JP4635146B2 - 細径チューブの接続構造 - Google Patents

細径チューブの接続構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4635146B2
JP4635146B2 JP2004347780A JP2004347780A JP4635146B2 JP 4635146 B2 JP4635146 B2 JP 4635146B2 JP 2004347780 A JP2004347780 A JP 2004347780A JP 2004347780 A JP2004347780 A JP 2004347780A JP 4635146 B2 JP4635146 B2 JP 4635146B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
small
fixing member
connection structure
diameter
tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004347780A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006118692A (ja
Inventor
晴示 島田
信之 浅里
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitta Corp
Original Assignee
Nitta Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitta Corp filed Critical Nitta Corp
Priority to JP2004347780A priority Critical patent/JP4635146B2/ja
Publication of JP2006118692A publication Critical patent/JP2006118692A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4635146B2 publication Critical patent/JP4635146B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

この発明は、一本又は複数本の細径チューブの接続構造に関するものである。
マイクロマシン等に流体を供給する場合、複数の細径チューブ介して行われることも考えられており、前記細径チューブの接続はフェルール式の管継手により行われることが多い(例えば、特許文献1。)。
しかしながら、フェルール式の管継手を用いた場合、各細径チューブに対してそれぞれ大きな管継手が必要となり、工具によるネジ回し代を考慮すると、隣合う細径チューブ相互の間隔は非常に大きくなってしまう。また、各細径チューブを管継手で接続することから作業性が良くない。
更に、一本或いは複数本の細径チューブにかかわらず、細径チューブに対してそれぞれ大きな管継手が必要となることからこの構造では厚みが大きくなってしまい、その結果、複数個を重ねた場合には厚みがかなり大きくなってしまう。
特開平11−248063号公報 (図1参照)
そこでこの発明では、並設された複数の細径チューブの接続構造において、隣合う細径チューブ相互間距離を小さくでき且つ作業性が優れたものにできることを課題とする。
また、この発明では、細径チューブの接続構造において、厚みを小さくすることを課題とする。
(請求項1記載の発明)
この発明の細径チューブの接続構造は、複数の細径チューブが固定された板材又はフィルムの端縁に、前記した各細径チューブを通過させる孔又はスリットを有した固定部材を設置し、前記固定部材と対になる継手部材には各細径チューブの端部が挿入されるシールリングを設け、前記固定部材と継手部材とが接続手段を介して所定の位置で接続状態にあるときには、固定部材からの押圧力によって押し込まれた各シールリングにより複数の細径チューブのシール性が確保される。
(請求項2記載の発明)
この発明の細径チューブの接続構造は、複数の細径チューブが固定された板材又はフィルムの端縁に、前記した各細径チューブが挿入される貫通孔及び前記細径チューブのシール性を確保する第1シールリングを有した固定部材を配置し、前記固定部材と対になる継手部材には流体経路を設けると共に前記流体経路の開口の包囲する態様で第2シールリングを設け、前記固定部材と継手部材とが接続手段を介して所定の位置で接続状態にあるときには、固定部材からの押圧力によって押し込まれた各第2シールリングにより貫通孔と流体経路とが外周流体密状態に繋がる。
(請求項3記載の発明)
この発明の細径チューブの接続構造は、細径チューブが固定された板材又はフィルムの端縁に、前記した細径チューブを通過させる孔又はスリットを有した固定部材を設置し、前記固定部材と対になる継手部材には細径チューブの端部が挿入されるシールリングを設け、前記固定部材と継手部材とが接続手段を介して所定の位置で接続状態にあるときには、固定部材からの押圧力によって押し込まれたシールリングにより細径チューブのシール性が確保される。
(請求項4記載の発明)
