JP4640060B2 - ブレーキ制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ブレーキ制御用アクチュエータによって制動力の調整を行うことができるブレーキ制御装置に関するものである。
従来より、ソレノイドやモータなどが備えられたブレーキ制御用アクチュエータを備え、ソレノイドやモータへの通電を行うことで制動力を制御し、トラクション制御等のブレーキ制御を実行するブレーキ制御用アクチュエータがある。
この種のブレーキ制御装置では、ブレーキ制御時にソレノイドやモータなどへ通電を行うと、ブレーキ制御用アクチュエータが高温化する。このため、特許文献1において、高温からのシステム保護を目的として、トラクション制御が所定時間継続した場合に、その制御を中断するという手法が提案されている。
特開平5−229416号公報
上記ブレーキ制御装置では、トラクション制御が行われたときにブレーキ制御用アクチュエータが高温化することを考慮し、その制御を中断することでブレーキ制御用アクチュエータの温度が下がるまで待ち、その後、制御を再開する。このとき、ブレーキ制御用アクチュエータの温度の低下の仕方を予め求めておくことで、上記中断の時間を設定していると考えられる。
しかしながら、このようなブレーキ制御装置において、ブレーキ制御用アクチュエータが高温状態のときにイグニッションスイッチがOFFされた場合、再びイグニッションスイッチがONされたときには制御の中断がリセットされてしまうことになる。
したがって、高温状態のままイグニッションスイッチがOFFされ、イグニッションスイッチがONされたときにもブレーキ制御用アクチュエータが十分に温度低下していない場合、高温状態であるにもかかわらずトラクション制御が実行される可能性がある。
これを防止する手法として、ブレーキ制御用アクチュエータの温度を推定し、イグニッションスイッチがOFFされたときの温度推定値、もしくは、トラクション制御の中断を解除するのしきい値に相当する温度をEEPROMに記憶することが考えられる。これについて、図5に示すブレーキ制御用アクチュエータの温度を示すタイミングチャートを参照して説明する。
図5中、しきい値Aは、トラクション制御の中断を開始する温度、つまりブレーキ制御用アクチュエータの温度が高温状態となったために、システム保護の観点からトラクション制御を中断した方が良いと考えられる温度である。しきい値Bは、トラクション制御の中断を解除する温度、つまり高温状態からブレーキ制御用アクチュエータの温度が低下してトラクション制御を再開しても良いと考えられる温度である。
例えば、ECUの演算周期毎にブレーキ制御用アクチュエータの温度推定値を求める。そして、温度推定値がしきい値Aに達すると、トラクション制御を中断する。これにより、ブレーキ制御用アクチュエータの温度推定値が低下していく。
このようにブレーキ制御用アクチュエータの温度推定値が低下していく途中でイグニッションスイッチがOFFされると、そのときの温度推定値もしくはしきい値Bを温度推定値としてEEPROMに記憶しておく。そして、再びイグニッションスイッチがONされたときに、記憶しておいた温度推定値をブレーキ制御用アクチュエータの温度と想定し、ブレーキ制御用アクチュエータの温度の推定を開始するのである。
これにより、比較的正しい温度推定値に基づいてトラクション制御を実行して良いか否かの判別を行うことが可能となる。したがって、トラクション制御が中断されたことをブザーなどで警報するような場合、ユーザによっては警告音を嫌ってイグニッションスイッチをOFFし、すぐにまたONに切り替えることがあるが、それにも対応することが可能となる。
しかしながら、この手法の場合には、温度推定値がリセットされないため、本来はブレーキ制御用アクチュエータが冷めているにもかかわらず、記憶した温度推定値から温度の推定を再開することがある。このため、ブレーキ制御用アクチュエータを使用したトラクション制御を実行しても良いか否か、もしくは、トラクション制御が実行された後、それを継続しても良いか否かを正確に求めることができず、的確にトラクション制御を行えない問題がある。
