JP4634221B2 - 施錠装置 - Google Patents

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Description

本発明は、蓋体の施錠装置に係り、特に施錠による防犯機能が必要な地下構造物用鉄蓋、例えば電線共同溝用蓋体の施錠装置に関する。
従来、例えば、ガス管や水道管や電話ケ−ブル等を埋設する地下共同溝には、適宜間隔毎に点検作業用のマンホ−ルが設けてあり、該マンホ−ルには、その開口部を閉塞するための点検作業用の蓋体が取付けられている。そして一般に、該蓋体には、共同溝内に設置したガス管等に対する悪戯、盗難、破壊行為などを防止するため蓋体が開けられないように施錠装置が取付けられている。
かかる施錠装置として、受枠に形成された開口部を開閉自在に閉塞する蓋体に固定される施錠装置本体と、施錠装置本体に、受枠に係合して蓋体が開放するのを規制する施錠位置と受枠から係合が解除されて蓋体が開放するのを許容する解錠位置とに位置変更自在に設けた施錠フックとを備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。
かかる施錠装置には、安全性を確保する目的から、開閉用治具を施錠装置本体に挿入して施錠フックが操作できないようにするための安全錠(例えばシリンダ錠)が設けられている。
かかるシリンダ錠は、各ユーザー仕様に対応した形状や大きさの異なる複数種類のものがある。したがって、これら各シリンダ錠に対応した施錠装置本体を製造する必要があり、複数種類の施錠装置本体を製造し且つストックして管理する必要があった。
そこで、施錠装置本体にソケット取付け部品を設けて、ソケット取付け部品に取外し可能にソケットを装着するようにして、ソケットに安全錠を取付けるようにした技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。かかる施錠装置は、施錠装置本体を上部ユニットと下部ユニットとから構成し、ソケット取付け部品を上部ユニットに対して下方から取付け、施錠フックを下部ユニットに設けて、上部ユニットの下方に下部ユニットを取付けるように組立てるものである。
このように、施錠装置本体にソケット取付け部品を設け、ソケット取付け部品に取外し可能に装着するソケットを設け、ソケットに安全錠を取付けるようにすることにより、複数種類のソケットを製造することにより、各ユーザー仕様に対応した形状や大きさの異なる複数種類の施錠装置本体を製造する必要がなくなる。
実用新案登録第3071918号公報 特開2004−190261号公報
しかしながら、上記施錠装置では、施錠装置本体を上部ユニットと下部ユニットとから構成しているから、互いのユニットを取付けるために、あるいはソケットを上部ユニットに取付けるためにボルト等の取付け手段が必要になる等、部品点数が多くなってコストが高くなるという課題がある。
そこで本発明は、上記課題に鑑み、部品点数を少なくしてコストの低減を図り得る施錠装置の提供を課題とする。
本発明の施錠装置は、受枠側に形成された開口部を開閉自在に閉塞する蓋体に固定される施錠装置本体と、該施錠装置本体に前記受枠に係合して蓋体が開放するのを規制する施錠位置と受枠から係合が解除されて蓋体が開放するのを許容する解錠位置とに位置変更自在な施錠フックを設け、施錠装置本体に挿入される開閉用治具の回転により施錠フックを操作可能に構成し、前記施錠装置本体蓋体の表側から裏側に亙るよう一体に延長した筒状に形成され、施錠装置本体に表側から裏側に亙る中心穴が形成され、前記施錠フックは、施錠装置本体の外方にあって受枠に係合する突出部と、前記中心穴に挿入される胴部とを有し、中心穴に胴部を外方へ付勢するばねが設けられ、一方のばね座が中心穴に設けられ、他方のばね座が胴部に設けられ、ばねに付勢された胴部と付勢方向で当接する当接面が中心穴に設けられ、胴部と前記当接面とが当接することで、施錠フックがその軸心回りの回転をばねの弾性力によって規制されるとともに施錠装置本体に保持されることを特徴としている。
本発明の施錠装置では、記施錠フックをばねの弾性に抗して押圧して回転させることで胴部を施錠装置本体に保持し、施錠フックをばねの弾性に抗して押圧してさらに回転させることで胴部の施錠装置本体への保持を解除するよう構成されていることが好ましい。
