JP4634277B2 - センサの防水構造 - Google Patents

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本発明は、例えば自動車のエンジンやトランスミッションに用いられる歯車や主軸等の回転体の回転数を検出するのに用いるセンサの防水構造に関する。
従来のセンサとして、図10に示すように、電気的に接続されたセンサ端子101とゴム栓102が外嵌されたリード線103とを収容したゴムブッシュ104がハウジング105にインサート成形され、センサ端子101の端部に接続されたセンサ本体106がセンサケース107に収容されたセンサ100が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−264348号公報
ところが、上記特許文献1に開示された従来のセンサ100においては、万が一に、リード線103の芯線部分をつたって外部から水等が浸入してきた場合、その水がゴムブッシュ104の内側からセンサ端子101を介してセンサケース107内に浸入する虞がある。
また、リード線103を接続したセンサ端子101をゴムブッシュ104とともにハウジング105にインサート成形しているために、リード線103の仕様が変更になった場合に、リード線103の仕様違いに対して、リード線103とセンサ端子101とハウジング105との組体を種々の異なる仕様にすることとなり、その結果、工程が複雑になって工数が増大する。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、生産性の向上を図れるとともに防水特性の向上を図ることができるセンサの防水構造を提供することにある。
1)本発明に係るセンサの防水構造は、センサ本体と、該センサ本体を収納するセンサケースと、一端部が該センサ本体に接続され他端部がリード線に接続されるセンサ端子と、該センサ端子を内装するとともに該センサケースに接合されて前記センサ本体を固定するハウジングと、を備えたセンサの防水構造であって、
前記センサ端子は、前記他端部に板形状を成す外部接続部を有するとともに、前記外部接続部と前記一端部の中間に軸形状をなす膨出部を有し、
前記ハウジングには、前記膨出部の少なくとも一部を覆うフード部が前記センサ端子の他端部側に形成され、
前記センサ端子の前記膨出部から前記リード線の端末かけて被着され且つ前記ハウジングの前記フード部に組み付けられることで、前記膨出部に密着する弾性被着部材を備えたことを特徴とする。
上記1)に記載の発明によれば、弾性被着部材がセンサ端子の膨出部とリード線とに被着されてハウジングのフード部に組み付けられることで、万が一に、リード線の芯線部分をつたって水等が浸入してきたとしても、弾性被着部材が全周に被着しているセンサ端子の膨出部で水の進行は止まり、センサ本体を収容しているセンサケース内に浸入することがない。従って、生産性の向上を図れるとともに防水特性の向上を図ることができる。
2)また、本発明に係るセンサの防水構造は、上記1)に記載のセンサの防水構造において、前記センサ端子の前記膨出部が略円柱形状であることを特徴とする。
上記2)に記載の発明によれば、膨出部が略円柱形状の円形や楕円形や長円形の断面形状を有するものであることで、弾性被着部材の弾性圧力が均等にかけられ、その結果、安定した防水性能を発揮することができる。
3)また、本発明に係るセンサの防水構造は、上記1)または2)に記載のセンサの防水構造において、前記センサ端子が、前記ハウジングに一体成形された後に、前記リード線に接続されることを特徴とする。
上記3)に記載の発明によれば、ハウジングに一体成形されたセンサ端子にリード線が接続されるために、従来のものと比べて、リード線の仕様違いに対して、ハウジングを種々の異なる仕様にすることがなくなり、ハウジングを共通化することで生産性の向上を図ることができる。
4)また、本発明に係るセンサの防水構造は、上記1)〜3)のいずれかに記載のセンサの防水構造において、前記弾性被着部材が、前記センサ端子に前記リード線を接続した後に、前記ハウジングの前記フード部に組み付けられることを特徴とする。
上記4)に記載の発明によれば、センサ端子にリード線を接続した後に弾性被着部材がハウジングのフード部に組み付けられる構造であるために、分解がし易く、樹脂製部品である弾性被着部材と、銅や鉄等を含有した金属製部品であるセンサ端子及びリード線と、の分別を容易に行うことができるので、環境への負担を減少させることができる。
