JP4638118B2 - 会員管理システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、会員の収支に応じて会員を優遇する会員管理システムに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
遊技機での遊技の結果として遊技客が獲得した遊技媒体或は貯玉等の遊技結果価値に対して景品の交換レートを定めることが可能な遊技場用装置が提供されている。この種の装置では、一般的に、パチンコ機、パチスロ機などの遊技機ごとに交換レートを定めていた。
【0003】
ところで、遊技場によっては、フロアやコーナー毎に遊技結果価値の交換レートを異ならせることがある。このような交換レートの変更を実現するための遊技場用装置として、遊技客が所有する遊技価値を計数し、計数した遊技結果価値に対して、フロアやコーナー毎に景品の交換レートを定める処理がなされていた。つまり、この種の遊技場用装置では、遊技の結果として遊技客の所有となった遊技結果価値に対して定められる景品の交換レートがフロアやコーナー毎に一定であった。
【0004】
これらの方法では、遊技客が遊技する前に景品の交換レートが決まっており、遊技客の興趣を向上させることができない。
そこで、特開平11−19316号公報のものでは、遊技機での遊技において、所定の遊技履歴の条件が成立したか否かを判定し、成立したと判定した場合は、所定の遊技履歴の条件が成立していないと判断した場合よりも、遊技客にとって有利な換金率(高い換金率)を決定するようにしている。これにより、遊技客は、所定の遊技履歴の条件が成立するように遊技するようになることから、遊技の興趣を高めることができる。
【0005】
しかしながら、特開平11−19316号公報のものでは、遊技の都度、その遊技の結果に応じて交換レートが定められていることから、継続的に負けている遊技客がたまたま勝った場合は、低交換レートでの交換となり、遊技客の過去の遊技成績が適切に反映されないことになる。
【0006】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、遊技客の過去の遊技成績を交換レートに適切に反映することができる会員管理システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明による会員管理システムは、会員管理手段と、景品管理手段と、計数装置とを備える。会員管理手段は、会員の景品玉と、その景品玉の交換相当金額から投資金額を差し引いて求められる遊技終了時の収支とを交換種別に対応付けて特定可能に遊技履歴を記憶し、前記収支、その収支に応じて増減する会員固有の交換レート掛け率、交換種別毎の貯玉数、及び交換種別毎の貯玉レートを会員毎に管理する会員管理手段を備える。景品管理手段は、会員管理手段が管理する会員固有の交換レート掛け率に前記交換種別毎に設定される通常の交換レートを掛けて求め、これを会員の交換種別毎の交換レートとして設定する。計数装置は、 遊技媒体を獲得した遊技客である会員が遊技を終了する場合に獲得した遊技媒体を投入し、その投入した遊技媒体の計数値に対応する景品玉数を特定可能な前記遊技履歴が、前記会員管理手段により記憶される当該会員の遊技履歴に存在するか否かを確認させ、存在する場合に前記計数値を口座内の貯玉数に加算させることで、当該獲得した遊技媒体の預け入れ処理を前記交換種別毎に行う。
更にこの管理システムは、会員が前記計数装置にて前記遊技媒体の預け入れ処理を行う場合に、その会員の口座に既に貯玉があるときは、前記景品管理手段に設定されているその会員の交換種別の景品交換レートを用いた次の式により処理後貯玉レートを求める一方、当該会員の口座に貯玉がないときは、その会員の前記景品管理手段に設定されている前記交換種別の景品交換レートを処理後貯玉レートとする。なお、景品玉とは遊技者が獲得して景品と交換可能な遊技媒体のことをいう。
処理後貯玉レート=処理後貯玉数÷{(処理前貯玉数÷処理前貯玉レート)+(計数値)÷(会員の交換種別の景品交換レート)}
【0008】
このような構成によれば、会員管理手段は、会員の収支を管理している。ここで、景品管理手段は、会員管理手段が管理する会員の過去の収支を考慮して会員毎の景品の交換レートを設定するので、会員の当日の遊技成績だけで交換レートを設定する構成に比較して、遊技客の過去の遊技成績を交換レートに適切に反映させることができる。
