JP4631407B2 - インクジェット式記録装置及び液体噴射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ノズル開口から液体滴を吐出させる液体噴射装置に係り、とりわけ、複数のノズル開口から異なる色のインク滴を吐出させるインクジェット式記録装置に関する。
インクジェット式プリンタやインクジェット式プロッタ等のインクジェット式記録装置は、記録ヘッドを主走査方向に沿って移動させると共に記録紙(記録用媒体の一種)を副走査方向に沿って移動させ、この移動に連動して記録ヘッドのノズル開口からインク滴を吐出させることにより、記録紙上に画像(文字等を含む)を記録する。このインク滴の吐出は、例えば、ノズル開口に連通した圧力発生室を膨張・収縮させることで行われる。
圧力発生室の膨張・収縮は、例えば、圧電振動子の変形を利用して行われる。このような記録ヘッドでは、供給される駆動パルスに応じて圧電振動子が変形し、これにより圧力室の容積が変化し、この容積変化によって圧力室内のインクに圧力変動が生じて、ノズル開口からインク滴が吐出する。
このような記録装置では、複数のパルス波形を一連に接続してなる駆動信号が生成される。一方、階調情報を含む印字データが記録ヘッドに送信される。そして、当該送信された印字データに基づいて、必要なパルス波形のみが前記駆動信号から選択されて圧電振動子に供給される。これにより、ノズル開口から吐出させるインク滴の量を、階調情報に応じて変化させている。
一方、カラー印刷のための記録ヘッドには、複数色のインクをそれぞれ吐出する複数列のノズル開口が並列に設けられている。各色のインクが適宜に重ねて吐出されることにより、所望の色記録が実現されている。複数色のインクは、例えば、ブラックインク、シアンインク、マゼンタインク及びイエローインクである。
例えば、図13に示す例では、カラー印刷のための記録ヘッドにおいて、ブラックインク(BK)を吐出するノズル開口の列と、シアンインク(C)を吐出するノズル開口の列と、マゼンタインク(M)を吐出するノズル開口の列と、イエローインク(Y)を吐出するノズル開口の列と、が当該順で並列に設けられている。
図13の各ノズル列におけるノズルピッチは、120dpiである。このような記録ヘッドで360dpiの記録密度を実現するためには、1つのノズルピッチを3等分して、3パスの主走査を実施すればよい。これにより、主走査方向の解像度をも360dpiとすれば、360×360dpiの解像度が得られる(通常モード)。
一方で、ドラフト文書の印刷等の目的で、より高速な記録が望まれることがある。この場合には、高い記録品質は要求されない。このような場合には、ブラックインクのみが用いられて、1つのノズルピッチに対して1パスの主走査のみが実施される。つまり、副走査方向の解像度は、120dpiのままであるから、ドット解像度は360×120dpiである(高速ブラックモード)。
複数列のノズル開口は、図13に示すようなマトリクス状に形成されるのが一般であるが、種々の目的のために各列のノズル開口をずらした態様も存在する(特許文献1乃至4参照)。
特開平4−290751 特開平6−171084 特開平8−39798 特開2002−113852
前述のように、カラー印刷可能なインクジェット式記録装置は、一般に、カラー印刷等のための通常モードと、高速ブラックモード(ドラフトモード)と、の2モードを用意している。
従来の高速ブラックモードでは、高速な記録のために品質が犠牲になり、ドット解像度は360×120dpiに留まる。従って、図14に示すような隙間線が認識されてしまうという大きな欠点がある。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、高速ブラックモードにおいても図14に示すような隙間線が視認されないようなインクジェット式記録装置、広くは液体噴射装置、を提供することを目的とする。
本発明は、複数のノズル開口を有する記録ヘッドと、各ノズル開口部分のインクの圧力を変動させて当該インクを噴射させる複数の圧力変動手段と、記録ヘッドを、記録用媒体に対して相対的に主走査方向に移動させる主走査手段と、記録用媒体を、記録ヘッドに対して相対的に主走査方向と直交する副走査方向に移動させる副走査手段と、各圧力変動手段に駆動信号を出力する駆動信号出力手段と、記録データに基づいて、主走査手段、副走査手段及び駆動信号出力手段を制御して、各ノズル開口から記録用媒体の所望位置にインクを噴射させる制御本体部と、通常モードと高速ブラックモードとを切替えるモード切替部と、を備え、複数のノズル開口は、副走査方向に平行に延びる第1ノズル列、第2ノズル列、第3ノズル列及び第4ノズル列を形成しており、第1ノズル列乃至第4ノズル列のいずれか一つのノズル列のノズル開口には、ブラックインクが供給されるようになっており、第1ノズル列乃至第4ノズル列の他のノズル列のノズル開口には、ノズル列毎に異なる色のカラーインクが供給されるようになっており、各ノズル列におけるノズル開口の配列ピッチは、等しくなっており、第2ノズル列及び第3ノズル列のいずれか一方の各ノズル開口の位置は、第1ノズル列の各ノズル開口の位置に対して、副走査方向にノズル開口の配列ピッチの1/3だけずれており、第2ノズル列及び第3ノズル列のいずれか他方の各ノズル開口の位置は、第1ノズル列の各ノズル開口の位置に対して、副走査方向にノズル開口の配列ピッチの1/3または2/3だけずれており、制御本体部は、モード切替部において通常モードに切替えられている場合には、主走査手段及び副走査手段を制御して、記録ヘッドの記録用媒体に対する1回の主走査方向の移動の後に、ノズル開口の配列ピッチの1/3だけ記録用媒体を、記録ヘッドに対して副走査方向に移動させるようになっており、記録ヘッドの記録用媒体に対する更に1回の主走査方向の移動の後には、各ノズル列のノズル開口の数と当該ノズル開口の配列ピッチとの積に相当する副走査方向のノズル列ピッチとノズル開口の配列ピッチの2/3との差だけ記録用媒体を、記録ヘッドに対して副走査方向に移動させるようになっており、モード切替部において高速ブラックモードに切替えられている場合には、主走査手段及び副走査手段を制御して、記録ヘッドの記録用媒体に対する1回の主走査方向の移動の後に、各ノズル列のノズル開口の数と当該ノズル開口の配列ピッチとの積に相当する副走査方向のノズル列ピッチだけ記録用媒体を、記録ヘッドに対して副走査方向に移動させるようになっていることを特徴とするインク噴射装置であって、制御本体部は、モード切替部において通常モードに切替えられている場合には、記録ヘッドの記録用媒体に対する1回の主走査方向の移動の際に、第1ノズル列の各ノズル開口に対する記録データに基づいて、第1ノズル列の各ノズル開口から記録用媒体にインクを噴射させ、第2ノズル列の各ノズル開口に対する記録データに基づいて、第2ノズル列の各ノズル開口から記録用媒体にインクを噴射させ、第3ノズル列の各ノズル開口に対する記録データに基づいて、第3ノズル列の各ノズル開口から記録用媒体にインクを噴射させると共に、第4ノズル列の各ノズル開口に対する記録データに基づいて、第4ノズル列の各ノズル開口から記録用媒体にインクを噴射させるようになっており、モード切替部において高速ブラックモードに切替えられている場合には、記録ヘッドの記録用媒体に対する1回の主走査方向の移動の際に、ブラックインクが供給されるノズル列の各ノズル開口に対する記録データに基づいて、当該ノズル列の各ノズル開口から記録用媒体にブラックインクを噴射させると共に、当該記録データに基づいて、他のノズル列の対応する各ノズル開口からも、記録用媒体にインクを噴射させるようになっていることを特徴とするインクジェット式記録装置である。
本発明によれば、従来の高速ブラックモードにおいて生じていた隙間線(図14参照)の領域に各カラーインクが噴射されて埋められるため、隙間線が視認されることが防止される。各カラーインクがブラックインクと共に噴射されることにより、記録される文字、画像等の色調が完全な黒では無くなるが、それによって視認性が大きく劣るということはない。(実際に、各種の画像を用いた実験により、本発明の高速ブラックモードによる記録物が、従来のものに対して美観において顕著に優れることが確認された。)
ノズル開口の配列ピッチは、例えば、120dpiである。この場合には、通常モードで360×360dpiの解像度を実現できる一方、高速ブラックモードにおいても擬似的な360×360dpiの解像度を実現でき、従来の高速ブラックモードの360×120dpiの解像度と比較して記録品質が顕著に向上される。
120dpiというノズル開口の配列ピッチは、圧力変動手段がたわみ振動モードの圧電振動子を含んでいる場合、すなわち、Chips系の記録ヘッドの場合に一般的である。(現在、Chips系の記録ヘッドにおいて、120dpiを上回るノズルの高密度配置は、製造上困難である。)
好ましくは、制御本体部は、モード切替部において高速ブラックモードに切替えられている場合において、噴射されるインクの量の相対的割合が予め設定された所望割合となるように、各ノズル列の各ノズル開口からインクを噴射させるようになっている。
ここで、予め設定される所望割合とは、例えば、視認性の更なる向上のために、記録される文字、画像等の色調を黒に近づけるべく設定される所望割合である。
具体的には、高速ブラックモードにおいて、噴射されるブラックインクの量を100%とした時に、マゼンタとイエローが同一主走査線上に配置された(マゼンタのノズル列とイエローのノズル列とが主走査方向に同一の移動軌道を有するように配置されている)ヘッドの場合には、噴射されるシアンインクの量は、100%、噴射されるマゼンタインクの量は、70〜85%、噴射されるイエローインクの量は、70〜85%、であり得る。この場合、赤みが抑制された色調となる。
同様に、シアンとイエローが同一主走査線上に配置された(シアンのノズル列とイエローのノズル列とが主走査方向に同一の移動軌道を有するように配置されている)ヘッドの場合には、噴射されるシアンインクの量は、70〜85%、噴射されるマゼンタインクの量は、100%、噴射されるイエローインクの量は、70〜85%、であり得る。この場合、緑がかりが抑制された色調となる。
あるいは、イエローとブラックが同一主走査線上に配置された(イエローのノズル列とブラックのノズル列とが主走査方向に同一の移動軌道を有するように配置されている)ヘッドの場合には、噴射されるシアンインクの量は、100%、噴射されるマゼンタインクの量は、100%、噴射されるイエローインクの量は、70〜85%、であり得る。
また、本発明は、複数のノズル開口を有する記録ヘッドと、各ノズル開口部分のインクの圧力を変動させて当該インクを噴射させる複数の圧力変動手段と、記録ヘッドを、記録用媒体に対して相対的に主走査方向に移動させる主走査手段と、記録用媒体を、記録ヘッドに対して相対的に主走査方向と直交する副走査方向に移動させる副走査手段と、各圧力変動手段に駆動信号を出力する駆動信号出力手段と、通常モードと高速ブラックモードとを切替えるモード切替部と、を備え、複数のノズル開口は、副走査方向に平行に延びる第1ノズル列、第2ノズル列、第3ノズル列及び第4ノズル列を形成しており、第1ノズル列乃至第4ノズル列のいずれか一つのノズル列のノズル開口には、ブラックインクが供給されるようになっており、第1ノズル列乃至第4ノズル列の他のノズル列のノズル開口には、ノズル列毎に異なる色のカラーインクが供給されるようになっており、各ノズル列におけるノズル開口の配列ピッチは、等しくなっており、第2ノズル列及び第3ノズル列のいずれか一方の各ノズル開口の位置は、第1ノズル列の各ノズル開口の位置に対して、副走査方向にノズル開口の配列ピッチの1/3だけずれており、第2ノズル列及び第3ノズル列のいずれか他方の各ノズル開口の位置は、第1ノズル列の各ノズル開口の位置に対して、副走査方向にノズル開口の配列ピッチの2/3だけずれており、第4ノズル列の各ノズル開口の位置は、第1ノズル列の各ノズル開口の位置に対して、副走査方向にノズル開口の配列ピッチの1/3または2/3だけずれているインクジェット式記録装置を制御するための制御装置であって、モード切替部において通常モードに切替えられている場合には、主走査手段及び副走査手段を制御して、記録ヘッドの記録用媒体に対する1回の主走査方向の移動の後に、ノズル開口の配列ピッチの1/3だけ記録用媒体を、記録ヘッドに対して副走査方向に移動させるようになっており、記録ヘッドの記録用媒体に対する更に1回の主走査方向の移動の後にも、ノズル開口の配列ピッチの1/3だけ記録用媒体を、記録ヘッドに対して副走査方向に移動させるようになっており、記録ヘッドの記録用媒体に対する更に1回の主走査方向の移動の後には、各ノズル列のノズル開口の数と当該ノズル開口の配列ピッチとの積に相当する副走査方向のノズル列ピッチとノズル開口の配列ピッチの2/3との差だけ記録用媒体を、記録ヘッドに対して副走査方向に移動させるようになっており、記録ヘッドの記録用媒体に対する1回の主走査方向の移動の際に、駆動信号出力手段を制御して、第1ノズル列の各ノズル開口に対する記録データに基づいて、第1ノズル列の各ノズル開口から記録用媒体にインクを噴射させ、第2ノズル列の各ノズル開口に対する記録データに基づいて、第2ノズル列の各ノズル開口から記録用媒体にインクを噴射させ、第3ノズル列の各ノズル開口に対する記録データに基づいて、第3ノズル列の各ノズル開口から記録用媒体にインクを噴射させると共に、第4ノズル列の各ノズル開口に対する記録データに基づいて、第4ノズル列の各ノズル開口から記録用媒体にインクを噴射させるようになっており、モード切替部において高速ブラックモードに切替えられている場合には、主走査手段及び副走査手段を制御して、記録ヘッドの記録用媒体に対する1回の主走査方向の移動の後に、各ノズル列のノズル開口の数と当該ノズル開口の配列ピッチとの積に相当する副走査方向のノズル列ピッチだけ記録用媒体を、記録ヘッドに対して副走査方向に移動させるようになっており、記録ヘッドの記録用媒体に対する1回の主走査方向の移動の際に、駆動信号出力手段を制御して、ブラックインクが供給されるノズル列の各ノズル開口に対する記録データに基づいて、当該ノズル列の各ノズル開口から記録用媒体にブラックインクを噴射させると共に、当該記録データに基づいて、他のノズル列の対応する各ノズル開口からも、記録用媒体に各カラーインクを噴射させるようになっていることを特徴とする制御装置である。
好ましくは、前記制御装置は、モード切替部において高速ブラックモードに切替えられている場合において、噴射されるインクの量の相対的割合が予め設定された所望割合となるように、各ノズル列の各ノズル開口からインクを噴射させるようになっている。
前記の制御装置は、コンピュータシステムによって実現され得る。
また、コンピュータシステムに各装置または各手段を実現させるためのプログラム及び当該プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体も、本件の保護対象である。
ここで、記録媒体とは、フロッピーディスク等の単体として認識できるものの他、各種信号を伝搬させるネットワークをも含む。
なお、以上はインクジェット式記録装置についての発明であるが、噴射される液体はインクでなくともよい。すなわち、より広い概念では、本発明は、複数のノズル開口を有するヘッド部材と、各ノズル開口部分の液体を噴射させる複数の液体噴射手段と、ヘッド部材を、被液体噴射媒体に対して相対的に主走査方向に移動させる主走査手段と、被液体噴射媒体を、ヘッド部材に対して相対的に主走査方向と直交する副走査方向に移動させる副走査手段と、各液体噴射手段に駆動信号を出力する駆動信号出力手段と、噴射データに基づいて、主走査手段、副走査手段及び駆動信号出力手段を制御して、各ノズル開口から被液体噴射媒体の所望位置に液体を噴射させる制御本体部と、通常モードと高速ブラックモードとを切替えるモード切替部と、を備え、複数のノズル開口は、副走査方向に平行に延びる3列以上のn列のノズル列を形成しており、前記n列のノズル列のいずれか一つのノズル列のノズル開口には、ブラック液体が供給されるようになっており、前記n列のノズル列の他のノズル列のノズル開口には、ノズル列毎に異なる色のカラー液体が供給されるようになっており、各ノズル列におけるノズル開口の配列ピッチは、等しくなっており、前記n列のノズル列のうち、3列以上かつn列以下のm列のノズル列のノズル開口の位置は、ノズル列毎に、副走査方向にノズル開口の配列ピッチの1/mずつずれており、制御本体部は、モード切替部において通常モードに切替えられている場合には、主走査手段及び副走査手段を制御して、ヘッド部材の被液体噴射媒体に対する1回目乃至(m−1)回目の1回の主走査方向の移動の後に、ノズル開口の配列ピッチの1/mだけ被液体噴射媒体を、ヘッド部材に対して副走査方向に移動させるようになっており、ヘッド部材の被液体噴射媒体に対するm回目の更に1回の主走査方向の移動の後には、各ノズル列のノズル開口の数と当該ノズル開口の配列ピッチとの積に相当する副走査方向のノズル列ピッチとノズル開口の配列ピッチの(m−1)/mとの差だけ被液体噴射媒体を、ヘッド部材に対して副走査方向に移動させるようになっており、モード切替部において高速ブラックモードに切替えられている場合には、主走査手段及び副走査手段を制御して、ヘッド部材の被液体噴射媒体に対する1回の主走査方向の移動の後に、各ノズル列のノズル開口の数と当該ノズル開口の配列ピッチとの積に相当する副走査方向のノズル列ピッチだけ被液体噴射媒体を、ヘッド部材に対して副走査方向に移動させるようになっていることを特徴とする液体噴射装置であって、制御本体部は、モード切替部において通常モードに切替えられている場合には、ヘッド部材の被液体噴射媒体に対する1回の主走査方向の移動の際に、各ノズル列の各ノズル開口に対する噴射データに基づいて、当該各ノズル列の各ノズル開口から被液体噴射媒体に液体を噴射させるようになっており、モード切替部において高速ブラックモードに切替えられている場合には、ヘッド部材の被液体噴射媒体に対する1回の主走査方向の移動の際に、ブラック液体が供給されるノズル列の各ノズル開口に対する噴射データに基づいて、当該ノズル列の各ノズル開口から被液体噴射媒体にブラック液体を噴射させると共に、当該記録データに基づいて、他のノズル列の対応する各ノズル開口からも、被液体噴射媒体に各カラー液体を噴射させるようになっていることを特徴とする液体噴射装置である。
あるいは、本発明は、複数のノズル開口を有するヘッド部材と、各ノズル開口部分の液体を噴射させる複数の液体噴射手段と、ヘッド部材を、被液体噴射媒体に対して相対的に主走査方向に移動させる主走査手段と、被液体噴射媒体を、ヘッド部材に対して相対的に主走査方向と直交する副走査方向に移動させる副走査手段と、各液体噴射手段に駆動信号を出力する駆動信号出力手段と、通常モードと高速ブラックモードとを切替えるモード切替部と、を備え、複数のノズル開口は、副走査方向に平行に延びる3列以上のn列のノズル列を形成しており、前記n列のノズル列のいずれか一つのノズル列のノズル開口には、ブラック液体が供給されるようになっており、前記n列のノズル列の他のノズル列のノズル開口には、ノズル列毎に異なる色のカラー液体が供給されるようになっており、各ノズル列におけるノズル開口の配列ピッチは、等しくなっており、前記n列のノズル列のうち、3列以上かつn列以下のm列のノズル列のノズル開口の位置は、ノズル列毎に、副走査方向にノズル開口の配列ピッチの1/mずつずれている液体噴射装置を制御するための制御装置であって、モード切替部において通常モードに切替えられている場合には、主走査手段及び副走査手段を制御して、ヘッド部材の被液体噴射媒体に対する1回目乃至(m−1)回目の1回の主走査方向の移動の後に、ノズル開口の配列ピッチの1/mだけ被液体噴射媒体を、ヘッド部材に対して副走査方向に移動させるようになっており、ヘッド部材の被液体噴射媒体に対するm回目の更に1回の主走査方向の移動の後には、各ノズル列のノズル開口の数と当該ノズル開口の配列ピッチとの積に相当する副走査方向のノズル列ピッチとノズル開口の配列ピッチの(m−1)/mとの差だけ被液体噴射媒体を、ヘッド部材に対して副走査方向に移動させるようになっており、ヘッド部材の被液体噴射媒体に対する1回の主走査方向の移動の際に、各ノズル列の各ノズル開口に対する噴射データに基づいて、当該各ノズル列の各ノズル開口から被液体噴射媒体に液体を噴射させるようになっており、モード切替部において高速ブラックモードに切替えられている場合には、主走査手段及び副走査手段を制御して、ヘッド部材の被液体噴射媒体に対する1回の主走査方向の移動の後に、各ノズル列のノズル開口の数と当該ノズル開口の配列ピッチとの積に相当する副走査方向のノズル列ピッチだけ被液体噴射媒体を、ヘッド部材に対して副走査方向に移動させるようになっており、ヘッド部材の被液体噴射媒体に対する1回の主走査方向の移動の際に、ブラック液体が供給されるノズル列の各ノズル開口に対する噴射データに基づいて、当該ノズル列の各ノズル開口から被液体噴射媒体にブラック液体を噴射させると共に、当該記録データに基づいて、他のノズル列の対応する各ノズル開口からも、被液体噴射媒体に各カラー液体を噴射させるようになっていることを特徴とする制御装置である。
更には、本発明は、液体を噴射するノズル開口を有するノズル列が配列されたヘッド部材を備え、前記ノズル列は、液体を噴射する際の前記ヘッド部材と被液体噴射媒体との相対的な移動方向である主走査方向に少なくとも3列が配置され、各ノズル列のノズル開口は、前記主走査方向と直交する副走査方向に共通の等倍ピッチで配置されると共に、前記少なくともn列のノズル列のうちのm列(mは3以上n以下の整数)のノズル列のノズル開口は、ノズル列毎前記副走査方向に互いに1/m倍ピッチで補間するようにずれて配置され、前記ノズル列の1つのノズル開口は、ブラック液体を噴射するようになっていると共に、他のノズル列のノズル開口は、カラー液体を噴射するようになっており、通常モードと高速ブラックモードとが選択的に利用される液体噴射装置であって、前記通常モードでは、各ノズル列から噴射される液体が、当該ノズル列から噴射される液体によって、前記副走査方向に1/3倍ピッチで補間されるようになっており、前記高速ブラックモードでは、ブラック液体が、カラー液体によって、前記副走査方向に1/3倍ピッチで補間されるようになっていることを特徴とする液体噴射装置である。
好ましくは、前記ノズル列のノズル開口は、全ノズル列において共通の等倍ピッチを有している。
また、好ましくは、前記ヘッド部材には、4列のノズル列が配列されており、前記4列のノズル列の内、2列のノズル列のノズル配列が副走査方向について同一である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1に示すように、本実施の形態のインクジェット式記録装置(液体噴射装置の一例)は、インクジェット式プリンタ1であり、黒インクカートリッジ2a及びカラーインクカートリッジ2bを保持可能なカートリッジホルダ部3と記録ヘッド4(ヘッド部材の一例)とを有するキャリッジ5を備えている。キャリッジ5は、ヘッド走査機構(主走査手段の一例)によって、主走査方向に沿って往復移動されるようになっている。
ヘッド走査機構は、ハウジングの左右方向に架設されたガイド部材6と、ハウジングの一方側に設けられたパルスモータ7と、パルスモータ7の回転軸に接続されて回転駆動される駆動プーリー8と、ハウジングの他方側に取付けられた遊転プーリー9と、駆動プーリー8及び遊転プーリー9の間に掛け渡されると共にキャリッジ5に結合されたタイミングベルト10と、パルスモータ7の回転を制御する制御部11(図4参照)と、から構成されている。これにより、パルスモータ7を作動させることによって、キャリッジ5、即ち、記録ヘッド4を、記録紙12の幅方向である主走査方向に往復移動させることができる。
また、プリンタ1は、記録紙12等の記録用媒体(被液体噴射媒体の一例)を紙送り方向(副走査方向)に送り出す紙送り機構(副走査手段の一例)を有する。この紙送り機構は、紙送りモータ13及び紙送りローラ14等から構成される。記録紙12等の記録媒体は、記録動作に連動して、順次送り出される。
記録ヘッド4は、図2に示すように、インクカートリッジ2aまたは2b(図1参照)からのインクが供給されるインク室20と、複数のノズル開口17が副走査方向に列設されたノズルプレート16と、ノズル開口17のそれぞれに対応して複数設けられた圧力室22と、を主に備える。圧力室22は、圧電振動子21の変形によって膨張・収縮するようになっている。
インク室20と圧力室22とは、インク供給口24及び供給側連通孔23を介して連通されている。また、圧力室22とノズル開口17とは、第1ノズル連通孔25及び第2ノズル連通孔26を介して連通されている。即ち、インク室20から圧力室22を通ってノズル開口17に至る一連のインク流路が、ノズル開口17毎に形成されている。
上記の圧電振動子21は、所謂たわみ振動モードの圧電振動子21である。たわみ振動モードの圧電振動子21を用いると、充電により圧電振動子21が電界と直交する方向に縮んで圧力室22が収縮し、充電された圧電振動子21を放電することにより、圧電振動子21が電界と直交する方向に伸長して圧力室22が膨張する。
すなわち、記録ヘッド4では、圧電振動子21に対する充放電に伴って、対応する圧力室22の容量が変化する。このような圧力室22の圧力変動を利用して、ノズル開口17からインク滴を吐出させたり、メニスカス(ノズル開口17で露出しているインクの自由表面)を微振動させたりすることができる。
記録ヘッド4は、この場合、異なる複数種類の色が記録可能な多色記録ヘッドである。多色記録ヘッドは、複数のヘッドユニットを備えており、各ヘッドユニット毎に使用するインクの種類が設定される。
本実施の形態の記録ヘッド4は、ブラックインクを吐出可能なブラックヘッドユニットと、シアンインクを吐出可能なシアンヘッドユニットと、マゼンタインクを吐出可能なマゼンタヘッドユニットと、イエローインクを吐出可能なイエローヘッドユニットと、を備えている。各ヘッドユニットは、対応するインクカートリッジ2a、2bの各インク収容室と連通するようになっている。そして、各ヘッドユニットが、それぞれ図2を用いて説明した構成を有しており、複数のノズル開口17からなるノズル列が、図3に示すように、各インク色(BK、C、M、Y)毎に形成されている。
図3の例では、各々90個のノズル開口を有する4つのノズル列17a〜17dが、副走査方向に平行に配置されている。第1ノズル列17aのノズル開口には、ブラックインクが供給されるようになっており、第2ノズル列17bのノズル開口には、シアンインクが供給されるようになっており、第3ノズル列17cのノズル開口には、マゼンタインクが供給されるようになっており、第4ノズル列17dのノズル開口には、イエローインクが供給されるようになっている。また、各ノズル列17a〜17dにおけるノズル開口の配列ピッチは、いずれも120dpiに相当する。
第2ノズル列17b(シアン)の各ノズル開口の位置は、第1ノズル列17a(ブラック)の各ノズル開口の位置に対して、副走査方向にノズル開口の配列ピッチの1/3(360dpiに相当)だけずれている。
そして、第3ノズル列17c(マゼンタ)及び第4ノズル列17d(イエロー)の各ノズル開口の位置は、第1ノズル列17a(ブラック)の各ノズル開口の位置に対して、副走査方向にノズル開口の配列ピッチの2/3(360dpi×2に相当)だけずれている。
図3の例では、各ノズル列は、ブラックインク、シアンインク、マゼンタインク、イエローインクの順序に並んで配置されているが、この配置関係はインクの特性に応じて変更され得る。
次に、プリンタ1の電気的構成について説明する。図4に示すように、このインクジェット式プリンタ1は、プリンタコントローラ30とプリントエンジン31とを備えている。
プリンタコントローラ30は、外部インターフェース(外部I/F)32と、各種データを一時的に記憶するRAM33と、制御プログラム等を記憶したROM34と、CPU等を含んで構成された制御部11と、クロック信号を発生する発振回路35と、記録ヘッド4へ供給するための駆動信号等を発生する駆動信号発生回路36と、駆動信号や、印刷データに基づいて展開されたドットパターンデータ(ビットマップデータ)等をプリントエンジン31に送信する内部インターフェース(内部I/F)37と、を備えている。
外部I/F32は、例えば、キャラクタコード、グラフィック関数、イメージデータ等によって構成される印刷データを、図示しないホストコンピュータ等から受信する。また、ビジー信号(BUSY)やアクノレッジ信号(ACK)が、外部I/F32を通じて、ホストコンピュータ等に対して出力される。
RAM33は、受信バッファ、中間バッファ、出力バッファ及びワークメモリ(図示せず)を有している。そして、受信バッファは、外部I/F32を介して受信された印刷データを一時的に記憶し、中間バッファは、制御部11により変換された中間コードデータを記憶し、出力バッファは、ドットパターンデータを記憶する。ここで、ドットパターンデータとは、中間コードデータ(例えば、階調データ)をデコード(翻訳)することにより得られる印字データである。
ROM34には、各種データ処理を行わせるための制御プログラム(制御ルーチン)の他に、フォントデータ、グラフィック関数等が記憶されている。さらにROM34は、メンテナンス情報保持手段として、メンテナンス動作用の設定データをも記憶している。
制御部11は、ROM34に記憶された制御プログラムに従って各種の制御を行う。例えば、受信バッファ内の印刷データを読み出すと共にこの印刷データを変換して中間コードデータとし、当該中間コードデータを中間バッファに記憶させる。また、制御部11は、中間バッファから読み出した中間コードデータを解析し、ROM34に記憶されているフォントデータ及びグラフィック関数等を参照して、ドットパターンデータに展開(デコード)する。そして、制御部11は、必要な装飾処理を施した後に、このドットパターンデータを出力バッファに記憶させる。
記録ヘッド4の1回の主走査により記録可能な1行分のドットパターンデータが得られたならば、当該1行分のドットパターンデータが、出力バッファから内部I/F37を通じて順次記録ヘッド4の電気駆動系39に出力され、キャリッジ5が走査されて1行分の印刷が行われる。出力バッファから1行分のドットパターンデータが出力されると、展開済みの中間コードデータが中間バッファから消去され、次の中間コードデータについての展開処理が行われる。
さらに、制御部11は、記録ヘッド4による記録動作に先立ってなされるメンテナンス動作(回復動作)を制御する。
プリントエンジン31は、紙送り機構としての紙送りモータ13と、ヘッド走査機構としてのパルスモータ7と、記録ヘッド4の電気駆動系39と、を含んで構成してある。
次に、記録ヘッド4の電気駆動系39について説明する。電気駆動系39は、図4に示すように、順に電気的に接続されたデコータ50、シフトレジスタ回路40、ラッチ回路41、レベルシフタ回路42、スイッチ回路43及び圧電振動子21を備えている。これらのデコータ50、シフトレジスタ回路40、ラッチ回路41、レベルシフタ回路42、スイッチ回路43及び圧電振動子21は、それぞれ、記録ヘッド4の各ノズル開口17毎に設けられている。
この電気駆動系39では、スイッチ回路43に加わるパルス選択データ(SPデータ)が「1」の場合、スイッチ回路43は接続状態となって駆動信号中のパルス波形が圧電振動子21に直接印加され、各圧電振動子21は駆動信号中の当該パルス波形に応じて変形する。一方、スイッチ回路43に加わるパルス選択データが「0」の場合、スイッチ回路43は非接続状態となって圧電振動子21への駆動信号の供給が遮断される。
このように、パルス選択データに基づいて、各圧電振動子21に対して駆動信号を選択的に供給できる。このため、与えられるパルス選択データ次第で、ノズル開口17からインク滴を吐出させたり、メニスカスを微振動させたりすることができる。
また、外部I/F32には、通常モードと高速ブラックモードとを切替えるモード切替部205が接続されている。モード切替部205としては、ホストコンピュータのキーボードや各種スイッチ等の適宜のインタフェースが利用可能である。
本実施の形態の通常モードでは、360×360dpiが実現されるようになっている。このため、図5に示すように、1ノズルピッチ(120dpi相当)あたり、3パスの主走査が実施されるようになっている。
通常モード時には、制御部11の制御により、第1ノズル列17aの各ノズル開口に対する記録データに基づいて、第1ノズル列の各ノズル開口から記録紙12にブラックインクが噴射され、第2ノズル列17bの各ノズル開口に対する記録データに基づいて、第2ノズル列の各ノズル開口から記録紙12にシアンインクが噴射され、第3ノズル列17cの各ノズル開口に対する記録データに基づいて、第3ノズル列の各ノズル開口から記録紙12にマゼンタインクが噴射され、第4ノズル列17dの各ノズル開口に対する記録データに基づいて、第4ノズル列の各ノズル開口から記録紙12にイエローインクが噴射されるようになっている。
一方、高速ブラックモードでは、1ノズルピッチあたり、1パスの主走査しか行われないようになっている。しかしながら、本実施の形態の高速ブラックモードでは、ブラックインクの噴射に連動して各カラーインクが噴射されるため、擬似的にではあるが、360×360dpiが実現されるようになっている。
すなわち、本実施の形態の高速ブラックモードでは、図6に示すように、制御部11の制御により、第1ノズル列17aの各ノズル開口に対する記録データに基づいて、第1ノズル列の各ノズル開口から記録紙12にブラックインクが噴射されると共に、当該記録データに基づいて、対応する第2ノズル列17bの各ノズル開口、対応する第3ノズル列17cの各ノズル開口及び対応する第4ノズル列17dの各ノズル開口からも、記録紙12に各カラーインクが噴射されるようになっている。
ここで、駆動信号発生回路36の詳細について、図7を用いて説明する。図7に示すように、駆動信号発生回路36は、記録ヘッド4の各通過位置の通過タイミングと同期して複数のラッチ信号を出力するラッチ信号出力部101を有している。ラッチ信号出力部101は、記録ヘッド4の各通過位置(各記録画素毎に設定される)の通過タイミングとの同期のために、記録ヘッド4の位置または移動量を検出するエンコーダ102に接続されている。
また、駆動信号発生回路36は、ラッチ信号に対する設定時間差に基づいて、各ラッチ信号に続いて当該設定時間差の後にチャンネル信号を出力するチャンネル信号出力部103を有している。
そして、ラッチ信号出力部101及びチャンネル信号出力部103には、本体部105が接続されている。
本体部105は、記録ヘッド4の移動中には、ラッチ信号の出力タイミングに合わせて出現されるラッチパルス波形(この場合、第1パルス信号PS1)と、チャンネル信号出力部103によるチャンネル信号の出力タイミングに合わせて出現されるチャンネルパルス波形(この場合、第2パルス信号PS2)と、を当該順に有する駆動信号(A:図8参照)を生成するようになっている。
高速ブラックモードは、その名の示す通り、本来は黒色での記録モードであるが、本実施の形態では、各カラーインクも記録紙12に噴射される。そのことによって、色調が完全な黒ではなくなる。従って、記録物に対する利用者の視認性をより向上するように、ノズル開口から吐出される各カラーインクの量を調整することが好ましい。本実施の形態では、そのようなインク量調整のために、本体部105に高速ブラックモード色調補正部105aが接続されている。
高速ブラックモード色調補正部105aは、高速ブラックモード時において、噴射される各カラーインクの量の相対的割合が予め設定された所望割合となるように、例えば本体部105が生成する駆動信号の振幅を各ノズル列毎に増減させるようになっている。
具体的には、高速ブラックモードにおいて、噴射されるブラックインクの量を100%とした時に、噴射されるシアンインクの量は100%、噴射されるマゼンタンインクの量は70〜85%、噴射されるイエローインクの量は70〜85%、に調整され得る。一例としては、256階調において、ブラックインク及びシアンインクを255(MAX)とした時、マゼンタインク及びイエローインクは200(約78%)に調整され得る。この場合、赤みが抑制されて、美観においてより優れた画質を実現できる。
以上では、高速ブラックモードで噴射される各カラーインクの量が、駆動信号の振幅を各ノズル列毎に増減させることで調整される。しかし、各カラーインクの噴射量を調整する方法は、特に限定されない。例えば、特開平11-314382に開示されているようなLUTを用いて、ある単位画素へのインク滴の打ち込み量(吐出回数)を変更する方法も採用され得る。具体的には、高速ブラックモードにおいて、例えば100×100の10,000画素の中で、ブラックインクを1000画素、マゼンタ、及びイエローインクを700〜850画素、シアンインクを1000画素といったように、インク滴の打ち込み量が調整され得る(間引かれ得る)。
さて、以上のような本実施の形態のプリンタ1では、各ノズル列のノズル開口の位置がノズル列間で副走査方向にずれてはいるが、通常モードでは従来のプリンタと同様の記録品質を得ることができる。
そして、高速ブラックモードにおいて、完全な黒色記録では無いけれども、隙間線が視認されることがなくより美観に優れる、すなわち、より高品質の記録を実現することができる。
特に、色調が完全な黒でないことのデメリットは、高速ブラックモード色調補正部105aによる調整によって、実質的にクリアできる。
なお、図5のノズル配置に替えて、図9に示すようなノズル配置も採用され得る。図9の例でも、各々90個のノズル開口を有する4つのノズル列17a〜17dが、副走査方向に平行に配置され、第1ノズル列17aのノズル開口には、ブラックインクが供給されるようになっており、第2ノズル列17bのノズル開口には、シアンインクが供給されるようになっており、第3ノズル列17cのノズル開口には、マゼンタインクが供給されるようになっており、第4ノズル列17dのノズル開口には、イエローインクが供給されるようになっている。また、各ノズル列17a〜17dにおけるノズル開口の配列ピッチは、いずれも120dpiに相当する。
図5の場合と異なり、第2ノズル列17b(シアン)の各ノズル開口の位置は、第1ノズル列17a(ブラック)の各ノズル開口の位置に対して、副走査方向にノズル開口の配列ピッチの2/3(360dpi×2に相当)だけずれており、第3ノズル列17c(マゼンタ)の各ノズル開口の位置が、第1ノズル列17a(ブラック)の各ノズル開口の位置に対して、副走査方向にノズル開口の配列ピッチの1/3(360dpiに相当)だけずれている。
第4ノズル列17d(イエロー)の各ノズル開口の位置は、第1ノズル列17a(ブラック)の各ノズル開口の位置に対して、副走査方向にノズル開口の配列ピッチの2/3(360dpi×2に相当)だけずれている。
図5のノズル配置では、高速ブラックモードにおいて、ブラックのドット、シアンのドット、マゼンタとイエローとの混合ドット(レッドのドット)、が記録紙12上に形成されるのに対し、図9のノズル配置では、高速ブラックモードにおいて、図10に示すように、ブラックのドット、マゼンタのドット、シアンとイエローとの混合ドット、が記録紙12上に形成される。このような態様でも、視認性は大きくは劣らない。
図9のノズル配置の場合、高速ブラックモードにおいて、噴射されるブラックインクの量を100%とした時に、噴射されるシアンインクの量は70〜85%、噴射されるマゼンタンインクの量は100%、噴射されるイエローインクの量は70〜85%、に調整され得る。一例としては、256階調において、ブラックインク及びシアンインクを255(MAX)とした時、シアンインク及びイエローインクは200(約78%)に調整され得る。この場合、緑がかりが抑制されて、美観においてより優れた画質を実現できる。
さらに、図11に示すようなノズル配置も採用され得る。図11の例でも、各々90個のノズル開口を有する4つのノズル列17a〜17dが、副走査方向に平行に配置されている。しかし、図5及び図9の場合と異なり、第1ノズル列17aのノズル開口には、シアンインクが供給されるようになっており、第2ノズル列17bのノズル開口には、マゼンタインクが供給されるようになっており、第3ノズル列17cのノズル開口には、イエローインクが供給されるようになっており、第4ノズル列17dのノズル開口に、ブラックインクが供給されるようになっている。各ノズル列17a〜17dにおけるノズル開口の配列ピッチは、いずれも120dpiに相当する。
第2ノズル列17b(マゼンタ)の各ノズル開口の位置は、第1ノズル列17a(シアン)の各ノズル開口の位置に対して、副走査方向にノズル開口の配列ピッチの1/3(360dpiに相当)だけずれている。
そして、第3ノズル列17c(イエロー)及び第4ノズル列17d(ブラック)の各ノズル開口の位置は、第1ノズル列17a(シアン)の各ノズル開口の位置に対して、副走査方向にノズル開口の配列ピッチの2/3(360dpi×2に相当)だけずれている。
図11のノズル配置では、高速ブラックモードにおいて、図12に示すように、シアンのドット、マゼンタのドット、イエローとブラックとの混合ドット、が記録紙12上に形成される。このような態様でも、視認性は大きくは劣らない。
図11のノズル配置の場合、高速ブラックモードにおいて、噴射されるブラックインクの量を100%とした時に、噴射されるシアンインクの量は100%、噴射されるマゼンタンインクの量は100%、噴射されるイエローインクの量は70〜85%、に調整され得る。一例としては、256階調において、ブラックインク、シアンインク及びマゼンタインクを255(MAX)とした時、イエローインクは200(約78%)に調整され得る。この場合、美観においてより優れた画質を実現できる。
なお、イエロー単独のドットについては、他のドットと比較して色調が弱い(薄い)ために、採用するメリットが無い。
また、上述のブラック、シアン、マゼンタ、イエローの4色に、ライトシアン、ライトマゼンタを加えた6色プリンタ、更にダークイエローやフォトブラックを加えた7色、8色プリンタの場合でも、ノズル列と供給インク色の組み合わせ方によっては同様の効果を得ることが可能である。
なお、上記のたわみ振動モードの圧電振動子21に代えて、いわゆる縦振動モードの圧電振動子を用いることも可能である。縦振動モードの圧電振動子は、充電による変形で圧力室を膨張させ、放電による変形で圧力室を収縮させる圧電振動子である。縦振動モードの圧電振動子を用いる場合、たわみ振動モードの圧電振動子21を用いる場合と比較して、駆動信号の立ち上がりと立ち下がりとの関係が逆になる(正負が反転したものとなる)。
更には、圧力室22の容積を変化させる圧力発生素子(圧力変動手段の一例)は、圧電振動子に限定されるものではない。例えば、磁歪素子を圧力発生素子として用い、この磁歪素子によって圧力室22を膨張・収縮させて圧力変動を生じさせるようにしてもよいし、発熱素子を圧力発生素子として用い、この発熱素子からの熱で膨張・収縮する気泡によって圧力室22に圧力変動を生じさせるように構成してもよい。この場合、インク滴吐出量を調整する方法としては、駆動信号のパルス幅を変える方法がより好適である。
なお、前述のように、プリンタコントローラ30はコンピュータシステムによって構成され得るが、コンピュータシステムに前記各要素を実現させるためのプログラム及び当該プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体201も、本件の保護対象である。
さらに、前記の各要素が、コンピュータシステム上で動作するOS等のプログラムによって実現される場合、当該OS等のプログラムを制御する各種命令を含むプログラム及び当該プログラムを記録した記録媒体202も、本件の保護対象である。
ここで、記録媒体201、202とは、フロッピーディスク等の単体として認識できるものの他、各種信号を伝搬させるネットワークをも含む。
なお、以上の説明はインクジェット式記録装置についてなされているが、本発明は、広く液体噴射装置全般を対象としたものである。液体の例としては、インクの他に、グルー、マニキュア、液体電極材料、生体有機物液体等が用いられ得る。更に、本発明は、液晶等の表示体におけるカラーフィルタの製造装置にも適用され得る。
本発明の一実施の形態のインクジェット式記録装置の概略斜視図である。 記録ヘッドの構成を説明するための図である。 各色毎のノズル列を示す図である。 記録ヘッドの電気的構成を示す概略ブロック図である。 通常モードでのパス制御を説明するための図である。 高速ブラックモードでのインク噴射状態を説明するための図である。 駆動信号発生回路を示す概略ブロック図である。 駆動信号の一例を示す図である。 ノズル列の他の配置例を示す図である。 図9のノズル列配置による高速ブラックモードでのインク噴射状態を説明するための図である。 ノズル列の更に他の配置例を示す図である。 図11のノズル列配置による高速ブラックモードでのインク噴射状態を説明するための図である。 従来のノズル配置例を示す図である。 従来の高速ブラックモードにより発生する隙間線を説明するための図である。
符号の説明
1 インクジェット式プリンタ
2a 黒インクカートリッジ
2b カラーインクカートリッジ
3 カートリッジホルダ部
4 記録ヘッド
5 キャリッジ
6 ガイド部材
7 パルスモータ
8 駆動プーリー
9 逆転プーリー
10 タイミングベルト
11 制御部
12 記録紙
13 紙送りモータ
14 紙送りローラ
16 ノズルプレート
17 ノズル開口
17a 第1ノズル列(ブラックインク)
17b 第2ノズル列(シアンインク)
17c 第3ノズル列(マゼンタインク)
17d 第4ノズル列(イエローインク)
20 インク室
21 圧電振動子
22 圧力発生室
23 供給側連通孔
24 インク供給口
25 第1ノズル連通孔
26 第2ノズル連通孔
30 プリンタコントローラ
31 プリントエンジン
32 外部インターフェース
33 RAM
34 ROM
35 発振回路
36 駆動信号発生回路
37 内部インターフェイス
39 記録ヘッドの電気駆動系
40 シフトレジスタ回路
41 ラッチ回路
42 レベルシフタ回路
43 スイッチ回路
50 デコータ
101 ラッチ信号出力部
102 エンコーダ
103 チャンネル信号出力部
105 本体部
105a 高速ブラックモード色調補正部
200 記録媒体
201 記録媒体
205 モード切替部

Claims (19)

  1. 複数のノズル開口を有するヘッド部材と、
    各ノズル開口部分の液体を噴射させる複数の液体噴射手段と、
    ヘッド部材を、被液体噴射媒体に対して相対的に主走査方向に移動させる主走査手段と、
    被液体噴射媒体を、ヘッド部材に対して相対的に主走査方向と直交する副走査方向に移動させる副走査手段と、
    各液体噴射手段に駆動信号を出力する駆動信号出力手段と、
    噴射データに基づいて、主走査手段、副走査手段及び駆動信号出力手段を制御して、各ノズル開口から被液体噴射媒体の所望位置に液体を噴射させる制御本体部と、
    通常モードと高速ブラックモードとを切替えるモード切替部と、
    を備え、
    複数のノズル開口は、副走査方向に平行に延びる4列以上のn列のノズル列を形成しており、
    前記n列のノズル列のいずれか一つのノズル列のノズル開口には、ブラック液体が供給されるようになっており、
    前記n列のノズル列の他のノズル列のノズル開口には、ノズル列毎に異なる色のカラー液体が供給されるようになっており、カラー液体の一つは、イエローのカラー液体であり、
    各ノズル列におけるノズル開口の配列ピッチは、等しくなっており、
    前記n列のノズル列のうち、3列以上かつn列未満でありイエローのカラー液体が供給されるノズル開口を除くm列のノズル列のノズル開口の位置は、ノズル列毎に、副走査方向にノズル開口の配列ピッチの1/mずつずれており、
    制御本体部は、
    モード切替部において通常モードに切替えられている場合には、主走査手段及び副走査手段を制御して、
    ヘッド部材の被液体噴射媒体に対する1回目乃至(m−1)回目の1回の主走査方向の移動の後に、ノズル開口の配列ピッチの1/mだけ被液体噴射媒体を、ヘッド部材に対して副走査方向に移動させるようになっており、ヘッド部材の被液体噴射媒体に対するm回目の更に1回の主走査方向の移動の後には、各ノズル列のノズル開口の数と当該ノズル開口の配列ピッチとの積に相当する副走査方向のノズル列ピッチとノズル開口の配列ピッチの(m−1)/mとの差だけ被液体噴射媒体を、ヘッド部材に対して副走査方向に移動させるようになっており、
    モード切替部において高速ブラックモードに切替えられている場合には、主走査手段及び副走査手段を制御して、ヘッド部材の被液体噴射媒体に対する1回の主走査方向の移動の後に、各ノズル列のノズル開口の数と当該ノズル開口の配列ピッチとの積に相当する副走査方向のノズル列ピッチだけ被液体噴射媒体を、ヘッド部材に対して副走査方向に移動させるようになっている
    ことを特徴とする液体噴射装置であって、
    制御本体部は、モード切替部において通常モードに切替えられている場合には、ヘッド部材の被液体噴射媒体に対する1回の主走査方向の移動の際に、各ノズル列の各ノズル開口に対する噴射データに基づいて、当該各ノズル列の各ノズル開口から被液体噴射媒体に液体を噴射させるようになっており、
    モード切替部において高速ブラックモードに切替えられている場合には、ヘッド部材の被液体噴射媒体に対する1回の主走査方向の移動の際に、ブラック液体が供給されるノズル列の各ノズル開口に対する噴射データに基づいて、当該ノズル列の各ノズル開口から被液体噴射媒体にブラック液体を噴射させると共に、当該噴射データに基づいて、他のノズル列の対応する各ノズル開口からも、被液体噴射媒体に各カラー液体を噴射させるようになっている
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  2. ヘッド部材は、記録ヘッドであり、
    複数の液体噴射手段は、各ノズル開口部分のインクの圧力を変動させて当該インクを噴射させる複数の圧力変動手段であり、
    被液体噴射媒体は、記録用媒体であり、
    噴射データは、記録データであり、
    主走査手段は、記録ヘッドを、記録用媒体に対して相対的に主走査方向に移動させるようになっており、
    副走査手段は、記録用媒体を、記録ヘッドに対して相対的に主走査方向と直交する副走査方向に移動させるようになっており、
    駆動信号出力手段は、各圧力変動手段に駆動信号を出力するようになっており、
    制御本体部は、記録データに基づいて、主走査手段、副走査手段及び駆動信号出力手段を制御して、各ノズル開口から記録用媒体の所望位置にインクを噴射させるようになっている
    ことを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
  3. n列は、4列であり、
    m列は、3列であり、
    複数のノズル開口は、副走査方向に平行に延びる第1ノズル列、第2ノズル列、第3ノズル列及び第4ノズル列を形成しており、
    第1ノズル列乃至第4ノズル列のいずれか一つのノズル列のノズル開口には、ブラックインクが供給されるようになっており、
    第1ノズル列乃至第4ノズル列の他のノズル列のノズル開口には、ノズル列毎に異なる色のカラーインクが供給されるようになっており、
    第2ノズル列及び第3ノズル列のいずれか一方の各ノズル開口の位置は、第1ノズル列の各ノズル開口の位置に対して、副走査方向にノズル開口の配列ピッチの1/3だけずれており、
    第2ノズル列及び第3ノズル列のいずれか他方の各ノズル開口の位置は、第1ノズル列の各ノズル開口の位置に対して、副走査方向にノズル開口の配列ピッチの2/3だけずれており、
    第4ノズル列の各ノズル開口の位置は、第1ノズル列の各ノズル開口の位置に対して、副走査方向にノズル開口の配列ピッチの1/3または2/3だけずれており、
    制御本体部は、
    モード切替部において通常モードに切替えられている場合には、主走査手段及び副走査手段を制御して、記録ヘッドの記録用媒体に対する1回の主走査方向の移動の後に、ノズル開口の配列ピッチの1/3だけ記録用媒体を、記録ヘッドに対して副走査方向に移動させるようになっており、記録ヘッドの記録用媒体に対する更に1回の主走査方向の移動の後にも、ノズル開口の配列ピッチの1/3だけ記録用媒体を、記録ヘッドに対して副走査方向に移動させるようになっており、記録ヘッドの記録用媒体に対する更に1回の主走査方向の移動の後には、各ノズル列のノズル開口の数と当該ノズル開口の配列ピッチとの積に相当する副走査方向のノズル列ピッチとノズル開口の配列ピッチの2/3との差だけ記録用媒体を、記録ヘッドに対して副走査方向に移動させるようになっており、
    モード切替部において高速ブラックモードに切替えられている場合には、主走査手段及び副走査手段を制御して、記録ヘッドの記録用媒体に対する1回の主走査方向の移動の後に、各ノズル列のノズル開口の数と当該ノズル開口の配列ピッチとの積に相当する副走査方向のノズル列ピッチだけ記録用媒体を、記録ヘッドに対して副走査方向に移動させるようになっており、
    更に、制御本体部は、モード切替部において通常モードに切替えられている場合には、記録ヘッドの記録用媒体に対する1回の主走査方向の移動の際に、
    第1ノズル列の各ノズル開口に対する記録データに基づいて、第1ノズル列の各ノズル開口から記録用媒体にインクを噴射させ、
    第2ノズル列の各ノズル開口に対する記録データに基づいて、第2ノズル列の各ノズル開口から記録用媒体にインクを噴射させ、
    第3ノズル列の各ノズル開口に対する記録データに基づいて、第3ノズル列の各ノズル開口から記録用媒体にインクを噴射させると共に、
    第4ノズル列の各ノズル開口に対する記録データに基づいて、第4ノズル列の各ノズル開口から記録用媒体にインクを噴射させるようになっており、
    モード切替部において高速ブラックモードに切替えられている場合には、記録ヘッドの記録用媒体に対する1回の主走査方向の移動の際に、
    ブラックインクが供給されるノズル列の各ノズル開口に対する記録データに基づいて、当該ノズル列の各ノズル開口から記録用媒体にブラックインクを噴射させると共に、当該記録データに基づいて、他のノズル列の対応する各ノズル開口からも、記録用媒体に各カラーインクを噴射させるようになっている
    ことを特徴とする請求項2に記載の液体噴射装置。
  4. ノズル開口の配列ピッチは、120dpiである
    ことを特徴とする請求項3に記載の液体噴射装置。
  5. 圧力変動手段は、たわみ振動モードの圧電振動子を含んでいる
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の液体噴射装置。
  6. 制御本体部は、モード切替部において高速ブラックモードに切替えられている場合において、噴射されるインクの量の相対的割合が予め設定された所望割合となるように、各ノズル列の各ノズル開口からインクを噴射させるようになっている
    ことを特徴とする請求項3乃至5のいずれかに記載の液体噴射装置。
  7. 第1ノズル列、第2ノズル列、第3ノズル列及び第4ノズル列は、当該順序に並んで配置されており、
    第1ノズル列のノズル開口には、ブラックインクが供給されるようになっており、
    第2ノズル列のノズル開口には、シアンインクが供給されるようになっており、
    第3ノズル列のノズル開口には、マゼンタインクが供給されるようになっており、
    第4ノズル列のノズル開口には、イエローインクが供給されるようになっている
    ことを特徴とする請求項3乃至6のいずれかに記載の液体噴射装置。
  8. 第2ノズル列の各ノズル開口の位置は、第1ノズル列の各ノズル開口の位置に対して、副走査方向にノズル開口の配列ピッチの1/3だけずれており、
    第3ノズル列の各ノズル開口の位置は、第1ノズル列の各ノズル開口の位置に対して、副走査方向にノズル開口の配列ピッチの2/3だけずれており、
    第4ノズル列の各ノズル開口の位置は、第1ノズル列の各ノズル開口の位置に対して、副走査方向にノズル開口の配列ピッチの2/3だけずれている
    ことを特徴とする請求項7に記載の液体噴射装置。
  9. 高速ブラックモードにおいて、噴射されるブラックインクの量を100%とした時に、
    噴射されるシアンインクの量は、100%、
    噴射されるマゼンタインクの量は、70〜85%、
    噴射されるイエローインクの量は、70〜85%、
    であることを特徴とする請求項8に記載の液体噴射装置。
  10. 第2ノズル列の各ノズル開口の位置は、第1ノズル列の各ノズル開口の位置に対して、副走査方向にノズル開口の配列ピッチの2/3だけずれており、
    第3ノズル列の各ノズル開口の位置は、第1ノズル列の各ノズル開口の位置に対して、副走査方向にノズル開口の配列ピッチの1/3だけずれており、
    第4ノズル列の各ノズル開口の位置は、第1ノズル列の各ノズル開口の位置に対して、副走査方向にノズル開口の配列ピッチの2/3だけずれている
    ことを特徴とする請求項7に記載の液体噴射装置。
  11. 高速ブラックモードにおいて、噴射されるブラックインクの量を100%とした時に、
    噴射されるシアンインクの量は、70〜85%、
    噴射されるマゼンタインクの量は、100%、
    噴射されるイエローインクの量は、70〜85%、
    であることを特徴とする請求項10に記載の液体噴射装置。
  12. 第1ノズル列、第2ノズル列、第3ノズル列及び第4ノズル列は、当該順序に並んで配置されており、
    第1ノズル列のノズル開口には、シアンインクが供給されるようになっており、
    第2ノズル列のノズル開口には、マゼンタインクが供給されるようになっており、
    第3ノズル列のノズル開口には、イエローインクが供給されるようになっており、
    第4ノズル列のノズル開口には、ブラックインクが供給されるようになっている
    ことを特徴とする請求項3乃至6に記載の液体噴射装置。
  13. 第2ノズル列の各ノズル開口の位置は、第1ノズル列の各ノズル開口の位置に対して、副走査方向にノズル開口の配列ピッチの1/3だけずれており、
    第3ノズル列の各ノズル開口の位置は、第1ノズル列の各ノズル開口の位置に対して、副走査方向にノズル開口の配列ピッチの2/3だけずれており、
    第4ノズル列の各ノズル開口の位置は、第1ノズル列の各ノズル開口の位置に対して、副走査方向にノズル開口の配列ピッチの2/3だけずれている
    ことを特徴とする請求項12に記載の液体噴射装置。
  14. 高速ブラックモードにおいて、噴射されるブラックインクの量を100%とした時に、
    噴射されるシアンインクの量は、100%、
    噴射されるマゼンタインクの量は、100%、
    噴射されるイエローインクの量は、70〜85%、
    であることを特徴とする請求項13に記載の液体噴射装置。
  15. 複数のノズル開口を有するヘッド部材と、
    各ノズル開口部分の液体を噴射させる複数の液体噴射手段と、
    ヘッド部材を、被液体噴射媒体に対して相対的に主走査方向に移動させる主走査手段と、
    被液体噴射媒体を、ヘッド部材に対して相対的に主走査方向と直交する副走査方向に移動させる副走査手段と、
    各液体噴射手段に駆動信号を出力する駆動信号出力手段と、
    通常モードと高速ブラックモードとを切替えるモード切替部と、
    を備え、
    複数のノズル開口は、副走査方向に平行に延びる4列以上のn列のノズル列を形成しており、
    前記n列のノズル列のいずれか一つのノズル列のノズル開口には、ブラック液体が供給されるようになっており、
    前記n列のノズル列の他のノズル列のノズル開口には、ノズル列毎に異なる色のカラー液体が供給されるようになっており、カラー液体の一つは、イエローのカラー液体であり、
    各ノズル列におけるノズル開口の配列ピッチは、等しくなっており、
    前記n列のノズル列のうち、3列以上かつn列未満でありイエローのカラー液体が供給されるノズル開口を除くm列のノズル列のノズル開口の位置は、ノズル列毎に、副走査方向にノズル開口の配列ピッチの1/mずつずれている
    液体噴射装置を制御するための制御装置であって、
    モード切替部において通常モードに切替えられている場合には、
    主走査手段及び副走査手段を制御して、ヘッド部材の被液体噴射媒体に対する1回目乃至(m−1)回目の1回の主走査方向の移動の後に、ノズル開口の配列ピッチの1/mだけ被液体噴射媒体を、ヘッド部材に対して副走査方向に移動させるようになっており、ヘッド部材の被液体噴射媒体に対するm回目の更に1回の主走査方向の移動の後には、各ノズル列のノズル開口の数と当該ノズル開口の配列ピッチとの積に相当する副走査方向のノズル列ピッチとノズル開口の配列ピッチの(m−1)/mとの差だけ被液体噴射媒体を、ヘッド部材に対して副走査方向に移動させるようになっており、
    ヘッド部材の被液体噴射媒体に対する1回の主走査方向の移動の際に、各ノズル列の各ノズル開口に対する噴射データに基づいて、当該各ノズル列の各ノズル開口から被液体噴射媒体に液体を噴射させるようになっており、
    モード切替部において高速ブラックモードに切替えられている場合には、
    主走査手段及び副走査手段を制御して、ヘッド部材の被液体噴射媒体に対する1回の主走査方向の移動の後に、各ノズル列のノズル開口の数と当該ノズル開口の配列ピッチとの積に相当する副走査方向のノズル列ピッチだけ被液体噴射媒体を、ヘッド部材に対して副走査方向に移動させるようになっており、
    ヘッド部材の被液体噴射媒体に対する1回の主走査方向の移動の際に、ブラック液体が供給されるノズル列の各ノズル開口に対する噴射データに基づいて、当該ノズル列の各ノズル開口から被液体噴射媒体にブラック液体を噴射させると共に、当該記録データに基づいて、他のノズル列の対応する各ノズル開口からも、被液体噴射媒体に各カラー液体を噴射させるようになっている
    ことを特徴とする制御装置。
  16. モード切替部において高速ブラックモードに切替えられている場合において、噴射される液体の量の相対的割合が予め設定された所望割合となるように、各ノズル列の各ノズル開口から液体を噴射させるようになっている
    ことを特徴とする請求項15に記載の制御装置。
  17. 複数のノズル開口を有するヘッド部材と、
    各ノズル開口部分の液体を噴射させる複数の液体噴射手段と、
    ヘッド部材を、被液体噴射媒体に対して相対的に主走査方向に移動させる主走査手段と、
    被液体噴射媒体を、ヘッド部材に対して相対的に主走査方向と直交する副走査方向に移動させる副走査手段と、
    各液体噴射手段に駆動信号を出力する駆動信号出力手段と、
    通常モードと高速ブラックモードとを切替えるモード切替部と、
    を備え、
    複数のノズル開口は、副走査方向に平行に延びる4列以上のn列のノズル列を形成しており、
    前記n列のノズル列のいずれか一つのノズル列のノズル開口には、ブラック液体が供給されるようになっており、
    前記n列のノズル列の他のノズル列のノズル開口には、ノズル列毎に異なる色のカラー液体が供給されるようになっており、カラー液体の一つは、イエローのカラー液体であり、
    各ノズル列におけるノズル開口の配列ピッチは、等しくなっており、
    前記n列のノズル列のうち、3列以上かつn列未満でありイエローのカラー液体が供給されるノズル開口を除くm列のノズル列のノズル開口の位置は、ノズル列毎に、副走査方向にノズル開口の配列ピッチの1/mずつずれている
    液体噴射装置を制御するための制御装置としてのコンピュータに、
    モード切替部において通常モードに切替えられている場合には、
    主走査手段及び副走査手段を制御して、ヘッド部材の被液体噴射媒体に対する1回目乃至(m−1)回目の1回の主走査方向の移動の後に、ノズル開口の配列ピッチの1/mだけ被液体噴射媒体を、ヘッド部材に対して副走査方向に移動させ、ヘッド部材の被液体噴射媒体に対するm回目の更に1回の主走査方向の移動の後には、各ノズル列のノズル開口の数と当該ノズル開口の配列ピッチとの積に相当する副走査方向のノズル列ピッチとノズル開口の配列ピッチの(m−1)/mとの差だけ被液体噴射媒体を、ヘッド部材に対して副走査方向に移動させ
    ヘッド部材の被液体噴射媒体に対する1回の主走査方向の移動の際に、各ノズル列の各ノズル開口に対する噴射データに基づいて、当該各ノズル列の各ノズル開口から被液体噴射媒体に液体を噴射させる機能と、
    モード切替部において高速ブラックモードに切替えられている場合には、
    主走査手段及び副走査手段を制御して、ヘッド部材の被液体噴射媒体に対する1回の主走査方向の移動の後に、各ノズル列のノズル開口の数と当該ノズル開口の配列ピッチとの積に相当する副走査方向のノズル列ピッチだけ被液体噴射媒体を、ヘッド部材に対して副走査方向に移動させ
    ヘッド部材の被液体噴射媒体に対する1回の主走査方向の移動の際に、ブラック液体が供給されるノズル列の各ノズル開口に対する噴射データに基づいて、当該ノズル列の各ノズル開口から被液体噴射媒体にブラック液体を噴射させると共に、当該記録データに基づいて、他のノズル列の対応する各ノズル開口からも、被液体噴射媒体に各カラー液体を噴射させる機能と、
    を実現させるプログラム。
  18. 液体を噴射するノズル開口を有するノズル列が配列されたヘッド部材を備え、
    前記ノズル列は、液体を噴射する際の前記ヘッド部材と被液体噴射媒体との相対的な移動方向である主走査方向に少なくともn列(nは4以上の整数)が配置され、
    各ノズル列のノズル開口は、前記主走査方向と直交する副走査方向に共通の等倍ピッチで配置されると共に、前記少なくともn列のノズル列のうちのm列(mは3以上n未満の整数)のノズル列のノズル開口は、ノズル列毎前記副走査方向に互いに1/m倍ピッチずつずれて配置され、
    前記ノズル列の1つのノズル開口は、ブラック液体を噴射するようになっていると共に、他のノズル列のノズル開口は、それぞれイエローまたは他のカラー液体を噴射するようになっており、
    通常モードと高速ブラックモードとが選択的に利用される
    液体噴射装置であって、
    前記通常モードでは、前記ヘッド部材の走査とともに前記ブラック液体を噴射するノズル列から被液体噴射媒体に噴射されるブラック液体は、前記副走査方向に1/m倍ピッチで噴射されるようになっており、
    前記高速ブラックモードでは、前記ヘッド部材の走査とともに前記ブラック液体を噴射するノズル列から被液体噴射媒体に噴射されるブラック液体と、前記ヘッド部材の走査とともにカラー液体を噴射するノズル列から被液体噴射媒体に噴射されるイエローを除くカラー液体とが、前記副走査方向に1/m倍ピッチで噴射されるようになっており、これにより、被液体噴射媒体に噴射されるブラック液体間の隙間線が被液体噴射媒体に噴射されるカラー液体で埋められる
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  19. 前記ヘッド部材には、4列のノズル列が配列されており、
    前記4列のノズル列の内、2列のノズル列のノズル配列が副走査方向について同一である
    ことを特徴とする請求項18に記載の液体噴射装置。
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