本発明の施錠装置は、施錠装置本体を分割することなく形成して、且つソケット取付け部を中心穴の途中に形成しているから、部品点数を少なくしてコストの低減を図り得る。
以下、本発明の実施形態に係る施錠装置を、図面に基づいて説明する。この実施形態に係る施錠装置は、共同電線溝の地表開口部を開閉する平面形状が四角形で、且つ上面にブロックを設置して用いる単一又は複数の蓋体としての鉄蓋と、その地表開口部の内周部を形成し閉じた状態の鉄蓋を支持する受枠に対して実施した場合を示している。
図1は施錠装置の使用状態の要部断面図、図2は施錠装置の使用状態の正面図、図3は同じく開閉用治具を装着した状態の断面図、図4は同じく使用状態の平面図、図5は同じく使用状態の底面図である。
この施錠装置Aは、鉄蓋1に形成した下方への段差部1Aに設置されるようにして使用されるものである。施錠装置Aは、鉄蓋1の表側から該鉄蓋1の地表開口部2に装着される施錠装置本体3と、施錠装置本体3に着脱自在に取付けられる施錠フック4と、該施錠フック4を施錠装置本体3の外方(図において下方)へ付勢する圧縮ばね5と、シリンダ錠6(安全錠としての一例)が螺合するナット部材7(ソケットに相当し、六角ナットを用いている)と、該ナット部材7の落下を防止するための落下防止部材8と、施錠フック4をその軸心4a回りに回動させる開閉用治具10の係止部11に係止する施錠回転板12と、ナット部材7に螺合するキャップ13とを有する。尚、ナット部材7は頭部7aと胴部7bとから一体的に形成されている。
図6乃至図10は施錠装置本体3の単体図であり、図6は平面図、図7及び図8は側面図、図9は中央断面図、図10は底面図である。施錠装置本体3は、例えばダクタイル鋳鉄から一体に製造されるもので、これらの図に示すように、上部本体部14と下部本体部15とフランジ部16とから形成されている。上部本体部14は平面視矩形状に形成され、下部本体部15は底面視略円形に形成されている。上部本体部14と下部本体部15の中心に、中心穴17が形成されていることで、上部本体部14は角筒状に、下部本体部15は円筒状に形成されている。
上部本体部14と下部本体部15との境界部である高さ方向途中(この場合、高さ方向ほぼ中心)に、両本体部14,15に対して三方に突出する前記フランジ部16が形成されている。フランジ部16の下面16aは可及的平滑な平面に形成されており、前記下方への段差部1Aの枠面18に載置されてボルト20止めされることで鉄蓋1に固定される。尚、フランジ部16の上面16bには三方のリブ21が一体に形成されている。
ここで、施錠装置本体3の前記中心穴17の形状を説明する。中心穴17は、高さ方向の領域毎に3つの異なる径D1,D2,D3(図9参照)を有する穴部からなる。すなわち、高さ方向上部領域の挿入穴部22、高さ方向中間領域の装着穴部23、高さ方向下部領域の操作穴部24の順に径D1,D2,D3が大きくなるよう形成されている。尚、施錠装置本体3はその上部にブロックの代わりの鍔状の突出部25を有する。特に、挿入穴部22の高さH1は前記キャップ13の頭部26の高さにほぼ等しく設定されており、装着穴部23の高さH2は前記ナット部材7の頭部7aの高さにほぼ等しく設定されており、底面視してその外周壁面はナット部材7(頭部7a)が非回転に嵌合可能なように六角形状に形成されている。
挿入穴部22は後述するように、開閉用治具10の挿入のきっかけとなる円穴であり、装着穴部23はナット部材7を装着すべくその周壁面23aは六角形に形成されている。さらに操作穴27は円穴であり、その内周壁面28の高さ方向下部に、高さ方向に沿う縦条部29が180°置きに操作穴部24の中心(径方向内方)に向けて突出するするよう形成されている。この縦条部29の断面は高さ方向に矩形の略同一断面である。さらに、この実施形態では縦条部29の高さH3は操作穴27の高さH4の半分よりわずかに小さく設定されている。また、操作穴27の高さ方向上部には、操作穴27の中心に向かって対向するよう突出する保持片30,31が形成されている。この保持片30,31は後述するようにナット部材7の落下を直接的に防止する前記落下防止部材8を施錠装置本体3に保持するためのものである。尚、落下防止部材8は板状に形成されている。
