JP4636549B2 - 車載フィルムアンテナ - Google Patents

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Description

本発明は、エレメントパターンを有するフィルムがフロントウィンドウのコーナー部付近に貼付けられる車載フィルムアンテナに関する。
エレメントパターンを有するフィルムがフロントウィンドウのコーナー部付近に貼付けられる車載フィルムアンテナが供されている(例えば特許文献1,2参照)。
特許第3651349号公報 特開2000−13122号公報
ところで、この種の車載フィルムアンテナは、フロントウィンドウのコーナー部付近に貼付けられるものであるが、フロントウィンドウのコーナー部付近に貼付けられている定期点検シールを避けて貼付けられるのが一般的である。これは、車載フィルムアンテナを定期点検シールに重ねて貼付けてしまうと、定期点検シールを交換する毎に車載フィルムアンテナを貼替える必要があり、フィルムをフロントウィンドウから剥がすときに定期点検シールが損傷するという事情があるからである。また、フィルムをフロントウィンドウから剥がすときに過大な力を与えてしまうと、エレメントパターンが損傷するという問題もある。
その一方で、車載フィルムアンテナを定期点検シールを避けてフロントウィンドウの中央側に寄せて貼付けてしまうと、電波の到来方向が車両前方であれば、車両前方からの電波を適切に受信することができる反面、車両ボデーの電波遮蔽の影響により車両後方からの電波を適切に受信することができず、車両後方からの電波の受信感度が減少するという問題がある。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、車両の向きや電波の到来方向に拘らず電波を安定して受信することができ、しかも、フィルムをフロントウィンドウから剥がすときに点検シールやエレメントパターンが損傷することを未然に回避することができ、また、再利用することをもできる車載フィルムアンテナを提供することにある。
請求項1に記載した車載フィルムアンテナによれば、フィルムを、そのフロントウィンドウのコーナー部付近に点検シールに重ねて貼付けられる貼付面が点検シール(定期点検シール)の裏面及びウィンドウガラスに対して自己粘着性及び再剥離性を有する材料から構成したので、フロントウィンドウのコーナー部付近に貼付けられることで、車両の向きや電波の到来方向に拘らず電波を安定して受信することができ、しかも、再剥離性を有することで、定期点検シールに対して滑らかに且つ過大な力を必要とすることなくフィルムをフロントウィンドウから剥がすことができ、フィルムをフロントウィンドウから剥がすときに定期点検シールやエレメントパターンが損傷することを未然に回避することができ、また、自己粘着性を有することで、再利用することをもできる。
請求項2に記載した車載フィルムアンテナによれば、フィルムをエラストマーシートから構成したので、透明素材からなるエラストマーシートを採用することで車載フィルムアンテナを貼付けたことにより視界を妨げてしまうことを未然に回避することができる。
請求項3に記載した車載フィルムアンテナによれば、フィルムをシリコン吸着シートから構成したので、透明素材からなるシリコン吸着シートを採用することで車載フィルムアンテナを貼付けたことにより視界を妨げてしまうことを未然に回避することができる。
請求項4に記載した車載フィルムアンテナによれば、フィルムを静電気シートから構成したので、透明素材からなる静電気シートを採用することで、車載フィルムアンテナを貼付けたことにより視界を妨げてしまうことを未然に回避することができる。
以下、本発明の一実施形態について、図1ないし図4を参照して説明する。車載フィルムアンテナ1は、図2に示すように、略左右対称となるように鋭角な2箇所の屈曲部を有する形状に成形されたエレメントパターン2がフィルム3に形成されて構成されている。エレメントパターン2は、1つの給電パターン4及び2つの接地パターン5,6が形成されて構成されている。フィルム3は、その貼付面3aが点検シール(車検シールや定期点検シール)の裏面及びフロントウィンドウの材質であるガラス(ウィンドウガラス)に対して自己粘着性及び再剥離性を有するシート(例えばいずれも透明素材からなるエラストマーシート、シリコン吸着シート及び静電気シートなど)を材料として構成されている。尚、車載フィルムアンテナ1は、例えばテレビの電波の周波数帯域である470MHz帯域の電波を受信するテレビ用アンテナであり、エレメントパターン2は、全体としてウィンドウガラスの誘電率による波長短縮率「0.7〜0.8」倍が考慮された長さに設計されている。