なお、ここではブレーキ制御としてトラクション制御を例に挙げて説明しているが、トラクション制御に限らず、ABS(アンチスキッドブレーキ)制御や坂路保持制御においてブレーキ制御用アクチュエータが駆動される場合も同様である。特に、坂路保持制御のように、坂路が続くような状況下ではブレーキ制御用アクチュエータが頻繁に駆動され得るため、ブレーキ制御用アクチュエータが高温状態になり易く、上記問題が発生し易い。
本発明は上記点に鑑みて、ブレーキ制御用アクチュエータが高温状態になったときのシステム保護を図りつつ、的確にブレーキ制御が行えるブレーキ制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、温度取得手段(100)にて、ブレーキ制御用アクチュエータの駆動時間と駆動をやめてからの経過時間に基づいて、該ブレーキ制御用アクチュエータの温度推定値を取得すると共に、時間取得手段(140)にて、時間データを取得する。そして、記憶手段(1f)にて、イグニッションスイッチがOFFされたときに温度取得手段(100)が取得した温度推定値を記憶すると共に、そのときに時間取得手段(140)が取得した時間データを記憶する。また、経過時間演算手段(330)にて、イグニッションスイッチがONされたときに時間取得手段(140)が取得した時間データと、記憶手段(1f)に記憶されたイグニッションスイッチがOFFされたときの時間データから、イグニッションスイッチがOFFされてからONされるまでの経過時間を求め、温度決定手段(340)にて、経過時間演算手段(330)で求められた経過時間と記憶手段(1f)に記憶されたイグニッションスイッチがOFFされたときの温度推定値から、イグニッションスイッチがONされたときの温度推定値を決める。このような構成において、温度取得手段(100)によって取得された温度推定値が第1しきい値(C)以上であるか否かを判定する判定手段(120)を備え、温度取得手段(100)で、温度決定手段(340)で決められたイグニッションスイッチがONされたときの温度推定値を用いて、該イグニッションスイッチがONされた後の温度推定値を取得し、記憶手段(1f)にて、判定手段(120)によって温度推定値が第1しきい値(C)以上と判定された場合にのみ、温度推定値と時間データをEEPROMに記憶開始することを特徴としている。
このように、イグニッションスイッチがOFFされたときにブレーキ制御用アクチュエータの温度推定値を記憶するだけでなく、そのときの時間データも記憶しておき、イグニッションスイッチが再びONされたときの時間データからイグニッションスイッチがOFFからONに切替えられるまでの経過時間を求めている。そして、その経過時間から記憶しておいた温度推定値をそのまま使用しても良いか、それとも使用しない方が良いかを決めている。
これにより、本来はブレーキ制御用アクチュエータが冷めているにもかかわらず、記憶した温度推定値から温度の推定を再開してしまうことを防止できる。このため、ブレーキ制御用アクチュエータを使用したブレーキ制御を実行しても良いか否か、もしくは、ブレーキ制御が実行された後、それを継続しても良いか否かを正確に求めることができる。したがって、ブレーキ制御用アクチュエータが高温状態になったときのシステム保護を図りつつ、的確にブレーキ制御が行えるブレーキ制御装置にできる。
さらに、温度推定値が第1しきい値(C)以上であると判定された場合にのみ温度推定値と時間データを記憶するようにすれば、記憶手段(1f)への記憶回数を抑えることが可能となる。
請求項2に記載の発明では、温度決定手段(340)は、イグニッションスイッチがOFFされてからONされるまでの経過時間が予め決められた温度推定値リセット時間以上である場合に、記憶手段(1f)に記憶されたイグニッションスイッチがOFFされたときの温度推定値をリセットし、所定の初期値を温度推定値として決定することを特徴としている。
このように、経過時間が所定時間以上経過していたときに、イグニッションスイッチがOFFされたときの温度推定値をリセットして、所定の初期値を温度推定値として、再びブレーキ制御用アクチュエータの温度の推定を行うことができる。
請求項に記載の発明では、バッテリの交換もしくはユーザが車両に搭載された時計(2a)の時刻の変更を行ったことを検出する手段を有し、該手段によってバッテリの交換もしくは時計(2a)の時刻の変更が行われたことが検出された場合に、温度決定手段(340)は、温度推定値のリセットを行わないことを特徴としている。