特に、挿入穴部22と装着穴部23との連続面である第一拡径段面32はナット部材7が係止する面であって平面であり、装着穴部23と操作穴部24との連続面である第二拡径段面33は平面である。
図11は前記落下防止部材8の底面図、図12は落下防止部材8の正面図、図13は圧縮ばね5の断面図、図14はナット部材7の断面図である。
落下防止部材8は操作穴部24の径D3に比べてわずかに小さい径D4に設定された環状に形成されている。その対向部分は互いに平行になるように切欠かれていて対向部分に一対の平面部34,35が形成されている。一方の平面部34,34には、径方向外方に向けて突出する突出板部36が形成されている。この突出板部36の先端辺37は、落下防止部材8の仮想外周面内に収まる突出量に設定され、且つ円弧状に形成されている。落下防止部材8の中心には、ナット部材7の雌ねじ孔38とほぼ同径の挿通穴40が形成されている。挿通穴40の外周部はナット部材7の頭部7aと胴部7bとの間の段付き面7c(図14参照)に上下方向で係止する係止部40aとされる。
ところで、図10に示すように、前記保持片30,31のうち一方の保持片30,30は、周方向に、ほぼ落下防止部材8の突出板部36の周方向幅分だけの距離を置いて配置されている。保持片30,31のうち他方の保持片31は、平面視弧状に形成されている。保持片30,31と第二拡径段面33との間には、落下防止部材8の厚みt1よりわずかに大きな高さを有する隙間41を有している。落下防止部材8の上面8a及び下面8bは平面であり、特に下面8bは前記圧縮ばね5の一方のばね座面として用いられる。尚、図13に示すように、前記圧縮ばね5はコイルばねであり、上端部面5aと下端部面5bは平面に加工されている。
図15は前記キャップ13の単体平面図、図16はキャップ13の側面図である。このキャップ13は、前記装着穴部23に装着されたナット部材7に上方から螺合することで、前記挿入穴部22を塞ぐものである。キャップ13は挿入穴部22の径とほぼ等しい径に形成された頭部26と、この頭部26に比べて小径でナット部材7の雌ねじ孔38に螺合する雄ねじ部43とを有する。そして頭部26には環の外周一部を切欠いて係止面44,45を形成した変形環状溝46が形成されている。
図17乃至図22は施錠フック4の単体図で、図17は全体斜視図、図18は側面図、図19は背面図、図20は図18におけるX−X線断面図、図21は図18におけるY−Y線断面図、図22は全体平面図である。これらの図に示すように、施錠フック4は、施錠装置本体3の下部本体部15に下方から挿入される円筒状の胴部50と、該胴部50の下部に形成されるフック部51とを有する。胴部50とフック部51とは例えばダクタイル鋳鉄から一体に製造されている。
胴部50は中心に配置された円筒部52と、該円筒部52の外周に径方向外方に向けて突出する周方向に一対の被案内部53,54と、円筒部52からさらに上方に突出するばね保持片70,71とを有する。フック部51は胴部50の下部から一方向に突出するよう先細り形状、例えばこの実施形態の場合では平面視台形に形成されている。フック部51の上面51aは平面に形成されている。
被案内部53,54それぞれは周方向に所定距離だけ離間して配置され、その周方向離間幅L1は、前記縦条部29の周方向幅にほぼ等しいかわずかに大きく設定されている。被案内部53,54の間の隙間58,59は前記縦条部29が上方から挿入される領域である。被案内部53,54はそれぞれ同様の構成で周方向に位置ずれしているだけなので、以下一方の被案内部53の構成の説明をもって他方の被案内部54の説明を代用する。
被案内部53は、円筒部52の上端部外周に沿うよう円弧状に形成された上円弧条部55と、円筒部52の下端部外周に沿うように円弧状に形成された下円弧条部56と、上円弧条部55と下円弧条部56とをその周方向一側で連設する、軸心4aに沿うよう配置された連設部57とから形成されている。下円弧条部56の周方向長さL2は上円弧条部55の周方向長さL3に比べて短く設定されている。上円弧条部55の下面55aにおける周方向各側に、上方に凹となる第一係止凹部60及び第二係止凹部61が形成されている。尚、下円弧条部56の周方向端面は、施錠フック4の軸心4aに沿うよう下方に落ちる段落ち面63であり、この段落ち面63の下端辺部はフック部51の上面51aに連続している。
