JP4639183B2 - チェーン・リンク連結カプセル - Google Patents

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Description

本発明はチェーン・リンク連結カプセルに関するもので、特に、限定するものではないが、粉末製品例えば個人が乾燥粉末吸入装置(短縮して「DPI[dry powder inhalation device]」)を用いて吸入する医薬粉末製品をその中に収容するようつくられているカプセルに関する。
DPIは呼吸器疾患の治療における使用に対して十分定評がある。一例としては、GlaxoSmithKlineのDISKUS(RTM)装置がある。一般に、その医薬組成物は吸い込み可能な粉末製品として製剤化され、この粉末製品は複数の単位用量に分けられ、各用量はそれ自身が密封された包み例えば服用ストリップのブリスター中に収容される。先行技術の吸入装置を用いる場合は、吸入装置中の服用ストリップの1つの包みがその吸入装置の開口機構により開かれ、その包み中の粉末用量がこの後患者が吸入装置のマウスピースのところで吸入することによって吸入装置によりつくられる空気流によって患者の呼吸器管路の中に取り込まれることができる。
DPIで使用される密封包みの一部のものは、この医薬粉末製品の単位用量を充填するのが難しい。それゆえ、包みを必要とされるよりも大きくし、純粋の医薬粉末に増量剤例えばラクトース粉末を加えてその粉末製品を嵩高くするという傾向にある。大きい包みを充填するのは容易である。しかしながら、2002年11月20日に出願のGB0227128.6およびその優先権を主張するPCT/EP03/13074には、カプセルに粉末製品を充填するのを容易にするための機構を有している粉末製品を保持するためのカプセルが提供されている。
GB0227128.6およびPCT/EP03/13074に開示されているカプセルは一般に活性成分を分配するのには十分小さいので、以前ほどあるいはまったく活性成分粉末をラクトースあるいは他の増量剤で嵩高くする必要はない。そのサイズが小さいことから、このカプセルは「マイクロカプセル」と呼ばれる。
しかしながら上記カプセルの取り扱いは難しくあるいは厄介であることがある。本発明はこのカプセルの取り扱いを容易にするもので、特に充填された後例えばDPIに装填された場合、多数のカプセルを操作するのを容易にする。
本発明はチェーン・リンク連結カプセルを提供する。好ましくは本発明は、例えば長さが約15mm以下好ましくは約6mm以下で幅が約8mm以下好ましくは約5mm以下のチェーン・リンク連結マイクロカプセルを提供する。好ましくはこのチェーン・リンク連結カプセルはループ、例えば自転車チェーンのようなエンドレス(輪になっている)ループを形成する。
カプセル(またはマイクロカプセル)をチェーン・リンク連結することで、それらは別々のカプセルまたはマイクロカプセルよりも充填の際、あるいはDPIでの使用の際、操作するのが容易である。
本発明はさらにカプセルおよびそのカプセルのためのチェーン・リンクを提供する。好ましくはこのチェーン・リンクは例えばチェーン・リンクの突出部をカプセルの開口部の中に挿入することでカプセルと係合可能である。しかしながらそれはカプセルと一体であってもよいし、あるいはカプセルと係合されていてもよい。
好ましくはこのチェーン・リンクはカプセルから延びている。好ましくはそれはカプセルの底部から延びている。
好ましくはこのカプセルは概して円筒状である。
好ましくはこのチェーン・リンクはカプセルから概して半径方向外向きに延びている。
好ましくはこのカプセルは粉末製品を収容するためのチャンバーを有している。
好ましくはこのカプセルはそのカプセル内に粉末製品を保持しておくための内部チャンバーが設けられているスリーブを有している。
好ましくはこのスリーブはその第1の末端部に第1の開口部およびその反対末端部に第2の開口部を有している。
好ましくはこのカプセルは上記スリーブおよび1つのピストンを有している。
好ましくはこのカプセルはそのスリーブ内にフランジ部分により分けられた2つのチャンバーを有しており、そのチャンバーの第1のチャンバーは粉末製品を収容するためのものである。
