JP2004507327A - 吸入装置 - Google Patents

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Abstract

本発明により、医薬キャリア(286)を受け入れる形状になっている本体(150)を有しており;マウスピース(20)を有するアクチュエータ(10)を有しており;前記アクチュエータが投薬位置と保管位置との間で可逆的に移動可能となっている医薬投薬用吸入装置において、前記本体が空気路(253)を有し、前記アクチュエータが空気穴(225)を有していて、アクチュエータが前記投薬位置にある時には前記空気路が前記空気穴と連通し、前記アクチュエータが前記保管位置にある時には前記空気路と空気穴は連通しないようになっていることを特徴とする医薬投薬用吸入装置が提供される。

Description

【0001】
発明の分野
本発明は、患者への医薬投与に使用される吸入装置に関する。
【0002】
発明の背景
例えば気管支拡張療法における医薬投与用吸入装置の使用は公知である。そのような装置は通常、その内部に医薬容器が配置された本体または筐体を有する。代表的には、医薬容器と連通していて、貯蔵部からマウスピースへの、そしてそこから患者への医薬の通過を可能とするマウスピース(またはノズル)が設けられている。患者が医薬を摂取するために呼吸をすると典型的には、装置本体全体に空気が循環されて空気流が発生する。
【0003】
しかしながら、空気流(従って、水分)に曝露される装置本体の容量が低減されているのが有利であるある種の装置がある。代表的にはそのような装置は、医薬(例えば乾燥粉末)などの水分感受性の成分または電子装置その他の水分感受性装置を含んでいる。
【0004】
本願人らは、装置のマウスピースおよび本体が、それら部品間の空気流が最小限となるような形で分離された装置を用いることで、この問題を解決し得ることを見出した。マウスピースにおける特別に作られた空気穴および本体における空気路によって、空気は水分感受性成分を含まない本体の一部分の中を循環する。これらの空気穴および空気路は、装置が投薬位置にある場合にのみ連通することができる。好ましくはこれらの空気穴および空気路は、保管時は遮断されていて、汚染物の進入を防止する。
【0005】
発明の概要
本発明の1態様によれば、
医薬キャリアを受け入れる形状になっている本体;および
投薬位置と保管位置との間で可逆的に移動可能である、マウスピースを有するアクチュエータ;
を有する医薬投薬用吸入装置であって、前記本体が空気路を有し、前記アクチュエータが空気穴を有していて、アクチュエータが前記投薬位置にある時には前記空気路が前記空気穴と連通し、前記アクチュエータが前記保管位置にある時には前記空気路と空気穴は連通しないようになっていることを特徴とする医薬投薬用吸入装置が提供される。
【0006】
「医薬キャリア」という用語は一般的な意味で使われており、それ自体がいずれの適当な形態(例えばエアロゾル、乾燥粉末、液剤など)にあってもよい医薬品のためのキャリアを意味する。好適なキャリアには、エアロゾル容器、ブリスタパック、カプセルおよびリザーバなどがある。
【0007】
好ましくは前記アクチュエータはさらに、医薬キャリアを受け入れるためのつば部分を有する。
【0008】
好ましくは前記アクチュエータはさらに、空気流が前記空気穴とマウスピースの間のみとなるように、前記マウスピース周囲に閉鎖空洞部を形成する壁を有する。
【0009】
好ましくは前記アクチュエータはさらに、医薬キャリア用サポート(支え用の台)および、前記マウスピースと、該サポートに挿入可能な医薬キャリアとの間に連通を提供するノズル、を有する。
【0010】
好ましくは、前記アクチュエータが保管位置にある場合には、前記空気路または空気穴のいずれかが遮断されている。より好ましくは、前記アクチュエータが保管位置にある場合には、前記空気路および空気穴の両方が遮断されている。
【0011】
