JP4634166B2 - アンテナ装置及びそれを備えた携帯機 - Google Patents

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Description

本発明は、特定の通信対象物との間で所定の無線通信を行う携帯機のケース内に収容されるアンテナ装置及びそれを備えた携帯機に関するものである。
従来、自動車等の車両においては、ユーザが携帯機を携帯した状態で車両のドアに近づくと自動的にドア錠の施解錠が行われたり、同じく車室内に入って運転席に座るとエンジンの始動を許可したりする電子キーシステムが知られている(例えば、特許文献1参照。)。この電子キーシステムにおいては、携帯機と車両との間で自動的に無線信号による相互通信が行われ、その相互通信が確立した場合に、前記ドア錠の施解錠及びエンジン始動許可等が行われる。前記携帯機には車両と通信するためのアンテナ装置が内蔵されている。このアンテナ装置としては、例えばフェライトにより棒状に形成された鉄心と、その鉄心に巻回されたコイルとを備えたバーアンテナが多く採用されている。
特開2002−339605号公報
前述したような携帯機は、その携帯性を確保するために小型化の傾向にあるものの、その携帯に不便を感じているユーザも多い。通常、ユーザは前記携帯機を衣類のポケットやバッグに入れて持ち歩くことが想定されるが、その場合、当該携帯機の置き忘れ、紛失及び盗難等のおそれがあった。そのような問題に対処するために、携帯機をユーザの身に付けられるようにするといった要望もある。その要望に対しては、ユーザが普段から身につけるもの、例えば腕時計に前記携帯機の機能を付加することも考えられる。この場合、腕時計に前記アンテナ装置及び送受信回路等を組み込む必要がある。腕時計のケース内には駆動部(ムーブメント)が配置されることから、前記アンテナ装置はケース内において比較的空間に余裕のある駆動部の周囲に配置されることが想定される。また、近年では、前記車両との通信特性をより向上させるために前記アンテナ装置を多軸化することも考えられている。しかし、その場合には前記アンテナ装置を複数個のバーアンテナにより構成する必要があり、前述した腕時計型の携帯機において前記アンテナ装置の多軸化を図る上で次のような問題があった。
例えば図9に示すように、携帯機51のケース52内において、当該ケース52の内周面と駆動部53の外周面との間に形成された円環状のアンテナ収容スペース54には一対のバーアンテナ55,56が互いに直交するように配置されている。バーアンテナ55,56の指向性はそれぞれの軸線に対して直交する方向からの電波に対して感度が最大となる特性を有している。このため、多方向からの電波を受信するためには両バーアンテナ55,56はそれぞれの軸線が互いに直交するように配置するのが好ましい。バーアンテナ55,56はそれぞれ鉄心55a,56a及び当該鉄心55a,56aに巻回されたコイル55b,56bを備えている。
携帯機51として必要とされる感度を得るために必要なサイズを有するバーアンテナ55,56を収容する際、アンテナ収容スペース54の形状や大きさ(ケース内における占有面積)等により両バーアンテナ55,56の端部同士が近接するように配置せざるを得ない場合がある。この問題は、携帯機51が小型化されるほど顕著なものとなる。両バーアンテナ55,56の端部同士が近接して配置されると、両バーアンテナ55,56間において相互結合が発生する。即ち、バーアンテナ55,56により車両からの無線信号が受信されると、両バーアンテナ55,56のコイル55b,56bには電磁誘導により誘導起電力が発生して誘導電流が流れる。すると、両コイル55b,56bには誘導電流により前記無線信号の受信により発生した磁束の変化をさまたげる向きの磁束が発生し、当該磁束が互いのコイル55b,56b(正確には、鉄心55a,56a)に入り込み合う。両バーアンテナ55,56間において相互結合が発生すると、当該両バーアンテナ55,56の特性(特に、感度)が低下し、前記車両からの無線信号を受信しにくくなる。
こうした両バーアンテナ55,56間における相互結合の発生を抑制するためには、両バーアンテナ55,56間の離間距離を確保することが考えられるが、この場合にはケース52の外形寸法を変更する必要がある。ところが、ケース52の外形の変更はデザイン上の観点から制約を受ける場合も多い。即ち、携帯機51のデザイン上、ケース52の外形等が先に決定され、そのケース52内にアンテナ等の各種の構成部品を如何に配置していくかといった観点で設計が進められていく場合が多い。このため、ケース52の外形を変更して両バーアンテナ55,56間の離間距離を確保することは困難であった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、携帯機のケース内に設けられたアンテナ収容スペースを有効に利用すると共に通信特性を確保することができるアンテナ装置及びそれを備えた携帯機を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、特定の通信対象物との間で所定の無線通信を行う携帯機のケース内に収容されるアンテナ装置において、XYZ軸からなる直交座標系におけるXY平面に沿う軸線を有するコイルを備えた第1のアンテナと、同じくXY平面に沿う軸線を有するコイルを備えた第2のアンテナと、同じくXY平面に直交するZ軸に対応する軸線を有するコイルを備えた第3のアンテナとを備え、前記第1及び第2のアンテナは、鉄心及び当該鉄心に巻回されたコイルを備えてなるバーアンテナとして構成し、第1のアンテナの端部と第2のアンテナの端部とを離間配置すると共に、第1及び第2のアンテナの軸線方向における中点と第3のアンテナの軸線とを結んだ線分であり且つ第3のアンテナの軸線に直交する線分と、当該第1及び第2のアンテナの軸線とが互いに90度をなすように、第1、第2及び第3のアンテナをそれぞれ配置し、前記第1又は第2のアンテナを鉄心及びコイルを有する複数の分割体から構成するとともに、各分割体のコイルを直列に接続し、当該各分割体の鉄心端部同士、及び各分割体の鉄心端部と分割されていない第2又は第1のアンテナの鉄心端部とがそれぞれ離間すると共に、各分割体の軸線方向における中点を通り且つ第3のアンテナの軸線に直交する