JP4629729B2 - 通信ドライバ - Google Patents

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Description

この発明は、たとえば製造工場における搬送設備機械や製造設備機械、検査設備機械などのそれぞれの設備機械とこの設備機械を制御するデバイスを備えた設備装置と、これらの設備装置を管理する管理装置とがネットワークを介して接続された製造システムにおいて、上記設備装置と上記管理装置との間で通信されるデータの変換を行う通信ドライバに関するものである。
従来、生産設備として実際にワークの加工、洗浄、運搬などに携わる各種の工作機械や段取装置、洗浄装置、作業指示装置、搬送装置などの制御対象設備と、これらの制御対象設備の運用のための加工日程計画や加工順序情報、使用予定治具情報などの基本情報を処理して運転スケジュールを作成しながらこれらの制御対象設備を統括的に運転制御する制御装置とが、ネットワークで接続された構成を有するフレキシブル生産システムが提案され、普及してきている。このようなフレキシブル生産システムの一例として、上記制御装置を上記制御対象設備の機能要素ごとに分割して複数配置して、機能要素ごとに制御対象設備の運転制御を行うようにすると共に、制御対象設備の運転制御に用いられる制御情報伝送用の通信回線と、フレキシブル生産システムの運用管理に用いられる運用情報伝送用の通信回線とを別々に設けて、システム全体としての情報の流れを円滑にそして高効率に行うシステムがある(たとえば、特許文献1参照)。
特許第2577600号公報
上記特許文献1に記載されるようなフレキシブル生産システムでは、制御対象設備や制御装置は異なるベンダのものを組み合わせて構築される場合が多く存在する。このような場合、ベンダごとに制御対象設備に設定されるパラメータの意味や制御対象設備や制御装置で使用されるデータフォーマットが異なるために、制御装置には、該制御装置が運転制御を行う制御対象設備ごとにデータアクセスプログラムが必要となるという問題点があった。さらに、このデータアクセスプログラムを開発するための作業は、制御対象設備ごとに行う必要があるために、データアクセスプログラムの作業者に大きな負荷が掛ってしまうという問題点もあった。
この発明は、上記に鑑みてなされたもので、製造に関与する設備装置と該設備装置を管理制御する管理装置とがネットワークを介して構成される製造システムにおいて、設備装置と管理装置で使用されるデータフォーマットが異なる場合や、設備装置に設定されるパラメータの意味がベンダごとに異なる場合でも、設備装置と管理装置との間で通信できるようにデータ変換を行う通信ドライバを得ることを目的とする。
上記目的を達成するため、この発明にかかる通信ドライバは、所定の処理を行う設備機械に、管理装置からの指示に基づいて前記設備機械を制御するデバイスが設けられた設備装置と、前記設備装置を管理する管理アプリケーションプログラムを有する管理装置と、がネットワークを介して接続され、前記管理アプリケーションプログラムからの出力を、前記設備装置で処理可能な形式に変換して所定の処理を前記設備装置に実行させる製造システムで、前記管理装置と前記設備装置との間で通信されるデータの変換を行う通信ドライバであって、前記製造システムに設けられる前記デバイスの種類ごとに設けられ、前記デバイスとの間の通信を司るデバイスドライバと、前記製造システムに設けられる前記設備機械の種類ごとに設けられ、前記管理アプリケーションプログラムからの指示にしたがって、前記デバイスドライバを使用して対象となる前記設備機械にアクセスする装置ドライバと、が階層化されて構成され、前記デバイスドライバと前記装置ドライバは、それぞれのドライバに対応する前記デバイスと前記設備機械の有する機能ごとに、所定のパラメータと属性とオペレーションを有する様に作成した機能オブジェクトによって作成され、前記デバイスドライバまたは前記装置ドライバの有する機能の内容を、前記機能オブジェクトのモデルにしたがって記述したクラス情報とし、個々の前記デバイスドライバまたは前記装置ドライバについての設定値を前記クラス情報に対応付けて分類したものをインスタンス情報とするデータモデルにしたがって、前記機能の内容または前記設定値がマークアップ言語で記述され、前記デバイスドライバまたは前記装置ドライバの前記機能オブジェクトの通信インタフェースは、インタフェース記述言語で内容が記述されたものであって、前記デバイスドライバまたは前記装置ドライバは、前記通信インタフェースの前記記述内容をインタフェース記述言語の記述モデルに基づいて分類したクラス情報と前記データモデルのクラス情報とをマッピングし、このマッピング結果と前記データモデルから得られる前記機能オブジェクトに対応するインスタンスを含むコンフィグレーション情報を参照して、通信されるデータの処理を行うことを特徴とする。
この発明によれば、ドライバを、デバイスとの通信を制御するデバイスドライバと、装置を制御する装置ドライバに階層化して構成することにより、デバイスのデバイスドライバはデバイスメーカが、設備機械の装置ドライバは設備機械メーカが別々に提供することができるという効果を有する。また、デバイスドライバと装置ドライバの有する機能の内容を、機能オブジェクトのモデルにしたがって記述したクラス情報とし、個々のデバイスドライバまたは装置ドライバについての設定値をクラス情報に対応付けて分類したものをインスタンス情報とするデータモデルにしたがって、機能の内容または設定値をマークアップ言語で記述するようにしたので、抽象的なまたは共通的な内容の処理を個々の設備装置の具体的な内容の処理に変換することが可能となるとともに、XMLデータモデルを使用することによって、ドライバにおけるデータ変換機能の作成を支援または自動化することができるという効果も有する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる通信ドライバの好適な実施の形態を詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明が適用される製造システムの一例を模式的に示す図である。製造システム1は、該製造システム1においてある製品の製造に関与する所定の動作を実行する設備装置2と、これらの設備装置2の管理などを行う製造管理システム(Manufacturing Execution System, MES)3と、設備装置2や製造管理システム3の仕様書や設計書などの設計情報を格納する設計情報格納装置4と、設備装置2と製造管理システム3との間でやり取りされるデータの変換を行うデータ変換装置5と、が、データ伝送を行うネットワーク6を介して相互に接続される構成を有している。
設備装置2は、製造における所定の処理を実際に行う設備機械21と、この設備機械21を所定のプログラムとパラメータにしたがって動作させると共に製造管理システム3との間で通信を行うデバイス22と、を備える。なお、デバイス22には、設備機械21を制御するコントローラのほかに、センサやアクチュエータなども含まれる。設備装置2として、たとえばある製品を製造するための部品の搬送を行う搬送装置や、搬送された部品を用いて製品を製造する製造装置、製造された装置の検査を行う検査装置などが該当する。
製造管理システム3は、製造実績管理、設備保守保全、作業者管理、プロセス管理、品質管理、製造指示、データ収集、物流制御などの製造管理アプリケーションプログラムを実行し、ネットワーク6を介して各設備装置2との間で通信を行い、データ収集やレシピなどのデータ転送、パラメータ設定などの実行指示を行う装置である。このような製造管理システム3は、製造管理アプリケーションプログラムを格納する記憶手段と、製造管理アプリケーションプログラムにしたがって処理を実行する処理実行手段と、ネットワーク6とのインタフェースとなる通信手段と、を備えるワークステーションやパーソナルコンピュータなどの情報処理端末によって構成される。
設計情報格納装置4は、各設備装置2と各製造管理システム3に関する設計情報を格納する装置であり、データ変換装置5から指示される設計情報を提供する。この設計情報として、設備装置2についての設計書である装置設計書、製造管理システム3の設計書である製造管理システム設計書、設備装置2に設けられるデバイス22の仕様書であるデバイス仕様書、製造管理システム3に設定されるプログラムの仕様書である設備接続仕様書などを例示することができる。
データ変換装置5は、設備装置2と製造管理システム3との間で通信されるデータについて、プロトコルの違いや、ベンダや機種などの違いによるユーザデータ定義の違いなどを、設計情報格納装置4に格納される設計情報に基づいて吸収し、データ受信側の機器(設備装置2または製造管理システム3)で読込むことが可能な形式のデータフォーマットに変換する機能を有する。
図2は、データ変換装置のドライバの実施の形態1の構成を模式的に示す図である。この図では、データ変換装置5は、1つの製造管理システム3に実装される製造管理アプリケーションプログラム31と、異なる種類の4つの設備装置2A〜2Dに接続される場合が示されている。また、設備装置2Bには2つのデバイス22a,22bが備えられ、設備装置2C,2Dには同一のデバイス22cが備えられている。図2に示されるように、このデータ変換装置5は、設備装置2A〜2Dのデバイス22a〜22cとの通信を司るデバイスドライバ51a〜51cと、デバイスドライバ51a〜51cを使用して設備装置2A〜2Dのデータを製造管理システム3の製造管理アプリケーションプログラム31に提供する装置ドライバ52A〜52Dとが、階層化されて構成される。
ここで、データ変換装置5に設けられる階層化されたドライバを作成する一般的なモデルについて説明する。図3は、この実施の形態1でのデバイスドライバと装置ドライバの構成をモデル化して示す図である。ここでは、データ変換装置5は、1つの製造管理システム3に実装される製造管理アプリケーションプログラム31と、異なる種類の2つの設備装置2A,2Bに接続される場合が示されている。設備装置2Aは、2つの機能211A1,211A2を有する設備機械21Aと1つの機能221aを有するデバイス22aとから構成され、設備装置2Bは、1つの機能211Bを有する設備機械21Bと2つの機能221b1,221b2を有するデバイス22bとから構成される。
データ変換装置5のデバイスドライバ51a,51bは、通信する設備装置2A,2Bのデバイス22a,22bに対応する1つ以上のデバイスオブジェクト511a,511bを有する。また、デバイスオブジェクト511a,511bは、そのデバイス22a,22bが持つ機能に対応する1つ以上の機能オブジェクト512a,512b1,512b2を有する。このデバイスオブジェクト511a,511bの機能オブジェクト512a,512b1,512b2への分類は、機能オブジェクトモデルを用いて行われる。
図4は、UML(Unified Modeling Language)のクラス図に基づいた機能オブジェクトモデルの概要を示す図である。図3の設備機械21やデバイス22の機能211,221への設定は、機能オブジェクトのパラメータの設定によって行われる。また、機能211,221の操作は、機能オブジェクトのオペレーションによって行われる。オペレーションはオプション設定や設定データをパラメータとして設定し、呼び出すことによって行われ、操作の結果は、同じくオペレーションの持つパラメータに設定され返答される。機能オブジェクトには、入出力の属性オブジェクトがあり、入力には機能211,221に対するモード設定や入力値を設定し、出力には機能211,221の状態モニタや出力値が読み取られる。属性オブジェクトは機能211,221の周期的またはサイクリックに更新されるデータに用いられる。
この機能オブジェクトモデルによってモデル化された各デバイスオブジェクト511a,511bの機能オブジェクト512a,512b1,512b2がデバイスドライバ51a,51bに実装され、アクセスされると、デバイスドライバ51a,51bは対応するデバイス22a,22bと通信を行い、デバイス22a,22bへのデータ書込みやデバイス22a,22bからのデータ取得を行い、さらにデバイス22a,22bのオペレーションを起動することが可能となる。
データ変換装置5の装置ドライバ52A,52Bは、通信する設備機械21に対応する1つ以上の装置オブジェクト521A,521Bを有する。また、装置オブジェクト521A,521Bは、設備機械21が持つ機能211A1,211A2,211Bに対応する1つ以上の機能オブジェクト522A1,522A2,522Bを有する。この装置オブジェクト521A,521Bの機能オブジェクト522A1,522A2,522Bへの分類も、デバイスドライバ51a,51bの場合と同様に、図4のUMLのクラス図に基づいた機能オブジェクトモデルを用いて行われる。機能オブジェクトモデルによってモデル化された各機能オブジェクト522A1,522A2,522Bが装置ドライバ52A,52Bに実装され、アクセスされると、装置ドライバ52A,52Bは設備機械21A,21Bの機能211A1,211A2,211Bに対応するデバイスドライバ51a,51bの機能オブジェクト512a,512b1,512b2への属性の書込みや読出しを行うことができる。これにより、対応するデバイス22a,22bが実装されている設備装置2A,2Bとの間のデータの読書きや操作を行うことが可能となる。
より具体的には、図3において、たとえばデバイス22に注目すると、2つのデバイス22a,22bに対応して2つのデバイスオブジェクト511a,511bが作成される。また、デバイス22aは1つの機能221aを有するので、デバイスオブジェクト511aは1つの機能オブジェクト512aを有し、デバイス22bは2つの機能221b1,221b2を有するので、デバイスオブジェクト511bは2つの機能オブジェクト512b1,512b2を有している。
さらに、設備機械21に注目すると、装置オブジェクト521Aは、設備機械21Aの有する機能211A1,211A2に対応して2つの機能オブジェクト522A1,522A2を有し、装置オブジェクト521Bは、設備機械21Bの有する機能211Bに対応して1つの機能オブジェクト522Bを有している。
なお、図3の例では、デバイスオブジェクト511を1つのデバイスドライバ51とし、装置オブジェクト521を1つの装置ドライバ52としている場合を示しているが、これに限定されるものではない。たとえば、複数の種類のデバイス22の機能221を、上位概念的に抽出することができれば、その複数の種類のデバイス22に対して1つのデバイスオブジェクトを割当ててもよい。装置オブジェクト521の場合も同様に、複数の種類の設備機械21の機能211を、上位概念的に抽出することができれば、その複数の種類の設備機械21に対して1つの装置オブジェクト521を割当ててもよい。これらの場合には、図2のようにデバイス22や設備機械21の種類に応じてデバイスドライバ51や装置ドライバ52を用意する必要がなくなる。
このように、デバイスオブジェクト511と装置オブジェクト521について、機能オブジェクトモデルに基づいて機能オブジェクト512,522を作成することで、デバイスドライバ51と装置ドライバ52とを、図2に示すように階層化して構成することが可能となる。つまり、図2に示されるように、データ変換装置5には、設備装置2A〜2Dの種類に対応した装置ドライバ52A〜52Dと、設備装置2A〜2Dに実装されるデバイス22a〜22cの種類に対応したデバイスドライバ51a〜51cとを備えるように構成すればよく、必要最小限のドライバで、設備装置2における設備機械21とデバイス22の組み合わせに対応することが可能となる。たとえば、設備装置2C,2Dは同じデバイス22cを使用しているが、データ変換装置5には1種類のデバイス22cに対応する1つのデバイスドライバ51cだけ用意すればよい。また、設備機械21の提供者は、その設備機械21に対応した図4の機能オブジェクトモデルに基づいた装置ドライバ52を用意するだけでよく、デバイス22の提供者は、そのデバイス22に対応した図4の機能オブジェクトモデルに基づいたデバイスドライバ51を用意するだけでよい。
つぎに、このような階層的な構造を有するドライバを備えるデータ変換装置5におけるデータ変換の処理手順について説明する。ここでは、図3において、製造管理アプリケーションプログラム31が設備装置2Aの機能211A1へアクセスする場合を例に挙げる。まず、製造管理アプリケーションプログラム31は、設備装置2Aに対して機能211A1による処理Tを実行するように指示I0を出す。
処理Tを実行する旨の指示I0は、データ変換装置5の装置ドライバ52Aに入力される。設備装置2Aの機能211A1に対応する装置ドライバ52Aの機能オブジェクト522A1は、この機能オブジェクト522A1に対応するデバイスドライバ51aに対して、処理Tを設備装置2Aで実行するための指示I1を出す。つまり、この機能オブジェクト522A1では、処理Tを実行するために入力される指示I0を、対応する設備装置2Aで処理可能な指示I1に変換して出力する。
デバイスドライバ51aに、処理Tを設備装置2Aで実施する旨の指示I1が入力されると、設備装置2Aに実装されるデバイス22aの機能221aに対応するデバイスドライバ51aの機能オブジェクト512aは、指示I1の内容を、設備装置2Aのデバイス22aで認識可能な形式の指示(信号)I2に変換して、ネットワークを介して接続される設備装置2Aのデバイス22aに対して送信する。設備装置2Aのデバイス22aでは、この指示(信号)I2に基づいて、設備機械21Aの制御やデータ収集を行う。なお、逆方向のデータの流れも同様にして処理される。
この実施の形態1によれば、従来、設備機械21とこの設備機械21に取り付けられるデバイス22の組合せの種類が異なると、設備装置2ごとに異なるドライバをデータ変換装置5に用意する必要があったが、ドライバを、デバイスとの通信を制御するデバイスドライバ51と、装置を制御する装置ドライバ52に階層化して構成することにより、デバイス22のデバイスドライバ51はデバイスメーカが、設備機械21の装置ドライバ52は設備機械メーカが別々に提供することができるという効果を有する。また、異なるデバイス22を用いたときでも、ドライバのインタフェースの共通化を図ることができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、データ変換装置において、デバイスドライバと装置ドライバとを階層化して構成するようにしていた。しかし、このような分類によるドライバの階層化だけでなく、他の視点からデータ変換装置のドライバを階層化して構成するようにしてもよい。
従来、製造管理アプリケーションプログラムは異なる複数のデバイスから製造工程情報を取得し、製造指示を出していた。しかし、設備装置ごとにプロトコルやデータ構造が異なるため、製造管理アプリケーションプログラムが個々の設備装置との通信制御やデータ変換、製造工程を構成する設備装置2の構成管理をする必要があり、製造管理アプリケーションプログラムの汎用化が困難であった。そこで、この実施の形態2では、製造管理アプリケーションプログラムを汎用化することが可能なドライバの階層化の他の例について説明する。
図5は、この発明にかかる通信ドライバの実施の形態2の構成を模式的に示す図である。ここでは、複数の設備装置2を有する製造システムにおいて、製造管理アプリケーションプログラム31が複数の設備装置2を1つの仮想的な装置(以下、仮想装置という)として認識して処理を行うことができるように、ドライバを階層化して構成したものである。実施の形態1と同様に、データ変換装置5には、製造管理システムの製造管理アプリケーションプログラム31と、設備機械にデバイスが備えられた複数の設備装置2A,2Bとがネットワークを介して接続される場合が示されている。
データ変換装置5は、設備装置2A,2Bへのアクセスと通信を司る設備装置2A,2Bごとに設けられる実装置ドライバ53A,53Bと、製造管理アプリケーションプログラム31からの指示(処理)を個々の設備装置2A,2Bの機能に合わせた指示(処理)に変換して、複数の実装置ドライバ53A,53Bを用いて装置データを製造管理アプリケーションプログラム31に提供する仮想装置ドライバ54とが、階層化されて構成される。
ここで、実装置ドライバ53は、実施の形態1におけるデバイスドライバ51と装置ドライバ52が組み合わされたものであり、設備機械21とデバイス22の組み合わせごと、すなわち設備装置2ごとにデータ変換装置5に実装されるものである。この実装置ドライバ53も、通信する設備装置2に対応する1つ以上の装置オブジェクト531を有し、さらに装置オブジェクト531は設備装置2が有する機能ごとに機能オブジェクト532を有する。この実装置ドライバ53は、装置オブジェクト531の機能オブジェクトのインスタンスと、各設備装置2の機能とを対応付けたものである。そのため、実装置ドライバ53は、設備装置2と通信を行い、設備装置2へのデータ書込みや設備装置2からのデータの取得を行うことができる。
また、仮想装置ドライバ54は、製造管理アプリケーションプログラム31が複数の設備装置2を1つの仮想装置として扱えるように仮想的に作成したドライバであり、通信する設備装置2に対応する1つ以上の仮想装置オブジェクト541を有し、さらに仮想装置オブジェクト541は、設備装置2(実装置ドライバ53)の有する機能211(機能オブジェクト532)に対応する1つ以上の機能オブジェクト542を有する。この仮想装置ドライバ54は、製造管理アプリケーションプログラム31から設備装置2へ行われる処理を仮想装置オブジェクト541の機能オブジェクト542のインスタンスと、実装置ドライバ53の有する機能オブジェクト532のインスタンスとを対応付けたものである。そのため、仮想装置ドライバ54は、設備装置2の機能211に対応する実装置ドライバ53の機能オブジェクト532への属性の書込みや読出しを行うことができ、さらに対応するデバイスが実装されている設備装置2のデータの読書きや操作を行うことができる。
なお、このような構成のデータ変換装置5における動作処理は、実施の形態1の場合と同様なので、ここではその概略を説明する。たとえば結果として得たい処理を実行するための指示が製造管理アプリケーションプログラム31によって出されると、データ変換装置5の仮想装置ドライバ54のその処理に対応する機能オブジェクト542が、その指示をより具体的な指示に解釈し直して実装置ドライバ53の対応する機能オブジェクト532へ渡し、個々の設備装置2で処理可能な形式の指示(信号)にさらに変換される。そして、設備装置2の制御やデータ収集などの所定の処理が実行される。
つぎに、図5で示した通信ドライバの階層化のより具体的な例を示す。図6は、工程管理にドライバの階層化を適用した場合の通信ドライバの構成を模式的に示す図であり、図7は、工程管理を単位にしてドライバを作成する場合の機能オブジェクトの作成例を示す図である。
図7に示されるように、製造システムの設計情報41には、製造管理の工程設計に関する工程設計情報411と製造管理の設備に関する設備仕様412とがあり、この段階では相互に関連付けがなされていない。その後、ライン設計ツール42が、UMLのクラス図に基づいてクラス化した工程設計情報411と設備仕様412の内容をインスタンス化し、それぞれの情報のインスタンスをマッピングする。具体的には、工程設計情報411は、工程計画431としてインスタンス化され、設備仕様412は、設備構成432としてインスタンス化され、それぞれが工程割付433によって対応付けされる。このような製造管理アプリケーションプログラム31と設備装置2との間の工程間の対応付けを行うことで、設備装置2を工程単位で管理可能なドライバが作成される。また、製造管理アプリケーションプログラム31からは、複数の設備装置2を1つの仮想装置として捉えることが可能となる。
図6の例では、設備機械とこの設備機械を制御するデバイスとの組み合わせからなる設備装置2A,2Bごとに、設備構成432に基づいて作成された設備ドライバ55A,55Bが設けられており、設備ドライバ55A,55Bには、設備装置2A,2Bが有する機能211A,211Bごとに機能オブジェクト552A,552Bが作成されている。また、設備ドライバ55A,55Bの上位には、工程計画431に基づいて作成された工程ドライバ56が設けられている。この工程ドライバ56には、所定の工程ごとに工程モデル561が作成され、個々の工程モデル561内には、工程計画431に含まれる機能を実現する機能オブジェクト562が作成されている。これらの工程ドライバ56の機能オブジェクト562と設備ドライバ55A,55Bの機能オブジェクト552A,552Bは、それぞれ工程割付433に基づいて対応付けされており、製造管理アプリケーションプログラム31からの工程を単位とした指示が、工程ドライバ56と設備ドライバ55によって、その工程で使用される設備装置2への指示に落とされて伝達され、その指示に対する応答が製造管理アプリケーションプログラム31に返される。
このように、複数の設備装置2を1つの仮想装置として認識させるようにする例は、上述した例のほかに、工程管理や在庫管理、リソース管理、品質管理などにも適用することができる。
なお、上述した図5における実装置ドライバまたは図6における設備ドライバを、実施の形態1のようにさらにデバイスとの間の通信を司るデバイスドライバと、デバイスドライバを使用して装置データを製造管理アプリケーションプログラム31に提供する装置ドライバとの階層構造として構成するようにしてもよい。
この実施の形態2によれば、階層化したドライバにより、設備装置2と製造管理アプリケーションプログラム31とで異なるデータ構造のデータ変換を実現でき、製造管理アプリケーションプログラム31の汎用化を図ることができるという効果を有する。
なお、上述した実施の形態1,2では、製造管理アプリケーションプログラム31と設備装置2との間の通信におけるデータ変換を行う機能を有する階層化したドライバをデータ変換装置5に備える場合を例に挙げたが、階層化したドライバを、製造管理アプリケーションプログラム31を実装する製造管理システム3側に設けてもよいし、設備装置2側に設けてもよい。このようにすることで、製造システムにデータ変換装置5が不要となり、システム構成を簡略化することができる。
実施の形態3.
実施の形態1,2で示した機能オブジェクトへのアクセスを、その種類によらず共通化することによってドライバへのアクセス処理を容易にすることができる。そこで、この実施の形態3では、ドライバの共通インタフェースとそのアクセス手順の一例について説明する。図8−1〜図8−9は、ドライバの共通インタフェースとそのドライバアクセス手順を模式的に示す図である。このドライバの共通インタフェースは、図3のドライバモデルとドライバの機能を示す図4の機能オブジェクトモデルにアクセスして、オブジェクトを管理したり、データの読書きを行ったり、オペレーションを実行したりする。
ドライバのアクセス手順は、最初にデバイスや装置オブジェクトをドライバAPI(Application Program Interface):InitiateDeviceObject()で初期化した後(図8−1)、機能オブジェクトのインスタンスをドライバAPI:CreateFunctionObject()で生成する(図8−2)。これにより、ドライバにアクセスする側は、ドライバの利用可能な機能オブジェクトを得ることができる。ついで、ドライバAPI:SetParameter()で機能オブジェクトにコンフィグレーションなどのパラメータを設定する(図8−3)。なお、パラメータとオペレーションは機能オブジェクトからアクセスすることができるが、属性については機能オブジェクトから直接アクセスすることができないので、属性にアクセスするため(データ読書きのため)の属性オブジェクトをドライバAPI:CreateAttributeObject()で生成する(図8−4)。その後、生成した機能オブジェクトのオペレーションを呼び出し(ドライバAPI:Execute())、オペレーションを実行したり(図8−5)、属性の値を読書きして(ドライバAPI:Read(), Write())、属性オブジェクトへのアクセスが行われたりする(図8−6)。
その後、ドライバの使用が終了すると、ドライバの終了処理が行われる。まず、属性オブジェクトをドライバAPI:DeleteAttributeObject()で削除し(図8−7)、ついで、ドライバAPI:DeleteFunctionObject()で機能オブジェクトを削除して(図8−8)、最後に、ドライバAPI:Conclude()でデバイス/装置オブジェクトを終了する(図8−9)。図8−9において、ドライバAPI:Conclude()は、属性オブジェクトや機能オブジェクトが正常に削除されたかを確認するものであり、システム異常などで、属性オブジェクトや機能オブジェクトが正常終了できないときや即座にドライバを終了するときはドライバAPI:Abort()を用いる。
この実施の形態3によれば、ドライバの共通インタフェースを用いることで、ドライバのアクセス対象に影響しないドライバAPIを実現することができ、ドライバソフトウェアのポータビリティ性が向上する。また、ドライバのアクセス対象への固有のアクセス情報はドライバのプロファイルの機能オブジェクトの情報として提供され、プロファイルの機能オブジェクトの情報を基にドライバを初期化し、個々の機能オブジェクトや属性オブジェクトにアクセスすることができる。
実施の形態4.
実施の形態1,2で示した階層化された通信ドライバは、実施の形態2で説明したように、製造システムの設計情報や構成情報を基にして作成される。これらの設計情報や構成情報は、電子データの形態での保存、データの流用のし易さ、データ使用の汎用性などの点から、XML(eXtensible Markup Language)などのマークアップ言語で記述される傾向が強い。また、XML形式で記述されたデータにUMLのクラス図の考えを導入するようにすれば、設計情報や構成情報から容易に機能オブジェクトを作成することが可能となる。そこで、この実施の形態4では、設計情報や構成情報を、UMLのクラス図にしたがって分類し、それをXML形式で保存するXMLデータモデルについて説明する。
上述したように、製造システムの通信ドライバの機能オブジェクトは、図4の機能オブジェクトモデルに基づいて作成されるものである。そこで、設計情報や構成情報を、機能オブジェクトモデルにしたがってその内容を構成し、この構成をXMLで記述したXMLデータモデルを作成する。図9は、設計情報をXMLプロファイルで記述するためのXMLデータモデルをUMLクラス図で記述した一例を示す図である。ここでは、XML構造をUMLのステレオタイプで記述しており、各ステレオタイプの下にはクラス名を記述している。
たとえば、<<XMLDocument>>はXMLデータ全体を表現し、<<XSDElement>>はXMLスキーマ記述(XSD)の要素を表している。したがって、「XMLDCD」クラスは設計情報のXMLデータ全体を表している。「XMLDCD」クラスの下には、「DeviceDriverClass」、「VirtualDeviceClass」、「FunctionObjectClass」の各クラスが階層化されている。これらのクラスはXMLスキーマ記述の要素になる。ここで、「DeviceDriverClass」は、図3のデバイスドライバ51や装置ドライバ52、図5の実装置ドライバ53、仮想装置ドライバ54などのドライバに相当する。「VirtualDeviceClass」は、図3のデバイスオブジェクト511や装置オブジェクト521、図5の装置オブジェクト531、仮想装置オブジェクト541などのドライバ内の仮想デバイスに相当する。この「VirtualDeviceClass」の下位には、「CreateParameterClass」が存在する。「FunctionObjectClass」は、図3や図5の機能オブジェクトを示す。機能オブジェクトは、図4の機能オブジェクトモデルに示されるように、パラメータ、クリエイトパラメータ、属性、オペレーションからなり、それぞれ「ParameterClass」、「CreateParameterClass」、「OperationClass」、「AttributeClass」に対応し、その情報がそれぞれのクラスに格納される。これらのクラスはXMLスキーマ記述の要素になる。さらに、「OperationClass」はパラメータを有し、さらに下位に「OperationParameterClass」を有し、その情報が格納される。このクラスもXMLスキーマ記述の要素になる。
つまり、この図9に示されるように、XMLDCDクラスの下位にはDeviceDriverClass、VirtualDeviceClass、FunctionObjectClassの各クラスが順に階層化して連なっている。このうち、VirtualDeviceClassの下位にはCreateParameterClassが存在し、FunctionObjectClassの下位には、ParameterClass、CreateParameterClass、OperationClass、AttributeClassの4つのクラスが並列して存在する。さらに、このうちのOperationClassの下位には、OperationParameterClassが存在する。このような、階層構造は、XMLデータの表記方法に基づいて表現することが可能であり、UMLにおけるクラス図の関係を、XMLデータに反映させて記述することができる。
図10は、図9の設計情報のXMLデータモデルにインスタンス情報モデルを追加したXMLデータモデルの一例を示す図である。図中、左側半分は、図9で示したUMLクラス図で記述した設計情報のXMLデータモデルと同一であり、機能オブジェクトのクラス情報を示す。右半分は、機能オブジェクトのインスタンス情報モデルを示している。このインスタンス情報モデルは、機能オブジェクトのクラス情報に対応するインスタンスの情報を記述するものである。具体的には、インスタンス情報モデルは、上述した実施の形態1,2のデバイスドライバやデバイスドライバが持つ仮想デバイスの構成情報を格納し、実際の設備装置2の情報や設備装置2との対応関係を示すものである。また、インスタンス情報モデルは、階層ドライバが下位のドライバのどの機能オブジェクトや属性に対応しているのかも示すものである。
この図10の例では、「DeviceDriver」、「VirtualDevice」、「FunctionObject」、「CreateParamater」、「Attribute」は、それぞれ「DeviceDriverClass」、「VirtualDeviceClass」、「FunctionObjectClass」、「CreateParamaterClass」、「AttributeClass」のインスタンス情報を示している。ここで、インスタンス情報「DeviceDriver」の自分自身を指す関係はデバイスドライバの階層構成を示す。また、インスタンス情報「VirtualDevice」の自分自身を指す関係は実装置と実デバイスの構成を示す。たとえば、設備装置を構成しているデバイスを示す。さらに、インスタンス情報「FunctionObject」の自分自身を指す関係は階層ドライバにおいて上位のドライバから呼ばれる下位のドライバファンクションを示す。また、インスタンス情報「Attribute」の自分自身を指す関係は階層ドライバにおいて上位のドライバから呼ばれる下位のインスタンス情報「Attribute」を示す。たとえば、デバイスデータを設備装置データに変換したり、設備装置ごとの分散されたデータをまとめたりするデータ変換装置5のデータ変換の構成情報を示す。
図11は、図10のXMLデータモデルに基づいて設計情報と構成情報を記述した一例を示す図である。この図11の全体がXMLDCDクラスに対応している。そして、このXMLDCDタグ内のブロック1110では、図9(図10の左側半分)に示されるクラス間の階層関係(包含関係)が記述されている。ここでは、図9に示されるステレオタイプの下部に記載されたクラス名をタグの名称として使用している。つまり、「DeviceDriverClass」内に、「VirtualDeviceClass」が含まれ、さらにこの「VirtualDeviceClass」内に1つの「CreateParamaterClass」と2つの「FunctionObjectClass」が含まれており、機能オブジェクトのクラスが2つ生成されている。それぞれの「FunctionObjectClass」内には、さらにパラメータや属性に関するクラスが含まれている。
一方、XMLDCDタグ内のブロック1120では、ブロック1110のクラス情報に対応したインスタンス情報が記述されている。ここでは、図10の右側半分に記載されたインスタンス情報モデルのステレオタイプの下部に記載された名称がタグの名称として使用されている。つまり、「DeviceDriver」内に、「VirtualDevice」が含まれ、さらにこの「VirtualDevice」内に1つの「CreateParamater」と、2つの「FunctionObject」が含まれている。また、これらの「CreateParamater」や「FunctionObject」には、属性やパラメータに関する内容が含まれている。
この図11に示されるように、ブロック1110に示されるクラス情報の記述では、作成対象のドライバの機能のパラメータや属性、オペレーションの項目が定義され、ブロック1120に示されるインスタンス情報の記述では、作成される個々のドライバの種類に応じたパラメータ等の設定が定義される。また、図10に示されるように、XMLデータにおけるクラスを示すタグの名称とインスタンス情報を示すタグの名称とが予め対応付けられている。これにより、機能オブジェクトモデルに基づいて分類された設計情報や構成情報のXMLデータは、ドライバによるデータ変換時に参照され、設備装置やデバイスに関して抽象的なまたは共通的な内容のコマンド(処理)が、個々の設備装置またはデバイスに対応した具体的な内容のコマンド(処理)へと変換され、ドライバによる設備装置またはデバイスへのアクセスを可能とする。
この実施の形態4によれば、設計情報と構成情報のXMLプロファイルモデルを利用して通信ドライバのデータ変換を行うようにしたので、抽象的なまたは共通的な内容の処理をここの設備装置2の具体的な内容の処理に変換することが可能となる。また、XMLデータモデルを使用することによって、ドライバにおけるデータ変換機能の作成を支援または自動化することができる。
実施の形態5.
デバイスドライバと設備装置のデバイスの間のプロトコルインタフェースは、たとえば、OMG(Object Management Group)のCORBA(Common Object Request Broker Architecture)やマイクロソフトのDCOM(Distributed Component Object Model)などの通信プロトコルにしたがって、インタフェース記述言語(以下、IDL(Interface Definition Language)という)によって記述される。しかし、このIDLは、インスタンス情報を記述できず、またインスタンス情報を記述できるように拡張することもできない。そこで、この実施の形態5では、IDLをXMLとマッピングして、XMLでインスタンス情報を記述することができる通信ドライバについて説明する。
図12は、IDLとXMLデータの設計情報についてのマッピングモデルの一例を示す図である。この図12の左側半分は図9に示したXMLデータモデルと同一のものであり、右側半分は、IDLの記述モデルをUMLのクラス図に基づいてクラス化して示したものである。IDLDCDクラスは、設計情報のIDLデータ全体を表している。IDLDCDクラスの下には、「module」クラスが存在し、この「module」クラスの下には「interface」クラスと「CreateParam」クラスが存在する。また、「interface」クラスの下には、「CreateParam」クラス、「parameter」クラス、「Attribute」クラス、「Operation」クラスが存在し、「Operation」クラスの下にはさらに「OperationParameter」クラスが存在する。これらのIDLDCDクラス、「module」クラス、「interface」クラス、「CreateParam」クラス、「CreatePrama」クラス、「paramater」クラス、「Attribute」クラス、「Operation」クラスおよび「OperationParameter」クラスは、XMLデータモデルの「DeviceDriverClass」、「VirtualDeviceClass」、「FunctionObjectClass」、「CreateParameterClass」、「ParameterClass」、「AttributeClass」、「OperationClass」および「OperationParameterClass」にそれぞれ対応付け(マッピング)される。
この図12と図8により、IDLの記述内容は、XMLデータモデルのクラスへの対応付けを行うことができ、さらにこのXMLデータモデルのクラスから個々の設備装置に対応したインスタンス情報を参照することができる。
つぎに、このような通信ドライバのプロトコルインタフェース部分の作成方法について説明する。図13は、インスタンス情報を参照することができる通信ドライバのプロトコルインタフェース部分の作成手順と設定手順の一例を示す図である。まず、製造システム(または個々のデバイスや設備装置)の作成者によって、工程や設備装置、デバイスなどのドライバのアクセス対象のモデルのインタフェース情報を基に、アクセス対象の一般的な性質を示す情報であるXMLプロファイルのクラス情報が記述される(ステップS11)。図14は、インタフェース情報のXMLプロファイルの記述の一例を示す図である。
ついで、記述されたXMLプロファイルのクラス情報を、図12に示されるIDLとXMLデータのマッピングモデルを実行するプログラムなどによって、自動的にIDLの記述に変換する(ステップS12)。図15は、IDLインタフェース部分のXMLプロファイルの記述パターンの一例を示す図であり、図16は、IDLデータタイプ宣言のXMLプロファイルでの記述規則の一例を示す図である。これらの図の左側にはXMLプロファイルの記述例が示されており、その右側には、対応する内容を図12のモデルにしたがってIDL記述した例が示されている。図16のデータタイプ宣言はデータの実装に依存するために、IDLデータタイプ宣言自体をXMLプロファイルで記述できるようにしている。なお、WSDL(Web Services Description Language)などのXMLベースのインタフェース記述言語を使用する場合には、そのままXMLデータタイプを用いるようにすればよい。これらの図15と図16に示されるXMLプロファイル−IDLマッピング規則にしたがって、XMLプロファイルのクラス情報の記述がIDL記述に変換される。図17は、図14のXMLプロファイルのクラス情報の記述に対応するIDL記述の一例を示す図である。
その後、従来公知の方法によって、ドライバソフトウェアのプラットフォーム(オペレーティングシステムなど)に合わせて、変換されたIDL記述からC++クラスが生成され(ステップS13)、ドライバが実装される。
一方、実装されたドライバのアクセス対象のコンフィグレーション設定は、XMLプロファイルのクラス情報の記述をコンフィグレーション設定ソフトウェアなどのコンフィグレーション設定手段によって読込まれ、コンフィグレーション情報のテンプレートが作成される。このテンプレートは、XMLプロファイルのクラス情報とインスタンス情報とを対応付けた図10に示されるXMLデータモデルにしたがって作成される。そして、このテンプレートにしたがって、個々の設備装置についてのインスタンス情報を示すコンフィグレーション情報が設定される(ステップS14)。設定されるコンフィグレーション情報は、XMLプロファイルのインスタンス情報としてXMLで記述され、ドライバ起動時に読込まれる。
以上のようにして、プロトコルインタフェース部分を含む通信ドライバが作成される。以上の手順によって作成され、実装されたドライバは、読込んだコンフィグレーション情報のインスタンス情報から必要とするオブジェクトを生成したり、アプリケーションオブジェクトの情報を提供したりする。また、製造管理アプリケーションプログラムは、コンフィグレーション情報を直接読込むか、ドライバからオブジェクト情報を取得してドライバを初期化し、アクセス対象にアクセスする。
なお、ステップS12のIDL記述とステップS13のC++クラス生成との間は、従来公知の方法で相互に変換可能であり、また、ステップS11のXMLプロファイルのクラス記述と、ステップS12のIDL記述との間も、上述した図12や図15、図16に示されるXMLプロファイル−IDLのマッピング規則に基づいて相互に変換することができる。そのため、製造システム(または個々のデバイスや設備装置)の作成者は、ステップS12のIDL記述を最初に行ってから、ステップS13のC++クラスの作成からドライバを実装し、ステップS11,S14のXMLプロファイルのクラス記述からXMLプロファイルのインスタンス記述を行ってドライバに読込ませるようにしてもよい。また、既にC++クラスで実装されているドライバに関して、ステップS12でC++クラスをIDL記述に変換し、また、ステップS11でXMLプロファイルのクラス情報に記述し、さらに、XMLプロファイルのインスタンス記述を行って、プロトコルインタフェース部分を含む通信ドライバを作成してもよい。
この実施の形態5によれば、IDLはオブジェクトのインタフェースのタイプを示しているだけで、インスタンス化したオグジェクトの構成を記述することができないが、XMLでオブジェクトのインタフェースとインスタンスの構成を記述することで、製造管理アプリケーションに製造システムを構成する設備装置とその機能オブジェクトのインタフェースと構成情報を提供することができ、製造アプリケーションが製造装置へアクセスするための設定を支援、あるいは自動化することができる効果を有する。また、その際に必要となるデータ変換のためのマッピング構成を記述することができる。
また、ドライバの共通化を実現することができ、それによりドライバの開発も効率化される。さらに、従来個別に作成していたコンフィグレーション設定ソフトウェアも共通化することができる。
なお、上述した実施の形態4,5では、ドライバのクラス情報とインスタンス情報を記述するデータモデルとしてXMLを用いたが、XMLに限られる趣旨ではなく、図10に示されるデータモデルにしたがってデータ内容を記述することができるものであればよい。
以上のように、この発明にかかる通信ドライバは、たとえば製造工場における搬送設備機械や製造設備機械、検査設備機械などのそれぞれの設備機械を制御する制御部を備えた設備装置との間で通信されるデータの変換に適している。
図1は、この発明が適用される製造システムの一例を模式的に示す図である。 図2は、データ変換装置のドライバ構成を模式的に示す図である。 図3は、実施の形態1でのデバイスドライバと装置ドライバをモデル化して示す図である。 図4は、UMLのクラス図に基づいた機能オブジェクトモデルの概要を示す図である。 図5は、この発明による通信ドライバの実施の形態2の構成を模式的に示す図である。 図6は、工程管理にドライバの階層化を適用した場合の通信ドライバの構成を模式的に示す図である。 図7は、工程管理を単位にしてドライバを作成する場合の機能オブジェクトの作成例を示す図である。 図8−1は、ドライバの共通インタフェースとそのドライバアクセス手順を模式的に示す図である(その1)。 図8−2は、ドライバの共通インタフェースとそのドライバアクセス手順を模式的に示す図である(その2)。 図8−3は、ドライバの共通インタフェースとそのドライバアクセス手順を模式的に示す図である(その3)。 図8−4は、ドライバの共通インタフェースとそのドライバアクセス手順を模式的に示す図である(その4)。 図8−5は、ドライバの共通インタフェースとそのドライバアクセス手順を模式的に示す図である(その5)。 図8−6は、ドライバの共通インタフェースとそのドライバアクセス手順を模式的に示す図である(その6)。 図8−7は、ドライバの共通インタフェースとそのドライバアクセス手順を模式的に示す図である(その7)。 図8−8は、ドライバの共通インタフェースとそのドライバアクセス手順を模式的に示す図である(その8)。 図8−9は、ドライバの共通インタフェースとそのドライバアクセス手順を模式的に示す図である(その9)。 図9は、設計情報をXMLプロファイルで記述するためのXMLデータモデルをUMLクラス図で記述した一例を示す図である。 図10は、図9の設計情報のXMLデータモデルにインスタンス情報モデルを追加したXMLデータモデルの一例を示す図である。 図11は、図10のXMLデータモデルに基づいて設計情報と構成情報を記述した一例を示す図である。 図12は、IDLとXMLデータの設計情報についてのマッピングモデルの一例を示す図である。 図13は、インスタンス情報を参照することができる通信ドライバのプロトコルインタフェース部分の作成手順と設定手順の一例を示す図である。 図14は、インタフェース情報のXMLプロファイルの記述の一例を示す図である。 図15は、IDLインタフェース部分のXMLプロファイルの記述パターンの一例を示す図である。 図16は、IDLデータタイプ宣言のXMLプロファイルでの記述規則の一例を示す図である。 図17は、図14のXMLプロファイルのクラス情報の記述に対応するIDL記述の一例を示す図である。
符号の説明
1 製造システム
2 設備装置
3 製造管理システム
4 設計情報格納装置
5 データ変換装置
6 ネットワーク
21 設備装置
22 デバイス
31 製造管理アプリケーションプログラム
51 デバイスドライバ
52 装置ドライバ
211,221 機能
511 デバイスオブジェクト
512,522 機能オブジェクト
521 装置オブジェクト

Claims (4)

  1. 所定の処理を行う設備機械に、管理装置からの指示に基づいて前記設備機械を制御するデバイスが設けられた設備装置と、前記設備装置を管理する管理アプリケーションプログラムを有する管理装置と、がネットワークを介して接続され、前記管理アプリケーションプログラムからの出力を、前記設備装置で処理可能な形式に変換して所定の処理を前記設備装置に実行させる製造システムで、前記管理装置と前記設備装置との間で通信されるデータの変換を行う通信ドライバであって、
    前記製造システムに設けられる前記デバイスの種類ごとに設けられ、前記デバイスとの間の通信を司るデバイスドライバと、
    前記製造システムに設けられる前記設備機械の種類ごとに設けられ、前記管理アプリケーションプログラムからの指示にしたがって、前記デバイスドライバを使用して対象となる前記設備機械にアクセスする装置ドライバと、
    が階層化されて構成され、
    前記デバイスドライバと前記装置ドライバは、それぞれのドライバに対応する前記デバイスと前記設備機械の有する機能ごとに、所定のパラメータと属性とオペレーションを有する様に作成した機能オブジェクトによって作成され、
    前記デバイスドライバまたは前記装置ドライバの有する機能の内容を、前記機能オブジェクトのモデルにしたがって記述したクラス情報とし、個々の前記デバイスドライバまたは前記装置ドライバについての設定値を前記クラス情報に対応付けて分類したものをインスタンス情報とするデータモデルにしたがって、前記機能の内容または前記設定値がマークアップ言語で記述され、
    前記デバイスドライバまたは前記装置ドライバの前記機能オブジェクトの通信インタフェースは、インタフェース記述言語で内容が記述されたものであって、
    前記デバイスドライバまたは前記装置ドライバは、前記通信インタフェースの前記記述内容をインタフェース記述言語の記述モデルに基づいて分類したクラス情報と前記データモデルのクラス情報とをマッピングし、このマッピング結果と前記データモデルから得られる前記機能オブジェクトに対応するインスタンスを含むコンフィグレーション情報を参照して、通信されるデータの処理を行う
    ことを特徴とする通信ドライバ。
  2. 所定の処理を行う複数の設備装置と、前記設備装置を管理する管理アプリケーションプログラムを有する管理装置と、がネットワークを介して接続され、前記管理アプリケーションプログラムからの出力を、前記設備装置で処理可能な形式に変換して所定の処理を前記設備装置に実行させる製造システムで、前記管理装置と前記設備装置との間で通信されるデータの変換を行う通信ドライバであって、
    前記管理アプリケーションプログラムに、前記複数の設備装置を1つの仮想的な装置として見せる仮想装置ドライバと、
    前記設備装置ごとに設けられ、前記設備装置との間の通信を司るとともに、前記仮想装置ドライバからの指示にしたがって、対象となる前記設備装置にアクセスする実装置ドライバと、
    が階層化されて構成され、
    前記実装置ドライバは、対応する前記設備装置の有する機能ごとに、所定のパラメータと属性とオペレーションを有する様に作成した機能オブジェクトによって作成され、
    前記仮想装置ドライバは、前記製造システムに設けられる前記設備装置の有する機能を抽象化した機能ごとに、所定のパラメータと属性を有する様に作成した機能オブジェクトによって作成され、
    前記仮想装置ドライバまたは前記実装置ドライバの有する機能の内容を、前記機能オブジェクトのモデルにしたがって記述したクラス情報とし、個々の前記仮想装置ドライバまたは前記実装置ドライバについての設定値を前記クラス情報に対応付けて分類したものをインスタンス情報とするデータモデルにしたがって、前記機能の内容または前記設定値がマークアップ言語で記述され、
    前記仮想装置ドライバまたは前記実装置ドライバの前記機能オブジェクトの通信インタフェースは、インタフェース記述言語で内容が記述されたものであって、
    前記仮想装置ドライバまたは前記実装置ドライバは、前記通信インタフェースの前記記述内容をインタフェース記述言語の記述モデルに基づいて分類したクラス情報と前記データモデルのクラス情報とをマッピングし、このマッピング結果と前記データモデルから得られる前記機能オブジェクトに対応するインスタンスを含むコンフィグレーション情報を参照して、通信されるデータの処理を行う
    ことを特徴とする通信ドライバ。
  3. 前記仮想装置ドライバは、前記設備装置の仕様に基づいて前記設備装置で実行される処理を、前記製造システムの工程設計情報に基づいて前記製造システムで実行される工程に関連付けて管理することを特徴とする請求項2に記載の通信ドライバ。
  4. 前記設備装置は、所定の処理を行う設備機械と、前記管理装置からの指示に基づいて前記設備機械を制御するデバイスとから構成され、
    前記実装置ドライバは、
    前記製造システムに設けられる前記デバイスの種類ごとに設けられ、前記デバイスとの間の通信を司るデバイスドライバと、
    前記製造システムに設けられる前記設備機械の種類ごとに設けられ、前記管理アプリケーションプログラムからの指示にしたがって、前記デバイスドライバを使用して対象となる前記設備機械にアクセスする装置ドライバと、
    を備え、
    前記デバイスドライバと前記装置ドライバまたは前記実装置ドライバの有する機能の内容を、前記機能オブジェクトのモデルにしたがって記述したクラス情報とし、個々の前記デバイスドライバまたは前記装置ドライバまたは前記実装置ドライバについての設定値を前記クラス情報に対応付けて分類したものをインスタンス情報とするデータモデルにしたがって、前記機能の内容または前記設定値がマークアップ言語で記述されることを特徴とする請求項3に記載の通信ドライバ。
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