JP4634422B2 - カード利用処理システム、カード利用処理装置、カード利用処理方法およびカード利用処理プログラム - Google Patents

カード利用処理システム、カード利用処理装置、カード利用処理方法およびカード利用処理プログラム Download PDF

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この発明は、利用者の信用に基づいて発行されたカードの挿入を受け付けて、当該カードを一意に特定するために付与されているカード番号、および当該カードの利用内容に関する情報を含んだカード利用情報を送信する利用情報送信端末と、当該カード利用者が所有する通信機と、当該利用情報送信端末から受信したカード利用情報を用いて、当該カードの利用に関する処理を行うカード利用処理装置とからなるカード利用処理システム、カード利用処理装置、当該カード利用装置において実行されるカード利用処理方法、および当該カード利用装置であるコンピュータに実行させるカード利用処理プログラムに関する。
従来から、正規のユーザに対して提供される各種サービスが存在する。例えば、特許文献1には、携帯電話の発呼番号など通信機の固有IDをユーザ認証に用いる技術が開示されている。具体的に説明すると、ユーザにサービスを提供するサービスシステムがユーザIDと携帯電話の発呼番号を対応させて記憶するユーザID対応リストを備え、ユーザ端末からユーザIDを取得し、携帯電話から発呼番号を取得すると、取得したユーザIDと発呼番号の組み合わせがユーザIDリストにある場合に正規のユーザと判定し、例えば、サービスとしてファイルサーバへのアクセスを許可する技術が開示されている。
また、前記各種サービスの一つとして、クレジットカード決済サービスが存在する。所定の審査を経て、クレジットカードを配布された正規のユーザは、クレジットカードを利用することで、現金を用いることなく商取引の決済が可能となる。
特許第3497799号公報
ところで、上記したクレジットカード決済サービスにおいて、クレジットカード利用の安全性の向上を簡易に実現することが現実的に難しいという問題がある。すなわち、クレジットカードの安全を向上させるためにICカードの採用が盛んになってきているが、ICカード専用のカードリーダをクレジットカードの利用を受け付ける店舗等で用意する必要があるので、安全性の向上を簡易に実現することが現実的に難しいという問題がある。
また、スキミングなど、クレジットカードの不正利用が横行していることから、クレジットカード利用の安全性の向上を簡易に実現することに対しては、強い社会的な要請も存在する。
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、利用者の信用に基づいて配布されたクレジットカードなどのカード利用の安全性の向上を簡易に実現することが可能なカード利用処理システム、カード利用処理装置、カード利用処理方法およびカード利用処理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、所定の利用者に配布されたカードの挿入を受け付けて、当該カードを一意に特定するために付与されているカード番号を含んだカード利用情報を送信する利用情報送信端末と、当該カードの利用者が所有する通信機と、当該利用情報送信端末から受信したカード利用情報を用いて、当該カードの利用に関する処理を行うカード利用処理装置とからなるカード利用処理システムであって、前記カード利用処理装置は、前記カード番号と、前記通信機の固有情報である固有IDとを対応付けてあらかじめ記憶する記憶手段と、前記利用情報送信端末から前記カード利用情報を受信した場合に、前記記憶手段に記憶されている前記固有IDの中から、当該受信されたカード利用情報に含まれているカード番号に対応付けられた固有IDを検索する固有ID検索手段と、前記固有ID検索手段により検索された固有IDの通信機に対してコールを行い、自己の固有情報である装置固有IDを発信元としてカード利用者に通知する発信元通知手段と、前記発信元通知手段によりカード利用者に通知された前記装置固有IDに対して前記通信機からのコールバックがあった場合には、前記カードの利用に対する確認応答をカード利用者に要求する確認応答要求手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記利用情報送信端末は、前記カード番号の他に、当該カードの利用内容に関する情報を含んだカード利用情報を送信するものであって、前記確認応答要求手段は、前記発信元通知手段によりカード利用者に通知された前記装置固有IDに対して前記通信機からのコールバックがあった場合には、前記カードの利用内容に関する情報の内容についての音声を発信して、当該カードの利用内容に対する確認応答をカード利用者に要求することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記確認応答要求手段は、前記発信元通知手段によりカード利用者に通知された前記装置固有IDに対して前記通信機からのコールバックがあった場合には、前記利用情報送信端末にWEB画面を表示させて、当該カードの利用に対する確認応答をカード利用者に要求することを特徴とする。
また、本発明は、所定の利用者に配布されたカードの利用に関する処理を行うカード利用処理装置であって、ユーザが利用するカードを一意に特定するために付与されているカード番号と、当該カードの所有者であるユーザの通信機の固有情報である固有IDとを対応付けてあらかじめ記憶する記憶手段と、ユーザが利用するカードの挿入を受け付けた利用情報送信端末から前記カード番号を受信した場合に、前記記憶手段に記憶されている前記固有IDの中から、当該受信された利用情報に含まれているカード番号に対応付けられた固有IDを検索する固有ID検索手段と、前記固有ID検索手段により検索された固有IDの通信機に対してコールを行い、自己の固有情報である装置固有IDを発信元としてユーザに通知する発信元通知手段と、前記発信元通知手段によりユーザに通知された前記装置固有IDに対して前記通信機からのコールバックがあった場合には、前記カードの利用に対する確認応答をユーザに要求する確認応答要求手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、所定の利用者に配布されたカードの挿入を受け付けて、当該カードを一意に特定するために付与されているカード番号を含んだカード利用情報を送信する利用情報送信端末と、当該カードの利用者が所有する通信機と、当該利用情報送信端末から受信したカード利用情報を用いて、当該カードの利用に関する処理をカード利用処理装置において実行するカード利用処理方法であって、前記カード番号と、前記通信機の固有情報である固有IDとを対応付けてあらかじめ記憶部に記憶する記憶工程と、前記利用情報送信端末から前記カード利用情報を受信した場合に、前記記憶工程により記憶部にあらかじめ記憶されている前記固有IDの中から、当該受信されたカード利用情報に含まれているカード番号に対応付けられた固有IDを検索する固有ID検索工程と、前記固有ID検索工程により検索された固有IDの通信機に対してコールを行い、自己の固有情報である装置固有IDを発信元としてカード利用者に通知する発信元通知工程と、前記発信元通知工程によりカード利用者に通知された前記装置固有IDに対して前記通信機からのコールバックがあった場合には、前記カードの利用に対する確認応答をカード利用者に要求する確認応答要求工程と、を含んだことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記利用情報送信端末は、前記カード番号の他に、当該カードの利用内容に関する情報を含んだカード利用情報を送信するものであって、前記確認応答要求工程は、前記発信元通知工程によりカード利用者に通知された前記装置固有IDに対して前記通信機からのコールバックがあった場合には、前記カードの利用内容に関する情報の内容についての音声を発信して、当該カードの利用内容に対する確認応答をカード利用者に要求することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記確認応答要求工程は、前記発信元通知工程によりカード利用者に通知された前記装置固有IDに対して前記通信機からのコールバックがあった場合には、前記利用情報送信端末にWEB画面を表示させて、当該カードの利用に対する確認応答をカード利用者に要求することを特徴とする。
また、本発明は、所定の利用者に配布されたカードの挿入を受け付けて、当該カードを一意に特定するために付与されているカード番号を含んだカード利用情報を送信する利用情報送信端末と、当該カードの利用者が所有する通信機と、当該利用情報送信端末から受信したカード利用情報を用いて、当該カードの利用に関する処理をカード利用処理装置であるコンピュータに実行させるカード利用処理プログラムであって、前記カード利用処理装置であるコンピュータに、前記カード番号と、前記通信機の固有情報である固有IDとを対応付けてあらかじめ記憶部に記憶する記憶手順と、前記利用情報送信端末から前記カード利用情報を受信した場合に、前記記憶手順により記憶部にあらかじめ記憶されている前記固有IDの中から、当該受信されたカード利用情報に含まれているカード番号に対応付けられた固有IDを検索する固有ID検索手順と、前記固有ID検索手順により検索された固有IDの通信機に対してコールを行い、自己の固有情報である装置固有IDを発信元としてカード利用者に通知する発信元通知手順と、前記発信元通知手順によりカード利用者に通知された前記装置固有IDに対して前記通信機からのコールバックがあった場合には、前記カードの利用に対する確認応答をカード利用者に要求する確認応答要求手順と、を実行させることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記利用情報送信端末は、前記カード番号の他に、当該カードの利用内容に関する情報を含んだカード利用情報を送信するものであって、前記確認応答要求手順は、前記発信元通知手順によりカード利用者に通知された前記装置固有IDに対して前記通信機からのコールバックがあった場合には、前記カードの利用内容に関する情報の内容についての音声を発信して、当該カードの利用内容に対する確認応答をカード利用者に要求することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記確認応答要求手順は、前記発信元通知手順によりカード利用者に通知された前記装置固有IDに対して前記通信機からのコールバックがあった場合には、前記利用情報送信端末にWEB画面を表示させて、当該カードの利用に対する確認応答をカード利用者に要求することを特徴とする。
また、本発明は、所定の利用者に配布されたカードの挿入を受け付けて、当該カードを一意に特定するために付与されているカード番号、および当該カードの利用内容に関する情報を含んだカード利用情報を送信する利用情報送信端末と、当該カードの利用者が所有する通信機と、当該利用情報送信端末から受信したカード利用情報を用いて、当該カードの利用に関する処理を行うカード利用処理装置とからなるカード利用処理システムであって、前記カード利用処理装置は、前記カード番号と、前記通信機の固有情報である固有IDとを対応付けてあらかじめ記憶する記憶手段と、前記利用情報送信端末から前記カード利用情報を受信した場合に、前記記憶手段に記憶されている前記固有IDの中から、当該受信されたカード利用情報に含まれているカード番号に対応付けられた固有IDを検索する固有ID検索手段と、前記固有ID検索手段により検索された固有IDの通信機に対してコールを行うコール手段と、前記コール手段により行われたコールが前記通信機によって着信されたことを示す着信応答を受け付けた場合に、前記カードの利用内容に関する情報の内容についての音声を発信して、当該カードの利用内容に対する確認応答をカード利用者に要求する確認応答要求手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記確認応答要求手段は、前記コール手段により行われたコールが前記通信機によって着信されたことを示す着信応答を受け付けた場合に、前記利用情報送信端末にWEB画面を表示させて、当該カードの利用に対する確認応答をカード利用者に要求することを特徴とする。
本発明によれば、カード番号と、通信機の固有情報である固有IDとを対応付けてあらかじめ記憶し、カード番号を含んだカード利用情報を利用情報送信端末から受信した場合に、あらかじめ記憶されている固有IDの中から、受信されたカード利用情報に含まれているカード番号に対応付けられた固有IDを検索し、検索された固有IDの通信機に対してコールを行い、自己の固有情報である装置固有IDを発信元としてカード利用者に通知し、カード利用者に通知された装置固有IDに対して通信機からのコールバックがあった場合には、カードの利用に対する確認応答をカード利用者に要求するので、カードの利用内容に関する情報の内容についてユーザからの確認があった場合にのみ、カードの利用に関する処理を行うことができ、カード利用の安全性の向上を簡易に実現することが可能である。
また、本発明によれば、カード利用者に通知された装置固有IDに対して、カード利用者の所有する通信機からのコールバックがあった場合には、カードの利用内容に関する情報の内容についての音声を発信して、カードの利用内容に関する情報に対する確認応答をカード利用者に要求するので、カード利用者からのコールバックによって確立した通話内で、カードの利用内容についての確認をカード利用者に要求することができ、カード利用の安全性の向上を簡易かつ迅速に実現することが可能である。
また、本発明によれば、カード利用者に通知された装置固有IDに対して、カード利用者が所有する通信機からのコールバックがあった場合には、利用情報送信端末にWEB画面を表示させて、カードの利用内容に関する情報に対する確認応答をカード利用者に要求するので、カード利用の安全性の向上を簡易かつ確実に実現することが可能である。
以下に添付図面を参照して、この発明に係るカード利用処理システム、カード利用処理装置、カード利用処理方法およびカード利用処理プログラムの実施例を詳細に説明する。なお、以下では、本発明に係るカード利用処理システムの一実施形態を実施例1として説明した後に、本発明に含まれる他の実施形態(他の実施例)を説明する。
以下の実施例1では、実施例1に係るカード利用処理システムの概要および特徴、このカード利用処理システムの構成および処理を順に説明し、最後に実施例1による効果を説明する。
[カード利用処理システムの概要および特徴(実施例1)]
まず、図1を用いて、実施例1に係るカード利用処理システムの概要および特徴を説明する。図1は、実施例1に係るカード利用処理システムの概要および特徴を説明するための図である。
実施例1に係るカード利用処理システムは、利用者の信用に基づいて発行されたクレジットカードの利用に関する処理を実行することを概要とするが、カード利用の安全性の向上を簡易に実現する点に主たる特徴がある。
