JP2000188062A - プラズマディスプレイ装置 - Google Patents

プラズマディスプレイ装置

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JP2000188062A
JP2000188062A JP36596798A JP36596798A JP2000188062A JP 2000188062 A JP2000188062 A JP 2000188062A JP 36596798 A JP36596798 A JP 36596798A JP 36596798 A JP36596798 A JP 36596798A JP 2000188062 A JP2000188062 A JP 2000188062A
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plasma
torr
generating
gas
efficiency
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JP36596798A
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English (en)
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Akitsuna Yuhara
章綱 湯原
Keizo Suzuki
敬三 鈴木
Atsushi Yokoyama
敦史 横山
Masaharu Ishigaki
正治 石垣
Yoshimi Kawanami
義美 川浪
Hiroyuki Nakahara
裕之 中原
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Fujitsu Ltd
Hitachi Ltd
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Fujitsu Ltd
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動の容易さを確保しつつプラズマディスプ
レイ装置の発光効率を向上することが可能な手段を提供
することにある。 【解決手段】 プラズマディスプレイ装置のセル内でプ
ラズマを生成する放電ガスとして、Ne,Xeの二成分
にHeを添加すると共に、その結果用いる三成分ガスを
特定の組成範囲とする。更に、必要に応じて、該三成分
ガス全圧を特定の圧力範囲とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプラズマディスプレ
イ装置、特にプラズマディスプレイ装置の放電ガスに関
する。更に詳細には駆動の容易さを確保しつつ効率向上
を行うのための三成分ガスに関する。
【0002】
【従来の技術】発光効率の高いプラズマディスプレイ装
置(以下、PDPと云う。)を実現するためには、駆動
回路によりセルに投入された電力が効率よく紫外線の生
成に使われることが重要である。紫外線を生成するため
には、例えば特開平4-332430号公報に開示され
ているように、放電ガスはNe(ネオン),Xe(キセ
ノン)等の混合ガスを用いるのが一般的であるが、発光
効率の点から必ずしも満足できる構成ではなかった。
【0003】一方、特開昭63−205031号公報に
開示されているように、PDPのセル内でプラズマを生
成するガスとしてNe,Xeの二成分にAr(アルゴ
ン)を添加し、Ne光で劣化する色度を改善することが
行われているが、発光効率自体の向上は示唆されていな
い。
【0004】また、特開平6−342631号公報で
は、Ne−Xe−Heの三元系ガスにおいて、圧力50
0Torr、Xe濃度4%でHeとNeの比を変えて効
率と駆動電圧を調べ、HeとNeの体積比又は圧力比が
7:3で効率が極大となること、およびHeの混合比が
大きくなると放電開始電圧が高くなることが開示されて
いる。放電開始電圧を大きくしないことは、駆動の容易
さを確保する上で重要な事柄であるが、これを如何なる
程度に小さく保つか、その上で効率を大きくする組成の
範囲、圧力範囲は如何なるものかは実は必ずしも開示さ
れていない。三元系ガスにおいて、組成の自由度は極め
て大きく、その中から上記の放電開始電圧を必要な程度
に小さく保ちつつ、効率を大きくする組成の範囲、圧力
範囲は如何なるものかを明らかにすることが、実は重要
である。
【0005】上記のNe−Xe−Heの三元系ガスにつ
いてSID1994DIGEST、pp727〜pp7
30に同様の記述が有るほか、500TorrでHeへ
のXe添加量変化、NeへのXe添加量変化、およびH
eとNeの体積比(または圧力比)7:3でXe添加量
変化を行って、放電開始電圧の変化を調べ、Xe添加量
1%でPenning効果による放電開始電圧の極小値
を取り、更にXe添加量を増加すると放電開始電圧が増
