JP4602264B2 - シールドコネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、シールドコネクタに関する。
図11及び図12には、従来のシールドコネクタの一例として、下記特許文献1に掲載されているものが示されている。このシールドコネクタは、筒状の樹脂ハウジング1内に、ゴムリング2、保持リング3、導電スリーブ4、押さえリング5を備えており、これらをシールド電線10に挿通させて取り付けられる。また、樹脂ハウジング1の前端外周面には、導通接触片6が配置され、これが前記導電スリーブ4を介してシールド電線10のシールド層13に導通接続されている。そして、樹脂ハウジング1に張り出し形成したフランジ7を、図示しない電気機器のシールド壁に形成した取付孔の開口縁に押し付けてボルト止めすると、前記導通接触片6が前記取付孔の内周面に導通接続され、もってシールド壁とシールド層とが導通接続される。
特開平11−26093号公報
ところが、従来のシールドコネクタの構成では、基本構成部品(上記した符号1〜6を付した部品)だけでも6点もあり、それ以外の細かい部品を合わせると、図12に示すように部品点数が非常に多くなってしまう。このため、組み付け工数がかかり、コストが高くなるという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、部品点数が少ないシールドコネクタの提供を目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明に係るシールドコネクタは、シールド電線の端末部で露出されたシールド層を覆ってそのシールド電線に固定されると共に、相手シールド壁に取り付けられて前記シールド層と前記相手シールド壁とを導通接続するシールドコネクタにおいて、導電性を有しかつ前記相手シールド壁に当接され、前記シールド電線を挿通する電線挿通孔と、前記電線挿通孔とは別に溶融樹脂を通すための樹脂流入孔とが貫通形成された導電フランジと、前記導電フランジに導通状態に設けられると共に、前記露出されたシールド層の内側又は外側に嵌合されてそのシールド層に導通接続される導電筒部と、前記シールド電線及び前記導電フランジを樹脂成形用金型の内部に配した状態で、その金型内に溶融樹脂を充填し、前記溶融樹脂を前記樹脂流入孔に流入させた状態で成形されて前記シールド電線に固定されると共に前記導電フランジを保持するハウジングと、前記ハウジングのうち前記フランジとは反対側の端部の内側には、前記ハウジングを成形する前にそのハウジングより柔らかい合成樹脂を前記シールド電線の外周面にモールドしてなり、かつ凹凸形状に外周面が形成された防水筒体と、を備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載のシールドコネクタにおいて、前記導電筒部に、前記シールド層を挟んで嵌合される補助スリーブを備えたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1に記載のシールドコネクタにおいて、前記導電筒部と前記シールド層とを溶着したことを特徴とする。
請求項1の構成によれば、相手シールド壁に固定されるフランジを導電性とし、この導電フランジに対し、導電筒部を介してシールド層を導通接続することによって、シールド層と相手シールド壁とを導通させる構造が簡略化され、部品点数が削減される。また、ハウジングより柔らかい防水筒体がハウジングとシールド電線とに密着して、ハウジングの後端部の防水処理が施される。さらに、導電フランジを取り付けたシールド電線を樹脂成形用金型内に配した状態で、その金型内に溶融樹脂を充填すると、溶融樹脂が導電フランジに形成した樹脂流入孔を通り、もってハウジングのうち導電フランジを挟んだ前側と後側とが一度に成形される。
請求項2の構成によれば、導電筒部と補助スリーブとの間にシールド層が挟まれて、シールド層が導電筒部に確実に導通接続される
<実施形態1>
次に、本発明の実施形態1について、図1〜図6を参照しつつ説明する。
シールド電線10は、図1に示すように、軸心側から芯線11、内部絶縁層12、シールド層13、外部被覆14を備えており、そのシールド電線10の端末部で、前記した芯線11、内部絶縁層12及びシールド層13が先端側から順次に露出されている。
本実施形態のシールドコネクタは、その断面形状が図2に示されており、シールド電線10の端末部に一体的に取り付けられている。同図に示すように、シールドコネクタは、シールド電線10の端末部で露出されたシールド層13を覆う合成樹脂(例えば、ポリアミド)製のハウジング21を備える。