この主たる特徴について具体的に説明すると、実施例1に係るカード利用システムは、店舗などに設置されるクレジットカードリーダと、クレジットカード利用者の所有するカード利用者通信機と、クレジットカードの利用に関する処理を実行するクレジットカード利用処理装置とで構成される。そして、インターネットを介して、クレジットカードリーダとクレジットカード利用処理装置とが通信可能な状態で接続され、公衆電話網を介して、カード利用者通信機とクレジットカード利用処理装置とが電話接続可能な状態にある。
また、クレジットカード利用処理装置は、クレジットカードを一意に特定するために付与されているカード番号、およびクレジットカード利用者が所有するカード利用者通信機の電話番号をクレジットカード利用者からあらかじめ取得しておき、クレジットカードのカード番号とカード利用者通信機の電話番号とを対応付けて記憶している。また、クレジットカード利用処理装置は、店舗などを特定するための事業者番号と事業者名とを対応付けて記憶している。
そして、クレジットカードリーダは、クレジットカードの挿入を受け付けると、クレジットカードから読取ったカード番号、およびカードの利用内容に関する情報(例えば、課金金額や事業者番号など)を含んだカード利用情報をクレジットカード利用処理装置に送信する。
クレジットカード利用処理装置は、クレジットカードリーダからカード利用情報を受信すると、あらかじめ記憶している電話番号の中から、カード利用情報に含まれているカード番号に対応した電話番号を検索する。また、あらかじめ記憶している事業者名の中から、カード利用情報に含まれる事業者番号に対応した事業者名もあわせて読み出しておく。続いて、クレジットカード利用処理装置は、あらかじめ割り振られている自己の電話番号の中から一つの電話番号を選択し、選択した電話番号を発信元として、検索したクレジットカード利用者の電話番号に対してワンコールする。
カード利用者通信機は、クレジットカード利用処理装置からワンコールを着信した後、着信履歴に残された発信元電話番号に対するコールバック操作をユーザから受け付けると、発信元電話番号に対してコールバックする。
クレジットカード利用処理装置は、カード利用者通信機からの着信を受け付けると、通話を確立し、カード利用に関する情報の内容(例えば、課金金額や事業者名)、およびカード利用に関する情報の内容について所定のボタン操作入力による確認応答を要求するトーキーをカード利用者通信機に発信する。例えば、クレジットカード利用処理装置は、カード利用に関する情報の内容を了承する場合には、所定のボタン操作入力を行うように要求するトーキーを発信する。
カード利用者通信機は、カード利用に関する情報について所定のボタン操作入力による確認応答を要求するトーキーをクレジットカード利用処理装置から受信すると、トーキーを出力してユーザに聴取させる。そして、カード利用者通信機は、ユーザからのボタン操作入力を受け付けると、受け付けたボタン操作入力をクレジットカード利用処理装置に送信する。
クレジットカード利用処理装置は、カード利用者通信機からボタン操作入力を受信すると、クレジットカードによる取引を完了させる取引完了処理を実行し、取引完了処理の内容をクレジットカードリーダに送信する。
クレジットカードリーダは、クレジットカード利用処理装置から取引完了処理の内容を受信して取引内容を印字出力する。そして、例えば、店舗の従業員等は、クレジットカード利用者に対してサインなどを要求する。
このようなことから、実施例1に係るカード利用処理システムは、上述した主たる特徴の如く、カードの利用内容に関する情報の内容についてユーザからの確認があった場合にのみ、カードの利用に関する処理を行うことができ、カード利用の安全性の向上を簡易に実現することが可能である。
[カード利用処理システムの構成(実施例1)]
次に、図2〜図4を用いて、実施例1に係るカード利用処理システムの構成を説明する。図2は、実施例1に係るカード利用処理システムの構成を示すブロック図である。図3は、実施例1に係るカード利用者電話番号情報記憶部に記憶される情報の構成例を示す図である。図4は、実施例1に係る自局電話番号情報記憶部に記憶される情報の構成例を示す図である。
同図に示すように、実施例1に係るカード利用処理システムは、店舗などに設置されるクレジットカードリーダ10と、クレジットカード利用者の所有するカード利用者通信機20と、クレジットカードの利用に関する処理を実行するクレジットカード利用処理装置30とで構成される。そして、インターネット1を介して、クレジットカードリーダ10とクレジットカード利用処理装置30とが通信可能な状態で接続され、公衆電話網2を介して、カード利用者通信機20とクレジットカード利用処理装置30とが電話接続可能な状態にある。
クレジットカードリーダ10は、店舗などに設置されるカード取引用の端末である。クレジットカードリーダ10は、クレジットカードの挿入を受け付けると、クレジットカードから読取ったカード番号、およびカードの利用内容に関する情報(例えば、課金金額や事業者番号など)を含んだカード利用情報をクレジットカード利用処理装置30に送信する。また、クレジットカードリーダ10は、クレジットカード利用処理装置30から取引完了処理の内容を受信して取引内容を印字出力する。
カード利用者通信機20は、クレジットカード利用者の所有する通信機であり、例えば、携帯電話のように、通信機能を備えた通信端末である。カード利用者通信機20は、クレジットカード利用処理装置30からワンコールを着信した後、着信履歴に残された発信元電話番号に対するコールバック操作をユーザから受け付けると、発信元電話番号に対してコールバックする。
また、カード利用者通信機20は、カード利用に関する情報について所定のボタン操作入力による確認応答を要求するトーキーをクレジットカード利用処理装置30から受信すると、トーキーを出力してユーザに聴取させる。そして、カード利用者通信機20は、ユーザからのボタン操作入力を受け付けると、受け付けたボタン操作入力をクレジットカード利用処理装置30に送信する。
クレジットカード利用処理装置30は、クレジットカードの利用に関する処理を実行する処理装置であり、図2に示すように、通信制御I/F部31と、モデム32と、記憶部33と、制御部34とから構成される。
通信制御I/F部31は、クレジットカードリーダ10との間でやり取りする各種情報に関する通信を制御する。モデム32は、発信者番号読取機能を備え、カード利用者通信機20からの着信を受け付けると発信者電話番号を読取って、後述するコール部34cに送出する。
記憶部33は、制御部34による各種処理に必要なデータおよびプログラムを記憶する記憶部であり、特に本発明に密接に関連するものとしては、カード利用者電話番号情報記憶部33aと、自局電話番号情報記憶部33bと、事業者情報記憶部33cとを備える。なお、カード利用者電話番号情報記憶部33aは、特許請求の範囲に記載の「記憶手段」に対応する。
カード利用者電話番号情報記憶部33aは、クレジットカード利用者が使用するカード利用者通信機20に関する情報を記憶する記憶部であり、具体的には、図3に例示するように、クレジットカードを一意に特定するために付与されているカード番号(例えば、「0001」)と、クレジットカード利用者が所有するカード利用者通信機20の電話番号(例えば、「電話番号A」)とを対応づけてあらかじめ記憶して構成される。
自局電話番号情報記憶部33bは、具体的には、図4に例示するように、クレジットカード利用処理装置30に割り振られた電話番号(例えば、「電話番号B」など)に関する情報を記憶する記憶部である。
事業者情報記憶部33cは、クレジットカードリーダ10から送信されるカード利用情報の送信元である店舗を特定するための情報を記憶する記憶部であり、店舗を特定するために付与されている事業者番号と、事業者名とを対応付けて記憶して構成される。
制御部34は、所定の制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する処理部であり、特に本発明に密接に関連するものとしては、クレジットカード利用情報受信部34aと、電話番号検索部34bと、コール部34cと、通話確立処理部34dと、クレジットカード利用確認処理部34eとを備える。
なお、電話番号検索部34bは、特許請求の範囲に記載の「固有ID検索手段」に対応し、コール部34cは、同じく特許請求の範囲に記載の「発信元通知手段」に対応し、クレジットカード利用確認処理部34eは、同じく特許請求の範囲に記載の「確認応答要求手段」に対応する。
クレジットカード利用情報受信部34aは、クレジットカードリーダ10からカード利用情報を受信する。なお、カード利用情報には、クレジットカードを一意に特定するために付与されているカード番号、およびカードの利用内容に関する情報(例えば、課金金額や事業者番号など)が含まれている。
電話番号検索部34bは、クレジットカード利用情報受信部34aによってカード利用情報が受信されると、カード利用者電話番号情報記憶部33aに記憶されている電話番号の中から、カード利用情報に含まれているカード番号に対応した電話番号を検索する。また、電話番号検索部34bは、事業者情報記憶部33cに記憶されている事業者名の中から、カード利用情報に含まれる事業者番号に対応した事業者名もあわせて読み出しておく。
コール部34cは、自局電話番号情報記憶部33bに記憶されている自己の電話番号の中から一つの電話番号を選択し、選択した電話番号を発信元として、電話番号検索部34bにより検索されたクレジットカード利用者の電話番号に対して発信してワンコールする。
通話確立処理部34dは、カード利用者通信機20からの着信を受け付けたモデム32から着信通知を受け付けると、カード利用者通信機20との通話を確立する。
クレジットカード利用確認処理部34eは、カード利用に関する情報の内容(例えば、課金金額や事業者名)、およびカード利用に関する情報の内容について所定のボタン操作入力による確認応答を要求するトーキーをカード利用者通信機20に発信する。例えば、クレジットカード利用処理装置は、カード利用に関する情報の内容を了承する場合には、所定のボタン操作入力を行い、了承しない場合には、通話を切断するように要求するトーキーを発信する。
そして、クレジットカード利用確認処理部34eは、カード利用者通信機20からボタン操作入力を受信すると、クレジットカードによる取引を完了させる取引完了処理を実行し、取引完了処理の内容をクレジットカードリーダ10に送信する。また、所定時間内にボタン操作入力を受信できなかった場合、もしくは通話が切断された場合には、カード利用に関する情報の内容が不正である旨のメッセージをクレジットカードリーダ10に送信する。
なお、このクレジットカード利用処理装置30は、既知のパーソナルコンピュータ、ワークステーションなどの情報処理装置に、上記した各機能を搭載することによって実現することもできる。
[カード利用処理システムの処理(実施例1)]
続いて、図5を用いて、実施例1に係るカード利用処理システムの処理を説明する。図5は、実施例1に係るカード利用処理システムの処理の流れを示すシーケンス図である。
同図に示すように、クレジットカードリーダ10は、クレジットカードの挿入を受け付けると、クレジットカードから読取ったカード番号、およびカードの利用内容に関する情報(例えば、課金金額や事業者番号など)を含んだカード利用情報をクレジットカード利用処理装置30に送信する(ステップS501)。
クレジットカード利用処理装置30は、クレジットカードリーダ10からカード利用情報を受信すると(ステップS502)、カード利用者電話番号情報記憶部33aに記憶されている電話番号の中から、カード利用情報に含まれているカード番号に対応した電話番号を検索する(ステップS503)。そして、クレジットカード利用処理装置30は、自局電話番号情報記憶部33bに記憶されている自己の電話番号の中から一つの電話番号を選択し、選択した電話番号を発信元として、電話番号検索部34bにより検索されたクレジットカード利用者の電話番号に対して発信してワンコールする(ステップS504)。
カード利用者通信機20は、クレジットカード利用処理装置30からワンコールを着信した後(ステップS505)、着信履歴に残された発信元電話番号に対するコールバック操作をユーザから受け付けると、発信元電話番号に対してコールバックする(ステップS506)。
クレジットカード利用処理装置30は、カード利用者通信機20からの着信を受け付けると、カード利用者通信機20との通話を確立する(ステップS507)。
そして、クレジットカード利用処理装置30は、カード利用に関する情報の内容(例えば、課金金額や事業者名)、およびカード利用に関する情報の内容について所定のボタン操作入力による確認応答を要求するトーキーをカード利用者通信機20に発信する(ステップS508)。
カード利用者通信機20は、カード利用に関する情報について所定のボタン操作入力による確認応答を要求するトーキーをクレジットカード利用処理装置30から受信すると(ステップS509)、トーキーを出力してユーザに聴取させる。そして、カード利用者通信機20は、ユーザからのボタン操作入力を受け付けると、受け付けたボタン操作入力をクレジットカード利用処理装置30に送信する(ステップS510)。
クレジットカード利用処理装置30は、カード利用者通信機20からボタン操作入力を受信すると(ステップS511)、クレジットカードによる取引を完了させる取引完了処理を実行し(ステップS512)、取引完了処理の内容をクレジットカードリーダ10に送信する(ステップS513)。
クレジットカードリーダ10は、クレジットカード利用処理装置30から取引完了処理の内容を受信すると(ステップS514)、受信した取引内容を印字出力する(ステップS515)。
[実施例1による効果]
上述してきたように、実施例1によれば、クレジットカード利用処理装置30は、クレジットカードのカード番号と、カード利用者通信機の電話番号とを対応付けてあらかじめ記憶し、カード番号およびカードの利用に関わる情報を含んだカード利用情報をクレジットカードリーダ10から受信した場合に、あらかじめ記憶されている電話番号の中から、受信されたカード利用情報に含まれているカード番号に対応付けられた電話番号を検索し、検索された電話番号の通信機に対してコールを行い、自己の電話番号を発信元としてクレジットカード利用者に通知し、クレジットカード利用者に通知された電話番号に対して通信機からのコールバックがあった場合には、クレジットカードの利用内容に関する情報に対する確認応答をカード利用者に要求するので、クレジットカードの利用内容に関する情報の内容についてユーザからの確認があった場合にのみ、クレジットカードの利用に関する処理を行うことができ、カード利用の安全性の向上を簡易に実現することが可能である。
また、実施例1によれば、クレジットカード利用処理装置30は、クレジットカードの利用者に通知された自己の電話番号に対して、クレジットカードの利用者が所有する通信機からのコールバックがあった場合には、クレジットカードの利用内容に関する情報の内容についてのトーキーを発信して、クレジットカードの利用内容に関する情報に対する確認応答をカード利用者に要求するので、クレジットカードの利用者からのコールバックによって確立した通話内で、クレジットカードの利用内容についての確認をクレジットカードの利用者に要求することができ、クレジットカードの利用の安全性の向上を簡易かつ迅速に実現することが可能である。
また、上記の実施例1では、クレジットカード利用処理装置30は、クレジットカードリーダ10からカード番号を受信すると、カード番号に対応する電話番号をカード利用者電話番号情報記憶部33aから検索してワンコールし、カード利用者通信機20からのコールバック着信を受け付けて、カード利用者通信機20との通話を確立し、カード利用に関する情報の内容(例えば、課金金額や事業者名)、およびカード利用に関する情報の内容について所定のボタン操作入力による確認応答を要求するトーキーをカード利用者通信機20に発信する場合を説明した。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、クレジットカード利用処理装置30は、クレジットカードリーダ10からカード番号を受信すると、カード利用者電話番号情報記憶部33aからカード番号に対応する電話番号を検索して発信し、カード利用者通信機20との通話が確立されたことを示す着信応答を受け付けると、カード利用に関する情報の内容(例えば、課金金額や事業者名)、およびカード利用に関する情報の内容について所定のボタン操作入力による確認応答を要求するトーキーをカード利用者通信機20に発信するようにしてもよい。
このようにすることで、カード利用者に対してカード利用内容を確認させるための処理を軽減させることが可能となる。
ところで、上記の実施例1では、クレジットカード利用処理装置30が、クレジットカードリーダ10からクレジットカードのカード利用情報を受信して、クレジットカードの利用内容ついてクレジットカードの利用者に確認応答を要求する場合を説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、ネットワークを介した電子商取引を行うユーザが、自らが所有する端末からクレジットカードのカード利用情報をクレジットカード利用処理装置30に送信する場合にも同様に適用することができる。
そこで、以下では、図6を用いて、この場合の処理を説明する。図6は、実施例1に係るカード利用処理システムの処理の流れを示すシーケンス図である。なお、図6に示すステップS603〜ステップS615までの処理は、上記で説明した図5に示すS503〜ステップS515までの処理と同様であるので説明を省略する。
図6に示すように、ネットワークを介した電子商取引を行うユーザから、例えば、クレジットカードのカード番号や取引金額等からなるカード利用情報の入力を受け付けると、ユーザ端末40は、入力されたカード利用情報を電子商取引サービスの運営を行う店舗サーバに送信する(ステップS601)。店舗サーバは、提携しているクレジットカード利用処理装置30に対して、ユーザ端末40から受信したカード利用情報とともに、自己の事業者番号を転送する。電子商取引サービスを運営する店舗と提携しているクレジットカード利用処理装置30は、店舗サーバから転送されたカード利用情報および事業者番号を受信する(ステップS602)。この後の処理は、図5を用いて上記で説明した処理と同様である。
ところで、上記の実施例1では、クレジットカードの利用者にカード利用内容を確認させる場合を説明したが、銀行などに設置されているATM(Automatic Teller Machine)にキャッシュカードを挿入して利用するユーザが、正規のユーザであるか否かを認証する場合にも応用することができる。そこで、以下の実施例2では、実施例2に係るカード利用処理システムの構成および処理を説明した後に、実施例2による効果を説明する。
[カード利用処理システムの構成(実施例2)]
最初に、図7〜図10を用いて、実施例2に係るカード利用処理システムの構成を説明する。図7は、実施例2に係るカード利用処理システムの構成を示すブロック図である。図8〜図10は、実施例2に係るATM50に出力表示される画面イメージを示す図である。
同図に示すように、実施例2に係るカード利用処理システムは、銀行などに設置されるATM50と、キャッシュカードを用いてATMを利用するATM利用者の所有する携帯電話60と、キャッシュカード等を用いたATMの利用に関する処理を実行するATM利用処理装置70とで構成される。そして、インターネット1を介して、ATM50とATM利用処理装置70とが通信可能な状態で接続され、公衆電話網2を介して、携帯電話60とATM利用処理装置70とが電話接続可能な状態にある。
ATM50は、銀行などに設置される取引用の端末である。ATM50は、キャッシュカードの挿入を受け付けると、キャッシュカードから読取ったキャッシュカード番号とともに認証要求をATM利用処理装置70に送信する。
また、ATM50は、ATM利用処理装置70から認証画面データを受信すると、受信した認証画面データを出力表示する。ATM50には、例えば、図8に示すように、ATM利用者の携帯電話60にこれから着信がある旨と、発信元電話番号(例えば、「電話番号B」)に対してコールバックを要求する旨が表示される。
さらに、ATM50は、ATM利用処理装置70から認証画面データを再受信すると、再受信した認証画面データを出力表示する。ATM50には、例えば、図9に示すように、認証が完了した旨と、取引を希望する場合のボタン操作入力(例えば、「1#」)が表示される。
そして、ATM50は、ATM利用処理装置70から取引画面データを受信すると、受信した取引画面データを出力表示する。ATM50には、例えば、図10に示すように、通常の取引画面が表示される。
携帯電話60は、ATM利用処理装置70からワンコールを着信した後、着信履歴に残された発信元電話番号(例えば、「電話番号B」)に対するコールバック操作をユーザから受け付けると、発信元電話番号に対してコールバックする。
また、携帯電話60は、ユーザからのボタン操作入力を受け付けると、受け付けたボタン操作入力(例えば、「1#」)をATM利用処理装置70に送信する。
ATM利用処理装置70は、キャッシュカード等を用いたATMの利用に関する処理を実行する装置であり、図7に示すように、通信制御I/F部71と、モデム72と、記憶部73と、制御部74とから構成される。
通信制御I/F部71は、ATM50との間でやり取りする各種情報に関する通信を制御する。モデム72は、携帯電話60との電話接続を仲介し、後述するコール部74cから携帯電話60への発信があった場合に、発信元電話番号を携帯電話60に通知する。また、モデム72は、携帯電話60からの着信を受け付けると、着信通知を後述する通話確立処理部74dに送出するとともに、発信元電話番号を取得して後述するATM利用確認処理部74eに送出する。
記憶部73は、制御部74による各種処理に必要なデータおよびプログラムを記憶する記憶部であり、特に本発明に密接に関連するものとしては、ATM利用者電話番号情報記憶部73aおよび自局電話番号情報記憶部73bとを備える。なお、ATM利用者電話番号情報記憶部73aは、特許請求の範囲に記載の「記憶手段」に対応する。
ATM利用者電話番号情報記憶部73aは、キャッシュカード利用者が使用する携帯電話60に関する情報を記憶する記憶部であり、例えば、キャッシュカードを一意に特定するために付与されているキャッシュカード番号と、キャッシュカード利用者が所有する携帯電話60の電話番号とを対応づけてあらかじめ記憶して構成される。
自局電話番号情報記憶部73bは、ATM利用処理装置70に割り振られた電話番号(例えば、「電話番号B」など)に関する情報を記憶する記憶部である。
制御部74は、所定の制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する処理部であり、特に本発明に密接に関連するものとしては、認証要求受信部74aと、画面データ送信部74bと、コール部74cと、通話確立処理部74dと、ATM利用確認処理部74eとを備える。
なお、コール部74cは、特許請求の範囲に記載の「固有ID検索手段」および「発信元通知手段」に対応し、画面データ送信部74b、通話確立処理部74dおよびATM利用確認処理部74eは、同じく特許請求の範囲に記載の「確認応答要求手段」に対応する。
認証要求受信部74aは、キャッシュカード番号とともに認証要求をATM50から受信する。
画面データ送信部74bは、認証要求受信部74aによってATM50からの認証要求が受信されると、認証時の最初の認証画面データ(例えば、図8参照)を生成してATM50に送信する。また、画面データ送信部74bは、後述するATM利用確認処理部74eからの指示を受け付けて、2回目の認証画面データ(例えば、図9参照)を生成してATM50に送信する。さらに、画面データ送信部74bは、後述するATM利用確認処理部74eからの指示を受け付けて、取引画面データ(例えば、図10参照)を生成してATM50に送信する。
コール部74cは、画面データ送信部74bによって、認証時の最初の認証画面データ(例えば、図8参照)がATM50に送信された後、ATM利用者電話番号情報記憶部73aに記憶されている電話番号の中から、キャッシュカード番号に対応した電話番号(例えば、「電話番号B」)を検索する。そして、コール部74cは、自局電話番号情報記憶部73bに記憶されている自己の電話番号の中から一つの電話番号を選択し、選択した電話番号を発信元として、検索された電話番号に対して発信してワンコールする。
通話確立処理部74dは、モデム72から着信通知を受け付けると、携帯電話60との通話を確立する。
ATM利用確認処理部74eは、通話確立処理部74dによる通話確立後、モデム72から受け付けた発信元電話番号が、コール部74cによって検索された電話番号と一致する場合には、キャッシュカードのユーザを正規のユーザであるものと認証して、認証が完了した旨と、取引を希望する場合のボタン操作入力(例えば、「1#」)とを表示するための画面データの送信を画面データ送信部74bに指示する。
そして、ATM利用確認処理部74eは、取引を希望する場合のボタン操作入力を携帯電話60から受信した場合には、取引画面を表示するための取引画面データの送信を画面データ送信部74bに指示する。
[カード利用処理システムの処理(実施例2)]
次に、図11を用いて、実施例2に係るカード利用処理システムによる処理を説明する。図11は、実施例2に係るカード利用処理システムによる処理の流れを示すシーケンス図である。
同図に示すように、ATM50は、キャッシュカードの挿入を受け付けると、キャッシュカードから読取ったキャッシュカード番号とともに認証要求をATM利用処理装置70に送信する(ステップS1101)。
ATM利用処理装置70は、キャッシュカード番号とともに認証要求をATM50から受信すると(ステップS1102)、認証時の最初の認証画面データ(例えば、図8参照)を生成してATM50に送信する(ステップS1103)。
ATM50は、ATM利用処理装置70から認証画面データを受信すると(ステップS1104)、受信した認証画面データを出力表示する(ステップS1105)。
ATM利用処理装置70は、認証時の最初の認証画面データ(例えば、図8参照)をATM50に送信した後、ATM利用者電話番号情報記憶部73aに記憶されている電話番号の中から、キャッシュカード番号に対応した電話番号(例えば、「電話番号B」)を検索する(ステップS1106)。そして、コール部74cは、自局電話番号情報記憶部73bに記憶されている自己の電話番号の中から一つの電話番号を選択し、選択した電話番号を発信元として、検索された電話番号に対して発信してワンコールする(ステップS1107)。
携帯電話60は、ATM利用処理装置70からワンコールを着信した後(ステップS1108)、着信履歴に残された発信元電話番号(例えば、「電話番号B」)に対するコールバック操作をユーザから受け付けると、発信元電話番号に対してコールバックする(ステップS1109)。
ATM利用処理装置70は、モデム72から着信通知および発信者電話番号を受け付けると、携帯電話60との通話を確立する(ステップS1110)。
通話確立後、ATM利用処理装置70は、モデム72から受け付けた発信元電話番号が、コール部74cによって検索された電話番号と一致する場合には、キャッシュカードのユーザを正規のユーザであるものと認証して、認証が完了した旨と、取引を希望する場合のボタン操作入力(例えば、「1#」)とを表示するための画面データをATM50に再送信する(ステップS1111)。
ATM50は、ATM利用処理装置70から認証画面データを再受信すると(ステップS1112)、再受信した認証画面データを出力表示する(ステップS1113)。
携帯電話60は、ユーザからのボタン操作入力を受け付けると、受け付けたボタン操作入力(例えば、「1#」)をATM利用処理装置70に送信する(ステップS1114)。
ATM利用処理装置70は、取引を希望する場合のボタン操作入力を携帯電話60から受信した場合には(ステップS1115)、取引画面を表示するための取引画面データをATM50に送信する(ステップS1116)。
ATM50は、ATM利用処理装置70から取引画面データを受信すると(ステップS1117)、受信した取引画面データを出力表示する(ステップS1118)。
[実施例2による効果]
上述してきたように、実施例2によれば、ATM利用者に通知されたATM利用処理装置70の電話番号に対して、ATM利用者が所有する携帯電話60からのコールバックがあった場合には、ATM50にWEB画面を表示させて、キャッシュカードの利用に対する確認応答(通常の取引処理を行うか否かを確認するための応答)をカード利用者に要求するので、カード利用の安全性の向上を簡易かつ確実に実現することが可能である。
また、上記の実施例2では、ATM利用処理装置70は、キャッシュカード番号とともに認証要求をATM50から受信すると、キャッシュカード番号に対応した電話番号をATM利用者電話番号情報記憶部73aから検索してワンコールし、携帯電話60からのコールバック着信を受け付けて、携帯電話60との通話を確立し、ATM50に出力表示させるWEB画面を介して、取引を希望する場合のボタン操作入力をユーザに要求する場合を説明した。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、ATM利用処理装置70は、キャッシュカード番号とともに認証要求をATM50から受信すると、ATM利用者電話番号情報記憶部73aからキャッシュカード番号に対応する電話番号を検索して発信し、携帯電話60との通話が確立されたことを示す着信応答を受け付けると、携帯電話60との通話を切断し、ATM50に出力表示させるWEB画面を介して、取引を希望する場合のボタン操作入力をユーザに要求するようにしてもよい。
このようにすることで、カード利用者に対してカード利用内容を確認させるための処理を軽減させることが可能となる。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では、本発明に含まれる他の実施形態についての実施例を説明する。
(1)装置構成等
図2に示したクレジットカード利用処理装置30、または図7に示したATM利用処理装置70の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、クレジットカード利用処理装置30またはATM利用処理装置70の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、例えば、クレジットカード利用処理装置30およびATM利用処理装置70の各制御部が実現するインターネット通信機能と電話通信機能とを分離して、インターネット通信機能をWEBサーバで実現し、電話通信機能をIVR装置(Interactive Voice Response:音声自動応答装置)で実現するなど、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、クレジットカード利用処理装置30およびATM利用処理装置70の各制御部にて行なわれる各処理機能(図5および図11等参照)は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
(2)カード利用処理プログラム
ところで、上記の実施例で説明したクレジットカード利用処理装置30またはATM利用処理装置70の各種の処理(例えば、図5または図11参照)は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータシステムで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図12を用いて、上記の実施例1で説明したクレジットカード利用処理装置30と同様の機能を有するカード利用処理プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図12は、カード利用処理プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
同図に示すように、クレジットカード利用処理装置としてコンピュータ80は、入力部81、出力部82、通信制御I/F部83、HDD84、RAM85およびCPU86をバス90で接続して構成される。
ここで、入力部81は、ユーザから各種データの入力を受け付ける。出力部82は、各種情報を表示する。通信制御I/F部83は、ネットワークを介して、他の装置(例えば、クレジットカードリーダ10、図2等参照)との間でやり取りされる各種データに関する通信を制御する。RAM85は、各種情報を一時的に記憶する。HDD84は、CPU86による各種処理の実行に必要な情報を記憶する。CPU86は、各種演算処理を実行する。
そして、HDD84には、図12に示すように、上記の実施例1に示したクレジットカード利用処理装置の各処理部と同様の機能を発揮するカード利用処理プログラム84aと、クレジットカード利用処理に用いられるカード利用処理用データ84bとがあらかじめ記憶されている。なお、このカード利用処理プログラム84aを適宜分散させて、ネットワークを介して通信可能に接続された他のコンピュータの記憶部に記憶させておくこともできる。
そして、CPU86が、このカード利用処理プログラム84aをHDD84から読み出してRAM85に展開することにより、図12に示すように、カード利用処理プログラム84aはカード利用処理プロセス85aとして機能するようになる。そして、カード利用処理プロセス85aは、カード利用処理用データ84b等をHDD84から読み出して、RAM85において自身に割り当てられた領域に展開し、この展開したデータ等に基づいて各種処理を実行する。なお、カード利用処理プロセス85aは、図2に示したクレジットカード利用確認処理部34eに対応する。
なお、上記したカード利用処理プログラム84aについては、必ずしも最初からHDD84に記憶させておく必要はなく、例えば、コンピュータ80に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」、さらには、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ80に接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」などに各プログラムを記憶させておき、コンピュータ80がこれらから各プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
以上のように、本発明に係るカード利用処理システム、カード利用処理装置、カード利用処理方法およびカード利用処理プログラムは、利用者の信用に基づいて発行されたクレジットカードなどのカード利用に関する処理を実行することに有用であり、特に、カード利用の安全性の向上を簡易に実現することに適する。
実施例1に係るカード利用処理システムの概要および特徴を説明するための図である。 実施例1に係るカード利用処理システムの構成を示すブロック図である。 実施例1に係るカード利用者電話番号情報記憶部に記憶される情報の構成例を示す図である。 実施例1に係る自局電話番号情報記憶部に記憶される情報の構成例を示す図である。 実施例1に係るカード利用処理システムの処理の流れを示すシーケンス図である。 実施例1に係るカード利用処理システムの処理の流れを示すシーケンス図である。 実施例2に係るカード利用処理システムの構成を示すブロック図である。 実施例2に係るATM50に出力表示される画面イメージを示す図である。 実施例2に係るATM50に出力表示される画面イメージを示す図である。 実施例2に係るATM50に出力表示される画面イメージを示す図である。 実施例2に係るカード利用処理システムによる処理の流れを示すシーケンス図である。 カード利用処理プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
符号の説明
1 インターネット
2 公衆電話網
10 クレジットカードリーダ
20 カード利用者通信機
30 クレジットカード利用処理装置
31 通信制御I/F部
32 モデム
33 記憶部
33a カード利用者電話番号情報記憶部
33b 自局電話番号情報記憶部
33c 事業者情報記憶部
34 制御部
34a クレジットカード利用情報受信部
34b 電話番号検索部
34c コール部
34d 通話確立処理部
34e クレジットカード利用確認処理部
40 ユーザ端末
50 ATM
60 携帯電話
70 ATM利用処理装置
71 通信制御I/F部
72 モデム
73 記憶部
73a ATM利用者電話番号情報記憶部
73b 自局電話番号情報記憶部
74 制御部
74a 認証要求受信部
74b 画面データ送信部
74c コール部
74d 通話確立処理部
74e ATM利用確認処理部
80 コンピュータ(クレジットカード利用処理装置)
81 入力部
82 出力部
83 通信制御I/F部
84 HDD(Hard Disk Drive)
84a カード利用処理プログラム
84b カード利用処理用データ
85 RAM(Random Access Memory)
85a カード利用処理プロセス
86 CPU(Central Processing Unit)
90 バス

Claims (10)

  1. 所定の利用者に配布されたカードの挿入を受け付けて、当該カードを一意に特定するために付与されているカード番号を含んだカード利用情報を送信する利用情報送信端末と、当該カードの利用者が所有する通信機と、当該利用情報送信端末から受信したカード利用情報を用いて、当該カードの利用に関する処理を行うカード利用処理装置とからなるカード利用処理システムであって、
    前記カード利用処理装置は、
    前記カード番号と、前記通信機の固有情報である固有IDとを対応付けてあらかじめ記憶する記憶手段と、
    前記利用情報送信端末から前記カード利用情報を受信した場合に、前記記憶手段に記憶されている前記固有IDの中から、当該受信されたカード利用情報に含まれているカード番号に対応付けられた固有IDを検索する固有ID検索手段と、
    前記固有ID検索手段により検索された固有IDの通信機に対してコールを行い、自己の固有情報である装置固有IDを発信元としてカード利用者に通知する発信元通知手段と、
    前記発信元通知手段によりカード利用者に通知された前記装置固有IDに対して前記通信機からのコールバックがあった場合には、前記カードの利用に対する確認応答をカード利用者に要求する確認応答要求手段と、
    を備えたことを特徴とするカード利用処理システム。
  2. 前記利用情報送信端末は、前記カード番号の他に、当該カードの利用内容に関する情報を含んだカード利用情報を送信するものであって、
    前記確認応答要求手段は、前記発信元通知手段によりカード利用者に通知された前記装置固有IDに対して前記通信機からのコールバックがあった場合には、前記カードの利用内容に関する情報の内容についての音声を発信して、当該カードの利用内容に対する確認応答をカード利用者に要求することを特徴とする請求項1に記載のカード利用処理システム。
  3. 前記確認応答要求手段は、前記発信元通知手段によりカード利用者に通知された前記装置固有IDに対して前記通信機からのコールバックがあった場合には、前記利用情報送信端末にWEB画面を表示させて、当該カードの利用に対する確認応答をカード利用者に要求することを特徴とする請求項1に記載のカード利用処理システム。
  4. 所定の利用者に配布されたカードの利用に関する処理を行うカード利用処理装置であって、
    ユーザが利用するカードを一意に特定するために付与されているカード番号と、当該カードの所有者であるユーザの通信機の固有情報である固有IDとを対応付けてあらかじめ記憶する記憶手段と、
    ユーザが利用するカードの挿入を受け付けた利用情報送信端末から前記カード番号を受信した場合に、前記記憶手段に記憶されている前記固有IDの中から、当該受信された利用情報に含まれているカード番号に対応付けられた固有IDを検索する固有ID検索手段と、
    前記固有ID検索手段により検索された固有IDの通信機に対してコールを行い、自己の固有情報である装置固有IDを発信元としてユーザに通知する発信元通知手段と、
    前記発信元通知手段によりユーザに通知された前記装置固有IDに対して前記通信機からのコールバックがあった場合には、前記カードの利用に対する確認応答をユーザに要求する確認応答要求手段と、
    を備えたことを特徴とするカード利用処理装置。
  5. 所定の利用者に配布されたカードの挿入を受け付けて、当該カードを一意に特定するために付与されているカード番号を含んだカード利用情報を送信する利用情報送信端末と、当該カードの利用者が所有する通信機と、当該利用情報送信端末から受信したカード利用情報を用いて、当該カードの利用に関する処理をカード利用処理装置において実行するカード利用処理方法であって、
    前記カード番号と、前記通信機の固有情報である固有IDとを対応付けてあらかじめ記憶部に記憶する記憶工程と、
    前記利用情報送信端末から前記カード利用情報を受信した場合に、前記記憶工程により記憶部にあらかじめ記憶されている前記固有IDの中から、当該受信されたカード利用情報に含まれているカード番号に対応付けられた固有IDを検索する固有ID検索工程と、
    前記固有ID検索工程により検索された固有IDの通信機に対してコールを行い、自己の固有情報である装置固有IDを発信元としてカード利用者に通知する発信元通知工程と、
    前記発信元通知工程によりカード利用者に通知された前記装置固有IDに対して前記通信機からのコールバックがあった場合には、前記カードの利用に対する確認応答をカード利用者に要求する確認応答要求工程と、
    を含んだことを特徴とするカード利用処理方法。
  6. 前記利用情報送信端末は、前記カード番号の他に、当該カードの利用内容に関する情報を含んだカード利用情報を送信するものであって、
    前記確認応答要求工程は、前記発信元通知工程によりカード利用者に通知された前記装置固有IDに対して前記通信機からのコールバックがあった場合には、前記カードの利用内容に関する情報の内容についての音声を発信して、当該カードの利用内容に対する確認応答をカード利用者に要求することを特徴とする請求項5に記載のカード利用処理方法。
  7. 前記確認応答要求工程は、前記発信元通知工程によりカード利用者に通知された前記装置固有IDに対して前記通信機からのコールバックがあった場合には、前記利用情報送信端末にWEB画面を表示させて、当該カードの利用内容に対する確認応答をカード利用者に要求することを特徴とする請求項5に記載のカード利用処理方法。
  8. 所定の利用者に配布されたカードの挿入を受け付けて、当該カードを一意に特定するために付与されているカード番号を含んだカード利用情報を送信する利用情報送信端末と、当該カードの利用者が所有する通信機と、当該利用情報送信端末から受信したカード利用情報を用いて、当該カードの利用に関する処理をカード利用処理装置であるコンピュータに実行させるカード利用処理プログラムであって、
    前記カード利用処理装置であるコンピュータに、
    前記カード番号と、前記通信機の固有情報である固有IDとを対応付けてあらかじめ記憶部に記憶する記憶手順と、
    前記利用情報送信端末から前記カード利用情報を受信した場合に、前記記憶手順により記憶部にあらかじめ記憶されている前記固有IDの中から、当該受信されたカード利用情報に含まれているカード番号に対応付けられた固有IDを検索する固有ID検索手順と、
    前記固有ID検索手順により検索された固有IDの通信機に対してコールを行い、自己の固有情報である装置固有IDを発信元としてカード利用者に通知する発信元通知手順と、
    前記発信元通知手順によりカード利用者に通知された前記装置固有IDに対して前記通信機からのコールバックがあった場合には、前記カードの利用に対する確認応答をカード利用者に要求する確認応答要求手順と、
    を実行させることを特徴とするカード利用処理プログラム。
  9. 前記利用情報送信端末は、前記カード番号の他に、当該カードの利用内容に関する情報を含んだカード利用情報を送信するものであって、
    前記確認応答要求手順は、前記発信元通知手順によりカード利用者に通知された前記装置固有IDに対して前記通信機からのコールバックがあった場合には、前記カードの利用内容に関する情報の内容についての音声を発信して、当該カードの利用内容に対する確認応答をカード利用者に要求することを特徴とする請求項8に記載のカード利用処理プログラム。
  10. 前記確認応答要求手順は、前記発信元通知手順によりカード利用者に通知された前記装置固有IDに対して前記通信機からのコールバックがあった場合には、前記利用情報送信端末にWEB画面を表示させて、当該カードの利用内容に対する確認応答をカード利用者に要求することを特徴とする請求項8に記載のカード利用処理プログラム。
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