好ましくはこのスリーブは単一品部品である。
好ましくはそのピストンはそのスリーブ内を第1の末端部から第1のチャンバーおよびこのフランジ部分を貫通して第2のチャンバーの中に延びるようつくられている。
好ましくはこのピストンはキャップおよびロッドを有している。好ましくはこれらの部分は一体的に形成されている。
好ましくはこのピストンは第1の開口部およびフランジ部分に対して密封を形成することで第1のチャンバーを密閉することができる。
好ましくはこのスリーブおよびこのピストンは、粉末製品を収容するようつくられたそのカプセルチャンバーが外部環境に対して開いていてかつそのチャンバーの底部に設けられたベント(逃がし)孔も開いていてそのチャンバー内の粉末製品がチャンバーから第1の開口部を通って外部環境に吸い出されることが可能となっている排出位置もしくは状態と、チャンバーが外部環境から封鎖されていてかつベント孔も閉じられている密閉状態との間で状態転換されるようつくられている。
好ましくはこの底部は2つのチャンバーを分けているフランジ部分であり、ベント孔はこのフランジ部分を貫通して設けられている。
密封状態においては好ましくはピストンはこのベント孔を閉じて2つのチャンバーを互いから孤立させる。
好ましくはカプセルは、チャンバーが第1の開口部のところで外部環境に対して開いておりかつベント孔に部分的密閉が存在する第3の状態に置かれることができる。この部分的密閉は気体通過可能であるが粉末製品を捕捉するものであり、これによって、ベント孔で真空にされ第1の開口部からチャンバーを通りベント孔に向かう空気流がつくられて外部環境中の粉末製品の雲からチャンバーの中に粉末製品を取り込むことが可能となる。粉末製品はベント孔を越えては通過しないので、チャンバーが粉末製品で充填される。
好ましくはこのベント孔における部分的密閉は、2つのチャンバー間のフランジ部分の中を延びるピストンによってつくられる。好ましくは、このピストンは、フランジ部分内にあるピストンの外面の一部に形成された縦溝の円周配列を有している。
好ましくはスリーブの第2の開口部は、チェーン・リンクにある一致する大きさの突出部と係合してカプセルをチェーン・リンクに回転可能に接続するようつくられている。
好ましくはこの突出部は貫通する穴のある管状部である。
好ましくはこのチェーン・リンクは、チェーン・リンクの一方の末端部で、このカプセル、または別のカプセルにピボット式に接続される。
好ましくはこのチェーン・リンクは、チェーン・リンクの両末端部でカプセルにピボット式に接続可能である。
好ましくはこのカプセルのスリーブの第2の末端部からフランジが外に向かって延びている。好ましくはこのフランジの最も遠い末端部に管状部が設けられている。このフランジはスリーブと一体的に形成されていてもよい。
好ましくはこの管状部は、カプセルの第2の開口部の直径に実質的に等しいまたはそれより若干大きい直径を有している。
好ましくはこの管状部は隣接する同一のカプセルの開口末端部の中に挿入されてチェーン・リンク連結カプセルを形成する。
好ましくはこの接続はプッシュ式嵌合である。しかしながら、この接続はゆるい嵌合であってよい。
好ましくはこの管状部の内径はピストンの先端末端部よりも大きい。
このチェーン・リンクは、別々に形成された2つの管状部を有する部品であってもよい。
好ましくはこの2つの管状部はフランジの両末端部に設けられている。好ましくはこのフランジはこの2つの管状部の底部間に延びている。
好ましくは第1の管状部は第1の直径のものであり、第2の管状部は第2の直径のものである。
好ましくは両管状部とも中空である。
好ましくは第2の管状部は第1の管状部の外径に概して一致する内径を有している。
好ましくは第1のチェーン・リンクの第1の管状部は隣接する同一のチェーン・リンクの第2の管状部内に嵌合する。
好ましくはこの第2の管状部は、カプセルの第2の開口部の直径と概して一致する外径を有している。
好ましくは複数のカプセルおよびチェーン・リンクは一緒に接続されてチェーン・リンク連結カプセルを形成する。