線分と各分割体の軸線とが互いに90度をなし、各分割体の軸線がXYZ軸の何れにも対応しない態様で、XY平面に沿い且つ互いに交差するように、各分割体をそれぞれ配置し、前記第1又は第2のアンテナを構成する各分割体を合成して一つのアンテナとしてみたとき、その一つのアンテナの軸線が前記直交座標系におけるX軸又はY軸に対応するように各分割体をそれぞれ配置するようにし、また分割されていない第2又は第1のアンテナの軸線がY軸又はX軸に対応するように第2又は第1のアンテナを配置するようにしたことを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記第1又は第2のアンテナを構成する分割体の配置は、それらの個数を2つとし、両分割体を前記直交座標系におけるX軸又はY軸に沿う方向に延びる前記ケースの中心線に対して互いに反対側に配置すると共に、両分割体の軸線方向における中点を通り且つ両分割体の軸線に対して直交する2つの線分と、前記中心線とのなす角度が、それぞれ同じになるように、両分割体を配置するようにしたものであることを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載のアンテナ装置において、前記ケース内には前記無線通信を行うための電子部品が実装されたプリント基板を備え、当該プリント基板上に配設されたプリント配線により前記各分割体のコイルを直列に接続するようにしたことを要旨とする。
請求項に記載の発明は、ケースに収容されたアンテナ装置を介して特定の通信対象物との間で所定の無線通信を行うようにした携帯機において、前記アンテナ装置を請求項1〜請求項のうちいずれか一項に記載のアンテナ装置としたことを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の携帯機において、前記ケースには装着手段を備え、当該装着手段を介して人体の一部に装着可能としたことを要旨とする。
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、第1のアンテナの端部と第2のアンテナの端部とが離間配置されることにより、当該第1のアンテナと第2のアンテナとの間における鎖交磁束の発生が抑制される。また、第1及び第2のアンテナの軸線方向における中点を通り且つ第3のアンテナの軸線に直交する線分と、当該第1及び第2のアンテナの軸線とが互いに90度をなすように、第1〜第3のアンテナはそれぞれ配置されることにより、第1及び第2のアンテナの端部から出た磁束のうち第3のアンテナのコイル内に入る磁束の数と、同じく第3のアンテナのコイル内から第1及び第2のアンテナの端部に入る磁束の数とが等しくなる。即ち、第3のアンテナのコイルを通過する互いに反対方向の磁束の数が同じになり、それらは互いに相殺される。その結果、第1及び第2のアンテナと第3のアンテナとの相互結合の発生が抑制される。従って、第1〜第3のアンテナ間の相互結合の発生に起因するアンテナ装置の感度の低下がそれぞれ抑制される。
また、第1又は第2のアンテナを複数の分割体から構成することにより、各分割体のサイズは分割されていない第2又は第1のアンテナよりも小さくなる。このため、ケース内において、各分割体の端部間、及び各分割体の端部と分割されていない第2又は第1のアンテナの端部との間の離間距離が確保される。従って、各分割体間及び各分割体と分割されていない第2又は第1のアンテナとの間における鎖交磁束の発生が抑制され、ひいては各分割体間及び各分割体と分割されない第2又は第1のアンテナとの間における相互結合の発生も抑制される。
また、各分割体の軸線方向における中点を通り且つ第3のアンテナの軸線に直交する線分と、当該各分割体の軸線とが互いに90度をなすように、各分割体はそれぞれ配置される。このため、各分割体の端部から出た磁束のうち第3のアンテナのコイル内に入る磁束の数と、同じく第3のアンテナのコイル内から各分割体の端部に入る磁束の数とが等しくなる。即ち、第3のアンテナのコイルを通過する互いに反対方向の磁束の数が同じになり、それらは互いに相殺される。その結果、各分割体と第3のアンテナとの相互結合の発生がそれぞれ抑制される。
また、各分割体のコイルを直列に接続するようにしたことにより、当該各コイルの直列回路の両端間に発生する誘導起電力は、各コイルの両端間にそれぞれ発生する誘導起電力を合計した値となる。このため、第1又は第2のアンテナの通信特性を確保することができる。
また、第1又は第2のアンテナを構成する各分割体を合成して一つのアンテナとしてみたとき、その一つのアンテナの軸線が、前記直交座標系におけるX軸又はY軸に対応するように、各分割体はそれぞれ配置される。このため、前記直交座標系におけるX軸又はY軸に対応する軸線方向における通信特性を確保することができる。また、分割されていない第2又は第1のアンテナは、その軸線がY軸又はX軸に対応するように配置されるので、前記直交座標系におけるY軸又はX軸に対応する軸線方向における通信特性を確保することができる。
さらに、各分割体の軸線がXYZ軸の何れにも対応しない態様で、XY平面に沿い且つ互いに交差するように各分割体が配置される。よって、各分割体の軸線を感度を得たいX軸又はY軸方向に対応して設ける必要がない。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、第1又は第2のアンテナを構成する2つの分割体は、前記直交座標系におけるX軸又はY軸に沿う方向に延びる前記ケースの中心線に対して互いに反対側に配置される。また、両分割体の軸線方向における中点を通り且つ両分割体の軸線に対して直交する2つの線分と前記中心線とのなす角度が、それぞれ同じになるように、両分割体は配置される。このように両分割体を配置することにより、当該両分割体をX軸又はY軸に対応した軸線を有する一つのアンテナと見なすことができ、その対応する軸線方向における通信特性を確保することができる。
請求項に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明の作用に加えて、プリント基板上に配設されたプリント配線により各分割体のコイル間は直列に接続されるので、各分割体間を接続するための専用の導線を別途設けるようにした場合に比べて部品点数の増大を極力抑えることができる。また、前記ケース内における前記導線の配廻し作業等も不要であることから各分割体間の接続作業の簡素化が図られる。さらに、プリント配線は導線に比べてスペースをとらないので、ケースの小型化にも対応できる。
請求項に記載の発明によれば、請求項1〜請求項のうちいずれか一項に記載のアンテナ装置を介して特定の通信対象物との間で所定の無線通信を行うようにすることで、携帯機の大型化が抑制されると共に通信特性が確保される。
請求項に記載の発明によれば、請求項に記載の発明の作用に加えて、装着手段を介して携帯機を人体の一部に装着することにより、当該携帯機の置き忘れ、紛失及び盗難等が抑制される。
本発明によれば、携帯機のケース内に設けられたアンテナ収容スペースを有効に利用すると共に通信特性を確保することができる。
以下、本発明を、車両の電子キーシステムにおいて、ドア錠の開閉に使用される腕時計型の携帯機に具体化した第1実施形態を図1にしたがって説明する。
<電子キーシステムの概要>
図1に示すように、電子キーシステム1は、ユーザの腕等に装着される腕時計型の携帯機2と、車両に搭載された施解錠制御装置3とを備えている。ユーザが携帯機2を所持して車両の所定領域に接近すると、携帯機2は施解錠制御装置3から送信されるリクエスト信号を受信する。このリクエスト信号はIDコードの送信を携帯機2に要求する旨の信号である。携帯機2は前記リクエスト信号を受信すると、予め記録された自身のIDコードを含むID信号を送信する。施解錠制御装置3は、携帯機2から送信されてきたID信号を受信すると、このID信号に含まれる携帯機側のIDコードと予め記憶された車両側のIDコードとを照合し、両IDコードが一致したことを条件としてドア錠を解錠するようになっている。一方、ユーザが携帯機2を所持して車両から離間して前記所定領域外に移動すると、施解錠制御装置3は、携帯機2から送信されるID信号を受信不能となる。施解錠制御装置3は携帯機側のID信号を受信不能になったことを条件として車両のドア錠を施錠するようになっている。このように、ユーザが車両に触れることなくドア錠の施解錠が行われる。
<携帯機>
腕時計型の携帯機2は、時刻を表示する時計としての機能と、電子キーシステム1を構成する電子キーとしての機能とを有している。図2に示すように、携帯機2は、ケース12と、当該ケース12に収容された駆動部(ムーブメント)13と、当該駆動部13により駆動されて時刻を表示する表示部14と、前記リクエスト信号を受信するためのアンテナ装置15とを備えている。ケース12の外周面にはバンド16が互いに反対方向(図2における上下方向)へ延びるように連結されており、当該バンド16により携帯機2を腕等に装着可能とされている。このバンド16は本発明における装着手段を構成する。以下、携帯機2の構成について、ケース12、駆動部13、表示部14及びアンテナ装置15の順に説明する。
<ケース>
図3に示すように、ケース12は両端がそれぞれ開口した環状枠12aと、当該環状枠12aの表側(図3における上側)の開口部を封止するガラス蓋12bと、当該環状枠12aの裏側(図3における下側)の開口部を封止する裏蓋12cとを有している。携帯機2のデザイン上、ケース12(正確には、環状枠12a、ガラス蓋12b及び裏蓋12c)の外形(外形寸法)等が先に決定され、そのケース12内に駆動部13及びアンテナ装置15等の各種構成部品を如何に配置していくかといった観点で設計が進められていく場合が多い。
<駆動部>
次に、駆動部13について説明する。図3に示すように、駆動部13は、運針機構13aと、当該運針機構13aの駆動制御及び車両(正確には、施解錠制御装置3)との間で所定の無線通信等を行うための各種電子部品が実装されたプリント基板13bとを備えている。
<運針機構>
運針機構13aは表示部14に時刻表示動作を行わせるための機構である。運針機構13aはモータ(図示略)等の駆動源及び当該駆動源の駆動により回転する複数の歯車(図示略)等から構成されており、当該運針機構13aの上部(図3における上面)には指針軸13cが突出している。前記駆動源からの駆動力により前記各歯車等が互いに連動して回転することにより指針軸13cは回転する。
図3及び図4に示すように、運針機構13aの外周面においてプリント基板13bの表面側(上面側)には3つの凹部21,22,23が当該運針機構13aの周方向に所定の間隔おきに形成されており、各凹部21〜23とケース12の内周面との間にはそれぞれアンテナ収容スペースS1,S2,S3が形成されている。正確には、プリント基板13b、各凹部21〜23、環状枠12a、ガラス蓋12b及び裏蓋12cによって囲まれた空間がアンテナ収容スペースS1〜S3とされている。アンテナ収容スペースS1は携帯機2として必要とされる通信特性(特に、感度)を得るために必要なサイズのアンテナを収容可能なサイズ(収容面積)とされている。アンテナ収容スペースS2,S3は携帯機2として必要とされる通信特性を得るために必要なサイズのアンテナを収容不能なサイズとされている。
また、図3及び図5に示すように、運針機構13aにおけるプリント基板13bの裏面側(下面側)の外径はケース12の内径よりも小さく設定されており、当該ケース12の内周面と運針機構13aにおけるプリント基板13bの裏面側との間には、円環状のアンテナ収容スペースS4が形成されている。正確には、運針機構13a、プリント基板13b、環状枠12a及び裏蓋12cによって囲まれた空間がアンテナ収容スペースS4とされている。
<プリント基板>
プリント基板13b上には、受信用のアンテナ装置15、受信回路(図示略)、制御回路(図示略)、送信回路(図示略)、送信用のアンテナ装置(図示略)及び電源回路(図示略)等が実装されている。前記受信回路はアンテナ装置15を介して受信された前記リクエスト信号を復調し、その復調したリクエスト信号を制御回路へ送る。前記制御回路は前記復調されたリクエスト信号に対して応答するために予め記憶された自身のIDコードを含むIDコード信号を送信回路に送る。送信回路は前記IDコード信号を変調して送信用のアンテナ装置を介して送信する。
<表示部>
次に、表示部14について説明する。図3に示すように、表示部14は、運針機構13aの指針軸13cに挿通された文字盤14aと、当該指針軸13cの先端部に連結された短針14b,長針14c,秒針(図示略)とを有している。文字盤14aはその表面に時刻が印刷又は刻印等により表示されている。駆動部13の駆動による指針軸13cの回転に伴って短針14b,長針14c,秒針は文字盤14a上を回転し、これにより当該短針14b,長針14c,秒針は時刻を指し示す。携帯機2の所持者は、短針14b,長針14c,秒針の指し示す方向をガラス蓋12b越しに見ることにより現在時刻を確認可能となる。
<アンテナ装置>
次に、アンテナ装置15について説明する。図4に示すように、アンテナ装置15は、アンテナ31,32,33,34を備えている。
アンテナ31はアンテナ収容スペースS1に収容されている。このアンテナ31は例えばフェライトにより棒状に形成された鉄心31a及び当該鉄心31aに巻回されたコイル31bを備えたバーアンテナである。アンテナ31(正確には、コイル31b)の軸線はXYZ軸からなる直交座標系におけるXY平面に沿うと共にX軸に対応しており、当該アンテナ31は携帯機2として必要とされる感度(正確には、X軸方向における感度)を得るために必要なサイズを有している。コイル31bの両端はそれぞれ前記受信回路にプリント基板13b上に配設されたプリント配線(図示略)を介して接続されている。バーアンテナは指向性を有しており、当該バーアンテナの通信特性(特に、感度)はその軸線方向において良好となり、同じく軸線に対して直交する方向において不良となる。従って、アンテナ31の通信特性(特に、感度)はX軸方向において良好となる。
一方、図4に示すように、両アンテナ32,33はそれぞれアンテナ収容スペースS2,S3に収容されている。両アンテナ32,33は、それぞれ例えばフェライトにより棒状に形成された鉄心32a,33a及び当該鉄心32a,33aに巻回されたコイル32b,33bを備えている。両コイル32b,33bの一端間(コイル32bの下端とコイル33bの上端との間)はプリント基板13b上に配設されたプリント配線Wを介して接続されており、同じく他端(コイル32bの上端とコイル33bの下端)はそれぞれプリント配線Wとは別のプリント配線(図示略)を介して前記受信回路に接続されている。このプリント配線Wは各アンテナ31〜34と共にアンテナ装置15を構成している。
図4に示すように、両アンテナ32,33はそれらのコイル32b,33bの軸線がXY平面に沿うように且つ互いに交差するように配置されている。即ち、両アンテナ32,33の指向性は互いに異なっており、またX軸、Y軸及びZ軸のいずれとも対応していない。しかし、本実施形態では、両アンテナ32,33を合成して一つのバーアンテナとしてみたとき、その一つのバーアンテナの軸線が、XYZ座標系におけるY軸に対応するように、当該両アンテナ32,33は設けられている。即ち、両アンテナ32,33によりY軸方向における感度が確保されている。その点については、後に詳述する。
また、図3及び図5に示すように、アンテナ34はアンテナ収容スペースS4に収容されている。このアンテナ34は、ケース12(正確には、環状枠12a)の内周面に沿うように、且つ運針機構13aにおけるプリント基板13bの裏面側外周面を包囲するように円環状に巻回されたコイル34aからなるループアンテナである。アンテナ34の軸線は文字盤14aに直交しており、前記X軸及びY軸にそれぞれ直交するZ軸に対応している。従って、アンテナ34の通信特性(特に、感度)はZ軸方向において良好となる。ループアンテナもバーアンテナと同様にその軸線方向において感度良好となるからである。アンテナ34は単独で携帯機2として必要とされる感度(正確には、Z軸方向における感度)が得られるようにそのサイズが設定されている。コイル34aの両端はそれぞれプリント基板13b上に配設された前記プリント配線Wとは異なる別のプリント配線(図示略)を介して前記受信回路に接続されている。
<アンテナ配置関係>
次に、各アンテナ31,32,33,34の配置関係について説明する。図4に示すように、各アンテナ31〜33間には運針機構13aの一部が介在しており、当該各アンテナ31〜33(正確には、それらの各端部)は互いに磁束を奪い合わない程度の距離だけ離間している。即ち、携帯機2として必要とされる感度を得るために必要とされるアンテナサイズ(例えば軸方向長さ)よりも小さなサイズの両アンテナ32,33をケース12内に分散して配置することにより、当該両アンテナ32,33間及び両アンテナ32,33とアンテナ31との離間距離が確保されている。携帯機2として必要とされる感度を単独で得るために必要なサイズ(例えば軸方向長さ)を有するアンテナをY軸に対応するアンテナとして採用した場合には、アンテナ32,33よりも軸方向長さが大きくなるので、アンテナ31との離間距離の短縮も困難となる。
このため、各アンテナ31〜33間での相互結合の発生が抑制される。各鉄心31a〜33aには磁束を集める作用があるので、複数のフェライト、この場合は各鉄心31a〜33aを互いに近接して配置するようにした場合、各鉄心31a〜33aは互いに磁束を取り合って感度の確保が困難となる。本実施形態では、各鉄心31a〜33aをある程度の距離だけ離間させることにより磁束の取り合いを抑制し、必要とされる感度を確保可能とされている。
また、図4に示すように、携帯機2を平面視方向から見たとき、各コイル31b〜33bの軸線方向における中点P1,P2,P3を通り且つコイル34aの軸線Oに直交する線分と、各コイル31b〜33bの軸線とが互いに90度をなすように、各アンテナ31〜32はそれぞれ配置されている。ここで、各中点P1〜P3を通り且つアンテナ34の軸線Oに直交する3つの線分は互いに同一角度(本実施形態では120度)をなしている。また、図6(a)に示すように、各コイル31b〜33bの軸線に直交する側方から各コイル31b〜33bを見たとき、前記各中点P1,P2,P3を通り且つアンテナ34(正確には、コイル34a)の軸線と平行をなす線分と、アンテナ34の軸線Oとが一致するように、各アンテナ31〜33はそれぞれ配置されている。
このように各アンテナ31〜34を配置することにより、各コイル31b〜33bとアンテナ34との間における鎖交磁束の発生が抑制される。即ち、各コイル31b〜33bの一方のループ開口部(正確には、各鉄心31a〜33aの一端部)から出た磁束のうちアンテナ34のループ内に入る磁束と、同じくアンテナ34のループ内を通って各コイル31b〜33bの他方のループ開口部(正確には、各鉄心31a〜33aの他端部)に入る磁束との数が同じになる。各コイル31b〜33bの一方のループ開口部から出た磁束と同じく他方のループ開口部に入る磁束とは互いに反対向きとなるので、両磁束は相殺される(正確には、相殺されるように見える)。その結果、各コイル31b〜33bとアンテナ34のコイル34aとの間の相互結合の発生が抑制され、アンテナ装置15の特性(特に、感度)が確保される。
図6(b)に示すように、各コイル31b〜33bの軸線に直交する側方から各コイル31b〜33bを見たとき、前記各中点P1,P2,P3を通り且つアンテナ34の軸線Oと平行をなす線分とアンテナ34の軸線Oとが一致しないように、各アンテナ31〜33をそれぞれ配置するようにした場合には、次のような問題がある。即ち、各コイル31b〜33bの一方のループ開口部(正確には、各鉄心31a〜33aの一端部)から出た磁束のうちアンテナ34のループ内に入る磁束と、同じくアンテナ34のループ内を通って各コイル31b〜33bの他方のループ開口部(正確には、各鉄心31a〜33aの他端部)に入る磁束との数が同じにならない。この場合、各コイル31b〜33bの一方のループ開口部から出た磁束と同じく他方のループ開口部に入る磁束とが相殺されることはない。即ち、各コイル31b〜33bとアンテナ34との間に鎖交磁束が発生することにより、各コイル31b〜33bとアンテナ34との間に相互結合が発生し、アンテナ装置15の特性(特に感度)が低下するおそれがある。
ケース12内において、各アンテナ31〜33を例えば図6(c)に示すように配置するようにした場合においては、次のようになる。即ち、コイル31bの軸線に直交する側方から当該コイル31bを見たとき、前記中点P1を通り且つアンテナ34の軸線Oと平行をなす線分とアンテナ34の軸線Oとが一致するように、アンテナ31は配置されている。また、両コイル32b,33bの軸線に直交する側方から両コイル32b,33bを見たとき、前記両中点P2,P3を通り且つアンテナ34の軸線Oと平行をなす線分とアンテナ34の軸線Oとが一致しないように、両アンテナ32,33はそれぞれ配置されている。両コイル32b,33bの軸線は互いに平行をなしている。
この場合、アンテナ31と両アンテナ32,33との間、アンテナ31とアンテナ34との間、及びアンテナ32,33間において相互結合が発生することはない。これは、各アンテナ31〜33はそれぞれ磁束を取り合わない程度に互いに離間しているからである。また、両アンテナ31,34については、コイル31bの一方のループ開口部から出た磁束のうちアンテナ34のループ内に入る磁束と、同じくアンテナ34のループ内を通ってコイル31bの他方のループ開口部に入る磁束との数が同じになり、それら磁束が互いに相殺し合うからである。しかし、両アンテナ32,33とアンテナ34との間では相互結合が発生する。これは、コイル31bの一方のループ開口部から出た磁束のうちアンテナ34のループ内に入る磁束の数と、同じくアンテナ34のループ内を通ってコイル31bの他方のループ開口部に入る磁束の数とが異なり、鎖交磁束が発生するからである。従って、各アンテナ31〜34を図6(c)に示すように配置した場合には、X軸,Y軸,Z軸にそれぞれ対応する3軸タイプのアンテナ装置15において、その通信特性(特に、感度)が得られないおそれがある。
これに対し、本実施形態によれば、各アンテナ31〜33間及び各アンテナ31〜33とアンテナ34との間における鎖交磁束の発生が抑制され、それに伴って各アンテナ31〜33間及び各アンテナ31〜33とアンテナ34との間の相互結合の発生も抑制される。このため、ケース12の外形寸法を変更することなく、しかも携帯機2として必要とされる感度を確保しつつアンテナ装置15の多軸化(3軸化)が図られる。
<両アンテナ32,33を一つのアンテナとみたときの指向性について>
次に、両アンテナ32,33を一つのアンテナとみたときの指向性について説明する。前述したように、指向性の異なる両アンテナ32,33はY軸に対応する軸線を有する一つのバーアンテナとみなすことができ、それは次のような理由に基づく。即ち、図7(a)に示すように、コイル31bの軸線方向における中点Pを通り且つコイル34aの軸線Oに直交する線分の延長線(ケース12のY軸に沿う方向へ延びる中心線に一致する線分)と、両コイル32b,3bの軸線方向における中点P2,P3を通り且つコイル34aの軸線Oに直交する線分とがなす角度θ1,θ2はそれぞれ等しくなっている(θ1=θ2)。また、両アンテナ32,33は同等品とされており、両コイル32b,33bの巻数及び巻き方向並びにコイル長さ及びコイル線径等のアンテナサイズは全て同じとされている。
<Y軸方向からの磁束に対して>
このような両アンテナ32,33の配置構成を前提として、図7(a)に示すように、例えばY軸に沿う方向から磁束Hyが入力された場合について説明する。
アンテナ32について見ると、Y軸に沿う方向からの磁束Hyは当該アンテナ32の軸線に沿う第1方向成分Hy1aと、同じく軸線に直交する第2方向成分Hy2aとにベクトル分解して示すことができる。第1方向成分Hy1aはアンテナ32におけるアンテナ33との接続側(図7(a)における下端側)のループ開口部に入り、コイル32bに鎖交する。第2方向成分Hy2aはアンテナ32の前記ループ開口部に入ることはなく、コイル32bに鎖交しない。
一方、アンテナ33について見ると、Y軸に沿う方向からの磁束Hyは当該アンテナ33の軸線に沿う第1方向成分Hy1bと、同じく軸線に直交する第2方向成分Hy2bとにベクトル分解して示すことができる。第1方向成分Hy1bはアンテナ33におけるアンテナ32との接続側とは反対側(図7(a)における下端側)のループ開口部に入り、コイル33bに鎖交する。第2方向成分Hy2bはアンテナ33の前記ループ開口部に入ることはなく、コイル33bに鎖交しない。
従って、アンテナ32のコイル32bの両端間には第1方向成分Hy1aの大きさに応じて誘導起電力V1が発生する。アンテナ33のコイル33bの両端間には、第1方向成分Hy1bの大きさに応じて誘導起電力V2が発生する。両コイル32b,33bにはそれぞれ同じ方向から磁束が入るので、両アンテナ32,33に発生する誘導起電力V1,V2の方向(正負)は同じとなる。そして、両アンテナ32,33のコイル32b,33bは直列に接続されているので、両アンテナ32,33の直列回路の両端に発生する誘導起電力Vは、アンテナ32に発生した誘導起電力V1とアンテナ33に発生した誘導起電力V2とを合計した値(V=V1+V2)となる。ここで、両第1方向成分Hy1a,Hy1bの大きさ(強さ)は同じである。このため、両アンテナ32,33には同じ方向であり且つ同じ大きさの誘導起電力V1,V2が発生する。
<X軸方向からの磁束に対して>
次に、図7(b)に示すように、例えばY軸に直交するX軸に沿う方向から磁束Hxが入力された場合について説明する。
アンテナ32について見ると、X軸に沿う方向からの磁束Hxは当該アンテナ32の軸線に沿う第1方向成分Hx1aと、同じく軸線に直交する第2方向成分Hx2aとにベクトル分解して示すことができる。第1方向成分Hx1aはアンテナ32におけるアンテナ33との接続側とは反対側(図7(b)における上端側)のループ開口部に入り、コイル32bに鎖交する。第2方向成分Hx2aはアンテナ32の前記ループ開口部に入ることはなく、コイル32bに鎖交しない。
一方、アンテナ33について見ると、X軸に沿う方向からの磁束Hxは当該アンテナ33の軸線に沿う第1方向成分Hx1bと、同じく軸線に直交する第2方向成分Hx2bとにベクトル分解して示すことができる。第1方向成分Hx1bはアンテナ33におけるアンテナ32との接続側とは反対側(図7(b)における下端側)のループ開口部に入り、コイル33bに鎖交する。第2方向成分Hx2bはアンテナ33の前記ループ開口部に入ることはなく、コイル33bに鎖交しない。
従って、アンテナ32のコイル32bの両端間には第1方向成分Hx1aの大きさに応じて誘導起電力V1が発生する。アンテナ33のコイル33bの両端間には、第1方向成分Hx1bの大きさに応じて誘導起電力V2が発生する。両コイル32b,33bにはそれぞれ反対方向から磁束が入るので、両アンテナ32,33に発生する誘導起電力V1,V2の方向(正負)は反対となる。ここで、両第1方向成分Hx1a,Hx1bの大きさ(強さ)は同じである。このため、両アンテナ32,33には互いに反対方向であり且つ同じ大きさの誘導起電力V1,V2が発生する。従って、両アンテナ32,33の直列回路の両端に発生する誘導起電力Vは0(ゼロ)となる。即ち、両アンテナ32,33はX軸方向からの磁束Hxに対しては感度がない。
このように、両アンテナ32,33を個別にみた場合には当該両アンテナ32,33は互いに異なる指向性を有する。しかし、両アンテナ32,33を直列に接続すると共に前述した特定の配置状態とすることにより、当該両アンテナ32,33はY軸に対応する軸線を有する一つのバーアンテナとみなすことができる。尚、図7(a),(b)において、両アンテナ32,33の軸線方向を矢印α1,α2で示すと共に、両アンテナ32,33を合成して一つのアンテナとして見たときの軸線方向を矢印αで示す。
<アンテナ32,33の感度について>
次に、Y軸に対応する軸線を有する一つのバーアンテナとみなすことができる両アンテナ32,33の感度について説明する。本実施形態では、両アンテナ32,33を、プリント配線Wを介して直列接続することにより、本来必要とされる感度が確保されている。これは、複数のバーアンテナを、互いに磁束を奪い合わない程度に離間して配置した場合、各バーアンテナを直列に接続したときの感度は当該各バーアンテナそれぞれの感度を合計した値になることを利用している。
詳述すると、バーアンテナの感度の大小はそのバーアンテナを構成するコイルの両端間に発生する誘導起電力の大小とみなすことができる。即ち、コイルの両端間に発生する誘導起電力を確保することができれば、バーアンテナの感度も確保することができるといえる。ここで、両アンテナ32,33(正確には、それらの端部)は互いに磁束を奪い合わない程度に離間配置されているので、両アンテナ32,33間での相互結合の発生が抑制される。このため、両アンテナ32,33の直列回路の両端に発生する誘導起電力Vは、アンテナ32の両端に発生する誘導起電力V1とアンテナ33の両端に発生する誘導起電力V2とを合計した値と等しくなる。
従って、両アンテナ32,33のうちいずれか一方を設けるようにした場合、及び両アンテナ32,33は設けるようにしたものの直列に接続しないようにした場合と異なり、アンテナ装置15の通信特性(特に、感度)が確保される。両アンテナ32,33を直列に接続することなく、それぞれ単独で使用した場合には両アンテナ32,33の両端にそれぞれ発生する誘導起電力V1,V2が取り出されるだけである。そして、本実施形態では、両アンテナ32,33の直列回路の両端に発生する誘導起電力が、単独で携帯機2として必要とされる感度が得られるバーアンテナの両端に発生する誘導起電力と等しくなるように、両アンテナ32,33のサイズ(例えばコイル長さ、コイル径、コイルの線径及び鉄心のサイズ等)が設定されている。
<リクエスト信号の受信について>
アンテナ装置15によるリクエスト信号の受信について説明する。各アンテナ31〜34においては、各コイル31b〜33b及びコイル34aのループ開口部の各々を貫くリクエスト信号(正確には、リクエスト信号の磁界成分)の時間変動に応じて、当該各コイル31b〜33b及びコイル34aにはそれぞれ電磁誘導により誘導起電力(誘導起電圧)が発生する。そして、それら誘導起電力による各コイル31b〜33b及びコイル34aの両端の電位変動が受信信号として検出される。即ち、各アンテナ31〜34はそれぞれ各コイル31b〜33b及びコイル34aのループ開口部とループ開口部とを結ぶ線分(即ち、各アンテナ31〜34の軸線)に沿う方向の磁界に反応する指向性を有している。
尚、本実施形態において、アンテナ31は本発明における第2又は第1のアンテナを構成する。また、アンテナ32,33はそれぞれ本発明における分割体を構成すると共に第1又は第2のアンテナを構成する。アンテナ34は本発明における第3のアンテナを構成する。
<実施形態の効果>
従って、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)アンテナ31及び両アンテナ32,33の各端部を互いに離間配置するようにした。このため、当該アンテナ31と両アンテナ32,33との間における鎖交磁束の発生、ひいては相互結合の発生が抑制される。アンテナ31及びアンテナ32,33の各端部間の離間距離を大きくするほど抑制効果が得られる。また、アンテナ31及び両アンテナ32,33の軸線方向における中点P1〜P3を通り且つアンテナ34の軸線に直交する線分と、当該アンテナ31及び両アンテナ32,33の軸線とが互いに90度をなすように、各アンテナ31〜34をそれぞれ配置するようにした。これにより、アンテナ31及びアンテナ32,33の各端部から出た磁束のうちアンテナ34のコイル34a内に入る磁束の数と、同じくコイル34a内からアンテナ31及び両アンテナ32,33の各端部に入る磁束の数とが等しくなる。即ち、アンテナ34のコイル34aを通過する互いに反対方向の磁束の数が同じになり、それらは互いに相殺される。その結果、各アンテナ31〜33とアンテナ34との間における相互結合の発生が抑制される。従って、相互結合の発生に起因するアンテナ装置15の感度の低下が抑制され、当該アンテナ装置15の感度を確保することができる。
(2)また、Y軸に対応するアンテナを両アンテナ32,33から構成するようにした。換言すれば、両アンテナ32,33を合成して一つのバーアンテナとしてみたとき、その一つのバーアンテナの軸線が、XYZ座標系におけるY軸に対応するように、当該両アンテナ32,33を設けるようにした。両アンテナ32,33のサイズは、単独で携帯機2として必要とされる感度が得られる程度のサイズを有するアンテナよりも小さくなっている。このため、両アンテナ32,33の端部間の離間距離がいっそう確保される。従って、両アンテナ32,33間又は両アンテナ32,33とアンテナ31との間における鎖交磁束の発生、ひいては相互結合の発生がいっそう抑制される。また、ケース12内における配置自由度も高められる。
(3)プリント基板13b上に配設されたプリント配線Wにより両アンテナ32,33のコイル32b,33b間を直列に接続するようにした。このため、両コイル32b,33b間を接続するための専用の導線を別途設けるようにした場合に比べて部品点数の増大を極力抑えることができる。また、ケース12内における前記導線の配廻し作業等も不要であることから両アンテナ32,33間の接続作業の簡素化が図られる。さらに、プリント配線Wは導線に比べてスペースもとらないので、ケース12の小型化にも対応できる。
(4)単独では携帯機2として必要とされる感度が得られない両アンテナ32,33を、ケース12内に設けられ且つ単独で携帯機2として必要とされる感度が得られるサイズのアンテナは収容不能な程度の2つの小さなアンテナ収容スペースS2,S3にそれぞれ配置するようにした。そして、両アンテナ収容スペースS2,S3に収容されたアンテナ32,33を互いに直列に接続することにより、必要とされる感度を確保するようにした。このため、ケース12の外形(外形寸法)が予め決まっており、1つ1つのアンテナ収容スペースS2,S3は小さいものの複数確保できる場合において、ケース12の外形を変更することなく、それらアンテナ収容スペースS2,S3を有効に利用して必要な感度を確保することができる。従って、限られたケース12内のスペースの中に3軸分のアンテナ31〜34をそれらの配置面積上効率的に且つ互いに相互結合することなく収容することができる。
(5)各アンテナ31〜33の軸線方向における中点P1〜P3を通り且つアンテナ34の軸線Oに直交する3つの線分が互いになす角度がそれぞれ120度となるように、各アンテナ31〜34をそれぞれケース12内に配置するようにした。本実施形態では、ケース12は円筒形状であるので、3つのアンテナ31〜33をそれぞれ同一平面上において均等に配置することができる。このため、各アンテナ31〜33の端部間を効率的に離間させることができる。
(6)互いに直列に接続された両アンテナ32,33を合成して一つのアンテナとしてみたとき、その一つのアンテナの軸線が、XYZ軸からなる直交座標系におけるY軸に対応するように、両アンテナ32,33をそれぞれ配置するようにした。即ち、両アンテナ32,33をY軸に沿う方に延びるケース12の中心線に対して互いに反対側に配置するようにした。そして、両アンテナ32,33の軸線方向における中点P1,P2を通り且つ両アンテナ32,33の軸線に対して直交する2つの線分と、前記中心線とのなす角度θ1,θ2が、それぞれ同じになるように、両アンテナ32,33を配置するようにした。このため、両アンテナ32,33をY軸に対応した軸線を有する一つのアンテナと見なすことができ、その対応する軸線方向における通信特性を確保することができる。
(7)携帯機2のケース12内にはアンテナ装置15を内蔵し、このアンテナ装置15を介して特定の通信対象物である施解錠制御装置3との間で所定の無線通信を行うようにするようにした。このため、携帯機2の大型化が抑制されると共に通信特性が確保される。
(8)ケース12のバンド16を介して携帯機2を人体の一部(腕等)に装着可能とした。このため、携帯機2の置き忘れ、紛失及び盗難等が抑制される。
<別の実施形態>
なお、本実施形態は、次のように変更して実施してもよい。
・本実施形態におけるアンテナ32,33を省略することにより、X軸及びZ軸にそれぞれ対応するアンテナ31,34からなる2軸タイプのアンテナ装置15を構成するようにしてもよい。アンテナ31とアンテナ34との間の相互結合の発生がないので、当該相互結合による感度の低下が抑制される。
・本実施形態におけるアンテナ34を省略すると共に各アンテナ31〜33をそれぞれ図6(c)に示すように配置することにより、X軸及びY軸にそれぞれ対応する2軸タイプのアンテナ装置15を構成するようにしてもよい。即ち、アンテナ31と両アンテナ32,33との間における鎖交磁束の発生を抑制するために、両アンテナ32,33の端部同士並びに両アンテナ32,33の端部とアンテナ31の端部とを離間配置する。そして、アンテナ32,33のコイル32b,33bを互いに直列に接続する。各アンテナ31〜34間においては相互結合の発生がないので、当該相互結合による感度の低下が抑制される。
・本実施形態におけるアンテナ31を省略することにより、Y軸及びZ軸にそれぞれ対応する2軸タイプのアンテナ装置15を構成するようにしてもよい。アンテナ32,33とアンテナ34との間の相互結合の発生がないので、当該相互結合による感度の低下が抑制される。
・図8に示すように、本実施形態におけるアンテナ32,33のいずれか一方を省略するようにしてもよい。尚、図8ではアンテナ33を省略した場合を示す。この場合、アンテナ33を省略した分、Y軸に対応するアンテナ装置15の感度は低下する。しかし、各アンテナ31,32,34間における相互結合の発生はなく、当該相互結合に起因するアンテナ装置15の感度低下はない。
・本実施形態では、Y軸に対応するアンテナを両アンテナ32,33から構成するようにしたが、X軸に対応するアンテナ31を複数の分割体(両アンテナ32,33に相当する小アンテナ)から構成するようにしてもよい。
・本実施形態では、携帯機2を平面視方向から見たとき、各コイル31b〜33bの軸線と、当該各コイル31b〜33bの軸線方向における中点P1,P2,P3とアンテナ34の軸線Oとを結ぶ線分とが互いになす角度を、例えば80度〜100度の範囲において任意に変更するようにしてもよい。この範囲を超えると、各アンテナ31〜33とアンテナ34との間の鎖交磁束の影響が大きくなり、携帯機2として必要とされる特性(特に、感度)が得られない。
・本実施形態では、各コイル31b,32b,33bの軸線方向における中点P1,P2,P3を通り且つアンテナ34の軸線Oに直交する3つの線分のうち、互いに隣り合う2つの線分のなす角度が互いに同じとなるように、各アンテナ31〜33をそれぞれ配置するようにしたが、異なる角度をなすようにしてもよい。
・本実施形態においては言及していないが、時刻合わせ等を行う調整用ねじ(竜頭)をケース12の側壁に設けるようにしてもよい。その場合、調整用ねじは、ケース12の側壁におけるアンテナ31〜33及びバンド16の配置されていない部位に設ける。本実施形態では、少なくとも3時方向(図1における下方)にはアンテナ31〜33及びバンド16を配置しないようにしているので、そこに調整用ねじを設ければよい。
車両の電子キーシステムの概略構成図。 本実施形態におけるアンテナ装置を内蔵した携帯機の平面図。 図2におけるA−A線断面図。 図3におけるB−B線断面図。 図3におけるC−C線断面図。 (a),(b)は本実施形態におけるアンテナ装置の磁束の発生状態を説明する概略側面図、(c)はアンテナ配置を本実施形態とは異ならせた携帯機の平断面図。 (a),(b)は、本実施形態におけるアンテナの配置関係を説明するための模式図。 別の実施形態の携帯機の平断面図。 従来の携帯機の平断面図。
符号の説明
1…電子キーシステム、2…携帯機、3…施解錠制御装置(特定の通信対象物)、
12…ケース、13b…プリント基板、15…アンテナ装置、
16…装着手段を構成するバンド、31…アンテナ(第2又は第1のアンテナ)、
31b,32b,33b,34a…コイル、
32…第1又は第2のアンテナを構成するアンテナ(分割体)、
33…第1又は第2のアンテナを構成するアンテナ(分割体)、
34…アンテナ(第3のアンテナ)、O…軸線、P1,P2,P3…中点、
S1,S2,S3,S4…アテナ収容スペース、W…プリント配線、θ1,θ2…角度。

Claims (5)

  1. 特定の通信対象物との間で所定の無線通信を行う携帯機のケース内に収容されるアンテナ装置において、
    XYZ軸からなる直交座標系におけるXY平面に沿う軸線を有するコイルを備えた第1のアンテナと、同じくXY平面に沿う軸線を有するコイルを備えた第2のアンテナと、同じくXY平面に直交するZ軸に対応する軸線を有するコイルを備えた第3のアンテナとを備え、
    前記第1及び第2のアンテナは、鉄心及び当該鉄心に巻回されたコイルを備えてなるバーアンテナとして構成し、
    第1のアンテナの端部と第2のアンテナの端部とを離間配置すると共に、第1及び第2のアンテナの軸線方向における中点と第3のアンテナの軸線とを結んだ線分であり且つ第3のアンテナの軸線に直交する線分と、当該第1及び第2のアンテナの軸線とが互いに90度をなすように、第1、第2及び第3のアンテナをそれぞれ配置し、
    前記第1又は第2のアンテナを鉄心及びコイルを有する複数の分割体から構成するとともに、各分割体のコイルを直列に接続し、
    当該各分割体の鉄心端部同士、及び各分割体の鉄心端部と分割されていない第2又は第1のアンテナの鉄心端部とがそれぞれ離間すると共に、各分割体の軸線方向における中点を通り且つ第3のアンテナの軸線に直交する線分と各分割体の軸線とが互いに90度をなし、各分割体の軸線がXYZ軸の何れにも対応しない態様で、XY平面に沿い且つ互いに交差するように、各分割体をそれぞれ配置し、
    前記第1又は第2のアンテナを構成する各分割体を合成して一つのアンテナとしてみたとき、その一つのアンテナの軸線が前記直交座標系におけるX軸又はY軸に対応するように各分割体をそれぞれ配置するようにし、また分割されていない第2又は第1のアンテナの軸線がY軸又はX軸に対応するように第2又は第1のアンテナを配置するようにしたアンテナ装置。
  2. 前記第1又は第2のアンテナを構成する分割体の配置は、それらの個数を2つとし、両分割体を前記直交座標系におけるX軸又はY軸に沿う方向に延びる前記ケースの中心線に対して互いに反対側に配置すると共に、両分割体の軸線方向における中点を通り且つ両分割体の軸線に対して直交する2つの線分と、前記中心線とのなす角度が、それぞれ同じになるように、両分割体を配置するようにしたものである請求項に記載のアンテナ装置。
  3. 前記ケース内には前記無線通信を行うための電子部品が実装されたプリント基板を備え、当該プリント基板上に配設されたプリント配線により前記各分割体のコイルを直列に接続するようにした請求項1又は請求項2に記載のアンテナ装置。
  4. ケースに収容されたアンテナ装置を介して特定の通信対象物との間で所定の無線通信を行うようにした携帯機において、
    前記アンテナ装置を請求項1〜請求項のうちいずれか一項に記載のアンテナ装置とした携帯機。
  5. 前記ケースには装着手段を備え、当該装着手段を介して人体の一部に装着可能とした請求項に記載の携帯機。
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