上円弧条部55における第一係止凹部60及び第二係止凹部61において周方向に近い側(隣合う側)の第一立上げ面64及び第二立上げ面65は後述のように案内面として用いられる。また、この実施形態では何れも下方ほど互いに近付く傾斜面(あるいは円弧状面)に形成されている。
上円弧条部55の下面55aと下円弧条部56の上面56aとの間の距離H3(図18参照)は前記縦条部29の高さとほぼ等しいかわずかに大きく設定されている。連設部57の側面57aは軸心4aに沿う面であり、後述のようにストッパとして用いられる平面である。
円筒部52の上面52aは、上円弧条部55の上面55bに比べて下方に位置に位置付けられている。上円弧条部55の上面55b及び下円弧条部56の上面56aは互いに平行な平面に形成されている。さらに、円筒部52の上面52aにおける周方向対向位置において上円弧条部55の上面55bよりさらに高い位置の上面66を有する平面視扇状の案内弧片70,71が、円筒部52に一体に形成されている。
図23は施錠回転板12の平面図であり、図24は開閉用治具10の単体図である。この開閉用治具10は、杆状の腕部10Aとこの腕部10Aに直交する方向に一体的に形成される杆状のねじ部10Bとからなる治具本体10Cと、この治具本体10Cに一体的に形成される環状の把持部10fと、ねじ部10Bに螺合するナット部材10gとから構成されている。尚、図24(a)は施錠回転板12の平面視半円形の操作開口部75に挿入する係止部11側からの側面図、(b)はキャップ13を着脱させるためのマグネット部10a側からの側面図である。
前記施錠回転板12は、施錠フック4に相対回転不能に取付けられている。この実施形態では施錠フック4の装着溝72に着脱自在に取付けられている。施錠回転板12は装着溝72にほぼ等しい厚みに設定されている。装着溝72は、前記上円弧条部55の内周壁55c、案内弧片70,71の内平面70a,71a及び円筒部52の上面52aによって形成される。施錠回転板12に、案内弧片70,71の、軸心4aに沿う内平面70a,71aに対して周方向で係止する回転係止面44,45が形成されている。したがって、施錠回転板12は上記のような装着溝72に嵌合することで、施錠フック4に相対回転不能となる。施錠回転板12の中央部には、前述のように被係合部としての非円形(例えば、半円形)の操作開口部75が形成されている。
図1は施錠状態であり、施錠装置Aは鉄蓋1の段差部1Aに上方からボルト20で固定されている。施錠装置Aの装着穴部(ソケット取付け部に相当する)23にはソケットとしてのナット部材7が装着されており、ナット部材7にシリンダ錠6が螺合しており、挿入穴部22にキャップ13が装着されている。尚、このキャップ13は開閉用治具10のマグネット部10aに形成された、キャップ13の頭部26に形成した変形環状溝46に対応する形状の突部19を変形環状溝46に嵌合した状態で軸心10c回りに開閉用治具10を回転させる。このことにより、キャップ13の雄ねじ部43がナット部材7の雌ねじ孔38に螺合した状態にある。また、操作穴部24(下部本体部15)に施錠フック4が装着されていて、施錠フック4は軸心4a回りに一方向に回動しており、そのフック部51が受枠Bの内側縁部B1に下方から係合する側に突出している。この状態で鉄蓋1を開けようとすると、施錠フック4のフック部51の上面51aが受枠Bの内側縁部B1に係止するから鉄蓋1が開けられない。また、挿入穴部22にキャップ13を装着してあり、ナット部材7にはシリンダ錠6を螺合してあり、さらに施錠フック4には施錠回転板12が取付けられていてそこには非円形の操作開口部75が形成されているから、悪戯、盗難、破壊行為などのために鉄蓋1を開けようとしても容易に開けることは不可能である。
ところで、施錠状態では、施錠フック4においては縦条部29が上円弧条部55と下円弧条部56との間に存在しており、施錠フック4は圧縮ばね5の弾性によって、施錠装置本体3の外方(下方)へ付勢されていることで、縦条部29の上面29aに上円弧条部55の下面55aが当接している。但しこの施錠状態では、圧縮ばね5の弾性により、縦条部29の上面29a(上部)は、第一係止凹部60に嵌合しており、縦条部29の側面29bは、ストッパとしての連設部57の側面57aに当接している。