好ましくは前記空気路は、スロットの形態にある。
【0012】
好ましくは前記本体は、複数の空気路を有する。好ましくは前記複数の空気路は、手指状配列に配置されている。あるいは、前記複数の空気路は一連の溝の形で配置されている。
【0013】
好ましくは前記マウスピースは、複数の空気穴を有する。本発明の1実施形態において、前記空気穴はスロットである。
【0014】
好ましくは前記マウスピースは、保管位置では前記本体によって覆われており、前記投薬位置では前記本体から突き出ている。
【0015】
好ましくは前記マウスピースは、前記保管位置と前記投薬位置との間で回転可能な形で移動可能である。あるいは、前記マウスピースは、前記保管位置と前記投薬位置との間でピボット式に移動可能である。
【0016】
好ましくは前記吸入装置はさらに、患者の呼吸をモニタリングするためのモニターを有する。
【0017】
本発明の1実施形態によれば前記モニターは、前記呼吸サイクルに関連する圧力プロファイルを感知するための1以上のセンサーを有する。
【0018】
本発明の別の実施形態によれば前記モニターは、前記呼吸サイクルに関連する空気流プロファイルを感知するための1以上のセンサーを有する。
【0019】
本発明の別の実施形態によれば前記モニターは、前記呼吸サイクルに関連する温度プロファイルを感知するための1以上のセンサーを有する。
【0020】
本発明のさらに別の実施形態によれば前記モニターは、前記呼吸サイクルに関連する水分プロファイルを感知するための1以上のセンサーを有する。
【0021】
本発明のさらに別の実施形態によれば前記モニターは、前記呼吸サイクルに関連する酸素または二酸化炭素プロファイルを感知するための1以上のセンサーを有する。
【0022】
好ましくは前記モニターは、前記アクチュエータに起動信号を送る。
【0023】
好ましくは前記起動信号の受け取りが、医薬キャリアからの医薬の放出の引き金となる。
【0024】
好ましくは前記つば部分はさらに、マイクロエレクトロニクスメモリーチップを有する。
【0025】
好ましくは前記本体は、電気コンタクトピンを有する。好ましくは前記電気コンタクトピンは、マイクロエレクトロニクスシステムに接続可能である。好ましくは前記電気コンタクトピンは、前記アクチュエータが投薬位置にある時にのみ、前記マイクロエレクトロニクスメモリーチップに接触するように配置されている。
【0026】
好ましくは前記本体にはさらに、前記アクチュエータの前記保管位置からの初期移動を検出するためのセンサーが設けられている。
【0027】
好ましくは前記装置には、用量カウンターが設けられている。
【0028】
好ましくは前記装置には、表示ウィンドウが設けられている。
【0029】
好ましくは前記吸入装置はさらに、前記つば部分および前記本体によって受け入れ可能な医薬キャリアを有する。
【0030】
好ましくは前記医薬キャリアは、前記サポート中に挿入可能であることで、医薬が前記ノズルを通って、前記マウスピースに入ることができる。
【0031】
好ましくは前記医薬キャリアおよびアクチュエータは前記アクチュエータが前記保管位置と投薬位置との間の中間に位置している時に、前記本体に可逆的に装填可能である。
【0032】
好ましくは前記医薬キャリアは、エアロゾル容器である。
【0033】
好ましくは前記エアロゾル容器は、医薬の推進剤中懸濁液を含む。
【0034】
好ましくは前記推進剤は、液化HFA134a、HFA−227または二酸化炭素を含む。
【0035】
好ましくは前記医薬は、アルブテロール、サルメテロール、プロピオン酸フルチカゾンおよびジプロピオン酸ベクロメタゾンならびにそれらの塩または溶媒和物ならびにそれらの混合物からなる群から選択される。
【0036】
好ましくは前記医薬は、キシナホ酸サルメテロールおよびそれの塩もしくは溶媒和物ならびにそれらの混合物を含む。より好ましくは前記医薬は、プロピオン酸フルチカゾンおよびそれの塩もしくは溶媒和物ならびにそれらの混合物を含む。より好ましくは前記医薬は、キシナホ酸サルメテロールおよびプロピオン酸フルチカゾンならびにそれの塩もしくは溶媒和物ならびにそれらの混合物の組み合わせを含む。