この発明の細径チューブの接続構造は、細径チューブが固定された板材又はフィルムの端縁に、前記細径チューブが挿入される貫通孔及び前記細径チューブのシール性を確保する第1シールリングを有した固定部材を配置し、前記固定部材と対になる継手部材には流体経路を設けると共に前記流体経路の開口の包囲する態様で第2シールリングを設け、前記固定部材と継手部材とが接続手段を介して所定の位置で接続状態にあるときには、固定部材からの押圧力によって押し込まれた第2シールリングにより貫通孔と流体経路とが外周流体密状態に繋がる。
(請求項5記載の発明)
この発明の細径チューブの接続構造は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明に関し、フィルムの端縁への固定部材の設置は、固定又は、着脱自在な取り付けである。
(請求項6記載の発明)
この発明の細径チューブの接続構造は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明に関し、固定部材と継手部材との接続がネジ式である。
(請求項7記載の発明)
この発明の細径チューブの接続構造は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明に関し、固定部材と継手部材のうちいずれか一方に、係止爪を有した一対の弾性腕を、他方に前記係止爪と着脱自在に係止状態になる被係止部を、それぞれ設けてあり、両者により固定部材と継手部材との接続が成されている。
(請求項8記載の発明)
この発明の細径チューブの接続構造は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明に関し、固定部材と継手部材との接続がラチェット式である。
(請求項9記載の発明)
この発明の細径チューブの接続構造は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明に関し、固定部材と継手部材との接続がクランプ式である。
この発明によると、並設された複数の細径チューブの接続構造において、隣合う細径チューブ相互間距離を小さくでき且つ作業性が優れたものにできる。
また、この発明によると、細径チューブの接続構造において、厚みを小さくできる。
以下にこの発明の細径チューブの接続構造を実施するための最良の形態としての実施例について詳細に説明する。
図1はこの発明の実施例1における細径チューブの接続構造(シリンジポンプPとの接続例)の部分断面図、図2は前記細径チューブの接続構造の断面図、図3は前記細径チューブの接続構造において、ボルト50で固定部材1と継手部材2を接続した状態の断面図、図4は前記シールリング4を押圧変形させた状態を示す断面図を示している。
(この細径チューブの接続構造の基本的構成について)
この細径チューブの接続構造は、図1や図2に示すように、複数の細径チューブtが固定されたフィルムF(板材でもよい)の端縁に、前記した各細径チューブtを通過させる孔10を有した固定部材1を設置し、図3に示すように前記固定部材1と対になる継手部材2に収容室20及びこれに繋がる流体経路21を設けると共に当該収容室20内に各細径チューブtの端部が挿入されるスリーブ3及びシールリング4を設け、前記固定部材1と継手部材2とが接続手段5を介して所定の位置で接続状態にあるときには、図4に示すように固定部材1からの押圧力によって厚み方向に偏平化された各シールリング4の弾性復帰力により複数の細径チューブtのシール性が確保されるようになっている。
以下に、この細径チューブtの接続構造を構成する各要素及び細径チューブtについて説明する。
(固定部材1について)
固定部材1は、図1や図2に示すように、平板材により構成されており、これの両端近傍部分にネジ孔11を設けてあると共に、前記ネジ孔11,11相互間部分には各細径チューブtを挿通するための複数の上記孔10を設けてある。なお、この固定部材1は、アルミ等の軽金属等、ステンレス、エンジニアリングプラスチックで形成されている。
(継手部材2について)
継手部材2は、図1や図2に示すように、その両端部近傍にボルト挿通孔22を貫通させてあり、前記ボルト挿通孔22,22相互間部分には上述した如く一面側に開口する複数の収容室20及びこれと同軸上で繋がる流体経路21を設けてある。
ここで、上記収容室20は図1や図2に示すように、断面円形状に形成されており、また、収容室20の開口部分近傍には図2や図3に示すように上記スリーブ3を抜け止め状態にするための内方突出鍔23を形成してある。
なお、この継手部材2は、耐薬品性を有する樹脂で形成されている。
(スリーブ3について)
スリーブ3は、図2や図3に示すように、細径チューブtが通過できる径の挿入孔30を有する筒状のものであり、一端側に上記内方突出鍔23と係止状態になる外方突出鍔31を設けてある。なお、上記した挿入孔30は、図1に示す組み立て状態において、流体経路21と同軸上に配置されたものとなっているが、固定部材1と対向する面側の挿入孔30部分は細径チューブtの案内をさせるべく当該面側に向かって徐々に拡径するように形成してある。
なお、スリーブ3は、ステンレス、エンジニアリングプラスチックで形成されている。
(シールリング4について)
シールリング4は、ゴムや弾性を有する樹脂等のエラストマーにより構成されており、材料としては例えばフッ素ゴム等を採用することができる。