ところで、地下共同溝のガス管や水道管や電話ケ−ブル等を管理すべく鉄蓋1を開ける必要がある場合は、次のようにして行う。すなわち、開閉用治具10のマグネット部10aにより吸着して、また開閉用治具10を回転させてキャップ13をナット部材7から取外す。次に、ナット部材7に装着されたシリンダ錠6に挿入した鍵を回転させることにより、シリンダ錠6の不図示の係止片部を回動させることで係止片部とナット部材7の底面との係合状態を解除し、シリンダ錠35を取外す。ここでシリンダ錠35は、これをナット部材7に螺合することで取付けてあるものであれば、その螺合を解除することで取外す。
続いて、開閉用治具10をその施錠回転部10bから挿入穴部22、ナット部材7の雌ねじ孔38(装着穴部23)に挿通し、さらに操作穴部24に挿通して開閉用治具10の施錠回転部10bの係止部11を、施錠回転板12の操作開口部75に挿入する。この状態で開閉用治具10をその軸心10c回りに他方向に回転(回動)させる。開閉用治具10の先端部の係止部11は、操作開口部75に対応する形状(非円形)に形成されており、施錠回転板12は装着溝72に、施錠フック4に対して相対回転不能に装着されているから、開閉用治具10をその軸心10c回りに他方向に回転させることで施錠フック4のフック部51が受枠Bの内側縁部B1から回避するよう水平面内で回転(回動)して、施錠フック4と受枠Bの係合状態が解除されることになる。
次に開閉用治具10を引抜いて、開閉用治具10に設けた別の螺合部10dを挿入穴部22から挿入し、開閉用治具10を別な軸心10e回りに回転させてナット部材7の雌ねじ孔38に、雄ねじを形成してある螺合部10dを螺合する。これにより開閉用治具10と施錠装置本体3とが一体的になるから開閉用治具10の環状把持部10fを把持してこれを上方に引くことで鉄蓋1を開放することができる。尚、開閉用治具10の螺合部10dは、ナット部材10gを螺合してあり、ナット部材10gはその回転によって螺合部10dに沿って移動可能である。
ところで、施錠フック4は上記した構成を有しており、施錠装置本体3の下部本体部15に装着するに際しては、作業者が被案内部53,54の間の隙間58,59を下部本体部15の縦条部29に周方向で位置合わせして、鉄蓋1の表側に向けて圧縮ばね5の弾性に抗して押圧し、施錠フック4を一方向に回転させることで縦条部29を上円弧条部55と下円弧条部56との間に介在させ、前記押圧を解除する。そうすると、施錠フック4は圧縮ばね5によって外方に付勢されているから、上円弧条部55の下面55aが縦条部29の上面29aに、圧縮ばね5の弾性力に応じた押圧力でもって当接する。そしてさらに施錠フック4を回転させると、施錠フック4は圧縮ばね5によって付勢されているから、縦条部29の上部が第一係止凹部60に嵌合するように第一係止凹部60の段差分だけ外方へ移動する。このように、縦条部29の上部が第一係止凹部60に嵌合することで、作業者が施錠フック4から手を離したとしても施錠フック4は下部本体部15、すなわち施錠装置本体3に保持された状態となる。このように縦条部29の上部が第一係止凹部60に嵌合した状態は鉄蓋1を開くことができる解錠位置である。
ところで、前述のように、開閉用治具10の係止部11を施錠回転板12の操作開口部75に挿入して開閉用治具10をその軸心10a回りに他方向に回転させると、第一立上げ面64は斜面あるいは円弧面に形成されているから、圧縮ばね5の弾性に抗して縦条部29の上面29aが第一立上げ面64を容易に乗り上げてその段差分だけ施錠フック4が内方に軸心4aに沿って移動する。さらに施錠フック4を軸心4a回りに回動させると、今度は縦条部29の上部が第二係止凹部61に嵌合し、施錠フック4は第二係止凹部61の段差分だけ外方に移動する。この状態が施錠フック4の施錠位置であり、この施錠位置では、縦条部29の側面29bは、ストッパとしての連設部57の側面57aに当接している。尚、圧縮ばね5の下部は案内弧片70,71の外周面70b,71bを外装しており、施錠フック4がその軸心4a回りに回動する際には、案内弧片70,71の外周面70b,71bが圧縮ばね5の内径部分に案内されることになる。
ここで、メンテナンスのためにナット部材7を施錠装置本体3から取外す場合を説明する。まず、上記のようにして施錠フック4を開錠位置とする。このとき、開閉用治具10を用いて行うものであるが、上記のようにして施錠フック4を開錠状態として鉄蓋1を開いておく。そして、施錠フック4を圧縮ばね5の弾性に抗して押圧した状態でもって施錠フック4をさらに他方向に回転させることで、縦条部29を隙間58,59に位置させる。そうすると施錠フック4は施錠装置本体3に対して外方に取外すことが可能となる。
上記のように、施錠フック4を施錠装置本体3に装着する場合も取外す場合も、何れも施錠フック4を圧縮ばね5の弾性に抗して押圧して施錠フック4をその軸心4a回りに回転させることにより、容易に施錠フック4を施錠装置本体3に着脱することが可能となる。
ところで、ナット部材7は落下防止部材8によって落下(施錠装置本体3からの脱落)が防止されていることは前述した通りであり、落下防止部材8は保持片30,31によって施錠装置本体3に保持されていることは前述した通りである。すなわち、ナット部材7を装着穴部23に装着するには、ナット部材7を下部本体部15の開口側から挿入してその後に落下防止部材8を同様に下部本体部15の開口側から挿入するものである。このとき落下防止部材8の突出板部36を保持片30,30の間に位置するよう位置合わせして落下防止部材8を下部本体部15に挿入する。このように突出板部36を保持片30,30の間に位置することにより、平面部35が保持片31に沿うようになって、且つ落下防止部材8の中心にある挿通穴40にナット部材7の胴部7bが挿通するようになるから、落下防止部材8が、装着穴部23と操作穴部24との連続面である第二拡径段面33に平面的に接触することになる。
続いて落下防止部材8を軸心4a回りに回動させる。そうすると、図11の仮想線で示すように、突出板部36が保持片30の上方(保持片30と第二拡径段面33との間の隙間41)に存在することになり、また平面部35の角部35aが保持片31の上方に位置することになる。これによって、落下防止部材8にその自重が働いたとしても、突出板部36が保持片30に係止し、平面部35の角部35aが保持片31に係止するから、落下しない。落下防止部材8が落下しないから、落下防止部材8に支持されているナット部材7も落下することなく、施錠装置本体3に保持されることになる。
このようにして落下防止部材8を施錠装置本体3に装着した後に、圧縮ばね5を、縦条部29を回避するようにして、落下防止部材8の一方の板面をばね座とするように装着する。その後に前述したように、施錠フック4を施錠装置本体3の下部本体部15に装着するもので、施錠フック4の上面4bが圧縮ばね5の他方のばね座となる。
そして、本発明の実施形態によれば、上記のように、施錠フック4を施錠装置本体3に装着する場合も取外す場合も、何れも施錠フック4を圧縮ばね5の弾性に抗して押圧して施錠フック4をその軸心4a回りに回転させることにより、容易に施錠フック4を施錠装置本体3に着脱することが可能であり、施錠フック4を施錠装置本体3から取外した後、落下防止部材8を回動して突出板部36を保持片30,30間に位置させて取外すようにする。そうするとナット部材7を保持するものがなくなるから、ナット部材7を装着用穴23から容易に取外すことができ、ナット部材7を交換することができる。
以上のように本発明の実施形態によれば、施錠装置本体3を鉄蓋1の表側に位置する上部本体部14と、鉄蓋1の裏側に位置する下部本体部15と、鉄蓋1の段差部1Aに取付けられるフランジ部16とから一体に形成しているから、施錠装置本体3を上部と下部との別体の部材から構成してそれぞれを鉄蓋1に固定する構成に比べて施錠装置本体3の構成が簡単になる。
また、施錠フック4は、下部本体部15に内装された圧縮ばね5の弾性に抗して押圧して軸心4a回りに回転させるといった簡単な構成で、且つ容易な動作でもって着脱できるようにある。そして、こうのような簡単な構成によって、ナット部材7の交換を容易に行うことができる。
さらに施錠装置本体3にねじ部(ねじ孔)を形成しておらず、ナット部材7を施錠装置本体3に設けているから、製品の在庫管理に際して多数種の在庫管理を行う必要がない。
本発明は実施形態に限定されるものではない。上記実施形態では安全錠としてシリンダ錠6を施錠装置本体3に取付けるタイプについて説明した。しかし図25乃至図27に示すように、シリンダ錠6を設けないタイプの施錠装置Aにも適用できる。図25は他の実施形態を示す施錠装置の使用状態の要部断面図、図26は同じく正面図、図27は背面図である。これらの図に示す実施形態の場合、上記実施形態と異なる構成は、ナット部材7の形状であり、この場合のナット部材7は胴部7bを有しないタイプのナット部材7となる。他の構成は上記図1乃至図24に示した実施形態と同様であるので同一の符号を付してその説明を省略する。
本発明の一実施形態を示す施錠装置の使用状態の要部断面図である。 同じく施錠装置の使用状態の正面図である。 同じく開閉用治具を装着した状態の施錠装置の断面図である。 同じく使用状態の平面図である。 同じく使用状態の底面図である。 同じく施錠装置本体の単体平面図である。 同じく施錠装置本体の一方からの側面図である。 同じく施錠装置本体の他方からの側面図である。 同じく施錠装置本体の中央断面図である。 同じく施錠装置本体の底面図である。 同じく落下防止部材の底面図である。 同じく落下防止部材の正面図である。 同じく圧縮ばねの断面図である。 同じくナット部材の断面図である。 同じキャップの単体平面図である。 同じくキャップの側面図である。 同じく施錠フックの単体斜視図である。 同じく施錠フックの側面図である。 同じく施錠フック背面図である。 同じく図18におけるX−X線断面図である。 同じく図18におけるY−Y線断面図である。 同じく施錠フックの平面図である。 同じく施錠回転板の平面図である。 同じく開閉用治具の単体図である。 他の実施形態を示す施錠装置の使用状態の要部断面図である。 同じく正面図である。 同じく背面図である。
符号の説明
1…鉄蓋、1A…段差部、3…施錠装置本体、4…施錠フック、5…圧縮ばね、6…シリンダ錠、7…ナット部材、8…落下防止部材、10…開閉用治具、10A…腕部、10B…ねじ部、10C…治具本体、10f…把持部、10g…ナット部材、11…係止部、12…施錠回転板、14…上部本体部、15…下部本体部、16…フランジ部、22…挿入穴部、23…装着穴部、24…操作穴部、13…キャップ、28…操作穴の内周壁面、29…縦条部、30,31…保持片、33…第二拡径段面、34,35…平面部、36…突出板部、38…雌ねじ孔、43…雄ねじ部、44,45係止面、46…変形環状溝、50…胴部、51…フック部、52…円筒部、53,54…被案内部、30,31…ばね保持片、58,59…隙間、55…上円弧条部、56…下円弧条部、57…連設部、60…第一係止凹部、61…第二係止凹部、63…段落ち面、64…第一立上げ面、65…第二立上げ面、70,71…案内弧片、72…装着溝、75…操作開口部、A…施錠装置、B…受枠

Claims (2)

  1. 受枠側に形成された開口部を開閉自在に閉塞する蓋体に固定される施錠装置本体と、該施錠装置本体に前記受枠に係合して蓋体が開放するのを規制する施錠位置と受枠から係合が解除されて蓋体が開放するのを許容する解錠位置とに位置変更自在な施錠フックを設け、施錠装置本体に挿入される開閉用治具の回転により施錠フックを操作可能に構成した施錠装置であって、
    前記施錠装置本体蓋体の表側から裏側に亙るよう一体に延長した筒状に形成され、施錠装置本体に表側から裏側に亙る中心穴が形成され、前記施錠フックは、施錠装置本体の外方にあって受枠に係合する突出部と、前記中心穴に挿入される胴部とを有し、中心穴に胴部を外方へ付勢するばねが設けられ、一方のばね座が中心穴に設けられ、他方のばね座が胴部に設けられ、ばねに付勢された胴部と付勢方向で当接する当接面が中心穴に設けられ、胴部と前記当接面とが当接することで、施錠フックがその軸心回りの回転をばねの弾性力によって規制されるとともに施錠装置本体に保持されることを特徴とする施錠装置。
  2. 記施錠フックをばねの弾性に抗して押圧して回転させることで胴部を施錠装置本体に保持し、施錠フックをばねの弾性に抗して押圧してさらに回転させることで胴部の施錠装置本体への保持を解除するよう構成されていることを特徴とする請求項1記載の施錠装置。
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