このように、バッテリの交換もしくは時計(2a)の時刻の変更が行われた場合には、経過時間が正しくない可能性がある。このため、この場合には確からしさが少ないと考え、温度決定手段(340)による温度推定値のリセットを行わないようにしても良い。
請求項に記載の発明では、ブレーキ制御として、ブレーキ制御用アクチュエータを用いて坂路保持制御を行うことを特徴としている。
車両が長い坂路を走行する際には、長時間坂路保持制御を行う可能性がある。したがって、このような坂路保持制御を行う場合に本発明を適用すると、より有効に上記効果を得ることができる。
なお、上記した時間データとしては、例えば、請求項6に示されるような日時を示す日時データが挙げられる。
また、時間データには、単に時間(例えばバッテリを接続してからの経過時間)をカウントしているデータ等も含まれる。勿論、イグニッションスイッチがOFFされたときからカウントをスタートして、次にイグニッションスイッチがONされるまでの間の経過時間をカウント数から求めることもできるが、この場合にはカウント数が時間データとしての役割を果たすことになる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。図1は、本実施形態にかかる坂路保持制御を行うことができるブレーキ制御装置を実現した車両制御システムの全体構成を示したものである。以下、この図に基づいて車両制御システムの構成について説明する。
図1に示されるように、車両制御システムは、エンジンEG、変速装置GS、ブレーキ液圧制御装置BPC、各車輪FL、FR、RL、RR毎に備えられたホイールシリンダWfl、Wfr、Wrl、Wrr、各種センサ群、ブザーBZおよび電子制御装置(以下、ECUという)1を備えた構成となっている。なお、車輪FL、FR、RL、RRは、それぞれ左前方、右前方、左後方、右後方の車輪を示している。
エンジンEGは、スロットル制御装置TH及び燃料噴射装置FIを備えた内燃機関であり、ドライバの駆動要求に基づくアクセルペダルAPでの操作量およびECU1からのエンジン制御信号に基づいて駆動される。具体的には、スロットル制御装置THは、アクセルペダルAPの操作に応じてメインスロットルバルブMTのメインスロットル開度を制御すると共に、ECU1からの制御信号に応じてサブスロットルバルブSTを駆動し、サブスロットル開度を制御する。また、燃料噴射装置FIは、ECU1からの制御信号に基づいて駆動され、燃料噴射量を制御する。
なお、本実施形態に示す車両は、FR駆動方式のものであり、エンジンEGが変速装置GS、センタディファレンシャルDC及びリヤディファレンシャルDRを介して車両後方の車輪RL、RRに連結された構成となっている。従って、車輪FL、FRが従動輪、車輪RL、RRが駆動輪となる。
変速装置GSは、トランスミッションのギア位置の切替えを行うものである。変速装置GSでのギア位置は、変速装置GS内に設けられたギア位置センサからECU1に伝えられ、また、ECU1からのギア位置制御信号に基づいて調整される。
ブレーキ液圧制御装置BPCは、ドライバの制動要求に応じて踏み込まれるブレーキペダルBPの操作量と、ECU1で実行される坂路保持制御に基づく制動要求に応じて、各車輪FL、FR、RL、RRそれぞれに装着されたホイールシリンダWfl、Wfr、Wrl、Wrrに加えられるブレーキ液圧(ホイールシリンダ圧)を調整するものである。具体的には、ブレーキ液圧制御装置BPCには、図示しないマスタシリンダが備えられていると共に、このマスタシリンダの出力ブレーキ液圧(マスタシリンダ圧)を検出する圧力センサPSが備えられている。そして、圧力センサPSの出力信号がECU1に入力されるように構成され、ECU1からのブレーキ制御信号に基づいてブレーキ液圧制御装置BPCに備えられた図示しないブレーキ制御用アクチュエータの構成部品(例えばソレノイド等)が駆動されることで、ホイールシリンダ圧が調整される。
各種センサ群は、上記した各センサに加え、車輪速度センサWS1〜WS4、ブレーキスイッチセンサBSおよびスロットルセンサTSを有して構成される。
