JP4636939B2 - シート用クッション及びエアクッション - Google Patents
シート用クッション及びエアクッション Download PDFInfo
- Publication number
- JP4636939B2 JP4636939B2 JP2005156825A JP2005156825A JP4636939B2 JP 4636939 B2 JP4636939 B2 JP 4636939B2 JP 2005156825 A JP2005156825 A JP 2005156825A JP 2005156825 A JP2005156825 A JP 2005156825A JP 4636939 B2 JP4636939 B2 JP 4636939B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cushion
- seat
- air
- seat cushion
- knitted fabric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
前記座部クッション及び背部クッションが立体編物から形成されると共に、前記背部クッションの裏側に支持される、区分された複数のエア室を有するエアクッションを備え、該エアクッションにより、前記背部クッションの一部を膨出可能であり、かつ、前記背部クッションと前記エアクッションとの間に、可撓性のあるプレート部材が配設されていることを特徴とするシート用クッションを提供する。
請求項2記載の本発明では、前記座部クッション及び背部クッションの境界となる折り曲げ部が、異なる位置に複数箇所形成され、折り曲げ位置により、前記背部クッションの膨出する部分の高さを調整可能であることを特徴とする請求項1記載のシート用クッションを提供する。
請求項3記載の本発明では、前記エアクッションが、上下に2つのエア室に区分されていることを特徴とする請求項1又は2記載のシート用クッションを提供する。
請求項4記載の本発明では、複数のエア室に区分された前記エアクッションと、背部クッションとエアクッションとの間に配設される可撓性のある前記プレート部材とが、複数のエア室の境界部において接合されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1に記載のシート用クッションを提供する。
請求項5記載の本発明では、前記エアクッションは、空気の流出入口として機能し、空気を注入するためのポンプが接続される接続チューブと、
前記接続チューブとの連結部を、該接続チューブの周囲に密着させて設けられ、前記エア室を形成する空気袋本体と、
前記空気袋本体内に配置された立体編物と
を備えてなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1に記載のシート用クッションを提供する。
請求項6記載の本発明では、前記座部クッション及び背部クッションの境界となる折り曲げ部付近に一端が連結され、前記シートのシートクッションとシートバックとの間に挿入して該シートに固定するための挿入片を備えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1に記載のシート用クッションを提供する。
請求項7記載の本発明では、前記挿入片の他端に、前記シートのシートクッション及びシートバック間に挿入した際に、シートクッション又はシートバックの一部に、引き抜き方向に力が加わった際に係合する抜け防止の機能を果たすアンカー部が設けられていることを特徴とする請求項6記載のシート用クッションを提供する。
請求項8記載の本発明では、前記アンカー部は、挿入片の他端において、挿入方向反対側が該挿入片に密着しないように設けられていると共に、該アンカー部として皮革が用いられていることを特徴とする請求項7記載のシート用クッションを提供する。
請求項9記載の本発明では、前記背部クッションを構成する立体編物は、上部付近とその他の部分とで、上端縁の異物感を軽減するため、異なる荷重−変位特性を備えた素材から形成されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1に記載のシート用クッションを提供する。
請求項10記載の本発明では、直径98mmの圧縮板により厚み方向に加圧して測定された荷重−変位特性から得られるバネ定数は、前記上部付近に配置される立体編物が前記その他の部分を構成する立体編物よりも低い一方、直径30mmの圧縮板により厚み方向に加圧して測定された荷重−変位特性から得られるバネ定数は、前記上部付近に配置される立体編物が前記その他の部分を構成する立体編物よりも高いことを特徴とする請求項9記載のシート用クッションを提供する。
請求項11記載の本発明では、空気の流出入口として機能し、空気を注入するためのポンプが接続される接続チューブと、前記接続チューブとの連結部を、該接続チューブの周囲に密着させて設けられた複数のエア室を有する空気袋本体とを備えてなるエアクッションであって、
シートのシートクッション及びシートバック上に載置されて使用されるシート用クッションの背部クッション、又は、シートのシートバックに設けられる背部クッションに組み込まれ、ランバーサポートとして使用されるものであり、
前記いずれかの背部クッションと前記エアクッションとの間に配設される可撓性のあるプレート部材が、前記複数のエア室の境界部において接合されて一体化されていることを特徴とするエアクッションを提供する。
請求項12記載の本発明では、前記各エア室内に立体編物が配置されている請求項11記載のエアクッションを提供する。
厚さ:2.5mm
編地密度:25ウエール/インチ、48コース/インチ
引張強さ:縦・・・61kg/50mm、横・・・118kg/50mm
伸び:縦・・・60%、横・・・63%
定荷重伸率:縦・・・25%、横・・・15%
残留歪み率:縦・・・1%、横・・・1%
引裂き強さ:縦・・・37kg、横・・・37kg
材質:
表側のグランド編地・・・ポリエチレンテレフタレート繊維仮撚加工糸
裏側のグランド編地・・・ポリエチレンテレフタレート繊維仮撚加工糸
連結糸・・・・・・・・・ポリトリメチレンテレフタレートモノフィラメント
目付:981g/m2
厚さ:10.66mm
引張強さ:縦・・・1531N/50mm、横・・・1367N/50mm
伸び:縦・・・68%、横・・・107%
定荷重伸率(8cm幅、10kg、10分):
縦・・・15.5%、横・・・38.5%
残留歪み率(8cm幅、10kg、10分):
縦・・・0.9%、横・・・1.1%
縫目強さ:縦・・・724N、横・・・869N