加することを示している。しかし、この技術文献には、
「放電開始電圧を必要な程度に小さく保ちつつ、効率を
大きくする組成の範囲、圧力範囲は如何なるものか」に
関しては充分に明確に開示されているとは言えない。
【0006】更に、特開平7−21928号公報ではN
e−Xe−He三元系ガスを用い、各成分共に5%を超
える量とし、輝度を改善すると共にHe−Xe系に比べ
寿命が改善されることを述べている。効率向上に関して
も示唆が有るが、その程度については明瞭でなく、ま
た、「Heの添加によって放電開始電圧を下げて放電を
容易にし、」とも述べられているが、具体性はない。や
はり、上記で指摘した如き、「放電開始電圧を必要な程
度に小さく保ちつつ、効率を大きくする組成の範囲、圧
力範囲は如何なるものか」に関しては明確ではない。
【0007】一方、特開平7−134948号公報に
は、Ne−Xe−He三元系ガスを用い、Neを60%
ないし85%として、放電電圧を低くする旨の記述が有
る。但し、この公報には放電電圧に強く関係するXe量
の規定範囲が示されておらず、また、効率に関する記述
も無い。やはり、上記で指摘した如き、「放電開始電圧
を必要な程度に小さく保ちつつ、効率を大きくする組成
の範囲、圧力範囲は如何なるものか」に関しては明確で
はない。
【0008】上記のNe−Xe−Heの三元系ガスにつ
いてはIDW97、pp519ないしpp522にも記
述があり、Xe濃度2%でNe:Xe=38:60ない
し78:20のNe:Xe比の濃度範囲で放電開始電圧
を調べている。しかし、効率に関する記述は無い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は放電開始電圧を必要な程度に小さく保ちつつ、効率を
大きくする放電ガスの組成の範囲、圧力範囲は如何なる
ものかを探求することにある。
【0010】本発明の目的は駆動の容易さを確保しつつ
発光効率が向上するプラズマディスプレイ装置提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題に対して本発明
ではPDPのセル内でプラズマを生成するガスにNe、
Xeの二成分にHeを添加すると共に、その結果用いる
三成分ガスを特定の組成範囲とする手段を用いる。更
に、必要に応じて、該三成分ガス全圧を特定の圧力範囲
とする手段を用いる。本発明では実験から上記の特定の
組成範囲として、Ne,Xe,Heの各濃度をα,β,
γとし、(α,β,γ)の三元系組成図で表現した場
合、次の4つの範囲が得られた。
【0012】(1)A(98%,2%,0),B(69
%,1%,30%),C(38.2%,1.8%,60
%),D(36.2%,3.8%,60%),E(95
%,5%,0)の各点を頂点とする多角形のHe=0を
除くが、他の境界線を含む内部で表現される組成とす
る。 (2)a(97.5%,2.5%,0),b(83%,
2%,15%),c(48%,2%,50%),d(4
6.5%,3.5%,50%),e(66%,4%,3
0%),f(96.3%,3.7%,0)の各点を頂点
とする多角形のHe=0を除くが他の境界線を含む内部
で表現される組成とする。 (3)A(98%,2%,0),B(69%,1%,3
0%),C(38.2%,1.8%,60%),g(3
6.7%,3.3%,60%),d(46.5%,3.
5%,50%),e(66%,4%,30%),f(9
6.3%,3.7%,0)の各点を頂点とする多角形の
He=0を除くが、他の境界線を含む内部で表現される
組成とする。 (4) a(97.5%,2.5%,0),b(83
%,2%,15%),c(48%,2%,50%),G
(44.8%,5.2%,50%),H(64.3%,
5.7%,30%),I(77.8%,7.2%,15
%),J(92.5%,7.5%,0)の各点を頂点と
する多角形のHe=0を除くが、他の境界線を含む内部
で表現される組成とする。これ等の組成範囲は用いうる
パネル内全圧力に差異は有るが、このような組成の選択
により、発光効率が大きくなり、かつ放電開始電圧をあ
る基準以上に大きくせず、安定に駆動し得る様な、該三
成分混合ガスの全圧が存在することを明らかにした。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態につい
て、実施例を用い、図面を参照して説明する。
【0014】図1は本発明を適用するのに好適なプラズ
マディスプレイ装置の構造の一部を示す分解斜視図であ
る。図において、前面ガラス基板21の下面には透明な
共通電極(以降X電極と称す)22-1乃至22-2と、
透明な独立電極(以降Y電極と称す)23-1乃至23-
2を付設する。 また、X電極22-1乃至22-2とY
電極23-1乃至23-2には、それぞれXバス電極24
-1乃至24-2とYバス電極25-1乃至25-2を積層
付設する。さらに、X電極22-1乃至22-2、Y電極