【0037】
好ましくは前記本体は、片手で保持できる形状のものであり、前記マウスピースは同じ手の親指の動きによって、それの保管位置から投薬位置に移動可能である。
【0038】
好ましくは、前記マウスピースの少なくとも一部が、使用者が握りやすい形状となっている。
【0039】
本発明の1態様においては、医薬投薬のための吸入装置の使用も提供される。
【0040】
1実施形態によれば、医薬キャリアを受け入れる形状になっており且つ内部に空気路を有する本体;および、投薬位置と保管位置との間で可逆的に移動可能であり且つ空気穴を有している、マウスピースを有するアクチュエータ;を有し、組み立てると、前記アクチュエータが前記投薬位置にある時には前記空気路が前記空気穴と連通し、前記アクチュエータが前記保管位置にある時には前記空気路と前記空気穴が連通しないことを特徴とする部品キットも提供される。
【0041】
前記部品キットはさらに、医薬を収容するためのエアロゾル容器を有し得る。
【0042】
図面の簡単な説明
以下において、添付の図面を参照しながら本発明を説明する。
【0043】
図1は、本発明による吸入装置のアクチュエータおよびマウスピースの斜視断面図である。
【0044】
図2は、本発明による本体の一部の斜視図である。
【0045】
図3aおよび3bは、アクチュエータおよびマウスピースがそれぞれ投薬位置および保管位置にある、図1および2のアクチュエータおよび本体の断面図である。
【0046】
図4は、マウスピースが保管位置にある本発明の吸入装置の断面図である。
【0047】
図5aおよび5bは、赤外線センサー装置が取り付けられたエアロゾル容器の斜視図である。
【0048】
図面の詳細な説明
図1は、つば部分5;マウスピース20;軸ブロック30;およびノズル40を画定する通路;を有する、吸入装置で使用されるアクチュエータ10を示す図である。つば部分5は、固定ベース部分12によってマウスピースから分離されている。軸ブロック30は、エアロゾル容器のバルブ軸(不図示)などの医薬容器の投薬端部用のサポートを提供し、ノズル40はエアロゾル容器の内容物をマウスピースに通過させ、そのあとマウスピース20を介して患者により吸入される。固定ベース部分12は、空気がつば5やそれに続いて装置本体(不図示)に進入するのを防止し、その結果水分が本体内にある水分感受性装置と接触するのを防止する。マウスピース20は、非投薬端部22に設けられた空気穴25を有する。空気穴25は、本体(不図示)に設けられた空気路と連通して、空気の通路を提供する。
【0049】
図2には、本体150の一部を示してある。本体150は、図1のアクチュエータのつばを受け入れる形状にされた穴151と図1のアクチュエータのマウスピースと嵌合する形状にされた部分152を有する。アクチュエータ(不図示)は、本体150内に挿入して、つばが穴151に入り、マウスピースが保管位置にある場合にはマウスピースが部分152に当接して位置するようにすることができる。エンドキャップ154がマウスピースの投薬端部を覆って、そこから汚染物が入るのを防止する。本体部分152は、手指状パターンに配置され且つ本体150の表面を通過するいくつかの空気路153を有する。この手指状配列は、本体150を通る高レベルの空気移動を可能とすることが見い出されたが、空気路153は他の形状、例えば一連の線または溝で、あるいはその他の適当なパターンで配置することができる。
【0050】
図3aには、マウスピース220が保管位置に配置されている、図1および2のアクチュエータおよび本体を示してある。この図は、アクチュエータ、本体250およびエアロゾル容器280のみを示すために簡素化してある。エアロゾル容器280が軸サポート230に挿入され、マウスピース220とつば部分205との間の空気流を遮断している。つば部分205の固定ベース部分212は、マウスピース220と吸入装置の残りの部分との間の空気流を防止している。マウスピース220は本体250のエンドキャップ254によって覆われていて、保管時の汚染物進入を防止する。マウスピース220における空気穴225は本体250によって遮断されており、本体250における空気路253はマウスピース220によって遮断されている。従って、保管時には本体とマウスピースとの間に連通はない。さらに、エアロゾル容器280に隣接配置されたマイクロエレクトロニクスメモリーチップ260ならびに本体250内に配置された電気コンタクトピン262も示してある。保管位置では、マイクロエレクトロニクスメモリーチップ260は、コンタクトピン262と電気的接触をつくらない。
【0051】
図3bには、マウスピースが投薬位置に配置された図3aの装置を示してある。エアロゾル容器280は軸サポートに挿入され、医薬をノズル240を介してマウスピース220内に放出し、患者により吸入される。つば部分205の固定ベース部分212は、患者がマウスピース220を吸う時に空気が装置の残りの部分に進入するのを防止する。マウスピース220における空気穴225は、本体250における空気路253と整列されており、使用時の空気の循環を可能とし、マウスピース220を通過する空気流をつくる。エアロゾル容器280に隣接配置されたマイクロエレクトロニクスメモリーチップ260および本体の電気コンタクトピン262は、マウスピースが投薬位置にある時に、電気的接触がつくられるように配列されている。
【0052】
図4には、患者が吸入を行うための、医薬投薬用用量計量式吸入装置を示してある。その吸入装置は、エアロゾル容器380が内部に配置された筐体本体350を有する。マウスピース320の形態にあるアクチュエータがエアロゾル容器380につけらている。
【0053】
エアロゾル容器380は、スライドバルブの形態にあるバルブ投薬機構382を有する。バルブ軸384は、アクチュエータ310の一部分を形成している軸サポート330とつながっている。サポート330には、投薬用量がマウスピース出口321まで通過するのを可能とする出口通路340が設けられている。用量の投薬には、エアロゾル容器380を押してスライドバルブ投薬機構382を起動し、出口321に医薬を送出して、そこから医薬を患者が吸入できるようにする必要があることは明らかであろう。
【0054】
アクチュエータ310は、つば336を受け入れるための管状首部分334を有し、そのつば自体はエアロゾル容器380の首部に係合している。管状部分334は、つば305および前記のように係合したエアロゾル容器がそこでスライドする形で十分に動くことができ、スライドバルブ機構382を起動させることを可能とするような形状になっている。エアロゾル容器380、つば305およびアクチュエータ310が全体で独立したユニットを形成しており、そのユニットは、アクチュエータ310がある方向にある時には、本体350から可逆的に着脱可能である。図面では、「末端部固定方向」にあるアクチュエータを示してあり、そこでは保持リップ308がアクチュエータの管状部分334に設けられた溝338とのスナップ係合を行う。管状部分305上の直角方向に対向する箇所(すなわち、そこから90°回転)には同様の溝部分が設けられておらず、アクチュエータ310が90°回転されて「末端部非固定方向」となった時に、アクチュエータ310、つば305およびエアロゾル容器は筐体本体350から外すことができる。
【0055】
マウスピース320は、固定ベース部分312によってつば305から分離されている。固定ベース部分312は、つば305および装置内部への空気の進入を防止し、その結果水分が、内部に配置された水分感受性装置と接触するのを防止する。マウスピース320は、非投薬端部322に設けられた空気穴325を有する。投薬位置では、空気穴325は本体350に設けられた空気導路353と連通して、空気の通路を提供する。保管(すなわち、「末端部非固定」)位置では、空気穴325は空気導路353と連通しないことは明らかであろう。