縫目疲労:縦・・・0.9mm、横・・・1.1mm
10 座部クッション
20 背部クッション
21 上部付近
30,31 折り曲げ部
40,41 挿入片
40a,41a アンカー部
50 エアクッション
60 不織布
70 プレート部材
80 補助クッション
100 シート
110 シートクッション
120 シートバック
500 エアクッション
510 空気袋本体
520 立体編物
530 接続チューブ
600 上型
610 下型
Claims (12)
- 座部クッションと背部クッションとが一体に形成され、シートのシートクッション及びシートバック上に載置されて使用されるシート用クッションであって、
前記座部クッション及び背部クッションが立体編物から形成されると共に、前記背部クッションの裏側に支持される、区分された複数のエア室を有するエアクッションを備え、該エアクッションにより、前記背部クッションの一部を膨出可能であり、かつ、前記背部クッションと前記エアクッションとの間に、可撓性のあるプレート部材が配設されていることを特徴とするシート用クッション。 - 前記座部クッション及び背部クッションの境界となる折り曲げ部が、異なる位置に複数箇所形成され、折り曲げ位置により、前記背部クッションの膨出する部分の高さを調整可能であることを特徴とする請求項1記載のシート用クッション。
- 前記エアクッションが、上下に2つのエア室に区分されていることを特徴とする請求項1又は2記載のシート用クッション。
- 複数のエア室に区分された前記エアクッションと、背部クッションとエアクッションとの間に配設される可撓性のある前記プレート部材とが、複数のエア室の境界部において接合されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1に記載のシート用クッション。
- 前記エアクッションは、空気の流出入口として機能し、空気を注入するためのポンプが接続される接続チューブと、
前記接続チューブとの連結部を、該接続チューブの周囲に密着させて設けられ、前記エア室を形成する空気袋本体と、
前記空気袋本体内に配置された立体編物と
を備えてなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1に記載のシート用クッション。 - 前記座部クッション及び背部クッションの境界となる折り曲げ部付近に一端が連結され、前記シートのシートクッションとシートバックとの間に挿入して該シートに固定するための挿入片を備えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1に記載のシート用クッション。
- 前記挿入片の他端に、前記シートのシートクッション及びシートバック間に挿入した際に、シートクッション又はシートバックの一部に、引き抜き方向に力が加わった際に係合する抜け防止の機能を果たすアンカー部が設けられていることを特徴とする請求項6記載のシート用クッション。
- 前記アンカー部は、挿入片の他端において、挿入方向反対側が該挿入片に密着しないように設けられていると共に、該アンカー部として皮革が用いられていることを特徴とする請求項7記載のシート用クッション。
- 前記背部クッションを構成する立体編物は、上部付近とその他の部分とで、上端縁の異物感を軽減するため、異なる荷重−変位特性を備えた素材から形成されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1に記載のシート用クッション。
- 直径98mmの圧縮板により厚み方向に加圧して測定された荷重−変位特性から得られるバネ定数は、前記上部付近に配置される立体編物が前記その他の部分を構成する立体編物よりも低い一方、直径30mmの圧縮板により厚み方向に加圧して測定された荷重−変位特性から得られるバネ定数は、前記上部付近に配置される立体編物が前記その他の部分を構成する立体編物よりも高いことを特徴とする請求項9記載のシート用クッション。
- 空気の流出入口として機能し、空気を注入するためのポンプが接続される接続チューブと、前記接続チューブとの連結部を、該接続チューブの周囲に密着させて設けられた複数のエア室を有する空気袋本体とを備えてなるエアクッションであって、
シートのシートクッション及びシートバック上に載置されて使用されるシート用クッションの背部クッション、又は、シートのシートバックに設けられる背部クッションに組み込まれ、ランバーサポートとして使用されるものであり、
前記いずれかの背部クッションと前記エアクッションとの間に配設される可撓性のあるプレート部材が、前記複数のエア室の境界部において接合されて一体化されていることを特徴とするエアクッション。 - 前記各エア室内に立体編物が配置されている請求項11記載のエアクッション。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005156825A JP4636939B2 (ja) | 2004-11-25 | 2005-05-30 | シート用クッション及びエアクッション |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004341067 | 2004-11-25 | ||
JP2005156825A JP4636939B2 (ja) | 2004-11-25 | 2005-05-30 | シート用クッション及びエアクッション |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006175204A JP2006175204A (ja) | 2006-07-06 |
JP4636939B2 true JP4636939B2 (ja) | 2011-02-23 |
Family
ID=36729832
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005156825A Expired - Fee Related JP4636939B2 (ja) | 2004-11-25 | 2005-05-30 | シート用クッション及びエアクッション |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4636939B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101276767B1 (ko) * | 2011-08-16 | 2013-06-20 | 이재웅 | 차량용 에어쿠션 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010110492A (ja) * | 2008-11-07 | 2010-05-20 | Toshimitsu Sakai | 補助座席の座位調節機構 |