【0009】
上記構成において、会員管理手段に記憶されている遊技履歴中に前記計数装置により計数された計数値に対応する遊技履歴が存在しない場合は、処理後貯玉レートを求める前記式における「会員の交換種別の景品交換レート」を「通常の交換レート」に置き換えるようにしてもよい。
【0010】
また、前記景品管理手段は、前記交換種別の景品交換レートが等価交換レートを上回る場合は等価交換レートとし、通常の交換レートを下回る場合は通常の交換レートとするようにしてもよい。
このような構成によれば、景品交換レートが上がるにしても等価交換レートを上回るがないので、遊技客を過度に優遇することはない。また、景品交換レートが下がるにしても、通常の交換レートを下回ることはないので、遊技客に対する優遇が過度に下がることはない。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1には、景品交換用POSシステムの全体構成が概略的に示されている。この図1において、遊技機1及び台間玉貸機2は入出力装置3と接続されている。この入出力装置3はパチンコホール内LAN4を介してパチンコホール用集中管理装置であるホストコンピュータ(会員管理手段、景品管理手段に相当)5と通信可能に接続されており、ホストコンピュータ5は、各遊技機1の稼動状態を管理すると共に各台間玉貸機2の売上状態を管理するようになっている。
【0015】
パチンコホール内の所定場所には計数装置6が配置されており、各計数装置6は、LAN4を介してホストコンピュータ5と通信可能に接続されている。また、LAN4には、計数装置6から発券されたレシートの記録情報に基づいた景品交換を行うためのPOS端末7群がホストコンピュータ5と通信可能に接続されている。ホストコンピュータ5は、各計数装置6からの計数結果を記憶し、POS端末7からの読取結果と照合することにより計数玉と景品との交換を可能とする周知の景品交換動作を実行するようになっている。
【0016】
さて、ホストコンピュータ5には、本発明を実施する上で必要となる複数のテーブルが設定されており、以下、それらのテーブルについて説明する。
図2は、ホストコンピュータ5に設定されている交換レート設定テーブルを示している。この交換レート設定テーブルとは、フロア・コーナー毎に設置された遊技機1の機種毎に景品の交換レートを規定したもので、フロア名称、交換種別、交換レート、等価交換レートが設定されている。交換種別とは遊技機1の種別(パチンコ機orパチスロ機)に加えて同一種別における異なる機種を示している。交換レートとは100円景品との交換に必要な玉数(メダル数)のことで、通常の交換レートである。等価交換レートとは貸し玉料と等価な交換レートで、100円を玉単価で除したものである。この場合、交換レートは、非会員の交換レートであると共に、会員の交換レートの下限となる。また、等価交換レートは、会員の交換レートの上限で、会員として最も優遇されていることになる。
【0017】
図3は、ホストコンピュータ5に設定されている会員別交換レート掛け率管理テーブルを示している。この会員別交換レート掛け率管理テーブルとは、会員毎の優遇度を示すもので、会員番号に対応して交換レート掛け率が設定されている。この場合、交換レート掛け率が小さい程、優遇されていることになり、等価交換レート≦交換レート×会員毎の交換レート掛け率≦(通常の)交換レートの関係となる。
【0018】
図4は、ホストコンピュータ5に設定されている会員遊技履歴データテーブルを示している。この会員遊技履歴データテーブルは会員毎の収支(勝敗)を記憶するためのもので、会員番号に対応して、遊技開始時間、遊技終了時間、交換種別、機種、台番、アウト数、売上(貯玉による再プレイを含む)、収支(勝敗)、特賞回数などが設定されている。
尚、本発明でいう貯玉とは、遊技媒体をパチンコホールに預け入れる概念であり、遊技媒体がパチンコ玉に限定されるものではなく、遊技機がパチスロ機の場合はメダルをパチンコホールに預け入れることを意味する。
【0019】
さて、ホストコンピュータ5は、会員の収支を以下の計算式で求めるようにしている。
収支={(売上合計玉数+再プレイ玉数−差玉)×会員毎原価率−(売上合計玉数+(再プレイ玉数+手数料玉数)×会員毎原価率)}×単価
売上合計玉数=売上合計金額/単価
会員毎原価率=等価交換レート/交換レート×交換レート掛け率
【0020】
即ち、会員の収支は会員が現在持っている遊技媒体の換金相当金額から投資金額を差引いて求めることができることから、収支=持ち玉×原価率(等価交換レートに対する割合で、等価の場合は1となる)×単価−投資金額となる。ここで、持ち玉は、「台間玉貸機より払い出した玉」+「セーフ玉−アウト玉」である。
【0021】
ところで、貯玉システムを採用しているパチンコホールでは、貯玉から払い出した再プレイ玉も持ち玉として見なす必要がある。従って、会員が台間玉貸機2から再プレイすることも考慮すると、持ち玉=売上合計玉数+再プレイ玉数−差玉となる。
【0022】
一方、投資金額は売上合計玉数×単価により求めることができるものの、売上合計玉数は現金及びプリペイドカードによる玉貸しと、再プレイ(手数料を含む)を考慮する必要がある。この場合、現金及びカードによる売上は売上=投資金額となり、等価で考えればよいが、再プレイ分は等価とならず、再プレイ分を貯玉せずに換金してから投資したと見なして、等価交換レートに対する割合である原価率を掛ける必要がある。
【0023】
従って、売上玉=売上合計玉数+(再プレイ玉数+手数料玉数)×原価率となる。
ここで、上記した収支=持ち玉×原価率×単価−投資金額という式を変形すると、
となる。
しかるに、本実施の形態では、会員毎の原価率を用いているので、原価率は会員毎原価率となり、上述した式となる。
【0024】
また、交換レート掛け率の設定例としては、会員の勝敗(収支)が10000円増加する毎に交換レート掛け率を0.05増加する。また、勝敗(収支)が10000円減少する毎に交換レート掛け率を0.05減少する。つまり、会員の景品交換レートは当日の遊技成績に応じて変動することになる。
さらに、ホストコンピュータ5には会員利用情報テーブル及び貯玉管理テーブルが設定されている。この会員利用情報テーブルは会員毎の累積利用実績である。
【0025】
図5は、会員利用情報テーブルを示している。この会員情報テーブルは、会員番号に対応して、会員登録してからの来店日数、アウト、収支、ポイントが記憶されている。
図6は、貯玉管理テーブルを示している。この貯玉管理テーブルは会員毎の貯玉預け入れ残数を種別毎に管理するもので、会員番号に対応してパチンコ機及びパチスロ機が機種毎に設定されている。
【0026】
次に上記構成の作用について説明する。
遊技媒体を獲得した遊技客が遊技を終了する場合は、獲得した遊技媒体を計数装置6に投入する。これにより、計数装置6からレシートが発行されるので、そのレシートを景品交換カウンタに提出することにより所望の景品を入手することができる。この場合、遊技客が非会員のときは、獲得した遊技媒体を景品に交換する際の優遇は適用されず、通常の交換レートでもって景品に交換することになる。
【0027】
これに対して、遊技客が会員のときは、獲得した遊技媒体を景品に交換する際に優遇され、通常の交換レートよりも有利な交換レートでもって景品に交換することができる。この場合、会員を優遇する方法としては、当日の遊技成績だけで決定することも考えられるが、過去の遊技成績を考慮して決定する方が会員の優遇策としては望ましい。つまり、会員が負け続けている場合は交換レートを上げ(優遇度を高める)、会員が勝ち続けている場合は交換レートを下げる(優遇度を低める)のが望ましい。
【0028】
そこで、本実施の形態では、会員が貯玉システムを利用していることを前提として、貯玉レートという考え方を採用した。この貯玉レートは、会員の過去の遊技成績と当日の遊技成績を考慮した当日の貯玉の交換レートで、次のようにして求めるようにした。
会員が計数装置6にて貯玉の預入を行う場合、計数装置6は、信頼性を担保するために、その会員の当日の遊技履歴を確認し、その遊技履歴上の遊技客の景品玉と、計数した計数値とが正しく対応しているかを確認する。
【0029】
ここで、図7に示すように会員に対応する遊技履歴がある場合は、遊技履歴には交換種別が記憶されているので、図2に示した交換レート設定テーブルに設定された交換種別に対応した通常の交換レートに、図3に示した会員別交換レート掛け率管理テーブルに設定された交換レート掛け率を掛け合わせることにより、その会員の現在の交換レートを算出する。この場合、交換レート掛け率が小さいほど、その会員が優遇されていることになる。
【0030】
続いて、図6に示した貯玉管理テーブルに基づいて、その会員の貯玉数と貯玉レート、並びに計数値とその会員の交換レートにより、その交換種別における新しい貯玉レートを算出する。
具体的には、会員のAさんの遊技履歴が図7に示すようであった場合、Aさんの種別1(パチンコ機)の口座に貯玉がない状態で、Aさんが計数装置6で計数した遊技媒体を1000玉貯玉したとする。このとき、Aさんが遊技した遊技機1の交換種別である交換種別1の通常の交換レートが40玉、Aさんの交換レート掛け率が1であるとすると、Aさんの現在の交換種別1の景品交換レート40玉にて1000玉貯玉したことになり、この場合の貯玉レートは、貯玉の全てがAさんの現在の景品交換レート40玉で貯玉されたことから、40玉となる。
【0031】
さらに、Aさんが交換種別1で3000玉貯玉したとする。このとき、Aさんの収支が負けている場合は、その負けに応じて交換レート掛け率が低下し(優遇度が高くなり)、遊技を終了した時点での交換レート掛け率が1から0.97に低下したとすると、今回の貯玉の交換レートは、40×0.97=38.80玉にて3000玉貯玉することになる。
【0032】
しかるに、貯玉後のAさんの交換種別1の貯玉は4000玉となり、そのうち1000玉が交換レート40玉で貯玉され、3000玉が交換レート38.80玉で貯玉されていることになる。従って、交換レートの平均を処理後貯玉レートとすると、処理後貯玉レートは処理前の遊技成績と今回の遊技成績とを反映するものとなり、次の式で求めることができる。
【0033】
処理後貯玉レート=処理後貯玉数÷貯玉の現金換算値
=処理後貯玉数÷(処理前の現金換算値+今回の現金換算値
)
=処理後貯玉数÷{(処理前貯玉数÷処理前貯玉レート)+
(計数値÷会員の交換種別の景品交換レート)}
=4000÷{(1000÷40.00)+(3000÷3
8.80)}
=39.09
但し、計数値と対応している遊技履歴が存在しない場合は、その会員が本日勝っているのか、負けているのかを判断できず、その会員の適正な交換レート換算率が求めることができないため、通常の交換レートをその会員の交換種別の景品交換レートとして処理後貯玉レートを算出する。
【0034】
また、会員毎の交換種別毎の景品交換レートは、定義により必ず等価交換レートと通常レートの間にあるが、貯玉レートも同様な制限を受ける。つまり、図8に示すように会員が負け続けると、貯玉レートは上がるものの、その上限は等価交換レートとなる。また、会員が勝ち続けると、貯玉レートは下がるものの、その下限は通常の交換レートなる。
【0035】
次に、POS端末7での処理について説明する。
POS端末7の担当係員は、POS端末7にて計数装置6から発行されたレシートを読取ったときに、遊技客が会員であれば、会員カードをカードリーダにセットして会員情報を読取り、その会員の遊技履歴上の景品玉と、読取ったレシートの計数値とが正しく対応しているかを確認する。対応する遊技履歴がある場合、その会員の交換種別の景品交換レートによって特殊景品との交換を行う。また、景品交換を行わず、そのまま貯玉する場合、或は一部交換して残りを貯玉する場合は、計数装置6での処理と同様に計算して、処理後貯玉レートを算出する。従って、会員が計数装置6で貯玉するにしても、POS端末7で貯玉するにしても、同様に処理後貯玉レートが算出されることになる。
【0036】
ところで、パチンコホールにとっては、全店の貯玉預入金額の合計を求めることは、経営上必要であることから、ホストコンピュータ5は、全店の貯玉預入金額の合計を次のようにして求めるようにしている。
まず、会員毎の貯玉預入金額合計を、次の計算式で求める。
【0037】
【数1】
【0038】
そして、会員毎の貯玉預入金額を合計することにより、全店の貯玉預入金額を求めることができる。
【0039】
このような実施の形態によれば、貯玉システムを利用している会員に対して会員毎に交換レート掛け率を設定し、会員が計数玉を貯玉したときは、当日の会員の収支に応じて交換レート掛け率を変更することにより交換レートを求めると共に、貯玉前の交換レートと今回の貯玉レートとを考慮した貯玉レートを求め、その貯玉レートを真の交換レートとするようにしたので、交換レートに会員の過去の成績を反映させることができる。従って、今回の遊技成績のみで交換レートを決定する従来のものと違って、会員の過去の収支に応じた交換レートで貯玉することができ、会員に対して適切なサービスを提供することができる。