ここで、このシールリング4は、その内径は細径チューブtの外径と同一径若しくは細径チューブtの外径よりも僅かに大きな径に、その外径は上記収容室10の直径と同一径若しくは僅かに小さな径に、それぞれ設定してあり、収容室10の奥側に配置されている。
なお、シールリング2としては、硬質プラスチック製、アルミニウム製又は銅製でもよい。
(接続手段5について)
接続手段5は、図1や図2に示すように、ボルト50により構成されており、ボルト挿通孔22を介して上記ネジ孔11に螺入されることによりその機能を発揮する。
(細径チューブtについて)
細径チューブtは、樹脂やゴムにより構成されたものであれば特に材料は限定されないが、その外径は0.1〜1.5mmに設定されたものである。
(シリンジポンプPに設けられた細径チューブtと継手部材2との接続について)
この接続態様については、継手部材2における固定部材1との対向面に設けられた収容室20、スリーブ3及びシールリング4から成る構造を、そのまま使用することができる。
(この細径チューブの接続構造よる細形チューブtの接続作業について)
この細径チューブの接続構造では、以下に示す作業のみでシール性とチューブ保持機能が確保される。
(1) 図1や図2に示すように、複数の細径チューブtが固定されたフィルムFの端縁に予め固定部材1を固着しておくか、又は着脱自在にピン等で取り付けておく。
(2) 図3に示すように、継手部材2と固定部材1とをボルト挿入孔22及びネジ孔11を使用してボルト50により接続状態にしておく。この状態において、図3に示すように、細形チューブtの先端部はシールリング4を通過又は少し手前のところに至っているが、固定部材1と継手部材2から突出するスリーブ3部分は接触していない。
(3) ボルト50のネジ孔22へのネジ込み量を増加していくと、継手部材1に対して固定部材1が接近していき、固定部材1により継手部材2から突出するスリーブ3部分は図4に示すように、押し込まれていく。これに伴いシールリング2は徐々に厚み寸法が減少していく(偏平化する)態様で変形していく。なお、この時点では、細形チューブtの先端部はシールリング4を僅かに通過している。
(4) シールリング4と収容室20の構成壁面及び細径チューブtとの圧接力の増加に伴いこれら相互間のシール機能は発揮され、これと同時に、細径チューブtとシールリング4との圧接力の増加に伴いチューブ保持機能は発揮される。
(この細径チューブの接続構造の優れた効果について)
従来のこの種の技術は背景の技術でも説明したように、大きな管継手により各別に細径チューブtを接続することになるから、工具によるネジ回し代を考慮すると、細径チューブtの並設ピッチは大きなものとなることが明らかである。また、各細径チューブt毎に、ネジ回しをしなければならず、非常に面倒である。
これに対して、この細径チューブの継手構造では、細径チューブtの並設ピッチは、シールリング4の外径よりも大きければ実施できる。つまり、細径チューブtの並設ピッチをかなり小さくできる。また、フィルムFに固着又は着脱自在に取り付けられた固定部材1と継手部材2とは、ボルト50をボルト挿入孔22に挿通させた後にネジ孔11をねじ込むだけで、複数の細径チューブtが同時に接続されることになり、操作が非常に簡単である。
「実施例1と類似する形態」
図5や図6に示す構造は、基本的には実施例1と同じであるが、接続手段5にスナップフィット「登録商標」の形態(弾性腕51の先端部に設けた係止爪52と、前記係止爪52が係止状態となる被係止部12とから構成されており、係止爪52の傾斜面53と固定部材1の角部13の当接により弾性腕51,51の先端部相互間が広がる態様で弾性変形した後に係止爪52が凹状係部12に至ると、弾性腕51,51の弾性復帰力により嵌まり込んで固定部材と継手部材とが所定の位置で接続できる構造)を採用している。その他、固定部材1と継手部材2とを接続する接続手段5としては、ラチェット方式やクランプ方式も採用できる。
図7はこの発明の実施例2における細径チューブの接続構造の断面図、図2は前記細径チューブの接続構造を構成する固定部材1と継手部材2が接続された状態の断面図を示している。
(この細径チューブの接続構造の基本的構成について)
この細径チューブの接続構造は、図7や図8に示すように、複数の細径チューブtが固定されたフィルムF(板材でもよい)の端縁に、前記した各細径チューブtにおけるフィルムFからの突出部が挿入される貫通孔13及び前記細径チューブtのシール性を確保する第1シールリング40を有した固定部材1を設置し、前記固定部材1と対になる継手部材2には流体経路25を設けると共に前記流体経路25の開口を包囲する態様で第2シールリング41を設け、前記固定部材1と継手部材2とが接続手段5を介して所定の位置で接続状態にあるときには、固定部材1からの押圧力によって厚み方向に偏平化された各第2シールリング41の弾性復帰力により貫通孔13と流体経路25とが外周流体密状態に繋がるようになっている。
なお、上記第1シールリング40は具体的には図7や図8に示すように、収容部14の奥側に収容されており、この収容部14を閉蓋すべく圧入されたスリーブ33によって偏平化された状態が維持されている。この状態において、細径チューブtの先端部は第1シールリング40から少し突出しており、偏平化された第1シールリング40の弾性復帰力により細径チューブtに対するシール性及びチューブ保持力を付与している。
また、接続手段5は、実施例1と同様にボルト50により構成されており、ボルト50を固定手段1側のネジ孔11にネジ込んで第2シールリング41を固定部材1と継手部材2で挟圧することにより、固定部材1と継手部材2間のシール性を保つようにしている。
「実施例2と類似する形態」
上記した接続手段5は所謂スナップフィット式、ラチェット方式及び、クランプ方式も採用できる。
この実施例3は、細径チューブの接続構造の厚みを小さくすることを主目的としたものであり、上記実施例1、2と基本的構成を同じくすることにより目的を達成するようにしている。すなわち、この実施例3の細径チューブの接続構造は、図1、2、7、8に示すように、
(1) 細径チューブtが固定されたフィルムF(又は板材)の端縁に、前記した細径チューブtを通過させる孔10(又はスリット)を有した固定部材1を設置し、前記固定部材1と対になる継手部材2には細径チューブtの端部が挿入されるシールリング4を設け、前記固定部材1と継手部材2とが接続手段5を介して所定の位置で接続状態にあるときには、固定部材1からの押圧力によって押し込まれたシールリング4により複数の細径チューブtのシール性が確保される。
(2) 細径チューブtが固定されたフィルムF(又は板材)の端縁に、前記細径チューブtが挿入される貫通孔13及び前記細径チューブtのシール性を確保する第1シールリング40を有した固定部材1を配置し、前記固定部材1と対になる継手部材2には流体経路25を設けると共に前記流体経路25の開口の包囲する態様で第2シールリング41を設け、前記固定部材1と継手部材2とが接続手段5を介して所定の位置で接続状態にあるときには、固定部材1からの押圧力によって押し込まれた第2シールリング41により貫通孔13と流体経路25とが外周流体密状態に繋がる。
(3) 上記(1) 又は(2) に関し、フィルムF(又は板材)の端縁への固定部材1の設置は、固定又は、着脱自在な取り付けである。
(4) その他の構成についても、実施例1や実施例2に記載したものは全て採用できる。
ここで、この実施例3の細径チューブの接続構造では、実施例1、2には記載していない連結手段を備えている。
連結手段は、例えば、細径チューブtの接続を阻害しない固定部材1又は/及び継手部材2部分に厚み方向に延びる貫通孔を設け、この貫通孔を利用して重ねられた複数の細径チューブの接続構造をボルト・ナットで一体化する構成が採用できる。また、連結手段としては、重ねられた細径チューブの接続構造中の固定部材1又は/及び継手部材2の対向面のうちの一方面に蟻溝を、他方面に凸部を、それぞれ設け、凸部と蟻溝とを蟻嵌合させる構成を採ることもできる。
図9及び図10に示すものは、一本の細径チューブtを接続するための細径チューブの接続構造T1〔図11の(a)〕と、二本の細径チューブtを接続するための細径チューブの接続構造T2〔図11の(b)〕と、三本の細径チューブtを接続するための細径チューブの接続構造T3〔図11の(c)〕と、四本の細径チューブtを接続するための細径チューブの接続構造T4〔図11の(d)〕をボルトB・ナットNにより積層一体化した例である。この実施例の連結手段では、細径チューブの接続構造T1,T2,T3,T4の固定部材1又は/及び継手部材2における厚み方向上下面のうち、一方面に突部60を、他方面に凹部61を、それぞれ設けると共に、前記突部60及び凹部61の中央部で開放するボルト挿通孔hを設けるようにしている。つまり、隣接する細径チューブの接続構造相互は、突部60と凹部61との嵌合により位置ズレが防止され、ボルト挿通孔hに挿通したボルトBの雄ネジ端にナットNをネジ込むことにより一体化される。
(この細径チューブの接続構造の優れた効果について) この細径チューブの接続構造は、シールリング4の外径よりも少し大きい厚みで実施できるから、多数の細径チューブの接続構造を重ねた場合でも、全体厚みは最小限に抑えることができる。
また、連結手段により多数の細径チューブの接続構造、重ねた状態で簡単に一体化できる。
この発明の実施例1における細径チューブの接続構造(シリンジポンプへの接続例)の部分断面図。 前記細径チューブの接続構造の断面図。 前記細径チューブの接続構造において、ボルトで固定部材と継手部材を接続した状態の断面図。 前記細径チューブ継手を構成するスリーブによりシールリングを押圧変形させた状態を示す断面図。 前記実施例1に類似する形態の細径チューブの接続構造の断面図。 図5に示された細径チューブの接続構造を構成する固定部材と継手部材とがスナップフィットで接続された状態の断面図。 この発明の実施例2における細径チューブの接続構造の断面図。 前記細径チューブの接続構造を構成する固定部材と継手部材が接続された状態の断面図。 この発明の実施例3における細径チューブの接続構造を、厚み方向に積み重ねて連結した状態を示す正面図。の断面図。 前記細径チューブの接続構造を、厚み方向に積み重ねて連結した状態を示す側面図。 前記細径チューブの接続構造を各別に部分断面した上面図。
符号の説明
t 細径チューブ
1 固定部材
2 継手部材
3 スリーブ
4 シールリング
5 接続手段
10 孔
11 ネジ孔
20 収容室
30 挿入孔

Claims (9)

  1. 複数の細径チューブが固定された板材又はフィルムの端縁に、前記細径チューブの各々を通過させる孔又はスリットを有した固定部材を設置し、前記固定部材と対になる継手部材には、前記固定部材から延出する前記細径チューブの各々に対応する位置に収容室が各々設けられ、前記収容室内には、各細径チューブの端部が挿入されるシールリングと前記端部を前記シールリングに案内するスリーブが配置され、前記スリーブには入り口側に向かって徐々に拡径された前記細径チューブの挿入口が設けられ、前記シールリングが押圧されていないとき前記スリーブの一端は前記収容室から突出し、前記固定部材と継手部材とが接続手段を介して所定の位置で接続状態にあるときには、前記固定部材からの押圧力によって前記スリーブが前記収容室内に押し込まれ、前記シールリングが前記収容室底部と前記スリーブとの間で圧縮され、各シールリングにより前記複数の細径チューブのシール性が確保されることを特徴とする細径チューブの接続構造。
  2. 細径チューブが固定された板材又はフィルムの端縁に、前記細径チューブを通過させる孔又はスリットを有した固定部材を設置し、前記固定部材と対になる継手部材には、前記固定部材から延出する前記細径チューブに対応する位置に収容室が設けられ、前記収容室内には、細径チューブの端部が挿入されるシールリングと前記端部を前記シールリングに案内するスリーブが配置され、前記スリーブには入り口側に向かって徐々に拡径された前記細径チューブの挿入口が設けられ、前記シールリングが押圧されていないとき前記スリーブの一端は前記収容室から突出し、前記固定部材と継手部材とが接続手段を介して所定の位置で接続状態にあるときには、固定部材からの押圧力によって前記スリーブが前記収容室内に押し込まれ、前記シールリングが前記収容室底部と前記スリーブとの間で圧縮され、シールリングにより前記細径チューブのシール性が確保されることを特徴とする細径チューブの接続構造。
  3. 前記収容室の開口部近傍には、内方突出鍔が設けられ、前記スリーブには前記内方突出鍔に係止される外方突出鍔31が設けられ、前記スリーブが前記収容室からの抜け止め状態で収容されることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の細径チューブの接続構造。
  4. 前記シールリングの内径が前記細径チューブの外径と同一、若しくは前記外径よりも僅かに大きな径に設定されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の細径チューブの接続構造。
  5. フィルムの端縁への固定部材の設置は、固定又は、着脱自在な取り付けであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の細径チューブの接続構造。
  6. 固定部材と継手部材との接続がネジ式であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の細径チューブの接続構造。
  7. 固定部材と継手部材のうちいずれか一方に、係止爪を有した一対の弾性腕を、他方に前記係止爪と着脱自在に係止状態になる被係止部を、それぞれ設けてあり、両者により固定部材と継手部材との接続が成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の細径チューブの接続構造。
  8. 固定部材と継手部材との接続がラチェット式であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の細径チューブの接続構造。
  9. 固定部材と継手部材との接続がクランプ式であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の細径チューブの接続構造。
JP2004347780A 2004-09-27 2004-11-30 細径チューブの接続構造 Expired - Fee Related JP4635146B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004347780A JP4635146B2 (ja) 2004-09-27 2004-11-30 細径チューブの接続構造