車輪速度センサWS1〜WS4は、各車輪FL、FR、RL、RRに配設されている。これら各車輪速度センサWS1〜WS4がECU1に接続され、各車輪の回転速度、即ち車輪速度に比例するパルス数のパルス信号をECU1に向けて出力する。
ブレーキスイッチセンサBSは、ドライバがブレーキペダルBPを踏み込んだことを検出するものである。このブレーキスイッチセンサBSからの検出信号はECU1に入力される。
スロットルセンサTSは、アイドル域か出力域かを検出すると共に、メインスロットルバルブMT及びサブスロットルバルブSTのスロットル開度を検出するものである。このスロットルセンサTSからは、アイドル域か出力域かをオンオフ信号で表したアイドルスイッチ信号、各スロットルバルブMT、STのスロットル開度信号が出力され、これら各信号がECU1に向けて出力される。このスロットルセンサTSのアイドルスイッチ信号に基づき、アクセルペダルAPの操作、非操作を検出できるようになっている。
ECU1は、入力ポート(IPT)1a、出力ポート(OPT)1b、CPU1c、記憶手段となるROM1d、RAM1eおよびEEPROM1f、これら各部がバス1gを介して相互に接続された構成のマイクロコンピュータ1hを備えている。
CPU1cは、増幅回路AMPを介して、入力ポート1aから上記した車輪速度センサWS1〜WS4やブレーキスイッチセンサBS等の出力信号を受け取る。また、CPU1cでの演算結果などに基づく制御信号が出力ポート1bから出力され、駆動回路ACTを介して、スロットル制御装置THやブレーキ液圧制御装置BPC、およびブザーBZに伝えられる。また、CPU1cは、制御タイマなどを有しており、演算周期などが計測できるようになっている。
ROM1dには坂路保持制御を実行するためのプログラムが記憶されている。CPU1cは、イグニッションスイッチ(図示せず)がオンされている間、ROM1dに記憶されたプログラムに従った処理、例えば坂路保持制御処理を実行する。RAM1eは、坂路保持制御処理などに必要な各種演算処理の結果を一時的に記憶させておくものである。EEPROM1fは、後述する温度推定値および時間データを記憶しておくものであり、イグニッションスイッチがOFFされても、次にイグニッションスイッチがONされるまで記憶内容を保持する。
なお、時間データとは、例えば、日時を示す日時データのことだけでなく、単に時間(例えばバッテリを接続してからの経過時間)をカウントしているデータ等も含まれる。勿論、イグニッションスイッチがOFFされたときからカウントをスタートして、次にイグニッションスイッチがONされるまでの間の経過時間をカウント数から求めることもでき、この場合にはカウント数が時間データとしての役割を果たすことになる。
また、ECU1には、計時機能を有した時計2aが備えられたナビゲーション装置2から、時計2aが有する時間データが、例えば、近年発達しているCANと呼ばれる車内LANを通じて入力される。なお、ここでいう時計2aは、車両に搭載される各種装置いずれに備えられたものであっても良いが、ナビゲーション装置2のように、外部からの情報を受信することで正確な時間データを取得できるものに備えられたものであると好ましい。
以上のように構成された車両制御システムでは、ECU1に備えられたCPU1cがROM1dに記憶されたプログラムにしたがって坂路保持制御処理を実行する。すなわち、路面勾配により車両がずり落ちしないように、坂路勾配およびドライバのアクセルペダルAPの操作量に応じて発生する駆動力から坂路保持に必要な制動力が求められ、それが得られるようにブレーキ液圧制御装置BPCでブレーキ液圧を発生させる。
また、CPU1cは、坂路保持制御処理の実行に伴って、ブレーキ制御許可判定処理などの各種処理を実行する。
以下、本実施形態の車両用制御システムのECU1がROM1dに記憶されたプログラムにしたがって実行する各種処理について説明するが、坂路保持制御処理そのものや坂路保持制御処理のための各種演算処理に関しては、例えば、特開2005−35425号公報などにおいて公知のものであるため、ここでは説明を省略し、坂路保持制御処理と共に行われるブレーキ制御許可判定処理などについて説明する。
図2は、CPU1aが実行する温度推定値記憶処理のフローチャートである。この温度推定値記憶処理は、イグニッションスイッチがONされている期間中、所定の演算周期ごとに常に実行される。
まず、ステップ100では、温度推定値を取得する。温度推定値は、ブレーキ制御用アクチュエータの駆動継続時間と、ブレーキ制御用アクチュエータの駆動をやめてからの経過時間をCPU1aに備えられる制御タイマで計測することで求められる。具体的には、ブレーキ制御用アクチュエータの駆動継続時間から上昇した温度が予測でき、駆動をやめてからの経過時間から低下した温度が予測できる。このため、温度推定値の初期値を任意の値(例えば室温など)に設定しておき、そこからのブレーキ制御用アクチュエータの駆動継続時間および駆動をやめてからの経過時間から、温度推定値を求めることができる。
なお、ブレーキ制御用アクチュエータの温度の上昇低下の仕方は、予め実験などによって求めることが可能であるため、それを演算式もしくはマップとして記憶しておけば、その演算式やマップからブレーキ制御用アクチュエータの温度を推定することが可能となる。
次に、ステップ110〜130では、温度推定値が記憶される条件を満たしているか否かを判定する。ここで、温度推定値が記憶される条件とは、前回の演算周期のときに求めた温度推定値(前回値)がしきい値(第1しきい値)C未満であり、かつ、今回の演算周期のときに求めた温度推定値(今回値)がしきい値C以上になった場合と、温度推定値の前回値がしきい値(第2しきい値)D以上であり、かつ、温度推定値の今回値がしきい値D未満になった場合の2つである。
しきい値Cおよびしきい値Dは、ステップ100で求めた温度推定値がEEPROM1fの記憶回数を考慮して設定されるもので、記憶させる温度推定値に制限を設けるためのものである。つまり、温度推定値がしきい値Cを超えた場合にのみEEPROM1fへの記憶を開始させ、一旦記憶を開始させた後には、温度推定値がしきい値Cよりも低いしきい値D以下になるまで記憶を続け、しきい値D以下になると再び記憶をやめるようにしている。
そして、ステップ110で否定判定されれば、ステップ120に進んで温度推定値がしきい値C以上であるか否かを判定し、肯定判定されれば、ステップ130に進んで温度推定値がしきい値D以下であるか否かを判定する。
ステップ110で否定判定され、かつ、ステップ120で肯定判定されれば、ブレーキ制御用アクチュエータの温度が高くなってきていて、温度推定値を記憶しておく必要があるとして、ステップ140に進む。逆に、ステップ120で否定判定された場合には、温度推定値を記憶させる必要がないものとしてそのまま処理を完了する。また、ステップ110で肯定判定され、かつ、ステップ130で肯定判定されたときにも、ステップ140に進む。このような処理を行うことで、演算周期毎にすべての温度推定値をEEPROM1fに記憶させなくても済むため、記憶回数に制限があるEEPROM1fへの記憶回数を抑えることができる。
ステップ140では、時間データの取得処理を行う。時間データは、上述したようにCANと呼ばれる車内LANなどを通じてナビゲーション装置2に備えられる時計2aから取得する。そして、ステップ150に進み、ステップ140で取得した時間データと共に、ステップ100で求めた温度推定値を記憶する。
このような処理を演算周期毎に繰り返し、演算周期毎に時間データや温度推定値を更新していく。このため、イグニッションスイッチがOFFされたときには、OFFする前の時間データや温度推定値が記憶される。ただし、温度推定値がしきい値C以上でなくなると、時間データおよび温度推定値をクリアするようにしているため、この場合には、イグニッションスイッチがOFFされた前の温度推定値は記憶されていないものとなる。
図3は、CPU1aが実行するブレーキ制御許可判定処理のフローチャートである。このブレーキ制御許可判定処理も、イグニッションスイッチがONされている期間中、所定の演算周期ごとに常に実行される。
まず、ステップ200では、温度推定値が記憶されているか否かを判定する。この判定は、上記図2のステップ150で温度推定値が記憶されているか否かに基づいて行われる。このとき、温度推定値が記憶されていなければ、ブレーキ制御用アクチュエータが高温状態になっていることはない。このため、ここで否定判定された場合にはステップ210に進み、ブレーキ制御許可処理、具体的にはブレーキ制御許可フラグをセットする処理を行う。これにより、坂路保持制御処理での処理結果が坂路保持のためにブレーキ制御用アクチュエータを駆動してW/C圧を増加させるというものであった場合に、ブレーキ制御許可フラグを確認した上でそれを許可することになる。
一方、ステップ200で肯定判定された場合には、ステップ220に進む。ステップ220では、ブレーキ制御禁止中であるか否かを判定する。ここでいうブレーキ制御禁止中とは、ブレーキ制御許可フラグがリセットされている状態のことを示す。なお、ブレーキ制御許可フラグは、後述するステップ240、270で示すブレーキ制御禁止処理によりリセットされる。
このステップで否定判定された場合には、ステップ230に進み、記憶された温度推定値がしきい値A未満であるか否かを判定する。しきい値Aは、ブレーキ制御の中断を開始する温度、つまりブレーキ制御用アクチュエータの温度が高温状態となったために、システム保護の観点からブレーキ制御を中断した方が良いと考えられる温度である。
記憶された温度推定値がしきい値A未満であれば、ブレーキ制御用アクチュエータが高温状態に至っていないと考えられる。このため、このステップで肯定判定された場合には、ステップ210に進んでブレーキ制御許可フラグをセットしたままとし、否定判定された場合には、ステップ240に進む。
ステップ240では、ブレーキ制御禁止処理、具体的にはブレーキ制御許可フラグをリセットする処理を行う。これにより、坂路保持制御処理での処理結果が坂路保持のためにブレーキ制御用アクチュエータを駆動してW/C圧を増加させるというものであった場合に、ブレーキ制御許可フラグを確認した上でそれを禁止することになる。
また、ステップ220で肯定判定された場合には、ステップ250に進む。ステップ250では、記憶された温度推定値がしきい値B以下であるか否かが判定される。しきい値Bは、ブレーキ制御の中断を解除する温度、つまり高温状態からブレーキ制御用アクチュエータの温度が低下してブレーキ制御を再開しても良いと考えられる温度である。
記憶された温度推定値がしきい値B以下になっていれば、ブレーキ制御用アクチュエータの温度が低下しており、ブレーキ制御を再開しても良いと考えられる。このため、ここで肯定判定されればステップ260に進み、ステップ210と同様にブレーキ制御許可処理を行う。逆に、記憶された温度推定値がしきい値B以下になっていなければ、まだブレーキ制御用アクチュエータの温度が高く、ブレーキ制御を再開するのが好ましくないと考えられる。このため、ここで否定判定されればステップ270に進み、ステップ240と同様にブレーキ制御禁止処理を行う。
このようにして、ブレーキ制御の許可および禁止の設定を行うことで、坂路保持制御処理によってブレーキ制御用アクチュエータを駆動するという処理結果に基づくブレーキ制御を実行して良いか否かが決められるようになっている。
図4は、CPU1aが実行するブレーキ制御許可判定処理のフローチャートである。このブレーキ制御許可判定処理は、イグニッションスイッチがONされたときに一度だけ実行される。
まず、ステップ300では、EEPROM1fに記憶された内容の読み込みを行い、それが完了するまでの間、これ以降の処理を待機する。そして、EEPROM1fに記憶された内容の読み込みが完了すると、ステップ310に進み、温度推定値が記憶されているか否かを判定する。
上述したように、イグニッションスイッチをOFFする前の温度推定値がしきい値Cを超えているような場合には、温度推定値がEEPROM1fに記憶してある。温度推定値が記憶されている場合、イグニッションスイッチをOFFする前にブレーキ制御用アクチュエータを駆動した履歴があり、ブレーキ制御用アクチュエータがある程度高温になっている可能性がある。逆に、温度推定値が記憶されていない場合には、イグニッションスイッチをOFFするときに十分にブレーキ制御用アクチュエータが低温になっていたと考えられる。このため、温度推定値が記憶されていればステップ320に進み、記憶されていなければそのまま処理を完了する。
ステップ320では、時間データの取得処理を行う。ここでいう時間データは、イグニッションスイッチをOFFからONに切替えたときの時間データのことであり、ナビゲーション装置2に備えられた時計2aから取得する。