ハウジング21は、全体としてシールド電線10に沿って延びた例えば円筒状をなし、ハウジング21の前寄り位置には、側方に向けて金属製の導電フランジ22(以下、単に「フランジ22」という)が張り出されている。フランジ22は、図1に示すように、金属板を例えば洋梨形状に打ち抜き、幅狭となった一端部(図1の上端部)にボルト挿通孔23を形成すると共に、幅広となった他端部に電線挿通孔24を形成し、かつ、その電線挿通孔24の周縁部を4等配した位置に4つの樹脂流入孔25を形成した構造となっている。
ここで、フランジ22の外形形状を詳細説明すると、フランジ22のうち幅狭の端部の外縁は、ボルト挿通孔23と同心の小さな円弧状をなす一方(図1及び図3のC1参照)、幅広の端部の外縁は、電線挿通孔24と同心の大きな円弧状をなし(図1及び図3のC2参照)、これら両端部の間が、上記大小の円弧を互いの共通接線(図1及び図3のL1,L1参照)で繋いだ形状となって、上述の如くフランジ22全体が洋梨形状になっている。さらに、フランジ22のうち幅広の端部の外縁は、ハウジング21より外径寸法が大きく形成され(図2及び図3のφ1,φ2に比較して示す)、これにより、フランジ22は、ハウジング21の全周に亘って、ハウジング21から側方に張り出している(図3参照)。
また、フランジ22のうち電線挿通孔24には、金属製の導電スリーブ26(本発明の「導電筒部」に相当する)が圧入されており、この導電スリーブ26がシールド電線10のうちシールド層13と内部絶縁層12の間に挿入される。さらに、そのシールド層13の外側には、金属製の補助スリーブ27が嵌着される。より詳細には、補助スリーブ27は、金属製であり、その一端に設けた円筒部27Aが、シールド電線10の外部被覆14に外嵌合され、他端に設けた六角筒部27Bがシールド層13の露出部分に外嵌される。
ハウジング21のうちフランジ22より前方側(図2参照)は、相手シールド壁Wに形成した取付孔W1への挿入部28をなし、その外周面に形成した溝28AにはOリング29が嵌着されている。
また、ハウジング21のうち後端部の内周側には、ハウジング21より柔らかい合成樹脂(例えば、ウレタン)で構成された防水筒部30が設けられている。防水筒部30の外周面には、軸方向に沿って凹部30Aと凸部30Bとが複数交互に繰り返して形成されている。
次に、本実施形態のシールドコネクタをシールド電線10に取り付ける工程について説明する。まず、図4(A)に示すように、シールド電線10に補助スリーブ27を挿通し、その補助スリーブ27の円筒部27Aを外部被覆14の端部に外嵌させると共に、六角筒部27Bをシールド層13に外嵌させる。次いで、同図(B)に示すように、フランジ22に圧入した導電スリーブ26を、その先端側からシールド電線10に挿通させて、シールド層13の内側へと挿入する。そして、図6に示すように、六角筒部27Bの上辺と下辺とを内側に押し潰すようにしてかしめる。これにより、補助スリーブ27と導電スリーブ26との間にシールド層13が挟まれてシールド層13がそれらに導通接続され、もってシールド層13が導電スリーブ26を介してフランジ22に導通接続される。
これら導電フランジ22等を取り付けたシールド電線10を、軟らかい樹脂用の成形金型内にセットする。そして、その金型内に溶融状態の樹脂(例えば、ウレタン)を充填して防水筒部30を成形する。次いで、これを金型から取り出し、今度は剛性が高い樹脂用の成形金型内にシールド電線10をセットする。このとき、図5(A)に示すように、防水筒部30の外周面に成形された後端側の凹部30Aに金型に設けたピンP1,P1を挿入し、かつ、フランジ22を金型の型開き面PLで挟んで、防水筒部30とフランジ22との位置を固定する。詳細には、フランジ22は、その外縁部が全周に亘って型開き面PLに挟まれるようにセットする。
セットが完了したら、金型内に溶融状態の樹脂(例えば、ポリアミド)を充填する。ここで、フランジ22には、樹脂流入孔25が貫通形成されているから、例えば、樹脂成形空間のうちフランジ22よりも後側(図5(A)の左側)にのみ樹脂が充填されても、その樹脂は、樹脂流入孔25を通って、フランジ22の前側にも行き亘り、挿入部28を含めたハウジング21全体が成形される。そして、これを金型から取り出し、前記した挿入部28の外面にOリング29を嵌着させ、これをもってシールドコネクタの組付作業及び電線への取付作業が完了する。
シールドコネクタは、図2に示すように、挿入部28を電気機器のシールド壁Wに形成した取付孔W1に嵌入し、かつ、フランジ22を取付孔W1の開口縁に突き当てた状態にして、ボルト(図示せず)にてシールド壁Wに固定される。すると、フランジ22がシールド壁Wに押し付けられて導通接続され、もってシールド層13がシールド壁Wに導通接続される。また、挿入部28の外周面と取付孔W1の内周面との間でOリング29が押し潰されて防水が図られる。さらに、シールドコネクタの後端部では、ハウジング21よりも柔らかい合成樹脂よりなる防水筒部30が、ハウジング21の内周面とシールド電線10の外周面とに密着して、シールドコネクタの後端部からのコネクタ内への浸水が防がれる。
ところで、本実施形態のシールドコネクタは、ハウジング21を成形するときに、フランジ22の外縁部が全周に亘って金型の型開き面PLに挟まれるようにしたから、完成形態としては、フランジ22が、ハウジング21の全周に亘って、ハウジング21から側方に張り出した構造になる(図2及び図3参照)。
そして、この構造により、シールドコネクタを床に落としたり、或いは、壁等にぶつけた場合には、ハウジング21から側方に張り出したフランジ22が床、壁等に当接して、ハウジング21と床、壁等との衝突を防ぐことができる。これにより、ハウジング22に直に衝撃が与えられる事態を防ぎ、ハウジング22の変形、破損を防止する。しかも、フランジ22は、金属製だから、床、壁等との衝突で、変形または破損する虞はない。
このように本実施形態のシールドコネクタによれば、相手シールド壁Wに固定されるフランジ22を導電性とし、これに圧入にて一体化させた導電スリーブ26にシールド電線10のシールド層13を導通接続させる構成としたから、シールド層13と相手シールド壁Wとを導通させる構造が簡略化されて、部品点数を削減させることができる。これにより、組み付け工数が簡素化されてコストを抑えることができ、また、シールドコネクタの小型化も可能となる。また、本実施形態のシールドコネクタでは、フランジ22と相手シールド壁Wとの押し当て面同士が、シールドコネクタと相手シールド壁Wとの導通接続面となるから、従来のものに比べて広い導通面積を確保でき、しかも、両者はボルトの締め付けで密着されるから、従来のものに比べて、シールドコネクタと相手シールド壁Wとの導通の安定性が増す。
<実施形態2>
本実施形態は、図7及び図8に示されており、導電スリーブ50と補助スリーブ51の構成を上記実施形態1とは異なる構成としたものである。その他の構成については上記実施形態1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施形態の補助スリーブ51は円筒形状をなし、図8(A)に示すように、シールド電線10の外部被覆14に外嵌される。そして、同図(B)に示すように、シールド層13を捲って折り返し、補助スリーブ51の外側を覆った状態にしてから、導電スリーブ50をシールド電線10に挿通させると、同図(C)に示すように、その導電スリーブ50が丁度シールド層13の外側に嵌合され、もって前記補助スリーブ51と導電スリーブ50との間に、シールド層13が挟まれる。そして、以下、実施形態1と同様にして、防水筒部30とハウジング21とが成形されて、本実施形態のシールドコネクタが完成される(図7参照)。このような構成としても、上記した実施形態1と同様の作用効果をえることができる。
<実施形態3>
次に、本発明の実施形態3を図9及び図10を参照して説明する。
本実施形態のシールドコネクタ60は、1つのハウジング61及び1枚の導電フランジ62(材料としては、例えば、銅、銅合金、鉄、ステンレスなどがある)によって3本のシールド電線10を一体に接続したものである。尚、シールド電線10及びこのシールド電線10とシールドコネクタ60の取付けに用いられる導電スリーブ26(本発明の「導電部材」に相当する)と補助スリーブ27は、上記実施形態1のものと同じであるため、同じ符号を付すことにする。
導電フランジ62は、前記全体として左右方向に長い板状をなし、左右方向に一定ピッチで3つの円形をなす電線挿通孔63が貫通して形成されているとともに、この3つの電線挿通孔63を挟む両端位置に一対のボルト挿通孔64が貫通して形成されている。各電線挿通孔63の周縁部には、夫々、周方向に分割された弧状をなす樹脂流入孔65が形成されている。各電線挿通孔63には、夫々、円形をなす金属製の導電スリーブ26が圧入され、各導電スリーブ26がシールド電線10のシールド層13と内部絶縁層12の間に挿入されている。また、各シールド層13の外周には金属製の補助スリーブ27が嵌着されている。
また、ハウジング61はシールド電線10の軸方向に視て横長の長円形をなし、そのハウジング61のうち導電フランジ62よりも前方側(図9及び図10における右上方側)に張り出した部分は、相手シールド壁W(図9及び図10には示さず)の取付孔W1に挿入される長円形の挿入部66となっている。この挿入部66の外周の溝67にはOリング68が装着されている。ハウジング61の後端部における内周側には、ハウジング61よりも軟らかい合成樹脂(例えば、ウレタン)で構成された長円形の防水部69が設けられている。
次に、本実施形態のシールドコネクタ60とシールド電線10の組付け工程を説明する。まず、実施形態1と同様に、各シールド電線10に夫々補助スリーブ27を外嵌するとともに、各電線挿通孔63に夫々導電スリーブ26を圧入する(図10における真ん中のシールド電線10及び電線挿通孔63を参照)。次いで、導電スリーブ26内にシールド電線10の先端部を挿入し、導電スリーブ26の後端部をシールド層13と内部絶縁層12との間に挿入する(図10における右側のシールド電線10及び電線挿通孔63を参照)。そして、各補助スリーブ27の六角筒部27Bをシールド電線10にカシメ付け、シールド層13と導電フランジ62とを導電スリーブ26を介して導通可能に接続する。
このようにして3本のシールド電線10が取り付けられた導電フランジ62等を、軟らかい樹脂用の成型金型内にセットし、その金型内に溶融状態の樹脂を充填して防水部69を成型する。次に、これを金型から取り出し、剛性の高い樹脂用の成型金型内にセットし、その金型内に溶融状態の樹脂(例えば、ポリアミド)を充填し、ハウジング61及び挿入部66を成型する。成型後は、金型から取り出し、挿入部66にOリング68を取り付ける。以上により、シールドコネクタ60に対する3本のシールド電線10の接続が完了する。
本実施形態では、3本のシールド電線10をまとめて1つのシールドコネクタ60に接続したので、例えば、3相交流回路に好適である。また、シールド電線10を1本ずつ個別にシールドコネクタに接続する構造に比べて、部品点数の削減、組付け工数の削減、シールドコネクタ60全体としての小型化が可能となっている。
尚、本実施形態では、ハウジング61の後端部内周に軟らかい樹脂からなる防水部69を設けたが、防水部を設けない構成とすることもできる。この場合のハウジング61の樹脂材料としては、ウレタン、PBT、ナイロンなどを用いることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)前記実施形態1のうち補助スリーブ27を備えずに、導電スリーブ26にシールド電線10のシールド層13を溶着した構成としてもよい。このような構成とすれば、部品点数が更に削減される。
(2)前記フランジ22は、金属板を打ち抜いて形成されていたが、例えば樹脂に導電性の金属をメッキしたものであってもよい。
(3)前記実施形態1の導電スリーブ26は、フランジ22に圧入して一体化されていたが、例えば導電性の接着剤にてフランジ22と導電スリーブ26とを一体化したもの、又は、溶接にて一体化したもの、又は、深絞りプレスによりフランジ22に導電スリーブを一体成形したもの等であってもよい。
本発明の実施形態1に係るフランジ、導電スリーブ等を示す斜視図 同実施形態のシールドコネクタの側断面図 図2のA−A切断面におけるシールドコネクタの正断面図 (A)フランジをシールド電線に組み付ける前の状態を示す側断面図 (B)フランジをシールド電線に組み付けた状態を示す側断面図 (A)シールド電線の端末部を金型内にセットした状態の側断面図 (B)シールドコネクタの完成状態を示す側断面図 補助スリーブをかしめた状態を示す縦断面図 実施形態2に係るシールドコネクタの側断面図 シールドコネクタの組み付け途中の状態を示す側断面図 実施形態3の斜視図 組付け途中の状態を示す斜視図 従来のシールドコネクタの側断面図 その分解斜視図
符号の説明
10…シールド電線
13…シールド層
21…ハウジング
22…導電フランジ(金属製フランジ)
25…樹脂流入孔
26…導電スリーブ(導電筒部)
27…補助スリーブ
30…防水筒部
W…相手シールド壁

Claims (3)

  1. シールド電線の端末部で露出されたシールド層を覆ってそのシールド電線に固定されると共に、相手シールド壁に取り付けられて前記シールド層と前記相手シールド壁とを導通接続するシールドコネクタにおいて、
    導電性を有しかつ前記相手シールド壁に当接され、前記シールド電線を挿通する電線挿通孔と、前記電線挿通孔とは別に溶融樹脂を通すための樹脂流入孔とが貫通形成された導電フランジと、
    前記導電フランジに導通状態に設けられると共に、前記露出されたシールド層の内側又は外側に嵌合されてそのシールド層に導通接続される導電筒部と、
    前記シールド電線及び前記導電フランジを樹脂成形用金型の内部に配した状態で、その金型内に溶融樹脂を充填し、前記溶融樹脂を前記樹脂流入孔に流入させた状態で成形されて前記シールド電線に固定されると共に前記導電フランジを保持するハウジングと、
    前記ハウジングのうち前記導電フランジとは反対側の端部の内側には、前記ハウジングを成形する前にそのハウジングより柔らかい合成樹脂を前記シールド電線の外周面にモールドしてなり、かつ凹凸形状に外周面が形成された防水筒体と、
    を備えたことを特徴とするシールドコネクタ。
  2. 前記導電筒部に、前記シールド層を挟んで嵌合される補助スリーブを備えたことを特徴とする請求項1に記載のシールドコネクタ。
  3. 前記導電筒部と前記シールド層とを溶着したことを特徴とする請求項1に記載のシールドコネクタ。
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