【0056】
つば305には、データ入力を受け取り、データ出力を提供することができる電子メモリーチップ360が設けられている。メモリーチップ360は、コンタクト362を介して電子回路機構(見えない)および2個のリチウム電池363aおよび363bの形態での電源装置に接続されている。電子回路機構はさらに、メモリーチップ360および装置上の各種センサー(簡潔を期すため不図示)と交信し、患者に対して表示装置374を介して肉眼で見える形での出力を提供することができる電子制御システム370に接続されている。
【0057】
エアロゾル容器380の上側部分が容器台座355に収容されているのを見ることができる。容器台座355は、筐体350内に形成されたトラック356に沿って筐体内でスライド可能な形で移動可能である。容器台座355は、手動オーバーライドとして使用するためのバネ式アクチュエータ戻り部357およびアクチュエータボタン376も有する。複数の形状記憶合金ワイヤ372a、372b(簡潔を期すため、ワイヤは2本のみ図示)が容器台座355を筐体の下側部分にあるアンカー位置359a、359bにつないでいる。ワイヤ372a、372bは、通過する電流の流れの加熱効果に応答して収縮するニッケル−チタン合金からなる。従って、電流がその複数のワイヤ372a、372bを通ると、そのワイヤ372a、372bが収縮するので、容器台座355がアンカー位置359a、359bの方に引かれることは明らかである。それによって、バルブ投薬機構382の起動そして医薬の投薬が行われる。電流の流れは、患者の呼吸を感知するセンサーなどの各種センサー(不図示)からの入力に対して応答する制御システム370によって制御される。
【0058】
電流の流れが故障の場合には、手動起動ボタン376を手動で下方に押すことで、バルブ投薬機構382を起動でき得ることは明らかである。起動段階はまたスイッチ376の閉鎖も行い、この閉鎖は、用量が発射されたことを記録する。
【0059】
図5aおよび5bには、つば490が取り付けられたエアロゾル容器480を示してある。つば490は、エアロゾル容器480の軸が突き出るような形で固定されている。エアロゾル容器480およびつば490の組立物を、図1に示したものと同様のアクチュエータならびに図2に示したものと同様の本体と組み合わせて、図3aおよび3bに示したものと同様の組立物を得ることができる。
【0060】
本発明のエアロゾル容器および吸入装置は、特に呼吸器障害の治療用の医薬投薬に好適である。エアロゾル製剤で投与可能な医薬には、吸入療法で有用なあらゆる薬剤が含まれる。従って適切な医薬を、例えば、コデイン、ジヒドロモルヒネ、エルゴタミン、フェンタニルまたはモルヒネなどの鎮痛薬;ジルチアゼムなどの狭心症薬;クロモグリク酸化合物(例:ナトリウム塩)、ケトチフェンまたはネドクロミル(例:ナトリウム塩として)などの抗アレルギー薬;セファロスポリン類、ペニシリン類、ストレプトマイシン、スルホンアミド類、テトラサイクリン類およびペンタミジンなどの抗感染薬;メタピリレンなどの抗ヒスタミン薬;ベクロメタゾン(例:ジプロピオン酸エステルとして)、フルチカゾン(例:プロピオン酸エステルとして)、フルニソリド、ブデソニド、ロフレポニド、モメタゾン(例:フロン酸エステルとして)、シクレソニド、トリアムシノロン(例:アセトニドとして)または6α,9α−ジフルオロ−11β−ヒドロキシ−16α−メチル−3−オキソ−17α−プロピオニルオキシ−アンドロスタ−1,4−ジエン−17β−カルボチオ酸S−(2−オキソテトラヒドロ−フラン−3−イル)エステルなどの抗炎症剤;ノスカピンなどの鎮咳薬;アルブテロール(例:遊離塩基または硫酸塩として)、サルメテロール(例:キシナホ酸塩として)、エフェドリン、アドレナリン、フェノテロール(例:臭化水素酸塩として)、ホルモテロール(例:フマル酸塩として)、イソプレナリン、メタプロテレノール、フェニレフリン、フェニルプロパノールアミン、ピルブテロール(例:酢酸塩として)、レプロテロール(例:塩酸塩として)、リミテロール、テルブタリン(例:硫酸塩として)、イソエタリン、ツロブテロールまたは4−ヒドロキシ−7−[2−[[2−[[3−(2−フェニルエトキシ)プロピル]スルホニル]エチル]アミノ]エチル−2(3H)−ベンゾチアゾロンなどの気管支拡張薬;2R,3R,4S,5R]−2−[6−アミノ−2−(1S−ヒドロキシメチル−2−フェニル−エチルアミノ)−プリン−9−イル]−5−(2−エチル−2H−テトラゾール−5−イル)−テトラヒドロ−フラン−3,4−ジオール(例:マレイン酸塩として)などのアデノシン2a作働薬;(2S)−3−[4−({[4−(アミノカルボニル)−1−ピペリジニル]カルボニル}オキシ)フェニル]−2−[((2S)−4−メチル−2−{[2−(2−メチルフェノキシ)アセチル]アミノ}ペンタノイル)アミノ]プロパン酸(例:遊離酸またはカリウム塩として)などのαインテグリン阻害薬;アミロリドなどの利尿薬;イプラトロピウム(例:臭化物として)、チオトロピウム、アトロピンまたはオキシトロピウムなどの抗コリン作働薬;コルチゾン、ハイドロコルチゾンまたはプレドニゾロンなどのホルモン類;アミノフィリン、コリンテオフィリネート、リジンテオフィリネートまたはテオフィリンなどのキサンチン類;インシュリンまたはグルカゴンなどの治療用タンパク質およびペプチド;ワクチン、診断薬ならびに遺伝子治療薬から選択することができる。当業者には、適宜に医薬を、塩の形で(例:アルカリ金属塩またはアミン塩あるいは酸付加塩として)、またはエステルとして(例:低級アルキルエステル)、または溶媒和物として(例:水和物)用いて、その医薬の活性および/または安定性を至適化することができることは明らかであろう。
【0061】
好ましい医薬は、アルブテロール、サルメテロール、プロピオン酸フルチカゾンおよびジプロピオン酸ベクロメタゾンならびにそれらの塩または溶媒和物(例:アルブテロールの硫酸塩およびサルメテロールのキシナホ酸塩)から選択される。
【0062】
医薬はまた、併用で投与することもできる。有効成分の組み合わせを含む好ましい製剤は、ベクロメタゾンエステル(例:ジプロピオン酸エステル)またはフルチカゾンエステル(例:プロピオン酸エステル)またはブデソニドなどの抗炎症性ステロイドとの組み合わせで、サルブタモール(例:遊離塩基または硫酸塩として)またはサルメテロール(例:キシナホ酸塩として)またはホルモテロール(例:フマル酸塩として)を含む。特に好ましい組み合わせは、プロピオン酸フルチカゾンおよびサルメテロール、またはそれの塩(特には、キナホ酸塩)の組み合わせである。特に興味深いさらに別の組み合わせは、ブデソニドおよびホルモテロール(例:フマル酸塩として)である。
【0063】
本開示内容は説明のみを目的としたものであり、本発明はそれに対する改変、変形および改良にも及ぶものであることは明らかであろう。
【0064】
上記説明および特許請求の範囲が一部を形成する本願は、それ以降の出願に関する優先権の基礎として用い得る。そのような後願の特許請求の範囲は、本明細書に記載の特徴またはその特徴の組み合わせに向けられ得る。それは、製造物、方法または用途の特許請求の範囲の形態を取ることができ、例えば限定するものではないが、添付の特許請求の範囲の1以上を含み得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明による吸入装置のアクチュエータおよびマウスピースの斜視断面図である。
【図2】
本発明による本体の一部の斜視図である。
【図3】
図1および2のアクチュエータおよび本体の断面図であり、図3aはアクチュエータおよびマウスピースが投薬位置にある場合、図3bは保管位置にある場合である。
【図4】
マウスピースが保管位置にある本発明の吸入装置の断面図である。
【図5】
赤外線センサー装置が取り付けられたエアロゾル容器の斜視図である。