そして、車載フィルムアンテナ1は、次のようにしてフロントウィンドウ7のコーナー部付近に貼付けられる。尚、本実施形態では、車載フィルムアンテナ1がフロントウィンドウ7の天井部分8とピラー部分9とが交差するコーナー部付近で定期点検シール10に重ねて貼付けられる場合を説明する。
フィルム3は、図1及び図3に示すように、その給電パターン4がコーナー角に近い位置に位置決めされると共に一方の接地パターン5が天井部分8と容量結合して電気的に整合する第1の所定間隔を存し且つ他方の接地パターン6がピラー部分9と容量結合して電気的に整合する第2の所定間隔を存する位置に位置決めされ、定期点検シール10に重ねてフロントウィンドウ7に貼付けられる。そして、このようにしてフィルム3がフロントウィンドウ7に貼付けられた後に、例えば給電用同軸線の給電端子(図示せず)が給電パターン4に接続されることで給電点11が形成される。
ところで、以上は、接地パターン5と天井部分8とが容量結合すると共に接地パターン6とピラー部分9とが容量結合するループ型のアンテナに適用した場合を説明したが、接地パターン5と天井部分8とが導電部材(ワイヤ)で接続されると共に接地パターン6とピラー部分9とが導電部材で接続されるアンテナに適用した場合や、オープン型のアンテナに適用した場合も、同様の原理で実現することができる。また、図4に示すように、例えば他の用途に供される他の車載フィルムアンテナ21がフロントウィンドウ7の天井部分8に近い部位で車検シール22に重ねて貼付けられる場合も、同様の原理で実現することができる。
以上に説明したように本実施形態によれば、フィルム3を、そのフロントウィンドウ7のコーナー部付近に貼付けられる貼付面3aが定期点検シール10の裏面及びウィンドウガラスに対して自己粘着性及び再剥離性を有する材料から構成したので、フロントウィンドウ7のコーナー部付近に貼付けられることで、車両の向きや電波の到来方向に拘らず電波を安定して受信することができ、しかも、再剥離性を有することで、定期点検シール10に対して滑らかに且つ過大な力を必要とすることなくフィルム3をフロントウィンドウ7から剥がすことができ、フィルム3をフロントウィンドウ7から剥がすときに定期点検シール10やエレメントパターン3が損傷することを未然に回避することができ、また、自己粘着性を有することで、再利用することをもできる。
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形または拡張することができる。
エレメントパターンの形状は他の形状であっても良い。車載フィルムアンテナは、テレビ用アンテナに限らず、ラジオ用アンテナ、GPS用アンテナ、VICS用アンテナ及びETC用アンテナなどの他の用途に供されるアンテナであっても良い。
フィルムは、エラストマーシート、シリコン吸着シート及び静電気シートを材料として構成されているものに限らず、他のシートを材料として構成されるものであっても良い。また、視界を妨げない限りでは透明素材でなくても良い。
本発明の一実施形態を示すものであって、車載フィルムアンテナがフロントウィンドウに搭載された態様を示す正面図 車載フィルムアンテナの構成を示す図 車載フィルムアンテナがフロントウィンドウに搭載された態様を示す縦断側面図 複数の車載フィルムアンテナがフロントウィンドウに搭載された態様を示す正面図
符号の説明
図面中、1は車載フィルムアンテナ、2はエレメントパターン、3はフィルム、3aは貼付面、7はフロントウィンドウである。

Claims (4)

  1. エレメントパターンを有するフィルムがフロントウィンドウのコーナー部付近に点検シールに重ねて貼付けられる車載フィルムアンテナであって、
    前記フィルムは、そのフロントウィンドウのコーナー部付近に貼付けられる貼付面が前記点検シールの裏面及びウィンドウガラスに対して自己粘着性及び再剥離性を有する材料から構成されていることを特徴とする車載フィルムアンテナ。
  2. 請求項1に記載した車載フィルムアンテナにおいて、
    前記フィルムがエラストマーシートから構成されていることを特徴とする車載フィルムアンテナ。
  3. 請求項1に記載した車載フィルムアンテナにおいて、
    前記フィルムがシリコン吸着シートから構成されていることを特徴とする車載フィルムアンテナ。
  4. 請求項1に記載した車載フィルムアンテナにおいて、
    前記フィルムが静電気シートから構成されていることを特徴とする車載フィルムアンテナ。
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