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004280641 2004-09-27
JP2004347780A JP4635146B2 (ja) 2004-09-27 2004-11-30 細径チューブの接続構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006118692A JP2006118692A (ja) 2006-05-11
JP4635146B2 true JP4635146B2 (ja) 2011-02-16

Family

ID=36536757

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004347780A Expired - Fee Related JP4635146B2 (ja) 2004-09-27 2004-11-30 細径チューブの接続構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4635146B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0219988U (ja) * 1988-07-15 1990-02-09
JPH08270863A (ja) * 1995-03-31 1996-10-15 Niyuumach:Kk パイプクランプ
JPH11101380A (ja) * 1997-09-29 1999-04-13 Tokai Rubber Ind Ltd 集束ホース用ワンタッチ接続装置
JP2001165366A (ja) * 1999-12-03 2001-06-22 Benkan Corp 管継手

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0219988U (ja) * 1988-07-15 1990-02-09
JPH08270863A (ja) * 1995-03-31 1996-10-15 Niyuumach:Kk パイプクランプ
JPH11101380A (ja) * 1997-09-29 1999-04-13 Tokai Rubber Ind Ltd 集束ホース用ワンタッチ接続装置
JP2001165366A (ja) * 1999-12-03 2001-06-22 Benkan Corp 管継手

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006118692A (ja) 2006-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1048884B1 (en) A connector for joining fluid flow passage-ways in a fluid handling system
US9377144B2 (en) Release tool for quick connector
JP2011106596A (ja) 管継手
JP4890130B2 (ja) 樹脂管用ワンタッチ継手
CN109661532B (zh) 管接头及卡定构件
KR20090132072A (ko) 원터치식 파이프 연결구
US20040094950A1 (en) Pipe coupling
CN110709636B (zh) 具有覆盖管道的功能的管道联接器
JP2009085289A (ja) ヘッダー
JP4635146B2 (ja) 細径チューブの接続構造
JP2005172233A (ja) 管接続部の構造及び管継手
JP2006200738A (ja) 流体輸送用のチューブ
JP2003287180A (ja) クイックコネクタ
JP4644477B2 (ja) 流体用ガスケット
JP6134285B2 (ja) マニホールド電磁弁
JP2007092773A (ja) 目玉継手の組立構造体
JP2006177476A (ja) 差込式管継手
JP2003028365A (ja) 差込式管継手
JPWO2008139932A1 (ja) 配管と被接続体との接続構造
JP4740219B2 (ja) パイプの連結構造
JP4563156B2 (ja) 細径チューブ継手
JPH08170765A (ja) 管接続具
JP5172910B2 (ja) ヘッダー
JP4557932B2 (ja) 流体デバイスどうしの接続構造
KR100493329B1 (ko) 파이프 연결구

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071129

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100216

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20100402

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100414

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101012

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20101012

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101018

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20101118

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131203

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4635146

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees