JP4634415B2 - プラズマディスプレイパネル及びそれを用いた画像表示装置 - Google Patents

プラズマディスプレイパネル及びそれを用いた画像表示装置 Download PDF

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Description

本発明はプラズマディスプレイパネル及びそれを用いた画像表示装置に関するものである。
プラズマディスプレイパネル(Plasma Display Panel:以下、PDPと略記する)は、大画面、薄型、平面を満足するディスプレイとして近年注目を浴びている。現在ではAC駆動の面放電型PDP(以下、AC面放電型PDPと略記する)が主流となっている。AC面放電型PDPは2枚のガラス基板間に密閉された微小な放電空間(放電セル)を多数設けた表示デバイスである。上記放電セル内に封入されたガス(放電ガス)の放電によりプラズマを形成し、そのプラズマからの紫外線により蛍光体を励起し、各蛍光体からの可視光によりディスプレイ画面を構成する。又、プラズマからの発光を直接利用する方式もある。
プラズマディスプレイを構成する材料の一つである放電ガスは、主に希ガス(特にNeとXeの混合ガス)が用いられてきた。公開公報、特開平6−342631号に記載のようにHe、Ne、Xeの3成分混合ガスが用いられた例もある(特許文献1)。この技術はHeとNeとの体積比を6対4から9対1とし、Xeの全ガス量に対する体積比を1.5%〜10%とするものである。しかしながらHeを多く入れすぎると寿命が短くなるという問題が生じる。又、公開公報、特開2000−67758号に記載のように、He、Ne、Xeの3成分混合ガスを用いてセル間のクロスト−クを制御して、サステイン電圧の動作マ−ジンを増大させるという例もある(特許文献2)。又、公開公報、特開平11−103431号に記載のように、He、Ne、Xeの3成分混合ガスを用いて、HeとXeの濃度を同一にして長い寿命、安定した動作電圧、適当な輝度特性を実現させた例もある(特許文献3)。更に、Proceedings of IDW’00(The 7th International Display Workshops)、p.639(2000)において、He、Ne、Xeの3成分混合ガスを用いて、紫外線発生効率が向上したという報告がある(非特許文献1)。
PDPを開発する上で、発光効率(lm/W)の改善が望まれている。発光効率とは輝度(cd/m)を単位体積点灯させるために必要な消費電力(W/m)で割り、観測系の立体角(steradian)で補正したものである。発光効率の改善においては、紫外線発生に影響を及ぼす放電ガスの設定が重要となってくる。この放電ガスの組成および圧力によってプラズマの状態は大きく変化し、発光効率も大きく変わってくる。しかしながら、実用的価値のあるプラズマディスプレイを開発しようとした場合に、発光効率向上のみならず、他の特性も含めた総合的に優れた性能を有するものでなければならない。即ち、放電ガスの組成、圧力を変化させて発光効率を向上させようとすると、寿命が短くなったり、駆動が不安定になってくる。又、実用上、高精細、高輝度、低価格といった要請も強い。従って、実用的価値のあるプラズマディスプレイを開発しようとした場合には、放電ガスの組成および圧力のみならず、その他の条件(駆動、コストなど)も視野に入れなければならない。
特開平6−342631号 特開2000−67758号 特開平11−103431号 Proceedings of IDW’00(The 7th International Display Workshops)、p.639(2000)
本願発明は、発光効率を向上させ、且つ寿命が保証され、且つ安定に駆動出来るPDPを提供する。更に、本願発明のPDPを用いることによって、高輝度、高精細、低価格となし得る。
上記課題に対して、本願発明は、放電ガスの組成、全圧力、書き込み電圧のパルス幅などの諸要素に特徴を有するものである。もって、発光効率を向上させ、寿命を保証し、駆動の不安定性を除去するものである。