本発明のセンサの防水構造によれば、水等がリード線の芯線をつたってセンサケース内に浸入する、工程が複雑になって工数が増大する、という問題を解決でき、これにより、生産性の向上を図って防水特性の向上を図ることができるという効果が得られる。
以下、本発明に係る複数の好適な実施の形態例を図面に基づいて詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は本発明のセンサの防水構造の第1実施形態を説明するセンサの縦断面図、図2は図1に示すセンサのセンサ端子周りの横断面図、図3は図1に示すセンサに用いられるセンサ端子の単体外観斜視図、図4(a)は図1に示すセンサに用いられる弾性被着部材の外観斜視図、図4(b)は図4(a)に示す弾性被着部材のハウジングへの装着時の縦断面図、図4(c)は図4(a)に示す弾性被着部材の縦断面図である。
図1に示すように、本発明のセンサの防水構造を用いたセンサ10は、センサ本体11と、センサケース12と、ハウジング13と、一対のセンサ端子(他方のセンサ端子15は図2参照)14,15と、弾性被着部材16と、から主として構成されており、一対のセンサ端子14,15にリード線(他方のリード線82は図2参照)81,82がそれぞれ接続される。
センサ本体11は、自動車のエンジンやトランスミッションに内蔵される歯車等の回転体の回転数を検出するのに用いる回転検出用半導体ピックアップセンサであり、略円柱形状のケース17から一対のリード部(他方のリード部は図示しない)18,18がそれぞれ突出して備えられている。
センサケース12は、絶縁性のある樹脂製であって、センサ本体11の外径よりも大きい内径を有する有底状の円筒形状に形成されており、内周部にセンサ本体収容部19を有し、端部開口部にハウジング固定部20を有する。
ハウジング13は、センサケース12と同種の樹脂製であって、センサケース12の外径に略等しい外径を有するハウジング本体部21と、機器側取付用のフランジ部(図2参照)22と、センサケース12内に突出するセンサ本体取付部23と、を有する。
ハウジング本体部21は、一対のセンサ端子14,15を絶縁してそれぞれインサート成形により収容固定しており、側部に、センサ端子14,15の一端部に有する外部接続部(他方の外部接続部25は図2に示す)24,25を囲んで円環形状をなすフード部26を有する。
センサ本体取付部23は、ハウジング本体部21の下端部からセンサケース12内に向けて突出した板部27を有し、板部27の先端部にセンサ本体11が固定されている。板部27には、一対のセンサ端子14,15の他端部に有するセンサ本体接続部(他方のセンサ本体接続部29は図2に示す)28,29が軸方向に沿って配置されており、これらセンサ本体接続部28,29がセンサ本体11のリード部18,18に溶接等の接合手段によってそれぞれ電気的に接続されている。板部27の中間部には、外乱防止用のコンデンサ30が、一対のセンサ端子14,15のセンサ本体接続部28,29に並列に溶接等で電気的に接続されている。
センサ端子14,15は、導電性のある金属によりL字形状に折り曲げて形成されており、ハウジング13のフード部26内に外部接続部24,25を有し、板部27に沿ってセンサ本体接続部28,29を有する。センサ端子14,15には、L字形状に折曲された中央部からフード部26側の位置で外部接続部24,25の近傍に、円柱形状に圧造された膨出部(他方のセンサ端子15の膨出部32は図2に示す)31,32がそれぞれ形成されている。
弾性被着部材16は、導電性がなく弾性を有するゴムや樹脂によって長円筒形状に形成されており、内周部にセンサ端子14,15の膨出部31,32とリード線81,82とに密着把持する一対の独立した挿通孔(他方の挿通孔33は図2に示す)33,33を有し、外周部の先端部側にハウジング13のフード部26の内周面に圧着する凹凸面であるハウジング圧着部34を有する。
図2に示すように、ハウジング13には、一対のセンサ端子14,15がハウジング本体部21上にそれぞれ絶縁状態で並べて保持されている。一対のセンサ端子14,15は、板形状をなすセンサ本体接続部28,29がセンサ収容部19内にそれぞれ突出し、同じく板形状をなす外部接続部24,25がフード部26内にそれぞれ突出しており、膨出部31,32の一部がフード部26内にそれぞれ配置される。ハウジング本体部21のフード部26の外周部には、係止用フック35,35をそれぞれ有する。