【0040】
また、貯玉システムを採用している場合は、会員の収支を再プレイ玉を考慮して求めるようにしたので、貯玉システムを採用したパチンコホールであっても、会員の収支を適切に求めることができ、会員の収支を交換レートに反映させることができる。
さらに、遊技客が貯玉したときの交換レートを、貯玉前の貯玉の換金相当額と今回の貯玉の換金相当額とから求めるようにしたので、会員の過去の収支を交換レートに適切に反映させることができる。
【0041】
本発明は、上記実施の形態に限定されることなく、次のように変形または拡張できる。
勝っている客ほど交換レートを高くすることにより、遊技客同士の競争心をあおり、競技意欲を高めるようにしてもよい。
貯玉システムを利用しないパチンコホールにおいて、会員の過去の収支に基づいて今回の交換レートを決定するようにしてもよい。
【0042】
【発明の効果】
本発明は以上の説明から明らかなように、会員の過去の収支に基づいて会員毎の景品交換レートを設定するようにしたので、遊技客の過去の遊技成績を交換レートに適切に反映することができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるPOSシステムの構成を示す図
【図2】ホストコンピュータに設定された交換レート設定テーブルを示す図
【図3】ホストコンピュータに設定された会員別交換レート掛け率管理テーブルを示す図
【図4】ホストコンピュータに設定された会員遊技履歴データテーブルを示す図
【図5】ホストコンピュータに設定された会員利用情報テーブルを示す図
【図6】ホストコンピュータに設定された貯玉管理テーブルを示す図
【図7】ホストコンピュータに設定された会員の遊技履歴を示す図
【図8】会員の収支と交換レートの変化との関係を示す図
【符号の説明】
1は遊技機、2は台間玉貸機、5はホストコンピュータ(会員管理手段、景品管理手段)、6は計数装置、7はPOS端末である。
Claims (3)
- 会員の景品玉と、その景品玉の交換相当金額から投資金額を差し引いて求められる遊技終了時の収支とを交換種別に対応付けて特定可能に遊技履歴を記憶し、前記収支、その収支に応じて増減する会員固有の交換レート掛け率、交換種別毎の貯玉数、及び交換種別毎の貯玉レートを会員毎に管理する会員管理手段と、
この会員管理手段が管理する会員固有の交換レート掛け率に前記交換種別毎に設定される通常の交換レートを掛けて求め、これを会員の交換種別毎の景品交換レートとして設定する景品管理手段と、
遊技媒体を獲得した遊技客である会員が、遊技を終了する場合にその獲得した遊技媒体を投入し、その投入した遊技媒体の計数値に対応する景品玉数を特定可能な前記遊技履歴が、前記会員管理手段により記憶される当該会員の遊技履歴に存在するか否かを確認させ、存在する場合に前記計数値を口座内の貯玉数に加算させることで、当該獲得した景品玉の預入処理を前記交換種別毎に行う計数装置と、を備え、
会員が前記計数装置にて前記遊技媒体の預入処理を行う場合に、その会員の口座に既に貯玉があるときは、前記景品管理手段に設定されているその会員の交換種別の景品交換レートを用いた次の式により処理後貯玉レートを求める一方、当該会員の口座に貯玉がないときは、その会員の前記景品管理手段に設定されている前記交換種別の景品交換レートを処理後貯玉レートとすることを特徴とする会員管理システム。
処理後貯玉レート=処理後貯玉数÷{(処理前貯玉数÷処理前貯玉レート)+(計数値)÷(会員の交換種別の景品交換レート)}
ここで、
・処理後貯玉数:計数値を口座内の貯玉数に加算させた値
・処理前貯玉数:前回の処理後貯玉数
・処理前貯玉レート:前回の処理後貯玉レート
・計数値:獲得した遊技媒体の計数装置による計数値 - 前記会員管理手段に記憶されている遊技履歴中に前記計数装置により計数された計数値に対応する遊技履歴が存在しない場合は、処理後貯玉レートを求める前記式における「会員の交換種別の景品交換レート」を「通常の交換レート」に置き換えることを特徴とする請求項1記載の会員管理システム。
- 前記景品管理手段は、前記景品交換レートが等価交換レートを上回る場合は等価交換レートとし、通常の交換レートを下回る場合は通常の交換レートとすることを特徴とする請求項1または2記載の会員管理システム。
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