本願発明は、(1)少なくともNe、Xe、Heの3成分を含む放電ガスを用いて、その混合比、圧力及び書き込み放電の電圧パルス幅を次の条件に設定する。
放電ガスの条件は、次の通りである。
(2)Xe組成比が2%〜20%であり、且つ(3)He組成比が15%〜50%である。且つ、(4)He組成比がXe組成比よりも大きく、(5)放電ガスの全圧力が400Torr〜550Torrである。
加えて、(6)アドレス電極に印加する電圧パルスの幅が2μs以下である。
更に、本願発明は、次の構成を有する場合、各々、より実用的な形態である。
即ち、本願発明の第2の形態は、Xe組成比が2%〜14%であり、且つHe組成比が15%〜50%であり、且つHe組成比がXe組成比よりも大きく、放電ガスの全圧力が400Torr〜550Torrであり、アドレス電極に印加する電圧パルスの幅が2μs以下である。この形態は、実用的により有利なPDPを実現出来る。即ち、Xeの組成比を、14%を越えて大きく取る場合、維持放電電圧の上昇が認められる。
本願発明の第3の形態は、Xe組成比が6%〜14%であり且つHe組成比が15%〜50%であり、且つHe組成比がXe組成比よりも大きく、放電ガスの全圧力が400Torr〜550Torrであり、アドレス電極に印加する電圧パルスの幅が2μs以下である。この場合、特に明るく発光効率の良いPDPを実現できる。
本願発明の第4の形態は、Xe組成比が6%〜12%であり且つHe組成比が15%〜50%であり、且つHe組成比がXe組成比よりも大きく、放電ガスの全圧力が400Torr〜550Torrであり、アドレス電極に印加する電圧パルスの幅が2μs以下である。このXe組成比の範囲の場合、特にHeの効果が著しく、更に効果的に発光効率が向上し明るいPDPを実現できる。
本願発明のPDPの提供によって、前記諸特性を満足する画像表示装置を提供することが出来ることはいうまでもない。
本願発明は、発光効率を向上させ、且つ寿命を確保し、且つ安定に駆動出来るPDPを提供する。
本願発明のプラズマディスプレイ装置を用いることにより、明るく動作の不安定性がなく且つ寿命が保証された画像表示システムを提供することが出来る。
(基本構造と動作の説明)
AC面放電型PDPは、2枚のガラス基板間に密閉された微小な放電空間(放電セル)を多数設けた表示デバイスである。
以下、図面を参照して説明する。尚、図において、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
図1は、一般的なAC面放電型PDPの構造の一部を示す分解斜視図の例である。図に示すPDPは、ガラス基板から成る前面基板21と背面基板28とを貼り合わせて一体化したものである。この例は、赤(R)、緑(G)、青(B)の各蛍光体層32を背面基板28側に形成した反射型のPDPである。前面基板21は、背面基板28との対向面上に一定の距離を隔てて平行に形成される一対の維持放電電極(表示電極とも言う)を有する。この一対の維持放電電極は、透明な共通電極(以下、単に、X電極と称する。)(22−1、22−2……)と、透明な独立電極(以下、単に、Y電極または走査電極と称する。)(23−1、23−2……)で構成される。また、X電極(22−1、22−2……)には、透明電極の導電性を補うための不透明のXバス電極(24−1、24−2……)、およびY電極(23−1、23−2……)には、Yバス電極(25−1、25−2……)が、図1の矢印D2の方向に延長して設けられる。
また、X電極(22−1、22−2……)、Y電極(23−1、23−2……)、Xバス電極(24−1、24−2……)およびYバス電極(25−1、25−2……)は、AC駆動のために放電から絶縁されている。即ち、これらの電極は、一般に低融点ガラス層からなる、誘電体層26により被覆され、この誘電体層26は保護膜27により被覆されている。
背面基板28は、前面基板21との対向面上に、前面基板21のX電極(22−1、22−2……)およびY電極(23−1、23−2……)と直角に立体交差するアドレス電極(以下、単に、A電極と称する。)29を有し、このA電極29は、誘電体層30により被覆される。このA電極29は、図1の矢印D1方向に延長して設けられる。この誘電体30上には、放電の広がりを防止(放電の領域を規定)するためにA電極29間を仕切る隔壁(リブ)31が設けられる。X電極とY電極の一対の維持放電電極も矢印D2の方向にリブで仕切られることもある。この隔壁31間の溝面を被覆する形で、赤、緑、青に発光する各蛍光体層32が、順次ストライプ状に塗布される。