好ましくはチェーン・リンク連結カプセルはチャネル(溝路)内に入れられる。このチャネルは閉じたチャネルすなわち底部および頂部等の両方を有する閉じたチャネル、および/またはエンドレスなチャネルとすることができる。
好ましくはこのカプセルおよびチェーン・リンクはプラスチック材料からできている。好ましくはそれらは成型されたものである。
本発明はさらに、チェーン・リンクで連結された医薬粉末含有カプセルが含まれている吸入装置を提供する。好ましくは、このカプセルはエンドレスチェーンで連結されている。
以下本発明の実施形態を、ほんの一例として、添付の図面を参照しながら説明する。
図1および2には粉末製品12が充填されている概して円筒状のカプセル10が図示されている。カプセル10は乾燥粉末製品用に好ましいものであり、より詳細には患者が吸入する乾燥粉末医薬製剤または医薬の単位用量を保持するものである。カプセル10は乾燥粉末吸入装置(DPI)中で用いることができる。
図1および2のカプセル10はGB0227128.6およびPCT/EP03/13074に詳細に述べられており、その全内容が参照により本明細書に組み入れられる。
カプセル10はピストン14およびスリーブ16を有している。
スリーブ16は概して管状または円筒状の構成部品であり、概して円筒状の管路18をその中に画定している。
管路18は、フランジ部分21で分けられている2つのチャンバー19a、19bを画定している。管路18は2つの末端部20、24を有している。フランジ部分21はこの2つの末端部20、24の間にある。
ピストン14はスリーブ16内に選択的に配置されてカプセル10に色々な状態:充填状態、密閉状態および放出状態を提供することができる。
1つの密閉状態が図1に示されている。第1のチャンバー19aが密閉されて閉じられており、管路18の第1の末端部20およびフランジ部分21のいずれもがピストン14により密閉されている。しかしながら管路18の第2の末端部24は開いている。
放出状態を図2に示す。第1のチャンバー19aはもはや密閉されていない。第1の末端部20は開いており、フランジ部分21とピストン14の間にあるベント孔23も開いている。第2の末端部24もまだ開いている。したがって第1のチャンバー19a内に収容されている粉末12はカプセル10内から第1の末端部20を通って外部環境に放出(22)されることができる。
充填状態では(図示されていない)、ピストン14は放出状態における位置と密閉状態における位置の間の中間に配置される。この位置では、管路18の第1の末端部20はまだ開いているが、ピストン14とフランジ部分21の間のベント孔23は部分的に密閉されたものとなる(GB0227128.6およびPCT/EP03/13074を参照されたい)。ピストン14は、ピストン14の外面の一部に形成された縦溝25の円周配列を有しており、これは充填状態ではフランジ部分21内にくることになる。これらの溝25は、ベント孔23を空気は通過させるが、ベント孔23を粉末12は通過させないものとなっている。したがって、カプセル10がその充填状態にある場合、第1のチャンバー19aは、カプセル10の中を管路18の第1の末端部20から管路の第2の末端部24まで延びている管路18の中を、粉末12が分散されている空気を引くことで充填されることができる。
ピストン14はキャップ27およびロッド29を有している。図1に示すように、キャップ27は、ピストン14が完全に管路18の中に押し込まれている場合に管路18の第1の末端部20を密閉するためのものである。ロッド29は管路18の中を軸方向に延びており、フランジ部分21にあるベント孔23を選択的に開くためのものである。
ロッド29は様々な部分を有している。まずその先端末端部28に細くなった部分40がある。次に縦溝25の円周配列がある。最後に平滑面をもったピストン部分42がある。これらは、フランジ部分21内に配置された場合、それぞれフランジ部分21におけるベント孔23の密閉状態すなわち開口状態、部分的密閉状態および密閉状態をとる。
ロッド29の長さは、密閉状態ではピストン14の先端末端部28がスリーブ16の第2の末端部24を越えては突出していないものとなっている。
ロッドおよび管路は概して丸い形状である。しかしながら他の形状でもよい。丸い形状については、ロッド29の先端末端部28は、スリーブ16の第2の末端部24における管路18の内径Dよりもずっと小さい外径Dを有している。これは、ピストン14が図1に示されている密閉状態に完全に押し込まれている場合でも、スリーブ16の第2の末端部24には環状空間部31があることを意味する。この環状空間部31は、本発明によれば、チェーン・リンクを用いてチェーン・リンク連結カプセルを形成することを可能とさせるものである。
図3は、DPI(図示されていない)の中にあるもののような、エンドレスチャネル30の中にある複数のチェーン・リンク連結カプセル10を示すものである。このようなエンドレスチャネル30は、DPIで一つずつ使用するための複数のカプセル10を保持するために設けられていてもよい。
図4に、チェーン・リンク32についての1つの好ましい構成を示す。
カプセル10は概して図1および2で述べたとおりである。しかしながら、カプセル10のスリーブ16の第2の末端部24から管状部36まで外に向ってフランジ34が延びている。フランジ34および管状部36はチェーン・リンク32を形成する。
フランジ34はスリーブ16と一体的に形成されている。しかしながら、図5に示すように、チェーン・リンク32は、フランジ34および2つの管状部36、38を有している単独に形成された部品であってもよい。
図4に戻って、フランジ34はその最も遠い末端部に管状部36を有している。管状部36は、環状空間部31(すなわちカプセル10のスリーブ16の中を延びる管路18)の内径Dに実質的に等しい外径Dを有している。したがって管状部36は隣接するカプセル10の第2の末端部24にある環状空間部31の中に挿入されてカプセルを一緒にチェーン・リンク連結することができる。
この接続すなわち管状部36と環状空間部31間のプッシュ式嵌合をつくることで、相対的回転はなお達成可能となるが、この2つの接続されたカプセル10の分離は困難となる。したがって、チェーン・リンク連結カプセル10はチャネル30において上方から保持されることなくエンドレスチャネル30に沿って移動することができるであろう。
しかしながら、プッシュ式嵌合接続に代えてカプセルをゆるい嵌合接続で接続することもできる。これはチャネル30のカーブ(湾曲部)の周りを曲がるときの抵抗が低下するという利点を有している。しかしながら、隣接するカプセルが分離するという傾向が大きくなると考えられ、これによってチェーン・リンクが分断される。チャネル30を閉じたチャネル、すなわち底部と頂部等の両方が付いているものにすることにより、隣接するカプセル10間の相対的軸方向移動はなくなると考えられる。これは隣接するカプセル10の偶発的な分離を防止すると考えられる。
管状部36はその中を延びる穴44を有しており、ピストン14の先端末端部28がその中に嵌合できるようになっている。穴44の内径Dはピストン14の先端末端部28の外径Dよりも大きく、隣接するカプセル10の相対的回転によってピストン14がスリーブ16に対して回転されないようになっている。これは、カプセル10内からの粉末12の偶発的な放出を防止するうえで助けになると思われる。
もう一度図5を見ると、別々になったチェーン・リンク32が示されている。この実施形態では、チェーン・リンク32は2つの管状部36、38を有している。この2つの管状部36、38はフランジ34の相対する末端部にある。フランジは2つの管状部36、38の底部間に延びている。
第1の管状部36は第1の外径Dを有している。第2の管状部38は第2の外径Dを有している。両管状部はその中を延びる穴44を有している。
第2の管状部38は概して第1の管状部36の外径Dに一致する内径Dを有している。したがって第1の管状部36は第2の管状部38よりも小さい直径を有しており、隣接するチェーン・リンク32の第2の管状部38内に回転可能に嵌合する。
第2の管状部38は概してカプセル10のスリーブ16の管路18の内径Dと一致する外径Dを有している。したがって、チェーン・リンク32の第2の管状部38は、カプセル10の管路内に、回転可能に嵌合することになる。これは本発明に従い複数のカプセル10およびチェーン・リンク32を用いてチェーン・リンク連結カプセルを形成することを可能とする。
カプセル10およびチェーン・リンク32は好ましくはプラスチック材料からできており、例えば射出成型、マイクロ成型などにより成型することができる。
カプセル10は約5mm〜約15mmの長さL、約3mm〜約8mmの外径Dをもつことができ、カプセル10の中を延びる管路18は約1mm〜約6mmの内径Dをもつことができる。つまり、カプセル10はマイクロカプセルであることができる。そのようなカプセル10は特に約2μg〜約30mgの医薬粉末単位用量を保持するのに適している。カプセル10はそれぞれ純粋な活性医薬物質または純粋な活性医薬物質ブレンドの単位用量を約2μg〜約250μgの範囲で(すなわち嵩増量剤なし)または医薬粉末の嵩増しした単位用量を最大約30mg収容することができる。
例えば約2〜250μgの範囲の医薬粉末の小単位用量に対してはカプセル長さLが約5mm〜約6mmの範囲、カプセル外径Dが約3mm〜約5mmの範囲、管路18の内径Dが約1mm〜約3mmの範囲、より好ましくは約2mmであるのが好ましい。
本発明で吸入可能な医薬粉末として使用するのに適切な医薬は、例えば、鎮痛薬[例えば、コデイン、ジヒドロモルヒネ、エルゴタミン、フェンタニル、モルヒネ];狭心症薬[例えば、ジルチアゼム];抗アレルギー薬[例えば、クロモグリク酸化合物(例えばナトリウム塩として)、ケトチフェン、ネドクロミル(例えばナトリウム塩として)];抗感染症薬[例えば、セファロスポリン、ペニシリン、ストレプトマイシン、スルホンアミド、テトラサイクリン、ペンタミジンなど];抗ヒスタミン薬[例えば、メタピリレン];抗炎症薬[例えば、ベクロメタゾン(例えばジプロピオン酸エステルとして)、フルチカゾン(例えばプロピオン酸エステルとして)、フルニソリド、ブデソニド、ロフレポニド、モメタゾン(例えばフロ酸エステルとして)、シクレソニド、トリアムシノロン(例えばアセトニドとして)もしくは6α,9α−ジフルオロ−11β−ヒドロキシ−16α−メチル−3−オキソ−17α−プロピオニルオキシ−アンドロスタ−1,4−ジエン−17β−カルボチオ酸S−(2−オキソテトラヒドロ−フラン−3−イル)エステル];鎮咳薬[例えば、ノスカピン];気管支拡張薬[例えば、アルブテロール(例えば遊離塩基または硫酸塩として)、サルメテロール(例えばキシナホ酸塩として)、エフェドリン、アドレナリン、フェノテロール(例えば臭化水素酸塩として)、ホルモテロール(例えばフマル酸塩として)、イソプレナリン、メタプロテレノール、フェニレフリン、フェニルプロパノールアミン、ピルブテロール(例えば酢酸塩として)、レプロテロール(例えば塩酸塩として)、リミテロール、テルブタリン(例えば硫酸塩として)、イソエタリン、ツロブテロールもしくは4−ヒドロキシ−7−[2−[[2−[[3−(2−フェニルエトキシ)プロピル]スルホニル]エチル]アミノ]エチル−2(3H)−ベンゾチアゾロン];アデノシン2a作働薬[例えば、(2R,3R,4S,5R)−2−[6−アミノ−2−(1S−ヒドロキシメチル−2−フェニル−エチルアミノ)−プリン−9−イル]−5−(2−エチル−2H−テトラゾール−5−イル)−テトラヒドロ−フラン−3,4−ジオール(例えばマレイン酸塩として)];αインテグリン阻害薬[例えば、(2S)−3−[4−({[4−(アミノカルボニル)−1−ピペリジニル]カルボニル}オキシ)フェニル]−2−[((2S)−4−メチル−2−{[2−(2−メチルフェノキシ)アセチル]アミノ}ペンタノイル)アミノ]プロパン酸(例えば遊離酸またはカリウム塩として)];利尿薬[例えば、アミロリド];抗コリン作働薬[例えば、イプラトロピウム(例えば臭化物として)、チオトロピウム、アトロピン、オキシトロピウム];ホルモン[例えば、コルチゾン、ハイドロコルチゾン、プレドニゾロン];キサンチン[例えば、アミノフィリン、コリンテオフィリネート、リジンテオフィリネート、テオフィリン];治療用タンパク質およびペプチド[例えば、インシュリン、グルカゴン];ワクチン、診断薬および遺伝子治療薬;から選択することができる。適切な場合は医薬を塩の形で(例えば、アルカリ金属塩またはアミン塩あるいは酸付加塩として)、またはエステル(例えば、低級アルキルエステル)として、あるいは溶媒和物(例えば水和物)として用いて、医薬の活性および/または安定性を至適化することができることは当業者には明らかであると思われる。
好ましい医薬は、抗炎症薬(例えばコルチコステロイドまたはNSAID)、抗コリン薬、β−アドレナリン受容体作動薬、抗感染症薬(例えば抗生物質または抗ウイルス薬)、および抗ヒスタミン薬である。この医薬はカプセル中単独の医薬であってもよいし、あるいは他の医薬との組み合せであってもよい。好ましい組み合せは、上記した好ましい医薬リストに基づいたものである。
カプセル中の医薬組み合せの構成成分として好ましいのは、アルブテロール、サルメテロール、フルチカゾンプロピオネートおよびベクロメタゾンジプロピオネートならびにそれらの塩または溶媒和物例えばアルブテロールの硫酸塩やサルメテロールのキシナホエートである。
本発明のカプセルで使用するのに特に好ましい医薬の組み合せは、抗炎症薬と組み合せた気管支拡張薬である。この気管支拡張薬は好適にはβ−作動薬、特に長期作用性β−作動薬(LABA)である。好適な気管支拡張薬としては、サルブタモール(例えば、遊離塩基または硫酸塩として)、サルメテロール(例えば、キシナホ酸塩として)、およびホルモテロール(例えばフマル酸塩として)が挙げられる。上記抗炎症薬は好適には抗炎症性ステロイドである。好適な抗炎症性化合物としては、ベクロメタゾンエステル(例えば、ジプロピオネート)、フルチカゾンエステル(例えば、プロピオネート)、またはブデゾニド、あるいはこれらの塩もしくは溶媒和物が挙げられる。1つの好ましい組み合せはフルチカゾンプロピオネートとサルメテロールもしくはその塩または溶媒和物(特にキシナホ酸塩)である。さらなる好ましい組み合せはブデゾニドとホルモテロールもしくはその塩または溶媒和物(例えばフマル酸塩としてのホルモテロール)である。
一般に、肺の気管支または肺胞部分への送達に好適な粉末医薬粒子は10ミクロン未満、好ましくは6ミクロン未満の空気力学直径をもつものである。鼻腔、口または咽喉などの他の呼吸器管路部への送達が望まれている場合は他の大きさの粒子を用いることもできる。この医薬は、純粋な医薬として、あるいは吸入に適した賦形剤(担体)と一緒にして送達することができる。好適な賦形剤としては、ポリサッカリド(すなわちデンプン、セルロースなど)、ラクトース、グルコース、マンニトール、アミノ酸、マルトデキストリンなどの有機賦形剤および炭酸カルシウムまたは塩化ナトリウムなどの無機賦形剤が挙げられる。ラクトースが好ましい賦形剤である。賦形剤は、混合、共沈殿などの周知の方法により医薬と一緒にすることができる。
粉末化医薬および/または賦形剤粒子は従来法、例えばマイクロナイゼーション(micronisation:微粉化)、ミリング(milling:臼式粉砕)または篩(sieving)により製造することができる。さらに、医薬および/または賦形剤粉末は好ましい密度、径範囲、あるいは特性に設計することができる。粒子は、活性剤、界面活性剤、壁形成性物質、あるいは当業者が望ましいと考える他の成分を含むことができる。
本発明がここまでほんの一例として述べられてきたことは当然理解されると思われる。本明細書に添付した特許請求の範囲に記載されている本発明の範囲内で改変や改良を加えることができる。
さらに、本発明のパラメーター値に関しての「約」などの用語の使用は、まさにそのパラメーター値ならびにそこからの僅かな偏りも包含されることを意味する。
図1は、粉末製品がピストンとスリーブとの間に画定されている密閉チャンバー中に収容されている、本発明で使用するための、GB0227128.6およびPCT/EP03/13074に開示されている粉末製品用カプセルの部分断面側面図である。 図2は、スリーブについて排出位置にある図1のカプセルの断面図である。 図3は、エンドレスチャネルの中にある本発明による複数のカプセルを示すものである。 図4は、本発明による一対のカプセルを示すものである。 図5は、本発明の別の実施形態を示すものである。
符号の説明
10 カプセル
12 粉末製品
14 ピストン
16 スリーブ
18 管路
19a,19b チャンバー
20 末端部
21 フランジ部分
23 ベント孔
24 末端部
25 縦溝
27 キャップ
28 先端末端部
29 ロッド
30 チャネル
31 環状空間部
32 チェーン・リンク
34 フランジ
36、38 管状部
44 穴

Claims (14)

  1. カプセルおよび当該カプセル用のチェーン・リンクにおいて、
    前記カプセルはスリーブを有し、
    前記スリーブは、第1の末端部に第1の開口部を有し、その反対末端部に第2の開口部を有し、前記スリーブはフランジ部分で2つのチャンバーに分離され、当該2つのチャンバーのうちの第1のチャンバーはカプセル内に粉末製品を保持するための内部チャンバーであり、前記2つのチャンバーのうちの第2のチャンバーは前記チェーン・リンクとの接続用であり、
    前記第2の開口部は、前記チェーン・リンクの末端部に形成された突出部と一致する大きさを有し、かつ、前記突出部は貫通穴を有する管状部であり、前記チェーン・リンクは、その一端において前記カプセルに対してピボット式に接続できる
    ことを特徴とするカプセルおよびチェーン・リンク
  2. 前記カプセルはピストンを有し、
    前記ピストンは、スリーブ内をその前記第1の末端部から前記第1のチャンバーおよび前記フランジ部分を貫通して前記第2のチャンバーの中に延びるようつくられている、
    請求項1に記載のカプセルおよびチェーン・リンク。
  3. 前記スリーブおよび前記ピストンが、
    前記カプセルにおける前記第1のチャンバーが外部環境に対して開いており、かつ、前記第1のチャンバーのフランジ部分に形成されるベント孔も開いており、前記第1のチャンバー内の粉末製品が当該第1のチャンバーから前記第1の開口部を通って外部環境に吸い出されることが可能な排出位置又は状態と、
    前記第1のチャンバーが外部環境から封鎖されており、かつ、前記ベント孔も閉じられている密閉状態と
    の間で状態を転換できるよう形成されている、
    請求項1又は2に記載のカプセルおよびチェーン・リンク。
  4. 前記密閉状態においては、前記ピストンが前記ベント孔を閉じ、前記2つのチャンバーを互いから孤立させる、
    請求項に記載のカプセルおよびチェーン・リンク。
  5. 前記カプセルを、前記第1のチャンバーが外部環境に対して開いておりかつ、前記ベント孔気体は通過可能であるが粉末製品は通過できない部分的密閉が存在する第3の状態に置くことができる、
    請求項3又は4に記載のカプセルおよびチェーン・リンク。
  6. 前記ピストンが、当該ピストンの外面の一部に形成された縦溝の円周配列を有している、
    請求項に記載のカプセルおよびチェーン・リンク。
  7. 前記チェーン・リンクが前記カプセルと一体である、
    請求項1〜6のいずれか一項に記載のカプセルおよびチェーン・リンク。
  8. 前記チェーン・リンクが、当該チェーン・リンクの両末端部で前記カプセルにピボット式に接続可能である、
    請求項1〜6のいずれか一項に記載のカプセルおよびチェーン・リンク。
  9. 前記チェーン・リンクがフランジの両末端部に設けられた2つの管状部を有している、
    請求項に記載のカプセルおよびチェーン・リンク。
  10. 前記管状部の両方とも中空であり、第2の管状部が概して第1の管状部の外径に一致する内径を有している、
    請求項に記載のカプセルおよびチェーン・リンク。
  11. 前記第2の管状部が概して前記カプセルの末端部にある開口部の直径と一致する外径を有している、
    請求項10に記載のカプセルおよびチェーン・リンク。
  12. 前記チェーン・リンクが前記カプセルにピボット式に接続されてチェーン・リンク連結カプセルを形成している、
    請求項1〜11のいずれか一項に記載の複数のカプセルおよびチェーン・リンク。
  13. チャネル内に配置された請求項12に記載の複数のカプセルおよびチェーン・リンク。
  14. 吸入可能な製品を収容している請求項1〜13のいずれか一項に記載のチェーン・リンク連結カプセルが含まれている吸入装置。
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