23-1乃至23-2、Xバス電極24-1乃至24-2、
Yバス電極25-1乃至25-2を誘電体26によって被
覆し、MgO等の保護層27を付設する。
【0015】一方、背面ガラス基板28の上面には、X
電極22-1乃至22-2、Y電極23-1乃至23-2と
直角に立体交差する電極(以降A電極と称す)29を付
設し、A電極29を誘電体30によって被覆し、誘電体
30の上に隔壁31をA電極29と平行に設ける。さら
に、隔壁31の壁面と誘電体30の上面によって形成さ
れる凹領域のうちA電極29を挟む部分の内側に蛍光体
32を塗布する。
【0016】図2は図1の矢印D1の方向から見たプラ
ズマディスプレイ装置の側面図であり、画素の最小単位
であるセル1個を示している。図2にて、A電極29は
2つの隔壁31の中間に位置し前面ガラス基板21と背
面ガラス基板28、隔壁31に囲まれた放電空間33に
はプラズマを生成するためのガスが充填される。尚、放
電空間33は隔壁31により空間的に区切られることも
あるし、隔壁31と前面ガラス基板21の放電空間側面
との間に間隙を設け空間的に連続するように構成するこ
ともある。
【0017】図3は図1の矢印D2の方向からみたプラ
ズマディスプレイ装置の側面図であり、2個のセルを示
している。各セルの境界は概略点線で示す位置にある。
図4は図1に示したプラズマディスプレイ装置に1枚の
画像を表示するのに要する1フィールド期間の動作を示
す図であり、図4(a)は1フィールド期間中のサブフ
ィールドのタイミングチャート、図4(b)は1サブフ
ィールド期間中のタイミングチャート、図4(c)はA
電極に印加される電圧波形図、図4c(d)はX電極に
印加される電圧波形図、図4(e)、(f)はY電極に
印加される電圧波形図である。図4(a)に示されるよ
うに、1フィールドの期間は複数のサブフィールド41
乃至48に分割され、各サブフィールド41乃至48は
図4(b)に示されるように予備放電期間49、発光セ
ルを規定する書き込み放電期間50、発光表示期間51
から構成されている。図4(c)に示す波形52の電圧
は従来技術のように書き込み放電期間50において1本
のA電極29に印加される。波形53の電圧はX電極2
2(以下、参照番号22はX電極22−1、22−2、
…を示す。)に印加される。波形54、55の電圧はそ
れぞれY電極23(以下、参照番号23はY電極23−
1、23−2、…を示す)のi番目と(i+1)番目に
印加される。それぞれ、A電極29、X電極22、電圧
23に印加される電圧をV0,V1,V2(V)とす
る。
【0018】図4にて、Y電極23のi行目に図4
(e)に示すスキャンパルス56が印加された時、A電
極29との交点に位置するセルで書き込み放電が起こ
る。又、Y電極のi行目にスキャンパルス56が印加さ
れた時、A電極29がグランド電位であれば書き込み放
電は起こらず、そのセルは非発光セルとなる。このよう
に、書き込み放電期間50に於いてY電極にはスキャン
パルス56、57が1回印加され、A電極29にはスキ
ャンパルスに対応して発光セルではV0、非発光セルで
はグランド電位となる。以上、本発明を適用するPDP
構成の一例を示した。
【0019】次に、本発明者等にによって行われた、効
率と放電開始電圧の実験結果を示す。これ等の実験で
は、上記図1で示す構成の25インチXGAパネルを用
い、セルピッチが、160μmであり、放電空間13の
全圧300Torr,400Torr,500Tor
r,600Torrにつき三元系の組成図上に纏めたも
のを図5から図12に示す。何れの図も、Xeの濃度が
2%,4%,6%と少なく、He濃度は0%、5%、1
0%、15%、20%、30%、50%、70%であ
り、Neに近いNe−He系へのXeの少量添加の結果
である。
【0020】図5は全圧300Torrの場合の規格化
した効率EfNを示す三元系の組成図である。実験を行
った組成点を黒い小点でしめし、その組成で得られた規
格化した効率EfNの値を記入してある。更にEfN=
1となる等高線、及び、EfN=0.8820の等高線
を描いてある。ここで、基準とした組成点はXe6%−
Ne94%−He0%の点であり、300Torrのこ
の組成では駆動が容易であるが、この条件から圧力が上
昇する又は、Xeの濃度を増加すると、効率は増加する
が、駆動に困難が生じていた(放電開始電圧が増加し、
この反映として、駆動を行っても画像表示上の不具合が
生じていた)。一見すると、これ等の等高線はXe濃度
一定の等高線に平行の様に見える。しかし、詳細に見る
と、He濃度15%の近傍で効率が高くなることが示さ
れている。
【0021】図6は全圧300Torrの場合の規格化
した放電開電圧VsNを示す三元系の組成図である。実
験を行った組成点を黒い小点で示し、その組成で得られ
た規格化した放電開始電圧VsNの値を記入した。ま
た、放電開始電圧VsNがそれぞれ0.8937,1.