図2は、図1中の矢印D2の方向から見たPDP断面構造を示す要部断面図であり、画素の最小単位である放電セル1個を示している。同図において、放電セルの境界は概略破線で示す位置である。33は放電空間を示し、プラズマを生成するための放電ガスが充填される。電極間に電圧を印加すると、放電ガスの電離によってプラズマ10が発生する。図2はプラズマ10が発生している様子を模式的に示す断面図である。図2において、図1の符号と同一の符号が同一の部位を示す。このプラズマからの紫外線が蛍光体32を励起して発光し、蛍光体32からの発光は、前面基板21を透過して、それぞれの放電セルからの発光でディスプレイ画面を構成する。
図3は、図2におけるプラズマ10中の荷電粒子(正または負の電荷を持った粒子)の動きを模式的に示したものである。図3中の符号3は負の電荷を持った粒子(例えば電子)、符号4は正の電荷を持った粒子(例えば正イオン)、符号5は正壁電荷、符号6は負壁電荷を示す。これは、PDP駆動中のある時点での電荷の状態を表しているものであり、当図における電荷配置に特別な意味は無い。
図3には、例として、Y電極23−1に負の電圧を、A電極29とX電極22−1に(相対的に)正の電圧を印加して放電が発生、終了した模式図を表している。この結果、Y電極23−1とX電極22−1の間の放電を開始するための補助となる壁電荷の形成(これを書き込みと称す)が行なわれている。この状態でY電極23−1とX電極22−1の間に適当な逆の電荷を印加すると、誘電体層26(および保護膜27)を介して両電極の間の放電空間で放電が起こる。放電終了後Y電極23−1とX電極22−1の印加電圧を逆にすると、新たに放電が発生する。これを繰り返すことにより継続的に放電を形成できる。これを維持放電と呼ぶ。
この時、放電空間に浮遊している荷電粒子および中性の励起状態にある粒子(主に準安定状態にある長寿命の粒子)の割合によって放電の起こり易さに影響を与えることがある。上記荷電粒子および中性の励起状態にある粒子を総称してプライミング粒子と呼ぶこともある。
図4は図1に示したPDPに1枚の画を表示するのに要する1TVフィ−ルド期間の動作を示す図である。図4の(A)はタイムチャ−トである。(I)に示すように1TVフィ−ルド期間40は、複数の異なる発光回数を持つサブフィ−ルド41より48に分割されている。各サブフィ−ルド毎の発光と非発光の選択により階調を表現する。各サブフィ−ルドは(II)に示すように予備放電期間49、発光セルを規定する書き込み放電期間50、維持放電期間51からなる。
図4の(B)は、図4の(A)の書き込み放電期間50においてA電極、X電極、及びY電極に印加される電圧波形を示す。波形52は書き込み放電期間50における1本のA電極に印加する電圧波形、波形53はX電極に印加する電圧波形、54、55はY電極のi番目と(i+1)番目に印加する電圧波形であり、それぞれの電圧をV0、V1、V2(V)とする。図4の(B)にA電極に印加する電圧パルスの幅をτaとして示してある。図4の(B)により、Y電極のi行目にスキャンパルス56が印加された時、A電極29との交点に位置するセルで書き込み放電が起こる。又、Y電極のi行目にスキャンパルス56が印加された時、A電極29がグランド電位(GND)であれば書き込み放電は起こらない。このように、書き込み放電期間50において、Y電極にはスキャンパルスが1回印加され、A電極29にはスキャンパルスに対応して発光セルではV0、非発光セルではグランド電位となる。この書き込み放電が起こった放電セルでは、放電で生じた電荷がY電極を覆う誘電体層および保護膜の表面に形成される。この電荷によって発生する電界の助けによって後述する維持放電のオンオフを制御できる。すなわち、書き込み放電を起こした放電セルは発光セルとなり、それ以外は非発光セルとなる。
図4の(C)は図4の(A)の維持放電期間51の間に維持放電電極であるX電極とY電極の間に一斉に印加される電圧パルスを示したものである。X電極には電圧波形58が、Y電極には電圧波形59が印加される。どちらも同じ極性の電圧V3(V)のパルスが交互に印加されることにより、X電極とY電極との間の相対電圧は反転を繰り返す。この間にX電極とY電極の間の放電ガス中で起こる放電を維持放電と称す。ここで維持放電はパルス的に交互に行なわれる。
現在、PDPは、例えば32インチ、42インチ或いは60インチなど大きさのものが開発されている。そして、こうした大きさのPDPでは、放電ギャップは概ね50μmより150μmが用いられている。本願発明にはこうしたこれまでのPDPを用いて十分である。
以上、本発明を適用する基本的なPDP構成の一例を示した。以下で、上記PDPの構成を基本として、本発明の実施例を用いて本願発明を詳細に説明する。
先ず、図5より図7の結果をもって、本願発明を説明する。上記基本構成で説明したPDPにおいて、放電空間33内に封入する放電ガスをNe、Xe、Heの三成分ガスを用い、それぞれの組成比を変化させて発光効率(lm/W)を測定した結果である。本例では、Ne、Xe、Heの三成分ガスを用いているが、当該ガスに不純ガスが含まれる場合もある。この場合も、基本的に本例と特性を維持することが出来る。
ガス組成は、Xeの組成比が2%、4%、6%、8%、12%、14%、20%、且つ、Heの組成比が0%、10%、15%、30%、50%の35種において評価した。全圧力は500Torrである。尚、特に図中に記述しないが、図の各測定点でのXe、Heの組成比の残部が、Neである。
ここで放電ガス中の組成比は次のように定義および測定される。まず、放電ガス中のある成分をαとするとき、αの組成比を
αの組成比=Nα/Nt・・・・・(1)
と定義する。ここで、Nαは単位体積の放電ガス中のα成分粒子(原子、分子)の個数であり単位は例えばm−3で表す。同様に、Ntは単位体積の放電ガス中の全粒子(原子、分子)の個数であり単位は例えばm−3で表す。上記定義は、物理法則に従い次のように表現され、又、測定することができる。即ち、
αの組成比=Pα/Pt・・・・・(2)
であり、Pαは放電ガス中のα成分ガスの分圧力、Ptは放電ガスの全圧力である。分圧力および全圧力は例えばTorrの単位で表現できる。全圧力は圧力計で測定することが可能である。又、各成分の分圧力および全圧力は、例えば質量分析器によりガス成分を分析することにより測定可能である。
図5からわかるようにXeの組成比を増加させると発光効率は向上する。しかし、Xe組成比が20%よりも大きくなると、維持放電電圧を大きく上昇させないと駆動できない。従って、この範囲の条件では、実用上的価値は無くなる。
図8に、Xe組成比に対して維持放電電圧V3をプロットしたものを示す。Xe組成比20%を越えると維持放電電圧が大きく上昇する。従って、その実用性は劣ったものとなる。一方、Xeの組成比が2%未満では発光効率そのものが低下し実用的価値がなくなる。尚、同図は、ガスの全圧力が500Torr、He組成比が0%の例である。Heを添加しても維持放電電圧V3はあまり変化せず、V3はXe組成比のみにほぼ依存する。本願発明の他の条件でも、Xeの組成比が2%より20%が好ましい範囲であることは変わりない。
このように、発光効率及び維持放電電圧の観点から、Xe組成比は2%より20%が良好な範囲である。
図5に示したHe0%(Ne−Xe二元系)の発光効率の結果を基準にとり、He組成比が10%、15%、30%、50%の発光効率に対して、それぞれのXe組成比において、比をとり、百分率で表したものを発光効率向上率と称する。この結果を図6、図7に示す。図6は、横軸をXe組成比にとり、図7は、横軸をHe組成比にとったものである。
図6の結果より、Heの組成比が15%から50%において発光効率が大きく向上するのがわかる。即ち、Xe組成比が2%から20%において、Heを15%から50%加えたとき、Heの効果により、さらに発光効率が向上する。
しかしながら、上記したようにXe組成比を増大させると維持放電電圧を上昇させなければならない。又、Xe20%の測定においては、図5よりわかるように、Xe組成比とともに上昇する発光効率の向上率が飽和気味である。従って、維持放電電圧と発光効率の向上率から、Xe組成比が2%から14%において、Heを15%から50%加えた放電ガスを用いた場合が、より実用的なガス組成であるといえる。
上記ガス組成の範囲で、特にXe組成比が6%以上の場合において、発光効率の絶対値が1.1 lm/W以上と大きい(図には示していないが、ピ−ク輝度が1000 cd/mを超える)。従って、Xe組成比が6%から14%において、Heを15%から50%加えた放電ガスを用いた場合に、特に明るく発光効率の良いPDPを実現できるガス組成であると言える。
更に、図7より、Xe組成比の違いにより、Heを加えた時の効果の大きさが異なることがわかる。Heを加えて特に効果的なのはXe組成比が6%から12%である。従って、Xe組成比が6%から12%において、Heを15%から50%加えた放電ガスを用いた場合に、Heの効果により、特に発光効率が向上し、明るいPDPを実現できる。
加えて、HeとXeの組成比に関して、図6を分析すると以下のことがわかる。He15%の条件では、He30%、He50%の条件と比較するとXe20%において急激に発光効率が減少しているのがわかる。更に、効果はほとんどないが、He10%において、Xe12%、Xe14%、Xe20%とXe組成比を増大させていくと発光効率が急激に減少していくことがわかる。即ち、Heを加える効果は、He組成比がXe組成比よりも大きいところで顕著に現れる。従って、HeとXeを共存させて用いる場合、Heの組成比をXeの組成比より大きくしておくのが肝要である。
上記結果は以下のようなモデルを用いて説明できる。Heを加えて発光効率が向上するのは、紫外線を発生するXeの励起状態へのカスケ−ド遷移がHeを加えることによって増大するからである。この遷移過程自体は、例えば、Proceedings of IDW’00(The 7th International Display Workshops)、p.639(2000)に報告がある。このカスケ−ド遷移の増大は、上記遷移の始状態ある励起原子の数がHeとの衝突遷移により増大するからである。従って、He原子の数がある一定量以上、すなわちHeの数がXe原子の数よりも多い、即ち、言い換えれば、He組成比がXe組成比よりも大きい時に、Heを加えた効果が顕著に現れる。
上記したXe組成比に対するHeの効果は、全圧力が400Torrおよび550Torrの場合においても同様である。即ち、Xe組成比が2%から20%において、Heを15%から50%加えたとき、Heの効果により発光効率が向上する。又、維持放電電圧と発光効率の向上率から、Xe組成比が2%から14%において、Heを15%から50%の放電ガスを用いた場合が、より実用的なガス組成であるといえる。又、Xe組成比が6%から14%において、Heを15%から50%を加えた放電ガスを用いた場合に、特に明るく発光効率の良いPDPを実現できるガス組成であるといえる。更に、Xe組成比が6%から12%において、Heを15%から50%加えた放電ガスを用いた場合に、Heの効果が特に大きく、明るいPDPを実現できる。又、Heを加える効果は、He組成比がXe組成比よりも大きいところで顕著に現れる。
この実施例から次のような結果を導くことが出来る。
Xe組成比が2%から20%において、Heを15%から50%加え、He組成比がXe組成比よりも大きいとき、Heの効果により、発光効率が向上する。
又、維持放電電圧と発光効率の向上率から判断して、Xe組成比が2%から14%において、Heを15%から50%加え、He組成比がXe組成比よりも大きい放電ガスを用いた場合が、より実用的なガス組成である。
更に、Xe組成比が6%から14%において、Heを15%から50%加え、He組成比がXe組成比よりも大きい放電ガスを用いた場合に、特に明るく発光効率の良いPDPを実現できる。
加えて、Xe組成比が6%から12%において、Heを15%から50%加え、He組成比がXe組成比よりも大きい放電ガスを用いた場合に、Heの効果により特に発光効率が向上し、明るいPDPを実現できる。
次に寿命の問題を考察する。Heを加えると発光効率は向上するが、あまり多くHeを加えると寿命が短くなるという問題が生じる。寿命の評価は、連続的にPDPを点灯させた時に、時間とともに減少する輝度の相対値を用いて行なう。即ち、0時間点灯時の輝度を1としたとき、その後の輝度の相対値を輝度維持率として評価する。寿命は一般に2万から3万時間保証されなけばならないが、600時間程度の測定でその後の輝度維持率の変化が容易に推測できるため、評価は600時間程度まで行なった。
図9及び図10に本発明の寿命評価例の実験結果を示す。図9は、Xe8%において、He0%、15%、30%、50%、60%と組成比を変化させて輝度維持率を測定した結果である。全圧力は500Torrである。図10は、He0%(Ne−Xe二元系)の輝度維持率の結果を基準にとり、He組成比がそれぞれ0%、15%、30%、50%、60%に対する輝度維持率の比をとり、百分率で表したものを輝度維持率の変化率として示した図である。He組成比の関数として表示した。
図9より時間とともに輝度維持率が低下するのが見られる。そして、Heの組成比が増加すると輝度維持率の低下が大きくなる。図10より、Heの組成比が50%まではHe0%に比べて輝度維持率の低下はそれほど大きくないが、Heの組成比が60%以上になると、急激に輝度維持率が低下するのがわかる。即ち、Heの組成比が50%を越えるとパネルの寿命が急激に低下して実用的価値が低下する。
この実験結果から明らかなように、Heの組成比が50%までにおいては、PDPの寿命は十分に保証される。こうした寿命に関する特性、即ち、輝度維持率の変化率に関して、本願発明のHe及びXeの範囲において、同様の結果を得ることが出来る。
又、本発明の実施例において、Ne62%−Xe8%−He30%のガス組成で、全圧力を変化させたときに発光効率、寿命がどのように変化するのかを調べた。寿命の指標は、672時間(hr)点灯後の輝度維持率を用いた。図11にその実験結果を示す。横軸がガスの全圧力、縦軸が寿命の指標、前記輝度の維持率である。図11において、黒点の結果は輝度の維持率、正方形の点の結果は発光効率の結果を示している。図より明らかなように、ガス組成を一定に保ったまま全圧力を350Torrから550Torrまで増大させていくと発光効率は向上する。しかし、550Torrから600Torrまで上げても発光効率は向上しない。又、600Torrにおいては圧力が高いため、大気圧との差が少なくなり、飛行機の中や高地などの気圧の低い所では大気圧力がパネル内部圧力より小さくなりパネルが破損する恐れがある。又、全圧力が350Torr以下においては発光効率が低く、更に、輝度維持率(寿命)も急激に低下する。全圧力が低いと、イオンが他の中性原子と衝突するまでの平均自由行程が長くなり保護膜表面または蛍光体表面に衝突するイオンの運動エネルギが大きくなるため輝度維持率(寿命)が低下する。従ってHeを加えた条件においては、全圧力は400Torrから550Torrまでが最適な条件である。
同様に、Ne66%−Xe4%−He30%およびNe58%−Xe14%−He30%のガス組成において同様の実験を行なった結果、やはり全圧力は400Torrから550Torrまでが最適な条件であることがわかった。
次に、放電の安定性について考察する。本実施例において、上記ガス組成および全圧力、寿命の評価を行なう際に、Xe組成比を増大させると、放電が不安定になるという問題が生じた。特に、図1に示したD2の方向に1ラインだけ点灯させたときに、パネルがちらつくという現象が顕著に現れる。この現象を良く調べた結果、図4の(A)の(II)に示した書き込み放電期間50において、A電極に電圧波形52を印加しても書き込み放電遅れが生じ、書き込み電圧パルスが印加されている間に放電が起こらない場合があることがわかった。
これはXe組成比を増大させると、放電空間に浮遊しているプライミング粒子(荷電粒子および中性の励起状態にある粒子)の減少が速くなるためと考えられる。即ち、図1からわかるように、D2の方向に1ラインだけ点灯させたときには、点灯しているセル同士は隔壁31で隔離されているため、隣接セルから放電を起こりやすくさせるプライミング粒子の影響を受けない。特に、準安定状態にある励起Xe原子が、他のXe原子を含む三体衝突によりXe励起分子を形成し発光によって減少する割合がXe組成比の増大とともに増加するからである。
上記書き込み放電の放電遅れを解決する方法として、以下の3つ方法が考えられる。(1)書き込み放電の電圧V0を上昇させる。即ち、放電空間の電界強度を増大させる。(2)Heの濃度を増大させる。即ち、放電ガス中の正イオンの移動度はHe組成比の増大とともに大きくなるため、放電形成の時間を早する。(3)A電極に印加する電圧パルスの幅τを広くする。即ち、放電が遅れる時間だけパルスの幅を広げる。
図12に書き込み放電の電圧(書き込み電圧)とHeの濃度を変化させ、上記D2の方向に1ラインだけ点灯させたときの書き込み放電の状態を調べた結果を示す。この例では、Xe組成比は12%、全圧力500Torrである。書き込み放電が、正常な条件を○、正常でない条件を×で示した。ここで、A電極に印加する電圧パルスの幅τは2μsとした。図4の(A)に示すように書き込み放電期間50の長さには限度があり、決められた数の書き込み放電をこの期間内に行なわなければならない。なぜならば、輝度を向上させようとしたとき、維持放電の電圧パルス数を増大させなければならないので、維持放電期間を長くして書き込み放電期間を短くしなければならず、τを短くする必要がある。更に、高解像度にしようとしたときには、放電セルの数が増大するため、書き込み放電期間が長くなる。従ってτを短くする必要がある。具体的には、τは2μs以下でなくてはならない。
図12より、He組成比が大きく、且つ書き込み電圧が高いほど書き込み放電の状態は良好になることがわかる。しかしながら、上記したように、He組成比が60%以上になると寿命が急激に短くなるという問題が生じるため、50%までが限度である。一方、書き込み電圧を高くすると、A電極にパルス電圧を印加するために、高耐圧のドライバ−を使用しなければならず、コストが増大する。従って、寿命に影響を与えない範囲の組成比でHeを添加することにより、書き込み電圧を低電圧化し、コストを低減させる必要がある。
図12は、一例としてXe組成比が12%の結果のみ示したが、その他のXe組成比2%、6%、8%、14%、20%においても、He組成比が大きく、且つ書き込み電圧が高いほど書き込み放電の状態は良好になる。従って、いずれのXe組成比においても、A電極に印加する電圧パルスの幅τは2μs以下で、寿命に影響を与えない範囲の組成比でHeを添加することにより、書き込み放電を低電圧化する必要がある。
即ち、Xe組成比が2%から20%の放電ガスにおいて、Heを15%から50%加え、A電極に印加する電圧パルスの幅τを2μs以下に設定することにより、安定に駆動でき、高輝度を確保することが出来る。
次に、本願発明を用いた画像表示装置の例を例示する。図13は画像表示システム104の例をブロック図で示したものである。PDP100とそれを駆動する駆動回路101とで画像表示装置(プラズマディスプレイ装置)102を構成し、さらに画像表示装置102に映像情報を送る映像源103とで画像表示システム104を構成している。画像表示システム自体は通例のもので十分であるので、その詳細は省略する。
Ne62%−Xe8%−He30%のガス組成、ガスの全圧力500Torrの条件において製造されたPDPに、駆動回路101を接続して画像表示装置を組み立てる。更に、この画像表示装置に映像信号を送る映像源103を接続して画像表示システムを構築する。この画像表示システムの画像評価を行なった。本例の画像表示システムでは、高発光効率で明るく動作の不安定性も見られず且つ前記寿命が保証される。
以上詳細に説明してきた通り、本願発明は、発光効率が高く、且つ寿命も保証され安定に駆動可能なPDPが提供することが出来る。更に、本願発明は、高輝度、高精細、低価格での駆動が可能なPDPをも提供することを可能とする。即ち、高発光効率に伴い、これまでと比較し高輝度を得ることが可能となる。また、A電極に印加する電圧パルスの幅を小さくとることによって、書き込み放電期間をより短くすることを可能とする。こうした書き込み放電の動作をとることによって、放電セルの数を増大することが出来る。従って、本願発明によって、より高精細なPDPを提供することを可能とする。又、より低い維持放電電圧を採用しつつ、高発光効率を確保することが可能なことから、より低価格での駆動が可能なPDPを提供することを可能とする。
