JP4631800B2 - 車両用シートのヘッドレスト作動機構 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用シートのヘッドレスト作動機構に関する。詳しくは、車両の衝突時に、シートに着座した乗員の頭部を受け止める支承部をヘッドレスト基部に対して相対移動させることのできる移動手段を備えた車両用シートのヘッドレスト作動機構に関する。
従来、自動車の座席用シートには、車両の後面衝突の発生時にヘッドレストを瞬時に前方移動させて乗員の頭部をサポートすることのできるアクティブヘッドレストが採用されているものがある。例えば、下記特許文献1には、4節リンク機構の動きを利用して、ヘッドレストの頭受部となる支承部を前方移動させる技術が開示されている。この開示では、シートバックに組み付けられて固定されるヘッドレスト基部と支承部との間に4節リンク機構が設けられている。そして、この4節リンク機構のヘッドレスト基部側に固定される固定リンクと他の可動リンクとの間には、ばね部材が設定されている。これにより、4節リンク機構は、常時は支承部を前方移動させる回動方向に附勢を受けている。ここで、4節リンク機構は、車両衝突が発生する前の常時は、保持機構によって、支承部をヘッドレスト基部側に引き込んだ初期位置の姿勢状態に保持されている。そして、車両衝突が発生することにより、この保持機構による保持状態が解除されて支承部が前方に附勢移動するようになっている。
ところで、上記した4節リンク機構の保持状態を解除する操作は、シートバックの内部に配設された加圧板の動きに連動して行われるようになっている。この加圧板は、シートバックの内部で回動可能に軸支されている。これにより、加圧板は、車両の後面衝突の発生時には、その勢いで乗員の背部がシートバックに大きく圧し掛かろうとする背凭れ荷重を受けて押し動かされるようになっている。そして、この加圧板と4節リンク機構の保持機構との間には、ケーブル部材が掛け渡されている。詳しくは、ケーブル部材は、加圧板に対し、これと一体に形成された腕部材に掛着されている。この腕部材は、加圧板の回動中心となる軸部からその後方側に向けて腕を延び出した形状に形成されている。これにより、加圧板の動きに合わせて、腕部材の揺動によってケーブル部材を牽引し、保持機構の解除操作が行えるようになっている。
特開2005−104259号公報
しかし、上記従来の開示技術では、ケーブル部材を掛着させるための腕部材が邪魔となり、加圧板の配設位置をシートバックの背凭れ面から引き離し難い構成となっている。すなわち、加圧板は、シートバックの着座感を損なわないようにするために、可能な限り背凭れ面から引き離した位置に配置することが好ましい。しかし、加圧板の回動中心となる軸部の後方側には腕部材が延び出しているため、加圧板をシートバックの後方側に寄せられる範囲が制限されてしまう。
本発明は、上記した問題を解決するものとして創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、アクティブヘッドレストの作動状態を切り換え操作するための加圧板の配設位置を、シートバックの背凭れ面から引き離し易くすることにある。
上記課題を解決するために、本発明の車両用シートのヘッドレスト作動機構は次の手段をとる。
先ず、第1の発明は、車両の衝突時に、シートに着座した乗員の頭部を受け止める支承部をヘッドレスト基部に対して相対移動させることのできる移動手段を備えた車両用シートのヘッドレスト作動機構であって、シートバックの形状内部に配設された加圧板と、加圧板の動きを移動手段に伝える伝達手段と、を有し、加圧板は、車両の衝突発生時に乗員の背部がシートバックに圧し掛かる背凭れ荷重を受けて後方側に押し動かされるように配置されており、伝達手段は、シートバックの骨格を成すバックフレームに回動可能に軸支された回動軸と、回動軸と加圧板とを連結し加圧板の後方側への動きを回動軸に回動運動として伝える第1腕部材と、回動軸に一端が一体的に取り付けられ回動軸の回動運動に伴って他端が揺動運動する第2腕部材と、第2腕部材の他端と移動手段とを連結し回動軸の回動運動を軸方向運動として移動手段に伝えるケーブル部材とから成り、車両の衝突発生時の加圧板の動きを移動手段に伝えて支承部を通常時の初期位置から衝突対応位置に向けて移動させられるようになっており、伝達手段を構成する第2腕部材は、バックフレームに軸支された回動軸から前方に向けて延出した配置状態で、かつ、バックフレームの前後幅内に収まる長さに形成されて配設されていることを特徴とする。
この第1の発明によれば、車両の衝突の発生時には、その勢いによって乗員の背部がシートバックに大きく圧し掛かる。したがって、この背凭れ荷重を受けることにより、加圧板が押し動かされて回動する。そして、この加圧板の動きに連動して、移動手段がケーブル部材を介して作動操作される。これにより、支承部が通常時の初期位置から衝突対応位置に向けて移動する。このケーブル部材と連結される第2腕部材は、加圧板の回動中心となる回動軸から前方に向けて腕を延び出した形状に形成されている。したがって、第2腕部材が回動軸の後方側には張り出さないため、加圧板のシートバック後方側への配置、すなわち背凭れ面から引き離した配置が可能となる。また、第2腕部材は、バックフレームの前後幅内に収まる長さの範囲で腕を前方に延び出した配置状態となっている。したがって、加圧板と同じように、第2腕部材をシートバックへの着座感を損なわないように配置することが可能である。
更に、第2の発明は、上述した第1の発明において、移動手段は、支承部とヘッドレスト基部との間に設けられた4節リンク機構と、4節リンク機構を車両の衝突時に一方向に回動させて支承部を衝突対応位置まで移動させることのできる駆動手段と、を有し、駆動手段は、4節リンク機構を一方向に回動附勢する附勢手段と、附勢手段の附勢に抗して4節リンク機構を支承部が初期位置となる回動位置に係合によって保持する保持部材と、を有し、保持部材は、伝達部材と連結されており、常時は4節リンク機構と係合した姿勢状態を維持しているが、車両の衝突発生時には加圧板が押し動かされる動作に連動して4節リンク機構に対する係合状態から外されるように作動操作されることを特徴とする。
この第2の発明によれば、4節リンク機構は、常時は保持部材の係合により、支承部が初期位置となる回動位置に保持される。この保持部材は、車両の衝突の発生時に、ケーブル部材を介して作動操作され、4節リンク機構との係合状態から外される。これにより、4節リンク機構は、附勢手段の附勢によって一方向(進行方向)に回動し、支承部を衝突対応位置まで移動させる。
次に、第3の発明は、上述した第1または第2の発明において、伝達手段のケーブル部材は、管状の可撓性を有したアウターケーブルの内部に可撓性を有したインナーケーブルが挿し通された構成となっており、インナーケーブルの一端は保持部材に掛着されており、一端側においてヘッドレストと一体の固定状態とされているアウターケーブルに対するインナーケーブルの引き出し長さが変えられることによって保持部材が作動操作されるようになっており、アウターケーブルの他端は第2腕部材の他端と一体に固定されており、インナーケーブルの他端はシートバックと一体の固定状態とされており、車両の衝突発生時に第2腕部材が加圧板と一体に軸部の回りを回動することにより、他端側のアウターケーブルに対するインナーケーブルの引き出し長さが変化して、一端側のアウターケーブルに対するインナーケーブルの引き出し長さが変えられることを特徴とする。
この第3の発明によれば、車両の衝突の発生時には、第2腕部材の揺動運動によりアウターケーブルの他端側が操作され、同側(他端側)のインナーケーブルの引き出し長さが変化する。これにより、一端側のアウターケーブルに対するインナーケーブルの引き出し長さが変えられて、保持部材が作動操作される。
本発明は上述した手段をとることにより、次の効果を得ることができる。
先ず、第1の発明によれば、ケーブル部材と連結される第2腕部材を回動軸から前方に延出して配置したことにより、加圧板の配設位置をシートバックの背凭れ面から引き離し易くすることができる。
更に、第2の発明によれば、加圧板の動きによって作動する4節リンク機構の保持部材と附勢手段とを組み合わせたことにより、支承部の衝突対応位置に向けて移動を弾みをつけて敏速に行うことができる。
更に、第3の発明によれば、アウターケーブルの操作によってインナーケーブルの引き出し長さを相対的に変化させることができる。したがって、例えば設計上の制約によってインナーケーブルを直接押引操作できないような構成であっても、アウターケーブルによってこれを操作することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態の実施例について、図面を用いて説明する。
始めに、実施例1の車両用シートのヘッドレスト作動機構について図1〜図7を用いて説明する。図1はヘッドレスト3の概略構成を側面視によって表した構成図である。図2はヘッドレスト3及びシートバック2の骨格構造を背面側から見た斜視図である。図3は4節リンク機構10の初期の姿勢状態を表した斜視図である。図4は4節リンク機構10の回動後の姿勢状態を表した斜視図である。図5は4節リンク機構10の回動前後の動きを側面視によって表した構成図である。図6は加圧板21の移動前後の動きを前面側から見た斜視図である。図7は図6の側面図である。
ここで、図2〜図7では、本実施例の構成を分かり易く表すために、ヘッドレスト3やシートバック2の表皮構造を省略し内部の骨組み構造のみを表している。したがって、以下の説明において、ヘッドレスト3やシートバック2の表皮構造について述べる場合には、適宜図1を参照するものとする。
本実施例の車両用シートのヘッドレスト作動機構は、図1に示されるように、車両用シート1の一部を構成するヘッドレスト3を単独で作動させることのできる構成を備えている。このヘッドレスト3は、シートバック2の上部に設置されており、常時はこの設置された姿勢状態を維持して、シート1に着座した乗員の頭部を後方側から支持するようになっている。しかし、このヘッドレスト3は、車両の後面衝突発生時には、同機構により、乗員の頭部を受け止める支承部3aを瞬時に前進移動させられるようになっている。これにより、車両の後面衝突発生時において、シートバック2やヘッドレスト3から体を前方に浮かした着座姿勢となっている乗員に対し、支承部3aだけを単独で後頭部の直ぐ後ろまで接近移動させることができる。したがって、後面衝突の発生時には、頭部がその勢いによって後傾し過ぎないようにサポートすることができ、頸部にかかる負荷を軽減することができる。
ここで、上記した支承部3aの前進移動は、ヘッドレスト3の内部に組み込まれた4節リンク機構10の回動に伴って行われる。この4節リンク機構10は、支承部3aとヘッドレスト3の支柱であるステー3bとの間に設けられている。この4節リンク機構10は、常時は、図5の実線で示されている姿勢状態に保持されており、支承部3a(図1参照)を初期位置の状態に保持している。そして、4節リンク機構10は、車両の後面衝突の発生によって上記の保持状態が解除されることにより、附勢によって支承部3aを前進移動させる方向(矢印で示されている進行方向)に回動する。これにより、4節リンク機構10は、同図の仮想線で示されるように、支承部3aを、ステー3bに対する通常時の初期位置の状態(実線状態)から相対的に前方かつ上方に移動させる。ここで、4節リンク機構10の進行方向への附勢回動は、仮想線で示されている状態位置で規制されるようになっている。そして、これにより、支承部3aを頭部の直ぐ後ろの衝突対応位置に接近移動させた状態として保持することができる。ここで、4節リンク機構10の初期の姿勢状態は図3において斜視図で表されており、回動後の姿勢状態は図4において斜視図で表されている。
ところで、上記した4節リンク機構10の保持状態を解除する操作は、図2に示されている解除操作機構20の作動によって行われる。この解除操作機構20は、シートバック2の内部に配設されている。そして、この解除操作機構20は、4節リンク機構10を初期位置の状態に係合によって保持することのできる保持部材40と連結されている。ここで、解除操作機構20は、車両の後面衝突の発生により、その勢いで乗員の背部がシートバック2に大きく圧し掛かろうとする背凭れ荷重を受けて後方側に押し動かされる構造となっている。そして、解除操作機構20は、この押動によって、保持部材40を操作し、保持部材40と4節リンク機構10との係合状態を解除させるようになっている。
以下、4節リンク機構10や解除操作機構20等の各構成について詳しく説明する。
先ず、4節リンク機構10について説明する。
すなわち、4節リンク機構10は、図4に示されるように、可動リンク11、固定リンク12、原動リンク13及び従動リンク14を有する。これら各リンクは、左右一対の構成となっており、各リンクをリンク連結する長尺棒状の連結軸10a〜10dによって左右の動きが同期して行われるようになっている。
ここで、図1を参照して、可動リンク11は、支承部3aと一体に固定されている。また、固定リンク12は、ヘッドレスト3のステー3bと一体に形成された支持ブラケット3cと一体の構成となっている。詳しくは、固定リンク12は、支持ブラケット3cと一体に形成された上腕支持部Auと下腕支持部Alとによって構成されている。すなわち、連結軸10aが上腕支持部Auによって支持されており、連結軸10dが下腕支持部Alによって支持された構成となっている。ここで、支持ブラケット3cが本発明のヘッドレスト基部に相当する。そして、原動リンク13及び従動リンク14は、可動リンク11と固定リンク12とを繋ぐかたちでこれらにリンク連結されている。
ここで、前述したヘッドレスト3のステー3bは、その中程から上側の部分がくの字上に前傾した屈曲形状に形成されている。そして、ステー3bは、シートバック2の骨格を成すバックフレーム2fのアッパフレームFuに固定されたサポート2sに差し込まれている。これにより、ヘッドレスト3がシートバック2の上部に設置された状態として保持されている。また、支持ブラケット3cは、図4に示されるように、断面コの字状に形成されており、前傾しているステー3bの上端部分をコの字の内部に挟み込むかたちで溶接によってこれと一体に固定されている。この支持ブラケット3cは、コの字の開口部をヘッドレスト3の後方に向けた状態でステー3bに固定されている。これにより、コの字の開先が乗員の頭部に向かない設置状態とされている。
また、4節リンク機構10の連結軸10aと連結軸10cとの間には、引張ばねSaが2個掛け渡されている。ここで、引張ばねSaが本発明の附勢手段に相当する。この引張ばねSaは、4節リンク機構10を進行の回動方向に附勢している。ここで、4節リンク機構10の進行の回動方向とは、図5で見て、原動リンク13が連結軸10dを中心として時計回りに回動する方向のことである。
また、原動リンク13には、固定リンク12との連結部位(連結軸10d)から更に腕が延び出した形状の係合腕部15が一体に形成されている。この係合腕部15は、左右一対の構成となっているが、相互に連結された一体型の部品として形成されている。また、連結軸10dから後方側に離間した位置には、軸支部材30が配設されている。この軸支部材30は、下腕支持部Alに対して軸回動可能に支持されており、連結軸10dに対して軸心が径方向に偏心した位置関係となっている。そして、この軸支部材30には、係合によって4節リンク機構10を初期位置の状態で保持することのできるカム形状の保持部材40が一体に固定されている。この保持部材40は、軸支部材30の両端部に左右一対で設けられている。そして、保持部材40は、支持ブラケット3cとの間に掛け渡された引張ばねSbの附勢により、常時は図5の紙面内時計回り方向に附勢され、実線で示された起立の姿勢状態に保持されている。
ここで、前述した係合腕部15には、カム形状の保持部材40と当接可能な係止面15aと、軸支部材30と当接可能な当接面15bと、が形成されている。前者の係止面15aは、係合腕部15の回動方向に面を向けて形成されている。この係止面15aは、保持部材40が起立の姿勢状態(実線状態)のときには、これに突き当てられるかたちで係合する。これにより、係合腕部15を介して、4節リンク機構10の進行方向への回動が規制された状態となる。また、後者の当接面15bは、軸支部材30を受け入れ可能に湾曲した凹形状に形成されている。この当接面15bは、係止面15aと保持部材40との係合状態が外されて係合腕部15が進行方向に回動することにより、軸支部材30と当接する(仮想線状態)。これにより、4節リンク機構10は、その進行方向への回動が規制された状態となる。
ここで、図1に示されるように、4節リンク機構10の進行方向(矢印方向)への回動が軸支部材30によって規制された状態、すなわち支承部3aが衝突対応位置まで移動した状態では、4節リンク機構10の姿勢状態は次のようになっている。すなわち、原動リンク13や従動リンク14は、各々の固定リンク12に対する連結軸10dまたは連結軸10aに対し、水平よりも上を向いた姿勢状態となっている。これにより、可動リンク11は、支承部3aによって乗員の頭部を受け止める受止荷重を、4節リンク機構10を軸支部材30との当接によって規制されている進行方向に回動させる押圧力として作用させる姿勢状態となっている。
したがって、車両の後面衝突の発生時には、支承部3aに後傾に伴う乗員の頭部を受け止める受止荷重が作用しても、支承部3aは、進行方向とは逆方向(矢印の逆方向)に押し戻されない状態として保持される。
次に、解除操作機構20について説明する。
すなわち、解除操作機構20は、図6に示されるように、加圧板21と、回動軸22と、第1腕部材23aと、第2腕部材23bと、ケーブル部材24と、を有する。これら各部材は、シートバック2の形状内部に配設されている。詳しくは、各部材は、図7に示されるように、シートバック2の骨格を成すバックフレーム2fのサイドフレームFsの前後幅内に収まるように配設されている。なお、ケーブル部材24については、その下端側はシートバック2の形状内部に配設されているが、上端側は、図2に示されるように、ステー3bの内部に挿し通されることによってヘッドレスト3の形状内部に配設されている。
詳しくは、加圧板21は、図6に示されるように、その上側と下側の縁部がシートバック2の後方側に反り返った湾曲形状に形成されている。この加圧板21は、図7に示されるように、第1腕部材23aを介して、その後方下側の位置で、サイドフレームFsに軸支された回動軸22と一体に固定されている。この回動軸22は、図6に示されるように、両サイドフレームFs,Fs間に掛け渡されて固定された補強部材Rfに対し、これに更に固定して設けられた軸支ブラケットRbによって軸回動可能に連結されている。これにより、加圧板21は、シートバック2に対して、その形状内部で前後方向に押引動可能な状態とされている。そして、加圧板21は、その前後方向への動きが、第1腕部材23aによって、回動軸22に回動運動として伝えられるようになっている。この加圧板21は、常時は図6や図7の実線で示されている前側の姿勢位置に保持されている。そして、車両の後面衝突の発生により、その勢いで乗員の背部がシートバック2に大きく圧し掛かろうとする背凭れ荷重を受けることにより、同図の仮想線で示されるように後方側に押し動かされる。
次に、第2腕部材23bは、図7に示されるように、その一端が回動軸22と一体に固定されており、加圧板21や回動軸22の回動に伴ってこれらと一体に揺動するようになっている。この第2腕部材23bは、回動軸22から前方に向けて腕を延出した配置状態で、かつ、前述したように、サイドフレームFsの前後幅内に収まる長さに形成されて配設されている。これにより、加圧板21、回動軸22、第1腕部材23a及び第2腕部材23bの一体構成より成る全体形状が、折曲点である回動軸22を回動中心としたL字フレーム状に形成されている。この第2腕部材23bの他端には、ケーブル部材24のアウターケーブル24bの下端が一体に固定されている。
ここで、ケーブル部材24は、可撓性を有するが比較的剛性の高い管状のアウターケーブル24bの内部に可撓性を有したインナーケーブル24aが挿し通された構成となっている。そして、アウターケーブル24bの下端(他端)は、上述したように第2腕部材23bに固定されており、インナーケーブル24aの下端(他端)は、図6に示されるように、バックフレーム2fと一体に固定されている。また、アウターケーブル24bの上端(一端)は、図3に示されるように、ヘッドレスト3の支持ブラケット3cと一体に固定されており、インナーケーブル24aの上端(一端)は、保持部材40と一体に固定されている。ここで、支持ブラケット3cは、ヘッドレスト3がシートバック2の上部に設置された状態では、常に、シートバック2と一体の固定状態とされている。
したがって、図7に戻って、ケーブル部材24は、加圧板21が後方側に押し動かされる動作によって牽引操作され、回動軸22の回動運動を軸方向運動として保持部材40に伝える。すなわち、加圧板21が後方側に押し動かされると、第2腕部材23bによってアウターケーブル24bの下端が上方側に持ち上げられる。これにより、内部に挿通されているインナーケーブル24aの下端側が相対的に引き出されるかたちとなり、上端側のインナーケーブル24aのアウターケーブル24bに対する引き出し長さが短くなる。すなわち、上端側のインナーケーブル24aが牽引される。そして、図5に示されるように、上端側のインナーケーブル24aが牽引されることにより、保持部材40が引張ばねSbの附勢に抗して引張り込まれる。すなわち、保持部材40が紙面内反時計回り方向に回動操作される。これにより、同図の仮想線で示されるように、保持部材40は、係合腕部15の係止面15aとの係合状態から外される。なお、保持部材40は、加圧板21の押動状態が解かれることにより、引張ばねSbの附勢によって再び起立の姿勢状態に戻される。したがって、進行方向に回動した4節リンク機構10を初期位置の状態に戻し込む操作を行うことにより、保持部材40は係合腕部15の係止面15aと自動的に係合する。
次に、本実施例の使用方法について説明する。
すなわち、図1の仮想線に示されるように、ヘッドレスト3の通常時の初期状態では、支承部3aが初期位置の状態で保持されている。そして、図6を参照して、車両の後面衝突が発生すると、その勢いで乗員の背部がシートバック2に大きく圧し掛かり、加圧板21が後方側に押し動かされる。これにより、図5に示されるように、ケーブル部材24が牽引操作され、保持部材40による4節リンク機構10の保持状態が解除される。そして、これにより、4節リンク機構10は、引張ばねSaの附勢によって、係合腕部15の当接面15bが軸支部材30と当接する位置まで進行方向(矢印方向)に回動する。これにより、同図の仮想線で示されるように、支承部3aが初期位置の状態(実線状態)から前方かつ上方に移動した衝突対応位置の状態となり、同位置で頭部が後傾してくるのを待ち受ける状態となる。そして、図1に戻って、支承部3aが衝突対応位置(実線位置)まで移動したことにより、支承部3aにかかる頭部の後傾に伴う受止荷重は、4節リンク機構10を軸支部材30によって規制されている進行方向に回動させる押圧力として作用する。したがって、支承部3aは、上記の受止荷重を受けても進行方向とは逆方向に押し戻されることはなく、乗員の頭部を衝突対応位置で受け止める。
なお、衝突対応位置(実線位置)まで移動させた支承部3aを元の初期位置(仮想線位置)の状態に戻すには、4節リンク機構10を引張ばねSaの附勢に抗して進行方向(矢印方向)とは逆の回動方向に戻し込むように操作すればよい。これにより、図5に示されるように、起立の姿勢状態(実線状態)に附勢されている保持部材40に係合腕部15の係止面15aを自動的に係合させることができ、支承部3aを再び初期位置の状態に保持することができる。
このように、本実施例の車両用シートのヘッドレスト作動機構によれば、ケーブル部材24と連結される第2腕部材23bを回動軸22から前方に延出して配置したことにより、回動軸22の後側に出張る部材をなくすことができるため、加圧板21の配設位置をシートバック2の背凭れ面から引き離し易くすることができる。更に、加圧板21の動きによって作動する4節リンク機構10の保持部材40と引張ばねSaとを組み合わせたことにより、支承部3aの衝突対応位置に向けて移動を弾みをつけて敏速に行うことができる。更に、アウターケーブル24bの操作によってインナーケーブル24aの引き出し長さを相対的に変化させることができる。したがって、例えば設計上の制約によってインナーケーブル24aを直接押引操作できないような構成であっても、アウターケーブル24bによってこれを操作することができる。
以上、本発明の実施形態を1つの実施例について説明したが、本発明は上記実施例のほか各種の形態で実施できるものである。
例えば、4節リンク機構は、加圧板によって牽引操作されるケーブル部材によって、直接、進行方向に回動操作される構成であってもよい。このようなケーブル部材によって4節リンク機構を直接回動操作する構成は、特開2005−104259号公報等の文献に開示されている。
また、4節リンク機構の進行方向への回動を規制する係合腕部は、従動リンク側に形成されていてもよい。なお、係合腕部を可動リンクに形成し、隣接する原動リンクや従動リンクにストッパ部材が設けられても構わないが、構成が複雑となるおそれがある。
また、4節リンク機構は、ストッパ部材によって進行方向への回動が規制された姿勢状態では、原動リンクや従動リンクが共に水平よりも上を向いた姿勢状態となるものを示した。しかし、4節リンク機構の姿勢状態は、支承部によって乗員の頭部を受け止める受止荷重が4節リンク機構を更に進行方向に回動させる押圧力として作用する姿勢状態となっていればよく、特に限定されるものではない。
また、加圧板21の動きを保持部材40に伝えるためのケーブル部材24の牽引構造は、上記実施例で示したもののほか、図8〜図13で示される種々の形態での実施が可能である。なお、以下の説明では、便宜上、各構成部材に実施例1のものと同じ符号を付して説明する。
すなわち、図8に示されるように、ケーブル部材24の下端側を上側に折り返した状態に配設し、アウターケーブル24bの下端を第2腕部材23bに固定してインナーケーブル24aの下端をバックフレーム2fと一体に固定してもよい。これにより、第2腕部材23bの揺動に伴って、アウターケーブル24bに対するインナーケーブル24aの引き出し長さを変化させることができる。
また、図9に示されるように、アウターケーブル24bの下端をバックフレーム2fと一体に固定してインナーケーブル24aの下端を第2腕部材23bに固定してもよい。この場合には、第2腕部材23bの揺動に伴って、インナーケーブル24aを直接操作して、アウターケーブル24bに対する引き出し長さを変化させることができる。
また、図10に示されるように、前述の図8で示した場合と同様にしてケーブル部材24の下端側を上側に折り返した状態に配設し、今度は、図9で示した場合と同様にしてアウターケーブル24bの下端をバックフレーム2fと一体に固定してインナーケーブル24aの下端を第2腕部材23bに固定してもよい。このようにしても、第2腕部材23bの揺動に伴って、インナーケーブル24aを直接操作して、アウターケーブル24bに対する引き出し長さを変化させることができる。
また、図11に示されるように、回動軸を加圧板21の後方上側の位置に配設し、第2腕部材23bが加圧板21の上側で揺動する構成としてもよい。このようにしても、第2腕部材23bの揺動に伴って、アウターケーブル24bに対するインナーケーブル24aの引き出し長さを変化させることができる。なお、同図で示したケーブル部材24の牽引構造は、実施例1で示したものと同じようになっているが、前述した図8〜図10の各構成のものに置き換えることもできる。
また、図12に示されるように、第2腕部材23bが第1腕部材23aに含まれている構成、すなわち、第1腕部材23aにケーブル部材24が直接連結される構成としてもよい。なお、同図では、第1腕部材23aにインナーケーブル24aの下端が固定されているが、本構成においても前述した各牽引構造に置き換えての実施が可能であることは言うまでもない。
また、図13に示されるように、加圧板21を4節リンクLの揺動運動に伴って押し動かされる構成として、第2腕部材23bを配設してもよい。
なお、上記した各牽引構造では、第2腕部材23bの揺動に伴って、アウターケーブル24bに対するインナーケーブル24aの引き出し長さが長くなる方向に作動するものと短くなる方向に作動するものとがある。しかし、この作動方向の違いは、例えば他端側に連結される保持部材の作動方向等の設定を変えたり、保持部材の作動機構を異なる形式のものに置き換えたりすることによって対応させることができる。したがって、ケーブル部材の牽引構造は、その使用の目的に合わせて、上述したものの中から適宜選択して使用すればよい。
ヘッドレストの概略構成を側面視によって表した構成図である。 ヘッドレスト及びシートバックの骨格構造を背面側から見た斜視図である。 4節リンク機構の初期の姿勢状態を表した斜視図である。 4節リンク機構の回動後の姿勢状態を表した斜視図である。 4節リンク機構の回動前後の動きを側面視によって表した構成図である。 加圧板の移動前後の動きを前面側から見た斜視図である。 図6の側面図である。 他の変形実施例であるケーブル部材の牽引構造を表した構成図である。 他の変形実施例であるケーブル部材の牽引構造を表した構成図である。 他の変形実施例であるケーブル部材の牽引構造を表した構成図である。 他の変形実施例であるケーブル部材の牽引構造を表した構成図である。 他の変形実施例であるケーブル部材の牽引構造を表した構成図である。 他の変形実施例であるケーブル部材の牽引構造を表した構成図である。
符号の説明
1 シート
2 シートバック
2f バックフレーム
2s サポート
3 ヘッドレスト
3a 支承部
3b ステー
3c 支持ブラケット(ヘッドレスト基部)
10 4節リンク機構
10a〜10d 連結軸
11 可動節
12 固定節
13 原動節
14 従動節
15 係合腕部
15a 係止面
15b 当接面
20 解除操作機構
21 加圧板
22 回動軸
23a 第1腕部材
23b 第2腕部材
24 ケーブル部材
24a インナーケーブル
24b アウターケーブル
30 軸支部材
40 保持部材
Sa 引張ばね(附勢手段)
Sb 引張ばね
Fs サイドフレーム
Fu アッパフレーム
Rf 補強部材
Rb 軸支ブラケット
Au 上腕支持部
Al 下腕支持部

Claims (3)

  1. 車両の衝突時に、シートに着座した乗員の頭部を受け止める支承部をヘッドレスト基部に対して相対移動させることのできる移動手段を備えた車両用シートのヘッドレスト作動機構であって、
    前記シートバックの形状内部に配設された加圧板と、
    該加圧板の動きを前記移動手段に伝える伝達手段と、を有し、
    前記加圧板は、車両の衝突発生時に乗員の背部がシートバックに圧し掛かる背凭れ荷重を受けて後方側に押し動かされるように配置されており、
    前記伝達手段は、シートバックの骨格を成すバックフレームに回動可能に軸支された回動軸と、該回動軸と前記加圧板とを連結し前記加圧板の後方側への動きを該回動軸に回動運動として伝える第1腕部材と、該回動軸に一端が一体的に取り付けられ該回動軸の回動運動に伴って他端が揺動運動する第2腕部材と、該第2腕部材の他端と前記移動手段とを連結し回動軸の回動運動を軸方向運動として前記移動手段に伝えるケーブル部材とから成り、車両の衝突発生時の加圧板の動きを前記移動手段に伝えて前記支承部を通常時の初期位置から衝突対応位置に向けて移動させられるようになっており、
    前記伝達手段を構成する第2腕部材は、前記バックフレームに軸支された回動軸から前方に向けて延出した配置状態で、かつ、前記バックフレームの前後幅内に収まる長さに形成されて配設されていることを特徴とする車両用シートのヘッドレスト作動機構。
  2. 請求項1に記載の車両用シートのヘッドレスト作動機構であって、
    前記移動手段は、
    前記支承部とヘッドレスト基部との間に設けられた4節リンク機構と、
    該4節リンク機構を車両の衝突時に一方向に回動させて前記支承部を衝突対応位置まで移動させることのできる駆動手段と、を有し、
    該駆動手段は、
    前記4節リンク機構を一方向に回動附勢する附勢手段と、
    該附勢手段の附勢に抗して前記4節リンク機構を前記支承部が初期位置となる回動位置に係合によって保持する保持部材と、を有し、
    該保持部材は、前記伝達手段のケーブル部材と連結されており、常時は前記4節リンク機構と係合した姿勢状態を維持しているが、車両の衝突発生時には前記加圧板が押し動かされる動作に連動して前記4節リンク機構に対する係合状態から外されるように作動操作されることを特徴とする車両用シートのヘッドレスト作動機構。
  3. 請求項1または請求項2に記載の車両用シートのヘッドレスト作動機構であって、
    前記伝達手段のケーブル部材は、管状の可撓性を有したアウターケーブルの内部に可撓性を有したインナーケーブルが挿し通された構成となっており、
    前記インナーケーブルの一端は前記保持部材に掛着されており、該一端側においてヘッドレストと一体の固定状態とされているアウターケーブルに対するインナーケーブルの引き出し長さが変えられることによって前記保持部材が作動操作されるようになっており、
    前記アウターケーブルの他端は前記第2腕部材の他端と一体に固定されており、前記インナーケーブルの他端はシートバックと一体の固定状態とされており、車両の衝突発生時に前記第2腕部材が加圧板と一体に軸部の回りを回動することにより、他端側のアウターケーブルに対するインナーケーブルの引き出し長さが変化して、一端側のアウターケーブルに対するインナーケーブルの引き出し長さが変えられることを特徴とする車両用シートのヘッドレスト作動機構。
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