0,1.05の等高線を示した。放電開始電圧VsNが
1.05の等高線は規格化した放電開始電圧VsNの上
限が1.05と見られるので、図に示した。図を詳細に
見ると、Xe2%近くのXe低濃度ではHe15%の近
傍で放電開始電圧がやや低下することが示されている。
【0022】図7は全圧400Torrの場合の規格化
した効率EfNを示す三元系の組成図である。図5、図
6と同様に実験を行った組成点を黒い小点で示すと共
に、規格化した効率EfNが1.0、1.176の等高
線を示している。本図ではXe濃度が2%、4%、6%
と増加するに従い、Xe濃度一定の等高線に平行に見
て、効率極大を与えるHe濃度が15%、30%、50
%と高濃度側にシフトしてゆくことが示されている。
【0023】図8は全圧400Torrの場合の規格化
した放電開始電圧VsNを示す三元系の組成図である。
この図においても、実験を行った組成点を黒い小点で示
し、その組成で得られた規格化した放電開始電圧VsN
の値を記入した。また、放電開始電圧VsNがそれぞれ
1.0,1.05,1.072の等高線を示した。放電
開始電圧VsNはHe増加に対し、徐々に増加すること
が示されている。
【0024】図9は全圧500Torrの場合の規格化
した効率EfNを示す三元系の組成図である。この図に
おいても実験を行った組成点を黒い小点で示し、その組
成で得られた規格化した効率EfNの値を記入した。ま
た、効率EfNがそれぞれ1.0,1.176,1.3
23の等高線を示した。本図では、Xe濃度4%未満で
は、Xe濃度一定の等高線に平行に見て、He濃度30
%で効率に極大が生じ、一方、Xe濃度一定の等高線に
平行に見て、Xe濃度4%以上ではHe15%辺りから
効率は飽和気味となり、He濃度30%から70%で最
大のレベルとなることが示される。一方、Xe,Ne共
に低濃度側では等高線の突出部が生じていることが示さ
れている。
【0025】図10は全圧500Torrの場合の規格
化した放電開始電圧VsNを示す三元系の組成図であ
る。同様に、実験を行った組成点を黒い小点で示し、そ
の組成で得られた規格化された放電開始電圧VsNの値
を記入した。また、放電開始電圧VsNがそれぞれ1.
0,1.05,1.142の等高線を示した。本図では
Xe濃度2%から4%のXeの低濃度側で、Xe濃度一
定の等高線に平行に見て、He濃度15%から30%に
放電開始電圧に僅かに極小を生じることが示されてい
る。
【0026】図11は全圧600Torrの場合の規格
化した効率EfNを示す三元系の組成図である。同様
に、実験を行った組成点を黒い小点で示し、その組成で
得られた規格化した効率EfNの値を記入した。また、
効率EfNがそれぞれ1.176,1.470の等高線
を示した。本図では、等高線の形状は上記図9の全圧5
00Torrの場合と類似しているが、Xe濃度4%以
上では、Xe濃度一定の等高線に平行に見て、最大値を
He濃度70%でとる。全測定点で効率は標準値以上で
ある。
【0027】図12は全圧600Torrの場合の規格
化した放電開始電圧VsNを示す三元系の組成図であ
る。同様に、実験を行った組成点を黒い小点で示し、そ
の組成で得られた規格化された放電開始電圧VsNの値
を記入した。また、放電開始電圧VsNがそれぞれ1.