Claims (45)

  1. 医薬キャリアを受け入れる形状になっている本体;および
    投薬位置と保管位置との間で可逆的に移動可能である、マウスピースを有するアクチュエータ;
    を有する医薬投薬用吸入装置において、前記本体が空気路を有し、前記アクチュエータが空気穴を有していて、アクチュエータが前記投薬位置にある時には前記空気路が前記空気穴と連通し、前記アクチュエータが前記保管位置にある時には前記空気路と空気穴は連通しないようになっていることを特徴とする医薬投薬用吸入装置。
  2. 前記アクチュエータがさらに、医薬キャリアを受け入れるためのつば部分を有する請求項1に記載の吸入装置。
  3. 前記アクチュエータがさらに、空気流が前記空気穴とマウスピースの間のみとなるように、前記マウスピース周囲に閉鎖空洞部を形成する壁を有する請求項1または2に記載の吸入装置。
  4. 前記アクチュエータがさらに、医薬キャリア用サポートおよび、前記マウスピースと、該サポートに挿入可能な医薬キャリアとの間に連通を提供するノズル、を有する請求項1ないし3のいずれかに記載の吸入装置。
  5. 前記アクチュエータが保管位置にある場合には、前記空気路または空気穴のいずれかが遮断されている請求項1ないし4のいずれかに記載の吸入装置。
  6. 前記アクチュエータが保管位置にある場合には、前記空気路および空気穴の両方が遮断されている請求項1ないし4のいずれかに記載の吸入装置。
  7. 前記空気路が、スロットを形成している請求項1ないし6のいずれかに記載の吸入装置。
  8. 前記本体が、複数の空気路を有する請求項1ないし6のいずれかに記載の吸入装置。
  9. 前記複数の空気路が、手指状配列に配置されている請求項8に記載の吸入装置。
  10. 前記複数の空気路が一連の溝の形で配置されている請求項8に記載の吸入装置。
  11. 前記空気穴がスロットである請求項1ないし10のいずれかに記載の吸入装置。
  12. 前記マウスピースが複数の空気穴を有する請求項1ないし11のいずれかに記載の吸入装置。
  13. 前記マウスピースが、保管位置では前記本体によって覆われており、前記投薬位置では前記本体から突き出ている請求項1ないし12のいずれかに記載の吸入装置。
  14. 前記マウスピースが、前記保管位置と前記投薬位置との間で回転可能な形で移動可能である請求項1ないし13のいずれかに記載の吸入装置。
  15. 前記マウスピースが、前記保管位置と前記投薬位置との間でピボット式に移動可能である請求項1ないし13のいずれかに記載の吸入装置。
  16. 患者の呼吸をモニタリングするためのモニターをさらに有する請求項1ないし15のいずれかに記載の吸入装置。
  17. 前記モニターが、前記呼吸サイクルに関連する圧力プロファイルを感知するための1以上のセンサーを有する請求項16に記載の吸入装置。
  18. 前記モニターが、前記呼吸サイクルに関連する空気流プロファイルを感知するための1以上のセンサーを有する請求項16または17に記載の吸入装置。
  19. 前記モニターが、前記呼吸サイクルに関連する温度プロファイルを感知するための1以上のセンサーを有する請求項16ないし18のいずれかに記載の吸入装置。
  20. 前記モニターが、前記呼吸サイクルに関連する水分プロファイルを感知するための1以上のセンサーを有する請求項16ないし19のいずれかに記載の吸入装置。
  21. 前記モニターが、前記呼吸サイクルに関連する酸素または二酸化炭素プロファイルを感知するための1以上のセンサーを有する請求項16ないし20のいずれかに記載の吸入装置。
  22. 前記モニターが、前記アクチュエータに起動信号を送る請求項16ないし21のいずれかに記載の吸入装置。
  23. 前記起動信号の受け取りが、医薬キャリアからの医薬の放出の引き金となる請求項16ないし22のいずれかに記載の吸入装置。
  24. 前記つば部分がさらに、マイクロエレクトロニクスメモリーチップを有する請求項1ないし23のいずれかに記載の吸入装置。