図1は、本発明が適用されるプラズマディスプレイパネルの構造の一部を示す分解斜視図である。 図2は、図1に示すD2の方向から見たプラズマディスプレイパネルの断面構造を示す要部断面図であり、1個の放電セルを示す図である。 図3は、図2に示すプラズマ10中にある荷電粒子(正または負の電荷を持った粒子)の動きを模式的に示した図である。 図4は、PDPに1枚の画を表示する1TVフィ−ルド期間の動作を示した図である。 図5は、実施例において、Ne、Xe、Heの三成分放電ガスを用い、それぞれの組成比を変化させて発光効率を測定した例の結果を示す図である。 図6は、実施例において、Ne、Xe、Heの三成分放電ガスを用い、それぞれの組成比を変化させて、Xe組成比と発光効率の向上率を測定した例の結果を示す図である。 図7は、実施例において、Ne、Xe、Heの三成分放電ガスを用い、それぞれの組成比を変化させて、He組成比と発光効率の向上率を測定した例の結果を示す図である。 図8は、Xe組成比を変化させたときの維持放電電圧の変化を示す図である。 図9は、He組成比を変化させたときの輝度維持率の、動作時間に対する変化を示す図である。 図10は、He組成比に対する輝度維持率の変化率の関係を示す図である。 図11は、Ne、Xe、Heの三成分放電ガスを用い、全圧力を変化させて輝度維持率と発光効率を測定した結果を示す図である。 図12は、Ne、Xe、Heの三成分放電ガスを用い、書き込み電圧とHe組成比を変化させて、安定に書き込み放電が出来る条件を調べた結果を示す図である。 図13は、本発明のプラズマディスプレイパネルを備えた画像表示システムの例を示すブロック図である。
符号の説明
3…負の電荷を持った粒子(例えば電子)、4…正の電荷を持った粒子(例えば正イオン)、5…正壁電荷、6…負壁電荷、10…プラズマ、21…前面ガラス基板、22−1、22−2…X電極、23−1、23−2…Y電極、24−1、24−2…Xバス電極、25−1、25−2…Yバス電極、26…誘電体層、27…金属酸化膜(酸化マグネシウム膜(MgO膜)または保護膜)、27−1…第一の金属酸化膜、27−2…第二の金属酸化膜、28…背面ガラス基板、29…A電極、30…誘電体層、31…隔壁(リブ)、32…蛍光体、33…放電空間、40…TVフィ−ルド、41より48…サブフィ−ルド、49…予備放電期間、50…書き込み放電期間、51…維持放電期間、52…1本のA電極に印加する電圧波形、53…X電極に印加する電圧波形、54…Y電極のi番目に印加する電圧波形、55…Y電極のi+1番目に印加する電圧波形、56…Y電極のi行目に印加されるスキャンパルス、57…Y電極のi+1行目に印加されるスキャンパルス、58…X電極に印加される電圧波形、59…Y電極に印加される電圧波形、100…プラズマディスプレイパネルまたはPDP、101…駆動回路、102…プラズマディスプレイ装置(画像表示装置)、103…映像源、104…画像表示システム。

Claims (1)

  1. 少なくとも、放電空間と、維持放電電極とこれに対向するアドレス電極と、前記アドレス電極に電圧パルスを印加することにより書き込み放電を起こさせる手段とを有し、且つ前記放電空間内に放電ガスが封入され、
    前記放電ガスは少なくとも、Xe、Ne、及びHeの3成分を含む混合ガスであり、
    前記放電ガスのXe組成比が2〜20%であり、且つHe組成比が15〜50%であり、且つHe組成比がXe組成比よりも大きく、
    放電ガスの全圧力が400〜550Torrであり、
    前記アドレス電極に印加する電圧パルスの幅が2μs以下であり、
    前記アドレス電極に印加する電圧パルスは60V以上70V以下であることを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
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