フランジ部22は、ハウジング本体部21の径方向に板形状に突出しており、先端部寄りに、金属製で円環形状の固定用補強部材36が固定されている。フランジ部22は、このセンサ10を機器に固定する際に、固定用補強部材36にボルト等の固定手段が挿通され、その固定手段を介してセンサ10が機器に固定される。
図3に示すように、一対の端子14,15は、膨出部31,32の外径が、板形状のセンサ本体接続部28,29及び外部接続部24,25の幅寸法を直径として成形されている。そのため、一対の端子14,15のボリュームが大きくなっており、曲げ応力等に十分耐えうる。膨出部31,32は、円柱形状に代えて、楕円形や長円形の断面形状を有するものとしても良い。
図4(a)に示すように、弾性被着部材16は、矩形状の本体37からハウジング圧着部34が突出して備えられており、ハウジング圧着部34が凹凸面状に形成されている。また、本体37の端部には、この弾性被着部材16の嵌合方向に四角形の孔形状に形成された係合孔38,38を側部に有する。
図4(b)に示すように、弾性被着部材16は、ハウジング13のフード部26に挿着されると、係合孔38,38がハウジング13の係止用フック35,35に挿入され、係止用フック35,35に有する不図示の突部が係止されることでフード部26に抜け止めされて係止される。そして、各挿通孔33,33に挿入された各センサ端子14,15の膨出部31,32及びリード線81,82をそれぞれ圧着支持する。
図4(c)に示すように、弾性被着部材16は、ハウジング圧着部34に対向した挿通孔33の先端部に凹凸面である膨出部圧着部39を有する。膨出部圧着部39は、ハウジング圧着部34と同様にして凹凸面状に形成されているために、各センサ端子14,15の各膨出部31,32に圧着する。膨出部圧着部39の内径はセンサ端子14,15の膨出部31,32の外径よりも小さく、挿通孔33の内径はリード線81,82の外径に略同一である。
このようなセンサ10は、ハウジング13のセンサ本体取付部23がセンサケース12のセンサ本体収容部19に落とし込まれ、センサ本体12のハウジング固定部20がハウジング13の下端面に熱溶着される。このとき、ハウジング13に一体成形されている一対のセンサ端子14,15は、各外部接続部24,25がハウジング13のフード部26から露出して配置される。そして、各リード線81,82に有する芯線83,84が各外部接続部24,25にそれぞれ溶接される。このとき、弾性被着部材16は、リード線81,82に既に挿通されていてフード部26から離れた位置に配置されている。
各リード線81,82の芯線83,84が各センサ端子14,15の各外部接続部24,25にそれぞれ溶接されたところで、弾性被着部材16がフード部26側にずらされ、フード部26に押圧されることで、弾性被着部材16のハウジング圧着部34がフード部26の内周面に圧着され、各係合孔38,38がハウジング13の係止用フック35,35に挿入されることでフード部26に抜け止めされて係止される。これにより、弾性被着部材16の膨出部圧着部39が各センサ端子14,15の各膨出部31,32の全周に弾性力を集中して均等にかける。また、弾性被着部材16は、各挿通孔33,33の内径が各リード線81,82の外径に略同一であるために、各挿通孔33,33が各リード線81,82にそれぞれ圧着する。そのため、万が一に、リード線81,82の芯線83,84をつたって水等が浸入してきたとしても、各センサ端子14,15の膨出部31,32で水の進行は止められる。
そして、センサ10は、フランジ部22の固定用補強部材36を介して不図示の機器に固定され、センサケース12が機器に設けられたセンサ装着部に収容固定される。また、リード線81,82が不図示の外部の制御回路にそれぞれ電気的に接続され、センサケース12の底部が、機器に内蔵されている回転体に非接触に近接して配置される。制御回路から一方のリード線81に所定の電位が与えられることで、一方のリード線81、一方のセンサ端子14、センサ本体11の一方のリード部18、センサ本体11、センサ本体11の他方のリード部18、他方のセンサ端子15、他方のリード線82を通じて電流が供給されるために、センサ本体11が作動されることで、回転体の回転数を、例えばパルス信号等の電気信号に変換して他方のリード線82から制御回路に与え、制御回路において回転体の回転数が監視される。
以上説明したように、第1実施形態のセンサ10によるセンサの防水構造によれば、弾性被着部材16が各センサ端子14,15の膨出部31,32とリード線81,82とに被着されてハウジング13のフード部26に組み付けられることで、万が一に、リード線81,82の芯線83,84をつたって水等が浸入してきたとしても、弾性被着部材16が全周に被着している各センサ端子14,15の膨出部32,32で水の進行は止まり、センサ本体11を収容しているセンサケース12内に浸入することがない。これにより、従来のもののように、水等がリード線の芯線をつたってセンサケース内に浸入する、工程が複雑になって工数が増大する、ということがなくなり、生産性の向上を図るとともに防水特性の向上を図ることができる。
また、第1実施形態のセンサ10によるセンサの防水構造によれば、各膨出部31,32が略円柱形状の円形や楕円形や長円形の断面形状を有するものであるために、弾性被着部材16の弾性圧力が均等にかけられ、その結果、安定した防水性能を発揮することができる。
また、第1実施形態のセンサ10によるセンサの防水構造によれば、ハウジング13に一体成形された各センサ端子14,15にリード線81,82が接続されるために、従来のものと比べて、リード線81,82の仕様違いに対して、ハウジング13を種々の異なる仕様にすることがなくなり、ハウジング13を共通化することで生産性の向上を図ることができる。
また、第1実施形態のセンサ10によるセンサの防水構造によれば、各センサ端子14,15に各リード線81,82を接続した後に弾性被着部材16がハウジング13に組み付けられる構造であるために、分解がし易く、樹脂製部品である弾性被着部材16と、銅や鉄等を含有した金属製部品であるセンサ端子14,15及びリード線81,82と、の分別を容易に行うことができるので、環境への負担を減少させることができる。
また、第1実施形態のセンサ10によるセンサの防水構造によれば、各センサ端子14,15がリード線81,82に溶接接続されるために、半田等の環境負荷物質を用いる必要がなくなり、環境に優しい製造を実施することができる。
また、第1実施形態のセンサ10によるセンサの防水構造によれば、弾性被着部材16が各センサ端子14,15の膨出部31,32に被着した際に、ハウジング圧着部34と膨出部圧着部39とによって膨出部31,32に対して弾性被着部材16の弾性力が集中してかけられるために、高い防水特性を得ることができる。
(第2実施形態)
次に、図5乃至図9を参照して、本発明のセンサの防水構造の第2実施形態について説明する。なお、第2実施形態において、既に説明した部材等と同様な構成・作用を有する部材等については、図中に同一符号または相当符号を付することにより、説明を簡略化する。
図5は本発明のセンサの防水構造の第2実施形態を説明するセンサの縦断面図、図6は図5に示すセンサの平面図、図7は図5に示すセンサに用いる弾性被着部材の単体縦断面図、図8は図5に示すセンサにおける弾性被着部材の装着前の縦断面図、図9は図8の平面図である。
図5及び図6に示すように、第2実施形態のセンサの防水構造が用いられるセンサ50は、ハウジング13のフード部26の上下に一対の溶接用兼係合用孔51,52がそれぞれ形成されている。溶接用兼係合用孔51,52は、不図示の溶接治具を挿入できるような開口径を有する。
図7に示すように、センサ50に用いられる弾性被着部材53は、第1実施形態の弾性被着部材16と同様にして、導電性がなく弾性を有するゴムや樹脂によって長円筒形状に形成されており、本体54と、内周部に挿通孔(他方の挿通孔は図示しない)55,55とを有し、外周部の先端部側にハウジング圧着部56を有するとともに、挿通孔55,55の先端部に膨出部圧着部57を有し、本体54の先端部の外周部上下に、溶接用兼係合用孔51,52に係合される係止突起58,58を有する。
図8及び図9に示すように、このようなセンサ50は、リード線81,82の付け根に比較的大きな曲げ応力が加えられる場合に適しており、そのため、各リード線81,82と、各センサ端子14,15の各外部接続部24,25と、がハウジング13のフード部26の内側に配置されている。
このようなセンサ50では、ハウジング13のセンサ本体取付部23がセンサケース12のセンサ本体収容部19に落とし込まれ、センサ本体12のハウジング固定部20がハウジング13の下端面に熱溶着され、ハウジング13に一体成形されている一対のセンサ端子14,15の各外部接続部24,25がハウジング13のフード部26の内側に配置されたところで、溶接用兼係合用孔51,52のうちの上方の溶接用兼係合用孔51を介して溶接治具が挿入されて各リード線81,82に有する芯線83,84と各外部接続部24,25とがそれぞれ溶接される。このとき、弾性被着部材53は、リード線81,82に既に挿通されていてフード部26から離れた位置に配置されている。
各リード線81,82の芯線83,84が各センサ端子14,15の各外部接続部24,25にそれぞれ溶接されたところで、弾性被着部材53がフード部26側にずらされ、フード部26に押圧されることで、各係止突起58,58がフード部26の溶接用兼係合用孔51,52にそれぞれ挿入されることでフード部26に抜け止めされて係止される。これにより、弾性被着部材53のハウジング圧着部56がフード部26の内周面に圧着され、弾性被着部材53の膨出部圧着部57が各センサ端子14,15の各膨出部31,32の全周に弾性力を集中して均等にかける。また、弾性被着部材53の各挿通孔55,55が各リード線81,82にそれぞれ圧着される。そのため、万が一に、リード線81,82の芯線83,84をつたって水等が浸入してきたとしても、各センサ端子14,15の膨出部31,32で水の進行は止められる。なお、本実施形態の作用効果は第1実施形態と同様であるために、それらの説明は省略する。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が自在である。例えば、センサ本体は、回転検出用半導体ピックアップセンサに限らずに、振動センサや加速度センサ等としても良い。
また、センサ端子は、図示したように、中間部分で折り曲げられることで横方向に引き出されるものに代えて、上方から下方に向けて直線的に配置されるようにしても良い。
本発明のセンサの防水構造の第1実施形態を説明するセンサの縦断面図である。 図1に示したセンサのセンサ端子周りの横断面図である。 図1に示したセンサに用いられるセンサ端子の単体外観斜視図である。 (a)は図1に示したセンサに用いられる弾性被着部材の外観斜視図、(b)は(a)に示した弾性被着部材のハウジングへの装着時の縦断面図、(c)は(a)に示した弾性被着部材の縦断面図である。 本発明のセンサの防水構造の第2実施形態を説明するセンサの縦断面図である。 図5に示したセンサの平面図である。 図5に示したセンサに用いる弾性被着部材の単体縦断面図である。 図5に示したセンサにおける弾性被着部材の装着前の縦断面図である。 図8の平面図である。 従来のセンサの断面図である。
符号の説明
10,50 センサ
11 センサ本体
12 センサケース
13 ハウジング
14,15 センサ端子
16,53 弾性被着部材
31,32 膨出部
34,55 ハウジング圧着面(凹凸面)
39,57 膨出部圧着面(凹凸面)
61,62 リード線
63,64 芯線

Claims (5)

  1. センサ本体と、該センサ本体を収納するセンサケースと、一端部が該センサ本体に接続され他端部がリード線に接続されるセンサ端子と、該センサ端子を内装するとともに該センサケースに接合されて前記センサ本体を固定するハウジングと、を備えたセンサの防水構造であって、
    前記センサ端子は、前記他端部に板形状を成す外部接続部を有するとともに、前記外部接続部と前記一端部の中間に軸形状をなす膨出部を有し、
    前記ハウジングには、前記膨出部の少なくとも一部を覆うフード部が前記センサ端子の他端部側に形成され、
    前記センサ端子の前記膨出部から前記リード線の端末かけて被着され且つ前記ハウジングの前記フード部に組み付けられることで、前記膨出部に密着する弾性被着部材を備えたことを特徴とするセンサの防水構造。
  2. 前記弾性被着部材は、内周部に、前記センサ端子の前記膨出部と前記リード線の端末とが挿通されて密着する挿通孔を有し、外周部に、前記ハウジングの前記フード部の内周面に圧着するハウジング圧着部を有することを特徴とする請求項1に記載したセンサの防水構造。
  3. 前記センサ端子の前記膨出部が略円柱形状であることを特徴とする請求項1または2に記載したセンサの防水構造。
  4. 前記センサ端子が、前記ハウジングに一体成形された後に、前記リード線に接続されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載したセンサの防水構造。
  5. 前記弾性被着部材が、前記センサ端子に前記リード線を接続した後に、前記ハウジングの前記フード部に組み付けられることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載したセンサの防水構造。
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