192,1.291の等高線を示した。Xe、He共に
低濃度側を除き、放電開始電圧はNeをHeで置換する
に従い、単調に増加することが示される。全測定点で放
電開始電圧は標準値より大きく、放電開始電圧VsNの
面では圧力600Torrは不適当と見る。
【0028】以上、実験で求めた三元系組成図上の等高
線マップを示したが、これ等からHe濃度一定における
Xe濃度と全圧力Pの関係を示す図上に規格化した効率
EfN=1、規格化した放電開始電圧VsN=1、Vs
=1.05の等高線を描いた。
【0029】図13はHe濃度が15%で、Xe濃度と
全圧力が変化した時の効率EfNと放電開始電圧VfN
の等高線を示す特性図である。
【0030】図14はHe濃度が30%でXe濃度と全
圧力が変化した時の効率EfNと放電開始電圧VfNの
等高線を示す特性図である。
【0031】図15はHe濃度が50%で、Xe濃度と
全圧力が変化した時の効率EfNと放電開始電圧VfN
の等高線を示す特性図である。図13〜図15におい
て、横軸はXe濃度を示し、縦軸に全圧力Pを示す。ま
た、これらの図において、測定点を小黒点で示し、その
傍らに規格化した効率EfNの値を記し、補間値を求め
た点を十字で示し、その傍らに規格化した効率EfNの
値を記している。これ等の図からHe15%から50%
の組成範囲で、圧力が500Torrを超えると放電開
始電圧VsNの上限から、使用可能な圧力の上限が現
れ、600Torr未満であることが示される。また、
400Torr以下の圧力では圧力の変動にたいし使用
可能なXe濃度が急激に変動しやすいことが示されてい
る。逆にいえば、組成、圧力の変動に対し、許容範囲が
狭まっている。実質的には250Torrが圧力の下限
であると見られる。
【0032】以上の本発明の基礎となる実験は、従来例
からは推定できない様な、効率と放電開始電圧に関する
挙動を明らかにしたものであって、「放電開始電圧を必
要な程度に小さく保ちつつ、効率を大きくする組成の範
囲、圧力範囲は如何なるものか」に関して、明確な答え
を与える。
【0033】次に本発明の実施例を図16〜図18を用
いて説明する。図16〜図18は以上の実験結果から得
られたデータを基に、ガス圧力400Torrならびに
500Torrにつき三元系組成図上に規格化した効率
EfN=1、規格化した放電開始電圧Vs=1.05の
等高線を描いている。
【0034】図16は本発明によるプラズマディスプレ
イ装置に使用する放電ガスの第一の実施例を示す三元系
の組成図である。図において、折れ線66は図9の効率
EfNが1.0のデータを利用して作成し、折れ線67
は図7の効率EfNが1.0のデータを、折れ線68は
図10の放電開始電圧VsNが1.05のデータを、折
れ線69は図8の放電開始電圧VsNが1.05のデー
タを利用して作成した。本発明の第一の実施例では50
0Torrの規格化した効率EfN=1の等高線を折れ
線で近似した際の、A(98%,2%,0),B(69
%,1%,30%),C(38.2%,1.8%,60
%)の各折れ点、および400Torrの規格化した放
電開始電圧Vs=1.05の等高線を折れ線で近似した
際のD(36.2%,3.8%,60%),E(95
%,5%,0)の各折れ点を頂点とする多角形のHe=
0、すなわちAからEの線上を除き、他の境界線を含む
内部で表現される組成とした。このようにすると、上記
プラズマを発生させるガスの全圧を400Torrない
し500Torrの間で適宜に選定すると(400To
rrないし500Torrの間で任意の圧力ではなく、
圧力500Torrの規格化した効率EfN=1の等高
線上の近傍では500Torrに近くし、400Tor
rの規格化した放電開始電圧Vs=1.05の等高線の
近傍では400Torrに近くせざるを得ないが)、E
fN≧1、かつVsN≦1.05とすることができる。
即ち、効率を高く、駆動を容易としうる。
【0035】本発明の第二の実施例は上記図16におい
て、400Torrの規格化した効率EfN=1の等高
線を折れ線で近似した際の、a(97.5%,2.5
%,0),b(83%,2%,15%),c(48%,
2%,50%)の各折れ点、および500Torrの規
格化した放電開始電圧Vs=1.05の等高線を折れ線
で近似した際のd(46.5%,3.5%,50%),
e(66%,4%,30%),f(96.3%,3.7
%,0)の各折れ点を頂点とする多角形のHe=0を除
くが、他の境界線を含む内部で表現される組成とし、か
つ、上記プラズマを発生させるガスの全圧を400To
rrないし500Torrの間の任意の圧力とした。本
実施例では上記第一の実施例に比べて組成範囲が狭い様