JP5848491B2 (ja) * | 2013-07-23 | 2016-01-27 | 村上 潤 | 着座補助具 |
CN110068991B (zh) * | 2014-10-23 | 2021-03-12 | Asml荷兰有限公司 | 用于光刻设备的支撑台和光刻设备 |
JP7077869B2 (ja) * | 2018-08-28 | 2022-05-31 | 株式会社アイシン | 車両用マッサージ装置 |
CN116098416B (zh) * | 2021-11-11 | 2024-06-18 | 安吉雷萨家具有限公司 | 一种带有固定卡件的座椅坐垫 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS583860U (ja) * | 1981-07-01 | 1983-01-11 | 川畑 市郎 | 座椅子用マツト |
JPS58131764U (ja) * | 1982-03-02 | 1983-09-06 | 株式会社桑野 | 車両用シ−トカバ− |
JPS6118053U (ja) * | 1984-07-09 | 1986-02-01 | 池田物産株式会社 | エアマツトのチユ−ブ接合構造 |
JPH0341719U (ja) * | 1989-08-30 | 1991-04-22 | ||
JP2000116461A (ja) * | 1998-10-16 | 2000-04-25 | Nissan Altia Co Ltd | 自動車シート用背当て |
-
2005
- 2005-05-30 JP JP2005156825A patent/JP4636939B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS583860U (ja) * | 1981-07-01 | 1983-01-11 | 川畑 市郎 | 座椅子用マツト |
JPS58131764U (ja) * | 1982-03-02 | 1983-09-06 | 株式会社桑野 | 車両用シ−トカバ− |
JPS6118053U (ja) * | 1984-07-09 | 1986-02-01 | 池田物産株式会社 | エアマツトのチユ−ブ接合構造 |
JPH0341719U (ja) * | 1989-08-30 | 1991-04-22 | ||
JP2000116461A (ja) * | 1998-10-16 | 2000-04-25 | Nissan Altia Co Ltd | 自動車シート用背当て |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101276767B1 (ko) * | 2011-08-16 | 2013-06-20 | 이재웅 | 차량용 에어쿠션 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006175204A (ja) | 2006-07-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1676745B1 (en) | Lumbar support, cushion for seat, and seat structure | |
JP4757553B2 (ja) | シート | |
JP5020448B2 (ja) | 車両用シート | |
JP3974856B2 (ja) | シート | |
JP4636939B2 (ja) | シート用クッション及びエアクッション | |
JP4323427B2 (ja) | シート | |
KR100861904B1 (ko) | 좌석 구조 | |
JP4634761B2 (ja) | シート | |
US11013342B2 (en) | Conveyance seat and seat cover for the same | |
JP5439046B2 (ja) | 椅子型マッサージ機 | |
CN110225845A (zh) | 用于机动车辆座椅的坐垫或靠背的衬垫的面套 | |
JP5297330B2 (ja) | シート | |
CN107985149B (zh) | 车辆用座椅 | |
WO2016059876A1 (ja) | ランバーサポート構造及び座席構造 | |
JPWO2017033467A1 (ja) | シートクッション | |
JP5038784B2 (ja) | 座席用クッション構造 | |
JP2005138675A (ja) | 車両用シートのシートバック構造 | |
JP5570056B2 (ja) | 座席構造 | |
JP4001502B2 (ja) | シート | |
JP2007117564A (ja) | 椅子類の座 | |
JP5189285B2 (ja) | バケットシート | |
JP5756742B2 (ja) | アームレスト | |
WO2023166751A1 (ja) | エアクッション | |
JP4009704B2 (ja) | 面状弾性体による座面を有するシート | |
JP2024034966A (ja) | クッション構造体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080508 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100628 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100706 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100903 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20101027 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20101122 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131203 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4636939 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |