JP4628985B2 - アレーアンテナシステムおよびビーム制御方法 - Google Patents
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Description
SDMAパケットセルラーシステムにおける送信アレー重み正規化法、「電子情報通信学会ソサイエティ大会予稿集」、2005年9月、B−1−188
図1は、本発明の一実施形態による無線装置(アレーアンテナシステム)の構成を示すブロック図である。本実施形態では、移動通信システムの基地局用無線装置を例に挙げて説明する。
図1において、アレーアンテナ1は4つのサブアレーアンテナ2から構成され、各サブアレーアンテナ2は複数のアンテナ素子3から構成される。各サブアレーアンテナ2にはそれぞれRF部4が接続されており、各アンテナ素子3は対応するRF部4によって駆動されてRF帯の無線信号の送受信を行う。RF部4は、各アンテナ素子3のRF帯受信信号をそれぞれベースバンド信号に変換した後、デジタル化処理を行って適応制御部5へ出力する。また、RF部4は、適応制御部5から各アンテナ素子3のベースバンド送信信号を受け取り、それぞれRF帯信号へ変換した後アナログ化処理を行って、各アンテナ素子3へ出力する。
また、適応制御部5は、パイロットチャネル用の送信ビームパターンを形成し、各移動局共通のパイロットチャネルの送信を行う。このパイロットチャネルの送信データは送信チャネル処理部7から入力される。
同図において、パイロットチャネル用重み係数生成部11は、パイロットチャネル用の送信ビームパターンを形成するための重み係数ベクトルWpを生成する。重み係数ベクトルWpは、全てのサブアレーアンテナ2の各アンテナ素子3に対応する要素、すなわちアンテナ素子3の総個数分の要素からなる。
なお、パイロットチャネル用の送信ビームパターンとして、一様な指向性を有する送信ビームパターン、例えばオムニパターンやセクタパターンを用いる場合には、予め定まった重み係数ベクトルWp(固定値)が記憶されたメモリを備えるようにしてもよい。
まず、移動局(所望局)からの上り信号が各サブアレーアンテナ2によって受信される(ステップS1)。この時、l(英小文字のエル。l=1〜4)番目のサブアレーアンテナ2のj番目のアンテナ素子3における受信信号をrj (l)とする。この受信信号rj (l)から、サブアレーアンテナ毎に上り回線相関行列Rxx (l)が計算されて、到来方向推定部13と受信電力比算出部18に供給される(ステップS2)。ここで、第lサブアレーアンテナ2の上り回線相関行列Rxx (l)は、式(1)で表される。
ここで、第lサブアレーアンテナの受信電力PRx_Pilot (l)は、上り回線相関行列の対角成分が各アンテナ素子3の受信信号電力に等しいことから、式(3)のように対角成分の和として与えられる。
到来方向推定部13によって推定された方向φにおけるパイロットチャネルおよびデータチャネルのアレー応答νp、νdは、放射特性データと重み係数ベクトルとの積として式(9)で算出される。なお、これらアレー応答は、上述した第1レベル算出部16で算出されるレベル値Lp(k)、Ldにそれぞれ相当する。
例えば、本発明は、パイロットチャネル用の送信ビームパターンを移動局毎に形成する場合にも同様に適用することができる。
また、本発明は、上り通信と下り通信を時間的に分割して行う時分割複信(TDD;Time Division Duplex)にも、周波数で分割して行う周波数分割複信(FDD;Frequency Division Duplex)にも、同様に適用可能である。
Claims (5)
- 複数のサブアレーアンテナを備え、エリア内の移動局に第1チャネルを送信するとともに、所望の移動局に対しては一つのサブアレーアンテナにより適応的にビームを制御して第2チャネルを送信するアレーアンテナシステムにおいて、
前記所望の移動局からの上り信号を該移動局が在圏するサブアレーアンテナおよび他のサブアレーアンテナで受信して、その受信電力比を基にこれらサブアレーアンテナから該移動局の方向に送信される前記第1チャネルのレベルの和を算出し、前記在圏サブアレーアンテナから該移動局の方向に送信される前記第2チャネルのレベルを、前記算出された和のレベルに等しくなるよう補正して、前記在圏サブアレーアンテナから前記第2チャネルを送信する
ことを特徴とするアレーアンテナシステム。 - 複数のサブアレーアンテナを備え、エリア内の移動局にデータ復調のための基準信号としてパイロットチャネルを送信するとともに、所望の移動局に対しては一つのサブアレーアンテナにより適応的にビームを制御してデータチャネルを送信するアレーアンテナシステムにおいて、
前記所望の移動局からの上り信号を該移動局が在圏するサブアレーアンテナおよびそれに隣接するサブアレーアンテナで受信して、その受信電力比を基にこれらサブアレーアンテナから該移動局の方向に送信される前記パイロットチャネルのレベルの和を算出し、前記在圏サブアレーアンテナから該移動局の方向に送信される前記データチャネルのレベルを、前記算出された和のレベルに等しくなるよう補正して、前記在圏サブアレーアンテナから前記データチャネルを送信する
ことを特徴とするアレーアンテナシステム。 - 複数のサブアレーアンテナを備え、エリア内の移動局にデータ復調のための参照信号としてパイロットチャネルを送信するとともに、所望の移動局に対しては一つのサブアレーアンテナにより適応的にビームを制御してデータチャネルを送信するアレーアンテナシステムにおいて、
前記各サブアレーアンテナを構成するアンテナ素子それぞれについて方向毎の放射特性を記憶する放射特性記憶手段と、
前記所望の移動局に対応する第1のサブアレーアンテナおよびそれに隣接する第2のサブアレーアンテナによってそれぞれ受信される該移動局からの上り信号からそれら受信信号の電力比を算出する受信電力比算出手段と、
前記受信信号の到来方向を推定する到来方向推定手段と、
前記第1のサブアレーアンテナの前記推定方向における放射特性を前記放射特性記憶手段から抽出する放射特性抽出手段と、
前記第1のサブアレーアンテナからデータチャネルとパイロットチャネルのビームパターンをそれぞれ送信するための各アンテナ素子に対するアンテナ出力の重み係数を生成する重み係数生成手段と、
前記抽出された放射特性と前記生成されたデータチャネル送信用およびパイロットチャネル送信用それぞれの重み係数とから、前記第1のサブアレーアンテナから前記所望の移動局の方向に送信される各チャネルのレベルを算出する第1のレベル算出手段と、
前記第1のレベル算出手段により算出されたパイロットチャネルのレベルと前記受信電力比算出手段により算出された電力比とに基づいて、前記第2のサブアレーアンテナから前記所望の移動局の方向に送信されるパイロットチャネルのレベルを算出する第2のレベル算出手段と、
前記データチャネル送信用の重み係数を補正することにより、前記算出されたデータチャネルのレベルを前記算出された第1および第2のサブアレーアンテナからのパイロットチャネルのレベルの和に等しくなるよう補正する重み係数補正手段と、
を設けたことを特徴とするアレーアンテナシステム。 - 複数のサブアレーアンテナを備え、エリア内の移動局に第1チャネルを送信するとともに、所望の移動局に対しては一つのサブアレーアンテナにより適応的にビームを制御して第2チャネルを送信するアレーアンテナシステムにおいて、
前記所望の移動局からの上り信号を該移動局が在圏するサブアレーアンテナおよび他のサブアレーアンテナで受信して、その受信電力比を基にこれらサブアレーアンテナから該移動局の方向に送信される前記第1チャネルの第1のアレー応答の和を算出し、前記在圏サブアレーアンテナから該移動局の方向に送信される前記第2チャネルの第2のアレー応答を、前記算出された第1のアレー応答の和に等しくなるよう補正して、前記在圏サブアレーアンテナから前記第2チャネルを送信する
ことを特徴とするアレーアンテナシステム。 - 複数のサブアレーアンテナにより、エリア内の移動局に第1チャネルを送信するとともに、所望の移動局に対しては一つのサブアレーアンテナにより適応的にビームを制御して第2チャネルを送信するビーム制御方法において、
前記所望の移動局からの上り信号を該移動局が在圏するサブアレーアンテナおよび他のサブアレーアンテナで受信して、その受信電力比を基にこれらサブアレーアンテナから該移動局の方向に送信される前記第1チャネルの第1のアレー応答の和を算出し、前記在圏サブアレーアンテナから該移動局の方向に送信される前記第2チャネルの第2のアレー応答を、前記算出された第1のアレー応答の和に等しくなるよう補正して、前記在圏サブアレーアンテナから前記第2チャネルを送信する
ことを特徴とするビーム制御方法。
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