Claims (4)

  1. 被写体を透過した放射線を所定の蓄積時間、検出する検出素子を複数個有する放射線検出手段を備えて、各検出素子から得られる放射線検出信号に基づいて放射線画像を取得する放射線撮像装置において、各検出素子について蓄積時間を変えて得られる2個の放射線検出信号から差分信号を得る差分手段と、前記差分信号が正常な信号範囲を超えている検出素子を欠陥素子と判定する欠陥素子抽出手段とを備え、前記欠陥素子から得られる放射線検出信号を補正することを特徴とする放射線撮像装置。
  2. 請求項1に記載の放射線撮像装置において、前記2個の放射線検出信号は、それぞれ放射線を検出素子に入射させないで得られるものであることを特徴とする放射線撮像装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の放射線撮像装置において、さらに、前記欠陥素子抽出手段がした判定の結果に基づく欠陥情報を記憶する欠陥情報記憶手段を備え、この欠陥情報を参照して放射線検出信号を補正することを特徴とする放射線撮像装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の放射線撮像装置において、さらに、各検出素子の位置に応じた差分信号のプロファイルを求め、このプロファイルにおいて穏やかに変化している成分を各差分信号から除去する空間フィルタリング手段を備え、空間フィルタリング手段により処理された各差分信号に基づいて欠陥素子抽出手段が欠陥素子を抽出することを特徴とする放射線撮像装置。

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