  25. 前記本体がさらに、電気コンタクトピンを有する請求項1ないし24のいずれかに記載の吸入装置。
  26. 前記電気コンタクトピンが、マイクロエレクトロニクスシステムに接続可能である請求項25に記載の吸入装置。
  27. 前記電気コンタクトピンが、前記アクチュエータが投薬位置にある時にのみ、前記マイクロエレクトロニクスメモリーチップに接触し、前記アクチュエータが保管位置にある時には前記マイクロエレクトロニクスメモリーチップに接触しないように配置されている請求項24ないし26のいずれかに記載の吸入装置。
  28. 前記本体にさらに、前記アクチュエータの前記保管位置からの初期移動を検出するためのセンサーが設けられている請求項1ないし27のいずれかに記載の吸入装置。
  29. 前記装置に、用量カウンターが設けられている請求項1ないし20のいずれかに記載の吸入装置。
  30. 前記装置に、表示ウィンドウが設けられている請求項1ないし21のいずれかに記載の吸入装置。
  31. 前記つば部分および前記本体によって受け入れ可能な医薬キャリアをさらに有する請求項2ないし30のいずれかに記載の吸入装置。
  32. 前記医薬キャリアが、前記サポート中に挿入可能であることで、医薬が前記ノズルを通って、前記マウスピースに入ることができるようになっている請求項4ないし31のいずれかに記載の吸入装置。
  33. 前記医薬キャリアおよびアクチュエータが、前記アクチュエータが前記保管位置と投薬位置との間の中間に位置している時に、前記本体に可逆的に装填可能である請求項1ないし32のいずれかに記載の吸入装置。
  34. 前記医薬キャリアが、エアロゾル容器である請求項31ないし33のいずれかに記載の吸入装置。
  35. 前記エアロゾル容器が、医薬の推進剤中懸濁液を含む請求項34に記載の吸入装置。
  36. 前記推進剤が、液化HFA134a、HFA−227または二酸化炭素を含む請求項35に記載の吸入装置。
  37. 前記医薬が、アルブテロール、サルメテロール、プロピオン酸フルチカゾンおよびジプロピオン酸ベクロメタゾンならびにそれらの塩または溶媒和物ならびにそれらの混合物からなる群から選択される請求項34または35に記載の吸入装置。
  38. 前記医薬が、キシナホ酸サルメテロールおよびそれの塩もしくは溶媒和物ならびにそれらの混合物を含む請求項37に記載の吸入装置。
  39. 前記医薬が、プロピオン酸フルチカゾンおよびそれの塩もしくは溶媒和物ならびにそれらの混合物を含む請求項37に記載の吸入装置。
  40. 前記医薬が、キシナホ酸サルメテロールおよびプロピオン酸フルチカゾンならびにそれの塩もしくは溶媒和物およびそれらの混合物、の組み合わせを含む請求項37に記載の吸入装置。
  41. 前記本体が、片手で保持できる形状のものであり、前記アクチュエータが同じ手の親指の動きによって、それの保管位置から投薬位置に移動可能である請求項1ないし40のいずれかに記載の吸入装置。
  42. 前記マウスピースの少なくとも一部が、使用者が握りやすい形状となっている請求項1ないし41のいずれかに記載の吸入装置。
  43. 医薬投薬のための請求項1ないし42のいずれかに記載の吸入装置の使用。
  44. 医薬キャリアを受け入れる形状になっており且つ内部に空気路を有する本体;および
    投薬位置と保管位置との間で可逆的に移動可能であり且つ空気穴を有している、マウスピースを有するアクチュエータ;
    を有し、組み立てると、前記アクチュエータが前記投薬位置にある時には前記空気路が前記空気穴と連通し、前記アクチュエータが前記保管位置にある時には前記空気路と前記空気穴が連通しないことを特徴とする部品キット。
  45. 医薬を収容するためのエアロゾル容器をさらに有する請求項44に記載の部品キット。
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