に見えるが、ガスの全圧を400Torrないし500
Torrの間の任意の圧力とでき、しかも組成のバラツ
キ、圧力の変動に対して、余裕度のより大きな条件とな
っている。このことは、上記の図13、図14、図15
からも見てとれる。本実施例で規定される範囲で、特に
図14のHe30%の場合、Xeを3%、圧力を500
Torrに選べば、効率は標準値の1.22倍とでき、
しかも放電開始電圧は標準値を僅かに下回り、Xe濃度
の上側の余裕度はVsN=1.05から定まる4%近く
まで、下側の余裕度はEfN=1から定まる1%弱まで
と余裕度は広く、かつ、圧力の上側の余裕度は1.05
から定まる540Torr程度まであり、圧力の下側の
余裕度はEfN=1から定まる340Torr弱までと
充分に広くできる。この様に効率を高く、かつ、駆動の
容易性が確保でき、しかも設定の余裕度が大きいので、
ばらつきも小さくでき作成、歩留まりでも有利なものに
できる。また、図13のHe15%の場合のXeを3
%、圧力を500Torrとした組成、圧力も余裕度は
上記の図14のHe30%の場合、Xeを3%、圧力を
500Torrに選んだ例に次いで広いもので、放電開
始電圧は類似で、効率は標準値の1.173倍と次善の
ものである。He濃度50%以上もEfN≧1、かつV
sN≦1.05とすることができる範囲はある。しか
し、余裕度を確保する意味合いで本実施例の範囲外とし
た。
【0036】以下、本発明の第三の実施例について、図
17を用いて説明する。図17は本発明によるプラズマ
ディスプレイ装置に使用する放電ガスの第三の実施例を
示す三元系の組成図である。図において、折れ線71は
図9の効率EfNが1.0のデータから作成し、折れ線
72は図10の放電開始電圧VsNが1.05のデータ
から作成した。
【0037】本実施例では500Torrの規格化した
効率EfN=1の等高線を折れ線で近似した際の、A
(98%,2%,0),B(69%,1%,30%),
C(38.2%,1.8%,60%)の各折れ点、およ
び500Torrの規格化した放電開始電圧Vs=1.
05の等高線を折れ線で近似した際のg(36.7%,
3.3%,60%),d(46.5%,3.5%,50
%),e(66%,4%,30%),f(96.3%,
3.7%,0)の各折れ点を頂点とする多角形のHe=
0を除く境界を含む内部で表現される組成とし、かつ、
上記プラズマを発生させるガスの全圧を500Torr
ないし550Torrの間で適宜に選択した(第一の実
施例同様任意には選べないが)。図13、図14、図1
5に見られる様に高い圧力に設定しようとすれば、この
組成範囲では、上記の圧力範囲が可能となる。但し、余
裕度はやや狭い。
【0038】本発明の第四の実施例を図18を用いて説
明する。図18は本発明によるプラズマディスプレイ装
置に使用する放電ガスの第四の実施例を示す三元系の組
成図である。図において、折れ線73は図7の効率Ef
Nが1.0のデータから作成され、折れ線74は図5の
効率EfNが1.0のデータから、折れ線75は図8の
放電開始電圧VsNが1.05のデータから、折れ線7
6は図6の放電開始電圧VsNが1.05のデータから
作成した。
【0039】本図では、ガス圧力300Torrならび
に400Torrにつき三元系組成図上に規格化した効
率EfN=1、規格化した放電開始電圧Vs=1.05
の等高線を描いており、400Torrの規格化した効
率EfN=1の等高線を折れ線で近似した際の、a(9
7.5%,2.5%,0),b(83%,2%,15
%),c(48%,2%,50%)の各折れ点,および
300Torrの規格化した放電開始電圧Vs=1.0
5の等高線を折れ線で近似した際のG(44.8%,
5.2%,50%),H(64.3%,5.7%,30
%),I(77.8%,7.2%,15%),J(9
2.5%,7.5%,0)の各折れ点を頂点とする多角
形のHe=0を除くが、境界線を含む内部で表現される
組成とした。この様な組成範囲の設定により、プラズマ
を発生させるガスの全圧を300Torrないし400
Torrの間で適宜に選定し(第一の実施例同様任意に
は選べないが)、EfN≧1、かつVsN≦1.05と
することができる。この例では図13、図14、図15
の300Torrから400Torrの挙動に見る様に
Xe濃度4%として規格化効率を1.2倍近くにでき
る。但し、この場合、Xe濃度4%では放電開始電圧の
余裕度はやや小さい。また、Xe濃度と圧力の二次元的
許容範囲も変動があり、やや狭い。
【0040】以上、AC型のPDPを一例に説明した
が、DC型のPDPについても同様に適用可能である。
【0041】
【発明の効果】本発明により、駆動の容易さを確保しつ
つPDPの発光効率を向上することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用するのに好適なプラズマディスプ
レイ装置の構造の一部を示す分解斜視図である。
【図2】図1の矢印D1の方向から見たプラズマディス
プレイ装置の側面図である。
【図3】図1の矢印D2の方向からみたプラズマディス
プレイ装置の側面図である。
【図4】図1に示したプラズマディスプレイ装置に1枚
の画像を表示するのに要する1フィールド期間の動作を
示すための1フィールド期間中のサブフィールドのタイ
ミングチャート、1サブフィールド期間中のタイミング
チャート、A電極に印加される電圧波形図、X電極に印
加される電圧波形図、Y電極に印加される電圧波形図で
ある。
【図5】全圧300Torrの場合の規格化した効率E
fNを示す三元系の組成図である。
【図6】全圧300Torrの場合の規格化した放電開
電圧VsNを示す三元系の組成図である。
【図7】全圧400Torrの場合の規格化した効率E
fNを示す三元系の組成図である。
【図8】全圧400Torrの場合の規格化した放電開
始電圧VsNを示す三元系の組成図である。
【図9】全圧500Torrの場合の規格化した効率E
fNを示す三元系の組成図である。
【図10】全圧500Torrの場合の規格化した放電
開始電圧VsNを示す三元系の組成図である。
【図11】全圧600Torrの場合の規格化した効率
EfNを示す三元系の組成図である。
【図12】全圧600Torrの場合の規格化した放電
開始電圧VsNを示す三元系の組成図である。
【図13】He濃度が15%で、Xe濃度と全圧力が変
化した時の効率EfNと放電開始電圧VfNの等高線を
示す特性図である。
【図14】He濃度が30%でXe濃度と全圧力が変化
した時の効率EfNと放電開始電圧VfNの等高線を示
す特性図である。
【図15】He濃度が50%で、Xe濃度と全圧力が変
化した時の効率EfNと放電開始電圧VfNの等高線を
示す特性図である。
【図16】本発明によるプラズマディスプレイ装置に使
用する放電ガスの第一の実施例を示す三元系の組成図で
ある。
【図17】本発明によるプラズマディスプレイ装置に使
用する放電ガスの第三の実施例を示す三元系の組成図で
ある。
【図18】本発明によるプラズマディスプレイ装置に使
用する放電ガスの第四の実施例を示す三元系の組成図で
ある。
【符号の説明】
21…前面ガラス基板、22-1、22-2…X電極、2
3-1、23-480…Y電極、24-1乃至24-2…X
バス電極、25-1、25-2…Yバス電極、26…誘電
体、27…保護層、28…背面ガラス基板、29…A電
極、30…誘電体、31…隔壁、32…蛍光体、33…
放電空間、41〜48…サブフィールド、49…予備放
電期間、50…書き込み放電期間、51…発光表示期
間、52…1本のA電極に印加する電圧波形、53…X
電極に印加する電圧波形、54…Y電極のi番目に印加
する電圧波形、55…Y電極のi+1番目に印加する電
圧波形、56…Y電極のi行目に印加されるスキャンパ
ルス、57…Y電極のi+1行目に印加されるスキャン
パルス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 敬三 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所情報メディア事業本部内 (72)発明者 横山 敦史 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所情報メディア事業本部内 (72)発明者 石垣 正治 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所情報メディア事業本部内 (72)発明者 川浪 義美 東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 中原 裕之 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5C040 FA01 FA02 GJ02 GJ04 KB03 KB28 MA03 MA16

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラズマを発生させる手段と、該プラズマ
    により紫外線を発生させる手段と、該紫外線により可視
    光を発生させる手段とを具備し、更に該プラズマを発生
    させるためのガスを少なくとも構成要素の一部としたプ
    ラズマディスプレイ装置に於いて、 該プラズマを発生させるガスをNe,Xe,Heの三成
    分混合ガスとし、Ne,Xe,Heの各濃度をα,β,
    γとすると、これらを(α,β,γ)の三元系組成図で
    表現した場合、A(98%,2%,0),B(69%,
    1%,30%),C(38.2%,1.8%,60
    %),D(36.2%,3.8%,60%),E(95
    %,5%,0)の各点を頂点とする多角形のHe=0を
    除くが、他の境界線を含む内部で表現される組成とし、
    かつ、上記プラズマを発生させるガスの全圧を400T
    orrないし500Torrの間で適宜に選定した圧力
    としたことを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
  2. 【請求項2】プラズマを発生させる手段と、該プラズマ
    により紫外線を発生させる手段と、該紫外線により可視
    光を発生させる手段を具備し、更に該プラズマを発生さ
    せるためのガスを少なくとも構成要素の一部としたプラ
    ズマディスプレイ装置に於いて、 該プラズマを発生させるガスをNe,Xe,Heの三成
    分混合ガスとし、Ne,Xe,Heの各濃度をα,β,
    γとすると、これらを(α,β,γ)の三元系組成図で
    表現した場合、a(97.5%,2.5%,0),b
    (83%,2%,15%),c(48%,2%,50
    %),d(46.5%,3.5%,50%),e(66
    %,4%,30%),f(96.3%,3.7%,0)
    の各点を頂点とする多角形のHe=0を除くが、他の境
    界線をを含む内部で表現される組成とし、かつ、上記プ
    ラズマを発生させるガスの全圧を400Torrないし
    500Torrの間の任意の圧力としたことを特徴とす
    るプラズマディスプレイ装置。
  3. 【請求項3】プラズマを発生させる手段と、該プラズマ
    により紫外線を発生させる手段と、該紫外線により可視
    光を発生させる手段を具備し、更に該プラズマを発生さ
    せるためのガスを少なくとも構成要素の一部としたプラ
    ズマディスプレイ装置に於いて、 該プラズマを発生させるガスをNe,Xe,Heの三成
    分混合ガスとし、Ne,Xe,Heの各濃度をα,β,
    γとすると、これらを(α,β,γ)の三元系組成図で
    表現した場合、A(98%,2%,0),B(69%,
    1%,30%),C(38.2%,1.8%,60
    %),g(36.7%,3.3%,60%),d(4
    6.5%,3.5%,50%),e(66%,4%,3
    0%),f(96.3%,3.7%,0)の各点を頂点
    とする多角形のHe=0を除くが、他の境界線を含む内
    部で表現される組成とし、かつ、上記プラズマを発生さ
    せるガスの全圧を500Torrないし550Torr
    の間で適宜に選択した圧力としたことを特徴とするプラ
    ズマディスプレイ装置。
  4. 【請求項4】プラズマを発生させる手段と、該プラズマ
    により紫外線を発生させる手段と、該紫外線により可視
    光を発生させる手段を具備し、更に該プラズマを発生さ
    せるためのガスを少なくとも構成要素の一部としたプラ
    ズマディスプレイ装置に於いて、 該プラズマを発生させるガスをNe,Xe,Heの三成
    分混合ガスとし、Ne,Xe,Heの各濃度をα,β,
    γとすると、これらを(α,β,γ)の三元系組成図で
    表現した場合、a(97.5%,2.5%,0),b
    (83%,2%,15%),c(48%,2%,50
    %),G(44.8%,5.2%,50%),H(6
    4.3%,5.7%,30%),I(77.8%,7.
    2%,15%),J(92.5%,7.5%,0)の各
    点を頂点とする多角形のHe=0を除くが、他の境界線
    を含む内部で表現される組成とし、かつ、上記プラズマ
    を発生させるガスの全圧を300Torrないし400
    Torrの間で適宜に選定した圧力としたことを特徴と
    するプラズマディスプレイ装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100627265B1 (ko) 2003-11-29 2006-09-25 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널
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