そして、ステップ330に進み、EEPROM1fに温度推定値と共に記憶されたいた時間データ、つまりイグニッションスイッチをOFFしたときに時間データとONに切替えたときの時間データから、イグニッションスイッチをOFFしてからONするまでの経過時間を求める。そして、その経過時間が予め設定してある温度推定値リセット時間を超えているか否かを判定する。
温度推定値リセット時間とは、ブレーキ制御用アクチュエータが十分に低温になるまでに掛かる時間に相当するものである。このため、イグニッションスイッチをOFFしてからONするまでにその時間以上経過していれば、十分にブレーキ制御用アクチュエータが低温になっていると考えられる。
したがって、ここで肯定判定された場合には、ステップ340に進んで温度推定値をリセットする。この場合、温度推定値は初期値まで低下したものとして取り扱われることになり、今後、初期値をスタートとしてブレーキ制御用アクチュエータの駆動継続時間および駆動をやめてからの経過時間に基づいて逐次更新される。
一方、ここで否定判定された場合には、そのまま処理を完了する。この場合、温度推定値はイグニッションスイッチをOFFしたときに記憶された値のままとされ、その値をスタートとしてブレーキ制御用アクチュエータの駆動継続時間および駆動をやめてからの経過時間に基づいて逐次更新される。
以上説明した本実施形態の車両制御システムによれば、イグニッションスイッチがOFFされたときにブレーキ制御用アクチュエータの温度推定値を記憶するだけでなく、そのときの時間データも記憶しておき、イグニッションスイッチが再びONされたときの時間データからイグニッションスイッチがOFFからONに切替えられるまでの経過時間を求めている。そして、その経過時間から記憶しておいた温度推定値をそのまま使用しても良いか、それとも使用しない方が良いかを決めている。
これにより、本来はブレーキ制御用アクチュエータが冷めているにもかかわらず、記憶した温度推定値から温度の推定を再開してしまうことを防止できる。このため、ブレーキ制御用アクチュエータを使用したブレーキ制御を実行しても良いか否か、もしくは、ブレーキ制御が実行された後、それを継続しても良いか否かを正確に求めることができる。したがって、ブレーキ制御用アクチュエータが高温状態になったときのシステム保護を図りつつ、的確にブレーキ制御を行うことが可能となる。
(他の実施形態)
上記実施形態では、ブレーキ制御としてブレーキ制御用アクチュエータの駆動頻度が高い坂路保持制御を例に挙げて説明したが、これは単なる一例である。例えば、エンジンにより発生させられる駆動力とブレーキ液圧制御装置BPCにより発生させられる制動力とを制御することで、車輪の加速スリップを抑制するトラクション制御や、制動時に車輪がロックに至ることを防止するABS制御、車両のサイドスリップを防止するESC(Electronic stability control)等のブレーキ制御に関しても、ブレーキ制御用アクチュエータを駆動することになるため、本発明を適用することが可能である。
上記実施形態では、図4のステップ330において、イグニッションスイッチをOFFしてからONするまでの経過時間が温度推定値リセット時間を経過しているか否かを判定し、温度推定値をリセットするか否かを決めている。
これに対し、イグニッションスイッチをOFFしてからONするまでの経過時間とイグニッションスイッチをOFFしたときのブレーキ制御用アクチュエータの温度推定値から、イグニッションスイッチをONしたときのブレーキ制御用アクチュエータの温度推定値を求め、その温度推定値に基づいてブレーキ制御の実行を許可するか禁止するかを決めるようにしても良い。
また、バッテリの交換もしくはユーザが車両に搭載された時計2aの時刻の変更を行ったことがECU1で検出できるようにし、バッテリの交換もしくは時計2aの時刻の変更が行われたことが検出された場合には、温度推定値のリセットを行わないようにしても良い。
このように、バッテリの交換もしくは時計2aの時刻の変更が行われた場合には、経過時間が正しくない可能性がある。このため、この場合には確からしさが少ないと考え、温度推定値のリセットを行わないようにしても良い。
なお、上記実施形態において、ブレーキ制御装置は、ECU1によって構成された電子制御装置を意味している。したがって、各図中に示したステップは、ECU1の各種処理を実行する手段に対応するものとある。すなわち、ECU1のうち、ステップ100の処理を実行する部分が温度取得手段、ステップ120の処理を実行する部分が判定手段、ステップ140の処理を実行する部分が日時取得手段、ステップ330の処理を実行する部分が経過時間演算手段、ステップ340の処理を実行する部分が温度決定手段にそれぞれ相当する。
本発明の第1実施形態における坂路保持制御装置を実現した車両制御システムの全体構成を示す図である。 CPU1aが実行する温度推定値記憶処理のフローチャートである。 CPU1aが実行するブレーキ制御許可判定処理のフローチャートである。 CPU1aが実行するブレーキ制御許可判定処理のフローチャートである。 ブレーキ制御用アクチュエータの温度を示すタイミングチャートである。
符号の説明
1…ECU、1a…入力ポート、1b…出力ポート、1c…CPU、1d…ROM、1e…RAM、1f…EEPROM、1g…バス、1h…マイクロコンピュータ、2…ナビゲーション装置、2a…時計、BPC…ブレーキ液圧制御装置、EG…エンジン、FL〜RR…車輪、WS1〜WS4…車輪速度センサ、Wfl〜Wrr…ホイールシリンダ。

Claims (5)

  1. ブレーキ制御用アクチュエータの駆動時間と駆動をやめてからの経過時間に基づいて、該ブレーキ制御用アクチュエータの温度推定値を取得する温度取得手段(100)と、
    時間データを取得する時間取得手段(140)と、
    イグニッションスイッチがOFFされる前に前記温度取得手段(100)が取得した前記温度推定値を記憶すると共に、そのときに前記時間取得手段(140)が取得した前記時間データを記憶する記憶手段(1f)と、
    前記イグニッションスイッチがONされたときに前記時間取得手段(140)が取得した前記時間データと、前記記憶手段(1f)に記憶された前記イグニッションスイッチがOFFされたときの前記時間データから、前記イグニッションスイッチがOFFされてからONされるまでの経過時間を求める経過時間演算手段(330)と、
    前記経過時間演算手段(330)で求められた前記経過時間と前記記憶手段(1f)に記憶された前記イグニッションスイッチがOFFされたときの前記温度推定値から、前記イグニッションスイッチがONされたときの温度推定値を決める温度決定手段(340)と、
    前記温度取得手段(100)によって取得された前記温度推定値が第1しきい値(C)以上であるか否かを判定する判定手段(120)とを有し、
    前記温度取得手段(100)は、前記温度決定手段(340)で決められた前記イグニッションスイッチがONされたときの前記温度推定値を用いて、該イグニッションスイッチがONされた後の前記温度推定値を取得し、
    前記記憶手段(1f)は、前記判定手段(120)によって前記温度推定値が前記第1しきい値(C)以上と判定された場合にのみ、前記温度推定値と前記時間データをEEPROMに記憶開始することを特徴とするブレーキ制御装置。
  2. 前記温度決定手段(340)は、前記イグニッションスイッチがOFFされてからONされるまでの経過時間が予め決められた温度推定値リセット時間以上である場合に、前記記憶手段(1f)に記憶された前記イグニッションスイッチがOFFされたときの前記温度推定値をリセットし、所定の初期値を前記温度推定値として決定することを特徴とする請求項1に記載のブレーキ制御装置。
  3. バッテリの交換もしくはユーザが車両に搭載された時計(2a)の時刻の変更を行ったことを検出する手段を有し、該手段によって前記バッテリの交換もしくは前記時計(2a)の時刻の変更が行われたことが検出された場合に、前記温度決定手段(340)は、前記温度推定値のリセットを行わないことを特徴とする請求項に記載のブレーキ制御装置。
  4. 前記ブレーキ制御として、前記ブレーキ制御用アクチュエータを用いて坂路保持制御を行うことを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載のブレーキ制御装置。
  5. 前記時間データは、日時を示す日時データであることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載のブレーキ制御装置。
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